JPH028625B2 - - Google Patents
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- JPH028625B2 JPH028625B2 JP57125522A JP12552282A JPH028625B2 JP H028625 B2 JPH028625 B2 JP H028625B2 JP 57125522 A JP57125522 A JP 57125522A JP 12552282 A JP12552282 A JP 12552282A JP H028625 B2 JPH028625 B2 JP H028625B2
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Description
本発明は被覆用樹脂組成物に関するものであ
る。更に詳しくは特定のキレート反応性ポリオー
ル樹脂とイソシアネート系硬化剤と歴青物とを含
む防蝕用塗料組成物に関するものである。 特に本発明は錆の認められない鋼板や脱錆鋼板
は勿論のこと、発錆鋼板あるいは下地処理の不備
な鋼板及びアルミ、亜鉛鋼板、ステンレス等に対
して優れた密着性及び防蝕性を有する塗料組成物
に関するものである。 従来のポリオール樹脂塗料はその優れた防蝕性
ゆえに広範囲な分野で金属保護塗料として用いら
れている。 しかし、その優れた防蝕性を保つには鋼板面の
錆を入念に除去し下地処理を十分に施す必要があ
る。この下地処理を不十分に行つた状態で塗装し
た場合、密着不良を起こし防蝕性能も著しく低下
する。 本発明の目的は、錆の認められない鋼板は勿論
のこと、鋼板の下地処理を簡略化したもの、ある
いは錆面鋼板に直接塗装しても優れた密着性と耐
蝕性を有する被覆用樹脂組成物を提供することに
ある。 本発明の被覆用樹脂組成物は、 必須の構成成分として (A) エポキシ樹脂(A−1)と、隣接水酸基を有
する多価フエノールカルボン酸多価アルコール
エステル(A−2−1)及び/又は隣接水酸基
を有する多核多価フエノール(A−2−2)と
のエポキシ基を有する予備縮合物に、 エポキシ基と反応性のアミノ基を含む化合物
(A−3)を反応せしめて得られるポリオール
樹脂と、 (B) 1個より多いイソシアネート基又は硬化条件
下でイソシアネートに変化する基を含む化合物
と、 (C) 歴青物及び/又はその代替物 とを含有する。 本発明の組成物に用いられる予備縮合物はエポ
キシ樹脂(A−1)と隣接水酸基を有する多価フ
エノールカルボン酸の多価アルコールエステル
(A−2−1)及び/又は隣接水酸基を含有する
多核多価フエノール(A−2−2)とをエポキシ
基が残存する割合で溶剤の存在下又は不存在下及
び触媒の存在下又は不存在下に加熱処理すること
により得られる。加熱温度としては特に限定はな
いが、エポキシ樹脂の分解が起らず、且つ適当な
時間で反応が終了するべく通常100〜200℃で行う
のが良い。この反応時に触媒として、第3級アミ
ン、4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩、
アミンの塩酸塩等を用いることができる。 ここで使用するエポキシ樹脂(A−1)として
は、式 (ZはH、CH3、C2H5基) で示される置換又は非置換のグリシジルエーテル
基を分子内に1個より多く有するもの等種々のも
のを用いることができ、エポキシ当量には特に制
限はないが、好ましくはエポキシ当量200〜1000
程度のものが良い。 本発明に用いる分子中に隣接水酸基を含有する
多価フエノールカルボン酸の多価アルコールエス
テル(A−2−1)としては、次のものが挙げら
れる。 即ち、多価アルコール成分としては、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、1,6−ヘキサンジオール等のジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン等のト
リオール、ペンタエリスリトール、ソルビツト、
グルコース等の4価以上のポリオール等を用いる
ことができ、隣接水酸基含有の多価フエノールカ
ルボン酸成分としては、カテコール−3−カルボ
ン酸、カテコール−4−カルボン酸(プロトカテ
キユ酸)、没食子酸(3,4,5−トリオキシ安
息香酸)、m−ジ没食子酸、ピロガロール−4−
カルボン酸、ピロガロール−4,6−ジカルボン
酸、タンニン酸等を用いる事ができ、エステルの
代表的な構造は例えばグリセリンとプロトカテキ
