JPH028986Y2 - - Google Patents
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- JPH028986Y2 JPH028986Y2 JP11767583U JP11767583U JPH028986Y2 JP H028986 Y2 JPH028986 Y2 JP H028986Y2 JP 11767583 U JP11767583 U JP 11767583U JP 11767583 U JP11767583 U JP 11767583U JP H028986 Y2 JPH028986 Y2 JP H028986Y2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築、構築物の内、外装の横張り壁体
を形成するのに有用なサイデイングボード(以
下、単にボードという)に関する。
を形成するのに有用なサイデイングボード(以
下、単にボードという)に関する。
従来から使用されているこの種ボードとしては
特公昭51−29339号、実公昭51−11882号、
実公昭54−26649号などがある。しかしながら、
上記ボードにおいては種々の問題があつた。すな
わち、この種ボードにおいては、化粧面が山状に
変形したり、裏打材がないため断熱性に欠け、し
かも結露水、漏洩した雨水がボード内に貯留さ
れ、下地、ボード自体を腐食したりする欠点があ
つた。その上、ボードの連結部に貯留した水が、
厳寒時に氷となり体積膨脹して連結部を変形した
り、ボードを離脱せしめたりする不利があつた。
さらに、この種ボードを連結して壁体を形成した
際は連結部と目地が明確に現れ、外観を醜くする
欠点があつた。
特公昭51−29339号、実公昭51−11882号、
実公昭54−26649号などがある。しかしながら、
上記ボードにおいては種々の問題があつた。すな
わち、この種ボードにおいては、化粧面が山状に
変形したり、裏打材がないため断熱性に欠け、し
かも結露水、漏洩した雨水がボード内に貯留さ
れ、下地、ボード自体を腐食したりする欠点があ
つた。その上、ボードの連結部に貯留した水が、
厳寒時に氷となり体積膨脹して連結部を変形した
り、ボードを離脱せしめたりする不利があつた。
さらに、この種ボードを連結して壁体を形成した
際は連結部と目地が明確に現れ、外観を醜くする
欠点があつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、化粧
面の下端縁をL字状の縦断面に形成した係止部に
水抜き部を適宜ピツチで設け、かつ、化粧面の長
手方向に沿つて縦断面が不等辺台形状であると共
に、壁体を形成した際の目地の縦断面とほぼ同じ
形状となる化粧溝を少なくとも1本以上形成して
目地をも壁体の1つの統一した模様とならしめて
美しい外観とし、しかも上端に傾斜部、目地下地
部、およびリブ状の突条とから上記のような目地
を形成するための係合部を設け、かつ、化粧面、
係止部、傾斜部、目地下地部、および突条の外側
面とで囲まれた凹部に自己接着性により構成材を
一体化すると共に、芯材ともなる合成樹脂発泡体
を一体に充填して化粧面にペコツキ、変形、反
り、捻れのない、しかも連結部の係合力を大幅に
強化して離脱を防止すると共に、施工性、防水
性、耐食性、断熱性、防火性、クツシヨン性、生
産性、および防振性を具備せしめ、しかも、ボー
ドの係止部に水が貯留するのを抑制し、かつ、立
体感に富む美しい目地を有する壁体を構成するこ
とができるボードを提案する。
面の下端縁をL字状の縦断面に形成した係止部に
水抜き部を適宜ピツチで設け、かつ、化粧面の長
手方向に沿つて縦断面が不等辺台形状であると共
に、壁体を形成した際の目地の縦断面とほぼ同じ
形状となる化粧溝を少なくとも1本以上形成して
目地をも壁体の1つの統一した模様とならしめて
美しい外観とし、しかも上端に傾斜部、目地下地
部、およびリブ状の突条とから上記のような目地
を形成するための係合部を設け、かつ、化粧面、
係止部、傾斜部、目地下地部、および突条の外側
面とで囲まれた凹部に自己接着性により構成材を
