JPH03152709A - 浮上型複合磁気ヘッド - Google Patents

浮上型複合磁気ヘッド

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JPH03152709A
JPH03152709A JP29159889A JP29159889A JPH03152709A JP H03152709 A JPH03152709 A JP H03152709A JP 29159889 A JP29159889 A JP 29159889A JP 29159889 A JP29159889 A JP 29159889A JP H03152709 A JPH03152709 A JP H03152709A
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JP
Japan
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magnetic
ferrite
magnetic head
core
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP29159889A
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English (en)
Inventor
Masanobu Yamazaki
山崎 昌信
Makoto Goto
良 後藤
Kazumi Noguchi
野口 一美
Hitoshi Iwata
仁志 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気ディスク装置において記録媒体表面より
ごく僅かに浮上させて用いる浮上型複合磁気ヘッドに関
するものである。
[従来の技術] 磁気ディスク装置での情報の書き込み、読み出しに用い
らねる磁気ヘッドとして、磁気コアを非磁性のスライダ
中に埋設固着した構成の浮上型複合磁気ヘットは、米国
特許3,562,444号に初めて開示された。また、
本発明者等は特開昭61−199219号にて、磁気コ
アを非磁性スライダ中に埋設した磁気ヘッドの望ましい
形状について提案した。
このタイプの浮上型磁気ヘッドの特徴は、磁気ヘッド全
体を磁性体で構成された磁気ヘッドに比べで、磁気変換
部に所定の巻線を施した後のインダクタンスが小さく、
高周波での記録が有利になることが挙げられる。
磁気記録の高容址化の要望に従い、磁気ヘッドの小型化
、薄型化、狭トラツク化の傾向が著しいいが、小型化、
薄型化、狭トラツク化が進むほどに磁気ヘッドの記録再
生出力が小さくなるという問題が発生している。
記録再生特性の向上を図るために、例えばVTR用ヘッ
ドとして単結晶Mn−Znフェライトを用いた磁気ヘッ
ドが、特公昭62−18968号、特開昭55−125
519号に記載されている。
また、単結晶Mn−Znフェライトに金属磁性薄膜を成
膜した磁気ヘッドについては、例えば日本応用磁気学会
誌13.89−94 (1989)等の研究がある。
なお、上記特公昭62−18968号は、作動ギャップ
を介して相対峙する2個の高透磁率磁性体を有し、該高
透磁率磁性体の少なくとも一方が単結晶Mn−Znフェ
ライトからなり、少なくとも1個の該単結晶Mn−Zn
フェライトの(110)面を主磁路形成面とほぼ平行に
するとともに該(110)面内に存在する(100)方
向と該作動ギャップの形成面とのなす角θが5゜〜40
@もしくは80゜〜120°になるように構成され、且
つ少なくとも該作動ギャップの側面近傍の該高透磁率磁
性体面に、ガラス固着温度から室温まで温度を下げる場
合の収縮率が該フェライトより低いガラスを溶融付着せ
しめてなることを特徴とする磁気ヘッドに関するもので
ある。この磁気ヘッドにあっては、作動ギャップ近傍の
フェライト内に引張応力を発生させ、この引張応力の存
在によりフェライトの磁気異方性を制御して記録再生特
性を高めるものである。
また、特開昭56−163518号は、Mn−Znフェ
ライトがSnO2を固溶したものについて特公昭62−
18968号と同様に構成した磁気ヘッドに関する。
[発明が解決しようとする課題] 特公昭62−18968号はVTR用磁気ヘッドに関す
るものであり、本発明の如く浮上型磁気ヘッドに直ちに
通用できるものではない。
