JPS6221027B2 - - Google Patents
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- JPS6221027B2 JPS6221027B2 JP53121438A JP12143878A JPS6221027B2 JP S6221027 B2 JPS6221027 B2 JP S6221027B2 JP 53121438 A JP53121438 A JP 53121438A JP 12143878 A JP12143878 A JP 12143878A JP S6221027 B2 JPS6221027 B2 JP S6221027B2
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- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D7/00—Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
- B05D7/02—Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to macromolecular substances, e.g. rubber
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F255/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00
- C08F255/02—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms
- C08F255/04—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms on to ethylene-propylene copolymers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
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- C09D151/00—Coating compositions based on graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D151/06—Coating compositions based on graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Coating compositions based on derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond
-
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- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08J2451/00—Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers
- C08J2451/06—Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond
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Description
本発明はポリプロピレン等のポリオレフインか
らなる成形品や、ポリプロピレンと合成ゴム等か
らなる自動車用バンパー等の成形品に下塗りし
て、その表面への塗料等の付着性を改善するに適
した表面処理剤に関するものであり、かつ本発明
は該処理剤の好適な製法に関する。 ポリプロピレン等のポリオレフイン成形品の表
面に、塗料や他の樹脂、成形品等を形成して、そ
の付加価値を高めることが行われているが、ポリ
オレフインからなる成形品は極性が小さく一般塗
料との付着性が悪いので、予めクロム酸処理、火
炎処理、溶剤処理などによつてポリオレフイン成
形品の表面の付着性を改良することが知られてい
る。 しかしこれらの方法では複雑な処理によつて手
数がかかつたり、腐蝕性の薬品を使用するので危
険を伴い、また安定した付着性を付与するために
は、厳しい工程管理を必要とするため現在では、
ほとんどかえりみられない技術となつている。 また特開昭48−20824号では、ポリプロピレン
重合体に、シス型二重結合を環内にもつ脂環式カ
ルボン酸またはその無水物をラジカル発生剤の存
在下で化学的に結合させて変性重合体とした後、
成形する方法、あるいはポリプロピレン重合体を
成形し、その成形品表面に上記脂環式カルボン酸
またはその無水物を化学的に結合させる方法が開
示されている。しかし前者の方法では、成形品表
面の改質のために成形品全体のポリプロピレン重
合体に上記カルボン酸等を結合して変性する必要
があり、経済的に不利である。また後者の方法で
は、処理工程が複雑で、長時間を要するため実用
には向かない。 これに対し、成形品表面を下塗り等で処理する
方法は、簡便な操作で付着性が付与され、所要時
間も短いので、塗装工程と連続した一連のライン
にのせることができる等の利点がある。 そしてこのような不塗りに用いられる処理剤に
ついてもいくつかの提案がされている。例えば特
公昭44−958号には、特定の割合のマレイン酸ま
たはその無水物で変性した無定形ポリプロピレン
重合物を溶剤に溶かした処理液が開示されてい
る。ここで無定形ポリプロピレン重合物とは、場
合によつてはアタクチツクポリプロピレンと呼ば
れる重合物および共重合物中に少なくとも約20モ
ル%プロピレンユニツトを含有し、少なくとも一
種の共重合モノマーとプロピレンの共重合物から
なる無定形の重合物である。また類似の処理剤と
して特公昭49−10890号があり、無定形ポリオレ
フインにシス型非共役二重結合を環内に有する脂
環式カルボン酸もしくはα・β−不飽和カルボン
酸または該カルボン酸の無水物を化学的に結合せ
しめて得られる変性ポリオレフインを含有する表
面処理剤が開示されている。この無定形ポリオレ
フインも、非結晶性の重合体である。 なるほどこれらの処理剤を使用すると、成形品
と塗料の間の付着性は改良されるが、その後時間
