JPH03130255A - アニリン誘導体およびそれを有効成分とする抗炎症剤 - Google Patents

アニリン誘導体およびそれを有効成分とする抗炎症剤

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JPH03130255A
JPH03130255A JP15572390A JP15572390A JPH03130255A JP H03130255 A JPH03130255 A JP H03130255A JP 15572390 A JP15572390 A JP 15572390A JP 15572390 A JP15572390 A JP 15572390A JP H03130255 A JPH03130255 A JP H03130255A
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JP
Japan
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compound
formula
acid addition
alkyl
anisidine
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JP15572390A
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English (en)
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Nobuyasu Yoneshima
米島 伸泰
Takeshi Nishitoba
剛 西鳥羽
Tateshi Osawa
立志 大澤
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides
    • C07C317/26Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton
    • C07C317/32Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton with sulfone or sulfoxide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
    • C07C317/34Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton with sulfone or sulfoxide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton having sulfone or sulfoxide groups and amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings being part of the same non-condensed ring or of a condensed ring system containing that ring
    • C07C317/36Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton with sulfone or sulfoxide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton having sulfone or sulfoxide groups and amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings being part of the same non-condensed ring or of a condensed ring system containing that ring with the nitrogen atoms of the amino groups bound to hydrogen atoms or to carbon atoms

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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 く技術分野〉 本発明は新規なアニリン誘導体およびそれらのうち酸付
加塩形成可能な化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩、
ならびにそれらを有効成分とする抗炎症剤に関する。
く先行技術〉 これまでフランス国特許第1489916号公報、およ
びドイツ国特許第2706104号公報に、ある種のア
ミノフェニルチオエーテル類が染料の中間体として利用
可能であり、他に殺ダニ活性のあることが記載されてい
る。また、ドイツ国特許第2114578号公報および
米国特許第3843366号公報には、ある種のアセト
アニリド誘導体がカラーカップラー合成の中間体として
記載されている。さらに、本出願人の特願平1−667
47号には2−メトキシ−4−(n〜プロピルチオ)ア
ニリン及びその薬学的に許容し得る酸付加塩を有効成分
として含有する抗炎症剤が記載されている。
一方数多くの非ステロイド性抗炎症剤が炎症の治療に用
いられており、その多くはインドメタシンで代表される
酸性非ステロイド抗炎症剤である。
これらは急性の炎症には有効であるが、関節リウマチな
ど免疫異常の関与する慢性の炎症には十分な効果を示さ
ない。免疫異常の改善を目的として従来より金製剤、ペ
ニシラミンなどの免疫調節剤が用いられているが、効果
が不十分であり、また、作用が強い薬剤である免疫抑制
剤、ステロイド剤は副作用が強く使用が困難である。し
たがって、いまのところ関節リウマチなど慢性炎症に対
しては作用が強力で副作用の弱い抗炎症剤がない状況に
あり、新しい型の抗炎症薬の開発が望まれている。
〔発明の概要〕
く要 旨〉 関節リウマチの発症には免疫複合体が補体を活性化して
組織障害をひき起こすアルサス型アレルギー反応が深く
