JPH0284450A - 高分子組成物 - Google Patents
高分子組成物Info
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- JPH0284450A JPH0284450A JP23574388A JP23574388A JPH0284450A JP H0284450 A JPH0284450 A JP H0284450A JP 23574388 A JP23574388 A JP 23574388A JP 23574388 A JP23574388 A JP 23574388A JP H0284450 A JPH0284450 A JP H0284450A
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- JP
- Japan
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- starch
- pva
- polymer
- ester
- polyvinyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は澱粉(a)とポリビニルエステルの酸触媒によ
る加水分解又はアルコリシスにより得られるポリビニル
アルコール系重合体(b)からなる、非常に相溶性の良
好な高分子組成物に関するしのである。
る加水分解又はアルコリシスにより得られるポリビニル
アルコール系重合体(b)からなる、非常に相溶性の良
好な高分子組成物に関するしのである。
[3従来の技術
ポリビニルアルコール(以下PVAと略記)と澱粉との
混合物は、水溶性である、皮膜形成能が良好である、澱
粉は安価である等の理由から繊維用経糸糊剤や紙加工剤
等に使用されている。しかしPVAと澱粉は共に高分子
化合物であり相溶性が不十分であり、分離する傾向が認
められる。また該混合水溶液から得られた皮膜は透明性
が悪く、皮膜物性も満足できるものではない。
混合物は、水溶性である、皮膜形成能が良好である、澱
粉は安価である等の理由から繊維用経糸糊剤や紙加工剤
等に使用されている。しかしPVAと澱粉は共に高分子
化合物であり相溶性が不十分であり、分離する傾向が認
められる。また該混合水溶液から得られた皮膜は透明性
が悪く、皮膜物性も満足できるものではない。
P V Aと澱粉の相溶性を向上させる為に、澱粉とし
て各種の化工澱粉、例えばエーテル化澱粉、エステル化
澱粉、カチオン化澱粉等の澱粉誘導体や、酸化澱粉、デ
キストリン等の澱粉分解産物を用いることが広く試みら
れている。しかし澱粉誘導体はコストアップを招き、殿
粉分解産物は元の澱粉に比べて分子場が小さく、PVA
との混合水溶液の安定性は向上するものの、この混合水
溶液から作−)た皮膜の物性は充分なものではなく、澱
粉自身の場合よりも劣る結果を与えることさえ見受けら
れる。以上の如く、澱粉誘導体や澱粉分解産物を用いて
もPVAとの相溶性は十分なものとはなっていない。
て各種の化工澱粉、例えばエーテル化澱粉、エステル化
澱粉、カチオン化澱粉等の澱粉誘導体や、酸化澱粉、デ
キストリン等の澱粉分解産物を用いることが広く試みら
れている。しかし澱粉誘導体はコストアップを招き、殿
粉分解産物は元の澱粉に比べて分子場が小さく、PVA
との混合水溶液の安定性は向上するものの、この混合水
溶液から作−)た皮膜の物性は充分なものではなく、澱
粉自身の場合よりも劣る結果を与えることさえ見受けら
れる。以上の如く、澱粉誘導体や澱粉分解産物を用いて
もPVAとの相溶性は十分なものとはなっていない。
一方、炭素数4〜20の長鎖アルキル基を共重合した変
性PVAを用いると澱粉との相溶性が向Eすることが知
られている(特開昭56−14544号)が、皮膜物性
等の面でまだ十分満足できるものではない。
性PVAを用いると澱粉との相溶性が向Eすることが知
られている(特開昭56−14544号)が、皮膜物性
等の面でまだ十分満足できるものではない。
また最近、炭素数4〜50の長鎖アルキル基を末端に有
するPVAを用いると相溶性が向上するとの提案(特開
昭62−21118643号)も見受けられるが、この
場合には該PVAの製造にあたり高価な長鎖アルキルメ
