JPH03112105A - 多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド - Google Patents
多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッドInfo
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- JPH03112105A JPH03112105A JP24912789A JP24912789A JPH03112105A JP H03112105 A JPH03112105 A JP H03112105A JP 24912789 A JP24912789 A JP 24912789A JP 24912789 A JP24912789 A JP 24912789A JP H03112105 A JPH03112105 A JP H03112105A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高い結晶化温度を有する非晶質多層磁性薄膜に
関し、特に磁気ディスク装L VTRなどに用いる磁気
ヘッドおよび磁気ヘッドのコア材料に適した多層磁性薄
膜に関する。
関し、特に磁気ディスク装L VTRなどに用いる磁気
ヘッドおよび磁気ヘッドのコア材料に適した多層磁性薄
膜に関する。
近年、磁気記録技術の発展は著しく、記録密度の向上が
進められている。記録密度を高くするためには高保磁力
の記録媒体を使用する必要があり。
進められている。記録密度を高くするためには高保磁力
の記録媒体を使用する必要があり。
また高保磁力の記録媒体を磁化するためには、高飽和磁
束密度を有する磁極材料が必要となる。このため、従来
のフェライトなどに代ってCo系非晶質合金薄膜が磁極
材料として使われ始めている。
束密度を有する磁極材料が必要となる。このため、従来
のフェライトなどに代ってCo系非晶質合金薄膜が磁極
材料として使われ始めている。
しかし、飽和磁束密度の高い、Co濃度が高い非晶質合
金薄膜は、結晶化温度が低いという問題があった。
金薄膜は、結晶化温度が低いという問題があった。
通常、Co系非晶質合金が結晶化すると、結晶が析出し
軟磁気特性が劣化する。
軟磁気特性が劣化する。
このため、アイ・イー・イー・イー トランザクション
オン マグネチックス、エム エージ−23,5(1
987年)第3707ページから第3712ページ(I
E E E 、 Trans。
オン マグネチックス、エム エージ−23,5(1
987年)第3707ページから第3712ページ(I
E E E 、 Trans。
Magnetics、 MAG−23,5(1987)
PP3707−3712)において論じられているよ
うに、磁性膜をスパッタリングする時に周期的に窒素ガ
スをスパッタリングガスに混ぜ、窒化物層を周期的に形
成して結晶化温度を高くする方法が考案された。この方
法は結晶化温度を非常に高くし、効果的な方法である。
PP3707−3712)において論じられているよ
うに、磁性膜をスパッタリングする時に周期的に窒素ガ
スをスパッタリングガスに混ぜ、窒化物層を周期的に形
成して結晶化温度を高くする方法が考案された。この方
法は結晶化温度を非常に高くし、効果的な方法である。
しかし、上記窒化物層は磁性層であり、このため、磁性
膜を磁気ヘッドの磁極形状に切断すると磁極の端に環流
磁区を生ずるという問題があった。
膜を磁気ヘッドの磁極形状に切断すると磁極の端に環流
磁区を生ずるという問題があった。
本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を解消し、結晶
化温度が高く、また、実際の磁極形状における比透磁率
が高い多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッドを提
供することにある。
化温度が高く、また、実際の磁極形状における比透磁率
が高い多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッドを提
供することにある。
本発明者らは磁性合金層に非磁性窒化物層を介した多層
膜について鋭意研究を行った結果、非磁性窒化物層を介
することにより、上記磁性合金層の熱安定性が高くなる