関与している(石板、免疫学4、p115、申出書店(
I982))ことから、この型のアレルギー反応を抑制
する薬物は抗炎症薬として有用である。
本発明は、新しい型の抗炎症薬に適した新規化合物およ
びこの化合物を有効成分とする抗炎症薬を提供すること
を目的とするものであり、本発明者らはマウスにおける
アルサス反応を抑制する化合物の合成および薬効試験を
行った結果、特定のアルキルスルフィニルアニリン誘導
体、アルキルチオアニリン誘導体およびそれらの酸付加
塩が抑・制作用を有することを見いだし、この知見をも
とに本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明による化合物は次式(I)〔式中Rお
よびR2はそれぞれ独立して水素原子、炭素原子数1か
ら6までのアルキルまたは炭素原子数1から6までのア
シルを表し、R3およびR4はそれぞれ独立して炭素原
子数1から6までのアルキルを表す〕で示されるアルキ
ルスルフィニルアニリン誘導体およびそれらのうち酸付
加塩形成可能な化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩、
ならびに次式(II) 〔式中RおよびR2はそれぞれ独立して水素原1 子または炭素原子数1〜6までのアルキルを表しくただ
し同時に水素原子である場合を除く)、R3とR4はそ
れぞれ独立して炭素原子数1〜6までのアルキルを表す
〕で示されるアルキルチオアニリン誘導体およびそれら
のうち酸付加塩形成可能な化合物の薬学的に許容し得る
酸付加塩である。
また、本発明による抗炎症剤は、上記の化合物のいずれ
か一種または二種以上を有効成分として含むこと、を特
徴とするものである。
く効 果〉 本発明による化合物は、アルサス型アレルギー反応を抑
制する作用と共に、遅延型過敏症、コラーゲン関節炎、
アジュバント関節炎および抗体産生能に対する抑制作用
を有しており、この化合物を有効成分として含む本発明
抗炎症剤は、副作用の弱い新しい型の抗炎症剤、特に抗
リウマチ剤、として期待できるものである。
C発明の詳細な説明〕 く化合物〉 本発明によるアルキルスルフィニルアニリン誘導体およ
びアルキルチオアニリン誘導体は次式(I)および(I
I)で示されるものであることは前記したところである
〔両式中の各置換基の定義は前記した通りである〕。
上記の化合物のうち、酸付加塩形成可能な化合物、すな
わち式(I)および(II)において遊離のアミノ基ま
たはアルキルアミノ基を有する化合物あるいは後述する
本発明化合物(化合物2.8など)の薬学的に許容し得
る酸付加塩も本発明の範囲内である。このような酸付加
塩の例としては、薬学的に使用できる酸付加塩、例えば
相当する鉱酸塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩またはよ
う化水素酸塩、硫酸塩、重硫酸塩もしくはリン酸塩、ま
たは相当するカルボン酸塩、例えばフマル酸塩、マレイ
ン酸塩、リンゴ酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、グルコ
ン酸塩もしくはサリチル酸塩、または相当するスルホン
酸塩、例えばメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩
、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、
等があげられる。
本発明による式[T)または〔■〕で示される化合物の
代表例としては、以下の化合物があげられる。
■ 4− (n−プロピルスルフィニル)−0−アセト
アニシジン(化合物1) ■ 4−(n−プロピルスルフィニル)−〇−アニシジ
ン(化合物2) ■ N−メチル−4−(n−プロピルチオ)−〇−アニ
ンジン(化合物3) ■ N−メチル−4−(n−プロピルスルフィニル)−
o−アニシジン(化合物4) ■ 4− (i−ブチルスルフィニル)−〇−アセトア
ニンジン(化合物5) ■ 4− (i−ブチルスルフィニル)−0−アニシジ
ン(化合物6) ■ 4− (n−ブチルスルフィニル)−〇−アセトア
ニシジン(化合物7) ■ N、 N−ジメチル−4−(n−プロピルチオ)−
〇−アニシジン(化合物8) ■ N、N−ジメチル−4−(n−プロピルスルフィニ
ル)−〇−アニシジン(化合物9)[相] N−(n−
プロピル)−4−(n−プロピルチオ)−〇−アニシジ
ン(化合物10)QN−(n−ブチル)−4−(n−プ
ロピルチオ)−o−アニシジン(化合物11) @N−(n−ヘキシル)−4−(n−プロピルチオ)−
o−アニシジン(化合物12)■ N−アセチル−2−
(n−プロポキシ)−4−(n−プロピルスルフィニル
)アニリン(化合物13) [相] 2− (n−プロポキシ)−4−(n−プロピ
ルスルフィニル)アニリン(化合物14)■ N−アセ
チル−2−(n−へキシルオキシ)−4−(n−プロピ
ルスルフィニル)アニリン(化合物15) また、本発明による化合物の中では、式(I)において
、Rがアセチル、R2が水素原子、Rがメチル、R4が
n−プロピルであるアルキルスルフィニルアニリン誘導
体、すなわち上記化合物1、および式(n)において、
R1、R2およびRがいずれもメチル、R4がn−プロ
ピルであるアルキルチオアニリン誘導体、すなわち上記
化合物8、およびその薬学的に許容し得る酸付加塩、が
特に好ましい。
く化合物の製造〉 式(I)および(II)で表わされる本発明化合物は、
合目的的な任意の経路によって調製されうるが、例えば
次の経路A及び経路Bによって製造することができる。
〔経路A〕
なお、化合物(B)および(C)の式中のRaは任意の
アルキル基を示す。
〔経路B〕
(D) (E) 経路A) 2−アルコキシ−4−アルキルチオ−アニリン(A)を
非プロトン性溶媒(たとえばジクロロメタンなど)中で
、塩基(たとえばトリエチルアミンなど)存在下におい
てアシル化のための酸ノーライドあるいは酸無水物と反
応させて化合物(B)へ導く。さらに化合物(B)を塩
基(たとえば水素化ナトリウムなど)存在下において目
的とするアルキル基R2を有するアルキルハライドを用
いてアルキル化することによって得られる化合物(C)
