JPH03109471A - プライマー組成物及びその用途 - Google Patents

プライマー組成物及びその用途

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JPH03109471A
JPH03109471A JP1247020A JP24702089A JPH03109471A JP H03109471 A JPH03109471 A JP H03109471A JP 1247020 A JP1247020 A JP 1247020A JP 24702089 A JP24702089 A JP 24702089A JP H03109471 A JPH03109471 A JP H03109471A
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primer
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稲垣 始
Tadao Saito
忠雄 斉藤
Shoji Hiraoka
章二 平岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1」J1u劃走訃 本発明は、プライマー組成物に関し、詳しくは、特に、
ポリプロピレン等のポリオレフィンからなる成形品、ポ
リプロピレンと合成ゴムからなる自動車用バンパー等の
成形品、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等を用
いたSMC成形品、ポリウレタン樹脂等を用いたR−R
IM成形品、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂成形品、カ
チオン電着塗装鋼板等に下塗りして、これら成形品表面
への塗料の付着性を高めるためのプライマー組成物に関
する。
鴛沸4日え丑 ポリプロピレン等のポリオレフィンからなる成形品の表
面に塗膜を形成して、その付加価値を高めることが行な
われている。しかし、一般に、ポリオレフィンからなる
成形品は極性が小さく、塗料との付着性が悪いので、従
来より予めプライマー組成物にて成形品を表面処理して
、ポリオレフィン成形品の表面への塗膜の付着性又は密
着性を改善することが行なわれている。
例えば、不活性有機溶剤中にてスチレン・ブタジェン・
スチレンブロック共重合体の水素添加物の存在下に(メ
タ)アクリル酸エステルとヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートを重合させて得られる所謂ポリマー・アロ
イをプライマー処理なしにて塗膜を形成するためのワン
・コート方式による塗料のバインダー樹脂として用いる
ことが特開昭63−51477号公報に記載されている
しかし、上記バインダー樹脂は、これをプライマーとし
て用いるとき、塗膜の剥離強度が十分ではない。
■が ′ しよ゛と る量 本発明者らは、スチレン・イソプレンブロック共重合体
又はその水素添加物に水酸基を有するα。
β−不飽和ビニル単量体をグラフト共重合させてなる変
成重合体を有機溶剤に溶解してなるプライマー組成物が
ポリプロピレン等のポリオレフィンや、その他の樹脂の
成形品との付着性にすぐれ、更に、耐水性、耐折曲げ性
、鮮映性等にすぐれることを見出して、本発明に至った
ものである。
i   ゛ るための 本発明によるプライマー組成物は、スチレン・イソプレ
ンブロック共重合体又はその水素添加物に水酸基を有す
るα、β−不飽和ビニル単量体を0゜05〜25重量%
含むようにグラフト共重合させてなる変成重合体を有機
溶剤に溶解してなる組成物であって、上記変成重合体5
〜80重量%及び上記有機溶剤95〜20重量%からな
ることを特徴とする。
本発明において用いるスチレン・イソプレンブロック共
重合体は、一般式 %式% (式中、Sはスチレン重合体ブロック、Dはイソプレン
重合体ブロックを示し、nはO又は1である。) で表わされる。このようなスチレン・イソプレンブロッ
ク共重合体の製造は、例えば、米国特許第3、265.
