JPH028405Y2 - - Google Patents

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JPH028405Y2
JPH028405Y2 JP19322184U JP19322184U JPH028405Y2 JP H028405 Y2 JPH028405 Y2 JP H028405Y2 JP 19322184 U JP19322184 U JP 19322184U JP 19322184 U JP19322184 U JP 19322184U JP H028405 Y2 JPH028405 Y2 JP H028405Y2
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gear
antenna
spur gear
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車の屋根等に装備される
ロツドアンテナを、自動的に起伏操作するロツド
アンテナ起伏装置に関し、特に電動機構の回転力
を減速してアンテナ起伏操作力に変換する手段の
改良に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のロツドアンテナ起伏装置とし
て、例えば自動車の屋根等に対してロツドアンテ
ナの基端部を回動自在に取付け、上記アンテナを
ばね力により常時起立可能に付勢し、非使用時に
おいては上記ロツドアンテナをばね力に抗して屋
根上に水平に係止しておき、使用時においては上
記係止状態を解除することにより、ロツドアンテ
ナをばね力により自起立させるようにしたものが
ある。このような従来の装置では、ロツドアンテ
ナがばね力により自起立動作を行なうので、その
速度がはやすぎ、自動車の屋根の高さが低いよう
な場合には危険であつた。また非使用時には、ロ
ツドアンテナを手動操作により、屋根上に水平な
状態に倒して係止する必要があり、操作が煩わし
いという欠点もあつた。そこで最近は、このよう
な欠点を除去すべく、モータの回転力を利用し、
減速機構を介してロツドアンテナを比較的ゆつく
りと起伏操作するようにした電動式ロツドアンテ
ナ起伏装置が考えられ、実用に供されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上記電動式ロツドアンテナ起伏装置に
は次のような解決すべき問題があつた。すなわ
ち、モータの回転を減速するための減速機構が通
常の歯車を組合わせた減速機構を使用している
為、減速機構がかなり大がかりなものとなる。し
たがつて減速機構を自動車の屋根上に装着する場
合の作業が困難であり、しかも自動車の高速走行
時等において支障をきたす上、外観的にも好まし
いものではなかつた。
そこで本考案は、ロツドアンテナを自動的に起
伏操作することができ、しかも小型軽量で自動車
の屋根上等にも容易に取付けることができ、自動
車の高速走行時等においても支障を来たすおそれ
のないロツドアンテナ起伏装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決し目的を達成するた
めに次の如き手段を講じたことを特徴としてい
る。すなわち本考案のロツドアンテナ起伏装置
は、電動機構により回転駆動されるカムギヤの偏
心軸筒に平歯車の中心孔を嵌合し、この平歯車を
上記偏心軸筒と共にエキセントリツクに回転させ
る。そして、上記平歯車の歯部に噛合可能な歯部
を内周面に有するインターナルギヤを、上記エキ
セントリツクな回転を行なう平歯車が内周面に沿
つて転動する如く配設する。そして上記平歯車と
一体的に係合子を設けると共に、この係合子と係
合する係合部を周辺部位に有するアンテナ操作機
構を回動自在に設け、前記平歯車の転動にともな
う上記アンテナ操作機構の回動によりアンテナを
起伏操作するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
上記の如き手段を講じたことにより、インター
ナルギヤ内の限られた狭小空間内における平歯車
の転動により、モータの回転が十分に減速され、
アンテナ起伏操作力に変換される。
〔実施例〕
第1図a,b,c〜第7図は本考案を自動車用
ルーフアンテナに適用した一実施例を示す図であ
る。第1図a,b,cはロツドアンテナ起伏装置
全体の構成を示す図で、aは側面図、bは後端面
図、cは上面図である。第1図a,b,cに示す
ように、本装置は自動車のルーフすなわち屋根に
固定される第1のケース内に電動機構および減速
機構を収容した固定部10に対し、上記第1のケ
ースに接合される第2のケース内にアンテナ操作
機構を収容した可動部20が、軸支部30によつ
て回動自在に軸支されたものとなつている。なお
第1図中40は、複数本の径の異なるロツドアン
テナ素子41,42,…を摺動自在に接続したロ
ツドアンテナであり、上記可動部20の一部で保
持されている。
第2図aは第1図aの一部を破断して示す側面
図であり、第2図bは同図aのB−B断面図であ
る。また第3図は本装置の主要部分の分解斜視図
である。第2図a,bおよび第3図に示すよう
に、固定部10の第1のケース11は円盤部11
Aと円筒部11Bとからなり、上記円筒部11B
内には駆動モータ12が収容されている。このモ
ータ12の円盤部11A内に導入された回転軸に
はウオーム13が取付けてある。このウオーム1
3は平行ピン14により回転自在に軸支された二
段式ウオーム歯車15の大径部15aと噛合して
いる。この二段式ウオーム歯車15の小径部15
bには、一側面に偏心軸筒16aを備えたカムギ
ヤ16の歯部16bが噛合している。このカムギ
ヤ16は円盤部11A内に回転自在に設けられて
おり、その偏心軸筒16aには平歯車17の中心
孔17aが嵌合され、上記偏心軸筒16aと共に
エキセントリツクな回転を行なうものとなつてい
る。この平歯車17の外周には、上記平歯車17
の歯部17bと噛合可能な歯部18bを内周面に
有するインターナルギヤ18が、所定間隙を保つ
て配設されている。かくしてこのインターナルギ
ヤ18は、前記エキセントリツクな回転をする平
歯車17をその内周面に沿つて転動させるものと
なつている。なおこのインターナルギヤ18の一
側面には突出部18aが設けてあり、この突出部
18aは前記ウオーム歯車15が収容されている
第1のケース11の凹部内に嵌入している。かく
してインターナルギヤ18はケース11に対し回
転不能な状態に固定されている。前記平歯車17
の一側面には係合板19が例えば接着その他の手
段により一体的に固定されている。この係合板1
9はその外周面の一部に係合子19aを有してい
る。上記駆動モータ12〜ウオーム歯車15は本
考案の電動機構を構成しており、カムギヤ16〜
係合板19は本考案の主たる減速機構を構成して
いる。
可動部20の第2のケース21は、円盤部21
Aとアンテナ保持部21Bとからなり、上記円盤
部21Aの周縁部は前記固定部側第1のケース1
1の円盤部11Aの外周部に回転自在に嵌合して
いる。上記円盤部21Aの内面中央には前記係合
板19を収容可能な円形凹部22が形成されてい
る。この円形凹部22の外周壁の一部には、前記
係合子19aと係合する係合部22aが形成され
ている。かくして前記平歯車17の転動による係
合板19の回動力が、係合子19aから係合部2
2aを介してケース21の円盤部21Aに伝達さ
れるものとなつている。上記円盤部21Aが回動
すると、アンテナ保持部21Bも回動することに
なり、アンテナの保持角度が変化することにな
る。上記第2のケース21の円盤部21A、特に
係合部22aおよびアンテナ保持部21Bは、本
考案のアンテナ操作機構を構成している。
軸支部30はボルト31とナツト32とからな
つている。上記ボルト31は、第2のケース21
における円盤部21Aの中心、前記カムギヤ16
の中心、前記第1のケース11における円盤部1
1Aの中心を貫通しており、その貫通端部にナツ
ト32が螺合されている。
次に上記の如く構成された本装置の動作を第4
図〜第7図を適時参照して説明する。駆動モータ
12を所定方向に回転させると、第3図において
ウオーム13が矢印方向に回転し、このウオーム
13と噛合しているウオーム歯車15が矢印方向
に回転する。そうすると、カムギヤ16が矢印の
方向に回転する。このため偏心軸筒16aは第4
図中実線で示す位置aから順次破線で示すb,
c,dなる各状態を経て回転することになる。し
たがつて上記偏心軸筒16aに中心孔17aが嵌
合している平歯車17は第5図のa〜dに示す如
くエキセントリツクな回転を行なう。そうする
と、上記平歯車17の歯部17bはその外周に配
設されているインターナルギヤ18の歯部18b
にその一部を噛合させながら上記インターナルギ
ヤ18の内周面に沿つて転動することになる。こ
のため上記平歯車17と一体化されている係合板
19も平歯車17と共に転動する。この場合、平
歯車17および係合板19は、第5図中破線矢印
で示す方向へ自転しながら実線矢印方向へ公転す
ることになる。
第6図は上記転動を行なう係合板19の動きを
示す図である。第6図に示すように係合子19a
は係合板19全体が平歯車17と共に転動するの
に伴つて図中矢印X,Y,Zで示すように最初は
一旦後退し、その後所定角度θだけ回動し、しか
るのち再び前進し1サイクルを終了することにな
る。上記動作はカムギヤ16が1回転するごとに
行なわれる。上記回転角度θは平歯車17とイン
ターナルギヤ18の歯数の差によつて決まる。例
えば平歯車17の歯数が62で、インターナルギヤ
18の歯数が66であると、その差すなわち4歯に
相当する約23゜の回動角となる。また平歯車17
の歯数が60で、インターナルギヤ18の歯数が65
であると、その差すなわち5歯に相当する30゜の
回動角となる。第6図の例は後者の例を示してい
る。なお前者の場合の減速比は1:16.5となり、
後者の場合の減速比は1:13となる。
第7図は、上記第6図に示した係合板19の中
心点からみた円周方向への回動角の変化を示した
図で、カムギヤ16の回転数に対する係合子19
aの回動角の関係を示す線図である。第7図から
明らかなように、係合子19aは間欠的な回動を
繰返す。このような間欠的な回動は、既に説明し
たところからも明らかなように、インターナルギ
ヤ18の内周に接触している平歯車17の一点に
ついてその動きをみると、初期状態では円周方向
にはほとんど動かず、専らインターナルギヤ18
からの開離後退動作を行ない、その後円周方向へ
の動きに転じ、しかるのち接近前進動作を行な
う。したがつて、動作の初期および終了時におい
ては円周方向への回動がほとんど行なわれないこ
とになり、その結果、第7図に示すようなステツ
プ動作を行なうことになる。
かくして第2のケース21は前記係合子19a
の回動動作に応じて間欠的に回動し、アンテナ4
0は所定角度づつ起立していく。そして最終的に
自動車の屋根に対してほぼ直角に起立した状態と
なつたところで、図示してないリミツトスイツチ
が働いてモータ12の回転が停止する。このため
アンテナ40はほぼ垂直な状態に起立設定され
る。なお上記アンテナの起立角度は前記1ステツ
プの回動角を23゜程度に設定すれば、約70゜にな
る。
非使用時において、アンテナ40を自動車の屋
根上に倒伏する場合には、モータ12を前述の場
合とは逆方向に回転させればよい。このようにす
ると、前述の場合とは反対方向の動作が行なわ