一体化すると共に、芯材ともなる合成樹脂発泡体
を一体に充填して化粧面にペコツキ、変形、反
り、捻れのない、しかも連結部の係合力を大幅に
強化して離脱を防止すると共に、施工性、防水
性、耐食性、断熱性、防火性、クツシヨン性、生
産性、および防振性を具備せしめ、しかも、ボー
ドの係止部に水が貯留するのを抑制し、かつ、立
体感に富む美しい目地を有する壁体を構成するこ
とができるボードを提案する。
以下に、図面を用いて本考案に係るボードの一
実施例について詳細に説明する。すなわち、第1
図は上記ボードを示す斜視図であり、1は表面材
で平板、エンボス加工を施した金属薄板を第2図
に示すような凹状断面に形成したものであり、主
に化粧材、補強材、および弾力付与材として機能
するものである。すなわち、表面材1は長方形の
化粧面2(以下、単に化粧面という)とその適宜
位置に形成した化粧溝3と化粧面2の一端、図で
は下端をL字状に形成した係止部4と化粧面2の
上端を外方に変形L字状に形成した係合部9とそ
の上端を上方へ延長した固定部12とから形成し
たものである。さらに説明すると、化粧溝3は化
粧面2の表面に少なくとも1本以上、長手方向に
形成したものであり、主に化粧面2の反り、捻
れ、ペコツキの防止とボードを施工した際の壁体
の目地と化粧溝3とを識別しにくくして壁体を1
つの模様で統一した美しい外観とすると共に、大
きさの割に立体感を醸し出すのに役立つものであ
る。さらに具体的に説明すると、化粧溝3は縦断
面が不等辺台形状、所謂垂直な底面3aとその上
端縁を外方へθ1(直角)で化粧面2と直交する水
平な上面3bと下端縁を角度θ2(鋭角)で後上が
りに傾斜した下側の傾斜面3cとから形成したも
のである。また、係止部4は化粧面2の下端を内
方に屈曲して縦断面を略L字状としたものであ
る。さらに説明すると、係止部4は化粧面2とθ3
=90゜、所謂水平、またはほぼ水平な底辺5と上
方に向かつて略垂直な係止片6、および係止片6
の先端をはぜ状に外方、もしくは内方(図示せ
ず)に屈曲した舌片7とから形成したものであ
る。また、底辺5は化粧面2から係止片6までの
長さを短くして係止部4の変形を最小限にすると
共に、直角、またはこれに近い角度による陰影に
よつて目地の立体感を助長すると共に、係止部4
の裏面に貯留する結露水、漏洩による雨水を外部
へ放流し、表面材1、後記する合成樹脂発泡体、
および下地材(図示せず)の腐食、劣化などを抑
制するための水抜き部8,8a,8b,8c,8
dを形成したものであり、係止片6は後記する係
合部と大きい面積で接触すると共に、施工の際の
ガイド、および安定支持片と防水面として機能
し、舌片7は後記する突条との係合部分に毛細管
現象が生ずるのを防止する空隙の形成と施工時に
係止片6の先端が刃物のように鋭利になるのを防
止して作業時の危険性をなくするのに役立つもの
である。さらに、水抜き部8,8a,8b,8
c,8dについて説明すると、水抜き部8,8
a,8b,8c,8dは第3図a〜h、第4図a
〜i、第5図a〜f、第6図a,b、および第7
図a〜cに示すように底辺5、係止片6のいずれ
か一方、または両方に亘つて適宜ピツチで設けた
ものである。すなわち、第3図a〜hは水抜き部
8を底辺5の下端、所謂係止片6側の端部に沿つ
て形成したものであり、a図は半円形、b,c図
は楕円形、d図は長方形、e図は角形、f図は3
角形、g図は山形に窪ませた形状、h図は線状の
切り込みを入れ、僅かな空隙を有する形状とした
ものであり、第4図a〜iは底辺5の中央、屈曲
部分を除いた端部に近い面に水抜き部8aを形成
したものである。すなわち、a図は円形、b,c
図は楕円、d図は3角形、e図は角形、f図は線
状の切り込み、g図は山形に窪ませた形状とし、
h,i図はノツチング加工を施したものである。
さらに、第5図a〜fは係止片6に水抜き部8b
を貫設したものであり、a図は円形、b図は角
形、c図は楕円、d図は3角形、e図は小リブ6
aの中央に円形に穿設した形状、f図は線状に切
り込んだ形状としたものである。また、第6図は
貫設する形状は種々あるが、その水抜き部8cを
底辺5と係止片6に跨がつて形成したものであ