が経過するにつれて付着性能は低下する。またこ
れらの処理剤を塗布した後の成形品表面はべとつ
き、厚みむらなどができやすく、塗料を塗布した
後の塗膜の平滑性も好ましくない。 一方本出願人は既に特開昭48−20844号でゴム
または極性基を有する付加重合樹脂のハロゲン化
炭化水素溶液を表面処理剤とし、該溶液にポリオ
レフイン成形品を浸漬する方法を提案している。 この方法はポリエチレン、ポリプロピレン等の
成形品に実施されており、塗料付着性の優れた成
形品として雑貨品、容器、自動車部品、繊維、不
織布などに用いられている。 しかし近年の自動車用途の成形品においては、
塗料付着性の性能に対する要望も高まり、塗膜が
揮発油等によつて容易に剥離せず(耐揮発油性)
また激しい温度変化に対しても剥離しない(サー
マルシヨツク性)ことが要求されているが、従来
の処理剤では必ずしも十分とはいえない場合があ
つた。 とくに工程の簡略化のために表面処理液は噴霧
器で塗布できるものが望ましいが、従来の処理剤
の中には、付着性を十分得るために変性重合体濃
度を高める必要があり、処理剤の粘度が高くなつ
て噴霧器の使用が困難となる場合があつた。 本発明はこれらの問題を解決することを目的と
し噴霧器での塗布に適した表面処理剤について検
討した結果到来したものであり、処理剤塗布後の
べとつき、厚みむらがなく、耐揮発油性、サーマ
ルシヨツク性に優れた性能を示す表面処理剤に関
する。 すなわち、本発明はプロピレン含量が55ないし
75モル%であり、X線回折による結晶化度が2な
いし20%であるプロピレン−エチレン共重合体
に、マレイン酸またはその無水物を0.5ないし10
重量%グラフト共重合してなり、その〔η〕が
0.3以上の変性重合体を有機溶媒1m3に対して10
ないし100Kg溶解してなることを特徴とする噴霧
塗布に好適な表面処理剤に関する。 また本発明は表面処理剤の製法に関するもので
あり、プロピレン含量が55ないし75モル%であり
X線回折による結晶化度が2ないし20%であるプ
ロピレン−エチレン共重合体を有機溶媒に溶解
し、マレイン酸またはその無水物をラジカル発生
剤の存在下にグラフト共重合した後、有機溶媒で
希釈してまたは希釈せずに、変性重合体の濃度を
有機溶媒1m3に対して10ないし100Kgに調整して
なることを特徴とする噴霧塗布に好適な表面処理
剤の製法に関するものであり、またプロピレン含
量が55ないし75モル%であり、X線回折による結
晶化度が2ないし20%であるプロピレン−エチレ
ン共重合体にマレイン酸またはその無水物、およ
びラジカル発生剤を供給し、溶融状態でグラフト
共重合せしめた変性重合体を有機溶媒1m3に対
し、10ないし100Kg溶解してなることを特徴とす
る噴霧塗布に好適な表面処理剤の製法に関する。 変性重合体の原料となるプロピレン−エチレン
共重合体は、プロピレンとエチレンのランダム共
重合体が好ましく、プロピレン含量は55ないし75
モル%、とくに好ましくは60ないし70モル%の範
囲であり、その分子量は〔η〕(135℃デカリン
中)で0.3ないし20とくに約0.3ないし10が好適範
囲である。 この範囲の共重合体の結晶化度は、X線による
測定で約2ないし20%とくに好ましくは約5ない
し18%の範囲となる。 プロピレン含有量が55モル%未満では得られる
処理液の耐揮発油性が劣る。また75モル%を越え
ると、変性重合体の有機溶媒への溶解性が低下
し、得られる処理液の付着性も低下する。 本発明の表面処理剤を製造する方法としては、
前記したように、該共重合体を有機溶媒に溶解
し、マレイン酸またはその無水物及びラジカル発
生剤を添加して撹拌加熱する溶液法によつて変性
された重合体を利用する方法、例えばグラフト反
応液をそのままで、又は溶媒で希釈する方法、変
性重合体を一旦単離し溶媒に溶解する方法等の
他、各成分を押出機に供給してグラフト共重合を
行い、得られた変性共重合体を有機溶媒に溶解す
る溶融法を採用することが好ましい。また前者の
溶液法で反応液を有機溶媒で希釈する方法によれ
ばとくに均質の変性重合体を得ることができ、ま
た簡便な操作で表面処理剤を調製することができ
る。 またこの場合、未変性共重合体溶液へのマレイ
ン酸またはその無水物及びラジカル発生剤の添加
は、逐次添加が好ましく、共重合体の析出やゲル
化を防ぎ、共重合体に対して均質にマレイン酸ま
たはその無水物をグラフト共重合することができ
る。 グラフト共重合の好適条件を以下に記す。有機
溶媒1m3に対して、プロピレン−エチレン共重合
体を10ないし500Kgとくに好ましくは100ないし
400Kg溶解してなる共重合体溶液に、マレイン酸
またはその無水物を1ないし100ミリモル/
min/Kg−共重合体、とくに好ましくは2ないし
20ミリモル/min/Kg−共重合体の割合で逐次添
加する。またラジカル開始剤も同時に逐次添加が
好ましく、添加速度は約5×10-5ないし50ミリモ
ル/min/Kg−共重合体とくに約10-2ないし5ミ
リモル/min/Kg−共重合体が好ましく、ラジカ
ル開始剤のマレイン酸またはその無水物に対する
モル比は約1/100ないし3/5とくに約1/20
ないし1/2とすることが好ましい。 グラフト反応は共重合体溶液を加熱し、強撹拌
下に行うことが好ましい。反応温度は共重合体の
融点以上100℃とくに約120ないし160℃の範囲が
好適であり、反応時間は2ないし10時間が通常で
ある。反応操作は回分式、連続式いずれでもよい
が、グラフトを均一に行うためには回分式が好ま
しい。 以上の方法によると、マレイン酸のホモポリマ
ーの生成が極度に抑制され、反応終了時に残留す
る未反応モノマーや、ラジカル開始剤及びその分
解生成物の割合も僅少に抑えることができる。 また得られるグラフト変性共重合体中のマレイ
ン酸またはその無水物の割合は0.5ないし15重量
%とくに好ましくは3ないし10重量%の範囲であ
る。 0.5重量%未満では塗料付着性が不十分であ
り、耐揮発油性にも劣る。また15重量%を越すと
グラフト変性共重合体の〔η〕が小さくなり、凝
集力が低下し、塗膜の耐水性も悪くなる。 このグラフト変性共重合体の結晶化度は、未変
性共重合体の結晶化度よりはわずかに小さくなる
が、大差はなく、ほとんど変化しない範囲であ
る。 本発明の表面処理剤は、上記方法で得られるグ
ラフト変性共重合体の溶液をそのままあるいはさ
らに有機溶媒で稀釈して、溶液中の変性共重合体
の濃度を10ないし100Kg/m3溶媒、とくに20ない
