JPH03157444A - スチレン系樹脂組成物 - Google Patents

スチレン系樹脂組成物

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JPH03157444A
JPH03157444A JP29404989A JP29404989A JPH03157444A JP H03157444 A JPH03157444 A JP H03157444A JP 29404989 A JP29404989 A JP 29404989A JP 29404989 A JP29404989 A JP 29404989A JP H03157444 A JPH03157444 A JP H03157444A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は新規なスチレン系樹脂組成物に関する。 さらに詳しくいえば、本発明は、OA機器、家電製品、
自動車部品などの素材として好適な、高い衝撃強度、か
つ優れた光沢及び耐熱性を有するなど物性バランスに優
れるスチレン系樹脂組成物に関するものである。 r従来の技術〕 ゴム変性したスチレン系樹脂組成物は、耐衝撃性及び剛
性に優れ、また成形加工性が良いことから各種用途に広
く用いられている。また、このゴム変性スチレン系樹脂
組成物の耐熱性を向上させるためスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体を混合することが行われている。 しかし、従来知られているサラミ構造を有するゴム変性
スチレン系樹脂組成物にスチレン−無水マレイン酸共重
合体を混合した組成物は耐熱性が向上するものの、耐衝
撃性が大きく低下するという欠点があった(特開昭55
−161836号公報)。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような従来の耐熱性スチレン系樹脂組成
物が有する欠点を克服し、高い衝撃強度を有し、かつ優
れた光沢及び耐熱性を有するなど物性バランスに優れt
;スチレン系樹脂組成物を提供することを目的としてな
されたものである。 【課題を解決するt;めの手段1 本発明者は、耐衝撃性、光沢、耐熱性などの物性バラン
スに優れたスチレン系樹脂組成物を開発するために、鋭
意研究を重ねた結果、ゴム変性スチレン系樹脂組成物と
して分散ゴム形態がオクルージョン構造を有するゴム変
性スチレン系樹脂組成物を使用することが前記目的に適
合しうろことを見い出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至っt二。 すなわち、本発明は、(a)分散ゴム形態がオクルージ
ョン構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物95〜
55重量%と(b)スチレン系単量体と不飽和ジカルボ
ン酸無水物とからなる共重合体若しくは該共重合体をゴ
ム変性しt:共重合体又はこれらの混合物5〜45重量
%(c)スチレン系成分を含むゴム状重合体0〜30重
量%からなることを特徴とするスチレン系樹脂組成物を
提供するものである。 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明のスチレン系樹脂組成物における(a)成分のゴ
ム変性スチレン系樹脂組成物は、分散ゴム形態がオクル
ージョン構造を有することが必要である。 分散ゴム形態がオクルージ1ン構造を有しないと耐衝撃
性及び光沢性に劣ったものとなってしまう。 ここでオクルージ3ン構造とは、一つのゴム粒子中に、
コアがスチレン系重合体で、シェルがゴム状重合体から
なる内包オクルージョンが5個以下含まれており、かつ
そのうちの少なくとも50%以上が内包オクルージッン
が1個である構造のことをいう。 本発明においては、上記の如きオクルージョン構造を7
0%以上有することが好ましく、サラミ構造などの粒子
が30%以上混在すると、良好な光沢が得られないおそ
れがある。 (a)成分のゴム変性スチレン系樹脂組成物は、スチレ
ン系重合体とゴム状重合体からなる。 該スチレン系重合体は、スチレン単独重合体であっても
よいし、スチレンと共重合可能な単量体との共重合体で
あってもよい。該共重合可能な単量体としては、例えば
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルエチルベ
ンゼン、ビニルキシレン、p−t−ブチルスチレン、α
−メチル−p−メチルスチレン、ビニルナフタレンなど
の芳香族モノビニル化合物、アクリロニトリル、メタク
リル酸メチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸、アク
リル酸、無水マレイン酸、フェニルマレイミドなどを挙
げることができる。これらの単量体は1種用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、スチレン
を含む全単量体に対して、通常50重量%以下、好まし
くは40重量%以下の割合で用いられる。 一方、該ゴム状重合体の種類については特にfM限はな
く、従来ゴム変性スチレン系樹脂組成物に慣用されてい
るもの、例えば天然ゴムや、ポリブタジェンゴム、ポリ
イソプレンゴム、スチレン−ブタジェン系共重合体ゴム
、スチレン−イソプレン系共重合体ゴム、ブチルゴム、
エチレン−プロピレン系共重合体ゴムなどの合成ゴム、
あるいはこれらのゴムとスチレンとのグラフト共重合体
ゴムなどを用いることができるが、これらの中でスチレ
ン−ブタジェン系ブロック共重合体ゴムあるいは、スチ
レン−ブタジェン系ブロック共重合体ゴムとポリブタジ
ェンゴムとを併用しt;ものが好ましい。ここでスチレ
ン−ブタジェン系共重合体ゴムとポリブタジェンゴムと
を併用する場合、前者/後者−1070〜6/4(重量
比)の割合とすることが好ましく、特に、前者/後者−
1010〜6.5/3.5 (重量比)とすることが好
ましい。 このスチレン−ブタジェン系ブロック共重合体ゴムとし
ては、分子量が50,000〜soo、oooの範囲に
あり、かつスチレン類で形成される重合体ブロックの含
有量が10〜60重量%の範囲にあるものが特に好まし
い。該分子量がso、ooo未満のものでは耐衝撃性が
十分ではないし、soo、oooを超えると成形時の流
動性が低下するようになり、好ましくない。またスチレ
ン類で形成される重合体ブロックの含有量が10重量%
未満のものでは光沢に劣るし、60重量%を超えると耐
衝撃性が低下する傾向がみられる。また、このスチレン
−ブタジェン系ブロック共重合体ゴムに、分子量がs 
o、o o o〜1.000,000程度のポリブタジ
ェンゴムを適宜配合して用いてもよい。 このゴム状重合体の分子量は、GPCによるポリスチレ
ン換算値での重量平均分子量である。 ゴム状重合体は、オクルージョン構造を有し、かつ面積
平均粒子径(直径)が0.1−0.7μm1好ましくは
0.2〜0.5μmで、数平均粒子径(直径)に対する
面積平均粒子径の比が、1.0〜2.5、好ましくは1
.0〜1.8の粒子として、前記(a)成分のスチレン
系重合体中に分散していることが好ましい。 前記面積平均粒子径が0.1/1m未満では耐衝撃性が
十分でないし、0.7μmを超えると光沢が低下する傾
向が生じる。また、数平均粒子径に対する面積平均粒子
径が2.5を超えると光沢が低下する傾向が生じる。 まI;、該スチレン系重合体と該ゴム状重合体は、それ
ぞれ70〜92重量%及び30〜8重量%、好ましくは
72〜90重量%及び28〜10重量%の割合で含有す
ることが好適である。ゴム状重合体の含有量が8重量%
未満では耐衝撃性の改良効果が十分に発揮されない傾向
が生じ、30重量%を超えると光沢や流動性が低下する
傾向が生じる。 (a)成分のゴム変性スチレン系樹脂組成物は、スチレ
ン系重合体とゴム状重合体とをブレンドすることにより
製造することができるが、ゴム状重合体の存在下に、ス
チレン又はスチレンと共重合可能な単量体とを重合させ
ることによって調製することが好ましい。 次に、塊状−懸濁二段重合法による本発明の樹脂組成物
の好適な製造方法の1例について説明すると、まずスチ
レン又はスチレンと共重合可能な単量体との混合物に、
ゴム状重合体を添加し、必要に応じ加熱して溶解させる
。この溶解はできるだけ均一に行うことが好ましい。 次に、この溶液に、アルキルメルカプタンなどの分子量
調節剤(連鎖移動剤)及び必要に応じてl用いられる有
機過酸化物などの重合開始剤を加え、70〜150℃程
度の温度に加熱しながら、撹拌下に重合度が10〜80
%になるまで塊状重合法による予備重合を行う。この予
備重合工程において該ゴム状重合体は撹拌により粒子状
に分散される。 次いで、前記予備重合液を第三リン酸カルシウムやポリ
ビニルアルコールなどを懸濁剤として、水相に懸濁し、
通常、重合度が100%近くなるまで懸濁重合(主重合