を塩基(たとえば水酸化カリウムなど)存在下で加水分
解することにより化合物(II)を製造することができ
る。また、化合物(II)は化合物(B)を水酸化リチ
ウムアルミニウム等によって還元することによっても製
造し得る。
一方、化合物(I)は上記で得た化合物(B)あるいは
(C)をメタ過ヨーソ酸ナトリウム等の酸化剤によって
酸化、あるいは酸化した後さらに加水分解、することに
よって製造することができる。
経路B) 2−アルコキシアニリン(D)を非プロトン性溶媒中で
、塩基存在下において目的とするアルキル基R1、R2
を有するアルキルハライドと反応させてジアルキル体(
E)へ導き、さらにこの化合物(E)を文献記載の方法 (I,Monkovicら: J、 Med、 Che
m、、 31.1548(I988))に従ってチオシ
アネート化した後、加水分解を行い、さらにアルキル化
することによってアルキル2J、R4を導入して化合物
(旧を製造することができる。また、ここで得た化合物
(n)をメタ過ヨーソ酸ナトリウム等の酸化剤によって
酸化することによって化合物(I)を製造し得る。
式(I)および(II)で示される化合物のうち酸付加
塩形成可能な化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩も本
発明の範囲内であることは前記したところであり、前述
したような種々の酸を用いて該化合物を酸付加塩の形に
することができる。
く抗炎症剤〉 本発明化合物は関節リウマチなどの慢性炎症に深く関与
しているアルサス型アレルギー反応をはじめ、遅延型過
敏症、コラーゲン関節炎、アジュバント関節炎および抗
体産生能を顕著に抑制することから新しい型の抗炎症薬
の有効成分として用いることができる。
本発明による抗炎症剤は、上述したような本発明化合物
のいずれか一種または二種以上を有効成分として含むも
のである。
抗炎症剤の有効成分としての本発明化合物は種々の形態
で適用でき、単独または製薬上許容しうる適宜の担体、
賦形剤、希釈剤その他の薬剤などとの混合物などの形態
で使用できる。抗炎症剤としての投与形態は治療目的に
応じて、たとえば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、シ
ロップ剤、注射剤、原剤などから適宜選択され、これら
の形態で経口的または非経口的に投与することができる
本発明による抗炎症剤は、従来公知のいかなる製造手段
の適用によっても調製することができる。
本発明化合物を抗炎症剤として用いる場合の投与量は、
症状、化合物、薬物に対する反応などによって変動しう
るが、通常成人1日あたり5〜1500mg程度で、1
回または数回にわたって投与される。
く実験例〉 以下は本発明化合物の製造例、製剤例、薬理試験結果及
び急性毒性試験結果を示すものであるが、本発明はこれ
らの実験例によって同等限定されるものではない。
1)製造例 4−(n−プロピルチオ)−0−アニンジン5.5gを
ジクロロメタン100m1に溶かし、続いてトリエチル
アミン5.5gと無水酢酸3.3gを加える。反応液を
室温で9時間攪拌する。これに適当量の飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液を注ぎクロロホルムで抽出する。抽出液
を芒硝で乾燥した後溶媒を減圧留去し、4−(n−プロ
ピルチオ)−0−アセトアニシジン6.5gを得た。4
(n−プロピルチオ)−0−アセトアニシジン3.2g
をメタノール250m1に溶解し、続いてメタ過ヨーソ
酸ナトリウム5.6gを含む水溶液10m1を加える(
このとき内部温度を0−5℃に保つ)。これを室温で8
,5時間攪拌した後、適当量の水を注ぎ、クロロホルム
で抽出を行う。抽出液を芒硝で乾燥した後、減圧濃縮す
る。得られる結晶性固体をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製する。クロロホルム:メタノール(99
: 1)の溶出部より4− (n−プロピルスルフィニ
ル)−0−アセトアニシジン2.5gを得た。
融点=113〜113.5℃(無色結晶)MS (m/
z): 255 (M” )IH−NMR(δ、 CD
Cl5) :8、 50 (IH,d、  J讃8.2
) 、7.86(IH,br HNH)、7.31  
(LH,d、J−1,8) 、7.04 (IH,dd
、J−8,2゜1.8) 、3.97 (3H,s) 
、2.65〜2.87 (2H,m) 、2.23 (
3H,s)、1.55〜1.99 (2H,m) 、1
.04(3H,t、J−7,2) (b)4−(n−プロピルスルフィニル)−o−アニシ
ジン:化合物2 N−メトキシカルボニル−4−(n−プロピルチオ)−
0−アニシジン1.5gをメタノール100m1に溶解
し、続いてメタ過ヨーソ酸ナトリウム2.2gを含む水
溶液6mlを加える(このとき内部温度をO−5℃に保
つ)。これを0℃で4時間攪拌した後、適当量の水を加
え酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄し
、芒硝で乾燥した後、溶媒を減圧留去し粗スルフオキシ
ド誘導体〔N−メトキシカルボニル−4−(ロープロピ
ルスルフィニル)−0−アニシジン〕を得る。
これをメタノール100m1に溶解し、続いて35%水
酸化カリウム水溶液50m1を添加する。反応液を還流
しながら1.5時間攪拌する。放冷後退当量の水を加え
、クロロホルムで抽出する。抽出液を減圧濃縮し4− 
(n−プロピルスルフィニル)−〇−アニンジン1.1
3gを得た。
融点:124〜126℃(塩酸塩、紫色結晶)MS (
m/z):213 (M  )lH−NMR(δ、 C
DCl5) ニア。15 (IH,d、J−1,8) 
、6.97(IH,dd、J−8,1,1,8) 、6
.73(LH,d、J−1,8) 、4.10 (2H
b r ; N H2) 、玉92 (3H,s)、2
、 71 (2H,t、  J−7,1) 、1. 6
9(2H,m) 、1. 04 (3H,t、  J−
7,1)(c) N−メチル−4−(n−プロピルチオ
)−〇−アニシジン:化合物3 4−(n−プロピルチオ)−0−アセトアニシジン5.