ユ酸のエステルの場合 であり、この他に高次縮合物も含まれているもの
と思われる。 又、隣接水酸基を含有する多価フエノールカル
ボン酸の多価アルコールエステルとエポキシ樹脂
とを予備縮合させるとき、サリチル酸エステル、
p−ヒドロキシ安息香酸エステル等の単核フエノ
ールカルボン酸エステルを混合せしめても良い。 本発明に用いる隣接水酸基を持つ多核多価フエ
ノール(A−2−2)として好ましいものとして
は次のものが挙げられる。カテコールのホルマリ
ン縮合物及びカテコール−3(或は4)−カルボン
酸(又はそのエステル)のホルマリン縮合物、ピ
ロガロールのホルマリン縮合物、ピロガロール−
4−カルボン酸(又はそのエステル)のホルマリ
ン縮合物、又ピロガロール−4,6−ジカルボン
酸(又はそのエステル)のホルマリン縮合物、
3,4,5−トリオキシ安息香酸(又はそのエス
テル)のホルマリン縮合物、タンニン酸(又はそ
のエステル)又はそのホルマリン縮合物、うるし
オールのホルマリン縮合物。又、多価フエノール
をホルマリンで縮合せしめるときフエノール、ク
レゾールンハイドロキノン、サリチル酸等の単核
フエノールと混合せしめても良い。多価フエノー
ルカルボン酸の多価アルコールエステル(A−2
−1)及び/又は多核多価フエノール(A−2−
2)とエポキシ樹脂(A−1)の反応割合は生成
予備縮合物1分子当り平均0.05モル以上、好まし
くは0.1モル以上の多価フエノールカルボン酸の
多価アルコールエステル(A−2−1)及び/又
は多核多価フエノール(A−2−2)が反応して
含まれる様な割合とするのがよく、又、得られる
予備縮合物のエポキシ当量が3000以下となる様に
するのがよい。 本発明のポリオール樹脂(A)はかかる予備縮合物
とアミノ基を含む化合物(A−3)例えば第1級
アミン又は第2級アミンを反応させて得られる
が、アミノ基を含む化合物(A−3)として特に
好ましいものは水酸基を含有するヒドロキシルア
ミンである。第1級アミンとしては、例えばメチ
ルアミン、エチルアミン、プロピルアミン等、第
2級アミンとしては、例えばジブチルアミン等、
又、ヒドロキシルアミンとしては例えばエタノー
ルアミン、プロパノールアミン、ジエタノールア
ミン、ジイソプロパノールアミン等が挙げられ
る。 予備縮合物とアミノ基含有化合物(A−3)と
の反応割合は前者が有しているエポキシ基に対す
る後者が有している、エポキシ基と反応性を有す
る基の割合が1.1〜0.7、特に1.0〜0.9となるよう
な割合が好ましい。 予備縮合物とアミノ基含有化合物(A−3)の
反応は触媒なしで例えば60〜150℃の温度で行う
ことができる。 本発明に用いられる1個より多いイソシアネー
ト基又は硬化条件下でイソシアネートに変化する
基を有する化合物(B)としては、例えばトルエンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
粗ジフエニルメタンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、リシンジイソシアネー
トメチルエステル、及びトリメチロールプロパン
のトルエンジイソシアネート3モル付加物及びこ
れらより得られる高分子量ポリイソシアネート
(プレポリマー)等が挙げられる。 1個より多いイソシアネート基又は硬化条件下
でイソシアネートに変化する基を有する化合物(B)
の配合割合は、ポリオール樹脂(A)中の水酸基当量
とイソシアネート基当量の配合割合が0.4〜1.2、
好ましくは0.7〜1.0となるような割合がよい。 本発明の組成物に用いられる歴青物質として
は、コールタール、コールタールピツチ、各種カ
ツトバツクタール、膨潤炭状物、アスフアルト等
が使用できる。 又、歴青物質の代替物としては、種々のものが
挙げられるが、例えば芳香族油樹脂、クマロン樹
脂、石油樹脂や一般に稀釈剤として用いられる
DOP、DBP、その他石油系、石炭系等の高沸点
中性油分等が使用できる。歴青物質及び/又は歴
青物質の代替物(C)の配合割合はポリオール樹脂(A)
に対して0.5〜2倍重量が適当である。 尚、かかる本発明の組成物には必要に応じて各
種硬化触媒、充填剤、稀釈剤、脱水剤、樹脂等を
添加することができる。 以下、本発明を実施例により更に詳述する。
尚、例中の部は重量基準である。 製造例 1 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)100部(重量部、以下同じ)と
