JPH0311309B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311309B2 JPH0311309B2 JP59230539A JP23053984A JPH0311309B2 JP H0311309 B2 JPH0311309 B2 JP H0311309B2 JP 59230539 A JP59230539 A JP 59230539A JP 23053984 A JP23053984 A JP 23053984A JP H0311309 B2 JPH0311309 B2 JP H0311309B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- nylon
- fibers
- metal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は電子電気機器より放射される不要電磁
波のシールド材料として好適な導電性ポリアミド
樹脂組成物に関する。 (従来の技術) 金属繊維は優れた導電性を与えるフイラーとし
て熱可塑性樹脂に対して広く使用されている。 特に繊維径が細く、繊維長の長いアスペクト比
の大きなものは、極めて少量の添加で優れた導電
性を与えることにより、近年、特に注目されてい
る。 特開昭58−129031号公報では、アスペクト比の
大きな金属繊維を熱可塑性樹脂中に容易に配合混
練するため、金属繊維を予め溶剤可溶ポリマーで
収束することが示されている。 このようにすることにより、金属繊維の添加量
が少なくとも良好な導電性が得られ熱可塑性樹脂
の物性低下も少ないことが述べられている。 又特開昭58−176220号公報にも、大略、同様の
ことが述べられている。 一方、特開昭58−141223号公報には、導電性フ
イラーの表面をカツプリング剤で処理することに
より、混練時のフイラーの分散性と成形品の物性
を向上させることが述べられている。 (発明が解決しようとする問題点) 繊維径の細いアスペクト比の大きな金属繊維を
導電性フイラーとして用いることにより、より少
量の添加で優れた導電性が得られることが知られ
ているが、若干の物性の低下は避けられず、特に
筐体として重要な物性である耐衝撃性の低下が大
きい。 又、金属繊維の表面にカツプリング剤処理を施
して、フイラーとマトリツクスポリマーとの接着
強度を向上させた場合でも、耐衝撃性の低下は避
けられず、未だ満足な結果は得られていない。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる従来技術の有する欠点を
改良すべく、鋭意研究した結果、本発明を達成し
た。 即ち、本発明はポリアミド樹脂100重量部に対
して、ペンダントカルボキシル基を含有してなる
イオン性炭化水素共重合体の金属塩5重量部以上
と繊維径が25μm以下の金属繊維3〜20重量部と
を配合してなる導電性ポリアミド樹脂組成物より
なるものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用するポリアミド樹脂は、分子鎖中
にアミド基を有する直鎖状ポリマーであればよ
く、例えば、ナイロン4、ナイロン6、ナイロン
7、ナイロン8、ナイロン9、ナイロン11、ナイ
ロン12、ナイロン66、ナイロン69、ナイロン610、
ナイロン611、ナイロン612、ナイロン6T等の単
独重合体及びこれらの2種以上の混合物、共重合
体を挙げることができる。 本発明に使用するイオン性炭化水素共重合体の
金属塩とは、ペンダントカルボキシル基を含有し
てなるイオン性炭化水素共重合体の金属塩のこと
であり、そのペンダントカルボキシル基が少なく
とも部分的に、亜鉛、ナトリウム又はカリウムイ
オンによつて中和してある、炭素数2以上のα−
オレフインとα,β−不飽和カルボン酸又はその
誘導体との共重合体の塩類、或は、芳香族オレフ
インと無水マレイン酸との共重合体の塩類のこと
である。 炭素数2以上のα−オレフインとしては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、
4−メチル−ブテン−1等が挙げられる。 又、α,β−不飽和カルボン酸、又はその誘導
体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸、或は、これらの酸の無水物又は
エステル等が挙げられる。 芳香族オレフインとしてはスチレンが挙げられ
る。 本発明に使用されるイオン性炭化水素共重合体
の金属塩のポリアミド樹脂100重量部に対する配
合量は、5重量部以上が肝要であり、特に7重量
部以上が好ましい。 配合量が5重量部未満で
は、耐衝撃性の向上効果が充分でなく、本発明の
目的を達成することはできない。 本発明に使用する金属繊維は繊維径が25μm以
下、好ましくは20μm以下である。 このような例としては、伸線加工したステンレ
ス鋼繊維や銅合金系繊維、或は、切削加工した鉄
系、銅系、アルミニウム系繊維等が挙げられる。 特に伸線加工した金属繊維は、切削加工したも
のよりも抗張力が大きく、溶融混練時の折損が少
なく好適である。 金属繊維の繊維径が25μmを超えると、導電性
の付与効果が小さくなり充分な導電性を得るには
多量の添加を必要とする。 繊維長は成形品中の平均繊維長で0.2mm以上で
あれば良く、通常0.5〜10mmの繊維長のものを混
練に供する。 本発明に使用する金属繊維の配合量は、3〜20
重量部、好ましくは、5〜15重量部である。 配合量が3重量部未満の場合には、導電性が不
充分であり、一方、20重量部を超える場合には繊
維間の絡み合いが発生し易くなり均一分散が困難
となる。 又、溶融時の流動性が低下し、好ましくない。 (発明の効果) 本発明により得られる導電性ポリアミド樹脂
は、面発熱体として使用したり、ICやLSIを使用
