JPH0312447B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0312447B2 JPH0312447B2 JP59221462A JP22146284A JPH0312447B2 JP H0312447 B2 JPH0312447 B2 JP H0312447B2 JP 59221462 A JP59221462 A JP 59221462A JP 22146284 A JP22146284 A JP 22146284A JP H0312447 B2 JPH0312447 B2 JP H0312447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metallized
- film
- films
- dielectric film
- vapor deposition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
本発明は電気回路の力率改善用などに使用され
る巻回型プラスチツクフイルムコンデンサに関す
るものである。この種のコンデンサは耐電圧特性
を向上するために、コンデンサ素子の内部に複数
個の容量を直列に形成するよう構成されている場
合が多い。第3図はその従来例で、帯状の誘電体
フイルム1a,1bの上に、一定の間隔をおいて
島状の金属箔電極2a,2bを2bが隣接する2
aと2aの双方と相対向するよう電気的に分離し
て配置し、両端の金属箔電極2a,2bにそれぞ
れリード線3a,3bを設けて巻回して構成して
いる。第4図はその等価回路図で、リード線3a
と3bとの間には容量C1〜C5が直列に形成され、
印加電圧はV1〜V5に分割されて誘電体フイルム
に印加されるのでコンデンサ素子の耐圧性を向上
することができる。
る巻回型プラスチツクフイルムコンデンサに関す
るものである。この種のコンデンサは耐電圧特性
を向上するために、コンデンサ素子の内部に複数
個の容量を直列に形成するよう構成されている場
合が多い。第3図はその従来例で、帯状の誘電体
フイルム1a,1bの上に、一定の間隔をおいて
島状の金属箔電極2a,2bを2bが隣接する2
aと2aの双方と相対向するよう電気的に分離し
て配置し、両端の金属箔電極2a,2bにそれぞ
れリード線3a,3bを設けて巻回して構成して
いる。第4図はその等価回路図で、リード線3a
と3bとの間には容量C1〜C5が直列に形成され、
印加電圧はV1〜V5に分割されて誘電体フイルム
に印加されるのでコンデンサ素子の耐圧性を向上
することができる。
しかし、この構造は、金属箔電極2a,2bの
端部に電界が集中し、かつこの電極端部は誘電体
フイルムにくい込んでいるので誘電体フイルムの
絶縁破壊を生じ易い欠点がある。そこでこの金属
箔電極に代る電極として誘電体フイルムの表面に
金属を蒸着して形成する蒸着電極を採用すること
が提案されている。第5図は誘電体フイルム1
a,1bの表面に蒸着電極4a,4bを形成した
プラスチツクフイルムコンデンサの素子を示して
いる。ところでこのコンデンサ素子を巻回して構
成するコンデンサは内部放電の防止、リード線の
補強、耐湿性の向上等のためにエポキシ樹脂等の
熱硬化性樹脂の含浸が行なわれるが、含浸剤(エ
ポキシ樹脂)が蒸着電極に浸潤するとその硬化時
の収縮によつて蒸着電極に亀裂を生じ、静電容量
の低下、電界の不均一等、コンデンサにとつて最
も好ましくない現象を生ずる。本発明はこのよう
な現象の生ずるおそれのない巻回型プラスチツク
フイルムコンデンサを提供することを目的とする
ものである。
端部に電界が集中し、かつこの電極端部は誘電体
フイルムにくい込んでいるので誘電体フイルムの
絶縁破壊を生じ易い欠点がある。そこでこの金属
箔電極に代る電極として誘電体フイルムの表面に
金属を蒸着して形成する蒸着電極を採用すること
が提案されている。第5図は誘電体フイルム1
a,1bの表面に蒸着電極4a,4bを形成した
プラスチツクフイルムコンデンサの素子を示して
いる。ところでこのコンデンサ素子を巻回して構
成するコンデンサは内部放電の防止、リード線の
補強、耐湿性の向上等のためにエポキシ樹脂等の
熱硬化性樹脂の含浸が行なわれるが、含浸剤(エ
ポキシ樹脂)が蒸着電極に浸潤するとその硬化時
の収縮によつて蒸着電極に亀裂を生じ、静電容量
の低下、電界の不均一等、コンデンサにとつて最
も好ましくない現象を生ずる。本発明はこのよう
な現象の生ずるおそれのない巻回型プラスチツク
フイルムコンデンサを提供することを目的とする
ものである。
本発明の巻回型プラスチツクフイルムコンデン
サは、帯状の誘電体フイルムの長手方向に一定の
