JPH0313997B2 - - Google Patents
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- JPH0313997B2 JPH0313997B2 JP59122057A JP12205784A JPH0313997B2 JP H0313997 B2 JPH0313997 B2 JP H0313997B2 JP 59122057 A JP59122057 A JP 59122057A JP 12205784 A JP12205784 A JP 12205784A JP H0313997 B2 JPH0313997 B2 JP H0313997B2
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- Japan
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- paper
- film
- heat
- thin paper
- porous thin
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
- B41N1/24—Stencils; Stencil materials; Carriers therefor
- B41N1/241—Stencils; Stencil materials; Carriers therefor characterised by the adhesive means
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明は、感熱性孔版原紙及びその製造方法
に関するものであり、更に詳しくは熱固定された
二軸延伸合成樹脂の薄肉フイルムと多孔性薄葉紙
とを貼合してなる感熱性孔版印刷用原紙及びその
製造法に関するものである。
に関するものであり、更に詳しくは熱固定された
二軸延伸合成樹脂の薄肉フイルムと多孔性薄葉紙
とを貼合してなる感熱性孔版印刷用原紙及びその
製造法に関するものである。
<従来の技術>
従来感熱性孔版印刷用原紙としては薄葉紙にワ
ツクス状物を含浸させたものや、塩化ビニリデン
−塩化ビニル共重合体樹脂フイルムと薄葉紙とを
貼合したもの(特公昭43−23713号公報)等が公
知である。
ツクス状物を含浸させたものや、塩化ビニリデン
−塩化ビニル共重合体樹脂フイルムと薄葉紙とを
貼合したもの(特公昭43−23713号公報)等が公
知である。
これ等の感熱性孔版印刷用原紙は、吸熱保温性
の高い画線部を有する原稿と重ね合せ、原紙側よ
り赤外線加熱を行うことにより、画線部が高温に
なつて原紙のワツクス状物或いは塩化ビニル系樹
脂フイルムが溶融収縮して孔が形成されて印刷イ
ンキを通すように変化することを利用するもので
ある。
の高い画線部を有する原稿と重ね合せ、原紙側よ
り赤外線加熱を行うことにより、画線部が高温に
なつて原紙のワツクス状物或いは塩化ビニル系樹
脂フイルムが溶融収縮して孔が形成されて印刷イ
ンキを通すように変化することを利用するもので
ある。
しかし、上記ワツクス状物を含浸させた原紙に
おいては、赤外線照射時(以下、製版時と称す
る)に溶融したワツクス状物が原稿を汚染する、
解像性が悪い等の欠点を有する。
おいては、赤外線照射時(以下、製版時と称す
る)に溶融したワツクス状物が原稿を汚染する、
解像性が悪い等の欠点を有する。
また前記の塩化ビニル系樹脂フイルムを使用し
たものは以上のようなワツクス状物含浸原紙にお
ける欠陥を克服することはできるが、そのフイル
ム成形プロセス上均一な厚みで、且つ薄肉のもの
が得にくいため原紙の特定箇所に製版むらが生じ
たり、製版時に大容量の赤外線発生装置を要した
りする等の欠点がある。
たものは以上のようなワツクス状物含浸原紙にお
ける欠陥を克服することはできるが、そのフイル
ム成形プロセス上均一な厚みで、且つ薄肉のもの
が得にくいため原紙の特定箇所に製版むらが生じ
たり、製版時に大容量の赤外線発生装置を要した
りする等の欠点がある。
更に、上記塩化ビニル系樹脂フイルムを使用し