し60Kg/m3溶媒の範囲に調製して得られる。 濃度が10Kg/m3溶媒未満では噴霧塗布した面の
塗りムラができ、塗料付着性のばらつきが大き
い。また100Kg/m3溶媒を越えると、形成される
プライマー層が厚くなり、べたついて厚みムラが
出やすく、塗装後の平滑性が悪くなる。 グラフト反応に用いられるラジカル発生剤は、
共重合体とマレイン酸またはその無水物との反応
を促進するものであればいずれでもよいが、とく
に有機ペルオキシド、有機ペルエステルが好まし
い。具体的には、ベンゾイルペルオキシド、ジク
ロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2・5−
ジメチル−2・5−ジ(ペルオキシベンゾエー
ト)ヘキシン−3、1・4−ビス(tert−ブチル
ペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイル
ペルオキシド、tert−ブチルペルアセテート、
2・5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチルペ
ルオキシド)ヘキシン−3、2・5−ジメチル−
2・5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、tert−ブチルペルベンゾエート、tert−ブチ
ルペルフエニルアセテート、tert−ブチルペルイ
ソブチレート、tert−ブチルベル−sec−オクト
エート、tert−ブチルペルピバレート、クミルペ
ルピバレートおよびtert−ブチルペルジエチルア
セテートがあり、その他アゾ化合物、例えばアゾ
ビス−イソブチルニトリル、ジメチルアゾイソブ
チレートがある。これらのうちではジクミルペル
オキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2・
5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチルペルオ
キシ)ヘキシン−3、2・5−ジメチル−2・5
−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1・
4−ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼンなどのジアルキルペルオキシドが好
ましい。 特に有機溶媒中で該共重合体の変性を行い、得
られた反応溶液を同種あるいは他の有機溶媒で希
釈して、または希釈せずに変性重合体の濃度を有
機溶媒1m3に対して10ないし100Kgに調整して噴
霧塗布液として用いる場合においては、ラジカル
発生剤として、例えばジ−tert−ブチルパーオキ
シド、tert−ブチルパーオキシイソブチレート、
tert−ブチルパーオキシオクテート等、該ラジカ
ル発生剤の分解生成物が比較的低沸点の物質であ
るようなものを使用することが好ましい。 なぜならば、このようなラジカル発生剤を用い
ると、表面処理液を噴霧塗布した後、有機溶剤を
除去するための乾燥工程において、該ラジカル発
生剤の分解物も揮発除去できるため、塗料との密
着性が一段と優れたものになるからである。 有機溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの芳香族系炭化水素、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカンなどの脂肪族系炭化水素、
トリクロルエチレン、パークロルエチレン、ジク
ロルエチレン、ジクロルエタン、クロルベンゼン
などの塩素化炭化水素があり、中でも芳香族系炭
化水素が好ましく、アルキル置換芳香族炭化水素
が特に好ましい。 本発明の表面処理剤が適用されるポリオレフイ
ン成形品は各種溶融成形法で成形可能であり、原
料も種々のポリオレフインを用いることができ
る。具体的には高圧法ポリエチレン、中低圧法ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル
−ペンテン、ポリ−ブテン−1、ポリスチレンな
どがあり、また共重合体としてエチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、プロ
ピレン−ブテン共重合体等が例示され、これらの
混合物も用いることができる。 これらのポリオレフインに、タルク、亜鉛華、
グラスフアイバー、チタン白、硫酸マグネシウム
等の無機充填剤、顔料等が配合されている場合に
は塗料の付着性がとくに良い。 ポリオレフインは安定剤、紫外線吸収剤、塩酸
吸収剤などの配合剤を含んでいても差しつかえな
い。好ましく使用される安定剤は、2・6−ジ−
tert−ブチル−4−メチルフエノール、テトラキ
ス〔メチレン(3・5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシヒドロシンナメート)〕メタン、メタ
オクタデシル−3−(4′−ヒドロキシ−3・5′−
ジ−tert−ブチルフエニル)プロピオネート、
2・2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−
ブチルフエノール)、4・4′−ブチリデンビス
(3−メチル−6−tert−ブチルフエノール)、
4・4′−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチ
ルフエノール)、2・2−チオビス(4−メチル
−6−tert−ブチルフエノール)、1・3・5−
トリメチル−2・4・6−トリス(3・5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、1・3・5−トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−tert−ブチルフエノール)ブタンな
どのフエノール系安定剤、ジラウリルチオジプロ
ピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート
などのイオウ系安定剤、トリデシルホスフアイ
ト、トリノニルフエニルホスフアイトなどのリン
系安定剤などである。好ましく使用される紫外線
吸収剤は、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベン
ゾフエノン、2−エチルヘキシル−2−シアノ−