カテコールのホルマリン縮合物(分子量=450)
20部、キシレン60部及び触媒としてトリエチルア
ミン0.1部を添加して撹拌しながら、120℃〜130
℃で3時間反応を続ける。このようにして得られ
た生成物を予備縮合物〔〕とする。 予備縮合物〔〕(固型分=65%)100部に対し
てジエタノールアミン12部を加え80℃で2時間撹
拌してポリオール樹脂()を得た。該ポリオー
ル樹脂()の水酸基当量は、240であつた。 製造例 2 ビスフエノールF・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=380)150部とグリセリンのプロトカ
テキユ酸のトリエステル(MW=500)25部とキ
シレン120部及び触媒としてジメチルベンジルア
ミン0.15部を添加して撹拌しながら、130℃で3
時間反応を続ける。 このようにして得られた予備縮合物()〔固
型分=60%〕100部に対してジブチルアミン13部
を加え、65℃で3時間撹拌して、ポリオール樹脂
()を得た。該ポリオール樹脂の水酸基当量は、
420であつた。 製造例 3 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)150部とビスフエノールA・プ
ロピレンオキサイド付加物のジグリシジルエーテ
ル(エポキシ当量=340)50部とグルコースのm
−ジ−没食子酸エステル35部、セロソルブアセテ
ート160部と触媒としてトリエチルアミン0.5部を
加えて120℃で4時間反応を続ける。 このようにして得られた予備縮合物()〔固
型分=60%〕100部に対してジイソプロパノール
アミン17部を加え、60℃で4時間撹拌してポリオ
ール樹脂()を得た。該ポリオール樹脂の水酸
基当量は、210であつた。 製造例 4 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)100部、キシレン65部に対して
ジエタノールアミン23部を加え、80℃で2時間撹
拌してポリオール樹脂()を得た。該ポリオー
ル樹脂の水酸基当量は120であつた。 製造例 5 ビスフエノールF・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=380)100部とキシレン65部に対して
ジブチルアミン35部を加え、80℃で2時間撹拌し
てポリオール樹脂()を得た。該ポリオール樹
脂の水酸基当量は、340であつた。 製造例 6 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)150部とビスフエノールA・プ
ロピレンオキサイド付加物のジグリシジルエーテ
ル(エポキシ当量=340)50部とセロソルブアセ
テート120部に対してジイソプロパノールアミン
32部を加え、80℃で3時間撹拌してポリオール樹
脂()を得た。該ポリオール樹脂の水酸基当量
は130であつた。 実施例1〜6、比較例1〜6 前記の製造例で得られたポリオール樹脂()
〜()を使用して表1及び表2に示される組成
の被覆用樹脂組成物を調製した。本配合樹脂を錆
面鋼板(1年間屋外バクロし浮き錆を落した鋼
板)に塗布、膜厚150〜200μにし、室温で1週間
乾燥後、その塗膜の物性比較試験を行つた。 その結果は表1及び表2に示されるように、密
着性、防蝕性とも著しく比較例より優れていた。
る。更に詳しくは特定のキレート反応性ポリオー
ル樹脂とイソシアネート系硬化剤と歴青物とを含
む防蝕用塗料組成物に関するものである。 特に本発明は錆の認められない鋼板や脱錆鋼板
は勿論のこと、発錆鋼板あるいは下地処理の不備
な鋼板及びアルミ、亜鉛鋼板、ステンレス等に対
して優れた密着性及び防蝕性を有する塗料組成物
に関するものである。 従来のポリオール樹脂塗料はその優れた防蝕性
ゆえに広範囲な分野で金属保護塗料として用いら
れている。 しかし、その優れた防蝕性を保つには鋼板面の
錆を入念に除去し下地処理を十分に施す必要があ
る。この下地処理を不十分に行つた状態で塗装し
た場合、密着不良を起こし防蝕性能も著しく低下
する。 本発明の目的は、錆の認められない鋼板は勿論
のこと、鋼板の下地処理を簡略化したもの、ある
いは錆面鋼板に直接塗装しても優れた密着性と耐
蝕性を有する被覆用樹脂組成物を提供することに
ある。 本発明の被覆用樹脂組成物は、 必須の構成成分として (A) エポキシ樹脂(A−1)と、隣接水酸基を有
する多価フエノールカルボン酸多価アルコール
エステル(A−2−1)及び/又は隣接水酸基