り、第7図a〜cは係止片6の端部と舌片7に跨
がつて水抜き部8dを形成したものであり、a図
は半円、b図は角形、c図は3角形に形成したも
のである。なお、水抜き部8,8a,8b,8c
の断面形状としては第8図a〜cに示すように形
成するものである。また、係合部9は化粧面2の
上端を前記角部θ2に相応した角度θ′2で後上がり
に傾斜した傾斜部10とその端縁を上方に垂直に
延長した目地下地部11と目地下地部11の表面
に対し角度θ4(鋭角)で傾斜したリブ状の突条1
2とから形成し、主に目地下地として機能し、更
に係止部4が係合すると共に、下地、胴縁などと
表面材1が接触するのを低減し、かつ、防振、お
よび後記する合成樹脂発泡体を収納するのに役立
たせ、かつ、原料漏れのない縦断面とした型材と
して役立つものである。さらに説明すると、傾斜
部10は雨水の流れをよくし、目地下地部11に
雨水が貯溜するのを防止すると共に、目地を形成
した際の立体感を助長し、かつ、働き幅を増大す
るのに役立つものである。また、目地下地部11
は垂直な面、あるいは略垂直な面からなり、目地
部の防水下地、および係止片6のガイドとして役
立ち、突条12は係止片6をある弾力下で係合す
ると共に、雨返し、および表面材1の変形防止の
ための補強と3角形状の屈曲部11aの形成によ
り係止片6と突条12間の毛細管現象を阻止する
ものであり、かつ、外側の面12aの下縁を内側
の面12bの下縁より△hだけ水平または略水平
に突出させ、下地と係合部9の接触面積を低減す
ると共に、後記する合成樹脂発泡体原料を収納す
る型の一側として役立つものである。後に△hだ
け突出した水平面12cは表面材1を搬送するの
にスチールベルトなどの平板材を使用でき、回転
速度をキヤタピラなどの型より大幅に高速で回転
できるので生産性が大幅に向上し、かつ、コスト
ダウンをも図れるものである。なお、角度θ4は係
合力の強化のために舌片7が接触する面だけは、
傾斜していることが好ましい。具体的な角度θ4と
しては底辺5の高さh1、表面材1の幅Wなどの寸
法によつて選択するものである。13は固定部で
突条12の外側12cの下縁を上方へ垂直に延長
したものであり、主に表面材1を雨水の漏洩しな
い位置で第9図に示すように下地(胴縁、間柱、
躯体、下地板)Aに釘Bを介して固定するのに役
立つものである。14は舌片で固定部13の先端
を必要に応じて成形したものであり、主に施工時
の危険防止、および固定部の波打ちなどの変形を
阻止するものである。15は凹部で化粧面2、化
粧溝3、底辺5、および係合部9の裏面によつて
囲まれた部分であり、16は合成樹脂発泡体で凹
部15に自己接着性を利用して一体に充填し、主
に断熱材、芯材、クツシヨン材、補強材、接着
材、防音材、防湿材、防錆材として機能するもの
である。その形状は凹部15に対応すると共に、
係止部4近傍の端部を略3角形状、長方形状(図
示せず)などの空隙が底辺と舌片間に形成される
ように切り欠き部17を設けたものである。ま
た、合成樹脂発泡体16の原料としては、ポリウ
レタンフオーム用樹脂、ポリイソシアヌレートフ
オーム用樹脂、フエノールフオーム用樹脂、およ
びこれらに難燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼酸ソ
ーダ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、三
酸化アンチモン、ベントナイト、パーライト粒、
シラスバルーンの1種以上を添加したものなどか
らなるものである。なお、合成樹脂発泡体16を
形成するには原料を凹部15に吐出、敷設などし
て反応、発泡させ、その際の自己接着性を利用し
て一体化するものである。18はシート状物から
なる裏面材で合成樹脂発泡体16の裏面を覆つて
ボードをサンドイツチ構造体とし、ボード自体の
機械強度を向上させると共に、不燃シート、防水
膜、遮熱シート、吸水シート、防音シート、パツ
キング材などの1機能とし役立つものであり、例
えばアスベスト紙、クラフト紙、アスフアルトフ
エルト、金属箔(Al,Pb,Fe)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、ガラスクロスの1