Ogを含むジメチルホルムアミド(DMF)溶液120
m1に水素化ナトリウム1. 25gを少しずつ添加す
る(このとき内部温度を0−5℃に保つ)。0℃で35
分間攪拌した後、ヨウ化メチル1.56m1を滴下する
。さらに0℃で5.5時間攪拌を続ける。適当量の水を
加えた後酢酸エチルで抽出操作を行う。抽出液を飽和食
塩水で洗浄し、芒硝で乾燥した後、溶媒を減圧留去し粗
生成物を得る。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製する。ヘキサン:酢酸エチル(I: 1)の
溶出画分よりN−メチル−4=(n−プロピルチオ)−
〇−アセトアニシジン4.21:gを得た。
N−メチル−4−(n−プロピルチオ)−〇−アセトア
ニシジン2.1gを含むメタノール溶液150m1に3
5%水酸化カリウム水溶液150m1を加える。反応液
を還流しながら、4日間攪拌を続ける。適当量の水を加
えクロロホルムで抽出操作を行う。抽出液を減圧濃縮し
、得られる非結晶性固体をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製する。クロロホルム溶出部よりN−メチ
ル−4−(n−プロピルチオ)−0−アニシジン1.3
8gを得た。
融点:9o、o〜91.5℃(塩酸塩、無色結晶) MS (m/z)  : 211 (M” )IH−N
MR(δ、 CDCl5) :6.99 (IH,dd
、J−7,8,1,2)、6.85 (IH,d、J−
1,2) 、6.49(IH,d、J−7,8) 、4
.26 (IH。
b r ;NH) 、3.84 (3H,s) 、2.
85(3H,s) 、2.75 (2H,t、J=7.
2)1.4〜1.8 (2H,m) 、0.98 (3
H。
t、Jw7,1) N−メチル−4−(n−プロピルチオ)−〇アセトアニ
シジン2.0gをメタノール150m1に溶解し、続い
てメタ過ヨーソ酸ナトリウム3.0gを含む水溶液10
m1を加える(このとき内部温度を0−5℃に保つ)。
室温で6.5時間攪拌した後適当量の水を加え、酢酸エ
チルで抽出を行う。抽出液を芒硝で乾燥した後、溶媒を
減圧留去して粗スルフオキシド体〔N−メチル−4−(
n−プロピルスルフィニル)−0−アセトアニシジン〕
を得る。
粗スルフオキシド体をメタノール150m1に溶解し、
続いて35%水酸化カリウム水溶液150m1を添加す
る。還流しながら27時間攪拌した後、適当量の水を加
えクロロホルムで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄
、さらに芒硝で乾燥した後減圧濃縮することによりN−
メチル−4−(n−プロピルスルフィニル)−〇−アニ
シジン1.79gを得た。
MS (m/ z)  : 227 (M” )’H−
NMR(δ、 CDCl5) ニア、  00〜7. 
17 (2H,m) 、6. 56(2)1.d、J−
8,8) 、4.58  (IH。
b r ;NH) 、3.91  (3H,s) 、2
.89(3H,s) 、2.57〜2.96  (2H
,m)、1.47  (2H,m) 、1.04  (
3H,t、J−7,5) (e)4−(i−ブチルスルフィニル)−〇−アセトア
ニシジン:化合物5 4− (i−ブチルチオ)−〇−アニンジンの塩酸塩1
5.88gをジクロロメタン200m1に溶かし、続い
てトリエチルアミン25.Ogと無水酢酸8.0gを加
える。反応液を室温で4.5時間攪拌する。適当量のク
ロロホルムを加えた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄を行う。有機層を芒硝で乾燥した後減圧濃縮し粗
生成物を得る。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製する。ヘキサン:酢酸エチル(4:1)溶出
部より4− (i−ブチルチオ)−〇−アセトアニシジ
ンを結晶性固体として7.8gを得た。
4− (i−ブチルチオ)−o−アセトアニシジン6、
Ogをメタノール300m1に溶解し、続いてメタ過ヨ
ーソ酸ナトリウム8.0gを含む水溶液30m1を加え
る(このとき内部温度を0−5℃に保つ)。室温で3.
5時間攪拌した後適当量の水を加え、酢酸エチルで抽出
を行う。抽出液を飽和食塩水で洗浄、さらに芒硝で乾燥
した後減圧濃縮し粗生成物を得る。これをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製する。クロロホルム:メ
タノール(99:1)溶出部より4− (i−ブチルス
ルフィニル)−0−アセトアニシジン5.17gを結晶
性固体として得た。
融点:117〜118℃(無色結晶) MS (m/z): 269 (M  )IH−NMR
(δ、 CDCl5) ;8.49 (IH,d、J■
8. 5) 、7.87(IH,b r ;NH) 、
7. 32 (IH,d、  J−1,7) 、7.0
5 (IH,dd、J−8,5゜1、 7) 、3. 
97 (3H,s) 、2.82(IH,dd、J−1
2,3,5,0)、2.45 (IH,dd、J−12
,3,8,8)、2.23 (3H,s) 、2.00
〜2.30(IH,m)1. 15  (3H,d、 
 J=6.4) 、1.07  (3H,d、  J−
6,4)(f’)4−(i−ブチルスルフィニル)−o
−アニンジン:化合物6 4− (i−ブチルスルフィニル)−〇−アセトアニシ
ジン2.50gをメタノール150m1に溶解し、続い
て35%水酸化カリウム水溶液130m1を添加する。
反応液を還流しながら15.5時間攪拌する。放冷後退
当量の水を加え、クロロホルムで抽出する。抽出液を減
圧濃縮し4−(i−ブチルスルフィニル)−0−アニシ
ジン2.2gを得た。
融点:99〜100℃(塩酸塩、暗紫色結晶)MS (
m/z): 227 (M  )IH−NMR(δ、 
CDCl5) ニア、 16 (IH,d、 J纏1.
8) 、6.98(LH,dd、  J−7,9,1,
8) 、6.72(IH,d、  J謹7.9) 、4
. 12 (2H。
b r ; NH2) 、3.92 (3H,s)、2
.84 (IH,dd、J−12,3,5,3)、2.
42  (IH,dd、J−12,3,8,5)、1.
85〜2.34  (IH,m) 、1.12(3H,
d、J■5.6) 、1.06  (3H,d。
J−6,4) (g)4−(n−ブチルスルフィニル)−o−アセトア
ニシジン:化合物7 4− (n−ブチルチオ)−0−アニシジンの塩酸塩1
6.7gをジクロロメタン200m1に溶かし、続いて
トリエチルアミン30.0gと無水酢酸10.0gを加
える。反応液を室温で11時間攪拌する。適当量の飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、クロロホルムで
抽出操作を行う。
抽出液を芒硝で乾燥した後減圧濃縮し粗生成物を得る。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
。ヘキサン:酢酸エチル(4:1)溶出部より4− (
n−ブチルチオ)−〇−アセトアニシジンを結晶性固体
として11.2g得た。
4− (n−ブチルチオ)−〇−アセトアニシジン8.
Ogをメタノール400m1に溶解し、続いてメタ過ヨ
ーソ酸ナトリウム10.0gを含む水溶液50m1を加
える(このとき内部温度を0−5℃に保つ)。室温で9
.5時間攪拌した後適当量の水を加え、酢酸エチルで抽
出を行う。抽出液を飽和食塩水で洗浄、さらに芒硝で乾
燥した後減圧濃縮し粗生成物を得る。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製する。クロロホルム:
メタノール(99:1)溶出部より4− (n−ブチル
スルフィニル)−0−アセトアニシジン4.95gを結
晶性固体として得た。
融点;122〜123℃(無色結晶) MS (m/z): 269 (M” )IH−NMR
(δ、 CDCl5) :8.50 (I)1.  d
、  J−8,5) 、7.87(IH,br ;NH
) 、7. 31 (IH,d、  J−1,8) 、
7.04 (IH,dd、  J−8,5゜1.8) 
、3.97 (3H,s) 、2.78(2H,t、 
 J−7,6) 、2. 23 (3H,s)1、 2
2〜1.85 (4H,m) 、0. 92(3H,t
、  J=6.8) (h)N、N−ジメチル−4−(n−プロピルチオ)−
〇−アニシジン:化合物8 0−アニシジン10.Ogを含むDMF溶液200m1
に水素化ナトリウム10.Ogを添加する(このとき内
部温度を0−5℃に保つ)。0℃で40分間攪拌した後
ヨウ化メチル12.7mlを滴下する。室温で3時間攪
拌を行なった後、さらにDMFlooml、水素化ナト
リウム5.0gとヨウ化メチル6.0mlを加え室温で
14時間攪拌を続ける。適当量の水を加えた後酢酸エチ
ルで抽出操作を行う。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、続
いて芒硝を用いて乾燥する。溶媒を減圧留去した後シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製を行う。ヘキサ
ン:酢酸エチル(9: 1)の溶出部よりN、 N−ジ
メチル−〇−アニシジン4.9gを得た。
N、N−ジメチル−0−アニシジン4.9gqボタシウ
ムチオシアネー)6.3gとトリエチルアミン6.5g
をメタノール200m1に溶解する。
臭素1.3mlを含むメタノール溶液100m1を室温
で50分以上かけて滴下する。1.5時間攪拌した後さ
らにボタシラムチオシアネート6.3gを加え、続けて
臭素1.3mlを含むメタノール溶液40m1を室温で
5分間かけて滴下する。1.5時間攪拌を行い適当量の
水を加えた後、35%水酸化カリウム水溶液を用いてア
ルカリ性とし、酢酸エチルで抽出操作を行う。抽出液を
飽和食塩水で洗浄しさらに芒硝で乾燥する。溶媒を減圧
濃縮しN、N−ジメチル−4−シアノチオ−〇−アニシ
ジンを得た。これをメタノール200m1に溶解し、水
酸化カリウム5.5gを加える。還流下50分間攪拌し
た後、n−プロピルプロミド5.0gを添加する。さら
に1,5時間還流しながら攪拌を続ける。溶媒を減圧留
去し、適当量の水を加えた後酢酸エチルを用いて抽出操
作を行う。
抽出液を飽和食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥する。
濃縮して得られる固体をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製する。ヘキサン:酢酸エチル(I9: 1
)で溶出しN、N−ジメチル−4−(ロープロピルチオ
)−〇−アニシジン2.5gを得た。 MS (m/z
): 225 (M  )’H−NMR(δ、 CDC
l5) :6、 76〜7. 01  (3H,m) 
 、3.88(3H,s) 、2.84  (2H,t
、  l−6,8)2、 77  (6H,s)  、
1.44〜1.85(2H,m) 、1.01  (3
H,t、  J−6,8)N、N・ジメチル−4−(n
−プロピルチオ)−〇−アニンジン1.3gをメタノー
ル120m1に溶解し、続いてメタ過ヨーソ酸ナトリウ
ム2.7gを含む水溶液10m1を加える(このとき内
部温度を0−5℃に保つ)。室温で22.5時間攪拌し
た後適当量の水を加え、酢酸エチルで抽出を行う。抽出
液を飽和食塩水で洗浄、ざらに芒硝で乾燥した後減圧濃
縮し粗生成物を得る。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製する。クロロホルム:メタノール(9
9:1)溶出部よりN、N−ジメチル−4−(n−プロ
ピルスルフィニル)−〇−アニンジン0.81gを得た
MS (m/z):241 (M  )’H−NMR(
δ、CDCl5): 6.90〜7.23  (3H,m) 、3.95(3
H,s) 、2.85 (6H,s) 、2.65〜2
.89  (2H,m) 、1.53〜1.87(2H
,m) 、1.05 (3H,t、J−7,3)4−(
n−プロピルチオ)−〇−アニシジン4.1gとトリエ
チルアミン8.96gを含むテトラヒドロフラン(TH
F)溶液250m1にジメチルアミノピリジン0.40
gとプロピオニルクロリド3.06gを添加する(この
とき内部温度をO−5℃に保つ)。室温で3時間攪拌し
た後プロピオニルクロリド1.02gを加え、さらに室
温で1時間攪拌する。反応液に適当量の10%水酸化カ
リウム水溶液を加えて30分間攪拌した後クロロホルム
で抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄し続いて芒硝で
乾燥する。溶媒を減圧留去して得られる粗生成物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製する。ヘキサン
:酢酸エチル(5:1)溶出画分よりN−プロピオニル
−4−(n−プロピルチオ)−〇−アニシジン2.93
gを得た。
窒素気流下水素化リチウムアルミニウム0.9gをTH
F50mlに懸濁する。これにN−プロピオニル−4−
(n−プロピルチオ)−0−アニシジン2.Ogを含む
THF溶液20m1を少しずつ添加する(このとき内部
温度を0−5℃に保つ)。
反応液を加熱還流下2時間攪拌する。室温に戻した後適
当量の硫酸ナトリウム水和物を添加し攪拌を続ける。水
を加えて希釈し、クロロホルムを用いて抽出操作を行う
。抽出液を飽和食塩水で洗浄し続いて芒硝で乾燥する。
溶媒を減圧留去し、得られる粗生成物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製する。ヘキサン:酢酸エチ
ル(I0:1)で溶出しN−(n−プロピル)−4−(
n−プロピルチオ)−〇−アニシジン0.53gを得た
融点:104〜105℃(塩酸塩) MS (m/z): 267 (M  )1H−NMR
(δ、 CDCl5) :6、 7〜6. 9  (2
H,m)  、3. 90  (3H。
s) 、3. 0〜3.4  (3H,m) 、2. 
90(2H,t、  J−7,1)、1.4〜2.1(
4H,m) 、0.8〜1.2 (6H,m)4− (
n−プロピルチオ)−0−アニシジン2.5gとトリエ
チルアミン5.5gを含むTHE溶液150m1にジメ
チルアミノピリジン0.25gとn−ブチリルクロリド
2.2gを添加する(このとき内部温度を0−5℃に保
つ)。
室温で12時間攪拌した後、反応液に適当量の10%水
酸化カリウム水溶液を加えてさらに30分間攪拌する。
クロロホルムを用いて抽出操作を行い、抽出液を飽和食
塩水で洗浄し続いて芒硝で乾燥する。溶媒を減圧留去し
て得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製する。ヘキサン:酢酸エチルC5:1)溶出
画分よりN−(n−ブチリル)−4−(n−プロピルチ
オ)−〇−アニシジン2.72gを得た。
窒素気流下水素化リチウムアルミニウム0.73gをT
HF50mlに懸濁する。これにN(n−ブチリル)−
4−(n−プロピルチオ)−〇−アニシジン1.7gを
含むTHF溶液100m1を少しずつ添加する(このと
き内部温度を0−5℃に保つ)。反応液を室温で4時間
攪拌する。適当量の硫酸ナトリウム水和物を添加し攪拌
を続ける。水を加えて希釈した後、クロロホルムを用い
て抽出操作を行う。抽出液を飽和食塩水で洗浄し続いて
芒硝で乾燥する。溶媒を減圧留去し、得られる粗生成物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する。ヘ
キサン:酢酸エチル(I0:1)で溶出しN−(n−ブ
チル)−4−(n−プロピルチオ)−o−アニシジン0
,48gを得た。
融点:83.0〜84.5℃(塩酸塩)MS (m/、
z) : 253 (M  )IH−NMR(δ、 C
DCl5) 。
6.97 (IH,dd、J−8,2,2,0)、6.
85  (IH,d、J−2,0) 、6.50(IH
,d、J−8,2) 、3.83  (3H,s)3.
10  (2H,t、J−6,7) 、2.74(2H
,t、J−7,2) 、1.24〜1.79(6H,m
) 、0.97  (6H,t、J−7,2)4−(n
−プロピルチオ)−〇−アニンジン2.5gとトリエチ
ルアミン5.5gを含むTHE溶液150m1にジメチ
ルアミノピリジン0.25gとn−ヘキサノイルクロリ
ド2.7gを添加する(このとき内部温度を0−5℃に
保つ)。
室温で16時間攪拌した後、反応液に適当量の10%水
酸化カリウム水溶液を加えてさらに30分間攪拌する。
クロロホルムを用いて抽出操作を行い、抽出液を飽和食
塩水で洗浄し続いて芒硝で乾燥する。溶媒を減圧留去し
て得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製する。ヘキサン:酢酸エチル(5:1)溶出
画分よりN−(n−ヘキサノイル)−4−(n−プロピ
ルチオ)−0−アニシジン3.09gを得た。
窒素気流下水素化リチウムアルミニウム0.71gをT
HF50mlに懸濁する。これにN−(n−ヘキサノイ
ル)−4−(n−プロピルチオ)−〇−アニンジン2.
0gを含むTHF溶液50m1を少しずつ添加する(こ
のとき内部温度を0−5℃に保つ)。反応液を室温で4
時間攪拌する。適当量の硫酸ナトリウム水和物を添加し
攪拌を続ける。水を加えて希釈した後、クロロホルムを
用いて抽出操作を行う。抽出液を飽和食塩水で洗浄し続
いて芒硝で乾燥する。溶媒を減圧留去し、得られる粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
。ヘキサン:酢酸エチル(I0:1)溶出画分よりN−
(n−ヘキシル)−4−(n−プロピルチオ)−0−ア
ニシジン0.72.を得た。
融点;97.5〜98.5℃(塩酸塩)MS (m/z
): 281 (M” )IH−NMR(δ、CDCl
5): 6、97 (IH,dd、  J−7,9,2,1)、
6.85  (IH,d、  J−2,1) 、6. 
50(IH,d、  J−8,2) 、4.20  (
IH。
br   s  ;NH) 、3.85  (3H,s
)  、3、 09  (2H,t、  J−6,7)
  、2. 74(2H,t、  J−7,2) 、1
.28〜1.77(IOH,m) 、0.97  (6
H,t、  J、=7、3) 2)製剤例 (a)錠剤 有効成分化合物50部に、コーンスターチ100部、乳
糖25部、ヒドロキシプロピルセルロース2部、タルク
2部、ステアリン酸マグネシウム1部を加えてよく混合
し、打鍵機にて圧縮成形して、直径10III11の錠
剤とする。
(b)カプセル剤 有効成分化合物100部にコーンスターチ130部、ラ
クトース40部、タルク20部、ステアリン酸マグネシ
ウム10部を均一に混合して粉末、または細粒状として
カプセル容器にいれカプセル剤とする。
(e)原剤 有効成分化合物10部をウイテブゾールE75150部
およびウイテブゾールE15100部と練合し、原剤コ
ンテナーに充填し原剤とする。
3)薬理試験結果 (I)アルサス反応に対する抑制作用 高橋らの方法(日薬理誌、88.245〜254 (I
986))に従いアルサス反応を惹起し、反応に対する
アニリン誘導体の抑制作用を調べた。ICR系マウスに
ヒツジ赤血球(S RB C)4×108個を腹腔内注
射し、14日後に再度同数の5RBCを腹腔内投与して
感作した。19日後に2×108個の5RBCを後肢の
足踏に注射して浮腫を惹起し、4時間後に足踏の厚みを
ダイヤルゲージにて測定した。被検薬物(300mg/
kg)は蒸留水に溶解あるいは0.596カルボキシセ
ルロースナトリウム液に懸濁して、足踏への注射30分
前に胃ゾンデにて経口投与した。対照群には蒸留水を投
与し、(対照群の足踏厚)−(薬物群の足踏厚)  (
mm)にて抑制の程度を表した。
結果は表1に示されている。
(2)遅延型過敏症に対する抑制作用 高橋ら(日本薬理学雑誌、88.245、(I986)
)の方法に従って実施した。 Ba1b/c系雄マウス
の左後肢足踏に2×107個のヒツジ赤血球を皮下投与
して感作した。4日後に右後肢足踏に2×108個のヒ
ツジ赤血球を皮下投与し、反応を惹起した。24時間後
に足の厚さを測定した。陽性対照として関節リウマチに
有効であるデキサメタシンを用い、化合物3を除く被検
薬物は感作前日と当日の2回経口投与した。化合物3は
感作当日に単回投与した。結果は表3に示されている。
感作動物にヒツジ赤血球を投与することにより足の厚さ
が増加したが、化合物3および8は100 mg/ k
gあるいは300mg/kgでこの増加を顕著に抑制し
た。抑制率ではこれらの化合物は対照としたデキサメタ
シンを上回った。
(3)コラーゲン関節炎に対する抑制作用ウシ軟骨由来
のタイプ■コラーゲン0.1agをフロイント完全アジ
ュバントと共にDBA/IJ系雌マウスの背部皮内に注
射しく08目)、21日後にコラーゲン0.1■をフロ
イント不完全アジュバントと共に尾基部皮内に注射した
(21日8)。被検薬物は0.2.4,8,8.10.