3・3−ジフエニルアクリレート、パラオクチル
フエニルサリチレートなどである。また好ましく
使用される塩酸吸収剤はステアリン酸カルシウム
などである。 本発明の表面処理剤は、ポリオレフイン成形品
への噴霧塗布に好適である。すなわち、スプレー
ガンで処理液を成形品表面に吹付けられる。処理
液の温度は常温で十分その性能を発揮することが
できる。処理後、成形物は自然乾燥、加熱強制乾
燥などの方法によつて乾燥される。 本発明の表面処理方法によつて表面を処理した
ポリオレフイン成形品は、静電塗装、吹付塗装、
はけ塗りなどの方法で、塗料が塗布される。これ
らの塗料は下塗りした後、上塗りする方法で塗布
してもよい。使用される塗料には特に限定されな
いが、とくに塗料付着性の高い塗膜を必要とする
場合には、溶剤型熱可塑性アクリル樹脂塗料、溶
剤型熱硬化性アクリル樹脂塗料、アクリル変性ア
ルキツド樹脂、エポキシ樹脂塗料、ポリウレタン
塗料を用いることが好ましい。 これらの塗料が塗布されたポリオレフイン成形
品は、ニクロム線、赤外線、高周波加熱などの通
常の方法で、塗膜を硬化させるが、硬化条件はポ
リオレフイン成形品の材質、形状、塗料の性状な
どによつて決められる。 本発明の表面処理方法によつて得られるポリオ
レフイン成形品の塗膜は平滑性が優れ、とくに塗
膜の耐久付着性が改良されている。 これらの効果は、表面処理剤を噴霧塗布した場
合であつても発揮させるものであり、その性能の
優秀性は以下の実施例で明らかとなるであろう。 実施例 1 プロピレン−エチレン共重合体として、プロピ
レン含量67モル%、デカリン135℃に於ける固有
粘度2.05、X線回折による結晶化度が12%である
共重合体3Kgを10のトルエンに加え、系内の窒
素置換を1時間行つた。系の温度を145℃に上
げ、該共重合体をトルエンに完全に溶解したの
ち、系の撹拌を行いながら、無水マレイン酸382
g、ジ−tert−ブチルパーオキシド175gを別々
の供給口から4時間かけて、系に供給し、更に後
反応として145℃で2時間撹拌を続けた後、系を
室温まで冷却した。 冷却後反応液の一部を採取し、大量のアセトン
中に投入することにより、クラム状の変性された
共重合体を沈殿させた。得られた沈殿物を取
し、アセトンで繰返し洗洗したのち、常温で2昼
夜真空乾燥することにより精製された無水マレイ
ン酸変性プロピレン−エチレン共重合体を得た。 該変性共重合体に含まれる無水マレイン酸単位
の含量は5.3wt%であり、結晶化度は6.5%であつ
た。 実施例 2 実施例1で得られた反応液1に対し、9の
トルエンを加え、系を窒素置換したのち100℃に
加温し、1時間撹拌することにより、噴霧塗布に
好適な表面処理液を得た。 実施例 3 実施例1で得られた精製変性共重合体30gをト
ルエン1に加え、系の窒素置換を行つた後、
100℃に昇温し、該変性共重合体を均一に溶解混
合することにより、噴霧塗布に好適な表面処理液
を得た。 実施例 4および5 プロピレン−エチレン共重合体として、プロピ
レン含量が60モル%で〔η〕が3.0、結晶化度が
8%であるような共重合体のペレツトを用い、該
共重合体1Kgに対し、無水マレイン酸400g、ラ
ジカル開始剤として2・5−ジメチル−2・5−
ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシシン−3
200gを混合後、200℃に設定した25mmφ押出機の
ホツパーに供給した。該押出機に装置したスクリ
ユーはL/D25のダルメージ型で60rpmで運転し
た。 押出機ダイより吐出したストランドは氷水で冷
均後、造粒機に供給し、ペレツトとした。 得られた粗反応ペレツトを、一旦キシレンに加
え、昇温して溶解したあと、再び室温まで冷却
し、更に大量のアセトンを加えることにより、ク
ラム状のポリマー沈殿物を得た。該沈殿物は大量
のアセトンで繰返し洗浄したのち、室温で2昼夜
真空乾燥した。得られた精製変性共重合体中の無
水マレイン酸単位の含量は3.5wt%であつた。 該変性共重合体は実施例3と同様にしてトルエ
ン溶液とし、表面処理液とした。 実施例6〜16および比較例1〜6 ポリプロピレン(三井石油化学ポリプロ
SJ310)を用いて、射出成形によつてシート(50
mm×50mm×1mm)を得た。 この各シートに実施例2あるいは同様の方法に
よつて得られた表面処理剤を室温で空気噴霧法に
より吹付塗布し、室温下に約5分間放置乾燥し
た。 その後、各シートにアクリル樹脂系塗料あるい
はウレタン系塗料をシンナーで約1:1に希釈し
た塗料を同様に吹付塗布し、エアーオーブンに入
れて80℃で30分間焼付乾燥した。 得られた各シートを室温で24時間放置後、下記
の各試験を行つた。ただし剥離試験は、シートの
塗装面にナイフで1mm間隔のスジを縦横に入れ、
碁板目100個を作り、この上に接着テープ(ニチ
バンセロテープ)を張り、接着テープを剥離した
ときに残つた碁板目の数で付着性を評価して行つ
た。 〔初期密着性〕 各シートをそのまま剥離試験した。 〔耐水性〕 各シートを40℃の湯水中に240時間浸漬後、剥
離試験を行つた。 〔耐揮発油性〕 各シートを25℃の石油ベンジン中に24時間浸漬
後、剥離試験を行つた。 〔サマールシヨツク性〕 各シートに下記の温度履歴を連続3サイクル行
つた後、剥離試験を行つた。 −30℃、1時間→室温、3分→沸水、1時間→室
温、5分 結果を第1表ないし第3表に示す。 すなわち、第1表は表面処理剤の変性重合体濃
度の影響を示したものであり、表面処理剤に使用
したプロピレン−エチレン共重合体のプロピレン
含量は70モル%であり、その結晶化度は15%であ
る。また変性重合体の〔η〕は0.76であり、その
無水マレイン酸含有量は3.5重量%である。有機
溶媒はトルエンであり、塗料はアクリル樹脂系
(藤倉化成製レクラツク55)である。
らなる成形品や、ポリプロピレンと合成ゴム等か
らなる自動車用バンパー等の成形品に下塗りし
て、その表面への塗料等の付着性を改善するに適
した表面処理剤に関するものであり、かつ本発明
は該処理剤の好適な製法に関する。 ポリプロピレン等のポリオレフイン成形品の表
面に、塗料や他の樹脂、成形品等を形成して、そ
の付加価値を高めることが行われているが、ポリ
オレフインからなる成形品は極性が小さく一般塗
料との付着性が悪いので、予めクロム酸処理、火
炎処理、溶剤処理などによつてポリオレフイン成
形品の表面の付着性を改良することが知られてい