ルカプタンを必要とするなど経済的に不利である。
するPVAを用いると相溶性が向上するとの提案(特開
昭62−21118643号)も見受けられるが、この
場合には該PVAの製造にあたり高価な長鎖アルキルメ
ルカプタンを必要とするなど経済的に不利である。
C発明が解決しようとする課題
生澱粉は水溶性で安価であり、人手が容易であるが、天
然物である為品質の安定性に難点を得する。一方PVA
は水溶性の合成高分子化合物であり、安定した品質のも
のが得られ、銘柄ら多く、その優れた皮膜形成能の観点
から数多くの分野で使用されているが、合成高分子であ
るため澱粉に比へて高価という欠点を有する。この14
、両者の混合物の使用が4慮されるが、両者は本質的に
相溶性が充分ではなく、安定性が不良で分離したり、粘
度が経時的に増大するなど取扱い上、種々の問題を(i
する。またこれらの混合水溶液から製造した成形物の物
性ら満足出来るものではない。
然物である為品質の安定性に難点を得する。一方PVA
は水溶性の合成高分子化合物であり、安定した品質のも
のが得られ、銘柄ら多く、その優れた皮膜形成能の観点
から数多くの分野で使用されているが、合成高分子であ
るため澱粉に比へて高価という欠点を有する。この14
、両者の混合物の使用が4慮されるが、両者は本質的に
相溶性が充分ではなく、安定性が不良で分離したり、粘
度が経時的に増大するなど取扱い上、種々の問題を(i
する。またこれらの混合水溶液から製造した成形物の物
性ら満足出来るものではない。
l) 課題を解決する為の手段
かかる状況に鑑み、上記課題を解決すべく鋭意検討を重
ねた結果、澱粉(a)とポリビニルエステルの酸触媒に
よる加水分解又はアルコリシスにより得られるPVA系
重合体(b)とは非常に相溶性が良好であり、両者の混
合水溶液は安定性が向上し、該溶液の粘度の経時変化ら
小さく、また作製皮膜は透明性に優れ、皮膜物性も良好
であることを見出し本発明を完成するに至った。
ねた結果、澱粉(a)とポリビニルエステルの酸触媒に
よる加水分解又はアルコリシスにより得られるPVA系
重合体(b)とは非常に相溶性が良好であり、両者の混
合水溶液は安定性が向上し、該溶液の粘度の経時変化ら
小さく、また作製皮膜は透明性に優れ、皮膜物性も良好
であることを見出し本発明を完成するに至った。
ケなわち本発明は、澱粉(a)およびポリビニルエステ
ルの酸触媒による加水分解またはアルコリシスにより得
られるPVA系重合体(b)よりなることを特徴とする
、極めて相溶性に優れた高分子組成物を提供し、上記の
諸問題点の解決を図るものである。
ルの酸触媒による加水分解またはアルコリシスにより得
られるPVA系重合体(b)よりなることを特徴とする
、極めて相溶性に優れた高分子組成物を提供し、上記の
諸問題点の解決を図るものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
まず、本発明に使用されるPVA系重合体(b)は、ポ
リビニルエステルの酸触媒による加水分解又はアルコリ
シスにより製造される。本発明におけるポリビニルエス
テルとはビニルエステルの単独重合体、ビニルエステル
相互の共重合体およびビニルエステルと他のエチレン性
不飽和単量体との共重合体が含まれる。ビニルエステル
としては、炭素数1〜25の脂肪酸のビニルエステルが
好ましく、1〜20の炭素数を有する脂肪酸のビニルエ
ステルがさらに好ましい。炭素数が25を越える脂肪酸
のビニルエステルでは、該ポリビニルエステルから′?
J造されるPVA系重合体の疎水性が強過ぎて該重合体
自身の水溶性が乏しくなり、結果的に澱粉との相溶性が
悪化し本発明の目的を達成し得ない。
リビニルエステルの酸触媒による加水分解又はアルコリ
シスにより製造される。本発明におけるポリビニルエス
テルとはビニルエステルの単独重合体、ビニルエステル
相互の共重合体およびビニルエステルと他のエチレン性
不飽和単量体との共重合体が含まれる。ビニルエステル
としては、炭素数1〜25の脂肪酸のビニルエステルが
好ましく、1〜20の炭素数を有する脂肪酸のビニルエ
ステルがさらに好ましい。炭素数が25を越える脂肪酸
のビニルエステルでは、該ポリビニルエステルから′?