を有する多核多価フエノール(A−2−2)と
のエポキシ基を有する予備縮合物に、 エポキシ基と反応性のアミノ基を含む化合物
(A−3)を反応せしめて得られるポリオール
樹脂と、 (B) 1個より多いイソシアネート基又は硬化条件
下でイソシアネートに変化する基を含む化合物
と、 (C) 歴青物及び/又はその代替物 とを含有する。 本発明の組成物に用いられる予備縮合物はエポ
キシ樹脂(A−1)と隣接水酸基を有する多価フ
エノールカルボン酸の多価アルコールエステル
(A−2−1)及び/又は隣接水酸基を含有する
多核多価フエノール(A−2−2)とをエポキシ
基が残存する割合で溶剤の存在下又は不存在下及
び触媒の存在下又は不存在下に加熱処理すること
により得られる。加熱温度としては特に限定はな
いが、エポキシ樹脂の分解が起らず、且つ適当な
時間で反応が終了するべく通常100〜200℃で行う
のが良い。この反応時に触媒として、第3級アミ
ン、4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩、
アミンの塩酸塩等を用いることができる。 ここで使用するエポキシ樹脂(A−1)として
は、式 (ZはH、CH3、C2H5基) で示される置換又は非置換のグリシジルエーテル
基を分子内に1個より多く有するもの等種々のも
のを用いることができ、エポキシ当量には特に制
限はないが、好ましくはエポキシ当量200〜1000
程度のものが良い。 本発明に用いる分子中に隣接水酸基を含有する
多価フエノールカルボン酸の多価アルコールエス
テル(A−2−1)としては、次のものが挙げら
れる。 即ち、多価アルコール成分としては、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、1,6−ヘキサンジオール等のジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン等のト
リオール、ペンタエリスリトール、ソルビツト、
グルコース等の4価以上のポリオール等を用いる
ことができ、隣接水酸基含有の多価フエノールカ
ルボン酸成分としては、カテコール−3−カルボ
ン酸、カテコール−4−カルボン酸(プロトカテ
キユ酸)、没食子酸(3,4,5−トリオキシ安
息香酸)、m−ジ没食子酸、ピロガロール−4−
カルボン酸、ピロガロール−4,6−ジカルボン
酸、タンニン酸等を用いる事ができ、エステルの
代表的な構造は例えばグリセリンとプロトカテキ
ユ酸のエステルの場合 であり、この他に高次縮合物も含まれているもの
と思われる。 又、隣接水酸基を含有する多価フエノールカル
ボン酸の多価アルコールエステルとエポキシ樹脂
とを予備縮合させるとき、サリチル酸エステル、
p−ヒドロキシ安息香酸エステル等の単核フエノ
ールカルボン酸エステルを混合せしめても良い。 本発明に用いる隣接水酸基を持つ多核多価フエ
ノール(A−2−2)として好ましいものとして
は次のものが挙げられる。カテコールのホルマリ
ン縮合物及びカテコール−3(或は4)−カルボン
酸(又はそのエステル)のホルマリン縮合物、ピ
ロガロールのホルマリン縮合物、ピロガロール−
4−カルボン酸(又はそのエステル)のホルマリ
ン縮合物、又ピロガロール−4,6−ジカルボン
酸(又はそのエステル)のホルマリン縮合物、
3,4,5−トリオキシ安息香酸(又はそのエス
テル)のホルマリン縮合物、タンニン酸(又はそ
のエステル)又はそのホルマリン縮合物、うるし
オールのホルマリン縮合物。又、多価フエノール
をホルマリンで縮合せしめるときフエノール、ク
レゾールンハイドロキノン、サリチル酸等の単核
フエノールと混合せしめても良い。多価フエノー
ルカルボン酸の多価アルコールエステル(A−2
−1)及び/又は多核多価フエノール(A−2−
2)とエポキシ樹脂(A−1)の反応割合は生成
予備縮合物1分子当り平均0.05モル以上、好まし
くは0.1モル以上の多価フエノールカルボン酸の
多価アルコールエステル(A−2−1)及び/又
は多核多価フエノール(A−2−2)が反応して
含まれる様な割合とするのがよく、又、得られる
予備縮合物のエポキシ当量が3000以下となる様に
するのがよい。 本発明のポリオール樹脂(A)はかかる予備縮合物
とアミノ基を含む化合物(A−3)例えば第1級
アミン又は第2級アミンを反応させて得られる
が、アミノ基を含む化合物(A−3)として特に
好ましいものは水酸基を含有するヒドロキシルア
ミンである。第1級アミンとしては、例えばメチ