れ、ロツドアンテナ40が自動車の屋根上に倒伏
したところで図示しないリミツトスイツチが働い
て倒伏動作は停止する。
このように本実施例によれば、ロツドアンテナ
40を自動的に所定速度で起伏操作することがで
きる。したがつて従来のばね式の装置のような危
険がない上、操作が簡単になる。そして特にイン
ターナルギヤを利用した減速機構を用いているの
で、減速機構が小型になり設置スペースをとらず
にすむ。このため、自動車の屋根上等にも容易か
つ安定に取付け得ると共に、自動車の高速走行時
においても何等支障のないものとなる。また、従
来のばね式の装置などにおいては、風圧によりア
ンテナ設定角度が変化してしまうおそれがあつた
が、本装置においてはウオーム13とウオーム歯
車15との力学的関係から、起立設定されたアン
テナ角度が外力により変動するおそれはない。
なお本考案は前記実施例に限定されるものでは
ない。例えば前記実施例では平歯車17と係合板
19とをそれぞれ別個に設けておき、これらを接
着等の手段により一体化した場合を示したが、こ
れらを予め一体成型するようにしてもよい。また
前記実施例では、アンテナ操作機構を第2のケー
ス21として一体成型した場合を例示したが、係
合部22aおよびアンテナ保持部21Bなどを別
設しておき、これらを第2のケースへ一体的に結
合するようにしてもよい。このほか本考案の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、インターナルギヤ内の限られ
た狭小空間内における平歯車の転動により、モー
タの回転が十分に減速され、アンテナ起伏操作力
に変換されるので、ロツドアンテナを自動的に起
伏操作することができ、しかも小型軽量で自動車
の屋根上等にも容易に取付けることができ、自動
車の高速走行時等においても支障を来たすおそれ
のないロツドアンテナ起伏装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,c〜第7図は本考案を自動車用
ルーフアンテナに適用した一実施例を示す図で、
第1図a,b,cはロツドアンテナ起伏装置全体
の構成を示す図で、aは側面図、bは後端面図、
cは上面図、第2図aは第1図aの一部を破断し
て示す側面図であり、第2図bは同図aのB−B
断面図、第3図は本装置の主要部分の分解斜視
図、第4図〜第7図は本実施例の動作説明用の図
で、第4図および第5図はカムギヤおよび平歯車
の動きを示す図、第6図は係合板の動きを示す
図、第7図はカムギヤの回転数に対する係合子の
回動角の関係を示す線図である。 10……固定部、11……第1のケース、12
……駆動モータ、13……ウオーム、14……平
行ピン、15……ウオーム歯車、16……カムギ
ヤ、16a……偏心軸筒、17……平歯車、18
……インターナルギヤ、19……係合板、19a
……係合子、20……可動部、21……第2のケ
ース、22……円形凹部、22a……係合部、3
0……軸支部、31……ボルト、32……ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動モータ、この駆動モータの回転軸に設けた
    ウオーム、このウオームに噛合するウオーム歯車
    等からなり、外力により回転角が変動しないよう
    に構成された電動機構と、この電動機構により回
    転駆動される偏心軸筒を備えたカムギヤと、この
    カムギヤの偏心軸筒に中心孔を嵌合され上記偏心
    軸筒と共にエキセントリツクな回転を行なう平歯
    車と、この平歯車の歯部に噛合可能な歯部を内周
    面に有し前記エキセントリツクな回転を行なう平
    歯車を内周面に沿つて転動させる如く配設された
    インターナルギヤと、このインターナルギヤによ
    り転動する前記平歯車と一体的に設けられた係合
    子と、この係合子と係合する係合部を周辺部位に
    有し前記平歯車の転動にともなつて回動しアンテ
    ナを起伏操作するアンテナ操作機構とを具備した
    ことを特徴とするロツドアンテナ起伏装置。
JP19322184U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH028405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19322184U JPH028405Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP19322184U JPH028405Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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Publication Number Publication Date
JPS61109206U JPS61109206U (ja) 1986-07-10
JPH028405Y2 true JPH028405Y2 (ja) 1990-02-28

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ID=30750641

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JP19322184U Expired JPH028405Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JPS61109206U (ja) 1986-07-10

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