J造されるPVA系重合体の疎水性が強過ぎて該重合体
自身の水溶性が乏しくなり、結果的に澱粉との相溶性が
悪化し本発明の目的を達成し得ない。
池のエチレン性不飽和単量体としてはビニルエステルと
共・R合可能なものであれば、特に制限はなく、例えば
[−ポバール(改定新版)」(高分子「り付会、198
1年4月1日発行)(長野他祥)、281〜285頁お
よびそこに引用の文献に記載のモノマーが使用できる。
共・R合可能なものであれば、特に制限はなく、例えば
[−ポバール(改定新版)」(高分子「り付会、198
1年4月1日発行)(長野他祥)、281〜285頁お
よびそこに引用の文献に記載のモノマーが使用できる。
P V A系IR合体の・■含塵は、ケン化後の残ヒニ
ルエステル単位中の脂肪酸の炭素数およびケン化度に密
接に関連し一義的には決定し雉いが、IO〜4000、
好ましくは50〜3000である。PVA系・R合体の
ケン化度は、ポリビニルエステルの加水分解又はアルコ
リシス後の残ビニルエステル単位中の脂肪酸の炭素数と
関連し、一般に脂肪酸の炭素数が多い程高ケノ化度が好
ましく、該炭素数の減少にとらなって低ケン化度が好適
となる傾向を認めうるが、酸触媒による加水分解又はア
ルコリシスにより得られるPVA系重合体の特長を考慮
して、50〜99モル%の範囲が推奨され、60〜99
モル%がさらに好ましい。50モル%未満では疎水性が
強過ぎて該重合体自身の水溶性が乏しくなり、結果的に
澱粉との相溶性も悪化し本発明の]」的を達成し得ない
。また99モル%より大では酸触媒による加水分解又は
アルコリシスにより得られるが故の特長を発揮し得ない
。
ルエステル単位中の脂肪酸の炭素数およびケン化度に密
接に関連し一義的には決定し雉いが、IO〜4000、
好ましくは50〜3000である。PVA系・R合体の
ケン化度は、ポリビニルエステルの加水分解又はアルコ
リシス後の残ビニルエステル単位中の脂肪酸の炭素数と
関連し、一般に脂肪酸の炭素数が多い程高ケノ化度が好
ましく、該炭素数の減少にとらなって低ケン化度が好適
となる傾向を認めうるが、酸触媒による加水分解又はア
ルコリシスにより得られるPVA系重合体の特長を考慮
して、50〜99モル%の範囲が推奨され、60〜99
モル%がさらに好ましい。50モル%未満では疎水性が
強過ぎて該重合体自身の水溶性が乏しくなり、結果的に
澱粉との相溶性も悪化し本発明の]」的を達成し得ない
。また99モル%より大では酸触媒による加水分解又は
アルコリシスにより得られるが故の特長を発揮し得ない
。
以上の如きポリビニルエステルの酸触媒による加水分解
又はアルコリシスにより得られるポリビニルアルコール
系重合体は、特公昭37−1495号公報等に記載され
たいくつかの方法により製造可能であるが、工業的には
1iij記ビニルエステルを主体とするモノマーを重合
し、得られたポリビニルエステル系重合体を 〔(すし R’、R’は低級アルキル基で置換されてい
ても良い、主鎖が2・〜4の炭素数を有するアルキレフ
基、m及び0は0または1〜6の整数で、かつm +
n≧2である。〕 で表わされる環状ポリオキンアルキレン化合物を溶媒と
し、有機スルホン酸類を触媒とする反応系で、水の存在
下、高められた反応温度で反応を実施することにより、
高い反応速度で効率よく製造できる(特願昭63−29
308号)。
又はアルコリシスにより得られるポリビニルアルコール
系重合体は、特公昭37−1495号公報等に記載され
たいくつかの方法により製造可能であるが、工業的には
1iij記ビニルエステルを主体とするモノマーを重合
し、得られたポリビニルエステル系重合体を 〔(すし R’、R’は低級アルキル基で置換されてい
ても良い、主鎖が2・〜4の炭素数を有するアルキレフ
基、m及び0は0または1〜6の整数で、かつm +
n≧2である。〕 で表わされる環状ポリオキンアルキレン化合物を溶媒と
し、有機スルホン酸類を触媒とする反応系で、水の存在
下、高められた反応温度で反応を実施することにより、
高い反応速度で効率よく製造できる(特願昭63−29
308号)。
本方法により得られるPVA系重合体は、残ビニルエス
テル単位がランダムに分布し、水に対する溶解性が極め
て良好である。結果として澱粉との相溶性ら顕著に良好
であり、両者の混合水溶液は安定性が向上し、該溶液の