たものは、フイルム成形プロセス上熱固定が充分
でないために経時熱収縮が大きく原紙製造後、或
いは製版直後にカールが発生し、製版時、印刷時
の取扱いに不便があつた。
たものは、フイルム成形プロセス上熱固定が充分
でないために経時熱収縮が大きく原紙製造後、或
いは製版直後にカールが発生し、製版時、印刷時
の取扱いに不便があつた。
これに対して延伸された熱可塑性樹脂フイルム
とあらかじめ合成樹脂を含浸させた薄葉紙とを重
ね合せ、或いは延伸された熱可塑性樹脂フイルム
と薄葉紙とを重ね合せた後、該薄葉紙に合成樹脂
液を含浸させて乾燥させる方法が提示されている
(特公昭55−47997号公報)。
とあらかじめ合成樹脂を含浸させた薄葉紙とを重
ね合せ、或いは延伸された熱可塑性樹脂フイルム
と薄葉紙とを重ね合せた後、該薄葉紙に合成樹脂
液を含浸させて乾燥させる方法が提示されている
(特公昭55−47997号公報)。
また特開昭59−22796号公報報においては、接
着剤塗料をポリエステルフイルムに塗布し、未乾
燥状態で多孔性薄葉紙或いはメツシユ状シートと
重ね合せ、次に乾燥して貼合することが提案され
ている。
着剤塗料をポリエステルフイルムに塗布し、未乾
燥状態で多孔性薄葉紙或いはメツシユ状シートと
重ね合せ、次に乾燥して貼合することが提案され
ている。
<発明が解決しようとする問題点>
上記特公昭55−47997号に開示された方法は薄
葉紙に含浸させた合成樹脂を薄葉紙とフイルムの
接着剤としても機能させるものであるが、この場
合接着剤としての合成樹脂は少い程解像力、印刷
性の点で良い。
葉紙に含浸させた合成樹脂を薄葉紙とフイルムの
接着剤としても機能させるものであるが、この場
合接着剤としての合成樹脂は少い程解像力、印刷
性の点で良い。
ところが、解像力、印刷性を向上させるために
接着剤量を低減させると、当然のことながら原紙
を構成するフイルムと薄葉紙との接着力が低下
し、原紙製造時においてフイルムと薄葉紙とが接
着していない部分が生じたり、製版時、印刷時に
例えば丸や四角の中央部が抜け落ちた印刷物が得
られるという欠陥がある。
接着剤量を低減させると、当然のことながら原紙
を構成するフイルムと薄葉紙との接着力が低下
し、原紙製造時においてフイルムと薄葉紙とが接
着していない部分が生じたり、製版時、印刷時に
例えば丸や四角の中央部が抜け落ちた印刷物が得
られるという欠陥がある。
なお同一接着剤量でより接着力を持たせるため
に古くからの公知技術であるドライラミネート法
を使用することが考えられるが、この場合従来ド
ライラミネート法の適用されている基材に較べ、
原紙を構成する基材の一つである薄葉紙が多孔性
であり、相手基材に対する接触有効面積が少い、
換言すれば貼合面の平滑連続性に欠けるために有
効な方法とはなり得ない。
に古くからの公知技術であるドライラミネート法
を使用することが考えられるが、この場合従来ド
ライラミネート法の適用されている基材に較べ、
原紙を構成する基材の一つである薄葉紙が多孔性
であり、相手基材に対する接触有効面積が少い、
換言すれば貼合面の平滑連続性に欠けるために有
効な方法とはなり得ない。
更に、特開昭59−22796号に開示された方法に
おいては、接着剤塗料を多くすれば、その後で重
ね合せられた多孔性薄葉紙にも塗料が浸透含浸さ
れ、先述の特公昭55−47997号と同様な欠点を生
じ、逆に接着剤塗料を少くすれば、次に薄葉紙を
重ね合せる際に接合界面に空気を巻き込んだり、
フイルム或いは薄葉紙のわずかなしわ、たるみ等
を吸収解消し得ず、安定生産が出来ない等の欠陥
を生ずる。
おいては、接着剤塗料を多くすれば、その後で重
ね合せられた多孔性薄葉紙にも塗料が浸透含浸さ
れ、先述の特公昭55−47997号と同様な欠点を生
じ、逆に接着剤塗料を少くすれば、次に薄葉紙を
重ね合せる際に接合界面に空気を巻き込んだり、
フイルム或いは薄葉紙のわずかなしわ、たるみ等
を吸収解消し得ず、安定生産が出来ない等の欠陥
を生ずる。
一方、薄葉紙には粗密部分が存在しているが、
以上の従来技術においては貼合後の乾燥工程にお
いて粗の部分から乾燥が進行し、接着剤塗料は高