間隔をおいて絶縁された島状の複数個の蒸着電極
を形成した2枚の金属化フイルムと、熱可塑性樹
脂を塗着して形成した樹脂層を有する2枚の誘電
体フイルムとを交互に積層して巻回した構造にお
いて、前記誘電体フイルムの樹脂層は前記2枚の
金属化フイルムの蒸着電極に密接し、前記2枚の
金属化フイルムの蒸着電極は、その一方の金属化
フイルムの蒸着電極が他方の金属化フイルムの隣
接する蒸着電極の双方と対向していることを特徴
とする。本発明のプラスチツクフイルムコンデン
サは以上の構成を有するので樹脂層を形成する熱
可塑性樹脂の融点又は軟化点より高い温度で加熱
してこれを溶融又は軟化させ、蒸着電極と誘電体
フイルムとを完全に密着させて固化することによ
つて含浸剤が蒸着金属に浸潤するのを防止する。
サは、帯状の誘電体フイルムの長手方向に一定の
間隔をおいて絶縁された島状の複数個の蒸着電極
を形成した2枚の金属化フイルムと、熱可塑性樹
脂を塗着して形成した樹脂層を有する2枚の誘電
体フイルムとを交互に積層して巻回した構造にお
いて、前記誘電体フイルムの樹脂層は前記2枚の
金属化フイルムの蒸着電極に密接し、前記2枚の
金属化フイルムの蒸着電極は、その一方の金属化
フイルムの蒸着電極が他方の金属化フイルムの隣
接する蒸着電極の双方と対向していることを特徴
とする。本発明のプラスチツクフイルムコンデン
サは以上の構成を有するので樹脂層を形成する熱
可塑性樹脂の融点又は軟化点より高い温度で加熱
してこれを溶融又は軟化させ、蒸着電極と誘電体
フイルムとを完全に密着させて固化することによ
つて含浸剤が蒸着金属に浸潤するのを防止する。
本発明の実施例を図面について説明する。第1
図において、5a,5bはポリエステル等の合成
樹脂よりなる帯状の誘電体フイルムの長手方向の
片面に一定の間隔をおいてアルミニウム等の金属
の蒸着によつて島状の蒸着電極6a,6bを形成
した2枚の金属化フイルムである。7a,7bは
同じくポリエステル等の合成樹脂よりなる帯状の
誘電体フイルムで、その片面又は両面に熱可塑性
樹脂、例えばポリエステル樹脂を塗布して形成し
た樹脂層8a,8bを有する。9a,9bは金属
化フイルム5a,5bの両端の蒸着電極に接合し
たリード線である。本発明のコンデンサは上記金
属化フイルム5a,5bと誘電体フイルム7a,
7bとを交互に積層して巻回することによつて構
成される。誘電体フイルム7a,7bの樹脂層8
a,8bは金属化フイルム5a,5bの蒸着電極
6a,6bに密接し、2枚の金属化フイルム5
a,5bの蒸着電極6a,6bは、6aは隣接す
る6bと6bの双方と対向し、6bは隣接する6
aと6aの双方と対向する。巻回されたコンデン
サ素子は樹脂層8a,8bを形成する熱可塑性樹
脂の融点又は軟化点より高い温度で加熱され、成
型器により加圧成形して誘電体フイルム7a,7
bを金属化フイルム5a,5bに密接固定し、さ
らにエポキシ樹脂を含浸して耐高電圧性を付与す
る。
図において、5a,5bはポリエステル等の合成
樹脂よりなる帯状の誘電体フイルムの長手方向の
片面に一定の間隔をおいてアルミニウム等の金属
の蒸着によつて島状の蒸着電極6a,6bを形成
した2枚の金属化フイルムである。7a,7bは
同じくポリエステル等の合成樹脂よりなる帯状の
誘電体フイルムで、その片面又は両面に熱可塑性
樹脂、例えばポリエステル樹脂を塗布して形成し
た樹脂層8a,8bを有する。9a,9bは金属
化フイルム5a,5bの両端の蒸着電極に接合し
たリード線である。本発明のコンデンサは上記金
属化フイルム5a,5bと誘電体フイルム7a,
7bとを交互に積層して巻回することによつて構
成される。誘電体フイルム7a,7bの樹脂層8
a,8bは金属化フイルム5a,5bの蒸着電極
6a,6bに密接し、2枚の金属化フイルム5
a,5bの蒸着電極6a,6bは、6aは隣接す
る6bと6bの双方と対向し、6bは隣接する6
aと6aの双方と対向する。巻回されたコンデン
サ素子は樹脂層8a,8bを形成する熱可塑性樹
脂の融点又は軟化点より高い温度で加熱され、成
型器により加圧成形して誘電体フイルム7a,7
bを金属化フイルム5a,5bに密接固定し、さ
らにエポキシ樹脂を含浸して耐高電圧性を付与す
る。
樹脂層8a,8bを形成する熱可塑性樹脂は誘
電体フイルムと同種の樹脂を使用することが膨
脹、収縮の点から好ましい。樹脂層8a,8bの
硬さはシヨア硬さD70以下であることを要する。
D70以上の硬さは蒸着電極に機械的な悪影響を及
ぼすことが実験的に確認されたからである。
電体フイルムと同種の樹脂を使用することが膨
脹、収縮の点から好ましい。樹脂層8a,8bの
硬さはシヨア硬さD70以下であることを要する。
D70以上の硬さは蒸着電極に機械的な悪影響を及
