JPH0315566A - イオンフロー制御装置 - Google Patents

イオンフロー制御装置

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JPH0315566A
JPH0315566A JP5735690A JP5735690A JPH0315566A JP H0315566 A JPH0315566 A JP H0315566A JP 5735690 A JP5735690 A JP 5735690A JP 5735690 A JP5735690 A JP 5735690A JP H0315566 A JPH0315566 A JP H0315566A
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control
electrode
ion flow
ion
voltage
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JP5735690A
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Masaharu Nishikawa
正治 西川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、イオン発生器で発生したイオン流を選択的
に通過させ、記録媒体上に静電潜像などの画像を形戊す
るための多数の開口を持つイオンフロー制御装置に関す
る。
[従来の技術コ 従来、イオンフロー制御装置には、単一のイオン源で発
生したイオン流が複数の開口に対して共通に作用するよ
うに分流される構造のものと、各開口のそれぞれにイオ
ン発生部が設けられており、各開口ごとにイオン流を発
生することができる構造のものとがある。この発明は前
者の構戊を持つイオンフロー制御装置に関するものであ
り、以下、前者に属する従来技術について説明してゆく
第7図は、特公昭5Cl−43317号公報に開示され
ているイオンフロー制御装置を用いたイオンフロー記録
方式の装置構成を示す概略図である。
同図において、31はコロナイオン発生源、32は背面
電極、33はコロナイオン、34は絶縁層、35はイオ
ン発生源側1と設けられた第1電極、36は記録媒体側
に設けられた第2電極、37は絶縁層と第1および第2
電極を貫通するように設けた開口、38a,38bは記
録信号電圧源であり、39は前記背面電極32に近接配
置した記録媒体を示している。
このような構成において、絶縁層34を挟んで設けられ
た第1電極35と第2電極36との間には、イオン33
が開口37を通過することを促進する方向の電界と、こ
れを阻止する方向の電界が、記録信号源38a,38b
からの記録信号電圧の印加によって選択的に発生する。
コロナイオン源31には、所定の高電圧が定常的に印加
されイオン33が連続的に発生するが、このイオン流が
イオンフロー制御装置を通過すると、多数配列された開
口の上記電界作用によって記録媒体3つ上にイオンが堆
積する部分と堆積しない部分とができ、記録媒体上の印
字ラインごとに静電潜像が形戊される。こうして形成さ
れた静電潜像は、この後の工程において荷電着色粒子な
どによって可視化され、定着処理されるのである。
この記録方式においては、イオン流は開口37毎に制御
する必要があるが、各開口37のそれぞれに信号電圧を
印加するためのドライバー回路を設けると、その数は著
しく多数になり、制御装置が大型化する。そこで第8図
に示したような手段が一般的に用いられる。
第8図は、少数のドライバ−回路で多数の開口部に形成
される電界を制御するために、マトリクス構戊の電極配
線を用いた例である。同図において多数の開口37は、
2次元的に整列配置されている。第21!極36は、開
口37の図中横方向の配列に沿って上記開口37をグル
ープ化するごとくストライプ状の電極36a,36b,
36c,36dに分割されている。また、第111極3
5は、やはりストライプ状の複数の電極に分割され、上
記第2電極の電極群36a,36b〜と所定角度で交差