粘度の経時変化も小さく、また作製皮膜は透明性に優れ
、皮膜物性も良好である。
テル単位がランダムに分布し、水に対する溶解性が極め
て良好である。結果として澱粉との相溶性ら顕著に良好
であり、両者の混合水溶液は安定性が向上し、該溶液の
粘度の経時変化も小さく、また作製皮膜は透明性に優れ
、皮膜物性も良好である。
一方、本発明の澱粉(a)としては、小麦、コーン、米
、馬れいしよ、甘しよ、タピオカ、さご椰子等より採っ
た澱粉が用いられるが、−船釣には小麦澱粉、コーンス
ターチが適当である。またこれら上記の生澱粉を原料と
して製造した、デキストリンや酸化澱粉等の澱粉の分解
産物、あるいはエーテル化澱粉、エステル化澱粉、カヂ
オン化澱粉等の澱粉誘導体を用いることもできる。
、馬れいしよ、甘しよ、タピオカ、さご椰子等より採っ
た澱粉が用いられるが、−船釣には小麦澱粉、コーンス
ターチが適当である。またこれら上記の生澱粉を原料と
して製造した、デキストリンや酸化澱粉等の澱粉の分解
産物、あるいはエーテル化澱粉、エステル化澱粉、カヂ
オン化澱粉等の澱粉誘導体を用いることもできる。
澱粉(a)とポリビニルエステルの酸触媒による加水分
解又はアルコリシスにより得られるPVA系重合体(b
)との配合割合は重重基準で、(a) : (b)+0
0・1〜I : 100であるが、更に好ましくは(a
):(b)=lOO:5〜5:IoOである。澱粉水溶
液の放置安定性の向上が主目的の場合は、澱粉(a)1
00重量部に対して(b)を1重ffi部以上、更に好
ましくは5重重部以上が適当である。澱粉(a)100
重A部に対して(b)が1重量部未満では(b)の添加
効果があまり認められない。一方澱粉皮膜の品質向J、
が主目的の場合は、澱粉(a)100重量部に対して(
b)がIO重量部以」二、更に好ましくは20重fft
部以上が好適である。一方、PVA系重合体(b)10
0重晴重重対して澱粉(a)が1重重部未満では(b)
そのものの物性と何等変わりがない。
解又はアルコリシスにより得られるPVA系重合体(b
)との配合割合は重重基準で、(a) : (b)+0
0・1〜I : 100であるが、更に好ましくは(a
):(b)=lOO:5〜5:IoOである。澱粉水溶
液の放置安定性の向上が主目的の場合は、澱粉(a)1
00重量部に対して(b)を1重ffi部以上、更に好
ましくは5重重部以上が適当である。澱粉(a)100
重A部に対して(b)が1重量部未満では(b)の添加
効果があまり認められない。一方澱粉皮膜の品質向J、
が主目的の場合は、澱粉(a)100重量部に対して(
b)がIO重量部以」二、更に好ましくは20重fft
部以上が好適である。一方、PVA系重合体(b)10
0重晴重重対して澱粉(a)が1重重部未満では(b)
そのものの物性と何等変わりがない。
澱粉(a)と本発明で使用するPVA系重合体(b)と
の混合は、両背を粉体で混合してから水を加え又は水中
に投入して糊化する方法、(a)と(b)とをそれぞれ
別個に糊化してから混合する方法など任怠の方法が採用
されるが、本発明で使用するPVA系重合体は水に対す
る溶解性が極めて良好であり、他のPVA系重合体に比
べて短時間で効率的な溶解が可能である。両者の混合物
には可塑剤、着色剤、フィラー、塩類、硼酸又は硼砂、
他の水溶性高分子や界面活性剤、その他の添加剤を加え
ることもできる。
の混合は、両背を粉体で混合してから水を加え又は水中
に投入して糊化する方法、(a)と(b)とをそれぞれ
別個に糊化してから混合する方法など任怠の方法が採用
されるが、本発明で使用するPVA系重合体は水に対す
る溶解性が極めて良好であり、他のPVA系重合体に比
べて短時間で効率的な溶解が可能である。両者の混合物
には可塑剤、着色剤、フィラー、塩類、硼酸又は硼砂、
他の水溶性高分子や界面活性剤、その他の添加剤を加え
ることもできる。
■ε 作用及び発明の効果
本発明の澱粉(a)とポリビニルエステルの酸触媒によ
る加水分解又はアルコリシスにより得られるPVA系重
合体(b)からなる高分子組成物は以下の如き特徴を有
する。
る加水分解又はアルコリシスにより得られるPVA系重
合体(b)からなる高分子組成物は以下の如き特徴を有
する。
即し、本発明の組成物の水溶液は、澱粉と通常のアルカ