ことを明らかにし1本発明を完成するに至った。
膜について鋭意研究を行った結果、非磁性窒化物層を介
することにより、上記磁性合金層の熱安定性が高くなる
ことを明らかにし1本発明を完成するに至った。
すなわち、Co系非晶質合金層にBN、S i、N,T
aN、TiN,W2Nなどの非磁性窒化物層を介して積
層構造とすることにより、高い結晶化温度を有する多層
磁性薄膜を得た。また、上記多層膜は結晶化温度より高
い温度で熱処理しても析出した結晶の粒径が小さく、こ
のため、結晶化しても軟磁気特性が劣化しない。また、
上記多層磁性薄膜は非磁性層を介しであるために、実際
の磁気ヘッドの磁極形状に切断した時に速流磁区を生じ
ない。
aN、TiN,W2Nなどの非磁性窒化物層を介して積
層構造とすることにより、高い結晶化温度を有する多層
磁性薄膜を得た。また、上記多層膜は結晶化温度より高
い温度で熱処理しても析出した結晶の粒径が小さく、こ
のため、結晶化しても軟磁気特性が劣化しない。また、
上記多層磁性薄膜は非磁性層を介しであるために、実際
の磁気ヘッドの磁極形状に切断した時に速流磁区を生じ
ない。
またさらに、本発明の多層磁性薄膜を磁気ヘッドの磁気
回路の少なくとも一部に用いることにより、高温の熱処
理工程を有するヘッド作製プロセスにより磁気ヘッドを
作製しても、優れた記録再生特性を有する磁気ヘッドを
得ることができる。
回路の少なくとも一部に用いることにより、高温の熱処
理工程を有するヘッド作製プロセスにより磁気ヘッドを
作製しても、優れた記録再生特性を有する磁気ヘッドを
得ることができる。
上述のように、Co系非晶質合金層にBN、Si、N4
、TaN、TiN、W2Nなどの非磁性窒化物層を介し
て積層構造とすることにより、高い結晶化温度を有する
多層磁性薄膜を得た。また、上記多層膜は結晶化温度よ
り高い温度で熱処理しても析出した結晶の粒径が小さく
、このため、結晶化しても軟磁気特性が劣化しない。ま
た、上記多層磁性薄膜は非磁性層を介しであるために、
実際の磁気ヘッドの磁極形状に切断した時に速流磁区を
生じない。
、TaN、TiN、W2Nなどの非磁性窒化物層を介し
て積層構造とすることにより、高い結晶化温度を有する
多層磁性薄膜を得た。また、上記多層膜は結晶化温度よ
り高い温度で熱処理しても析出した結晶の粒径が小さく
、このため、結晶化しても軟磁気特性が劣化しない。ま
た、上記多層磁性薄膜は非磁性層を介しであるために、
実際の磁気ヘッドの磁極形状に切断した時に速流磁区を
生じない。
またさらに、本発明の多層磁性薄膜を磁気ヘッドの磁気
回路の少なくとも一部に用いることにより、高温の熱処
理工程を有するヘッド作製プロセスにより磁気ヘッドを
作製しても、優れた記録再生特性を有する磁気ヘッドを
得ることができる。
回路の少なくとも一部に用いることにより、高温の熱処
理工程を有するヘッド作製プロセスにより磁気ヘッドを
作製しても、優れた記録再生特性を有する磁気ヘッドを
得ることができる。
以下に本発明の一実施例を挙げ、図表を参照し〔実施例
1〕 多層磁性薄膜の作製にはイオンビーム・スパッタリング
装置を用いた。スパッタリングは以下の条件で行った。
1〕 多層磁性薄膜の作製にはイオンビーム・スパッタリング
装置を用いた。スパッタリングは以下の条件で行った。
イオンガス・・・・・・Ar
装置内Arガス圧力・・・・・・2.5X10−”Pa
蒸着用イオンガン加速電圧・・・・・・800v蒸着用
イオンガンイオン電流・・・・・・120mAターゲッ
ト基板間距離・・・・・・127mm上記条件で作製し
た磁性薄膜の断面図を第1図に示す。本実施例では基板
11としてコーニング社製7059ガラス基板を用い、
主磁性層12としてCo,Ta5Zr□合金、中間層1
3として膜厚50人のBNを用いた。多層磁性薄II!
4全体の膜厚は5000人とし、主磁性[12の暦数、
すなわち中間層13を挿入する周期を変化した。
蒸着用イオンガン加速電圧・・・・・・800v蒸着用
イオンガンイオン電流・・・・・・120mAターゲッ
ト基板間距離・・・・・・127mm上記条件で作製し
た磁性薄膜の断面図を第1図に示す。本実施例では基板
11としてコーニング社製7059ガラス基板を用い、
主磁性層12としてCo,Ta5Zr□合金、中間層1
3として膜厚50人のBNを用いた。多層磁性薄II!
