JPH029023B2 - - Google Patents

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JPH029023B2
JPH029023B2 JP2498682A JP2498682A JPH029023B2 JP H029023 B2 JPH029023 B2 JP H029023B2 JP 2498682 A JP2498682 A JP 2498682A JP 2498682 A JP2498682 A JP 2498682A JP H029023 B2 JPH029023 B2 JP H029023B2
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JP
Japan
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trans
aht
acid
ammonia
htp
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Expired
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JP2498682A
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JPS58144353A (ja
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Itsuya Ito
Shinji Kanbara
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトランス−4−カルボキサミドシクロ
ヘキサン−1−カルボン酸(以下トランス−
AHTと略す)の製造法に関する。
トランス−AHTは無水酢酸等で脱水後、ラネ
ーニツケルで接触還元すると抗プラスミン作用を
有するトランス−4−アミノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸に導くことの出来る有用な物質であ
り、その製造法としては既に次のような方法が知
られている。
(1) トランス−ヘキサヒドロテレフタル酸エステ
ルを酸触媒を用いて部分加水分解してトランス
−ヘキサヒドロテレフタル酸モノエステルと
し、このモノエステルをアンモニア水と反応さ
せて、トランス−AHTを製造する方法(特公
昭43−14210) (2) ヘキサヒドロテレフタル酸アンモニウム塩と
ヘキサヒドロテレフタル酸(以下HTPと略す)
とを混合し、加熱し、4−カルボキサミドシク
ロヘキサン−1−カルボン酸を製造する方法
(特開昭49−110646) しかし、これらの方法はいずれも工業的見地か
ら次のような欠点を有している。即ち(1)の製造法
ではトランス−ヘキサヒドロテレフタル酸エステ
ルの部分加水分解が低収率であり、しかも生成し
たトランス−ヘキサヒドロテレフタル酸モノエス
テルの分離が困難である。(2)の製造法は高温を要
し、低収率である。しかも生成物である4−カル
ボキサミドシクロヘキサン−1−カルボン酸はシ
ス、トランスの混合物であり、トランス−AHT
の製造には適さない。
本発明者らは従来法のかかる欠点を克服すべく
鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。即ち
本発明はトランス−ヘキサヒドロテレフタル酸低
級アルキルエステルを水の存在下反応液中の濃度
が10〜20%(w/v)のアンモニアと10〜100℃
の温度で反応させることにより、トランス−
AHTを製造する方法である。
本発明において用いるトランス−ヘキサヒドロ
テレフタル酸低級アルキルエステルの低級アルキ
ル基としてはメチル、エチル、プロピル等を挙げ
ることができる。
本発明を行うには、トランス−ヘキサヒドロテ
レフタル酸低級アルキルエステルを水の存在下、
反応液中のアンモニア濃度について1〜28%
(w/v)で及び反応温度について0〜200℃で通
常数時間から十数時間反応させる。水はエステル
の部分加水分解に必要な量以上あれば良く、従つ
て原料のヘキサヒドロテレフタル酸低級アルキル
エステルに対し等モル以上あれば良い。アンモニ
アはアンモニア水として加えるか、又はアンモニ
アガスとして加えても良い。溶媒としては水又は
反応に必要な水と共にアルコール、アセトン、ア
セトニトリル、ベンゼン、トルエン及びエーテル
等の溶媒を用いることができるが反応終了後の処
理操作上水又は水溶性溶媒を含水溶媒として用い
るのが好ましく、特に含水アルコール(メタノー
ル、エタノール及びプロパノール等)、含水アセ
トン及び含水アセトニトリル等を用いるのが好ま
しい。
この反応の初期段階では、エステルが部分加水
分解したトランス−4−低級アルコキシカルボニ
ルシクロヘキサン−1−カルボン酸(以下モノエ
ステルと略す)及びエステルがモノアミド化され
たトランス−4−カルボキサミドシクロヘキサン
−1−カルボン酸低級アルキルエステル(以下モ
ノエステルモノアミドと略す)が生成する。又反
応の後期にはモノエステルはさらに加水分解され
トランス−HTPとなるか、又はアミド化されト
ランス−AHTになり、一方モノエステルモノア
ミドはトランス−AHTか又はトランス−1,4
−ジカルボキサミドシクロヘキサン(以下トラン
ス−DAC)になる。
この時、反応の温度、反応液中のアンモニア濃
度及び3つの生成物であるトランス−HTP、ト
ランス−AHT及びトランス−DACのそれぞれの
生成率との間に密接な関係があり、アンモニア濃
度について低すぎるとトランス−HTP、高すぎ
るとトランス−DACの生成率が高まり、又温度
については高すぎるとトランス−HTP、低すぎ
るとトランス−DACの生成率が高まることが認
められた。従つて反応温度及び反応液中のアンモ
ニア濃度を調節することによつてエステルの加水
分解反応速度及びアミド化反応速度を調整し、ト
ランス−HTP及びトランス−DACよりもトラン
ス−AHTの生成率を高めることが可能となり、
アンモニア濃度については10〜20%(w/v)が
好ましく、又温度については10〜100℃が好まし