)を行う。なお、必要に応じ、この主重合工程の後、さ
らに加熱を続けてもよい。 前記分子量調節剤としては、例えばa−メチルスチレン
ダイマー、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメ
ルカプタン、1−フェニルブテン−2−フルオレン、ジ
ペンテン、クロロポルムなどのメルカプタン類、テルペ
ン類、ハロゲン化合物などを挙げることができる。 また、所望に応じて用いられる重合開始剤としては、例
えば1.1−ビス(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキ
サン、1.l−ビス(1−ブチルペルオキシ) 3.3
.5− トリメチルシクロヘキサンなどのペルオキシケ
タール シド ジメチル−2.5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ンなどのジアルキルペルオキシド類、ベンゾイルペルオ
キシド、m−トルオイルペルオキシドなどのジアルキル
ペルオキシド類、シミリスチルペルオキシジカーボネー
トなどのペルオキシジカーボネート類、t−ブチルペル
オキシイソプロビルカーボネート シクロヘキサノンペルオキシドなどのケトンヘルオキノ
ド類、p−メンタンハイドロペルオキシドなどのハイド
ロペルオキシド類などの有機過酸化物などを挙げること
ができる。 なお、ゴム状重合体の粒径、粒径分布、粒子構造の制御
は、撹拌回転数や分子量調節剤の使用量などによって可
能であり、また、ゲル量及び膨張指数は触媒の種類や量
、反応温度、反応時間などによって制御することができ
る。 次に、このようにして得られたスラリーを通常の手段に
より処理して、ビーズ状反応物°を取り出し、乾燥した
のち常法に従いベレット化することにより、分散ゴム形
態がオクルージョン構造な有するゴム変性スチレン系重
合体が得られる。 このようにして得られたゴム変性スチレン系樹脂組成物
のマトリックス部の分子量はtoo、000〜300,
000.好ましくは130.000〜280,000の
範囲にあるのが有利である。この分子量が100,00
0未満では耐衝撃性に劣るし、300,000を超える
と成形時における流動性が不十分となる。 なお、上記(a)成分の分散ゴム形態がオクルージョン
構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物には、サラ
ミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物を含有さ
せてもよい。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物は、
スチレン系重合体とゴム状重合体からなる。これらのス
チレン系重合体及びゴム状重合体は、前記した分散ゴム
形態がオクルージョン構造を有するゴム変性スチレン系
樹脂組成物のスチレン系重合体及びゴム状重合体と同様
であるが、ゴム状重合体としてはポリブタジェンゴムが
好ましい。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂とは、一つ
のゴム粒子中に、コアがスチレン系重合体でシェルがゴ
ム状重合体からなる内包オクルージョンを6個以上有す
るゴム粒子を50%以上有するものである。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物の含
有割合は、分散ゴム形態がオクルージョン構造を有する
ゴム変性スチレン系樹脂組成物とサラミ構造を有するゴ
ム変性スチレン系樹脂組成物との合計量の45重量%以
下が好ましく、特に、40重量%以下がより好ましい。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物の含
有割合が45重量%を超えると光沢が低下する傾向があ
る。 本発明においては、(b)成分としてスチレン系単量体
−不飽和ジカルボン酸無水物からなる共重合体若しくは
該共重合体をゴム変性した共重合体又はこれらの混合物
を用いる。 該スチレン系単量体−不飽和ジカルボン酸無水物からな
る共重合体におけるスチレン系単量体としては、スチレ
ンの他、α−メチルスチレン、ローメチルスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2.4−ジク
ロルスチレン、2.5−ジクロルスチレン、ジメチルス
チレンの如きスチレン誘導体を含むものである。さらに