し、かつ図中上下に2分割された状態で35 5at l  35a2”−なるグループと35bt,
35b2〜なるグループとに分けて作られている。
イオン流は、第1電極35および第211極36に対し
て同時に促進電圧(イオン通過を促進する電界を形成す
る電圧)が印加された開口部分のみを通過し、他の電圧
条件を与えられた開口部分の通過は阻止される。このよ
うなマトリクス構成の電極を設ければ、ドライバー回路
は大幅に圧縮できる。
このようなイオンフロー制御装置を用いた画像記録方式
では、前述したように単一のイオン源が多数の開口に対
して共通に作用するため、各開口がそれぞれイオン発生
部を有する方式のものに比べると、構成が簡易で製作し
やすいという利点がある。しかし一方では、単一のイオ
ン源しか持つていないために、発生するイオン流の密度
をそれ程高くすることができず、画像の記録速度を高め
ることかできないという欠点がある。
ここで記録速度について説明しておく。この記録速度と
はイオンフロー制御装置と記録媒体との6 相対移動速度のことであり、静電潜像を形成する際、記
録媒体上に荷電着色粒子を保持するのに十分な量のイオ
ンが堆積するまでの時間に依存するものである。すなわ
ち、イオン流により記録媒体上に十分な電荷量が蓄積さ
れるまでは、イオン流制御装置を記録媒体上の次の印字
ラインに移動させることができないため、記録速度を上
げることができないのである。もし仮に、制御装置の移
動速度のみを上げたとしても、記録媒体上にはまだ十分
な量の電荷が蓄積されていないため、可視化の際に荷電
着色粒子が確実に保持されずに、不完全な画像になって
しまうのである。
このような記録速度の問題を解決する方法としては、イ
オン発生器で発生するイオンの絶対量を増加し、開口部
を単位時間内に通過するイオンの量、すなわちイオン流
の密度を増加させ、記録媒体上の電荷の蓄積速度を速め
、静電潜像形成の速度を速める方法が考えられる。しか
しこの方法では、多量のイオンを発生し、制御しなけれ
ばならないため、コロナワイヤーや制御電極間に印加す
る電圧を高めなくてはならず、制御装置の絶縁耐圧の限
界を越え、制御装置を破損してしまう恐れがある。また
この問題を解消するため、装置の絶縁耐圧を上げると、
装置が複雑,高価なものになってしまうという問題があ
った。
このように、イオンの絶対量を増加させ、イオン流の密
度を高めることが困難であるため、散在しているイオン
を制御開口に収束させるイオンフロー制御装置、すなわ
ち、実際に記録媒体上にドッ1・を形成するイオン流制
御用の開口の開口面積よりも広い範囲からイオンを収束
して導くイオン流収束効果によりイオン流の密度を高め
ることができるイオンフロー制御装置が特公昭61−8
424号公報に開示されている。
第6図(a)〜(e)にこのイオンフロー制御装置の構
戊を示す。同図(a)は、イオンフロー制御装置のイオ
ン制御部の制御開口付近の断面図であり、絶縁層D,E
を挟んで3層の電極A,B,Cが設けられた多層構造と
なっている。また、F1とF2は前述した開口のイオン
流出側およびイオン流入側での開口径を示しており、F
1に比べてF2の方が大きな径を持つように構成されて
いる。さらに、第6図(b),(C)は、同図(a)に
示した電極A,Bの平面構造を示す図である。
この電極A,Bは、中間に基準電極Cが設けられている
点で前述した第8図の例とは異なるが、同様なマトリク
ス構成の電極配線が成されており、少数のドライバー回
路で多数の開口部の電界を制御する構戊とされている。
このような構戊において、基準電極Cには常に一定の電
位が与えられている。また、電極A, Bの各々には、
記録画像信号にしたがって図示しない電圧源より、電極
AC間および電極BC間に、開口F1,F2をイオン流
が通過する方向、あるいはこれを阻止する方向の電界が
生じるような電圧が、基準電極Cの電位を基準にして印
加される。
このようにしてイオン流を通過させる方向の電界が形威
された電極A,Hの交点に位置する開口のみがイオン流
を通過させ、その他の開口はイオン流の通過を阻止する
ように作用する。