765号明細書に記載されており、また、特開昭61−
192743号公報にも記載されている。市販品として
は、スチレン・イソプレンブロック共重合体がカリフレ
ックス(シェル化学製、以下、同じ。)TR1107や
TR1117として入手することができる。
また、スチレン・イソプレンブロック共重合体の水素添
加物の製造は、例えば、特公昭42−8704号公報、
特公昭43−6636号公報、特公昭45−20504
号公報、特公昭48−3555号公報等に記載されてい
る。
本発明によるプライマー組成物は、このようなスチレン
・イソプレンブロック共重合体又はその水素添加物(以
下、これらを単にブロック共重合体ということがある。
)に所定量の水酸基を有するα、β−不飽和ビニル単量
体(以下、単にビニル単量体ということがある。)をグ
ラフト共重合させてなる変成重合体を有機溶剤に溶解し
てなる組成物である。
ここに、本発明において用いるブロック共重合体又はそ
の水添物は、得られるプライマー組成物の塗膜の強度及
び固形分濃度の点から、テトラヒドロフラン溶剤中、4
0℃でゲル・パーミェーション・クロマトグラフィーに
て測定した数平均分子量がlXl0’〜18X10’で
あることが好ましく、特に、1.5XIO’〜12X 
10’であることが望ましい、また、スチレン含量は、
得られるプライマー組成物の塗膜の付着性及び強度、低
温特性、べたつき等の点から、10〜60重量%である
ことが好ましく、特に、12〜55重量%であることが
望ましい。
兜に、本発明において用いる前記変成重合体は、0.0
5〜25重量%の範囲の水酸基を有するビニル単量体を
有するように、ブロック共重合体に上記ビニル単量体を
グラフト共重合させる。かかる変成重合体を用いること
によって、付着性及び耐水性にすぐれる塗膜を形成する
プライマー組成物を得ることができる。変成重合体にお
ける特に好ましい上記ビニル単量体の量は0.5〜20
重量%の範囲である。
本発明においては、上記水酸基を有するα、β−不飽和
ビニル単量体としては、1価アルコールの(メタ)アク
リル酸エステル又は多価アルコールのモノ(メタ)アク
リル酸エステルが好ましく用いられる。従って、ビニル
単量体としては、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロビル(メタ)アクリ
レート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、テトラ
メチロールエタンモノ(メタ)アクリレート、ブタンジ
オールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート等を挙げることができる
また、10−ウンデセン−1−オール、1−オクテン−
3−オール、2−メタノールノルボルネン、ヒドロキシ
スチレン、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキ
シブチルビニルエーテル、N−メチロールアクリルアミ
ド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドホ
スフェート、グリセリンモノアリルエーテル、アリルア
ルコール、アリロキシエタノール、4−(ヒドロキシポ
リペンチルカルボキシルオキシ)エチル(メタ)アクリ
レート等も用いることができる。
ブロック共重合体への上記ビニル単量体のグラフト共重
合体は、トルエン等のような不活性溶剤中にてブロック
共重合体にラジカル重合開始剤の存在下に前記ビニル単
量体を重合させることによって得ることができる。
好ましい方法の一例を挙げれば、即ち、不活性溶剤IC
にブロック共重合体を10〜3000kg、好ましくは
20〜1000kgを溶解させて、溶液を調製し、これ
にブロック共重合体1kg当りに前記ビニル単量体を0
.5〜100ミリモル/分、好ましくは1〜20ミリモ
ル/分の割合にて逐次添加し、同時に、ラジカル重合開
始剤もブロック共重合体1kg当りに約5X10−’〜
50ミリモル/分、好ましくは1O−2〜5ミリモル/
分の割合にて、逐次添加する。ラジカル重合開始剤の添
加量は、前記ビニル単量体に対して約1/100〜31
5、好ましくは約1/20〜1/2のモル比の範囲が好
ましい。
ブロック共重合体へのビニル単量体のグラフト共重合は
、不活性溶剤中、加熱及び強撹拌下に行なうのが好まし
い。反応温度は50℃以上、特に、80〜200°Cの
範囲が好適であり、反応時間は2〜10時間が適当であ
る。反応方式は、回分式、連続的のいずれでもよいが、
グラフト共重合を均一に行なうためには、回分式が好ま