ルアミン、エチルアミン、プロピルアミン等、第
2級アミンとしては、例えばジブチルアミン等、
又、ヒドロキシルアミンとしては例えばエタノー
ルアミン、プロパノールアミン、ジエタノールア
ミン、ジイソプロパノールアミン等が挙げられ
る。 予備縮合物とアミノ基含有化合物(A−3)と
の反応割合は前者が有しているエポキシ基に対す
る後者が有している、エポキシ基と反応性を有す
る基の割合が1.1〜0.7、特に1.0〜0.9となるよう
な割合が好ましい。 予備縮合物とアミノ基含有化合物(A−3)の
反応は触媒なしで例えば60〜150℃の温度で行う
ことができる。 本発明に用いられる1個より多いイソシアネー
ト基又は硬化条件下でイソシアネートに変化する
基を有する化合物(B)としては、例えばトルエンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
粗ジフエニルメタンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、リシンジイソシアネー
トメチルエステル、及びトリメチロールプロパン
のトルエンジイソシアネート3モル付加物及びこ
れらより得られる高分子量ポリイソシアネート
(プレポリマー)等が挙げられる。 1個より多いイソシアネート基又は硬化条件下
でイソシアネートに変化する基を有する化合物(B)
の配合割合は、ポリオール樹脂(A)中の水酸基当量
とイソシアネート基当量の配合割合が0.4〜1.2、
好ましくは0.7〜1.0となるような割合がよい。 本発明の組成物に用いられる歴青物質として
は、コールタール、コールタールピツチ、各種カ
ツトバツクタール、膨潤炭状物、アスフアルト等
が使用できる。 又、歴青物質の代替物としては、種々のものが
挙げられるが、例えば芳香族油樹脂、クマロン樹
脂、石油樹脂や一般に稀釈剤として用いられる
DOP、DBP、その他石油系、石炭系等の高沸点
中性油分等が使用できる。歴青物質及び/又は歴
青物質の代替物(C)の配合割合はポリオール樹脂(A)
に対して0.5〜2倍重量が適当である。 尚、かかる本発明の組成物には必要に応じて各
種硬化触媒、充填剤、稀釈剤、脱水剤、樹脂等を
添加することができる。 以下、本発明を実施例により更に詳述する。
尚、例中の部は重量基準である。 製造例 1 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)100部(重量部、以下同じ)と
カテコールのホルマリン縮合物(分子量=450)
20部、キシレン60部及び触媒としてトリエチルア
ミン0.1部を添加して撹拌しながら、120℃〜130
℃で3時間反応を続ける。このようにして得られ
た生成物を予備縮合物〔〕とする。 予備縮合物〔〕(固型分=65%)100部に対し
てジエタノールアミン12部を加え80℃で2時間撹
拌してポリオール樹脂()を得た。該ポリオー
ル樹脂()の水酸基当量は、240であつた。 製造例 2 ビスフエノールF・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=380)150部とグリセリンのプロトカ
テキユ酸のトリエステル(MW=500)25部とキ
シレン120部及び触媒としてジメチルベンジルア
ミン0.15部を添加して撹拌しながら、130℃で3
時間反応を続ける。 このようにして得られた予備縮合物()〔固
型分=60%〕100部に対してジブチルアミン13部
を加え、65℃で3時間撹拌して、ポリオール樹脂
()を得た。該ポリオール樹脂の水酸基当量は、
420であつた。 製造例 3 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)150部とビスフエノールA・プ
ロピレンオキサイド付加物のジグリシジルエーテ
ル(エポキシ当量=340)50部とグルコースのm
−ジ−没食子酸エステル35部、セロソルブアセテ
ート160部と触媒としてトリエチルアミン0.5部を
加えて120℃で4時間反応を続ける。 このようにして得られた予備縮合物()〔固
型分=60%〕100部に対してジイソプロパノール
アミン17部を加え、60℃で4時間撹拌してポリオ
ール樹脂()を得た。該ポリオール樹脂の水酸
基当量は、210であつた。 製造例 4 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)100部、キシレン65部に対して
ジエタノールアミン23部を加え、80℃で2時間撹