9 上記したイオンフロー制御装置においては、第6図(a
)に示すようにイオン侵入側の開口径F2を、イオン流
出側の開口径F1よりも大きくしてあるので、イオンを
、イオン流制御用の開口の開口面積よりも広い範囲から
集めてくることができ、同じイオン発生器を用いた場合
でも、従来より多くのイオンを開口内へ導くことができ
、イオンの通過量を増加し、記録速度の高速化を図るこ
とができる。
なお、第6図(d)は第6図(a)に示したイオンフロ
ー制御装置の他の実施例であり、この実施例が第6図(
a)に示した実施例と異なる点は、共通電極Cが01と
C2に分離され、離間配置されている点であるが、これ
は制作上の差異であり、基本構戊および作用効果は第6
図(a)に示したイオンフロー制御装置と同じである。
また、第6図(e)は、ストライプ状の電極上に、でき
る限り大きな径の開口が形成できるように、2次元マト
リクス状に配置された各開口の縦方向および横方向の配
列間隔を揃えた例を示す図10 であり、このように構成すれば、イオンの収束効果をよ
り高めることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のイオンフロー制御装置においては
、上述したようにイオン発生源側の開口を大きくしてゆ
くと、開口径F2は、しだいに電極Aの幅に近づくこと
になり、これにともなって電極Aの電極部分の面積が減
少し、制御電極としての作用が不完全なものとなってし
まうという問題があった。
さらに、上述したように各開口の縦横の配列間隔を揃え
、各開口の開口面積をできる限り大きくしようとすると
、ストライブ状に配置されている電極群Aの各電極の間
隔を狭めなくてはならず、各電極間に設けられている絶
縁体の幅を狭める結果となり、高電圧の信号電圧に対し
て絶縁不良を起こす恐れがあるという問題が生じてしま
う。
また、このように1つの電極でイオン流収束とイオン流
通過制御の2つの役割を果たすよう構成する場合、高電
圧のイオン流制御信号を高速でス11 イッチングしなければならないため、この電極に電圧を
印加するドライバー回路の耐圧を高めなければならず、
装置が複雑,高価なものになってしまうなど、種々の不
都合が生じてしまうという問題があった。
したがってこの発明は、各イオン流制御開口の・イオン
の単位時間当たりの通過量をより増加させることができ
、イオン流の通過効率が良く、記録速度の高速化が可能
なイオンフロー制御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述した目的を達成するため、この発明は、イオン源と
記録媒体との間に配置され、イオン源で発生したイオン
流を制御し、記録媒体上に像形成を行うイオンフロー制
御装置において、絶縁部材を介して離間支持された第1
の制御電極と第2の制御電極の少なくとも2層の電極層
を有する積層体に、第1の貫通孔である複数の制御開口
を列状に形成してなるイオン流制御部と、前記第1の制
御電極と第2の制御電極との間に印加する電圧を12 ?御し、前記第1,第2の制御電極間に形戊される電界
を制御する制御電圧印加手段と、前記第2の制御電極上
に一体的に設けられ、絶縁部材および一様な平板状の収
束電極を順次積層した積層体に、前記制御開口よりも開
口面積が広い第2の貫通孔である複数の収束開口を、前
記制御開口のそれぞれに連通ずるごとく形成してなるイ
オン流収束部と、前記収束電極と前記第2の制御電極と
の間に電界を形成する収束電圧印加手段とを有するイオ
ンフロー制御装置を構戊した。
なお、前記イオン流制御部の第2の制御電極にイオン流
を阻止する方向の電圧が印加されているとき、この第2
の制御電極と前記収束電極との間の電位差をE■とし、
第2の制御電極に印加する電圧の変化幅をE2としたと
き、このEよとE2の関係が、E1≧2E2となるよう
に前記制御電圧印加手段および収束電圧印加手段が設定
されるのが望ましい。
さらに、前記第1,第2の制御電極間の距離をt0とし
、前記収束電極と第2の制御電極との距13 離をt2としたとき、このt1とt2の関係が、2t1
≦t2となるように前記第1,第2制御電極および収束
電極が設けられていることが望ましい。
[作用コ このように構成すれば、収束電極に印加された電圧によ
って形成される第2の貫通孔における電界レンズの作用
によりイオン流が収束され、その結果、第1の貫通孔を
通過するイオン流密度が高まり、より高速な画像記録が
行われる。
また、イオン発生源側に配置された収束電極が一様な平
板状の電極であるため、この収束電極上に形成される収
束開口の配置や形状は、第1,第2の制御電極の形状に
よる制約をうけない。
さらに、イオン流収束部とイオン流制御部とが独立に作
用するので、制御電極および収束電極に電圧を印加する
ためのドライバー回路の構成が単純なものになる。
[実施例コ 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例に14 ついて説明する。
第1図は、この発明の第1実施例であるイオンフロー制
御装置のある一つの制御開口部分の構成を説明するため
の図である。同図において、1はイオンフロー制御装置
であり、マトリクス状の第1制御電極2、第1絶縁層3
、および71・リクス状の第2制御電極4を順次接合し
てなる積層体を貫通して小径孔である制御開口7が形成
されており、さらに、この第2制御電極4の上面に、第
2絶縁層5、および第3の電極である平板状の収束電極
6が積層され、これらを貫通して前記制御開口7よりも
大径孔である収束開口8が、制御開口7のそれぞれに対
応して連通形威されている。なお、図中■は、この開口
を通過するイオンの流れを示す曲線である。
また、第2図(a)〜(C)は、それぞれ第1図に示し
た各電極6,4.2を同マ方向から見た平面図である。
図中、斜線の部分は電極を示し、開口部以外の他の部分
は絶縁体で構成されている。
収束電極6はイオン流収束作用を生じるためだけ15 に用いられる補助電極の役割をするため、第2図(b)
,(C)に示した他の制御電極4,2の様にマトリクス
状の電極構成にはなっておらず、同図(a)に示したよ
うに一様な平板状の電極となっている。
このような構成において、電極4,6間にはイオンを収
束させるための高いバイアス電圧が図示しないバイアス
電源より印加され、すべての収束開口8において、電界
レンズ効果によりコロナイオン流は曲線■で示されるご
とく、開口面積よりも広い範囲から収束開口8内へ向け
て収束され、収束開口8の内部では、開口径よりも十分
に小さな径の流れに変換される。さらに制御電極2,4
間には、収束電極6に印加される電圧よりはるかに低い
、イオン流の通過を制御するための信号電圧が図示しな
い信号電圧源より印加され、制御開口7においては、上
述した制御電極2,4間にイオンの通過を促進する方向
の電圧が印加されている場合のみ上記収束開口8で収束
されたイオン流Iを通過させる。
16 このようなイオンフロー制御装置によれば、イオン流収
束効果を生じさせるために設けたイオン流収束部と、イ
オン流通過の制御を行うため設けたイオン制流御部とを
独立して作用させることができる。すなわち、第6図に
示した従来装置のようにイオン流収束部とイオン流制御
部とが区別されていない構戊では、イオンフロー制御装
置のイオン発生源側の制御電極が、イオン流収束のため
の高電圧印加と、イオン流通過制御のための信号電圧の
高速スイッチングの2つの要素を同時に満足していなけ
ればならないことになるが、この実施例の構戊によれば
、高電圧が印加される収束電極6と、高速スイッチング
が必要な制御電極2,4とを区別することにより、それ
ぞれの電極の設計の自由度を増すことができる。したが
って、従来装置で述べた電極面積の減少の問題や絶縁不
良の問題を解消でき、各制御開口7に連通して設けられ
る収束開口8の開口径は、イオン流収束部の収束電極6
の電極としての作用を妨げない限り大きくとることがで
きる。
l7 さらに、これらの収束電極6や制御電極2,4に電圧を
印加するドライバー回路も、収束電極6の方には常に一
定なイオン収束用の高電圧を供給し、制御電極2,4の
方には収束電極に印加する電圧よりも低い電圧の高速信
号電圧を印加すればよいので、回路構成を単純なものと