濃度となりながら密部分に濃縮されて乾燥が終了
する。
以上の従来技術においては貼合後の乾燥工程にお
いて粗の部分から乾燥が進行し、接着剤塗料は高
濃度となりながら密部分に濃縮されて乾燥が終了
する。
この結果、もともと相対的に熱線透過性、イン
キ透過性の劣る薄葉紙の密部分は接着剤をより多
く有することになり一層熱線透過性、インキ透過
性を悪化させる。
キ透過性の劣る薄葉紙の密部分は接着剤をより多
く有することになり一層熱線透過性、インキ透過
性を悪化させる。
<問題点解決のための手段>
以上の問題点を解決するため、この発明では熱
固定された二軸延伸合成樹脂薄肉フイルムと多孔
性薄葉紙を、接着剤塗料を用いて貼合した感熱性
孔版印刷用原紙において、該接着剤塗料を上記フ
イルムと多孔性薄葉紙との貼合面から多孔性薄葉
紙の外面に向つて次第に少く存在せしめるように
した感熱性孔版印刷用原紙を提案するものであ
る。
固定された二軸延伸合成樹脂薄肉フイルムと多孔
性薄葉紙を、接着剤塗料を用いて貼合した感熱性
孔版印刷用原紙において、該接着剤塗料を上記フ
イルムと多孔性薄葉紙との貼合面から多孔性薄葉
紙の外面に向つて次第に少く存在せしめるように
した感熱性孔版印刷用原紙を提案するものであ
る。
更に、熱固定された二軸延伸合成樹脂薄肉フイ
ルムと多孔性薄葉紙とを貼合するに際し、接着剤
塗料を上記フイルム貼合面に塗布し、他方から供
給される多孔性薄葉紙に溶剤を含浸させ、該溶剤
の表面張力により上記接着剤塗料を貼合面から多
孔性薄葉紙の外面に向つて次第に少し存在せしめ
て貼合し、乾燥する感熱性孔版印刷用原紙の製造
法を提案するものである。
ルムと多孔性薄葉紙とを貼合するに際し、接着剤
塗料を上記フイルム貼合面に塗布し、他方から供
給される多孔性薄葉紙に溶剤を含浸させ、該溶剤
の表面張力により上記接着剤塗料を貼合面から多
孔性薄葉紙の外面に向つて次第に少し存在せしめ
て貼合し、乾燥する感熱性孔版印刷用原紙の製造
法を提案するものである。
この発明で使用する熱固定された二軸延伸合成
樹脂薄肉フイルムは、二軸延伸後熱固定されたポ
リエチレンテレフタレートやポリプロピレン等の
薄肉フイルムで、少くとも融点以下であつて融点
より50℃低い温度以上の温度で延伸後熱固定する
必要がある。熱固定温度が融点より50℃以上低い
と、原紙の製造時に収縮を生じたり、製品保管時
にカールを生じたりする等の不都合を生じる。
樹脂薄肉フイルムは、二軸延伸後熱固定されたポ
リエチレンテレフタレートやポリプロピレン等の
薄肉フイルムで、少くとも融点以下であつて融点
より50℃低い温度以上の温度で延伸後熱固定する
必要がある。熱固定温度が融点より50℃以上低い
と、原紙の製造時に収縮を生じたり、製品保管時
にカールを生じたりする等の不都合を生じる。
また、その厚さは使用する合成樹脂の融点によ
り異なるが、ポリエチレンテレフタレートの場合
は0.5μ〜5μが好ましく、より好ましくは1μ〜4μで
ある。またポリプロピレンの場合は0.5〜10μが好
ましく、より好ましくは1〜8μである。
り異なるが、ポリエチレンテレフタレートの場合
は0.5μ〜5μが好ましく、より好ましくは1μ〜4μで
ある。またポリプロピレンの場合は0.5〜10μが好
ましく、より好ましくは1〜8μである。
この発明で使用する多孔性薄葉紙は、マニラ
麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエステ
ル、ナイロン等の合成繊維、及びこれらの混抄
で、坪量5〜15g/m2のものが使用できる。
麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエステ
ル、ナイロン等の合成繊維、及びこれらの混抄
で、坪量5〜15g/m2のものが使用できる。
接着剤塗料は酢酸ビニル系、塩化ビニル系、ア
クリル系、ポリエステル系、ナイロン系等各種の
樹脂を適当な溶剤に溶解させ、必要な接着強度が
出るように濃度調整したもの、或いは上記合成樹
脂エマルジヨン、ラテツクス等を使用することが
できる。なお、上記接着剤塗料には必要に応じ、