リケン化により得られるP V Aとの混合物の水溶液
と比較して、水溶液の透明性が高く、放置安定性も良好
で粘度の経時変化が非常に小さく、取扱いが容易である
。これは澱粉と本発明の1) V A系重合体とが非常
に相溶性が良いため、澱粉が水溶液中で凝集せず、均一
に分散しているためと推定される。
リケン化により得られるP V Aとの混合物の水溶液
と比較して、水溶液の透明性が高く、放置安定性も良好
で粘度の経時変化が非常に小さく、取扱いが容易である
。これは澱粉と本発明の1) V A系重合体とが非常
に相溶性が良いため、澱粉が水溶液中で凝集せず、均一
に分散しているためと推定される。
本発明で使用するPVA系重合体(b)と澱粉(a)と
の特異な相互作用は、(b)と(a)の混合水溶液の粘
度に対する挙動からその一端が推測される。
の特異な相互作用は、(b)と(a)の混合水溶液の粘
度に対する挙動からその一端が推測される。
例えば、ポリカプリル酸ビニルのノオキサン溶媒中での
p−トルエンスルホン酸触媒を用いる加水分解により得
られるPVA系重合体(重合度300、ケン化度96モ
ル%)を種々の割合でコーンスターチと混合し、撹拌下
95℃で加熱溶解し、固形分濃度5重量%の水溶液を作
製し、該水溶液の20℃における粘度を測定した(B型
粘度計)。
p−トルエンスルホン酸触媒を用いる加水分解により得
られるPVA系重合体(重合度300、ケン化度96モ
ル%)を種々の割合でコーンスターチと混合し、撹拌下
95℃で加熱溶解し、固形分濃度5重量%の水溶液を作
製し、該水溶液の20℃における粘度を測定した(B型
粘度計)。
比較の意味で、ポリ酢酸ビニルのアルカリケン化法で得
られたPVA系重合体(重合度5501ケン化度98.
5モル%)を同様にコーンスターチと混合溶解し、粘度
挙動を調べた。
られたPVA系重合体(重合度5501ケン化度98.
5モル%)を同様にコーンスターチと混合溶解し、粘度
挙動を調べた。
その結果、後者の場合は、P V A系重合体の含有量
の増加と共に粘度が減少傾向を示すのに対して、重音は
後者より全般に水溶液粘度が高く、かつ酸触媒を用いる
加水分解により得られるPVA系重合体の組成物中の存
在割合が30%を越える程度までは、溶液粘度の低下が
ほとんど認められず、むしろ若干」二昇する傾向すら見
受けられ、両者の特異な相互作用が示唆された。また該
混合水溶液においては、本発明で使用するPVA系重合
体中の疎水性部と親水性部の適度なバランスの為、該P
VA系重合体と殿粉は相互によく溶けあい、その結果と
して混合水溶液の安定性も向上し、長期間の保存によっ
てもゲル化を防止できる。
の増加と共に粘度が減少傾向を示すのに対して、重音は
後者より全般に水溶液粘度が高く、かつ酸触媒を用いる
加水分解により得られるPVA系重合体の組成物中の存
在割合が30%を越える程度までは、溶液粘度の低下が
ほとんど認められず、むしろ若干」二昇する傾向すら見
受けられ、両者の特異な相互作用が示唆された。また該
混合水溶液においては、本発明で使用するPVA系重合
体中の疎水性部と親水性部の適度なバランスの為、該P
VA系重合体と殿粉は相互によく溶けあい、その結果と
して混合水溶液の安定性も向上し、長期間の保存によっ
てもゲル化を防止できる。
本発明の高分子組成物の水溶液から製膜して皮膜は非常
に均質であり、透明性も良好である。さらに他のPVA
系重合体と澱粉との混合物と比較して、皮膜の強度、伸
度が高く、優れた皮膜物性を示す。これらも上述の理由
による、本発明で使用するPVA系重合体と澱粉の良好
な親和性に由来するものであると推測される。
に均質であり、透明性も良好である。さらに他のPVA
系重合体と澱粉との混合物と比較して、皮膜の強度、伸
度が高く、優れた皮膜物性を示す。これらも上述の理由
による、本発明で使用するPVA系重合体と澱粉の良好
な親和性に由来するものであると推測される。
本発明の高分子組成物は、繊維用糊剤、特に経糸用糊剤
、紙加工剤、接着剤、フィルム形成用等として好適に用
いられる。
、紙加工剤、接着剤、フィルム形成用等として好適に用
いられる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明は実施例によりなんら限定を受けるものではない。
明は実施例によりなんら限定を受けるものではない。