る。 しかしこれらの方法では複雑な処理によつて手
数がかかつたり、腐蝕性の薬品を使用するので危
険を伴い、また安定した付着性を付与するために
は、厳しい工程管理を必要とするため現在では、
ほとんどかえりみられない技術となつている。 また特開昭48−20824号では、ポリプロピレン
重合体に、シス型二重結合を環内にもつ脂環式カ
ルボン酸またはその無水物をラジカル発生剤の存
在下で化学的に結合させて変性重合体とした後、
成形する方法、あるいはポリプロピレン重合体を
成形し、その成形品表面に上記脂環式カルボン酸
またはその無水物を化学的に結合させる方法が開
示されている。しかし前者の方法では、成形品表
面の改質のために成形品全体のポリプロピレン重
合体に上記カルボン酸等を結合して変性する必要
があり、経済的に不利である。また後者の方法で
は、処理工程が複雑で、長時間を要するため実用
には向かない。 これに対し、成形品表面を下塗り等で処理する
方法は、簡便な操作で付着性が付与され、所要時
間も短いので、塗装工程と連続した一連のライン
にのせることができる等の利点がある。 そしてこのような不塗りに用いられる処理剤に
ついてもいくつかの提案がされている。例えば特
公昭44−958号には、特定の割合のマレイン酸ま
たはその無水物で変性した無定形ポリプロピレン
重合物を溶剤に溶かした処理液が開示されてい
る。ここで無定形ポリプロピレン重合物とは、場
合によつてはアタクチツクポリプロピレンと呼ば
れる重合物および共重合物中に少なくとも約20モ
ル%プロピレンユニツトを含有し、少なくとも一
種の共重合モノマーとプロピレンの共重合物から
なる無定形の重合物である。また類似の処理剤と
して特公昭49−10890号があり、無定形ポリオレ
フインにシス型非共役二重結合を環内に有する脂
環式カルボン酸もしくはα・β−不飽和カルボン
酸または該カルボン酸の無水物を化学的に結合せ
しめて得られる変性ポリオレフインを含有する表
面処理剤が開示されている。この無定形ポリオレ
フインも、非結晶性の重合体である。 なるほどこれらの処理剤を使用すると、成形品
と塗料の間の付着性は改良されるが、その後時間
が経過するにつれて付着性能は低下する。またこ
れらの処理剤を塗布した後の成形品表面はべとつ
き、厚みむらなどができやすく、塗料を塗布した
後の塗膜の平滑性も好ましくない。 一方本出願人は既に特開昭48−20844号でゴム
または極性基を有する付加重合樹脂のハロゲン化
炭化水素溶液を表面処理剤とし、該溶液にポリオ
レフイン成形品を浸漬する方法を提案している。 この方法はポリエチレン、ポリプロピレン等の
成形品に実施されており、塗料付着性の優れた成
形品として雑貨品、容器、自動車部品、繊維、不
織布などに用いられている。 しかし近年の自動車用途の成形品においては、
塗料付着性の性能に対する要望も高まり、塗膜が
揮発油等によつて容易に剥離せず(耐揮発油性)
また激しい温度変化に対しても剥離しない(サー
マルシヨツク性)ことが要求されているが、従来
の処理剤では必ずしも十分とはいえない場合があ
つた。 とくに工程の簡略化のために表面処理液は噴霧
器で塗布できるものが望ましいが、従来の処理剤
の中には、付着性を十分得るために変性重合体濃
度を高める必要があり、処理剤の粘度が高くなつ
て噴霧器の使用が困難となる場合があつた。 本発明はこれらの問題を解決することを目的と
し噴霧器での塗布に適した表面処理剤について検
討した結果到来したものであり、処理剤塗布後の
べとつき、厚みむらがなく、耐揮発油性、サーマ
ルシヨツク性に優れた性能を示す表面処理剤に関
する。 すなわち、本発明はプロピレン含量が55ないし
75モル%であり、X線回折による結晶化度が2な
いし20%であるプロピレン−エチレン共重合体
に、マレイン酸またはその無水物を0.5ないし10
重量%グラフト共重合してなり、その〔η〕が
0.3以上の変性重合体を有機溶媒1m3に対して10
ないし100Kg溶解してなることを特徴とする噴霧
塗布に好適な表面処理剤に関する。 また本発明は表面処理剤の製法に関するもので
あり、プロピレン含量が55ないし75モル%であり
X線回折による結晶化度が2ないし20%であるプ
ロピレン−エチレン共重合体を有機溶媒に溶解
し、マレイン酸またはその無水物をラジカル発生
剤の存在下にグラフト共重合した後、有機溶媒で
希釈してまたは希釈せずに、変性重合体の濃度を
有機溶媒1m3に対して10ないし100Kgに調整して
なることを特徴とする噴霧塗布に好適な表面処理
剤の製法に関するものであり、またプロピレン含
量が55ないし75モル%であり、X線回折による結
晶化度が2ないし20%であるプロピレン−エチレ
ン共重合体にマレイン酸またはその無水物、およ
びラジカル発生剤を供給し、溶融状態でグラフト
共重合せしめた変性重合体を有機溶媒1m3に対
し、10ないし100Kg溶解してなることを特徴とす
る噴霧塗布に好適な表面処理剤の製法に関する。 変性重合体の原料となるプロピレン−エチレン
共重合体は、プロピレンとエチレンのランダム共
重合体が好ましく、プロピレン含量は55ないし75
モル%、とくに好ましくは60ないし70モル%の範
囲であり、その分子量は〔η〕(135℃デカリン
中)で0.3ないし20とくに約0.3ないし10が好適範
囲である。 この範囲の共重合体の結晶化度は、X線による
測定で約2ないし20%とくに好ましくは約5ない
し18%の範囲となる。 プロピレン含有量が55モル%未満では得られる
処理液の耐揮発油性が劣る。また75モル%を越え
ると、変性重合体の有機溶媒への溶解性が低下
し、得られる処理液の付着性も低下する。 本発明の表面処理剤を製造する方法としては、
前記したように、該共重合体を有機溶媒に溶解
し、マレイン酸またはその無水物及びラジカル発
生剤を添加して撹拌加熱する溶液法によつて変性
された重合体を利用する方法、例えばグラフト反
応液をそのままで、又は溶媒で希釈する方法、変
性重合体を一旦単離し溶媒に溶解する方法等の
他、各成分を押出機に供給してグラフト共重合を
行い、得られた変性共重合体を有機溶媒に溶解す
る溶融法を採用することが好ましい。また前者の
溶液法で反応液を有機溶媒で希釈する方法によれ
ばとくに均質の変性重合体を得ることができ、ま
た簡便な操作で表面処理剤を調製することができ
る。 またこの場合、未変性共重合体溶液へのマレイ
ン酸またはその無水物及びラジカル発生剤の添加
