JPH03154683A - 廃水の処理方法 - Google Patents

廃水の処理方法

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JPH03154683A
JPH03154683A JP29119689A JP29119689A JPH03154683A JP H03154683 A JPH03154683 A JP H03154683A JP 29119689 A JP29119689 A JP 29119689A JP 29119689 A JP29119689 A JP 29119689A JP H03154683 A JPH03154683 A JP H03154683A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、ヘキサフルオロプロピレンオキシド(以後、
)IFPOと略記する。)を製造する際の廃水の処理方
法に関するものである。 さらに詳しくは、本発明は、次亜塩素酸塩を酸化剤とし
て使用し、相間移動触媒の存在下で水相と有機相の二相
系で反応を行い、ヘキサフルオロプロピレン(以下“H
FP”と略記する。)よりHFPOを製造する方法にお
いて、HFPO合成反応工程で生成した副生成物である
含フッ素カルボン酸塩を含有する廃水相より含フッ素カ
ルボン酸塩を除去する方法に関するものである。 (従来の技術) HFPOは、パーフルオロ潤滑剤、パーフルオロエラス
トマー、パーフルオロイオン交換樹脂等の各種高機能性
フッ素系材料の原料となる工業的に極めて重要な物質で
ある。 従来、HFPOの経済的な製造方法は知られていなかっ
たが、特開昭57−183773号公報、特開昭58−
105978号公報、特開昭58−113187号公報
、特開昭58−134086号公報等に示されているよ
うに、第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩あ
るいは金属カチオンに対する親油性錯化剤等の各種相聞
移動触媒を含有する水に難混和性の有機相と、酸化剤で
ある次亜塩素酸塩を含有する水相の二相系でHFPを反
応させると、温和な条件下で高収率でHFPOが得られ
ることが本発明者らにより見出された。 そこで、次に本発明者らは、次亜塩素酸塩を酸化剤とし
て、相間移動触媒反応法で工業的に有利にHFPよりH
FPOを製造するプロセスを確立するため、当該HFP
O合成反応について詳細な検討を行った。 その結果、HFPO合成反合成反応水をガスク9マドグ
ラフィーや”F−NMRスペクトル等で分析したところ
、HFPO合成反応の際の副生物と考えられる各種含フ
ッ素カルボン酸塩の存在が確認された。当該含フッ素カ
ルボン酸塩中の含フッ素カルボキシレートアニオンは、
主にCF2O(hQと複数の炭素数3のポリフルオロカ
ルボキシレートアニオン(19F−NMRスペクトル分
析によるとCF3CFXCO□○ (X=F、CE、H
)と推定される。〕より構成されているものと考えられ
る。 (以下、当該廃水中の含フッ素カルボキシレートアニオ
ンを“Rf、CO□0”と略記する。)Rf、CO□O
のうちのCFiCFzCO□OはHFPOの異性化によ
り生成したChCFzCOFに由来するものと考えられ
る。一方、CF、C0tOおよびその他のRf、CO□
Oの詳細な生成メカニズムは不明であるが、HFP又は
HFPOの分解により生成したものと思われる。 環境保全上の観点からは、Rf+C0ff1(E)を含
有する水相をHFPO製造設備外へ放出することは好ま
しくなく、何らかの方法で水相よりRf+C0zOを除
去する必要がある。 また、I?f、CO,)lのような含フッ素カルボン酸
は、溶媒、触媒あるいは含フッ素化合物の合成原料とし
て有用であるので、Rf、Co□0を水相から除去する
だけでなぐ、Rf、C0z)Iとして単離して利用する
ことは経済的に大きな効果となる。 従来、強酸性水溶液からカルボン酸を分離する方法は各
種知られている。しかし、HFPO合成反合成反応水は
、通常は強アルカリ性(例えば、pH10以上あるいは
pH11以上)であるので、上記のカルボン酸分離法を
適用しようとする場合には、水相に大量の無機酸を添加
して強酸性水溶液とする必要があり経済的に好ましくな
い。 (発明が解決しようとする課題) 次亜塩素酸塩を酸化剤として使用し、相間移動触媒の存
在下で水相と有機相の二相系で反応を行い、HFPより
HFPOを製造する方法において、前記のように、HF
PO合成反応の隙の副生物と考えられる各種含フッ素カ
ルボン酸塩の存在が確認され、この含フッ素カルボン酸
塩を環境保全上の観点から、また、経済的な面からして
、除去する必要があるが、その適切な方法は見出されて
いなかった。 (課題を解決するための手段) そこで、本発明者らは、nr、co、0を含有するアル
カリ性水溶液から、アルカリ性条件のままでRf、CO
□Oを抽出する方法を鋭意検討した。その結果、Rf+
CO! Oを含有する廃水相を、一般式(1)%式%(
1) (ただし、AはNまたはP原子を表し、R,、R1゜h
およびR4は、置換あるいは非置換の炭化水素基を表す
。R,、R1,R3およびR4中の炭素数の合計は、オ
ニウムイオン1個あたり少なくとも8である。 R,、R2,R3およびR4はたがいに連結して複素環
を形成してもよいし、また、RI+ RI R3あるい
はR4が他のオニウムイオンを含んでいてもよい。)で
示される第4級オニウムカチオン(以後Q■と略記する
。)の塩を含有した水に難混和性の有機相と接触させる
ことにより、有機相中に含フッ素カルボン酸第4級オニ
ウム塩(Rf、CO□OQ■)が形成され、その結果と
して水相中のRf、CO□Oが効率的に有機相へ抽出さ
れることが分かった。 次に、本発明者らは、Rf、CO□OQ■よりRf、C
O□0をはずしてnrIco、 Oを分離し、同時に再
び廃水相からのRf、CO□○の抽出除去に有効なイオ
ン交換しやすい第4級オニウム塩を形成する方法を検討
した。 例えば、本発明者らは、イオン交換反応によりRf I
C0t OQ ”h)らイオン交換活性が高いQ■C1
○やQ■OHOを得るため、Rf、Co□OQ■を含む
有機相を大量のNaClやNaOHを含有する水溶液を
接触させたが、はとんどイオン交換反応は起こらず、R
f+C(h OQ■は非常に安定なイオンペアを形成し
ていることが分かった。 従来は、このような高安定性のイオンペアを形成してい
る第4級オニウム塩より、Q■C10やQ oOHOあ
るいはQ■850.0のようなイオン交換容易な第4級
オニウム塩へ変換する経済的に優れた方法は知られてい
なかった。 従来の高安定性のイオンペアを形成している第4級オニ
ウム塩の転換方法としては、例えば、(CH30) z
sQ、を用いるブレンドストシームCBr省nds t
r’。 m)の方法(C,M、5tarks and C,Li
otta、 ”Phase Transfer Cat
alysis”、 Acadeemic Press、
 Page 74〕が知られているが、操作が繁雑であ
ったり、有毒な(CH30)z SO□を使用する問題
点があるだけでな(、Rf、CO□OgOの変換に対し
てはほとんど効果は認められなかった。 そこで、本発明者らは、Rf、CO□0Q(E)の効率
的な処理法を開発するためさらに鋭意検討したところ、
チオシアン酸イオン(SCN O)の特性を利用する方
法を見出した。 まず、本発明者らは、Rf、CO□OQ3よりRf、C
o□Oをはずすため各種のイオン交換方法を鋭意検討し
た結果、RflCO□OQ■を含む有機相をチオシアン
酸イオンSCN (F)を含む水相と接触させると、驚
くべきことに本発明に使用されるRf+C0tOQ■の
RflCO!’3が簡単にSCN Oとイオン交換する
ことを見出した。 その結果、有機相中にはチオシアン酸第4級オニウム塩
が形成され、また、Rf、CO□Oは水相に移行するの
で、Rf、CO□○は水相より容易に回収することがで
きる。 なお、有機相中に生成したチオシアン酸第4級オニウム
塩は、非常に安定なイオンペアを形成しており、そのま
までは水相中の各種アニオンとの交換は困難であった。 そこで、本発明者らは、有機相中のチオシアン酸第4級
オニウム塩をイオン交換容易な活性第4級オニウム塩へ
変換する方法を見出すべく鋭意検討したところ、チオシ
アン酸第4級オニウム塩を含む有機相を水溶性酸化剤を
含む水相と接触させると、SCN○は温和な条件で容易
に分解し、その結果、有機相中にはイオン交換活性の大
きな第4級オニウム塩が形成され、当該有機相はそのま
ま廃水相からのRf、CO□○の抽出に使用できること
を見出し、本発明を完成させた。 すなわち、本発明は、次亜塩素酸塩を酸化剤として使用
し、相間移動触媒の存在下で水相と有機相の二相系で反
応を行いへキサフルオ口プロピレンよりヘキサフルオロ
プロピレンオキシドを製造する方法において、 1)ヘキサフルオロプロピレンオキシド合成反応工程で
生成した副生成物である含フッ素カルボン酸塩を含有す
る廃水相を、 一般式(1)%式%) (ただし、AはNまたはP原子を表し、R,、R2゜R
3およびR4は、置換あるいは非置換の炭化水素基を表
す。R+、 R2,R3およびR4中の炭素数の合計は
、オニウムイオン1個あたり少なくとも8である。 R1+ R2,R3およびR4はたがいに連結して複素
環を形成鞍、でもよいし、また、R,、R2,R3ある
いはR4が他のオニウムイオンを含んでいてもよい。)
で示される第4級オニウムカチオンの塩を含有した水に
難混和性の有機相と接触させて有機相中に含フッ素カル
ボン酸第4級オニウム塩を形成させ、2)含フッ素カル
ボン酸第4級オニウム塩を含む当該有機相をチオシアン
酸イオンを含む水相と接触させてチオシアン酸第4級オ
ニウム塩を有機相中に形成させ、 3)次いでチオシアン酸第4級オニウム塩を含む当該有
機相を水溶性酸化剤を含む水相と接触させてチオシアン
酸イオンを分解し、 4)得られた有機相を再び1)の工程へもどすことを特
徴とする廃水相からの含フッ素カルボン酸塩の除去方法
に関するものである。 以上のように、本発明を実施するためには有機相と水相
の二相系反応を三回行うだけでよく、また、本発明の処
理方法により生成した活性第4級オニウム塩を含む有機
相は、そのまま廃水相よりのRf、Co□○の抽出に繰
り返し使用することができる。 さらに、本発明の方法によると、工程2)の処理により
得られた水相よりRf、CO,○が容易に回収できる。 したがって、本発明の方法を採用すれば、廃水相からの
Rr、co20の抽出除去と同時にRf、CO□Oの回
収が可能となる。 以下、本発明の方法について、さらに詳しく説明する。 本発明のHFPO合成工程で使用される有機相、水相お
よび相間移動触媒は、特開昭57−183773号公報
、特開昭58−113187号公報、特開昭58−13
4086号公報、特開昭58−105978号公報等に
示されたものがそのまま使用される。 例えば、相間移動触媒としては、第4級アンモニウム塩
、第4級ホスホニウム塩等の各種の疎水性オニウム塩あ
るいは大環状ポリエーテル、大環状アミノエーテル、ア
ミンオキシド、ポリエチレングリコール誘導体、または
ポリビニルピロリドン等の親油性錯化剤等が挙げられる
。 なお、上記の相間移動触媒として使用される第4級アン
モニウム塩および第4級ホスホニウム塩は、本発明の方
法においてRf、CO□○の抽出剤として使用される一
般式CI)で示される第4級オニウムカチオンの塩と同
様のものが使用される。 本発明の方法においては、一般式(1)で示される第4
級オニウムカチオンとしては、R,、l?、。 R3およびR4の炭化水素基を含む疎水性第4級オニウ
ムカチオンが使用される。 この炭化水素基の種類及び長さは、使用する溶剤、使用
目的等に応じて適宜選択される。炭化水素基の種類とし
ては、例えば、アルキル基、アルケニル基、シクロアル
キル基、シクロアルケニル基、アリール基、アラアルキ
ル基、アルケニルアリール基等が使用され、特に好まし
くはアルキル基、アリール基、アラアルキル基等が使用
される。 また、炭化水素基の長さは、R1,R2,R3およびR
4に含まれる炭素数の合計としてオニウムイオン1個当
たり少なくとも8個であり、通常は8個〜70個の範囲
であり、好ましくは10個〜50個の範囲であり、特に
好ましくは12個〜40個の範囲である。上記炭化水素
基は、本発明の反応条件下で安定な置換基で置換されて
いてもよい。 上記炭化水素基上に置換して使用できる不活性置換基は
、反応条件に応じて制限されるが、通常はハロゲン、ア
シル基、エーテル基、エステル基、ニトリル基、アルコ
キシル基等が使用される。 RI+ R2,R:lおよびR4は、互いに連結して複
素環を形成してもよいし、また、R+、 R2,R3あ
るいはR4が他のオニウムイオンを含んでいてもよい。 −I’l1式(1)で示される疎水性の第4級オニウム
カチオンの例としては、例えば、テトラ−n−プロピル
アンモニウムイオン、テトラ−n−ブチルアンモニウム
イオン、トリーn−オクチルメチルアンモニウムイオン
、テトラ−n−オクチルアンモニウムイオン、テトラ−
n−デシルアンモニウムイオン、セチルトリメチルアン
モニウムイオン、トリーn−デシルメチルアンモニウム
イオン、ベンジルトリメチルアンモニウムイオン、ベン
ジルトリエチルアンモニウムイオン、セチルベンジルジ
メチルアンモニウムイオン、セチルピリジニウムイオン
、n−ドデシルピリジニウムイオン、フェニルトリメチ
ルアンモニウムイオン、フェニルトリエチルアンモニウ
ムイオン、N−ベンジルピコリニウムイオン、ペンタメ
トニウムイオン、ヘキサメトニウムイオン等の第4級ア
ンモニウムイオン;あるいはテトラ−n−ブチルホスホ
ニウムイオン、トリーローオクチルエチルホスホニウム
イオン、トリーn−オクチルメチルホスホニウムイオン
、セチルトリエチルホスホニウムイオン、セチルトリー
n−ブチルホスホニウムイオン、n−ブチルトリフェニ
ルホスホニウムイオン、n −アミルトリフェニルホス
ホニウムイオン、n−ヘキシルトリフェニルホスホニウ
ムイオン、n−へブチルトリフェニルホスホニウムイオ
ン、メチルトリフェニルホスホニウムイオン、ベンジル
トリフェニルホスホニウムイオン、テトラフェニルホス
ホニウムイオン等の第4級ホスホニウムイオンが挙げら
れる。 また、本発明の方法において最初のRf、CO□○の抽
出に用いられる第4級オニウム塩中のアニオンとしては
、多様な種類のアニオンが使用可能であるが、通常は塩
素イオンや臭素イオンのようなハロゲンイオン、水酸イ
オン、硫酸イオンあるいは硫酸水素イオン等のイオン交
換しやすいアニオンが使用されるが、これに限定される
ものではない。 本発明の廃水の処理法に使用される水に難混和性の有機
相は、一般式(1)で示される第4級オニ、ラムカチオ
ンの塩を含有して水相と異なった相を形成するものであ
り、通常には第4級オニウム塩と水に難混和性の有機溶
媒からなるが、場合によっては、液状の第4級オニウム
塩を主成分とするものであってもよいし、有機相が二種
類あるいはそれ以上の種類の水に難混和性の相から成る
ものであってもよい。 本発明の方法に用いられる有機相用の水に難混和性の有
機溶媒の例としては、例えば、n−ヘキサン、n−オク
タン、n−デカン等の脂肪族炭化水素類;シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン、デカリン等の脂環式炭化水
素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類;ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテ
ル等のエーテル類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩
化炭素、1.2−ジクロルエタン、クロルベンゼン等の
塩素化炭化水素類:1,2−ジクロロ−1,1,2,2
−テトラフルオロエタン、フルオロトリクロルメタン、
1.1.2− )ジクロロ−1,2,2−)リアルオロ
エタン、1.1.2.2−テトラクロロ−1,2−ジフ
ルオロエタン等の塩素原子とフッ素原子で置換された炭
化水素類;パーフルオロシクロブタン、パーフルオロジ
メチルシクロブタン、パーフルオロヘキサン、パーフル
オロオクタン、パーフルオロデカン、1,3ジ(トリフ
ルオロメチル)ベンゼン、ヘキサフルオロベンゼン、2
H−テトラデカフルオロ−・5−(トリフルオロメチル
) −3,6−シオキサノナン、パーフルオロ−2−ブ
チルテトラヒドロフロン等の酸素原子を含んでもよいパ
ーフルオロ−又はポリフルオロ−カーボン類;あるいは
これらの混合溶媒等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。 有機溶媒を選択する際には、第4級オニウム塩の溶解度
、水相との相分離性、本発明の方法を実施する操作温度
等を考慮して適当な溶媒が選ばれる。 上記溶媒の中でも塩素化炭化水素類や炭化水素類がRf
、Co□OQ■の溶解度が高い点で優れている。 また、含フッ素溶媒が水相との相分離性が良好である点
で優れている。 なお、上記のような水に難混和性の有機溶媒は、本発明
のHFPO合成反応工程における有機溶媒として使用す
ることもできる。 本発明のHFPO合成反応工程に使用される次亜塩素酸
塩としては、水相中で次亜塩素酸イオンを遊離するもの
であればよい。その中でも特に、次亜塩素酸ナトリウム
と次亜塩素酸カルシウムが工業的に大量生産されており
、安価に入手できるので適している。 また、HFPO合成反応工程に使用される水相中には、
次亜塩素酸塩の他に、水酸化ナトリウムのような無機塩
基が存在している方が、次亜塩素酸塩の添加量が少ない
ような反応条件下においても、高い)IFP転化率にな
っても良好なHFPO選沢率が得られるので好ましい。 本発明のHFPO合成反応工程を実施する方法としては
、バッチ法、半流通法および流通法のいずれの反応方法
も可能である。 本発明の廃水処理法の工程1)における第4級オニウム
塩の使用量は、主に廃水相中のRftCOzOの量によ
り依存し、通常はQ■/RflCOZ○のモル比が0.
 5〜20の範囲が、好ましくは1〜10の範囲が、よ
り好ましくは1〜5の範囲が使用される。口○/Rf、
CO□Qが0.5以下の場合には、Rf1CO□Oの抽
出率が低すぎて実用的でないし、また、Q■/Rf、C
O□○が20以上の場合には、本処理法の運転コストが
高くなるので好ましくない。 本発明の廃水処理法の工程1)における第4級オニウム
塩を含む有機相と、Rf、Co□Oを含む水相との接触
方法としては、通常二液相反応力法として使用されてい
るバッチ法、半流通法、流通法のいずれの方法も可能で
ある。ただし、工業的には連続運転が可能な向流多段接
触反応方式や連続式攪拌槽型反応方式等の流通法が有利
であり、特に、向流多段接触反応方式の流通法が廃水相
中のRf、CO□Oに対する第4級オニウム塩の使用量
が少なくてすむ点で有利である。 向流多段反応装置としては、抽出操作等に通常使用され
ているミキサーセトラー、回転円板抽出器、多孔板式抽
出塔、撹拌式抽出塔等がそのまま使用できる。 第4級オニウム塩を含む有機相とRr、co20を含む
水相とを反応させる際の温度としては、室温付近でもよ
く、特に制限はないが、温度が低すぎるとイオン交換速
度が遅くなったり、水相や有機相が凍結したりする問題
が起こるし、また、温度が高すぎると、溶媒の蒸発等が
問題になる。したがって、通常には、−10°C〜10
0 ’Cの間の温度が、望ましくは一5°C〜80°C
の間の温度が選ばれる。 本発明の方法の工程2)に使用されるチオシアン酸イオ
ンのイオン源としては、水溶液中でチオシアン酸イオン
を形成するものであれば、特にそれ以上の制限はなく、
各種の水溶性のチオシアン酸塩が使用される。 水溶性のチオシアン酸塩の例としては、例えば、チオシ
アン酸ナトリウムやチオシアン酸カリウム等のアルカリ
金属塩;チオシアン酸カルシウムやチオシアン酸バリウ
ム等のアルカリ土類金属塩;チオシアン酸亜鉛、チオシ
アン酸鉄、チオシアン酸アンモニウム等が挙げられるが
、これらに限定されるものではない。 ただし、価格、入手のしやすさ等を考慮すると、工業的
に大量に使用されているチオシアン酸ナトリウム、チオ
シアン酸カリウム、チオシアン酸アンモニウムがチオシ
アン酸イオン源として有利である。 本発明の方法における工程1)で生成した有機相中の含
フッ素カルボン酸第4級オニウム塩Rf、CO□○Q■
とSCN (E)のモル比については、特に制約はない
。 ただし、SCN○/Rf、CO□OQOのモル比が1よ
り小さい場合には、完全なRr+cO□Oの交換ができ
ないので、実質的にすべてのRf、CO□9を交換しよ
うとする場合には、SCN○/Rf、CO□og oの
モル比を1以上とする必要がある。 実際上のSCN O/Rr、co□○gOのモル比とし
ては、通常には、SCN○のコスト、イオン交換反応の
容易性等を考慮して、通常はo、s< SCN<3/R
flCO□Cog■く20の範囲が、望ましくは0. 
8< SCN O/ Rf ICO□og■く10の範
囲が、特に望ましくは1 < SCN O/Rf、CO
□OQ■く4の範囲が使用される。 なお、第4級オニウム塩のQ■のカウンターイオンとし
てRflCO□○以外のアニオンが存在する場合には、
実質的にすべてのRflCO□Oを交換しようとする場
合には、SCN○/Q■のモル比を1以上とする必要が
ある。また、実際上のSCN○/gOのモル比としては
、通常は0.5〜20の範囲が、望ましくは0.8〜1
0の範囲が、特に望ましくは1〜4の範囲が使用される
。 以上のように第4級オニウム塩中に、Rf、CO□○以
外のアニオンが含まれていたとしても、大部分はRf、
CO□Oと伺時にチオシアン酸イオンとイオン交換され
るので、特に問題とはならない。 しかし、RflCO□○Q(E)を含有する有機相中に
かなりの量の次亜塩素酸イオンが同伴される場合がある
。次亜塩素酸イオンはチオシアン酸イオンに対する酸化
能力があるので、次亜塩素酸イオンが有機相中に存在す
る場合には、RflCO□OQ■とチオシアン酸イオン
とのイオン交換反応の際にチオシアン酸イオンの一部が
次亜塩素酸イオンとの反応により分解する。したがって
、有機相中の次亜塩素酸イオンの含量が多い場合には、
必要に応じて、チオシアン酸イオン含有水溶液と有機相
を接触する前に、有機相を亜硫酸ナトリウムやチオ硫酸
ナトリウムなどの水溶性還元剤を含有する水溶液で処理
することにより、イオン交換反応時のチオシアン酸イオ
ンの分解を抑制することも可能である。また、チオシア
ン酸イオン含有水溶液に還元剤を溶解しておくこともチ
オシアン酸イオンの分解抑制に有効である。 本発明の廃水処理法の工程2)における含フッ素カルボ
ン酸第4級オニウム塩を含む有機相と、チオシアン酸イ
オンを含む水相を接触させる方法、装置および温度は、
工程1)の有機相と水相を接触させる場合と全く同様の
ものが採用される。 従来、SCN○の分解方法として、次亜塩素酸ソーダ等
の酸化剤による水溶液中のSCN Oの分解が知られて
いるが、疎水性溶媒中のSCN○の分解の例は、本発明
者らが調べた範囲では知られていなかった。 ところが、本発明者らの検討により、驚くべきことに、
チオシアン酸第4級オニウム塩が水と難混和性の有機相
中にあるにもかかわらず、次亜塩素酸ソーダをはじめと
する各種の水溶性酸化剤が、チオシアン酸第4級オニウ
ム塩を効率的に分解することが見出された。 本発明の工程3)に使用される水溶性酸化剤としては、
チオシアン酸イオンと反応してチオシアン酸イオン構造
を分解する各種の酸化剤が使用される。その例としては
、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、次亜塩
素酸カルシウム等の次亜塩素酸塩:塩素酸ナトリウムの
ような塩素酸塩:次亜塩素酸、塩素水:等の塩素系酸化
剤;過酸化水素やむ一ブチルハイドロパーオキサイドの
ようなパーオキサイド系酸化剤;硝酸、亜硝酸や硝酸ナ
トリウムのような硝酸系酸化剤、あるいは過硫酸ナトリ
ウムのような過硫酸系酸化剤等が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。 これらの水溶性酸化剤のなかでも、無機酸化剤が入手が
容易である点、および有機相中の残留が少ない点で優れ
ている。そのなかでも、塩素系酸化剤、特に、次亜塩素
酸ソーダや次亜塩素酸カルシウム等の次亜塩素酸塩が入
手が容易であること、安全性、操作性、反応性の面で優
れており、本発明の方法に適している。 本発明の方法において、反応させる水溶性酸化剤と有機
相中のチオシアン酸第4級オニウム塩のモル比について
は、特に制約はないが、SCN○の分解を充分に行わせ
るためには、水溶性酸化剤/チオシアン酸第4級オニウ
ム塩のモル比は1以上を使用するのが好ましい。 実際には、経済性、反応効率等を考慮すると、水溶性酸
化剤/チオシアン酸第4級オニウム塩のモル比は、通常
は2〜100の範囲が、好ましくは2〜20の範囲が、
特に望ましくは3〜15の範囲が使用される。 チオシアン酸第4級オニウム塩を含む有機相と、水溶性
酸化剤を含む水相との反応方法としては、前述の工程2
)におけるRf +COg OQ Oを含む有機相とS
CN Oを含む水相の反応方法と全く同様の方法が使用
可能である。 チオシアン酸第4級オニウム塩を含む有機相と、水溶性
酸化剤を含む水相を反応させる際の温度としては、室温
付近でもよく、特に制限はないが、温度が低すぎると反
応速度が遅くなったり、水相や有機相が凍結したりする
問題が起こるし、また、温度が高すぎると溶媒の蒸発等
が問題になる。したがって、通常は、−10°C〜10
0°Cの間の温度が、望ましくは一5°C〜60°Cの
間の温度が選ばれる。 第1図に、本発明の方法を実施するためのブロックフロ
ーシートの一例を挙げる。 まず、イオン交換反応工程〔工程1〕で第4級オニウム
塩とRf、CO□○のイオン交換反応によりRf、CO
□Oを水相より抽出し、有機相にRr、co20 Q■
を形成させる。次に、イオン交換反応工程〔工程2〕で
RflCO□○Q■とSCN C)とのイオン交換反応
により、Rf、Co□○を水相へ移行させ、有機相にQ
■SCN Oを形成させる。SCN O分解工程〔工程
3〕では、水溶性酸化剤によるQ■SCN○中の5CN
Oの分解反応が実施され、有機相中にイオン交換活性の
大きな活性第4級オニウム塩が形成される。このように
して得られた活性第4級オニウム塩を含む有機相は、再
びRflC(hOを抽出するためのイオン交換反応工程
〔工程1〕にもどされる。 以上の操作を実施すると、〔工程I〕における廃水相よ
りのRflCO20の抽出と、〔工程2〕におけるRf
、CO20の回収が同時に行われることになる。 なお、通常はHFPO合成反応後のRf+CO2oを含
有する廃水相中には、次亜塩素酸塩が残存している。 したがって、廃水相中に次亜塩素酸塩が存在する場合、
例えば、〔当該処理を行う前の廃水相中の次亜塩素酸イ
オンのモル数〕/〔有機相中のQθSCN Oのモル数
〕のモル比が1以上、好ましくは2〜100の範囲、時
に好ましくは2〜20の範囲である場合には、本処理法
において、Q■5CN(E)を水溶性酸化剤で処理する
工程を省略することも可能である。 すなわち、前述の本発明の「廃水相からの含フッ素カル
ボン酸塩の除去方法」において、工程2)において生成
したチオシアン酸第4級オニウム塩を含む有機相を、そ
のまま工程1)の含フッ素カルボン酸塩と未反応次亜塩
素酸塩を含有する廃水相と接触させることにより、工程
3)の水溶性酸化剤によるSCN Oの分解による第4
級オニウム塩のイオン交換能の向上と、その結果生成し
た活性第4級オニウム塩による廃水相からの含フッ素カ
ルボン酸塩の抽出除去を、−回の操作で同時に実施する
ことも可能である。 第2図に、この方法を実施するためのブロックフローシ
ートの一例を挙げる。 〔工程4〕においては、まず最初は、第4級オニウム塩
と廃水中のRf+COz○のイオン交換反応により、有
機相中にRf、CO□9Q(E)が形成される。イオン
交換反応工程〔工程5]では、Rf+COz OQ O
とSCN○のイオン交換反応により、有機相中にQ■S
CN○が形成される。次に、Q■SCN Oを含有する
有機相は、〔工程4]へもどされ、Rf、Coz○とo
cioを含有する水溶液と接触することにより、SCN
○の分解による第4級オニウム塩の活性化とRflC(
hOの抽出が同時に実施される。以後は、〔工程4〕と
〔工程5〕を交互に繰り返し実施することにより、第4
級オニウム塩を繰り返し使用するRf、GO!○の抽出
方法が可能となる。 第2図の方法を実施すると、第1図の方法に比べて、以
下のような効果がある。 ■工程がひとつ少なくなる。 ■SCN CD分解用の酸化剤コストが不要となる。 ■廃水相中の次亜塩素酸塩がSCN eとの反応により
消費されるので、廃水処理における次亜塩素酸塩の処理
(還元又は分解)コストが低減される。 なお、(工程3)および〔工程4]の二液用反応を実施
する方法としては、前述の工程1)、工程2)、あるい
は工程3)を実施する場合と同様の方法が採用される。 (発明の効果) 本発明の方法を実施することにより、温和な条件下で、
簡単な操作により、HFPO合成反応における廃水相か
ら副生含フッ素カルボン酸塩を効率的に除去することが
できる。 (実施例) 以下に、実施例により本発明を説明するが、本発明は、
これらの実施例の範囲に限定されるものではない。 実施例1 <HFPO合成反応〉 フッ素樹脂でコーティングした撹拌棒、熱電対用ノズル
、圧力計、冷却装置、反応液サンプリング用ノズル〔A
〕、さらに、反応液や生成物の充填および抜き出し用の
ノズル(B)を備えた内容積300dの耐圧ガラス製反
応器をHFPO合成反応に使用する。 まず、当該反応器にトリオクチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド(以下、°“T OM A C”と略記す
る。) 0. 580g (1,44mmol)を含有
するCF2−1−リクロロー1.2.2−  トリフル
オロエタン(以下、“F−113”°と略記する。)溶
液160m1と、1.5重量%の水酸化ナトリウムを含
有する有効塩素濃度6%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
10mQを充填する。内容物を一5°Cに冷却した後、
−5°Cに冷却したRFP4.20g(28mmol)
を充填し、反応液を激しく撹拌することにより反応を開
始する。なお、反応中は、反応液の温度が一5°C〜−
3”Cの範囲になるように反応器を冷却する。 反応開始から10分後に撹拌を止め、反応生成物をガス
クロマトグラフィーで分析したところ、RFP転化率は
ほぼioo%であり、HFPO選沢率は81%であった
。 10分間の反応終了後、反応器内を減圧にして、ノズル
(B)よりHFPOと約40dのF−113を除去した
。その後、反応器内を大気圧にして、反応器より廃水相
を取り出した。廃水相中の内容物を”F−NMRスペク
トルで分析したところ、CF3CO20およびCF:+
pFXCOz O(X = F 、C1、H)で表され
る含フッ素カルボキシレートアニオンの存在が示唆され
た。なお、廃水相中のCF3C0ZO/CF:+CFX
COz○ノモル比は88/12であった。 [CF3CO20およびCF:+CFXC02□9をR
flCO□○と略記する。〕 <Rf、CO□○の抽出〉 前記HFPO合成反応で生成したRf、CO□Oを含有
する廃水相50m1を、各回ごとに新しいTOMAC5
gを含有するF−113溶液50m1を使用して3回抽
出したところ、水相中のRf、CO□○は、はとんどが
有機相へ抽出された。 以下に示す有機相の赤外線吸収スペクトルおよび19F
−NMRスペクトルの分析の結果により、水相から有機
相へ抽出されたRf、CO□○は、Rf、CO□のQ■
のかたちで有機相中に存在していることが示唆された。 ■赤外線吸収スペクトル 1695cm−’に含フッ素カルボキシレートアニオン
の特性吸収ハンドが認めらる。 ■19F−NMRスペクトル 以下に示すシグナルが観測され、標品物質の19F−N
MRスペクトルデータとの比較よりCF3CO20およ
びCF3CFXCO□Oの含フッ素カルボキシレートア
ニオンの存在が示唆された。 CF3−CF2−CO20CF3−CFCjl!  −
CO□0CF3−CFH−CO2・○   CF3−C
o□O<5CNOとのイオン交換反応〉 前記RflCO20の抽出工程で得られたRf、Co□
○Q9を含む第4級オニウム塩(全体で約37.5+n
mo1)を含有するF−113溶液約150 mllを
、Na5CN 5重量%を含む水溶液と50dと30°
Cで10分間撹拌してイオン交換処理を行った。このイ
オン交換処理を10回繰り返したところ、F−113溶
液中の第4級オニウム塩は、はぼ全量がQOSCN○に
変換していることが赤外線吸収スベクトルの分析により
分かった。 Q ”53CN (E)の赤外線吸収スペクトルデータ
νSCN e : 2050cm−’ <5CNOの水溶性酸化剤による分解〉上記イオン交換
反応処理により得られたQ■5CN(E)を含有するを
機相約150dと、NaOH3重鼠%を含む有効塩素濃
度12%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液200戚とを、
30°Cで20分間強力に撹拌混合した。 その結果、有機相中のQ QSCN OのSCN○は、
すべて分解していることが、赤外線吸収スペクトルの2
050cm−’の吸収が完全に消失していることから確
認された。 〈再生第4級オニウム塩によるRr、co、 (E)の
抽出〉上記SCN Oの分解処理操作により得られた第
4級アンモニウム塩を含有するF−113溶液約150
戒を50m1ずつに3等分した。 この溶液50戚を、前述の<Rf+C0zOの抽出〉工
程におけるTOMAC5gを含有するF−113溶液5
0m2のかわりに使用して、同様のRf+COz○抽出
操作を行ったところ、水相中のRr、co、 Oは、は
とんどが有機相へ抽出された。 この結果は、上記S(、N C)の分解処理操作により
得られた第4級アンモニウム塩が、TOMACと同等の
Rf、CO,○抽出能力を有することを示している。 したがって、以上の実験結果より、第1図に示されてい
るような第4級オニウム塩を繰り返し使用して廃水相中
のRf、CO□Oを抽出する方法の実施が可能なことが
確認された。 実施例2 <HFPOの連続合成反応〉 第3図に示すような内容積1.21の管型リアクター〔
6〕、デカンタ−(7]、)(FPO蒸留塔〔8〕、お
よび有機相タンク
〔9〕を備えた連続反応装置により、
HFPよりHFPOを合成した。 まず、管型リアクター〔6〕を一5℃に冷却し、1.2
重量%のTOMACを含有するF−113溶液を、9.