なお、参考例として、ジオキサン溶媒中におけるp−ト
ルエンスルホン酸触媒を用いる酸加水分解法によるPV
A系重合体の製造方法の一例を下記に示す。
ルエンスルホン酸触媒を用いる酸加水分解法によるPV
A系重合体の製造方法の一例を下記に示す。
参考例 本発明のポリビニルアルコール系重合体温度計
、電磁撹拌装置、加熱装置、サンプル導入口、サンプル
抜出口、圧力ゲージを備えた内容1σのガラス製簡易反
応装置にポリ酢酸ビニル(重合度1750、以後P V
A cと略記)60g(P V A c中のエステル
残基換算で070モル)および1.4−ノオキサン18
0mcを仕込み、反応系を窒素ガスで充分に置換した後
、内温か80℃となるまで昇温し、PVAcを撹拌下に
溶解した。
、電磁撹拌装置、加熱装置、サンプル導入口、サンプル
抜出口、圧力ゲージを備えた内容1σのガラス製簡易反
応装置にポリ酢酸ビニル(重合度1750、以後P V
A cと略記)60g(P V A c中のエステル
残基換算で070モル)および1.4−ノオキサン18
0mcを仕込み、反応系を窒素ガスで充分に置換した後
、内温か80℃となるまで昇温し、PVAcを撹拌下に
溶解した。
PVAc溶解後溶解素雰囲気下にて、サンプル導入口よ
りp−トルエンスルホン酸・1水和物14g (0,0
74モル)を50 g (2,78モル)の水に溶解し
た溶液を一括添加し、静置した状態で内温を100℃ま
で昇温した(ゲージ圧0.7kg/cm’ )。
りp−トルエンスルホン酸・1水和物14g (0,0
74モル)を50 g (2,78モル)の水に溶解し
た溶液を一括添加し、静置した状態で内温を100℃ま
で昇温した(ゲージ圧0.7kg/cm’ )。
内温か100℃一定となったのを確認後、500rpf
fiの撹拌速度で撹拌を開始し、ケン化反応を実施した
。反応液は(111色透明の粘性均一溶液であった。反
応開始20分後、反応系よりポリビニルアルコール(以
後PVAと略記)の析出が認められたが、そのままの状
態で撹拌を60分間継続し反応を行なった。その後撹拌
を停止し、反応混合液を冷却後、析出PVAを反応液か
ら分離回収した。
fiの撹拌速度で撹拌を開始し、ケン化反応を実施した
。反応液は(111色透明の粘性均一溶液であった。反
応開始20分後、反応系よりポリビニルアルコール(以
後PVAと略記)の析出が認められたが、そのままの状
態で撹拌を60分間継続し反応を行なった。その後撹拌
を停止し、反応混合液を冷却後、析出PVAを反応液か
ら分離回収した。
回収PVAは白色で着色は認められなかった。
生成PVAを小片に裁断後、1.4−ノオキサンにて洗
浄し、40℃の湯浴中にて減圧乾燥を行なった。乾燥後
のPVAを滴定法を用いてケン化度を測定した結果、ケ
ン化度は97モル%であった。
浄し、40℃の湯浴中にて減圧乾燥を行なった。乾燥後
のPVAを滴定法を用いてケン化度を測定した結果、ケ
ン化度は97モル%であった。
反応終了後の溶液部分は無色透明であり、ガスクロマト
グラフィーを用いた分析により酢酸か定量的に生成して
いることが確認された。
グラフィーを用いた分析により酢酸か定量的に生成して
いることが確認された。
実施例1
ポリカプリル酸ビニルを、参考例の方法に県じてジオキ
サン溶媒中、p−トルエンスルホン酸触媒を用いて、水
の共存下に加水分解を実施し、PVA系重合体(重合度
300、ケン化度96モル%)を得た。該PVA系重合
体をコーンスターチと種々の割合にて混合し、120℃
のオートクレーブ中にて1時間加熱溶解し、固形分濃度
5%で、PVA系重合体とコーンスターチの混合比の異
なる水溶液を調製した。これらの水溶液の20℃におけ
る粘度を測定した。結果を表1にまとめた。
サン溶媒中、p−トルエンスルホン酸触媒を用いて、水
の共存下に加水分解を実施し、PVA系重合体(重合度
300、ケン化度96モル%)を得た。該PVA系重合
体をコーンスターチと種々の割合にて混合し、120℃
のオートクレーブ中にて1時間加熱溶解し、固形分濃度
5%で、PVA系重合体とコーンスターチの混合比の異
なる水溶液を調製した。これらの水溶液の20℃におけ
る粘度を測定した。結果を表1にまとめた。
比較のぎ味で、ポリ酢酸ビニルのアルカリケン化法で得
られたPVA系重合体(重合度550、ケン化度98.