ぼすことが実験的に確認されたからである。
本発明の作用効果を確認するために、シヨア硬
さD40ないしD90の樹脂層を備えた誘電体フイル
ムを使用する本発明のコンデンサAおよび比較例
Bと、これを使用しない従来のコンデンサCにつ
き、同一条件で破壊されるまで充放電の回数を試
験したところ、第2図に示すように、従来品Cは
100回以下の充放電で破壊されたのに対し、本発
明品A(シヨア硬さD70以下)は1000回ないし
10000回の充放電に耐えることが確認された。ま
た比較例(シヨア硬さD80〜D90)は従来品Cよ
りは良好であるがAよりは著しく劣つていること
が判明した。
さD40ないしD90の樹脂層を備えた誘電体フイル
ムを使用する本発明のコンデンサAおよび比較例
Bと、これを使用しない従来のコンデンサCにつ
き、同一条件で破壊されるまで充放電の回数を試
験したところ、第2図に示すように、従来品Cは
100回以下の充放電で破壊されたのに対し、本発
明品A(シヨア硬さD70以下)は1000回ないし
10000回の充放電に耐えることが確認された。ま
た比較例(シヨア硬さD80〜D90)は従来品Cよ
りは良好であるがAよりは著しく劣つていること
が判明した。
以上述べたように、本発明のプラスチツクフイ
ルムコンデンサは、熱可塑性樹脂を塗布した誘電
体フイルムを金属化フイルムの蒸着電極に密着さ
せることによつてその破壊を防止してこの種のコ
ンデンサの寿命を高めると共にその信頼度を向上
するすぐれた効果を有する。
ルムコンデンサは、熱可塑性樹脂を塗布した誘電
体フイルムを金属化フイルムの蒸着電極に密着さ
せることによつてその破壊を防止してこの種のコ
ンデンサの寿命を高めると共にその信頼度を向上
するすぐれた効果を有する。
第1図:本発明の巻回型プラスチツクフイルム
コンデンサを構成するコンデンサ素子の分解側面
図、第2図:本発明のコンデンサと従来のコンデ
ンサとの特性を比較するグラフ、第3図:従来の
金属箔電極型コンデンサ素子の分解側面図、第4
図:第3図のコンデンサ素子の等価回路図、第5
図:従来の蒸着電極型コンデンサ素子の分解側面
図。 1a,1b……誘電体フイルム、2a,2b…
…金属箔電極、3a,3b……リード線、4a,
4b……蒸着電極、(以下従来品)、5a,5b…
…金属化フイルム、6a,6b……蒸着電極、7
a,7b……誘電体フイルム、8a,8b……樹
脂層、9a,9b……リード線。
コンデンサを構成するコンデンサ素子の分解側面
図、第2図:本発明のコンデンサと従来のコンデ
ンサとの特性を比較するグラフ、第3図:従来の
金属箔電極型コンデンサ素子の分解側面図、第4
図:第3図のコンデンサ素子の等価回路図、第5
図:従来の蒸着電極型コンデンサ素子の分解側面
図。 1a,1b……誘電体フイルム、2a,2b…
…金属箔電極、3a,3b……リード線、4a,
4b……蒸着電極、(以下従来品)、5a,5b…
…金属化フイルム、6a,6b……蒸着電極、7
a,7b……誘電体フイルム、8a,8b……樹
脂層、9a,9b……リード線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 帯状の誘電体フイルムの長手方向に一定の間
隔をおいて絶縁された島状の複数個の蒸着電極を
形成した2枚の金属化フイルムと、熱可塑性樹脂
を塗着して形成した樹脂層を有する2枚の誘電体
フイルムとを交互に積層して巻回した構造におい
て、前記誘電体フイルムの樹脂層は前記2枚の金
属化フイルムの蒸着電極に密接し、前記2枚の金
属化フイルムの蒸着電極は、その一方の金属化フ
イルムの蒸着電極が他方の金属化フイルムの隣接
する蒸着電極と双方と対向していることを特徴と
する巻回型プラスチツクフイルムコンデンサ。 2 前記誘電体フイルムに塗着されている熱可塑
性樹脂の樹脂層は、その硬さがシヨアー硬さD70
以下であることを特徴とする特許請求の範囲1の
巻回型プラスチツクフイルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59221462A JPS6199321A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59221462A JPS6199321A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6199321A JPS6199321A (ja) | 1986-05-17 |