また商品価値を高めるために帯電防止剤、酸化防
止剤、染料、顔料等を配合してもよい。
クリル系、ポリエステル系、ナイロン系等各種の
樹脂を適当な溶剤に溶解させ、必要な接着強度が
出るように濃度調整したもの、或いは上記合成樹
脂エマルジヨン、ラテツクス等を使用することが
できる。なお、上記接着剤塗料には必要に応じ、
また商品価値を高めるために帯電防止剤、酸化防
止剤、染料、顔料等を配合してもよい。
接着剤塗料の乾燥後における坪量は用いる多孔
性薄葉紙の坪量、密度等により若干異なるが、好
ましくは0.2g/m3から4g/m3、より好ましく
は0.5g/m3から2g/m3である。これより少い
と接着力が乏しくなり、製版時又は印刷時の過酷
な条件においては例えば丸部分の中央部が抜け落
ちて原稿忠実性の低下が生ずる。また接着剤塗料
の量がこれより多いと、接着力が過剰となり、目
的とする鮮明な印刷物が得られなかつたり、或い
は同一の鮮明度を出すために接着剤塗料の量が大
きいときに較べ、より多くの熱線照射量が必要と
なり、製版後剥離時のトラブルを招き易い。
性薄葉紙の坪量、密度等により若干異なるが、好
ましくは0.2g/m3から4g/m3、より好ましく
は0.5g/m3から2g/m3である。これより少い
と接着力が乏しくなり、製版時又は印刷時の過酷
な条件においては例えば丸部分の中央部が抜け落
ちて原稿忠実性の低下が生ずる。また接着剤塗料
の量がこれより多いと、接着力が過剰となり、目
的とする鮮明な印刷物が得られなかつたり、或い
は同一の鮮明度を出すために接着剤塗料の量が大
きいときに較べ、より多くの熱線照射量が必要と
なり、製版後剥離時のトラブルを招き易い。
また、この発明に使用する溶剤としてはアセト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン系、メタ
ノール、エタノール等のアルコール系、酢酸エチ
ル等のエステル系、トルエン等の芳香族系、或い
はこれ等の混合溶剤、更には水等を使用すること
ができる。
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン系、メタ
ノール、エタノール等のアルコール系、酢酸エチ
ル等のエステル系、トルエン等の芳香族系、或い
はこれ等の混合溶剤、更には水等を使用すること
ができる。
また、この他製版後の原紙と原稿の剥離性を高
めるため、シリコーン樹脂、金属石鹸、各種界面
活性剤等を単独或いは混合してフイルム面に塗布
或いは原紙全体に含浸後、乾燥してもよい。
めるため、シリコーン樹脂、金属石鹸、各種界面
活性剤等を単独或いは混合してフイルム面に塗布
或いは原紙全体に含浸後、乾燥してもよい。
<作用>
以上のように、この発明においては熱固定され
た二軸延伸合成樹脂薄肉フイルムと多孔性薄葉紙
とを貼合するに際し、接着剤塗料を上記フイルム
貼合面に塗布し、他方から供給される多孔性薄葉
紙に溶剤を含浸させてある。したがつて貼合時に
フイルム貼合面に塗布された接着剤塗料は上記溶
剤の表面張力によりフイルムとの貼合面から多孔
性薄葉紙の内部に浸透し、その濃度はフイルムと
の貼合面において最も高く、多孔性薄葉紙の外面
に向つて次第に稀薄になる分布を呈する。
た二軸延伸合成樹脂薄肉フイルムと多孔性薄葉紙
とを貼合するに際し、接着剤塗料を上記フイルム
貼合面に塗布し、他方から供給される多孔性薄葉
紙に溶剤を含浸させてある。したがつて貼合時に
フイルム貼合面に塗布された接着剤塗料は上記溶
剤の表面張力によりフイルムとの貼合面から多孔
性薄葉紙の内部に浸透し、その濃度はフイルムと
の貼合面において最も高く、多孔性薄葉紙の外面
に向つて次第に稀薄になる分布を呈する。
そこで、この発明の原紙は多孔性薄葉紙と合成
樹脂薄肉フイルムとの間で十分な接着力を有する
が、これに使用されている接着剤塗料の塗布量は
少く、しかも多孔性薄葉紙側の貼合面に偏在して
いるため、解像力、印刷性等が接着剤塗料により
阻害されることはない。
樹脂薄肉フイルムとの間で十分な接着力を有する
が、これに使用されている接着剤塗料の塗布量は
少く、しかも多孔性薄葉紙側の貼合面に偏在して