種、もしくはこれらの1種以上を組合わせたも
の、あるいは防水処理、難燃処理されたシートな
どからなるものである。なお、合成樹脂発泡体1
6は底辺5の裏面により多く存在し、シート状物
からなる裏面材18は上端部が目地下地部11の
裏面に接着されていることがより好ましい。ここ
で、上記各部の大きさについて簡単に説明する
と、化粧溝3においては底面3aの長さをl1、化
粧溝3の開口の幅をW1、深さをd、係止片6の
長さをl2、係合部9においては目地下地部11の
幅をW2、突条12の先端から傾斜部10の上端
縁までの幅をW3、化粧面2の上端から突条12
までの幅をW4、傾斜部10の高さをh2、固定部
13の裏面から突条12の先端までの高さをh3、
目地下地部11の表面から突条12までの高さを
h4、化粧面2から固定部13までの高さをh5、表
面材1の板厚をt、ボードを施工した壁体の目地
開口幅をW5、目地底面幅をW6、合成樹脂発泡体
16の各部の厚さをt1,t2,t3とすると、例えば、
h1≒d=h2、l1=W6、W6+l2=W2、W3>W1、
θ2≒θ3、△h=h5−h2、h4<h1、h4≦h2、d+△
h=h5、t1=h5−t、t2=h5−d、t3=h5−(t+
h2)としたようなものである。
実施例について詳細に説明する。すなわち、第1
図は上記ボードを示す斜視図であり、1は表面材
で平板、エンボス加工を施した金属薄板を第2図
に示すような凹状断面に形成したものであり、主
に化粧材、補強材、および弾力付与材として機能
するものである。すなわち、表面材1は長方形の
化粧面2(以下、単に化粧面という)とその適宜
位置に形成した化粧溝3と化粧面2の一端、図で
は下端をL字状に形成した係止部4と化粧面2の
上端を外方に変形L字状に形成した係合部9とそ
の上端を上方へ延長した固定部12とから形成し
たものである。さらに説明すると、化粧溝3は化
粧面2の表面に少なくとも1本以上、長手方向に
形成したものであり、主に化粧面2の反り、捻
れ、ペコツキの防止とボードを施工した際の壁体
の目地と化粧溝3とを識別しにくくして壁体を1
つの模様で統一した美しい外観とすると共に、大
きさの割に立体感を醸し出すのに役立つものであ
る。さらに具体的に説明すると、化粧溝3は縦断
面が不等辺台形状、所謂垂直な底面3aとその上
端縁を外方へθ1(直角)で化粧面2と直交する水
平な上面3bと下端縁を角度θ2(鋭角)で後上が
りに傾斜した下側の傾斜面3cとから形成したも
のである。また、係止部4は化粧面2の下端を内
方に屈曲して縦断面を略L字状としたものであ
る。さらに説明すると、係止部4は化粧面2とθ3
=90゜、所謂水平、またはほぼ水平な底辺5と上
方に向かつて略垂直な係止片6、および係止片6
の先端をはぜ状に外方、もしくは内方(図示せ
ず)に屈曲した舌片7とから形成したものであ
る。また、底辺5は化粧面2から係止片6までの
長さを短くして係止部4の変形を最小限にすると
共に、直角、またはこれに近い角度による陰影に
よつて目地の立体感を助長すると共に、係止部4
の裏面に貯留する結露水、漏洩による雨水を外部
へ放流し、表面材1、後記する合成樹脂発泡体、
および下地材(図示せず)の腐食、劣化などを抑
制するための水抜き部8,8a,8b,8c,8
dを形成したものであり、係止片6は後記する係
合部と大きい面積で接触すると共に、施工の際の
ガイド、および安定支持片と防水面として機能
し、舌片7は後記する突条との係合部分に毛細管
現象が生ずるのを防止する空隙の形成と施工時に
係止片6の先端が刃物のように鋭利になるのを防
止して作業時の危険性をなくするのに役立つもの
である。さらに、水抜き部8,8a,8b,8
c,8dについて説明すると、水抜き部8,8
a,8b,8c,8dは第3図a〜h、第4図a
〜i、第5図a〜f、第6図a,b、および第7
図a〜cに示すように底辺5、係止片6のいずれ
か一方、または両方に亘つて適宜ピツチで設けた
ものである。すなわち、第3図a〜hは水抜き部
8を底辺5の下端、所謂係止片6側の端部に沿つ
て形成したものであり、a図は半円形、b,c図