した各種電子機器より放射される不要電磁波のシ
ールド材として筐体等に使用される。 (実施例) 実施例1〜3、比較例1〜3 ナイロン6(カネボウ合繊(株)製MC−102)、エ
チレン/メタクリル酸共重合体の亜鉛塩(三井デ
ユポンポリケミカル(株)製、ハイミラン−1652)及
び繊維径8μm、繊維長5mmのステンレス鋼繊維
(日本精線(株)製)を表−1に示す組成で配合し、
ベント式2軸混練機(日本製鋼所(株)製、TEX−
30)にて溶融混練しペレツトを製造した。 次いで得られたペレツトを通常実施されている
ナイロン6の射出成形条件で射出成形し、物性測
定用の成形サンプルを得た。 物性測定の結果を表−2に示す。 尚、比較例3は溶融混練による均一な分散が困
難であり、ストランド切れが多発した。又、得ら
れた成形品の物性も極めてバラツキの大きなもの
であつた。
波のシールド材料として好適な導電性ポリアミド
樹脂組成物に関する。 (従来の技術) 金属繊維は優れた導電性を与えるフイラーとし
て熱可塑性樹脂に対して広く使用されている。 特に繊維径が細く、繊維長の長いアスペクト比
の大きなものは、極めて少量の添加で優れた導電
性を与えることにより、近年、特に注目されてい
る。 特開昭58−129031号公報では、アスペクト比の
大きな金属繊維を熱可塑性樹脂中に容易に配合混
練するため、金属繊維を予め溶剤可溶ポリマーで
収束することが示されている。 このようにすることにより、金属繊維の添加量
が少なくとも良好な導電性が得られ熱可塑性樹脂
の物性低下も少ないことが述べられている。 又特開昭58−176220号公報にも、大略、同様の
ことが述べられている。 一方、特開昭58−141223号公報には、導電性フ
イラーの表面をカツプリング剤で処理することに
より、混練時のフイラーの分散性と成形品の物性
を向上させることが述べられている。 (発明が解決しようとする問題点) 繊維径の細いアスペクト比の大きな金属繊維を
導電性フイラーとして用いることにより、より少
量の添加で優れた導電性が得られることが知られ
ているが、若干の物性の低下は避けられず、特に
筐体として重要な物性である耐衝撃性の低下が大
きい。 又、金属繊維の表面にカツプリング剤処理を施
して、フイラーとマトリツクスポリマーとの接着
強度を向上させた場合でも、耐衝撃性の低下は避
けられず、未だ満足な結果は得られていない。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる従来技術の有する欠点を
改良すべく、鋭意研究した結果、本発明を達成し
た。 即ち、本発明はポリアミド樹脂100重量部に対
して、ペンダントカルボキシル基を含有してなる
イオン性炭化水素共重合体の金属塩5重量部以上
と繊維径が25μm以下の金属繊維3〜20重量部と
を配合してなる導電性ポリアミド樹脂組成物より
なるものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用するポリアミド樹脂は、分子鎖中
にアミド基を有する直鎖状ポリマーであればよ
く、例えば、ナイロン4、ナイロン6、ナイロン
7、ナイロン8、ナイロン9、ナイロン11、ナイ
ロン12、ナイロン66、ナイロン69、ナイロン610、
ナイロン611、ナイロン612、ナイロン6T等の単
独重合体及びこれらの2種以上の混合物、共重合
体を挙げることができる。 本発明に使用するイオン性炭化水素共重合体の
金属塩とは、ペンダントカルボキシル基を含有し
てなるイオン性炭化水素共重合体の金属塩のこと
であり、そのペンダントカルボキシル基が少なく
とも部分的に、亜鉛、ナトリウム又はカリウムイ
オンによつて中和してある、炭素数2以上のα−
オレフインとα,β−不飽和カルボン酸又はその
誘導体との共重合体の塩類、或は、芳香族オレフ
インと無水マレイン酸との共重合体の塩類のこと
である。 炭素数2以上のα−オレフインとしては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、
4−メチル−ブテン−1等が挙げられる。 又、α,β−不飽和カルボン酸、又はその誘導
体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸、或は、これらの酸の無水物又は
エステル等が挙げられる。 芳香族オレフインとしてはスチレンが挙げられ
る。 本発明に使用されるイオン性炭化水素共重合体
の金属塩のポリアミド樹脂100重量部に対する配
合量は、5重量部以上が肝要であり、特に7重量
部以上が好ましい。 配合量が5重量部未満で
は、耐衝撃性の向上効果が充分でなく、本発明の
目的を達成することはできない。 本発明に使用する金属繊維は繊維径が25μm以
下、好ましくは20μm以下である。 このような例としては、伸線加工したステンレ
ス鋼繊維や銅合金系繊維、或は、切削加工した鉄
系、銅系、アルミニウム系繊維等が挙げられる。 特に伸線加工した金属繊維は、切削加工したも
のよりも抗張力が大きく、溶融混練時の折損が少
なく好適である。 金属繊維の繊維径が25μmを超えると、導電性
の付与効果が小さくなり充分な導電性を得るには
多量の添加を必要とする。 繊維長は成形品中の平均繊維長で0.2mm以上で
あれば良く、通常0.5〜10mmの繊維長のものを混
練に供する。 本発明に使用する金属繊維の配合量は、3〜20
重量部、好ましくは、5〜15重量部である。 配合量が3重量部未満の場合には、導電性が不
充分であり、一方、20重量部を超える場合には繊
維間の絡み合いが発生し易くなり均一分散が困難
となる。 又、溶融時の流動性が低下し、好ましくない。 (発明の効果) 本発明により得られる導電性ポリアミド樹脂
は、面発熱体として使用したり、ICやLSIを使用
した各種電子機器より放射される不要電磁波のシ
ールド材として筐体等に使用される。 (実施例) 実施例1〜3、比較例1〜3 ナイロン6(カネボウ合繊(株)製MC−102)、エ