| JPH0312447B2 true JPH0312447B2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=16767094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59221462A Granted JPS6199321A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6199321A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03246918A (ja) * | 1990-02-26 | 1991-11-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 巻回型プラスチックフィルムコンデンサ |
| JPH0793240B2 (ja) * | 1990-06-01 | 1995-10-09 | 松下電器産業株式会社 | 積層フィルムコンデンサの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5963713A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-11 | ニツセイ電機株式会社 | フイルムコンデンサの製造方法 |
| JPS5963712A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-11 | ニツセイ電機株式会社 | フイルムコンデンサの製造方法 |
-
1984
- 1984-10-22 JP JP59221462A patent/JPS6199321A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6199321A (ja) | 1986-05-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6321334B2 (ja) | ||
| US3967168A (en) | Electrical capacitor having alternating metallized nonheat-shrinkable dielectric layers and heat-shrinkable dielectric layers | |
| US3327184A (en) | Wound capacitor and method of making | |
| JPS6199321A (ja) | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサ | |
| US3211973A (en) | Dielectric-coated foil capacitors | |
| US4161774A (en) | Regenerable electric wound capacitor which is divided into a plurality of sub-capacitances | |
| JPH0578928B2 (ja) | ||
| JPS6040176B2 (ja) | 積層型金属化フィルム蓄電器 | |
| JPH0439216B2 (ja) | ||
| JPH0248132B2 (ja) | ||
| JP2893576B2 (ja) | 巻回型フィルムコンデンサ | |
| JPH0121542Y2 (ja) | ||
| JP2593259Y2 (ja) | 高圧用コンデンサ | |
| US3919604A (en) | Electrolytic capacitor having an intergrated spacer system | |
| JPH0572734B2 (ja) | ||
| JPS6040177B2 (ja) | 積層コンデンサの製造方法 | |
| JPH07130215A (ja) | 複合誘電体フィルム及びコンデンサ | |
| JPH0227551Y2 (ja) | ||
| JPS6167910A (ja) | 高圧用コンデンサの製造方法 | |
| JP2865449B2 (ja) | フィルムコンデンサ | |
| JPH1097945A (ja) | 箔状コンデンサ | |
| JPH1041189A (ja) | 積層形メタライズドフィルムコンデンサ | |
| JPS60171710A (ja) | 金属化フイルムコンデンサ | |
| JPS6247108A (ja) | 金属化プラスチツクフイルムコンデンサ | |
| JPH03246918A (ja) | 巻回型プラスチックフィルムコンデンサ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |