JPH02794A - ケイ素一遷移金属結合を有するニッケル族金属錯体の製造方法 - Google Patents

ケイ素一遷移金属結合を有するニッケル族金属錯体の製造方法

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JPH02794A
JPH02794A JP63254508A JP25450888A JPH02794A JP H02794 A JPH02794 A JP H02794A JP 63254508 A JP63254508 A JP 63254508A JP 25450888 A JP25450888 A JP 25450888A JP H02794 A JPH02794 A JP H02794A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケイ素−遷移金属結合を有するニッケル族遷
移金属錯体を製造する方法に関するものである。
ケイ素−遷移金属結合を有する錯体は、化学気相反応や
蒸着によって、デバイスに使われる遷移金属シリサイド
を製造する原料として、用いられている。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、ケイ素−遷移金属結合を有する錯体は。
以下のような方法で製造されていた。
(1)ハロシランと遷移金属アニオンの反応。
(2)シリルアルカリ金属と遷移金属ハロゲン化物の反
応。
(3)シリル水銀と遷移金属錯体の反応。
(4)ヒドロシランの低原子価遷移金属錯体への酸化的
付加。
(5)ヒドロシランと遷移金属ハロゲン化物からの脱ハ
ロゲン化水素反応。
しかしながら、前記方法では、それぞれに問題点があり
、(1)の方法では、遷移金属成分がアニオンを形成す
るものでなければならず、そのため遷移金属と配位子の
種類・構造が限定される。(2)の方法では、アルカリ
金属を使用するため、操作上の危険が伴い、また、アル
カリ金属と反応し得る置換基を有するシリル遷移金属錯
体は、原理的に製造できない、(3)の方法では、シリ
ル水銀製造の段階でアルカリ金属を使用する上に、毒性
の高い水銀を使用するため、その工業的利用は、著しく
制約される。またケイ素上の置換基もメチル基に限定さ
れる。(4)の方法では、種々のケイ素−遷移金属錯体
を製造できるが、通常入手容易なハロシランを、高価な
水素化アルミニウムリチウムなどで還元し、ヒドロシラ
ンとしてから反応に供する必要があり、工程が複雑であ
る。また、(5)の方法も、ヒドロシランを用いるため
、(4)と同様の問題点を有する上に、塩基共存下で反
応を行うため、塩基と反応し得る置換基を有するシリル
遷移金属錯体は、原理的に製造できない、また、ケイ素
上の置換基や配位子の種類も特定のものに限定される。
本発明者らは、これらの問題点を解決するべく鋭意研究
を重ねた結果、ハロシランが低原子価金属錯体と容易に
反応する事実を見出し1本発明に到達した。
〔発明の課題〕
本発明は、ケイ素−遷移金属結合を生成させるための全
く新規な方法を開発し、ケイ素−遷移金属結合を有する
錯体を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、ケイ素−ハロゲン原子結合を有するケイ素化合物
に、特定のニッケル族金属錯体を反応させることにより
、ケイ素−遷移金属結合を有する化合物が得られること
を見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち1本発明によれば、ケイ素−ハロゲン原子結合
を有するケイ素化合物に、少なくとも2分子のホスフィ
ンを配位した0価のニッケル族遷移金属錯体を反応させ
ることを特徴とするSL−M(M:ニッケル族遷移金属
)結合を有するニッケル族遷移金属錯体の製造方法が提
供される。
本発明における反応は次の式で表わされる。
一3i−X  +  MLnL’n’ ■ → −5iMXL2 前記式中、旧よニッケル族遷移金属、Xはハロゲン原子
、Lはホスフィン、L′はホスフィン以外の2または4
電子供与配位子、nは2以上の整数、n′は0,1また
は2を示す、 L、L’は配位結合性のため、 MLn
L’n′の形式酸化数はOである。また、阿とXとの結
合及び阿とSiとの結合は共有結合であるため一5iM
XL。
の形式酸化数は2である。
本発明で用いるケイ素化合物は、少くとも1個の5L−
X(X:ハロゲン原子)結合を有するも゛のであり1例
えば、次の一般式で表わすものを用いることができる。
1?1 前記式中、R1、R2及びR3は、アルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルケニル基
、アルキニル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、
アリーロキシ基、アラルキロキシ基、アルケニロキシ基
、アルキニロキシ基、シリル基又はハロゲン原子を表わ
す、Xはハロゲン原子を表わす。
本発明の方法に用いるケイ素化合物を例示すれば、四塩
化ケイ素、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロ
シラン、トリメチルブロモシラン。
ジメチルフェニルブロモシラン、メチルジフェニルブロ
モシラン、ベンジルジメチルブロモシラン、トリメチル
ヨードシラン、ビニルジメチルクロロシラン、ヨードペ
ンタメチルジシランなどをあげることができる。
本発明の方法に用いる0価のニッケル族遷移金属錯体は
、ニッケル、パラジウム、白金の錯体であり、錯体を構
成する配位子は、有機基で置換されたホスフィン類だけ
でもよいが、これらホスフィン類に加えて、オレフィン
、ジエン、−酸化炭素などの2または4電子供与配位子
があってもよい。
前記ホスフィン類を例示すれば、トリメチルホスフィン
、トリエチルホスフィン、トリブチルホスフィン、ジメ
チルフェニルホスフィン、エチルジフェニルホスフィン
、トリフェニルホスフィンなどがあげられる。従って、
前記O価遷移金属錯体を例示すれば、テトラキス(トリ
エチルホスフイン)白金、トリス(トリエチルホスフィ
ン)白金、テトラキス(トリメチルホスフィン)白金、
ビス(トリブチルホスフィン)ジカルボニル白金、ビス
(トリメチルホスフィン)エチレン白金、テトラキス(
トリメチルホスフィン)パラジウム、テトラキス(トリ
エチルホスフィン)パラジウム、テトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケルなどがあげられる。
これらの0価ニッケル族遷移金属錯体は錯体として仕込
む方法ばかりでなく、前記ホスフィン配位子の共存下で
これら錯体を与えるテトラカルボニルニッケル、ビス(
ジベンジリデンアセトン)パラジウム、ビス(1,5−
シクロオクタジエン)白金などの0価ニッケル族遷移金
属錯体と前記ホスフィン配位子とを、それぞれ反応系中
に加える方法によっても1本反応に供することができる
反応に供されるケイ素化合物の0価ニッケル族遷移金属
錯体に対するモル比は、任意に選ぶことができるが、0
価ニッケル族遷移金属錯体に関する収率を考慮すれば、
1以上が好ましい。
本発明は、−80℃〜300℃、好ましくは、0℃〜2
00℃の反応温度において実施される。
本発明の方法は、溶媒の有無にかかわらず実施できるが
、溶媒を用いる場合は、アルコール、第1級または第2
級アミン、カルボン酸などの、原料として用いるケイ素
化合物または0価ニッケル族遷移金属錯体と反応し得る
ものを除いて、通常用いられる溶媒、すなわち、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、デカリンなどの炭
化水素溶媒を用いることができる。
反応混合物からの生成物の分離精製は、一般的には過剰
のケイ素化合物を留去後、再結晶することにより容易に
達せられる。
〔発明の効果〕
本発明により、ハロゲン原子を有する広範なケイ素化合
物を直接遷移金属錯体と反応させることにより、極めて
容易にケイ素−遷移金属結合を有する種々の錯体が提供
される。
〔実施例〕
本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 トリス(トリエチルホスフィン)白金0.43mmol
トリメチルブロモシラン4当量をベンゼン0.9−中、
90℃で4時間加熱することにtrans−トリメチル
シリル(ブロモ)ビス(トリエチルホスフィン)白金が
得られた。NMRから収率は93%であった。
反応液を濃縮し、ペンタンから再結晶すると、39%の
収率で淡黄色針状結晶が得られた。このものは文献に未
収載の新規化合物であり、その物性値。
スペクトルデータなとは、以下のとおりであった。
融点:58〜60℃、I R:1236.1038.8
40.768.742、618■−1”H−NMR:δ
2.56〜1.84(12H1m)、1.45〜1.0