また、同号の発明は、単結晶Mn−Znフェライトに金
属磁性薄膜を配した磁気コアについて直ちに適用できる
ものではない、さらに、磁気コアを非磁性スライダ内に
埋設した浮上型複合磁気ヘッドに直ちに適用できるもの
ではない。
即ち、本発明の如き浮上型複合磁気ヘッドでは、その製
造に一次ガラスならびに二次ガラスの2種類のガラスを
使用するが、記録再生出力を向上させるためのそれぞれ
の熱膨張係数の最適範囲は全く未知のものである。
また、特公昭62−18968号においては、単結晶フ
ェライトヘッドにおける磁気的異方性の挙動を応力と関
連付けて検討されている。即ち、同公報では、フェライ
トヘッドのフェライトに引張応力を加え、逆磁走効果と
結晶磁気異方性とのバランスにより(ioo>方向が磁
化容易軸として明確に現われるようにし、結晶の軸の配
向を最適化している。
しかしながら、本発明のように単結晶Mn−Znフェラ
イトのコア片のギャップ面に金属磁性薄膜を設けてなる
磁気コアをスライダに埋設した浮上型磁気ヘッドにおい
ては、フェライトヘッドに発生する応力が特公昭62−
18968号のものと異なる。
これを詳細に説明すると次の通りである。
第9図にフェライト、ガラス、及び金属磁性薄膜の熱膨
張曲線を示す。第9図から明らかなように、これらのう
ちでは金属磁性薄膜の熱膨張係数が最も大きい。また、
第10.11図には、フェライト基板上にガラスを溶解
した場合及びフェライト基板上にセンダストの薄膜を形
成したものを所定の温度で熱処理を行なった場合の変形
を模式%式% ilo、11図に示す如く、ガラスとフェライトの組合
せではフェライトに引張応力が生じ、フェライトとセン
ダスト膜との組合せではフェライトに圧縮応力が生じる
。これらのことから、金属磁性薄膜をフェライトコア片
のギャップ面に設けてなる磁気ヘッドに実際に生じる応
力は、第12図に示す通りとなる。第12図において、
5はI型コア、6はC型コア、7はセンダスト膜、8は
接合ガラスを示す。また士は引張応力の存在を示し、−
は圧縮応力の存在を示す、第13図は特公昭62−18
968号の磁気ヘッドの応力分布を示す。
さらに、本発明の如く磁気コアをスライダのコア装着用
スリットに収容し、この磁気コアを二次ガラスを利用し
て非磁性スライダに固着する磁気ヘッドにあっては、二
次ガラスの収縮により発生する応力も磁気コアに加えら
れる。従って、本発明の如く磁気コアをスライダに装着
した磁気ヘッドにあっては、特公昭62−18968号
や特開昭56−163518号の磁気ヘッドと、前記角
θの好適範囲や接合用ガラスの熱膨張係数の好適範囲は
異なるはずである。
また、単結晶Mn−Znフェライトコア片に対しセンダ
ストに代表される金属磁性薄膜を設けた場合、両者の熱
膨張係数差が比較的大きいので、フェライトコア片をガ
ラスにより接合するときにフェライトコア片にクラック
が生じ易いという問題がある。
本発明の目的は、単結晶Mn−Znフェライトコア片を
備え、ギャップ部に金属磁性薄膜を配した磁気コアを有
する浮上型複合磁気ヘッドにおいて、その記録再生特性
を大幅に向上させることにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明の浮上型磁気ヘッドは、非磁性ギャップを介して
相対峙する一対のフェライトコア片の少なくとも一方の
対向面に金属磁性薄膜が形成されており、その一対のコ
ア片が1次ガラスにより接合された磁気コアと、前記磁
気コアを収容するスリットを有する非磁性スライダと、
前記磁気コアを前記スリット内に固着する2次ガラス部
とを有する浮上型複合磁気ヘッドに関する。
請求項1の磁気ヘッドは、前記のフェライトコア片が単
結晶Mn−Znフェライトからなり、しかもその(11
0)面を主磁路形成面とほぼ平行にすると共に前記(1
10)面内に存在する(100)方向と前記非磁性ギャ
ップの形成面とのなす角θが10゜〜26°もしくは8
5゜〜101°になるように構成されていることを特徴
とする 請求項2の磁気ヘッドは、請求項1において前記角θが
15゜〜20″″もしくは90”〜95゜になるように
構成されていることを特徴とする 請求項3の磁気ヘッド、は請求項1又は2において前記
一次ガラス部が560〜600℃の軟化点及び450〜
490℃の固着温度を有し、かつ30℃〜固着温度にお
ける熱膨張係数が93〜111XICM’/’eである
ことを特徴とする請求項4の磁気ヘッドは、請求項3に