することができる。
なお、前述したように制御開口7の開口径は、収束開口
8の開口径よりも小さいため、収束されたイオン流の径
が収束開口8の径より十分に小さくなっていなければ、
制御開口7を通過するのに支障がでる。収束開口8での
イオン流東径は、電極4,6間に印加するイオン流促進
方向の電位傾度、すなわち電位勾配に依存する。したが
ってこの収束電界の電位傾度を高め、イオン流Iを収束
開口8内で十分に小径にしておけばよく、こうすれば制
御電極2,4間に印加するイオン流通過促進方向の電圧
を低く設定することができ、イオン制御部の制御電極お
よびドライバー回路の耐圧を上げる必要がなくなる。
18 また、このようなイオンフロー制御装置のイオン流収束
効果は、収束開口8の径を大きくしたり、電極4、6間
に印加する電圧を上げれば上げる程増大するが、ある1
つの収束開口内へ取り込まれるであろうイオンの収束開
口8に侵入する前の存在領域が、隣接する他の収束開口
に取り込まれるイオンの開口侵入前の存在領域と接する
と、それ以上は増加しなくなる。第2図(a)に示した
ように、収束電極6は、一様な平板電極であって、これ
と第2制御電極4とによって生じるイオン流収束電界は
、2次元的に設けられている開口すべてに均等に生じさ
せることができる。また収束電極6が一様な平板電極で
あるために、収束開口8を配設する際の設計の自由度が
高く、電極構造に制約されること無く、十分な大きさの
収束開口を2次元マトリクス状に配列することができ、
さらに、第6図に示した制御装置のようにストライプ状
の欠落部がないため、電極として安定して作用するため
に必要な面積を十分に確保することができる。なお、こ
の実施例では収束開口8を円形と19 することで、上述した隣接する開口とのイオンの存在領
域に関する干渉を最小限に押さえることができる。
さらに別の効果として、第6図(a)または(d)に示
した制御装置においては、イオン発生源側の電極上のあ
る1つの促進電界が形成されている制御開口を例にとっ
た場合、この制御開口に隣接する制御開口に形成される
電界が、先の制御開口に形成される電界と同一方向く促
進方向)の時と反対方向(阻止方向)の時とでは、先の
制御開口に流入するイオンの流入量に違いが出てしまい
、イオン流が不安定になってしまっていた。これは隣接
する制御開口に形戊される電界が、その隣の制御開口に
形威されている電界と逆方向のときに、相反する逆方向
の2つの電界の相互干渉によって生じる電界の歪みに起
因するものである。
しかし、第1図に示した収束電極6と制御電極4との間
では、どの収束開口にもイオン収束方向の電界のみが発
生するため、隣接する開口との間に電界の歪みは発生せ
ず、イオン流の収束開口820 ヘの取り込みが安定して行われることになる。
ところで、この実施例のイオンフロー制御装置において
は、制御電極4に、イオン流通過促進の電圧を印加する
場合と、阻止の電圧を印加する場合とを比べてみると、
制御電極4と収束電極6の間の電位差は前者のほうが小
さく後者の方が大きい。このことは、制御開口7をイオ
ン流が通過する制御条件にしたがい、収束電極6に印加
する電圧を適正化しないと、イオン流収束効果が減少ま
たは消滅してしまうことを意味する。この問題点を解決
し、上記のイオンフロー制御装置を良好に作用させるた
めには、電極4,6間に印加する電圧が、制御電極4に
印加される信号電圧の変化幅に比べて十分大きくなるよ
うに設定し、制御電圧の値によって収束電界があまり減
少しないように設定しておけばよい。
しかし、接近する電極間の絶縁体に過度の高電界が加わ
ると、絶縁破壊によって大電流が流れ回路を破壊してし
まう恐れがある。電極4,6間に高い電圧を印加してお
いても絶縁破壊しないため2l ?は、絶縁層5の厚さt2を増大させるようにする。絶
縁層3の厚さをt0とするとき、t2の厚さをt■の2
倍以上、好ましくは3倍以上に設定しておけば、電極4
、6間に印加する電圧を、電極4に印加する制御電圧の
変化幅のtz/t1倍以上とすることができ、絶縁破壊
の心配のないイオンフロー制御装置を構或することがで
きる。