4全体の膜厚は5000人とし、主磁性[12の暦数、
すなわち中間層13を挿入する周期を変化した。
主磁性M12の暦数と結晶化温度との関係を第1の時、
すなわち中間M13を介さないCo、2Ta、Zr、合
金単層膜の結晶化温度は430℃であった。中間層13
を介し、主磁性層12の暦数が増加するに従って、結晶
化温度は高くなる。主磁性M12の暦数が2ONの時に
は、結晶化温度は500℃になる。
すなわち中間M13を介さないCo、2Ta、Zr、合
金単層膜の結晶化温度は430℃であった。中間層13
を介し、主磁性層12の暦数が増加するに従って、結晶
化温度は高くなる。主磁性M12の暦数が2ONの時に
は、結晶化温度は500℃になる。
次に上記磁性薄膜を@20μmの帯状の形にバターニン
グし、主磁性層12の暦数とバターニング後の比透磁率
との関係を調べた。第3図に結果を示す。同図のように
主磁性層12の暦数が1の時、すなわち中間[13を介
さない Co,T a、Z r、合金単層膜の比透磁率は800
であった。ビック法により帯の磁区のa祭を行ったとこ
ろ、三角形の面内還流磁区が存在し、このため比透磁率
が低いことがわかった。中間層13を介し、主磁性層1
2の暦数が増加するに従って、比透磁率は高くなる。こ
れは非磁性である中間層13の挿入により、磁性層が磁
気的に分離し、膜厚方向に磁化が還流したため、面内還
流磁区が消以上述べたように、Co、□Ta、Zr、合
金層にBN非磁性中間層を介して積層構造とすると、C
o,T a、 Z r、合金層の結晶化温度が高くなる
。
グし、主磁性層12の暦数とバターニング後の比透磁率
との関係を調べた。第3図に結果を示す。同図のように
主磁性層12の暦数が1の時、すなわち中間[13を介
さない Co,T a、Z r、合金単層膜の比透磁率は800
であった。ビック法により帯の磁区のa祭を行ったとこ
ろ、三角形の面内還流磁区が存在し、このため比透磁率
が低いことがわかった。中間層13を介し、主磁性層1
2の暦数が増加するに従って、比透磁率は高くなる。こ
れは非磁性である中間層13の挿入により、磁性層が磁
気的に分離し、膜厚方向に磁化が還流したため、面内還
流磁区が消以上述べたように、Co、□Ta、Zr、合
金層にBN非磁性中間層を介して積層構造とすると、C
o,T a、 Z r、合金層の結晶化温度が高くなる
。
またBNが非磁性であるため、BN層により磁性層が磁
気的に分離し、面内還流磁区が消失するため、比透磁率
が高くなる。
気的に分離し、面内還流磁区が消失するため、比透磁率
が高くなる。
また上記多層磁性膜を結晶化温度以上の600℃で熱処
理したところ、COを主成分とする微細な結晶を析出し
た。結晶化したにもかかわらずこの多層磁性膜は良好な
軟磁気特性を示した。これは微結晶の粒径が10nm以
下と小さいためであると考えられる。しかし、上記多層
磁性薄膜を650℃で熱処理したところ、結晶粒径が1
0nmより大きくなり、その結果保磁力が大きくなり、
比透磁率が減少した。
理したところ、COを主成分とする微細な結晶を析出し
た。結晶化したにもかかわらずこの多層磁性膜は良好な
軟磁気特性を示した。これは微結晶の粒径が10nm以
下と小さいためであると考えられる。しかし、上記多層
磁性薄膜を650℃で熱処理したところ、結晶粒径が1
0nmより大きくなり、その結果保磁力が大きくなり、
比透磁率が減少した。
〔実施例2〕
実施例1と同様の条件で多層磁性薄膜を作製し、種々の
非磁性窒化物層の挿入の効果を調べた。本実施例では基
板11としてコーニング社製7059ガラス基板を用い
、主磁性層12として膜厚200人のCo−,2T a
、 Z r3合金、中間層13として膜厚50人のSi
、N,TaN、TiN,W2Nを用いた。多層磁性薄膜
全体の膜厚は5000人とした。従って主磁性層の暦数
は20Mであり、中間層挿入の周期は250人である。
非磁性窒化物層の挿入の効果を調べた。本実施例では基
板11としてコーニング社製7059ガラス基板を用い
、主磁性層12として膜厚200人のCo−,2T a
、 Z r3合金、中間層13として膜厚50人のSi
、N,TaN、TiN,W2Nを用いた。多層磁性薄膜
全体の膜厚は5000人とした。従って主磁性層の暦数
は20Mであり、中間層挿入の周期は250人である。
第1表に中間層材料とCo,Ta、Zr、合金層の結晶
化温度との関係を示す。
化温度との関係を示す。
第 1 表
第1表に示すように、Co、2Ta、Zr、合金層に非
磁性窒化物層を介して積層構造とすると、結晶化温度が