しい。
しかし、ブロック共重合体へのビニル単量体のグラフト
共重合は、ブロック共重合体の軟化点以上の反応温度で
あれば、無溶剤下でも、ビニル単量体及びラジカル重合
開始剤の存在下にブロック共重合体を加熱溶融し、強撹
拌することによっても行なうことができる。更に、スチ
レン・ブタジェンブロック共重合体、ビニル単量体及び
ラジカル重合開始剤を予め混合し、これを押出機を用い
て、グラフト共重合することもできる。
ブロック共重合体へのビニル単量体のグラフト共重合に
おいて用いるラジカル重合開始剤としては、有機ペルオ
キシド又は有機ベルエステルが好ましく用いられる。具
体的には、例えば、ベンゾイルペルオキシド、ジクロロ
ベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジ−
t−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン−3,1,4−
ビス(t−ブチルペルオキシイソプロビル)ベンゼン、
ラウロイルペルオキシド、t−ブチルペルアセテート、
2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ
)−ヘキシン−3,2,5−ジメチル−2゜5−ジ(t
−ブチルペルオキシ)−ヘキサン、t−ブチルペルベン
ゾエート、t−ブチルペルフェニルアセテート、t−ブ
チルペルイソブチレート、t−ブチルペルーS−オクト
エート、t−ブチルペルビバレート、クミルペルピバレ
ート、t−ブチルペルジエチルアセテート等が好ましく
用いられる。これら以外にも、アゾ化合物、例えば、ア
ゾビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾイソブチレー
ト等も用いることができる。
本発明によるプライマー組成物は、上記のようにして得
られるブロック共重合体へのビニル単量体のグラフト共
重合が有機溶剤に溶解されてなるものである。従って、
場合によっては、前記不活性溶剤中にて上記グラフト共
重合を行なったままの溶液をそのまま、又は適宜に有機
溶剤にて希釈して、本発明によるプライマー組成物とし
てもよく、或いは変成重合体を一旦単離し、これを有機
溶剤に溶解させてもよい。また、前述したように、反応
容器中で無溶剤下にブロック共重合体を加熱溶融させ、
或いは押出機にてグラフト共重合を行なった後、得られ
たグラフト共重合体を有機溶剤に溶解させてもよい。
本発明のプライマー組成物における有機溶剤としては、
前記したグラフト共重合体を溶解させ得るものであれば
、特に、限定されるものではな(、通常、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素系溶剤、ヘキサン、ヘプタン
、オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素系溶剤、シクロ
ヘキサン、シクロヘキセン、メチルシクロヘキサン等の
脂環族炭化水素系溶剤、トリクロロエチレン、パークロ
ロエチレン、ジクロロエチレン、ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン等の塩素化炭化水素系溶剤、エタノール、イ
ソプロパツール等の脂肪族アルコール系溶剤、アセトン
、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン等のケ
トン系溶剤、酢酸エチル等のエステル系溶剤を挙げるこ
とができる。
本発明によるプライマー組成物は、前記グラフト変成共
重合体5〜80重量%と前記有機溶剤95〜20重量%
、好ましくは前記グラフト変成共重合体7〜60重量%
と前記有機溶剤93〜40重量%とからなる。
本発明によるプライマー組成物は、必要に応じて、これ
に塩素化ポリプロピレン、塩素化マレイン化ポリプロピ
レン、水酸基含有塩素化ポリプロピレン等を加え、或い
はスチレン・ブタジェン・スチレンブロック共重合体や
その水添物、スチレン・エチレン・プロピレンブロック
共重合体、これら共重合体に塩素原子、水酸基、カルボ
キシル基、カルボン酸無水物基等を導入した変成共重合
体、これら変成を複数積行なった変成共重合体等を加え
てもよい。
更に、本発明によるプライマー組成物には、前述した本
発明によるスチレン・イソプレン・スチレンブロック共
重合体及びその水添物の変性共重合体を除く共重合体及
び水添物にハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、カ
ルボン酸無水物基等を単独又は複数を導入した共重合体