ところで、第1図に示した実施例は種々変更可能である
。例えば、制御電極4と制御電極2の位置は、相互に入
れ替えて構成することができる。
また、絶縁層3および5に形成される制御開口7および
収束開口8の開口径は、収束電極6に設けられた開口の
径と等しいものとして図示したが、絶縁層のおもな役割
は、各電極を正確なギャップで維持することであるから
、その開口径は、各電極に設けられた開口の径よりも大
きくすることもできる。
第3図(a),(b)は、絶縁層5の開口形状の変形例
を示す図で、同図(a)は、マトリクス状に配置された
開口を縦方向に連結するように長22 了L窓状の開口9を設けた例である。この構成の利点は
、絶縁体5の開口と電極8の開口を厳密に合わせる必要
がないために加工が容易になることと、沿面放電間の距
離が長くなるとともに絶縁体の開口部付近に汚れが付着
しにくくなるなど、絶縁耐力が高められる点にある。さ
らに同図(b)は、マトリクス状の開口が設けられてい
る領域全体を一つの窓で対応させた例を示している。こ
の場合には、窓の加工はいっそう容易になる。なお、窓
の長さlは、開口の配列状態よって決まるが、数mm程
度で1方向の開口のマトリクス状の配列が可能である制
御装置に関しては、このような窓形状でもスペースt2
の維持は十分可能である。
次に、本願イオンフロー制御装置を用いたイオンフロー
記録装置について第4図を用いて説明する。
第4図(a)は、制御電圧印加手段と収束電圧印加手段
の構或を説明するための図であり、同図(b)は各部の
電位を動作状況に対応させて説明するための説明図であ
る。
23 第4図において、11はコロトロン、12はそのワイヤ
部、13はコロトロン電源、14は阻止電界電源、15
,18.19は促進電界電源、16は記録媒体、17は
収束電界電源、20.21はスイッチング素子を示して
いる。なお、イオンフロー制御装置1に関しては、第1
図と同様の部材には同様の符号を付し、詳しい説明は省
略する。
このような構成において、コロトロンl1のワイヤ電極
12からはコロトロン電源13からの電圧印加でコロナ
イオンが発生し、このイオンはイオンフロー制御装置1
との間に散在する。収束電極6には図中Xoff点の電
位、すなわち電極4へ阻止電圧が印加されているときの
電位を基に電源17によって、収束電極6の収束開口8
にイオン流を収束して取り込むための電界を形戊するに
十分な電圧が定常的に印加される。制御電極2,4には
、スイッチング素子20または21によりイオン流通過
制御信号に応じた電圧が印加されるが、スイッチング素
子がONの時は、制御電極2,4にはそれぞれXOn,
YOn点の電圧が、OF24 Fの時は、Xoff,Yoff点の電圧が印加されるも
のとする。電源14は制御電極2,4にXoff,Yo
ff点の電圧がそれぞれ印加されている時にイオン流が
開口7を通過しないように阻止電界を形成するために設
けられている。スイッチング素子20がONになると、
促進電界電源1つの電圧が制御電極2に印加されるよう
構威されている。促進電界電源15は、制御開口7を通
ったイオン流が拡散することなく記録媒体16に到達す
るために設けられている。なお記録媒体16としては、
静電記録紙、静電記録ドラムなどの電荷保持部材が用い
られる。
次に、第4図(b)を用いて同図(a)に示したイオン
フロー記録装置の動作を説明する。
図中■1はイオン流収束用の平板状の収束電極6の電位
、V2はスイッチング素子21がOFFのときの電極2
の電位(Yo f f )、Vsはスイッチング素子2
0がONのときの電極4の電位( X o n )、■
4はスイッチング素子21がONのときの電極2の電位
( Y o n )、V5はスイッチング素子20がO
FFのときの電極4の電位(Xoff)である。また、
領域Aはスイッチング素子20がOFFで21がONの
状態、領域Bはスイッチング素子20.21がともにO
Nの状態、領域Cはスイッチング素子20がONで21
がOFFの状態、領域Dはスイッチング素子20.21
がともにOFFの状態を示している。
同図から分かるように、それぞれの電極の電位が高いほ