は、逐次添加が好ましく、共重合体の析出やゲル
化を防ぎ、共重合体に対して均質にマレイン酸ま
たはその無水物をグラフト共重合することができ
る。 グラフト共重合の好適条件を以下に記す。有機
溶媒1m3に対して、プロピレン−エチレン共重合
体を10ないし500Kgとくに好ましくは100ないし
400Kg溶解してなる共重合体溶液に、マレイン酸
またはその無水物を1ないし100ミリモル/
min/Kg−共重合体、とくに好ましくは2ないし
20ミリモル/min/Kg−共重合体の割合で逐次添
加する。またラジカル開始剤も同時に逐次添加が
好ましく、添加速度は約5×10-5ないし50ミリモ
ル/min/Kg−共重合体とくに約10-2ないし5ミ
リモル/min/Kg−共重合体が好ましく、ラジカ
ル開始剤のマレイン酸またはその無水物に対する
モル比は約1/100ないし3/5とくに約1/20
ないし1/2とすることが好ましい。 グラフト反応は共重合体溶液を加熱し、強撹拌
下に行うことが好ましい。反応温度は共重合体の
融点以上100℃とくに約120ないし160℃の範囲が
好適であり、反応時間は2ないし10時間が通常で
ある。反応操作は回分式、連続式いずれでもよい
が、グラフトを均一に行うためには回分式が好ま
しい。 以上の方法によると、マレイン酸のホモポリマ
ーの生成が極度に抑制され、反応終了時に残留す
る未反応モノマーや、ラジカル開始剤及びその分
解生成物の割合も僅少に抑えることができる。 また得られるグラフト変性共重合体中のマレイ
ン酸またはその無水物の割合は0.5ないし15重量
%とくに好ましくは3ないし10重量%の範囲であ
る。 0.5重量%未満では塗料付着性が不十分であ
り、耐揮発油性にも劣る。また15重量%を越すと
グラフト変性共重合体の〔η〕が小さくなり、凝
集力が低下し、塗膜の耐水性も悪くなる。 このグラフト変性共重合体の結晶化度は、未変
性共重合体の結晶化度よりはわずかに小さくなる
が、大差はなく、ほとんど変化しない範囲であ
る。 本発明の表面処理剤は、上記方法で得られるグ
ラフト変性共重合体の溶液をそのままあるいはさ
らに有機溶媒で稀釈して、溶液中の変性共重合体
の濃度を10ないし100Kg/m3溶媒、とくに20ない
し60Kg/m3溶媒の範囲に調製して得られる。 濃度が10Kg/m3溶媒未満では噴霧塗布した面の
塗りムラができ、塗料付着性のばらつきが大き
い。また100Kg/m3溶媒を越えると、形成される
プライマー層が厚くなり、べたついて厚みムラが
出やすく、塗装後の平滑性が悪くなる。 グラフト反応に用いられるラジカル発生剤は、
共重合体とマレイン酸またはその無水物との反応
を促進するものであればいずれでもよいが、とく
に有機ペルオキシド、有機ペルエステルが好まし
い。具体的には、ベンゾイルペルオキシド、ジク
ロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2・5−
ジメチル−2・5−ジ(ペルオキシベンゾエー
ト)ヘキシン−3、1・4−ビス(tert−ブチル
ペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイル
ペルオキシド、tert−ブチルペルアセテート、
2・5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチルペ
ルオキシド)ヘキシン−3、2・5−ジメチル−
2・5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、tert−ブチルペルベンゾエート、tert−ブチ
ルペルフエニルアセテート、tert−ブチルペルイ
ソブチレート、tert−ブチルベル−sec−オクト
エート、tert−ブチルペルピバレート、クミルペ
ルピバレートおよびtert−ブチルペルジエチルア
セテートがあり、その他アゾ化合物、例えばアゾ
ビス−イソブチルニトリル、ジメチルアゾイソブ
チレートがある。これらのうちではジクミルペル
オキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2・
5−ジメチル−2・5−ジ(tert−ブチルペルオ
キシ)ヘキシン−3、2・5−ジメチル−2・5
−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1・
4−ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼンなどのジアルキルペルオキシドが好
ましい。 特に有機溶媒中で該共重合体の変性を行い、得
られた反応溶液を同種あるいは他の有機溶媒で希
釈して、または希釈せずに変性重合体の濃度を有
機溶媒1m3に対して10ないし100Kgに調整して噴
霧塗布液として用いる場合においては、ラジカル
発生剤として、例えばジ−tert−ブチルパーオキ
シド、tert−ブチルパーオキシイソブチレート、
tert−ブチルパーオキシオクテート等、該ラジカ
ル発生剤の分解生成物が比較的低沸点の物質であ
るようなものを使用することが好ましい。 なぜならば、このようなラジカル発生剤を用い
ると、表面処理液を噴霧塗布した後、有機溶剤を
除去するための乾燥工程において、該ラジカル発
生剤の分解物も揮発除去できるため、塗料との密
着性が一段と優れたものになるからである。 有機溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの芳香族系炭化水素、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカンなどの脂肪族系炭化水素、
トリクロルエチレン、パークロルエチレン、ジク
ロルエチレン、ジクロルエタン、クロルベンゼン
などの塩素化炭化水素があり、中でも芳香族系炭
化水素が好ましく、アルキル置換芳香族炭化水素
が特に好ましい。 本発明の表面処理剤が適用されるポリオレフイ
ン成形品は各種溶融成形法で成形可能であり、原
料も種々のポリオレフインを用いることができ
る。具体的には高圧法ポリエチレン、中低圧法ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル
−ペンテン、ポリ−ブテン−1、ポリスチレンな
どがあり、また共重合体としてエチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、プロ
ピレン−ブテン共重合体等が例示され、これらの