は楕円形、d図は長方形、e図は角形、f図は3
角形、g図は山形に窪ませた形状、h図は線状の
切り込みを入れ、僅かな空隙を有する形状とした
ものであり、第4図a〜iは底辺5の中央、屈曲
部分を除いた端部に近い面に水抜き部8aを形成
したものである。すなわち、a図は円形、b,c
図は楕円、d図は3角形、e図は角形、f図は線
状の切り込み、g図は山形に窪ませた形状とし、
h,i図はノツチング加工を施したものである。
さらに、第5図a〜fは係止片6に水抜き部8b
を貫設したものであり、a図は円形、b図は角
形、c図は楕円、d図は3角形、e図は小リブ6
aの中央に円形に穿設した形状、f図は線状に切
り込んだ形状としたものである。また、第6図は
貫設する形状は種々あるが、その水抜き部8cを
底辺5と係止片6に跨がつて形成したものであ
り、第7図a〜cは係止片6の端部と舌片7に跨
がつて水抜き部8dを形成したものであり、a図
は半円、b図は角形、c図は3角形に形成したも
のである。なお、水抜き部8,8a,8b,8c
の断面形状としては第8図a〜cに示すように形
成するものである。また、係合部9は化粧面2の
上端を前記角部θ2に相応した角度θ′2で後上がり
に傾斜した傾斜部10とその端縁を上方に垂直に
延長した目地下地部11と目地下地部11の表面
に対し角度θ4(鋭角)で傾斜したリブ状の突条1
2とから形成し、主に目地下地として機能し、更
に係止部4が係合すると共に、下地、胴縁などと
表面材1が接触するのを低減し、かつ、防振、お
よび後記する合成樹脂発泡体を収納するのに役立
たせ、かつ、原料漏れのない縦断面とした型材と
して役立つものである。さらに説明すると、傾斜
部10は雨水の流れをよくし、目地下地部11に
雨水が貯溜するのを防止すると共に、目地を形成
した際の立体感を助長し、かつ、働き幅を増大す
るのに役立つものである。また、目地下地部11
は垂直な面、あるいは略垂直な面からなり、目地
部の防水下地、および係止片6のガイドとして役
立ち、突条12は係止片6をある弾力下で係合す
ると共に、雨返し、および表面材1の変形防止の
ための補強と3角形状の屈曲部11aの形成によ
り係止片6と突条12間の毛細管現象を阻止する
ものであり、かつ、外側の面12aの下縁を内側
の面12bの下縁より△hだけ水平または略水平
に突出させ、下地と係合部9の接触面積を低減す
ると共に、後記する合成樹脂発泡体原料を収納す
る型の一側として役立つものである。後に△hだ
け突出した水平面12cは表面材1を搬送するの
にスチールベルトなどの平板材を使用でき、回転
速度をキヤタピラなどの型より大幅に高速で回転
できるので生産性が大幅に向上し、かつ、コスト
ダウンをも図れるものである。なお、角度θ4は係
合力の強化のために舌片7が接触する面だけは、
傾斜していることが好ましい。具体的な角度θ4と
しては底辺5の高さh1、表面材1の幅Wなどの寸
法によつて選択するものである。13は固定部で
突条12の外側12cの下縁を上方へ垂直に延長
したものであり、主に表面材1を雨水の漏洩しな
い位置で第9図に示すように下地(胴縁、間柱、
躯体、下地板)Aに釘Bを介して固定するのに役
立つものである。14は舌片で固定部13の先端
を必要に応じて成形したものであり、主に施工時
の危険防止、および固定部の波打ちなどの変形を
阻止するものである。15は凹部で化粧面2、化
粧溝3、底辺5、および係合部9の裏面によつて
囲まれた部分であり、16は合成樹脂発泡体で凹
部15に自己接着性を利用して一体に充填し、主
に断熱材、芯材、クツシヨン材、補強材、接着
材、防音材、防湿材、防錆材として機能するもの
である。その形状は凹部15に対応すると共に、
係止部4近傍の端部を略3角形状、長方形状(図
示せず)などの空隙が底辺と舌片間に形成される
ように切り欠き部17を設けたものである。ま
た、合成樹脂発泡体16の原料としては、ポリウ
レタンフオーム用樹脂、ポリイソシアヌレートフ
オーム用樹脂、フエノールフオーム用樹脂、およ
びこれらに難燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼酸ソ