2(18H,m)、0.83.0.69.0.55(1
:4:1)(9H1各々s、 J(”’Pt−5i−C
−’H)=25.2Hz)ppm− 元素分析値 C15H3iBrP2PtSi計算値  
 C: 30.82%、 H; 6.73%実測値  
 C; 30.80%、 H; 6.80%実施例2 テトラキス(トリエチルホスフィン)白金0.14mm
ol、トリメチルブロモシラン3.8当量をベンゼン0
.3−中、90℃で19.5時間加熱後、実施例1と同
様に処理した。 trans−トリメチルシリル(ブロ
モ)ビス(トリエチルホスフィン)白金の収率は90%
であった。
実施例3 トリス(トリエチルホスフィン)白金0.17mm+o
l。
トリメチルヨードシラン3.7当量をベンゼン0.3m
1l中、90℃で1時間加熱することにより、’H−N
MRでは、はぼ定量的に、トリメチルシリル(ヨード)
ビス(トリエチルホスフィン)白金が得られた0反応液
を濃縮して得られる固体をペンタンから再結晶して淡黄
色針状結晶を得た。このものは文献に未収載の新規化合
物であり、その物性値、スペクトルデータなとでは以下
のとおりであった。
融点ニア9〜80℃、IR:1234.1038.83
8.760゜720、61111an−’、  ” H
−N M R: δ  2.61−1.98(12H1
鳳)、1.47−0.97(18H,m)、 0.78
.0.65.0.52(1:4:1)(9)1、 各々
3、J(”’Pt−5i−C−″H)= 23.4Hz
)ppm実施例4 テトラキス(トリメチルホスフィン)白金0.30mm
01.トリメチルブロモシラン3.8当量をベンゼン0
゜4mQ中、120℃で18時間加熱することにより1
8  NMRでは50%の収率で、トリメチルシリル(
ブロモ)ビス(トリメチルホスフィン)白金が得られた
。反応液を濃縮し、ベンゼンで抽出した後、ベンゼン溶
液にペンタンを加えることにより淡黄色固体を得た。こ
のものは文献に未収載の新規化合物であり、そのスペク
トルデータは以下のとおりであった。
1H−NMR:δ L、41(18H,br s)、0
.78.0.63.0.48(1:4: l) (9H
1各々s、 J(”’Pt−3i−C−1H)= 27
.0Hz)ppm 実施例5 テトラキス(トリメチルホスフィン)白金0.23mm
ol、トリメチルヨードシラン3.5当量をベンゼン0
.3d中、90℃で1時間加熱することにより、 1H
−NMRでは90%の収率で、トリメチルシリル(ヨー
ド)ビス(トリメチルホスフィン)白金が得られた0反
応液を濃縮し、ベンゼンで抽出した後、ベンゼン溶液を
濃縮することにより淡黄色固体を得た。このものは文献
に未収載の新規化合物であり、そのスペクトルデータは
以下のとおりであった。
1H−NMR:δ 1.63(18H,br s)、0
.76、0.61.0.46(1:4:1)(9H1各
々s、 J(”5Pt−5L−C−18)=27.0H
z)”P−NMRニー15.8ppm(J(”P−1g
SPt)=2791Hz)実施例6 テトラキス(ジメチルフェニルホスフィン)白金0.0
8mmol、  トリメチルヨードシラン3.3当量を
ベンゼン0.25越中、120℃で13時間加熱するこ
とにより、’H−NMRでは78%の収率でトリメチル
シリル(ヨード)ビス(ジメチルフェニルホスフィン)
白金が得られた。反応液を′a縮し、ベンゼン−ペンタ
ン(v/v=1:1)で抽出した後、抽出液を濃縮する
ことにより淡黄色固体を得た。このものは5文献に未収
載の新規化合物であり、そのスペクトルデータは以下の
とおりであった。
1H−NMR:δ 8.02−7.19(IOH,m)
、1.90(12H1br s)、0.46.0.33
.0.20(1:4:1)(9H1各々s、 J(”5
Pt−5i−C−1H)=23.4Hz) 実施例7 トリス(トリエチルホスフィン)白金0.19namo
l、ジメチルフェニルブロモシラン3.0当量をベンゼ
ン0.30d中、90℃で2時間加熱することにより1
H−NMRでは77%の収率で、ジメチルフェニルシリ
ル(ブロモ)ビス(トリエチルホスフィン)白金が得ら
れた。反応液を濃縮し、ペンタンで抽出した後、ペンタ
ン溶液を冷却することにより淡黄色固体を得た。このも
のは、文献に未収載の新規化合物であり、そのスペクト
ルデータは以下のとおりであった・ 1H″″NMRδ 8.1077.36(5H,m)、
  2.30−1.68(12H,m)1.45−1.