いるため、解像力、印刷性等が接着剤塗料により
阻害されることはない。
更に、この発明では多孔性薄葉紙には先ず溶剤
を含浸させるため、薄葉紙内の繊維粗密部分のう
ち、乾燥の遅い繊維密部分には先に溶剤で充填さ
れてしまい、したがつて貼合後の乾燥工程で薄葉
紙の繊維密部分に接着剤塗料がより高濃度に濃縮
乾燥されることはない。
を含浸させるため、薄葉紙内の繊維粗密部分のう
ち、乾燥の遅い繊維密部分には先に溶剤で充填さ
れてしまい、したがつて貼合後の乾燥工程で薄葉
紙の繊維密部分に接着剤塗料がより高濃度に濃縮
乾燥されることはない。
また、この発明の製造方法ではフイルム及び多
孔性薄葉紙の貼合面いずれもが塗料及び溶剤によ
つて濡らされているため、貼合時に空気の巻込み
がなく、フイルム、薄葉紙の若干のしわやたる
み、突張り等を吸収解消して均一で、且つ安定し
た製品が得られる。
孔性薄葉紙の貼合面いずれもが塗料及び溶剤によ
つて濡らされているため、貼合時に空気の巻込み
がなく、フイルム、薄葉紙の若干のしわやたる
み、突張り等を吸収解消して均一で、且つ安定し
た製品が得られる。
<実施例>
以下、この発明の実施例を示す。
実施例 1
第1図は、この発明の一実施例を示すもので、
1は薄葉紙巻出部、2は溶剤含浸部、3は接着剤
塗料塗布部、4はフイルム巻出部、5は貼合部、
6は乾燥炉、7は離型剤塗布部、8は原紙巻取部
である。
1は薄葉紙巻出部、2は溶剤含浸部、3は接着剤
塗料塗布部、4はフイルム巻出部、5は貼合部、
6は乾燥炉、7は離型剤塗布部、8は原紙巻取部
である。
薄葉紙巻出部1にはポリエステル繊維100%か
らなる厚さ40μ、坪量13g/m3の多孔性薄葉紙9
が巻取られ、フイルム巻出部4には厚さ3μの二
軸延伸ポリエステルフイルム10(ダイヤホイル
社製CX01)が巻取られ、また溶剤含浸部2には
アセトンが収容され、接着剤塗料塗布部3には酢
酸ビニル樹脂(日本カーバイト社製ニツセツP−
170)のメタノール溶液(固形分5wt%)が収容
されている。
らなる厚さ40μ、坪量13g/m3の多孔性薄葉紙9
が巻取られ、フイルム巻出部4には厚さ3μの二
軸延伸ポリエステルフイルム10(ダイヤホイル
社製CX01)が巻取られ、また溶剤含浸部2には
アセトンが収容され、接着剤塗料塗布部3には酢
酸ビニル樹脂(日本カーバイト社製ニツセツP−
170)のメタノール溶液(固形分5wt%)が収容
されている。
ここで、多孔性薄葉紙9は溶剤含浸部2を通過
してアセトンを含浸させ、またフイルム10は塗
料塗布部3を通過させてその貼合面に酢酸ビニル
樹脂塗料を塗布する。更に、多孔性薄葉紙9とフ
イルム10は貼合部5で貼合された後、ガイドロ
ーラ11,……に導びかれて乾燥炉6内を通過さ
せ、ここで80℃程度の温度で乾燥させる。乾燥炉
6の出口では原紙の余熱を利用して離型剤塗布部
7を通過させ、その表面に離型剤として弗素系表
面改質剤(旭硝子社製サーフロンS−382)の酢
酸エチル溶液(固型分0.5wt%)をコートし、得
られた原紙を原紙巻取部8に巻取らせた。
してアセトンを含浸させ、またフイルム10は塗
料塗布部3を通過させてその貼合面に酢酸ビニル
樹脂塗料を塗布する。更に、多孔性薄葉紙9とフ
イルム10は貼合部5で貼合された後、ガイドロ
ーラ11,……に導びかれて乾燥炉6内を通過さ
せ、ここで80℃程度の温度で乾燥させる。乾燥炉
6の出口では原紙の余熱を利用して離型剤塗布部
7を通過させ、その表面に離型剤として弗素系表
面改質剤(旭硝子社製サーフロンS−382)の酢
酸エチル溶液(固型分0.5wt%)をコートし、得
られた原紙を原紙巻取部8に巻取らせた。
なお、接着剤塗料のコート量は0.9g/m3、表
面改質剤のコート量は0.25g/m3であつた。
面改質剤のコート量は0.25g/m3であつた。
この原紙を閃光式の製版機で製版し、輪転機
(セイキ工業製、オートプリンターEP−300)で
印刷したところ鮮明な印刷物が5000枚以上印刷す
ることができた。
(セイキ工業製、オートプリンターEP−300)で
印刷したところ鮮明な印刷物が5000枚以上印刷す
ることができた。
実施例 2
接着剤塗料として塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合樹脂(電気化学工業(株)製、デンカビニル
1000ASのメチルイソブチルケトン・トルエン混
合溶液(固形分10wt%)、溶剤としてメチルイソ
ブチルケトン・トルエン混合溶液、離型剤として
パーフルオロアルキルベタイン(旭硝子(株)製、サ
ーフロンS−131)を使用し、実施例1と同様な
方法で多孔性感熱原紙を得た。
合樹脂(電気化学工業(株)製、デンカビニル
1000ASのメチルイソブチルケトン・トルエン混
合溶液(固形分10wt%)、溶剤としてメチルイソ
ブチルケトン・トルエン混合溶液、離型剤として
パーフルオロアルキルベタイン(旭硝子(株)製、サ
ーフロンS−131)を使用し、実施例1と同様な
方法で多孔性感熱原紙を得た。
なお、この場合接着剤塗料のコート量は、1.4
g/m3、離型剤のコート量は0.2g/m3であつた。
g/m3、離型剤のコート量は0.2g/m3であつた。
更に、このようにして得られた原紙を、実施例
1と同様な方法で製版印刷したところ5000枚以上
の鮮明な印刷物を得ることができた。
1と同様な方法で製版印刷したところ5000枚以上
の鮮明な印刷物を得ることができた。
実施例 3
接着剤塗料として塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体ラテツクス(電気化学(株)製、デンカラテツク
スAC−25)の水溶液(固型分15wt%)を、実施
例1と同様に熱固定された二軸延伸ポリエステル
フイルム(厚さ1.5μ)の貼合面に塗布し、これに
他方から溶剤として水を含浸スクイズしたポリエ
ステル繊維100%の多孔性薄葉紙を供給貼合して
乾燥炉に導いて105℃で乾燥させた。
合体ラテツクス(電気化学(株)製、デンカラテツク
スAC−25)の水溶液(固型分15wt%)を、実施
例1と同様に熱固定された二軸延伸ポリエステル
フイルム(厚さ1.5μ)の貼合面に塗布し、これに
他方から溶剤として水を含浸スクイズしたポリエ
ステル繊維100%の多孔性薄葉紙を供給貼合して
乾燥炉に導いて105℃で乾燥させた。
次に、乾燥炉出口において上記フイルム面に離
型剤として弗素系表面改質剤(旭硝子(株)製、S−
381)の酢酸エチル溶液(固形分1wt%)を塗布
乾燥させ、感熱性原紙を得た。
型剤として弗素系表面改質剤(旭硝子(株)製、S−
381)の酢酸エチル溶液(固形分1wt%)を塗布
乾燥させ、感熱性原紙を得た。
なお、接着剤塗料のコート量、離型剤のコート
量は固型分でそれぞれ2.3g/m3、0.15g/m3で
あつた。
量は固型分でそれぞれ2.3g/m3、0.15g/m3で
あつた。
このようにして得られた原紙を閃光式製版機で
製版し、謄写輪転機で印刷したところ原稿に忠実
で鮮明な印刷物が2000枚以上得られた。
製版し、謄写輪転機で印刷したところ原稿に忠実
で鮮明な印刷物が2000枚以上得られた。
比較例 1
実施例1の方法において多孔性薄葉紙に溶剤を
含浸させることなしに二軸延伸ポリエステルフイ
ルムと貼合させたが、接着力が乏しく薄葉紙のし
わ、たるみによつて部分的に浮いた部分が発生
し、原紙の安定した生産ができなかつた。
含浸させることなしに二軸延伸ポリエステルフイ
ルムと貼合させたが、接着力が乏しく薄葉紙のし
わ、たるみによつて部分的に浮いた部分が発生
し、原紙の安定した生産ができなかつた。
図面は、この発明の原紙製造の一例を示す概略
図である。
図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱固定された二軸延伸合成樹脂薄肉フイルム
と多孔性薄葉紙を、接着剤塗料を用いて貼合した
感熱性孔版印刷用原紙において、該接着剤塗料を
上記フイルムと多孔性薄葉紙との貼合面から多孔
性薄葉紙の外面に向つて次第に少く存在せしめる
ようにしたことを特徴とする感熱性孔版印刷用原
紙。 2 熱固定された二軸延伸合成樹脂薄肉フイルム
と多孔性薄葉紙とを貼合するに際し、接着剤塗料
を上記フイルム貼合面に塗布し、他方から供給さ