を必要に応じて加えてもよい。
また、本発明によるプライマー組成物は、イソシアネー
ト化合物と混合して、塗料として用いることができる。
更に、本発明によるプライマー組成物は、上記以外に、
必要に応じて、酸化防止剤、耐候安定剤、耐熱防止剤等
の各種安定剤、酸化チタンや有機顔料等の着色剤、カー
ボンブラック、フェライト等の導電性付与剤等の成分を
含有していてもよい。
本発明によるプライマー組成物は、ポリオレフィンやそ
の他の重合体からなる成形品の表面に塗布し、その表面
への塗料の付着性を改善する等のために好適に用いられ
る。特に、本発明によるプライマー組成物は、例えば、
高圧法ポリエチレン、中低圧法ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリ−1−
ブテン、ポリスチレン等のポリオレフィンや、エチレン
・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン共重合体、プ
ロピレン・ブテン共重合体等のポリオレフィン共重合体
からなる成形品に好適に用いることができる。
更に、本発明によるプライマー組成物は、上記したポリ
オレフィンやその共重合体以外にも、ボリプロピレンと
合成ゴムとからなる成形品、ポリアミド樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポ
リカーボネート樹脂等からなる自動車用バンパー等の成
形品、更には、鋼板や電着処理鋼板等の表面処理にも用
いることができる。また、ポリウレタン樹脂、脂肪酸変
成ポリエステル樹脂、オイルフリーポリエステル樹脂、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂等を主成分とする塗料、プ
ライマー、接着剤等を塗布した表面に下塗りし、その表
面への塗料等の付着性を改善すると共に、鮮映性、低温
衝撃性等にもすぐれる塗膜を形成するのにも用いられる
特に、本発明によるプライマー組成物は、不飽和ポリエ
ステル樹脂のSMC成形品、ポリウレタン樹脂のR−R
IM成形品、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂成形品やポ
リウレタン樹脂成形品、カチオン電着塗装鋼板等に好適
に用いられる。
本発明によるプライマー組成物は、これが適用される成
形品がタルク、亜鉛華、ガラス繊維〈チタン白、硫酸マ
グネシウム等の無機充填剤、顔料等が配合されている場
合に、特に、塗膜の付着性のよいプライマー塗膜を形成
する。
また、成形品も、上記以外に種々の安定剤、紫外線吸収
剤、塩酸吸収剤等が配合されていてもよい。好ましく用
いられる安定剤としては、例えば、2.6−ジーt−ブ
チル−4−メチルフェノール、テトラキス〔メチレン(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナ
メート)〕メタン、メタオクタデシル−3−(4’−ヒ
ドロキシ−3,5−ジーt−ブチルフェニル)プロピオ
ネート、2゜2゛−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール) 、4.4’−ブチリデンビス(
3−メチル−6−t−ブチルフェノール) 、4.4’
−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)
、2.2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール) 、1.3.5−トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−シー t−7”チル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、1.3.5− f−リス(2−メチ
ル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール)ブタ
ン等のフェノール系安定剤、ジラウリルチオジプロピオ
ネート、ジステアリルチオジプロピオネート等のイオウ
系安定剤、トリデシルホスファイト、トリノニルフェニ
ルホスファイト等のリン系安定剤を挙げることができる
好ましく用いられる紫外線吸収剤としては、例えば、2
−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−エ
チルへキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリ
レート、パラオクチルフェニルサリチレート等を挙げる