ーダ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、三
酸化アンチモン、ベントナイト、パーライト粒、
シラスバルーンの1種以上を添加したものなどか
らなるものである。なお、合成樹脂発泡体16を
形成するには原料を凹部15に吐出、敷設などし
て反応、発泡させ、その際の自己接着性を利用し
て一体化するものである。18はシート状物から
なる裏面材で合成樹脂発泡体16の裏面を覆つて
ボードをサンドイツチ構造体とし、ボード自体の
機械強度を向上させると共に、不燃シート、防水
膜、遮熱シート、吸水シート、防音シート、パツ
キング材などの1機能とし役立つものであり、例
えばアスベスト紙、クラフト紙、アスフアルトフ
エルト、金属箔(Al,Pb,Fe)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、ガラスクロスの1
種、もしくはこれらの1種以上を組合わせたも
の、あるいは防水処理、難燃処理されたシートな
どからなるものである。なお、合成樹脂発泡体1
6は底辺5の裏面により多く存在し、シート状物
からなる裏面材18は上端部が目地下地部11の
裏面に接着されていることがより好ましい。ここ
で、上記各部の大きさについて簡単に説明する
と、化粧溝3においては底面3aの長さをl1、化
粧溝3の開口の幅をW1、深さをd、係止片6の
長さをl2、係合部9においては目地下地部11の
幅をW2、突条12の先端から傾斜部10の上端
縁までの幅をW3、化粧面2の上端から突条12
までの幅をW4、傾斜部10の高さをh2、固定部
13の裏面から突条12の先端までの高さをh3、
目地下地部11の表面から突条12までの高さを
h4、化粧面2から固定部13までの高さをh5、表
面材1の板厚をt、ボードを施工した壁体の目地
開口幅をW5、目地底面幅をW6、合成樹脂発泡体
16の各部の厚さをt1,t2,t3とすると、例えば、
h1≒d=h2、l1=W6、W6+l2=W2、W3>W1、
θ2≒θ3、△h=h5−h2、h4<h1、h4≦h2、d+△
h=h5、t1=h5−t、t2=h5−d、t3=h5−(t+
h2)としたようなものである。
次に施工例につき説明する。
いま、第1図に示すようなボードを第9図に示
すように横張りして外壁を構成すると仮定する。
そこで、間柱、壁下地、あるいは胴縁Aに第1段
目のボード○イを釘Bを介して固定する。次に第2
段目のボード○ロの係止部4を第1段目のボード○イ
の係合部9に係合し、その固定部13を上記と同
様に間柱Aに固定する。従つて、外壁全体を構成
するには、上記のような工程を順次、土台側から
桁に向かつて行えばよい。
すように横張りして外壁を構成すると仮定する。
そこで、間柱、壁下地、あるいは胴縁Aに第1段
目のボード○イを釘Bを介して固定する。次に第2
段目のボード○ロの係止部4を第1段目のボード○イ
の係合部9に係合し、その固定部13を上記と同
様に間柱Aに固定する。従つて、外壁全体を構成
するには、上記のような工程を順次、土台側から
桁に向かつて行えばよい。
以上説明したのは本考案に係るボードの一実施
例にすぎず、第10図a〜c、第11図a,b、
第12図a〜g、第13図a〜f、および第14
図a〜dに示すように形成することもできる。
例にすぎず、第10図a〜c、第11図a,b、
第12図a〜g、第13図a〜f、および第14
図a〜dに示すように形成することもできる。
すなわち、第10図a〜cは化粧面2に化粧溝
3を2本、あるいは深さdを前記と相違させて形
成したボードであり、第11図a,bは化粧溝3
の縦断面形状を幾分変形した不等辺台形状のボー
ドの一部分を示すものであり、第12図a〜gは
係止部4の変形を示し、第13図a〜fは突条1
2の変形例であり、第14図a〜dは合成樹脂発
泡体16の切り欠き部17の形状の変形例であ
る。また、図示しないが化粧溝3、目地を台形
状、角状に形成することもできる。
3を2本、あるいは深さdを前記と相違させて形
成したボードであり、第11図a,bは化粧溝3
の縦断面形状を幾分変形した不等辺台形状のボー
ドの一部分を示すものであり、第12図a〜gは