おいて請求項3において熱膨張係数が101〜108×
10−7/℃であることを特徴とする特請求項5の磁気
ヘッドは、請求項1ないし4において前記二次ガラス部
が420〜470℃の軟化点を有し、30℃〜280℃
における熱膨張係数が82〜100XIO−7/℃であ
ることを特徴とする 請求項6の磁気ヘッドは、請求項5において前記熱膨張
係数が82〜88X10−7/l:であることを特徴と
する 請求項フの磁気ヘッドは、請求項6において前記二次ガ
ラスの組成がSiO25,5〜11wt%、B2036
〜12wt%、lQ2036〜8 w t%、Z n 
OO〜5 w t%及びpb。
70.5〜77wt%からなることを特徴とする。
[作用] 請求項1の磁気ヘッドにおいては、作動ギャップ近傍の
フェライト内に引張応力が発生し、この引張応力の存在
によりフェライトの磁気異方性が制御され、記録再生特
性が高められる。
この請求項1の如く角θが10゜〜26°もしくは85
゛〜101°であると、後述する図面の第5図に示す通
り記録再生特性が著しく高いものとなる。
請求項2にあっては、第5図に示す通り、記録再生特性
がさらに高いものとなる。
請求項3にあっては、作動ギャグ近傍のフェライト内に
適正範囲の引張応力を生じさせることができる。また、
金属磁性薄膜がしっかりとコア片に付着する。
請求項4にあっては、該フェライト内にさらに適切範囲
の引張応力を生じさせることができる。
請求項5にあっては、二次ガラスの引張応力が重畳する
ことにより該フェライト内に適切範囲の引張応力を生じ
させ、出力特性を高めることができる。また、ガラスの
耐食性が良いと共に、ギャップ部のゆるみも生じない。
請求項6.7にあっては、それぞれ特に好適な範囲の引
張応力を該フェライト内に生じさせることができる。
[実施例コ 本発明を添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例による浮上型複合磁気ヘッド
の全体構成を示す斜視図である。工1は非磁性スライダ
、12.13はスライダ11に設けられたサイトレール
、14はサイトレール13に設けられたスリット部、1
5はスリット部14に埋設された磁気コア、16はその
磁気コア15を固着するガラス部である。なおスライダ
11としては熱膨張係数が105〜115X10−’/
℃、空孔率が0.5%以下のCaTiO3からなる非磁
性セラミックを用いるのが好ましい。
第2図は磁気コア!5の拡大図である。21.22はそ
れぞれMn−ZnフェライトからなるC型コア片及びI
型コア片と称される磁性体であり、23.23′はl型
コア片上に被着されたFe−A、Q−Si薄膜である。
24はC型コア片21とI型コア片22との間に形成さ
れた巻線用の窓であり、その上部にC型コア21と■型
コア片22を接合する一次ガラス部25が設けられてい
る。Mn−Znフェライトの好適組成範囲はM n 0
26〜32 m o 1%、ZnO14〜21moi1
%、Fe2O35o〜55m01%である。
磁気コア15のトラック面には、トラック幅Twを規制
する切り欠き26が形成されている。
切り欠き26は磁気コア15の長手方向に延在する。こ
れにより磁気ギャップ27のトラック幅Twは任意に設
定することができる。なお、磁気ギャップ27はスパッ
タリング等により被着されたSio2等のギャップ規制
膜により形成されている。この磁気コアの形状は次の通
りである。
トラック幅Tw:  11μm 磁気ギャップ長さGfL:  0.65μm磁気ギャッ
プ深さGd:  3μm コア高さ: 864μm コア全幅:  1246μm この磁気コアは以下のプロセスにより製造する。
まず、単結晶Mn−Znフェライトの育成インゴツトよ
り、予め定めた所定の面方位が得られるように切り出し
、さらにそれを所定の寸法に加工してC型コアブロック
、及び夏型コアブロックを得る。
いずれかのコアブロックに金属磁性薄膜を形成するが、
夏型コアブロックに設ける方が容易であり好ましい。金
属磁性薄膜としてはFe−Afl−Si合金をスパッタ
リングで被着したものが好ましい。
Fe−Aρ−Si膜の組成としては高透磁率を得るため
、2〜10wt%のA1.3〜16wt%のSi、残部
Feが好ましい、Fe−Al1−Si膜には耐食性を向
上させる目的で微量の添加物を加えても良い。この場合
、2重量%以下のTi、Ru、Cr等を単独あるいは複