高くなる。また実施例1と同様に、中間層が非磁性であ
るため、帯状にバターニングした時の比透磁率が高くな
る。
磁性窒化物層を介して積層構造とすると、結晶化温度が
高くなる。また実施例1と同様に、中間層が非磁性であ
るため、帯状にバターニングした時の比透磁率が高くな
る。
また上記多層磁性膜を結晶化温度以上の600℃で熱処
理したところ、Coを主成分とする微細な結晶を析出し
た。結晶化したにもかかわらずこの多層磁性膜は良好な
軟磁気特性を示した。これは微結晶の粒径が10nm以
下と小さいためであると考えられる。しかし、上記多層
磁性薄膜を650℃で熱処理したところ、結晶粒径が1
0nmより大きくなり、その結果保磁力が大きくなり、
比透磁率が減少した。
理したところ、Coを主成分とする微細な結晶を析出し
た。結晶化したにもかかわらずこの多層磁性膜は良好な
軟磁気特性を示した。これは微結晶の粒径が10nm以
下と小さいためであると考えられる。しかし、上記多層
磁性薄膜を650℃で熱処理したところ、結晶粒径が1
0nmより大きくなり、その結果保磁力が大きくなり、
比透磁率が減少した。
〔実施例3〕
実施例1と同様の条件で多層磁性薄膜を形成し、種々の
非晶質磁性層に対するBNN挿入の効果を調べた。本実
施例では基板11としてコーニング社製7059ガラス
基板を用い、主磁性層12として膜厚200人のCo、
。Nb、Zr、合金、Co,M o5 Z r7合金、
Co,W、Zr、合金、中間層13として膜厚50人の
BNを用いた。多層磁性薄膜全体の膜厚は5000人と
した。従って主磁性層の暦数は20層であり、中間層挿
入の周期は250人である。
非晶質磁性層に対するBNN挿入の効果を調べた。本実
施例では基板11としてコーニング社製7059ガラス
基板を用い、主磁性層12として膜厚200人のCo、
。Nb、Zr、合金、Co,M o5 Z r7合金、
Co,W、Zr、合金、中間層13として膜厚50人の
BNを用いた。多層磁性薄膜全体の膜厚は5000人と
した。従って主磁性層の暦数は20層であり、中間層挿
入の周期は250人である。
BN層を用いた場合およびBN層を用いない場合の上記
Co系非晶質合金の結晶化温度を第2表に示す。
Co系非晶質合金の結晶化温度を第2表に示す。
第 2 表
第2表に示すように種々の非晶質磁性合金層にBN層を
介して積層構造とすると結晶化温度が高くなる。また実
施例1と同様に、中間層が非磁性であるため、帯状にパ
ターニングした時の比透磁率が高くなる。
介して積層構造とすると結晶化温度が高くなる。また実
施例1と同様に、中間層が非磁性であるため、帯状にパ
ターニングした時の比透磁率が高くなる。
また上記多層磁性膜を結晶化温度以上の650℃で熱処
理したところ、Coを主成分とする微細な結晶を析出し
た。結晶化したにもかかわらずこの多層磁性膜は良好な
軟磁気特性を示した。これは微結晶の粒径が10層m以
下と小さいためであると考えられる。しかし、上記多層
磁性薄膜を700℃で熱処理したところ、結晶粒径が1
0層mより大きくなり、その結果保磁力が大きくなり、
比透磁率が減少した。
理したところ、Coを主成分とする微細な結晶を析出し
た。結晶化したにもかかわらずこの多層磁性膜は良好な
軟磁気特性を示した。これは微結晶の粒径が10層m以
下と小さいためであると考えられる。しかし、上記多層
磁性薄膜を700℃で熱処理したところ、結晶粒径が1
0層mより大きくなり、その結果保磁力が大きくなり、
比透磁率が減少した。
〔実施例4〕
従来材料であるCo□Ta、Zr、合金単層膜(膜厚0
.3μm)および本発明の Co91T a、 Z r、合金層にBN層を介して6
層積層した多層磁性薄膜(膜厚0.3μm)を用いて第
4図に示すような垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド7
1を作製した。この磁気ヘッド71を作製した。この磁
気ヘッド71の作製工程を以下に述べる。
.3μm)および本発明の Co91T a、 Z r、合金層にBN層を介して6
層積層した多層磁性薄膜(膜厚0.3μm)を用いて第
4図に示すような垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド7
1を作製した。この磁気ヘッド71を作製した。この磁
気ヘッド71の作製工程を以下に述べる。
第4図(a)に示すMn−Znフェライト61および高
融点ガラス62からなる基板63を用い、その表面に第
4図(b)に示すように上記磁性薄膜64をイオンビー