ことができる。塩酸吸収剤としては、例えば、ステアリ
ン酸カルシウム等が好ましく用いられる。
本発明によるプライマー組成物は、成形品への噴霧塗装
に好適であり、例えば、スプレーガンにて成形品表面に
吹き付けられる。成形品への塗布は常温でよく、塗布し
た後、自然乾燥や加熱強制乾燥等、適宜の方法によって
乾燥され、塗膜を形成する。
このように、成形品の表面に本発明によるプライマー組
成物を塗布し、乾燥させた後、その成形品には、静電塗
装、吹付は塗装、はけ塗り等の方法によって塗料が塗布
される。これらの塗料は、下塗りした後、上塗りする方
法で塗布してもよい。
用いる塗料には、特に制限はないが、特に、塗料付着性
の高い塗膜を必要とする場合は、溶剤型熱可塑性アクリ
ル樹脂塗料、溶剤型熱硬化性アクリル樹脂塗料、アクリ
ル変成アルキド樹脂、エポキシ樹脂塗料、ポリウレタン
樹脂塗料、メラミン樹脂塗料等が好ましく用いられる。
かかる塗料を塗布した後、塗料は、ニクロム線、赤外線
、高周波加熱等の通常の方法によって塗膜を硬化させて
、製品としての成形品を得る。塗膜硬化の方法は、成形
品の材質、形状、塗料の性状等によって適宜に選ばれる
λ皿夏苅来 本発明によるプライマー組成物は、スチレン・イソプレ
ンブロック共重合体又はその水素添加物に水酸基を有す
るα、β−不飽和ビニル単量体をグラフト共重合させて
なる変成重合体を有機溶剤に溶解してなる組成物であっ
て、高固形分濃度として作業性にすぐれ、しかも、微粒
化することができるので、塗料の付着性のみならず、鮮
映性にすぐれる塗膜を形成する。
特に、本発明によるプライマー組成物を塗布した成形品
の塗膜は平滑性にすぐれ、塗膜の耐久付着性が改善され
ている。かかる効果は、プライマー組成物を噴霧塗装し
た場合にも発揮される。
叉旌糎 以下に参考例及び実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。尚、以下において、塗膜の物性試験は、次のように
して行なった。
基盤目試験 JIS K 5400に記載されている基盤目試験の方
法に準じて基盤目を付けた試験片を作製し、セロハンテ
ープを基盤目上に貼り付けた後、これを速やかに90°
方向に引張って剥離させ、基盤目100のうち、剥離さ
れなかった基盤目数にて評価した。
剥離強度 基材上に塗膜を調製し、1c′11幅にてカッター刃に
て基材に刃が届くまで切目を入れ、端部を剥離させた後
、その剥離した塗膜の端部を50moi/分の速度で1
80°方向に引張って、剥離強度を求めた。
耐水性 試験片を40℃の水中に240時間浸漬した後に基盤目
試験を行なった。
耐折曲げ性 折り曲げ可能な厚さ2■の基材にプライマー組成物を塗
布して、試験片を作製し、これを−30℃の温度にて塗
布面を外側にして10III11径の円柱に沿って折り
曲げて、その状態を目視にて観察した。評価基準は次の
とおりである。
◎ 塗膜、プライマーいずれにもクラック発生なし。
O塗膜にクラック発生、プライマーにクラック発生なし
Δ 塗膜、プライマーにクラック発生。
X 基材にもクラック発生。
鮮映性 東京光電■製の鮮明度光沢度計PGD−4型を用いて評
価した。
参考例1 スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体及び
その水添物の製造例を本参考例にて示す。
しかし、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重
合体及びその水添物の製造方法は、本参考例に限定され
るものではない。
反応器中にてスチレン90gをベンゼン1400gに溶
解させ、40°Cに加熱し、その後、第2ブチルリチウ
ム0.003モルを加えて、40℃にてすべてのスチレ
ンを重合させた。
次いで、反応器に新たにイソプレン420gを加え、更
に、40℃にてすべてのイソプレンを重合させた。更に
、スチレン90gを新たに加え、40°Cですべてのス
チレンを重合させた。
このようにして得られたスチレン・イソプレン・スチレ
ンブロック共重合体のスチレン含量は30重量%であっ
た。
上記スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体
をシクロヘキサンに溶解させ、10重量%溶液とした。
この溶液に共重合体1g当りにケイソウ土上のニッケル
触媒0.5gを加えて、145〜155℃で13時間、
35kg/c4の水素圧下に水添した。
このようにして得られたスチレン・イソプレン・スチレ
ンブロック共重合体の水添物のヨウ素価は3.6 g 
I ! / 100 g共重合体であった。尚、水添前