12日8および21、23日口の計9回、100mg/
kg/日経口投与した。その結果、コントロール群(非
投与群)は100匹中7(70%)が関節炎を発症した
が、化合物8投与群は6匹中2匹(33%)の発症に留
った。
(4)アジュバント関節炎に対する抑制作用流動パラフ
ィンに懸濁してアジュバントとし、SD系雄ラットの右
後肢足諺に皮内注射した。アジュバント注射5日前より
、注射17日後まで被検薬物を1日181日後与し、1
8日後に左後肢容積を測定した。結果は表4に示されて
いる通り、化合物8はアジュバント非投与足の容積増加
を抑制する傾向を示した。
(5)抗体産生能に対する抑制作用 カニンガム法(Nature、 207.1106(I
965))を用いた。ヒツジ赤血球4×108個をBa
1b/c系雌マウスに腹腔内投与し、5日後に肺臓を取
り出した。肺細胞を調製し、ヒツジ赤血球、補体と共に
カニンガムのチャンバーに満たし、37℃で1時間静置
後、溶血斑を数えた。
被検薬物は赤血球投与時に経口投与した。結果は第5表
に示されている。
ヒツジ赤血球対するマウス肺臓中の抗体産生細胞の出現
は化合物8により強く抑制され、化合物3により軽度に
抑制された。
4)急性毒性試験 体重25.のICR系雄性マウスを用いた。
0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム液に懸
濁あるいは蒸留水に溶解したアニリン誘導体をマウスに
経口投与し、7日間観察した。観察期間中の死亡率より
リッチッフィールドウイルコキンソン法にてL D s
oを求めた4果は表2に示されている。
表1 アルサス反応に対するアニリン誘導体の2 9 7 8 8 3 0 8 0 表2 アニリン誘導体のマウス 150 80 060 10 270 表3 遅延型過敏症に対するアニリン誘導体の表5 ヒツジ赤血球に対するマウス肺臓中の抗体産生細胞の出
現に対するアニリン誘導体の抑制作用化合物    用
 量 (mg/kg/日) 3     300 8      25 0 00 デキサメタシン   0.05 (DexarAethasone)   0.10.2 0 00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式( I )で示されるアルキルスルフィニルアニ
    リン誘導体およびそれらのうち酸付加塩形成可能な化合
    物の薬学的に許容し得る酸付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1およびR_2はそれぞれ独立して水素原子
    、炭素原子数1から6までのアルキルまたは炭素原子数
    1から6までのアシルを表し、R_3およびR_4はそ
    れぞれ独立して炭素原子数1から6までのアルキルを表
    す。〕 2、次式(II)で示されるアルキルチオアニリン誘導体
    およびそれらのうち酸付加塩形成可能な化合物の薬学的
    に許容し得る酸付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中R_1およびR_2はそれぞれ独立して水素原子
    または炭素原子数1〜6までのアルキルを表し(ただし
    同時に水素原子である場合を除く)、R_3とR_4は
    それぞれ独立して炭素原子数1〜6までのアルキルを表
    す。〕 3、式( I )において、R_1がアセチル、R_2が
    水素原子、R_3がメチル、R_4がn−プロピルであ
    る、請求項1記載のアルキルスルフィニルアニリン誘導
    体。 4、式(II)において、R_1、R_2およびR_3が
    いずれもメチル、R_4がn−プロピルである、請求項
    2記載のアルキルチオアニリン誘導体およびその薬学的
    に許容し得る酸付加塩。 5、請求項1〜4に記載の化合物のいずれか一種または
    二種以上を有効成分として含む抗炎症剤。 6、炎症が慢性関節リウマチによるものである、請求項
    5に記載の抗炎症剤。
JP15572390A 1989-07-26 1990-06-14 アニリン誘導体およびそれを有効成分とする抗炎症剤 Pending JPH03130255A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245973A (en) * 1991-04-18 1993-09-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Failure detection device for evaporative fuel purge system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245973A (en) * 1991-04-18 1993-09-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Failure detection device for evaporative fuel purge system

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