合添加するのが望ましい、また、Fe−Al1−Si膜
の被着性を良くする目的で、夏型コアブロック上に3〜
1OOAのCr膜を下地膜としてスパッタリングしても
良い。Fe−Aj!−5i膜の厚さは磁気ヘッド特性及
びクラックの発生等の問題も考慮して決定するが、本実
施例においては2μmとした。
次に第3図に示すように、■型コアブロック52にC型
コアブロック51を接触させ、治具56内にセットし、
ねじ57により締め付けて固定する。巻線窓54中に一
次ガラスの棒55を置いた状態で加熱し、接触界面に溶
けたガラスに流入させ、その後に冷却することにより、
両コアブロックを接合する(一次ボンデイング)。この
接合ブロックを切断し、トラック幅7w規制用の切り欠
きを設けることにより磁気コアを得ることができる。
この磁気コアのスライダのスリット部への固着(二次ボ
ンディング)は次のようにして行なう。
第4図は接合した磁気コア63をスライダ61のスリッ
ト部62内に設置すると共に、二次ガラスの棒68をス
ライダ61の上面に乗せた状態を示す部分斜視図である
。磁気コア63の切り欠き65はスライダの片端部64
に向けられているので、磁気コア63が片端部64に押
し付けられていても、スリット部の内面との間に隙間6
7.69が確保される。磁気コア63の固定はバネ材6
6による仮固定で容易に達成される。二次ガラス棒68
は二次ガラスとして磁気コア63をスリット部62に固
着する。二次ガラスによる固着後、磁気ヘッドの空気ベ
アリング面を研削後研摩加工し、磁気ヘットを完成する
前記の製造方法を基準とし、本発明を以下の具体的な実
験例により説明する。
実験例1 次の組成及び特性を有する単結晶Mn−Znフェライト
を用い、前記の製造方法に従い浮上型磁気ヘッドを作成
し、その記録再生特性を第6図に示した。この単結晶M
n−Znフェライトの組成は、Mn028mofL%、
ZnO19mo1%、Fe20253m0J2%であり
、熱膨張係数は30→500℃で120X10−7/℃
、30→300℃で108X10−’/’eである。
また、その比透磁率μ′はIMH2で1100〜130
0.5MHzで500〜700である。
なお、比較のために、多結晶Mn−Znフェライトを用
いて同様にして浮上型磁気コアを作成し、その記録再生
特性を測定した。多結晶Mn−Znフェライトの組成は
、Mn030moJ2%、ZnO15,5moIL%、
Fe20s 54.5moβ%であり、熱膨張係数は3
0−500℃で112 (xto−’/1:)、30→
300℃で124 (x 10−’/’e)である。ま
た、その比透磁率μ′はIMHzで2540.5MHz
で1050のものを使用した。
特性測定条件は次の通りである。
媒体保磁カニ  12000e 周  速:   9.4m/s 浮上量:0.19μm 磁気ヘッドの巻線数:  26X2(ターン)測定周波
数:  LH:IMHz IF : 4MHz また、使用したガラスの組成ならびに特性を第1表なら
びに第2表に示す。ここで、第1表における固着温度は
以下のように規定する。
1 固着温度TsetwTg−(Tg−Tn)Tg:転移温
度 Th:転移の終わる温度 第6図にその内容を詳細に示す。(以下、「ガラス工学
ハンドブック」 (朝食書店)、P525による。) 第6図の結果から、単結晶Mn−Znフェライトを用い
た場合には、多結晶Mn−Znフェライトを使用した磁
気ヘッドよりも出力が向上することが判る。特に角θが
15゜〜26°もしくは85゜〜101°を示す面方位
において最大の出力を示した。特に角θが15゜〜20
”もしくは90’〜95°であると出力がさらに高いも
のとなり、特に角θが約18°もしくは93°であると
最大の出力が得られる。
なお、第6図には前記特公昭62−18968号の出力
特性も併せて記入しである。角θが10゜〜26@もし
くは85@〜101°の範囲にありでは、本発明の磁気
ヘッドの出力は特公昭62−18968号の出力を上回
っていることが明瞭に認められる。
軟化点Ts  573℃ 固着温度Tset  462℃ 熱膨張係数 (3θ→380℃) 96X to−’/
を熱膨張係数 (30−Tset) IQlxlO−7
/℃:軟化点Ts  428℃ 熱膨張係数 (30→280℃) 92X1G−’/を
実験例2 一次ボンディングガラスの熱膨張係数と磁気ヘッド出力
との相関を調査するために、第3表に示した一次ガラス