混合物も用いることができる。 これらのポリオレフインに、タルク、亜鉛華、
グラスフアイバー、チタン白、硫酸マグネシウム
等の無機充填剤、顔料等が配合されている場合に
は塗料の付着性がとくに良い。 ポリオレフインは安定剤、紫外線吸収剤、塩酸
吸収剤などの配合剤を含んでいても差しつかえな
い。好ましく使用される安定剤は、2・6−ジ−
tert−ブチル−4−メチルフエノール、テトラキ
ス〔メチレン(3・5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシヒドロシンナメート)〕メタン、メタ
オクタデシル−3−(4′−ヒドロキシ−3・5′−
ジ−tert−ブチルフエニル)プロピオネート、
2・2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−
ブチルフエノール)、4・4′−ブチリデンビス
(3−メチル−6−tert−ブチルフエノール)、
4・4′−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチ
ルフエノール)、2・2−チオビス(4−メチル
−6−tert−ブチルフエノール)、1・3・5−
トリメチル−2・4・6−トリス(3・5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、1・3・5−トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−tert−ブチルフエノール)ブタンな
どのフエノール系安定剤、ジラウリルチオジプロ
ピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート
などのイオウ系安定剤、トリデシルホスフアイ
ト、トリノニルフエニルホスフアイトなどのリン
系安定剤などである。好ましく使用される紫外線
吸収剤は、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベン
ゾフエノン、2−エチルヘキシル−2−シアノ−
3・3−ジフエニルアクリレート、パラオクチル
フエニルサリチレートなどである。また好ましく
使用される塩酸吸収剤はステアリン酸カルシウム
などである。 本発明の表面処理剤は、ポリオレフイン成形品
への噴霧塗布に好適である。すなわち、スプレー
ガンで処理液を成形品表面に吹付けられる。処理
液の温度は常温で十分その性能を発揮することが
できる。処理後、成形物は自然乾燥、加熱強制乾
燥などの方法によつて乾燥される。 本発明の表面処理方法によつて表面を処理した
ポリオレフイン成形品は、静電塗装、吹付塗装、
はけ塗りなどの方法で、塗料が塗布される。これ
らの塗料は下塗りした後、上塗りする方法で塗布
してもよい。使用される塗料には特に限定されな
いが、とくに塗料付着性の高い塗膜を必要とする
場合には、溶剤型熱可塑性アクリル樹脂塗料、溶
剤型熱硬化性アクリル樹脂塗料、アクリル変性ア
ルキツド樹脂、エポキシ樹脂塗料、ポリウレタン
塗料を用いることが好ましい。 これらの塗料が塗布されたポリオレフイン成形
品は、ニクロム線、赤外線、高周波加熱などの通
常の方法で、塗膜を硬化させるが、硬化条件はポ
リオレフイン成形品の材質、形状、塗料の性状な
どによつて決められる。 本発明の表面処理方法によつて得られるポリオ
レフイン成形品の塗膜は平滑性が優れ、とくに塗
膜の耐久付着性が改良されている。 これらの効果は、表面処理剤を噴霧塗布した場
合であつても発揮させるものであり、その性能の
優秀性は以下の実施例で明らかとなるであろう。 実施例 1 プロピレン−エチレン共重合体として、プロピ
レン含量67モル%、デカリン135℃に於ける固有
粘度2.05、X線回折による結晶化度が12%である
共重合体3Kgを10のトルエンに加え、系内の窒
素置換を1時間行つた。系の温度を145℃に上
げ、該共重合体をトルエンに完全に溶解したの
ち、系の撹拌を行いながら、無水マレイン酸382
g、ジ−tert−ブチルパーオキシド175gを別々
の供給口から4時間かけて、系に供給し、更に後
反応として145℃で2時間撹拌を続けた後、系を
室温まで冷却した。 冷却後反応液の一部を採取し、大量のアセトン
中に投入することにより、クラム状の変性された
共重合体を沈殿させた。得られた沈殿物を取
し、アセトンで繰返し洗洗したのち、常温で2昼
夜真空乾燥することにより精製された無水マレイ
ン酸変性プロピレン−エチレン共重合体を得た。 該変性共重合体に含まれる無水マレイン酸単位
の含量は5.3wt%であり、結晶化度は6.5%であつ
た。 実施例 2 実施例1で得られた反応液1に対し、9の
トルエンを加え、系を窒素置換したのち100℃に
加温し、1時間撹拌することにより、噴霧塗布に
好適な表面処理液を得た。 実施例 3 実施例1で得られた精製変性共重合体30gをト
ルエン1に加え、系の窒素置換を行つた後、
100℃に昇温し、該変性共重合体を均一に溶解混
合することにより、噴霧塗布に好適な表面処理液
を得た。 実施例 4および5 プロピレン−エチレン共重合体として、プロピ
レン含量が60モル%で〔η〕が3.0、結晶化度が
8%であるような共重合体のペレツトを用い、該
共重合体1Kgに対し、無水マレイン酸400g、ラ
ジカル開始剤として2・5−ジメチル−2・5−
ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシシン−3
200gを混合後、200℃に設定した25mmφ押出機の
ホツパーに供給した。該押出機に装置したスクリ
ユーはL/D25のダルメージ型で60rpmで運転し
た。 押出機ダイより吐出したストランドは氷水で冷
均後、造粒機に供給し、ペレツトとした。 得られた粗反応ペレツトを、一旦キシレンに加
え、昇温して溶解したあと、再び室温まで冷却
し、更に大量のアセトンを加えることにより、ク
ラム状のポリマー沈殿物を得た。該沈殿物は大量
のアセトンで繰返し洗浄したのち、室温で2昼夜
真空乾燥した。得られた精製変性共重合体中の無
水マレイン酸単位の含量は3.5wt%であつた。 該変性共重合体は実施例3と同様にしてトルエ
ン溶液とし、表面処理液とした。 実施例6〜16および比較例1〜6 ポリプロピレン(三井石油化学ポリプロ
SJ310)を用いて、射出成形によつてシート(50
mm×50mm×1mm)を得た。 この各シートに実施例2あるいは同様の方法に