係止部4の変形を示し、第13図a〜fは突条1
2の変形例であり、第14図a〜dは合成樹脂発
泡体16の切り欠き部17の形状の変形例であ
る。また、図示しないが化粧溝3、目地を台形
状、角状に形成することもできる。
上述したように本考案に係るボードによれば、
係止部と係合部の連続構造に毛細管現象が生ずる
こともなく、かつ、係止部の舌片、係合部の突条
によつて雨水が表面材の内側に漏洩することがな
いので下地、あるいは壁内部を腐食しない特徴が
ある。また、ボードの固定は雨水の浸入しない位
置としたため固定具に錆が発生することがない利
点がある。さらに、係止部に水抜き部を適宜ピツ
チで形成したため、結露が係止部に生じても、こ
れを係止部分で貯溜せず外部へ流下し、表面材の
錆を防止すると共に、結露水が水となり係合部を
離脱するようなことがない特徴がある。また、化
粧面に化粧溝を形成したため、長尺のボードが反
つたり、捻れたり、ペコツキなどによつて外観を
悪くすることがない特徴がある。しかも、化粧溝
は縦断面を不等辺台形状としたため、ボードを連
結した際の目地の外観と同じとなり、従来の壁面
のように目地が模様として機能し、美しい外観の
壁面に構成しうる特徴がある。また、化粧溝、目
地は不等辺台形状の縦断面となるため水切りがよ
く、かつ、実質寸法より立体感を醸し出す特徴が
ある。さらに、目地下地部と固定部間に△hの高
低差を設け、かつ、係止部と係合部の高さ関係を
対応させたため、下地とボードが直接接触する面
積が少なく、かつ、クツシヨン性も具備している
合成樹脂発泡体が介在するため振動のボードへの
伝達も小さく、連結部が離脱しにくい利点があ
る。また、凹部に合成樹脂発泡体を一体に充填
し、かつ、その裏面をシート状物で被覆したた
め、サンドイツチ構造となつたボード壁を形成し
た際には、防音性、断熱性、防振性、耐火性、耐
結露性、および機械強度が大幅に向上する特徴が
ある。その他、従来にも増して凹部14を型材と
して使用できる断面に形成したためスチールベル
トなどで搬送でき、生産性が大きく向上する特徴
がある。
係止部と係合部の連続構造に毛細管現象が生ずる
こともなく、かつ、係止部の舌片、係合部の突条
によつて雨水が表面材の内側に漏洩することがな
いので下地、あるいは壁内部を腐食しない特徴が
ある。また、ボードの固定は雨水の浸入しない位
置としたため固定具に錆が発生することがない利
点がある。さらに、係止部に水抜き部を適宜ピツ
チで形成したため、結露が係止部に生じても、こ
れを係止部分で貯溜せず外部へ流下し、表面材の
錆を防止すると共に、結露水が水となり係合部を
離脱するようなことがない特徴がある。また、化
粧面に化粧溝を形成したため、長尺のボードが反
つたり、捻れたり、ペコツキなどによつて外観を
悪くすることがない特徴がある。しかも、化粧溝
は縦断面を不等辺台形状としたため、ボードを連
結した際の目地の外観と同じとなり、従来の壁面
のように目地が模様として機能し、美しい外観の
壁面に構成しうる特徴がある。また、化粧溝、目
地は不等辺台形状の縦断面となるため水切りがよ
く、かつ、実質寸法より立体感を醸し出す特徴が
ある。さらに、目地下地部と固定部間に△hの高
低差を設け、かつ、係止部と係合部の高さ関係を
対応させたため、下地とボードが直接接触する面
積が少なく、かつ、クツシヨン性も具備している
合成樹脂発泡体が介在するため振動のボードへの
伝達も小さく、連結部が離脱しにくい利点があ
る。また、凹部に合成樹脂発泡体を一体に充填
し、かつ、その裏面をシート状物で被覆したた
め、サンドイツチ構造となつたボード壁を形成し
た際には、防音性、断熱性、防振性、耐火性、耐
結露性、および機械強度が大幅に向上する特徴が
ある。その他、従来にも増して凹部14を型材と
して使用できる断面に形成したためスチールベル
トなどで搬送でき、生産性が大きく向上する特徴
がある。
第1図は本考案に係るサイデイングボードの一
実施例を示す斜視図、第2図はその要部である表
面材を示す説明図、第3図a〜h、第4図a〜
i、第5図a〜f、第6図a,b、および第7図
a〜cは水抜き部の一例を示す説明図、第8図a
〜cは水抜き部の断面の一例を示す説明図、第9