を用いて磁気ヘッドを作成した。本実施例に使用した単
結晶Mn−Znフェライトは、実験例1と同一のもので
ある。また方位はθ=18°のものを使用した。二次モ
ールドガラスは、第2表のガラスを使用した。また、特
性測定条件は実験例1に準じた。
第7図に一次ボンディングガラスの熱膨張係数と磁気コ
ア加工時のガラスクラック発生率の相関を示した。また
、第8図に第3表の一次ガラスの中から特にNot、2
.4の3 fI類のガラスを選び、それぞれのガラスを
使用した磁気ヘッドの特性を示した。
第7図からガラスクラック不良率の許容上限を16%と
すると熱膨張係数ハl 11 (X10−’/℃)が上
限であることが判明し、許容上限を8%とすると108
 (x 10−’/℃)が上限であることが判明する。
また第8図から、一次ガラスの熱膨張係数が大きいほど
記録再生出力が良くなること、また第6図と比較して熱
膨張係数が93(xlO−7/℃)でも多結晶材の磁気
ヘッドより出力が良いことが判明する。
実験例3 磁気ヘッドの製造工程には、ガラスボンディング等の熱
処理工程を必要とする。この熱処理温度の上限を調査す
るために以下のテストを行った。
実験例2に使用した単結晶Mn−Znフェライトの■型
コアブロック上の磁気ギャップ及びバックギャップに相
当する位置に、ラッピングによる鏡面加工を施した後、
トリクロロエチレン煮沸し、さらにトリクロロエチレン
、アセトン、及びアルコールにて超音波洗浄を施す。さ
らにフレオン煮沸を施し、最後にフレオン蒸気で洗浄を
行った。
次に上記の■型コアブロウクの境面部にマグネトロンス
パッタ装首により、2μm厚のFe−A11−Si薄膜
を形成した。スパッタ条件は第4表に示した条件I又は
条件11に従った。また、Fe−A11−Si薄膜の組
成は、85wt%のFe、6wt%のAn及び9wt%
のStである。
Fe−Al1−5i薄膜を形成した■型コアブロックに
640−720℃の種々の温度で30分間の熱処理を施
し、Fe−An−3t薄膜の剥離の有無を顕微鏡により
調査した。その結果を第5表に示す。表中のOは異常無
し、×はFe−Al2−Si薄膜の剥離等の異常が発生
したことを示す。
第5表からスパッタ条件Hの場合の熱処理温度の上限は
700℃であることが判明する。請求項3において一次
ガラスの軟化点の上限を600℃としたのは、軟化点が
600℃を越える場合には、ボンディング温度700℃
を越えてしまうためである。
実験例4 2次ボンディングガラスの熱膨張係数と磁気ヘッド出力
との相関を調査するために、第6表に示した2次ガラス
を用いて磁気ヘッドを作成した。第6表の中のa、bの
ガラスは、特願平1−73340号にて本発明者等が提
供したガラスであり、特にガラスbは実施例1ならびに
2において使用したガラスである。また、C〜hまでの
6種類のガラスが今回新たに試作したガラスである。
本実施例において使用した単結晶Mn−Znフェライト
は、実験例2において使用したものである。また、1次
ボンディングガラスは、第7表のガラス8を使用した。
また、スライダには、熱膨張係数(30−280℃)1
12(xlO−7/℃)のCaTiOsを使用した。第
9表に2次ボンディング後のガラスクラック発生率を示
す。さらに、第6表の2次ガラスの中のa、b、d、g
の4種類を使用した磁気ヘッドについて特性測定を行っ
た。測定条件は、実験例1および2に準する。第14図
にその結果を示す。
第14図の結果から、2次ガラスの熱膨張係数が100
 (X 1 (M7/ll:)より小さい場合には、実
験例1の金属磁性薄膜を付加しない磁気ヘッドよりも出
力が高いことが判明する。特に、熱膨張係数の小さいガ
ラスd及びgの方が熱膨張係数の大きいガラスa、bよ
り出力が高いことが判明する。また第8表の結果から熱
膨張係数が79(XIO−7/℃)のガラスhではガラ
スクラックが多発することも判明する。請求項5あるい
は6の熱膨張係数の有効範囲はこれらの実験結果から決
定した。
請求項5において、軟化点の下限を420℃としたのは
、これより軟化点の低いガラスでは耐食性が悪いためで
ある。また、軟化点の上限を470℃としたのは、これ
より軟化点の高いガラスでは、2次ボンディングにおい
て、磁気コアの1次ガラス部がゆるみ、ギャップ部が広
がってしまうためである。同様に請求項3において、1
次ガラスの軟化点の下限を560℃としたのも、これよ
り軟化点が低いガラスを使用すると、やはり2次ボンデ