01(18H,m)、0.99.0.84.0.69(
1:4:1)(6H1各々s、 J(”5Pt−5L−
C−18)=27.0Hz)実施例8 トリス(トリエチルホスフィン)白金0.075mmo
l、メチルトリクロロシラン8.5当量をベンゼン0.
25d中、90℃で15分加熱することにより、 11
(−NMRでは、はぼ定量的にジクロロメチルシリル(
クロロ)ビス(トリエチルホスフィン)白金が得られた
0反応液を濃縮することによりことにより無色高粘性液
体を得た。このものは、文献に未収載の新規化合物であ
り、その物性値、スペクトルデータなどは以下のとおり
であった。
1H−NMR:62.48−1.96(12H,m)、
1.39−0.97(18H1m)1.47.1.38
.1.29(1:4:1) (3H1各々、 J(19
S pi−3i−C−1H)=16.2)1z)’ 1
P−NMR:19 、 Oppm (J (31P−”
 ’ Pt )=2512Hz)実施例9 トリス(トリエチルホスフィン)白金0.06mmd。
ジクロロジメチルシラン3当量を、ベンゼン0.2m1
l中、120℃で1時間加熱することにより、1)1−
NMRでは90%の収率でクロロジメチルシリル(クロ
ロ)ビス(トリエチルホスホフィン)白金が得られた。
反応液を濃縮することにより、淡黄色高粘性液体を得た
。このものは文献に未収載の新規化合物であり、その物
性値、スペクトルデータなとは以下のとおりであった。
1H−NMR82,37−1,72(12H,m)、1
.31−0.79(18H。
m) 1.09.0.97.0.85(1:4:1) 
(6H1各々s、J(L″5Pt−5i−C−H)=2
1.61(z)′”P−NMR19,2ppm(J(3
1P−”’Pt)=2700Hz)実施例10 トリス(トリエチルホスフィン)白金0.38mmol
、ヨードペンタメチルジシラン2.5当量を、ベンゼン
0.60−中、90℃で10分加熱することにより、 
90%の収率でペンタメチルジシリル(ヨード)ビス(
トリエチルホスフィン)白金が得られた0反応液を濃縮
し、ベンゼン−ペンタン(v/v=1:l)で抽出した
後、抽出液を濃縮することにより、淡黄色固体を得た。
このものは文献に未収載の新規化合物であり、そのスペ
クトルデータは以下のとおりであった。
1H−NMR:δ 2.62−2.10(12H−m)
、1.47−0.99(18H1m)0.90.0.7
1.0.52(1:4:1) (6H1各々s、 J(
”5Pt−Si−C−1)1)=34.2)IZ)、0
.45(9)1. s)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケイ素−ハロゲン原子結合を有するケイ素化合物
    に、少なくとも2分子のホスフィンを配位した0価のニ
    ッケル族遷移金属錯体を反応させることを特徴とするS
    i−M(M:ニッケル族遷移金属)結合を有するニッケ
    ル族遷移金属錯体の製造方法。
JP63254508A 1988-02-10 1988-10-07 ケイ素一遷移金属結合を有するニッケル族金属錯体の製造方法 Granted JPH02794A (ja)

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JP2949188 1988-02-10
JP63-29491 1988-02-10
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JPH0552840B2 JPH0552840B2 (ja) 1993-08-06

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