く、特に50〜70℃が最も好ましいことが認められ
た。このように反応温度及び反応液中のアンモニ
ア濃度を調節してトランス−AHTの生成率が最
大になつた時、3つの生成物組成はおよそ次のよ
うな比、トランス−HTP:トランス−DAC:ト
ランス−AHT=1:2:7(モル比)になつた。
反応終了後、トランス−AHTを単離するには
次のようにすればよい。即ちトランス−DACは
水又は含水溶媒に溶解しないので濾過等の手段で
除去し、濾液を常圧下濃縮するとトランス−
AHTのアンモニウム塩が分解し、アンモニアが
留去し、トランス−AHTの結晶が析出する。こ
れを濾取することによつて高純度にトランス−
AHTを得ることができる。又トランス−AHT
を濾取した後の濾液を酸性にするとトランス−
HTPが回収され、これは酸触媒を用いてアルコ
ールと反応させると容易にエステルに導くことが
でき、原料として再利用できる。
本発明を実施する場合次のようにしてトランス
−AHTを製造することもできる。即ちトランス
−HTPを原料としてアルコール塩酸でエステル
化し、生成するトランス−ヘキサヒドロテレフタ
ル酸低級アルキルエステルを結晶として分離する
ことなく、続いて反応液にアンモニア水を加えア
ミド化反応を行い一挙にトランス−HTPからト
ランス−AHTを得ることもでき、経済的かつ操
作面でも有利である。
本発明方法は従来知られている製造法に比し、
操作性が良く、しかも高収率及び高純度にトラン
ス−AHTを製造することができるものである。
次に本発明を実施例によつて説明する。
実施例 1 トランス−ヘキサヒドロテレフタル酸ジメチル
エステル20gを20%アンモニア水150ml及びメタ
ノール50mlに懸濁し、密閉下70℃で7時間加熱撹
拌する。冷後、不溶物を濾去し濾液を濃縮し、ア
ンモニアを留去させると結晶が析出し、トランス
−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−カル
ボン酸12.0g(収率70%)が得られた。このもの
をガスクロマトグラフイーで分析したところトラ
ンス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−
カルボン酸の純度は99%以上であつた。
実施例 2 トランス−ヘキサヒドロテレフタル酸ジエチル
エステル22.8gを28%アンモニア水100ml及びア
セトン50mlに懸濁し、密閉下50℃で10時間加熱撹
拌する。冷後、不溶物を濾去し、実施例1と同様
の処理を行い、トランス−4−カルボキサミドシ
クロヘキサン−1−カルボン酸11.1g(収率65
%)(純度99%以上)を得た。
実施例 3 トランス−ヘキサヒドロテレフタル酸ジプロピ
ルエステル25.6gをアンモニア水250mlに懸濁し、
100℃で7時間加熱撹拌する。冷後、不溶物を濾
去し、濾液を実施例1と同様の処理を行い、トラ
ンス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−
カルボン酸10.2g(収率60%)(純度99%以上)
を得た。
実施例 4 トランス−ヘキサヒドロテレフタル酸17.2gを
メタノール60ml及び濃塩酸3mlに加え3時間加熱
還流し、冷後28%アンモニア水100mlを加え、密
閉下70℃で7時間加熱撹拌する。冷後、不溶物を
濾去し、濾液を実施例1と同様の処理を行い、ト
ランス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1
−カルボン酸12.8g(収率トランス−HTPに対
して75%)(純度99%以上)を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トランス−ヘキサヒドロテレフタル酸低級ア
    ルキルエステルを水の存在下反応液中の濃度が10
    〜20%(w/v)のアンモニアと10〜100℃の温
    度で反応させることを特徴とするトランス−4−
    カルボキサミドシクロヘキサン−1−カルボン酸
    の製造法。
JP2498682A 1982-02-18 1982-02-18 トランス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法 Granted JPS58144353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2498682A JPS58144353A (ja) 1982-02-18 1982-02-18 トランス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP2498682A JPS58144353A (ja) 1982-02-18 1982-02-18 トランス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58144353A JPS58144353A (ja) 1983-08-27
JPH029023B2 true JPH029023B2 (ja) 1990-02-28

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ID=12153296

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2498682A Granted JPS58144353A (ja) 1982-02-18 1982-02-18 トランス−4−カルボキサミドシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627108B2 (ja) * 1988-10-03 1994-04-13 昭和電工株式会社 4−カルボキサミドシクロヘキサンカルボン酸エステル類の製造方法

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Publication number Publication date
JPS58144353A (ja) 1983-08-27

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