ィングにおいてギャップ部が広がってしまうためである
。また、第6表のガラスc、d、e、f、gの組成より
請求項7のガラス組成の範囲を定めた。
第4表  流側3のFe−^It−5tの生 スパッタ
条件第1図 [効果] 請求項1によると記録再生特性がきわめて高い磁気ヘッ
ドが提供される。
請求項2〜7の磁気ヘッドは記録再生特性がさらに高い
ものとなる。特に、請求項3によると、金属磁性薄膜の
剥離が確実に防止される。請求項5.6によるとガラス
のクラック発生が確実に防止される。請求項5によると
ガラスの耐食性が良く、また磁気ギャップのゆるみもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る磁気ヘッドの斜視図、第2図は磁
気コアの正面図、第3図及び第4図は磁気コアの製造説
明図、第5図、第6図第7図及び第8図は測定結果を示
すグラフ、第9図は収縮特性図、第10図及び第11図
は熱変形挙動図、第12図及び第13図は応力分布図で
ある。第14図は測定結果を示すグラフである。 11・・・スライダ、   15・・・磁気コア、21
・・・C型コア片、  22・・・■型コア片。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性ギャップを介して相対峙する一対のフェラ
    イトコア片の少なくとも一方の対向面に金属磁性薄膜が
    形成されており、その一対のコア片が一次ガラスにより
    接合された磁気コアと、前記磁気コアを収容するスリッ
    トを有する非磁性スライダと、前記磁気コアを前記スリ
    ット内に固着する二次ガラス部とを有する浮上型複合磁
    気ヘッドにおいて、前記のフェライトコア片が単結晶M
    n−Znフェライトからなり、しかもその(110)面
    を主磁路形成面とほぼ平行にすると共に前記(110)
    面内に存在する〈100〉方向と前記非磁性ギャップの
    形成面とのなす角θが10゜〜26゜もしくは85゜〜
    101゜になるように構成されていることを特徴とする
    浮上型複合磁気ヘッド。
  2. (2)請求項1において前記角θが15゜〜20゜もし
    くは90゜〜95゜になるように構成されていることを
    特徴とする浮上型複合磁気ヘッド。
  3. (3)前記一次ガラス部が560〜600℃の軟化点及
    び450〜490℃の固着温度を有し、かつ30℃〜固
    着温度における熱膨張係数が93〜111×10^−^
    7/℃であることを特徴とする請求項1もしくは請求項
    2に記載の浮上型複合磁気ヘッド。
  4. (4)請求項3において熱膨張係数が特に 101〜108×10^−^7/℃であることを特徴ヒ
    する浮上型複合磁気ヘッド。
  5. (5)前記二次ガラス部が420〜470℃の軟化点を
    有し、30℃〜280℃における熱膨張係数が82〜1
    00×10^−^7/℃であることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載の浮上型複合磁気ヘッ
    ド。
  6. (6)請求項5において前記熱膨張係数が特に82〜8
    8×10^−^7/℃であることを特徴とする浮上型複
    合磁気ヘッド。
  7. (7)請求項6において前記二次ガラスの組成がSiO
    _25.5〜11wt%、B_2O_36〜12wt%
    、Al_2O_36〜8wt%、ZnO0〜5wt%及
    びPbO70.5〜77wt%からなることを特徴とす
    る浮上型複合磁気ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5627804A (en) * 1991-10-28 1997-05-06 Canon Kabushiki Kaisha Magneto-optical recording apparartus including a magnetic head having a core composed of a single crystal ferrite material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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