うから順に6.4.2となって、促進方向の電界が連な
って形戊されるのは、スイッチング素子20,21がと
もにON状態にある領域Bのみであり、領域B以外では
イオンは通過しない。
したがってこのスイッチング素子20.21を用いれば
、自由にイオンの通過を制御することができる。
ところで、イオン流を収束するための電界の強さは、制
御電極4と収束電極6の間の電位差によって決定される
。スイッチング素子20がOFFの場合、この電位差は
VI  V5であり、ONの場合はVs  V3である
25 26 ?こでVt  V5 =E1,V3  V,=E2 (
!:すれば、電極4,6間には、最大E1の電圧が印加
され、両電極間の絶縁耐圧は、これ以上でなくてはなら
ない。また、イオン流が開口を通過するときには、スイ
ッチング素子20がONとなるから、電極4,6間には
、EI  E2の電圧が印加され、この値がイオン流を
収束するのに十分な値でなければならない。イオン流収
束のための電圧EI  E2が少なくともマトリクス電
極4の制御電圧E2より大きくなる条件EI  E2 
>E2を考えると、El >2E2となり、好ましくは
、E■〉3E2となる程度の電圧E0を確保すればイオ
ンは確実に収束される。
また、El/E2の比を大きくすると(E■一E2)/
El、すなわち制御電極4に印加する電圧によってイオ
ン流を収束するための電圧が変化する割合は1に近づき
、電極4,6間の絶縁耐圧に近い値の収束有効電圧(イ
オンが制御開口7を通過するときの収束電圧)を得るこ
とができる。
E2は開口7のイオン流通過制御の条件から決27 ?され、大幅な設定値の変更は行い難い、したがってE
 1/ E 2の比を大きくするには、E1を大きくす
る必要がある。
E1を大きくすることに対する制約は、主として1i1
4.6間の絶縁耐圧によって生じる。これを満たすため
には、絶縁層5の厚さを増すようにすればよい。E■を
増大させたときの電位を■。
で示す。
第5図は第4図(a)に比べ絶縁層5の厚さを増して5
Wとした例を示している。第1図のイオン流飛跡から分
かるように、イオン流収束効果は収束開口8の入り口の
外側に生じる等電位線の歪みによってのみ生じる。また
、収束開口8の内部のイオン流は平行束に近い状態で移
動する。このイオンの動きは制御開口7の入り口におい
ても同様である。したがって上記絶縁層5を厚くすれば
、イオン流の収束効果やイオン流通過制御に悪影響を与
えることなくE1を増大させることができる。
なお、実験によれば、第4図(a)に示したイオンフロ
ー制御装置の収束電極6および絶縁層528 を除いたイオンフロー制御装置において、絶縁層3の厚
さを100ミクロン、制御開口7の直径を160ミクロ
ン、電極2,4にともにイオン流の通過を促進する方向
の信号電圧を印加したときの電極間電位差を130V,
記録ドットのドット間ピッチを64ミクロン、記録紙送
り速度38mm/ s e c ,印加パルス幅0.2
ミリセカンドで静電記録紙上に形戊したべ夕画像の静電
潜像電位を、測定したところ、約12Vの電位が得られ
ていた。
これに対し、この制御装置を第4図(a)のごとく変更
し、絶縁層5の厚さを300ミクロン、収束開口8の直
径を280ミクロン、電源17の電圧を500Vとし、
他の条件は上記の場合と同じとし、静電記録紙上に同様
に形成したべ夕画像の静電潜像電位を測定したところ、
得られた電位は約40Vであり、同じ時間内に蓄積され
る電荷の量が増加したことが確認された。このことは記
録媒体上に同程度の電位を蓄積するための時間が短縮さ
れていることを示し、これによりイオンフロー制御装置
の記録速度が上がったことが確認され2つ たのである。
さらに、以上述べてきた実施例では、イオン流の通過を
制御するイオン流制御部として、絶縁層を挟んで設けた
2電極によるイオン通過制御方式を例示したが、この2
層の電極間にもう1枚の共通電極を設けた3電極方式な
ど各種のイオン流制御部を適用することも、もちろん可
能である。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、イオン源からの