ムスパッタリング法で形成した。さらにその上に接着用
ガラス膜をイオンビームスパッタリング法により形成し
、第4図(a)に示す基板63を重ねあわせて450℃
で30分間加熱し、上記ガラス膜を溶融固着させ、第4
図(c)に示す主磁極ブロック65を作製した。そして
第4図(d)に示すM n −Z nフェライト66お
よび高融点ガラス67からなる補助コアブロック68を
用意し、接合面70に上記と同様の接着用ガラス膜を形
成した後、主磁極ブロック65を補助コアブロック68
の接合面によって挾み。
融点ガラス62からなる基板63を用い、その表面に第
4図(b)に示すように上記磁性薄膜64をイオンビー
ムスパッタリング法で形成した。さらにその上に接着用
ガラス膜をイオンビームスパッタリング法により形成し
、第4図(a)に示す基板63を重ねあわせて450℃
で30分間加熱し、上記ガラス膜を溶融固着させ、第4
図(c)に示す主磁極ブロック65を作製した。そして
第4図(d)に示すM n −Z nフェライト66お
よび高融点ガラス67からなる補助コアブロック68を
用意し、接合面70に上記と同様の接着用ガラス膜を形
成した後、主磁極ブロック65を補助コアブロック68
の接合面によって挾み。
450℃で30分間加熱することにより、上記ガラス膜
を溶融固着させて接合ブロック69を作製した。次に第
4図(d)に示す二点鎖線部を切断し、第4図(、)に
示す垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド71を得た。上
述の工程によって作製した本発明の多層磁性薄膜を用い
た磁気ヘッドおよび単層膜を用いた磁気ヘッドの記録再
生特性をCo−Cr垂直磁気記録媒体を用いて測定した
。
を溶融固着させて接合ブロック69を作製した。次に第
4図(d)に示す二点鎖線部を切断し、第4図(、)に
示す垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド71を得た。上
述の工程によって作製した本発明の多層磁性薄膜を用い
た磁気ヘッドおよび単層膜を用いた磁気ヘッドの記録再
生特性をCo−Cr垂直磁気記録媒体を用いて測定した
。
その結果、本発明の多層磁性薄膜を用いた磁気ヘッドは
、単層膜を用いた磁気ヘッドと比較して約10dB高い
出力を示した。これは450℃の加熱により単層膜は結
晶化するのに対し、本発明の多層磁性薄膜は結晶化しな
いためと考えられる。
、単層膜を用いた磁気ヘッドと比較して約10dB高い
出力を示した。これは450℃の加熱により単層膜は結
晶化するのに対し、本発明の多層磁性薄膜は結晶化しな
いためと考えられる。
以上詳細に説明したごとく、非晶質磁性合金層に非磁性
窒化物層を介することにより、上記非晶質合金層の結晶
化温度が高くなる。また、上記多層膜は結晶化温度をよ
り高い温度で熱処理しても析出した結晶の粒径が小さく
、このため、結晶化しても軟磁気特性が劣化しない。ま
た、この多層磁性薄膜は非磁性層を介しであるために、
実際の磁気ヘッドの磁極形状に切断した時に還流磁区を
生じない、またさらに、本発明の多層磁性薄膜を磁気ヘ
ッドの磁気回路の少なくとも一部に用いることにより、
高温の熱処理工程を有するヘッド作製プロセスにより磁
気ヘッドを作製しても、優れた記録再生特性を有する磁
気ヘッドを得ることができる。
窒化物層を介することにより、上記非晶質合金層の結晶
化温度が高くなる。また、上記多層膜は結晶化温度をよ
り高い温度で熱処理しても析出した結晶の粒径が小さく
、このため、結晶化しても軟磁気特性が劣化しない。ま
た、この多層磁性薄膜は非磁性層を介しであるために、
実際の磁気ヘッドの磁極形状に切断した時に還流磁区を
生じない、またさらに、本発明の多層磁性薄膜を磁気ヘ
ッドの磁気回路の少なくとも一部に用いることにより、
高温の熱処理工程を有するヘッド作製プロセスにより磁
気ヘッドを作製しても、優れた記録再生特性を有する磁
気ヘッドを得ることができる。
第1図は本発明の多層磁性薄膜の断面図、第2図は本発
明の多層磁性薄膜の主磁性層の暦数と結晶化温度との関
係を示すグラフ、第3図は20μm幅の帯状の形に切断
した本発明の多層磁性薄膜の主磁性層の層数と比透磁率
との関係を示すグラフ、第4図は本発明の多層磁性薄膜
を用いた垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッドの作製工程
を示す斜視図である。 符号の説明 11・・・基板、12・・・主磁性層、13・・・中間
層、61 、66− M n −Z nフェライト、6