の共重合体のヨウ素価は272 g I t / 10
0g共重合体であった。
実施例1 攪拌装置を備えた1、51容量のオートクレーブに、参
考例1にて得たスチレン・イソプレンブロック共重合体
の水添物(数平均分子量4.6 X 10’スチレン含
!30重景%)240重量部及びトルエン500重量部
を仕込み、攪拌下に160°Cまで昇温した。次いで、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート25重量部及びジ
−t−ブチルペルオキシド6.8重量部をそれぞれ4時
間要して分割して加えた後、更に、160°Cで2時間
攪拌した。
このようにして得た変成重合体において、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート含量は5.92重量%であり、
トルエンで固形分133重丸に希釈した変成重合体溶液
、即ち、プライマー組成物のフォードカップ粘度は、温
度25°Cにおいて、19.4秒であった。
第1表に示す基材を第1表に示す方法にて洗浄した後、
スプレーガンを用いて、上記プライマー組成物を乾燥膜
厚にて11μmになるように塗布した後、上塗り塗料R
−271(白)(日本ビーケミカル製)を乾燥膜厚60
μmになるように塗布した。室温で10分間、放冷した
後、100°Cのオーブン中にて30分間焼付を行なっ
た。得られた塗膜の物性を第1表に示す。
比較例1 実施例1と同じスチレン・イソプレンブロック共重合体
の水添物を変成することな(、そのままにて用いた以外
は、実施例1と同様にして、トルエンで固形分13.0
重量%に希釈した。フォードカップ粘度は、温度25°
Cにおいて、25.0秒であった。
第1表に示す基材を第1表に示す方法にて洗浄した後、
実施例1と同様にして塗布し、上塗り塗料R−271(
白)(日本ビーケミカル製)を塗布した。放冷した後、
100℃のオープン中にて30分間焼付を行なった。得
られた塗膜の物性を第1表に示す。
実施例2 実施例1で得たプライマー組成物を第1表に示す基材に
塗布した以外は、実施例1と同様にして得た塗膜の物性
を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、ビニル単量体として2−ヒドロキシ
エチルアクリレートを用いた以外は、実施例1と同様に
して、変成共重合体を得た。この変性共重合体をトルエ
ン及びシクロヘキサンにて固形分12重量%に希釈した
。希釈後の溶剤組成は、トルエン/シクロヘキサン重量
比8/2であり、フォードカップ粘度は、温度25℃に
おいて、20秒であった。
これを第1表に示すようにウレタン樹脂を用いたR−R
IM成形品の表面に塗布した以外は、実施例1と同様に
して得た塗膜の物性を第1表に示す。
実施例4〜6 実施例1と同様にして得たプライマー組成物を第1表に
示す基材に塗布した以外は、実施例1と同様にして得た
塗膜の物性を第1表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)スチレン・イソプレンブロック共重合体又はその
    水素添加物に水酸基を有するα,β−不飽和ビニル単量
    体を0.05〜25重量%含むようにグラフト共重合さ
    せてなる変成重合体を有機溶剤に溶解してなる組成物で
    あつて、上記変成重合体5〜80重量%及び上記有機溶
    剤95〜20重量%からなることを特徴とするプライマ
    ー組成物。 (2)水酸基を有するα,β−不飽和ビニル単量体が1
    価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル又は多価ア
    ルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステルであること
    を特徴とする請求項第1項記載のプライマー組成物。 (3)請求項第2項記載のプライマー組成物を主体とす
    るポリオレフィン用プライマー。(4)請求項第2項記
    載のプライマー組成物を主体とする不飽和ポリエステル
    樹脂系SMC成形物用プライマー。 (5)請求項第2項記載のプライマー組成物を主体とす
    るポリウレタン樹脂系R−RIM成形物用プライマー。 (6)請求項第2項記載のプライマー組成物を主体とす
    るガラス繊維強化ナイロン用プライマー。 (7)請求項第2項記載のプライマー組成物を主体とす
    るカチオン電着塗装鋼板用プライマー。
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