41/hrの流速で反応装置内を循環させる。 次に、1.0mol/fの次亜塩素酸ナトリウムと1.
5重量%の水酸化ナトリウムを含有する次亜塩素酸ナト
リウム水溶液が、管型すアククー〔6]に8,2j!/
hrの流速で導入され、また、同時にデカンタ−〔7〕
から排出される。 HFPが0.5kg/hrの流速で、管型リアクター〔
6〕の前の有機相ラインに供給されることにより、HF
POの連続合成反応が開始される。 管型リアクター〔6]を出た反応液は、デカンタ−〔7
〕で有機相と水相に分けられ、水相は反応装置から放出
される。生成HFPOを含有する有機相は、HFPO蒸
留塔〔8〕に送られ、そこで、生成HFPOと未反応R
FPは、蒸留により有機相から分けられる。HFPOと
RFPが留去された後の残留有機相は、有機相タンク〔
9〕に送られ、そこから管型リアクター〔6〕ヘリサイ
クルされる。 反応開始から15分後においては、反応後のガスクロマ
トグラフィーによる分析によると、HFP転化率は、9
9%以上であり、HFPO選沢率は81%であった。 上記の連続反応において、反応開始後1時間から3時間
の間に得られた廃水相約162中のRf、CO□■の分
布を”F−NMRスペクトルにより調べたところ、CF
iC(hO/ CF3CFXCO□○のモル比は87/
13であった。なお、この水相のpHは12゜3であっ
た。 〔工程A〕 :この廃水相52を、TOMAC400g
を含有するF−113溶液1ONと、多孔板で仕切られ
た10段の攪拌室を有する塔径40manφのジャケッ
ト付き多段式向流抽出塔を用いて、ジャケット温度20
°Cで向流接触させたところ、廃水相中のRf、CO□
Oはほぼ全量が有機相中に抽出され、Rf、Co、○Q
のを形成していた。 〔工程B〕 :次に、〔工程A〕で使用したものと同じ
多段式向流抽出塔で、Rf、CO□OQ■を含有する当
該有機相91を、Na5CN 300 gを含有する水
溶液102と、ジャケット温度20°Cで向流接触させ
たところ、有機相中の第4級オニウム塩は、はとんどす
べてが口0SCN○となっていた。 (口■SCN Oの一部は懸濁状態で存在していた。 ) 〔工程C〕 : 〔工程A〕で使用した多段式向流抽出
塔を用いて、0■SCN○を含有する当該F−113溶
液81と、有効塩素濃度12%(約2規定)の次亜塩素
酸ナトリウム水溶液61をジャケット温度20°Cで向
流接触させたところ、有機相中のQ 05CN○のSC
N Oは、すべて分解していることが赤外線吸収スペク
トル法による分析で確認された。 〔工程D〕 ; 〔工程C〕で得られた第4級オニウム
塩を含有するF−113溶液61を用いて、【工程A〕
と同様の方法で訂、CO□○を含有する廃水相31を処
理したところ、廃水相中のRflCO,○は、はぼ全量
が有機相に抽出されていた。この結果は、[工程C〕で
得られた第4級オニウム塩が、〔工程A〕で使用された
TOMACと同等のRf +CO□Oを抽出する能力を
有することを示している。 実施例3 実施例2と同様のHFPO合成反応を、次亜塩素酸ナト
リウム水溶液の流速を8.’ll/hrのかわりに9.
8A/hrとし、TOMACを含有するF−113溶液
の流速を9,41/hrのかわりに1.51/hrとし
、また、RFPの供給速度を0゜5kg/hrのかわり
に0.4kg/hrとして行った。 その結果、背型リアクター〔6〕の出口においては、H
FP供給開始から30分後では、HFP転化率はほぼ1
00%であり、HFPO選択率は78%であった。また
、HFP供給開始から5時間後のRFP転化率は96%
であり、HFPO選択率は81%であった。 上記のHFPO合成反応において、HFP供給開始後3
時間から5時間の間に得られた廃水相約201中のCF
3CO20/CF3CFXCO! Oのモル比は88/
12であり、この水相のpHは12.5であった。 〔工程E〕: Q■cp○含有有機相とNa5CN含有
水相より調合されたQ 05CN OO,047mol
/lを含有するF−113溶液121と上記廃水相5.
22を、実施例2で使用した多段式向流抽出塔を用いて
、ジャケット温度20°Cで向流接触させたところ、を
機相中のSCN Oは完全に消失し、廃水相中のRf、
Co□○のほとんどが有機相に抽出され、Rf、CO□
○Q■を形成していた。 〔工程F)  ;Rf、Co□OQOを含有する当該有
機相1ONと、Na5CN 200 gを含有する水溶
液51を、実施例2で使用した多段式向流抽出塔を用い
て、ジャケット温度20°Cで向流接触させたところ、
有機相中の第4級オニウム塩は、はとんどすべてがQ 
(EI SCN Oとなっており、Rf、CO□Oは水
相へ移行していた。 〔工程G〕:〔工程F〕で得られたQO5CN Oを含
有する有機相を用いて、〔工程E〕と同様の操作を行う
と、廃水相中のRf、COz○は、はとんどが有機相へ
抽出されていた。 以上の実験結果より、第2図に示されているようなQ 
(E) SCN (E)を繰り返して使用し、廃水相中
のRf、Co、○を抽出する方法の実施が可能なことが
確認された。 実施例4 実施例1と同様のHFPO合成反応で生成したRflC
O□Oを含有する廃水相を、各回ごとに新しいトリオク
チルエチルホスホニウムブロマイド6゜0 g (12
,5mmol)を含有するクロロホルム溶液50m1を
使用して3回抽出したところ、水相中のRflCO20
は、はとんどが有機相へ抽出され、トリオクチルエチル
ホスホニウムカチオンとの塩を形成していることが、水
相の19F−NMRスペクトル分析、および有機相の赤
外線吸収スペクトルの分析により確認された。 以上のようにして得られたRf、COZ9go(この場
合、0■はトリオクチルエチルホスホニウムカチオンを
表す。)を含む第4級ホスホニウム塩(全体で約37.