拌してポリオール樹脂()を得た。該ポリオー
ル樹脂の水酸基当量は120であつた。 製造例 5 ビスフエノールF・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=380)100部とキシレン65部に対して
ジブチルアミン35部を加え、80℃で2時間撹拌し
てポリオール樹脂()を得た。該ポリオール樹
脂の水酸基当量は、340であつた。 製造例 6 ビスフエノールA・ジグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量=450)150部とビスフエノールA・プ
ロピレンオキサイド付加物のジグリシジルエーテ
ル(エポキシ当量=340)50部とセロソルブアセ
テート120部に対してジイソプロパノールアミン
32部を加え、80℃で3時間撹拌してポリオール樹
脂()を得た。該ポリオール樹脂の水酸基当量
は130であつた。 実施例1〜6、比較例1〜6 前記の製造例で得られたポリオール樹脂()
〜()を使用して表1及び表2に示される組成
の被覆用樹脂組成物を調製した。本配合樹脂を錆
面鋼板(1年間屋外バクロし浮き錆を落した鋼
板)に塗布、膜厚150〜200μにし、室温で1週間
乾燥後、その塗膜の物性比較試験を行つた。 その結果は表1及び表2に示されるように、密
着性、防蝕性とも著しく比較例より優れていた。
【表】
【表】
レタン製
【表】
リウレタン製
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 必須の構成成分として (A) エポキシ樹脂(A−1)と、隣接水酸基を有
する多価フエノールカルボン酸多価アルコール
エステル(A−2−1)及び/又は隣接水酸基
を有する多核多価フエノール(A−2−2)と
のエポキシ基を有する予備縮合物に、 エポキシ基と反応性のアミノ基を含む化合物
(A−3)を反応せしめて得られるポリオール
樹脂と、 (B) 1個より多いイソシアネート基又は硬化条件
下でイソシアネートに変化する基を含む化合物
と、 (C) 歴青物及び/又はその代替物 とを含有する被覆用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57125522A JPS5915456A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 被覆用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57125522A JPS5915456A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 被覆用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5915456A JPS5915456A (ja) | 1984-01-26 |
| JPH028625B2 true JPH028625B2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=14912237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57125522A Granted JPS5915456A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 被覆用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915456A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0495137U (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-18 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP57125522A patent/JPS5915456A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0495137U (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5915456A (ja) | 1984-01-26 |
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