JPH0310635B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0310635B2
JPH0310635B2 JP15017087A JP15017087A JPH0310635B2 JP H0310635 B2 JPH0310635 B2 JP H0310635B2 JP 15017087 A JP15017087 A JP 15017087A JP 15017087 A JP15017087 A JP 15017087A JP H0310635 B2 JPH0310635 B2 JP H0310635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tert
butyldimethylsilanol
reaction
sulfuric acid
solution
Prior art date
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Expired
Application number
JP15017087A
Other languages
English (en)
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JPS63316789A (ja
Inventor
Norio Shinohara
Yoshibumi Inoe
Masatoshi Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP15017087A priority Critical patent/JPS63316789A/ja
Publication of JPS63316789A publication Critical patent/JPS63316789A/ja
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はtert−ブチルジメチルシラノールの製
造方法に関する。さらに詳しくは、イソプロペニ
ルトリメチルシランの硫酸による分子内転位反応
の後、反応混合物をアルカリ水溶液中に加えて加
水分解することを特徴とするtert−ブチルジメチ
ルシラノールの新規かつ改良された製造方法に関
する。 tert−ブチルメチルシラノールはHCl、SOCl2
CH3COCl、PCl3等の塩素化剤で処理することに
より、医薬品製造用試薬として有用なシリル化剤
tert−ブチルジメチルクロロシランに変換できる
工業的に極めて重要なシリコン化合物である。 〔従来の技術〕 tert−ブチルジメチルシラノールの製造方法と
しては次の方法が知られている。すなわち、イソ
プロペニルトリメチルシランを硫酸により分子内
転位させた後、単に水で加水分解処理(反応系は
酸性状態)しtert−ブチルジメチルシラノールを
合成する方法である。 しかし、分子内転移した後、単に水で加水分解
処理すると などの副生成物が生成し、これの化合物は沸点が
目的とするtert−ブチルジメチルシラノールに近
いため蒸留塔を用いての精留によつても分離が難
しく、高純度の製品を高収率で得られないという
欠点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は上記従来技術のもつている欠点を解決
せんとしてなされたものであり、tert−ブチルジ
メチルシラノールを高純度かつ高収率で製造する
方法を提供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、イソプロペニルトリメチルシラ
ンを硫酸により分子内転位させた後、反応混合物
をアルカリ水溶液中に加えて加水分解すれば副生
成物の生成がほとんど起らないことを見出し本発
明を完成させた。 tert−ブチルジメチルシラノールの分子内転位
法による合成方法は下式の通りであり、本発明は
2段目の反応である加水分解をアルカリ水溶液中
で行なうことを特徴とするものである。なお、硫
酸による分子内転位については公知の方法を用い
ればよい。 本発明で利用できるアルカリ水溶液としては
NaOH、KOH、LiOH、NaHCO3、Na2CO3
K2CO3、Li2CO3、NH3、Mg(OH)2、Ca(OH)2
などの無機物水溶液、
〔実施例〕
実施例 1 撹拌機、温度計、冷却器、滴下ロートを取り付
けた内容量500mlの4つ口フラスコに、濃硫酸103
g(1モル)を仕込み、外部から冷却しながら撹
拌する。ついでこの冷却された濃硫酸中に、イソ
プロペニルトリメチルシラン23g(0.2モル)を
0〜5℃にて30分間で撹拌下に滴下した。滴下終