5mmol)を含有するクロロホルム溶液150戚を用
いて、実施例1における〈SCN○とのイオン交換〉、
<5cNaの水溶性酸化剤による分解〉およびく再生第
4級オニウム塩によるRf、Co□○の抽出〉と同様の
操作を行った。 以上の実験の結果、Q■がトリオクチルエチルホスホニ
ウムカチオンでも、実施例1のQOがトリオクチルメチ
ルアンモニウムカチオンの場合と全(同様の結果が得ら
れ、当該ホスホニウム塩を使用する場合でも、第1図に
示されているようなRf、Co□○を抽出する方法が可
能であることが確認された。 実施例5 実施例1と同様のHFPO合成反応を実施した。 この際に生成したRf、Co□○を含有する廃水相50
dを用いて、実施例1の<RflCO□Oの抽出〉と同
様の操作を、TOMAC5gを含有するF−113溶液
50In1を3回使用するかわりに、テトラヘキシルア
ンモニウムクロライド5gを含有するトルエン溶液50
m1を3回使用して行い、さらに、実施例1の<5CN
Oのイオン交換反応〉と同様の操作を実施したところ、
実施例1と同様の結果が得られ、最終的にqoscNo
(この場合、Q(E)はテトラヘキシルアンモニウムカ
チオンを表す)を含有するトルエン溶液150mが得ら
れた。 このトルエン溶液150dを使用して、引き続き実施例
1の<5CNOの水溶性酸化剤(次亜塩素酸ナトリウム
)による分解〉、および〈再生第4級オニウム塩による
Rf+C(h Oの抽出〉を行ったところ、同様の結果
が得られ、テトラヘキシルアンモニウム塩/トルエン系
が、HFPO合成反応の廃水相からのRf、CO□Oの
抽出に有用であることが分かった。 実施例6 実施例5と同様の操作を、<5CNOの水溶性酸化剤に
よる分解〉工程での水溶性酸化剤として、次亜塩素酸ナ
トリウムのかわりに過酸化水素、硝酸、塩素水、次亜塩
素酸カルシウムを使用して行った。ただし、各種水溶性
酸化剤の水溶液の濃度は2規定、酸化剤/ SCN○の
モル比は30(次亜塩素酸カルシウムの場合はaczo
7 S(:NOが30)、撹拌は30 ’Cで1時間行
った。 その結果、有機相中のSCN Oは、上記条件下でほと
んどが消失したことが、有機相の赤外線吸収スペクトル
の分析により確認された。 また、上記各種酸化剤による処理方法により得られた第
4級アンモニウム塩を含有するトルエン溶液を用いて、
実施例1のく再生第4級オニウム塩によるRf、CO□
Oの抽出〉と同様の操作を行ったところ、いずれの場合
も、水相中のRr、coz Oは、はとんどが有機相へ
抽出された。 以上の結果は、本発明において、有機相のQO3CN 
’)のSON○を分解する水溶性酸化剤として、次亜塩
素酸ナトリウム以外に過酸化水素、硝酸、塩素水、次亜
塩素酸カルシウム等も同様に有用であることを示してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、HFPO合成反応における廃水
相から副生含フッ素カルボン酸塩を除去する廃水処理法
の例のブロックフローシート、第3図は、相間移動触媒
を繰り返し使用してHFPOを製造する装置の一例であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次亜塩素酸塩を酸化剤として使用し、相間移動触
    媒の存在下で水相と有機相の二相系で反応を行いヘキサ
    フルオロプロピレンよりヘキサフルオロプロピレンオキ
    シドを製造する方法において、1)ヘキサフルオロプロ
    ピレンオキシド合成反応工程で生成した副生成物である
    含フッ素カルボン酸塩を含有する廃水相を、一般式〔
    I 〕 R_1R_2R_3R_4A^■〔 I 〕 (ただし、AはNまたはP原子を表し、R_1、R_2
    、R_3およびR_4は、置換あるいは非置換の炭化水
    素基を表す。R_1、R_2、R_3およびR_4中の
    炭素数の合計は、オニウムイオン1個あたり少なくとも
    8である。 R_1、R_2、R_3およびR_4はたがいに連結し
    て複素環を形成してもよいし、また、R_1、R_2、
    R_3あるいはR_4が他のオニウムイオンを含んでい
    てもよい。)で示される第4級オニウムカチオンの塩を
    含有した水に難混和性の有機相と接触させて有機相中に
    含フッ素カルボン酸第4級オニウム塩を形成させ、2)
    含フッ素カルボン酸第4級オニウム塩を含む当該有機相
    をチオシアン酸イオンを含む水相と接触させてチオシア
    ン酸第4級オニウム塩を有機相中に形成させ、 3)次いでチオシアン酸第4級オニウム塩を含む当該有
    機相を水溶性酸化剤を含む水相と接触させてチオシアン
    酸イオンを分解し、 4)得られた有機相を再び1)の工程へもどすことを特
    徴とする廃水相からの含フッ素カルボン酸塩の除去方法
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、工程
    2)において生成したチオシアン酸第4級オニウム塩を
    含む有機相を、そのまま工程1)の含フッ素カルボン酸
    塩と未反応次亜塩素酸塩を含有する廃水相と接触させる
    ことにより、工程3)の水溶性酸化剤によるチオシアン
    酸イオンの分解と、工程4)および工程1)の廃水相か
    らの含フッ素カルボン酸塩の除去を同時に実施すること
    を特徴とする方法。
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CN114956391A (zh) * 2022-07-12 2022-08-30 北京大学 硫氰酸盐废液处理方法

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