イオン流を各開口に確実に取り込むことが可能なイオン
フロー制御装置が実現され、高速のイオンフロー記録を
達或することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のイオンフロー制御装置の第1の実施
例を説明するための図、第2図は第1図に示した第一実
施例装置の電極部分の構成を示す図、第3図は絶縁部材
に設けた開口の他の実施態様を示す図、第4図はこの発
明のイオンフロー制御装置を用いた画像記録装置を説明
す:るための説明図、第5図はイオンフロー制御装置の
イオン収30 東部の絶縁層部分を示す図、第6図は従来のイオンフロ
ー制御装置の構戊を示す図,第7図はこの発明に関わる
イオンフロー記録方式の原理を説明するための図、第8
図は一般的なイオンフロー制御装置の制御電極の構戊を
説明するための説明図である。 1・・・イオンフロー制御装置 2・・・第1制御電極 3・・・第1絶縁層 4・・・第2制御電極5・・・第
2絶縁層 6・・・収束電極7・・・制御開口 8・・
・収束開口 11・・・イオン発生源 16・・・記録媒体第1図 6 (a) (a) 第4図 第3図 〜6 〜4 b (b) 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオン発生源と記録媒体との間に配置され、イオ
    ン発生源で発生したイオン流を制御し、記録媒体上に静
    電像形成を行うイオンフロー制御装置において、 絶縁部材を介して離間支持された第1の制御電極と第2
    の制御電極の少なくとも2層の電極層を有する積層体に
    、第1の貫通孔である複数の制御開口を列状に形成して
    なるイオン流制御部と、前記第1の制御電極と第2の制
    御電極との間に印加する電圧を制御し、前記第1、第2
    の制御電極間に形成される電界を制御する制御電圧印加
    手段と、 前記第2の制御電極上に一体的に設けられ、絶縁部材お
    よび一様な平板状の収束電極を順次積層した積層体に、
    前記制御開口よりも開口面積が広い第2の貫通孔である
    複数の収束開口を、前記制御開口のそれぞれに連通する
    ごとく形成してなるイオン流収束部と、 前記収束電極と前記第2の制御電極との間に電界を形成
    する収束電圧印加手段とを有することを特徴とするイオ
    ンフロー制御装置。
  2. (2)前記イオン流制御部の第2の制御電極にイオン流
    通過を阻止する方向の電圧が印加されているとき、前記
    第2の制御電極と前記収束電極との間の電位差をE_1
    とし、第2の制御電極に印加する電圧の変化幅をE_2
    としたとき、このE_1とE_2の関係が、E_1≧2
    E_2 となるように前記制御電圧印加手段および収束電圧印加
    手段が設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    イオンフロー制御装置。
  3. (3)前記第1、第2の制御電極間の距離をt_1とし
    、前記収束電極と第2の制御電極との距離をt_2とし
    たとき、このt_1とt_2の関係が、2t_1≦t_
    2 となるように前記第1、第2制御電極および収束電極が
    設けられていることを特徴とする請求項1または2記載
    のイオンフロー制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08276612A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Nec Corp 現像装置
WO1999038697A1 (en) * 1998-01-30 1999-08-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image forming device and image forming method

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