よつて得られた表面処理剤を室温で空気噴霧法に
より吹付塗布し、室温下に約5分間放置乾燥し
た。 その後、各シートにアクリル樹脂系塗料あるい
はウレタン系塗料をシンナーで約1:1に希釈し
た塗料を同様に吹付塗布し、エアーオーブンに入
れて80℃で30分間焼付乾燥した。 得られた各シートを室温で24時間放置後、下記
の各試験を行つた。ただし剥離試験は、シートの
塗装面にナイフで1mm間隔のスジを縦横に入れ、
碁板目100個を作り、この上に接着テープ(ニチ
バンセロテープ)を張り、接着テープを剥離した
ときに残つた碁板目の数で付着性を評価して行つ
た。 〔初期密着性〕 各シートをそのまま剥離試験した。 〔耐水性〕 各シートを40℃の湯水中に240時間浸漬後、剥
離試験を行つた。 〔耐揮発油性〕 各シートを25℃の石油ベンジン中に24時間浸漬
後、剥離試験を行つた。 〔サマールシヨツク性〕 各シートに下記の温度履歴を連続3サイクル行
つた後、剥離試験を行つた。 −30℃、1時間→室温、3分→沸水、1時間→室
温、5分 結果を第1表ないし第3表に示す。 すなわち、第1表は表面処理剤の変性重合体濃
度の影響を示したものであり、表面処理剤に使用
したプロピレン−エチレン共重合体のプロピレン
含量は70モル%であり、その結晶化度は15%であ
る。また変性重合体の〔η〕は0.76であり、その
無水マレイン酸含有量は3.5重量%である。有機
溶媒はトルエンであり、塗料はアクリル樹脂系
(藤倉化成製レクラツク55)である。
【表】
変性重合体の濃度が10Kg/m3溶媒未満では、付
着性が不十分である。また100Kg/m3溶媒を越す
と、高粘度となり、貯蔵安定性が劣り、また吹付
塗布が困難である。 第2表は、表面処理剤に使用するプロピレン−
エチレン共重合体の種類の影響を示したものであ
る。 表面処理剤の他の条件は、ほぼ一定であり、変
性重合体の濃度は30Kg/m3溶媒、また無水マレイ
ン酸の含量は約6重量%である。有機溶媒はトル
エンであり、塗料はウレタン系塗料(大橋化学製
ウタナールL)である。
着性が不十分である。また100Kg/m3溶媒を越す
と、高粘度となり、貯蔵安定性が劣り、また吹付
塗布が困難である。 第2表は、表面処理剤に使用するプロピレン−
エチレン共重合体の種類の影響を示したものであ
る。 表面処理剤の他の条件は、ほぼ一定であり、変
性重合体の濃度は30Kg/m3溶媒、また無水マレイ
ン酸の含量は約6重量%である。有機溶媒はトル
エンであり、塗料はウレタン系塗料(大橋化学製
ウタナールL)である。
【表】
プロピレン−エチレン共重合体のプロピレン含
量が55、60、70モル%の各場合のX線回折による
結晶化度はそれぞれ6%、8%、15%であつた。 第3表は、変性重合体中の無水マレイン酸の含
量の影響を示したものである。 使用したプロピレン−エチレン共重合体のプロ
ピレン含量は60モル%である。また表面処理剤中
の変性重合体の濃度は約30Kg/m3溶媒である。有
機溶媒はトルエンであり、塗料はアクリル樹脂系
(藤倉化成製レクラツク55)である。 実施例 18 実施例4および5の処理液を用い、実施例6と
同様の方法で塗装を行い、各種試験を行つた。結
果を第3表に示す。
量が55、60、70モル%の各場合のX線回折による
結晶化度はそれぞれ6%、8%、15%であつた。 第3表は、変性重合体中の無水マレイン酸の含
量の影響を示したものである。 使用したプロピレン−エチレン共重合体のプロ
ピレン含量は60モル%である。また表面処理剤中
の変性重合体の濃度は約30Kg/m3溶媒である。有
機溶媒はトルエンであり、塗料はアクリル樹脂系
(藤倉化成製レクラツク55)である。 実施例 18 実施例4および5の処理液を用い、実施例6と
同様の方法で塗装を行い、各種試験を行つた。結
果を第3表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プロピレン含量が55ないし75モル%であり、
X線回折による結晶化度が2ないし20%であるプ
ロピレン−エチレン共重合体に、マレイン酸また
はその無水物を0.5ないし15重量%グラフト共重
合してなり、その〔η〕が0.3以上の変性重合体
を有機溶媒1m3に対し10ないし100Kg溶融してな
ることを特徴とする噴霧塗布に好適な表面処理
剤。 2 有機溶媒がその一部または全部をマレイン酸
またはその無水物で変性されてなる有機溶媒であ
ることを特徴とする特許請求の範囲1記載の表面
処理剤。 3 プロピレン−エチレン共重合体のX線回折に
よる結晶化度が5ないし18%であることを特徴と
する特許請求の範囲1記載の表面処理剤。 4 プロピレン含量が55ないし75モル%であり、
X線回折による結晶化度が2ないし20%であるプ
ロピレン−エチレン共重合体を有機溶媒に溶解
し、マレイン酸またはその無水物をラジカル発生
剤の存在下にグラフト共重合体した後、有機溶媒
で希釈してまたは希釈せずに、変性重合体の濃度
を有機溶媒1m3に対して10ないし100Kgに調製し
てなることを特徴とする噴霧塗布に好適な表面処
理剤の製法。 5 有機溶媒として芳香族系炭化水素を用いるこ
とを特徴とする特許請求の範囲4記載の製法。 6 有機溶媒としてトルエンを用いることを特徴
とする特許請求の範囲4記載の製法。 7 プロピレン−エチレン共重合体の〔η〕が、
0.3ないし20であることを特徴とする特許請求の
範囲4記載の製法。 8 変性重合体のマレイン酸またはその無水物の
含有量が0.5ないし15重量%であることを特徴と
する特許請求の範囲4記載の製法。 9 プロピレン含量が55ないし75モル%であり、
X線回折による結晶化度が2ないし20%であるプ
ロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸または
その無水物、およびラジカル発生剤を供給し、溶
融状態でグラフト共重合せしめた変性重合体を有
機溶媒1m3に対し10ないし100Kg溶解してなるこ
とを特徴とする噴霧塗布に好適な表面処理剤の製
法。 10 プロピレン−エチレン共重合体の〔η〕
が、0.3ないし20であることを特徴とする特許請
求の範囲9記載の製法。 11 変性重合体のマレイン酸またはその無水物
の含有量が0.5ないし15重量%であることを特徴
とする特許請求の範囲9記載の製法。
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