図はその施工状態の一部を示す説明図、第10図
a〜c、第11図a,b、第12図a〜g、第1
3図a〜f、および第14図a〜dはその他の実
施例を示す説明図である。 1……表面材、2……長方形の化粧面、3……
化粧溝、4……係止部、6……係止片、8,8
a,8b,8c,8d……水抜き部、9……係合
部、12……突条、16……合成樹脂発泡体、1
8……裏面材。
実施例を示す斜視図、第2図はその要部である表
面材を示す説明図、第3図a〜h、第4図a〜
i、第5図a〜f、第6図a,b、および第7図
a〜cは水抜き部の一例を示す説明図、第8図a
〜cは水抜き部の断面の一例を示す説明図、第9
図はその施工状態の一部を示す説明図、第10図
a〜c、第11図a,b、第12図a〜g、第1
3図a〜f、および第14図a〜dはその他の実
施例を示す説明図である。 1……表面材、2……長方形の化粧面、3……
化粧溝、4……係止部、6……係止片、8,8
a,8b,8c,8d……水抜き部、9……係合
部、12……突条、16……合成樹脂発泡体、1
8……裏面材。
Claims (1)
- 断面凹状の表面材と裏面材間に合成樹脂発泡体
を一体に介在させたサイデイングボードにおい
て、表面材を長方形の化粧面と該化粧面にその長
手方向に沿つて少なくとも1本以上の不等辺台形
状の化粧溝と上記化粧面の一端を内方にL字状に
屈曲して底辺と係止片からなる係止部と前記化粧
面の他端を外方に変形L字状に屈曲して傾斜面部
と目地下地部と突条とからなる係合部と該突条の
末端を目地下地部裏面より突出させ、その先端を
外方へ屈曲して上方へ延ばした固定部とから形成
すると共に、前記係止部に水抜き部を複数個設
け、かつ前記ボードを連結した際の目地と化粧溝
の縦断面とが略同じ形状となるように構成したこ
とを特徴とするサイデイングボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11767583U JPS6023546U (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | サイデイングボ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11767583U JPS6023546U (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | サイデイングボ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6023546U JPS6023546U (ja) | 1985-02-18 |
| JPH028986Y2 true JPH028986Y2 (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=30270790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11767583U Granted JPS6023546U (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | サイデイングボ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023546U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7195111B2 (en) | 2002-09-02 | 2007-03-27 | Exedy Corporation | Clutch device having a clutch damper and dual-mass flywheel assembly |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP11767583U patent/JPS6023546U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6023546U (ja) | 1985-02-18 |