5モル%)を同様にコーンスターチと各種の割合で混合
溶解し、固形分濃度5%の水溶液を調製した。これらの
水溶液の20℃における粘度の測定結果もまとめて示す
(比較例1)。
られたPVA系重合体(重合度550、ケン化度98.
5モル%)を同様にコーンスターチと各種の割合で混合
溶解し、固形分濃度5%の水溶液を調製した。これらの
水溶液の20℃における粘度の測定結果もまとめて示す
(比較例1)。
表 1
〔注、コーンスターチのみの粘度、890cp (20
℃)〕実施例2 ポリブロビオノ酸ビニルを、参考例の方法に準じて、ジ
オキサン中、ベンゼンスルホン酸触媒を用いて水の共存
下に加水分解を実施し、PVA系重合体(irf合度含
塵0、ケン化度82モル%)を得た。該pvA系重合体
と小麦澱粉を種々の割合にて混合し、120℃のオート
クレーブ中にて1時間加熱溶解し、固形分濃度4%でP
VA系重合体と小麦澱粉の混合比の異なる水溶液3種を
調製した。これらの水溶液の20℃における粘度を測定
し、その後1週間20℃に保存し、水溶液の状態および
粘度の変化を観察した。結果を表2にまとめて示す。
℃)〕実施例2 ポリブロビオノ酸ビニルを、参考例の方法に準じて、ジ
オキサン中、ベンゼンスルホン酸触媒を用いて水の共存
下に加水分解を実施し、PVA系重合体(irf合度含
塵0、ケン化度82モル%)を得た。該pvA系重合体
と小麦澱粉を種々の割合にて混合し、120℃のオート
クレーブ中にて1時間加熱溶解し、固形分濃度4%でP
VA系重合体と小麦澱粉の混合比の異なる水溶液3種を
調製した。これらの水溶液の20℃における粘度を測定
し、その後1週間20℃に保存し、水溶液の状態および
粘度の変化を観察した。結果を表2にまとめて示す。
比較の意味で、ポリ酢酸ビニルのアルカリケン化法で得
られたPVA系重合体(重合度550、ケン化度985
モル%)を同様に小麦澱粉と混合溶解し、固形分濃度4
%の水溶液を′J8製し、同様の検討を行なった(比較
例2)。
られたPVA系重合体(重合度550、ケン化度985
モル%)を同様に小麦澱粉と混合溶解し、固形分濃度4
%の水溶液を′J8製し、同様の検討を行なった(比較
例2)。
以下余白
表 2
ムトで製膜した。その皮膜を20℃、65%R1−(F
で一週間、J4 /、Il、した後、皮膜の強伸度およ
び透過率を測定した。ポリ酢酸ビニルのアルカリケン化
法で得られたP V A系重合体(重合度550、ケン
化Ii′9s、sモル%)についても同様な操作を行な
い比較検討した(比較例3)。結果を表3にまとめて示
す。
で一週間、J4 /、Il、した後、皮膜の強伸度およ
び透過率を測定した。ポリ酢酸ビニルのアルカリケン化
法で得られたP V A系重合体(重合度550、ケン
化Ii′9s、sモル%)についても同様な操作を行な
い比較検討した(比較例3)。結果を表3にまとめて示
す。
表 3
実施例3
ポリ力プロノ酸ビニルを、参考例の方法に皇じてノオキ
サン溶媒中、p−トルエンスルホン酸触媒を用いて水の
共存下に加水分解を実施し、PVA系重合体(重合度5
00、ケン化度93モル%)をi¥1だ。得られたPV
A系重合体を熱水中にて溶解し濃度10%の水溶液を調
製した。コーンスターチも120℃にて1時間加熱糊化
することにより濃度10%の水溶液を調製した。2つの
溶液を種々の割合で混合した後、70℃に設定したドラ
化)皮膜物性測定: 島ittオートグラフDCS−100型(晶出製作所)
使用。
サン溶媒中、p−トルエンスルホン酸触媒を用いて水の
共存下に加水分解を実施し、PVA系重合体(重合度5
00、ケン化度93モル%)をi¥1だ。得られたPV
A系重合体を熱水中にて溶解し濃度10%の水溶液を調
製した。コーンスターチも120℃にて1時間加熱糊化
することにより濃度10%の水溶液を調製した。2つの
溶液を種々の割合で混合した後、70℃に設定したドラ
化)皮膜物性測定: 島ittオートグラフDCS−100型(晶出製作所)
使用。
試料 幅151Ml11、厚さ約60μm、測定長50
1m111、引張速度500nm/分。
1m111、引張速度500nm/分。
透過率測定:
日立分光光度計(日立製作所)使用。
波長650nm、
ブランク:アルカリケン化PvA系重合体の皮膜。
実施例4〜実施例8
ポリビニルエステルを構成するビニルエステルの種類、
酸触媒による加水分解又はアルフリシス後のケン化度、
重合度を種々変化させたPVA系重合体を参考例に準す
る方法で製造した。これらのPVA系重合体とコー7ス
ターチを1.1(重量比)で混合しだらのを95℃の熱
水中で2時間加熱溶解し5%固形分濃度の水溶液を調製