2.67・・・高融点ガラス、63・・・基板、64・
・・磁性薄膜、65・・・主磁極ブロック、68・・・
補助コアブロック、69・・・接合ブロック、70・・
・接合面、71・・・垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッ
ド。 第 因 冶 図 tμ性1峠Y罠 璃 弓 CD)
明の多層磁性薄膜の主磁性層の暦数と結晶化温度との関
係を示すグラフ、第3図は20μm幅の帯状の形に切断
した本発明の多層磁性薄膜の主磁性層の層数と比透磁率
との関係を示すグラフ、第4図は本発明の多層磁性薄膜
を用いた垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッドの作製工程
を示す斜視図である。 符号の説明 11・・・基板、12・・・主磁性層、13・・・中間
層、61 、66− M n −Z nフェライト、6
2.67・・・高融点ガラス、63・・・基板、64・
・・磁性薄膜、65・・・主磁極ブロック、68・・・
補助コアブロック、69・・・接合ブロック、70・・
・接合面、71・・・垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッ
ド。 第 因 冶 図 tμ性1峠Y罠 璃 弓 CD)
Claims (7)
- 1.非晶質合金層と非磁性窒化物層を積層してなる多層
磁性薄膜。 - 2.前記非晶質合金層中に結晶粒径10nm以下の結晶
を析出させた請求項1記載の多層磁性薄膜。 - 3.前記非晶質合金はCoを最も多く含有する請求項1
記載の多層磁性薄膜。 - 4.前記非磁性窒化物層はBN,Si,N,TaN,T
iN,W_2Nのうちから選ばれる少なくとも1種から
なる請求項1記載の多層磁性薄膜。 - 5.前記非晶質合金層の結晶化温度が450℃以上であ
る請求項1記載の多層磁性薄膜。 - 6.請求項1乃至5のうちいずれかに記載の多層磁性薄
膜を磁気回路の少なくとも一部に用いた磁気ヘッド。 - 7.請求項1記載の多層磁性薄膜を熱処理し、前記非晶
質合金層中に結晶を析出せしめる多層磁性薄膜の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24912789A JP2816199B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24912789A JP2816199B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112105A true JPH03112105A (ja) | 1991-05-13 |
| JP2816199B2 JP2816199B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17188337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24912789A Expired - Lifetime JP2816199B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 多層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2816199B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5576098A (en) * | 1992-07-08 | 1996-11-19 | Fuji Electric Co., Ltd. | Thin film magnetic head |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP24912789A patent/JP2816199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5576098A (en) * | 1992-07-08 | 1996-11-19 | Fuji Electric Co., Ltd. | Thin film magnetic head |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2816199B2 (ja) | 1998-10-27 |
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