了後さらに1時間反応させた。 撹拌機、温度計、滴下ロール、冷却器を取り付
けた内容2の上記とは別の4つ口フラスコに、
2.5規定の水酸化カリウム水溶液1を仕込み、
外部から冷却しながら撹拌する。ここに上記の反
応液を0〜5℃の温度範囲で撹拌下に滴下した。
滴下終了後さらに1時間5〜25℃で反応させた。
その後有機層をヘキサン200mlで抽出し、モレキ
ユラーシーブで乾燥後蒸留精製した。沸点139〜
140℃で目的とするtert−ブチルジメチルシラノ
ール25gを得た。(収率94%) 比較例 1 実施例1においては2.5規定の水酸化カリウム
水溶液1を使用したが、、この替わりに水1
を用いて実施例1の条件下で実験を行なつたとこ
ろ、得られたtert−ブチルジメチルシラノールは
10gであつた。(収率38%) 実施例 2 実施例1と同様の装置に濃硫酸206g(2モル)
を仕込み、冷却下にイソプロペニルトリメチルシ
ラン46g(0.4モル)を50分間で滴下し、さらに
1時間5℃にて反応させた。ついで、3.0規定の
水酸化ナトリウム水溶液1.5に上記の反応液を
温度範囲−5〜0℃で滴下した。さらに2時間25
℃で反応させた後に、エチルエーテル300mlで有
機層を抽出し、蒸留精製した。 沸点139〜140℃でtert−ブチルジメチルシラノ
ール51gを得た。(収率96%) 比較例 2 実施例2においては3.0規定の水酸化ナトリウ
ム水溶液1.5を使用したが、この替わりに水1.5
を用いて同一の条件下で実験を行なつたとこ
ろ、得られたtert−ブチルジメチルシラノールは
12gであつた。(収率23%) 実施例 3 実施例1と同様の装置に濃硫酸206g(2モル)
を仕込み、冷却させながらイソプロペニルトリメ
チルシラン46g(0.4モル)を0〜5℃にて60分
間で滴下し、さらに1時間反応させた。ついで、
2.5規定の炭酸ナトリウム水溶液2中に上記の
反応溶液を0〜10℃の温度範囲で撹拌下に滴下し
た。さらに2時間20℃で反応させた後に、クロロ
ホルム250mlで有機層を抽出し、蒸留精製した。
沸点139〜140℃でtert−ブチルジメチルシラノー
ル51gを得た。(収率96%) 比較例 3 実施例3においては2.5規定炭酸ナトリウム水
溶液2を使用したが、この替わりに水2を用
いて同一の条件下で実験を行なつたところ、21g
のtert−ブチルジメチルシラノールが得られ。
(収率40%) 実施例 4 実施例1と同様の装置に濃硫酸103g(1モル)
を仕込み、冷却下にイソプロペニルトリメチルシ
ラン34.5g(0.3モル)を0〜5℃にて撹拌しな
がら40分間で滴下し、さらに1時間反応させた。
ついで、3.0規定の水酸化カルシウム水溶液1.5
中に上記の反応液をを0〜5℃の温度範囲で撹拌
下に滴下した。さらに2時間15〜20分で反応させ
た後に、有機層ををヘキサン300mlで抽出し蒸留
精製した。沸点139〜140℃でtert−ブチルジメチ
ルシラノール38gを得た。(収率95%)このシラ
ノールをHClで塩素化すると、定量的にシリル化
剤のtert−ブチルジメチルクロロシランが純度よ
く得られた。 比較例 4 実施例4においては3.0規定の水酸化カルシウ
ム水溶液1.5を使用したが、この替わりに水1.5
を用いて同一の条件下で実験を行なつたとこ
ろ、得られたtert−ブチルジメチルシラノールは
14gであつた。(収率35%) 〔効果〕 本発明の方法よれば、実施例からも明らかなと
おり、tert−ブチルジメチルシラノールを極めて
狭い沸点範囲すなわち高純度で、かつ高収率で製
造することができる。 すなわち本発明によつて高品質のtert−ブチル
ジメチルシラノールを工業的に有利に製造するこ
とが可能になつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 イソプロペニルトリメチルシランと硫酸とを
    接触させて分子内転位反応を行なつた後に、この
    反応混合物をアルカリ水溶液中に加えて加水分解
    することを特徴とするtert−ブチルジメチルシラ
    ノールの製造方法。
JP15017087A 1987-06-18 1987-06-18 tert−ブチルジメチルシラノ−ルの製造方法 Granted JPS63316789A (ja)

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JP5569549B2 (ja) 2012-03-27 2014-08-13 コニカミノルタ株式会社 着色剤の製造方法、着色剤組成物、トナー、インクジェット記録用インクおよびカラーフィルタ

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