チレン/メタクリル酸共重合体の亜鉛塩(三井デ
ユポンポリケミカル(株)製、ハイミラン−1652)及
び繊維径8μm、繊維長5mmのステンレス鋼繊維
(日本精線(株)製)を表−1に示す組成で配合し、
ベント式2軸混練機(日本製鋼所(株)製、TEX−
30)にて溶融混練しペレツトを製造した。 次いで得られたペレツトを通常実施されている
ナイロン6の射出成形条件で射出成形し、物性測
定用の成形サンプルを得た。 物性測定の結果を表−2に示す。 尚、比較例3は溶融混練による均一な分散が困
難であり、ストランド切れが多発した。又、得ら
れた成形品の物性も極めてバラツキの大きなもの
であつた。
【表】
【表】
実施例 4
ナイロン6(カネボウ合繊(株)、MC100L)100重
量部、エチレン/メタクリル酸共重合体の亜鉛塩
(三井デユポンポリケミカル(株)製、ハイミラン
1855)10重量部、繊維径15μm、繊維長5mmのス
テンレス鋼(日本精線(株)製)7重量部をベント式
単軸混練機(日本製鋼所(株)製)にて溶融混練しペ
レツトを製造し、次いで得られたペレツトを通常
実施されているナイロン6の射出成形条件で射出
成形し物性測定用の成形サンプルを得た。 結果を表−3に示す。 又、上記実施例4で使用したステンレス鋼繊維
の繊維径を30μmとする以外は全て実施例4と同
一の条件で、溶融混練を行つた場合の結果を比較
例4として表−3に併記する。
量部、エチレン/メタクリル酸共重合体の亜鉛塩
(三井デユポンポリケミカル(株)製、ハイミラン
1855)10重量部、繊維径15μm、繊維長5mmのス
テンレス鋼(日本精線(株)製)7重量部をベント式
単軸混練機(日本製鋼所(株)製)にて溶融混練しペ
レツトを製造し、次いで得られたペレツトを通常
実施されているナイロン6の射出成形条件で射出
成形し物性測定用の成形サンプルを得た。 結果を表−3に示す。 又、上記実施例4で使用したステンレス鋼繊維
の繊維径を30μmとする以外は全て実施例4と同
一の条件で、溶融混練を行つた場合の結果を比較
例4として表−3に併記する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリアミド樹脂100重量部に対して、ペンダ
ントカルボキシル基を含有してなるイオン性炭化
水素共重合体の金属塩5重量部以上と繊維径が
25μm以下の金属繊維3〜20重量部とを配合して
なる導電性ポリアミド樹脂組成物。 2 ペンダントカルボキシル基を含有してなるイ
オン性炭化水素共重合体の金属塩の配合量が7重
量部以上である特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 3 金属繊維の繊維径が20μm以下である特許請
求の範囲第1項記載の組成物。 4 金属繊維の配合量が5〜15重量部である特許
請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23053984A JPS61106664A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 導電性ポリアミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23053984A JPS61106664A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 導電性ポリアミド樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106664A JPS61106664A (ja) | 1986-05-24 |
| JPH0311309B2 true JPH0311309B2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=16909335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23053984A Granted JPS61106664A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 導電性ポリアミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61106664A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6474102A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Hanmar Caster Kk | Synthetic resin wheel having electric conductivity |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS592305B2 (ja) * | 1975-09-10 | 1984-01-18 | ユニチカ株式会社 | アブラガンシンセイノカイリヨウサレタ ホウコウゾクポリアミドフイルム |
| JPS59202257A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-16 | Kanebo Ltd | 導電性ポリアミド樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP23053984A patent/JPS61106664A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106664A (ja) | 1986-05-24 |
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