れる多孔性薄葉紙に溶剤を含浸させ、該溶剤の表
面張力により上記接着剤塗料を貼合面から多孔性
薄葉紙の外面に向つて次第に少く存在せしめて貼
合し、乾燥することを特徴とする感熱性孔版印刷
用原紙の製造法。 3 溶剤として水を含む特許請求の範囲第2項記
載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12205784A JPS612597A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 感熱性孔版印刷用原紙及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12205784A JPS612597A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 感熱性孔版印刷用原紙及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS612597A JPS612597A (ja) | 1986-01-08 |
| JPH0313997B2 true JPH0313997B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=14826550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12205784A Granted JPS612597A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 感熱性孔版印刷用原紙及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS612597A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63227634A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-21 | Toray Ind Inc | 感熱孔版印刷原紙用フイルム |
| JPH02299887A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-12 | Asia Genshi Kk | 感熱性孔版原紙の製造法 |
| JP3466237B2 (ja) * | 1993-09-09 | 2003-11-10 | 理想科学工業株式会社 | 溶剤穿孔性孔版印刷用原紙の製造法 |
| JP2008106452A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Kumagai Gumi Co Ltd | トンネル掘削方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS512513A (ja) * | 1974-06-25 | 1976-01-10 | Toray Industries | Kobaninsatsuyogenshi |
| JPS58147396A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Pentel Kk | 感熱性孔版印刷用原紙及びその製造方法 |
| JPS5922796A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-06 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 感熱孔版原紙およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP12205784A patent/JPS612597A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS612597A (ja) | 1986-01-08 |
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