した。
酸触媒による加水分解又はアルフリシス後のケン化度、
重合度を種々変化させたPVA系重合体を参考例に準す
る方法で製造した。これらのPVA系重合体とコー7ス
ターチを1.1(重量比)で混合しだらのを95℃の熱
水中で2時間加熱溶解し5%固形分濃度の水溶液を調製
した。
この水溶液の20℃における粘度を溶解後と2日経過後
に測定し、溶液の安定性を検討した。結果を表4にまと
めて示す。
に測定し、溶液の安定性を検討した。結果を表4にまと
めて示す。
ポリ酢酸ビニルのアルカリケン化法で得られたPVA系
重合体(重合度1750.ケン化度985モル%)につ
いてら同作な操作を行ない比較検討した(比較例4)。
重合体(重合度1750.ケン化度985モル%)につ
いてら同作な操作を行ない比較検討した(比較例4)。
(1)イタコン酸にて4モル%変性したポリ酢酸ビニル
。
。
(2)アルカリケン化法によるPVA系重合体。
Claims (3)
- (1)澱粉(a)およびポリビニルエステルの酸触媒に
よる加水分解又はアルコリシスにより得られるポリビニ
ルアルコール系重合体(b)よりなることを特徴とする
高分子組成物。 - (2)ポリビニルエステルを構成するビニルエステルが
炭素数1〜25の脂肪酸から成るビニルエステルであり
、得られるポリビニルアルコール系重合体(b)のケン
化度が50〜99モル%である請求項(1)に記載の高
分子組成物。 - (3)(a)と(b)との重量混合比が100:1〜1
:100である請求項(1)に記載の高分子組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23574388A JPH0284450A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 高分子組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23574388A JPH0284450A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 高分子組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0284450A true JPH0284450A (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=16990565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23574388A Pending JPH0284450A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 高分子組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0284450A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0379645A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-04-04 | Warner Lambert Co | 変性澱粉を含有する、ポリマーをベースとするブレンド組成物 |
| JPH03217439A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-09-25 | Warner Lambert Co | 変性澱粉を含有するポリマーをベースとするブレンド組成物 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP23574388A patent/JPH0284450A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0379645A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-04-04 | Warner Lambert Co | 変性澱粉を含有する、ポリマーをベースとするブレンド組成物 |
| JPH03217439A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-09-25 | Warner Lambert Co | 変性澱粉を含有するポリマーをベースとするブレンド組成物 |
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