、これらのスチレン系単量体の一部をメタクリル酸、メ
チルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルメタ
クリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
ハロゲン含有ビニル七ツマ−などの他の共重合可能な七
ツマ−で置き換えることもできる。 また、不飽和ジカルボン酸無水物としては、無水マレイ
ン酸が特に有用であるが、イタコン酸、シトラコン酸、
メサコン酸、エチルマレイン酸、メチルイタコン酸、ク
ロルマレイン酸などの無水物を使用することもできる。 該スチレン系単量体−不飽和ジカルボン酸無水物からな
る共重合体は、上記のスチレン系単量体と不飽和ジカル
ボン酸無水物とを溶液重合法、塊状重合法、塊状−懸濁
重合法など公知の方法により共重合させたものである。 この共重合体をゴム変性した共重合体としては、スチレ
ン系単量体−不飽和ジカルボン酸無水物からなる共重合
体とゴム成分をブレンドしたもの、ゴム成分の存在下に
スチレン系単量体と不飽和ジカルボン酸無水物を共重合
させたものなどが挙げられる。 このゴム成分としては、ポリブタジェンゴム、ブチルゴ
ム、スチレン−ブタジェンゴム、スチレンーメタクリル
酸メチルーブタジェンゴム、アクリロニトリルゴム、エ
チレン−プロピレンゴム、天然ゴムなど各種のものを挙
げることができる。 上記(b)成分としては、スチレン−無水マレイン酸共
重合体が好適である。スチレン−無水マレイン酸共重合
体としては、無水マレイン酸含量が1〜30重量%のも
のが好ましく、特に無水マレイン酸含量が3〜25重量
%のものが好ましい。 ここでスチレン−無水マレイン酸共重合体の無水マレイ
ン酸含量がlIl量%未満では、耐熱性に乏しいものと
なり、また無水マレイン酸含量が30重量%を超えると
、耐衝撃性が低下するので好ましくない。 また、分子量は100,000〜300,000のもの
が好ましい。loo、000以下では衝撃性が不足し、
300,000以上では流動性が低下する。 本発明のスチレン系樹脂組成物は(a)成分、(b)成
分の他に、(c)成分としてスチレン系成分を含むゴム
状重合体を含有させてもよい。 スチレン系成分を含むゴム状重合体としては、種々のも
のが使用可能であるが、例えばスチレン−シタジエンブ
ロック共重合体ゴム、スチレン−イソプレンブロック共
重合体ゴム、スチレン−ブタジェンブロック共重合体の
ブタジェン部分を一部あるいは完全に水素化したゴム(
SEBS)、スチレン−ブタジェン共重合体ゴム(SB
R)、アクリル酸メチル−ブタジェン−スチレン共重合
体ゴム、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重
合体ゴム(ABSゴム)、アクリロニトリル−アルキル
アクリレート−ブタジェン−スチレン共重合体ゴム(A
ABS)、メタクリル酸メチル−アルキルアクリレート
−スチレン共重合体ゴム(MAS)、メタクリル酸メチ
ル−アルキルアクリレート−ブタジェン−スチレン共重
合体ゴム(MABS)などが挙げられる。 これらのスチレン系化合物をその一成分として含むゴム
状共重合体はスチレン単位を有するため、(a)成分及
び(b)成分に対する分数性が良好であり、その結果物
性の改善効果が著しい。 本発明のスチレン系樹脂組成物における(a)成分、(
b)成分及び(c)成分の含有割合は、(a)成分が9
5〜55重量%、好ましくは90〜60重量%であり、
(b)成分が5〜45重量%、好ましくは10〜40重
量%であり、(c)成分が0〜30重量%、好ましくは
0〜25重量%であることが必要である。 (a)成分が95重量%を超えると耐熱性が不足し、5
5重量%未満であると衝撃強度が低下する。(b)成分
が5重量%未満であると耐熱性が不足し、45重量%を
超えると衝撃強度が低下する。また(c)成分は30重
量%を超えると耐熱性が低下するので好ましくない。 本発明のスチレン系樹脂組成物は、これらの各成分を所
定量配合することによって得られるが、その製造法は常
法に従えばよい。例えば、各成分をヘンシェルミキサー
、タンブラープレンダ一二−ダーなどの混合機で予備混
合した後、押出機で混練したり、あるいは加熱ロール、
バンバリーミキサ−で溶融混練することによって製造す
る。 なお、各成分の混合、混練順序は特に制限がなく、(a
)成分、(b)成分、(c)成分を同時に混合、混練し
てもよいし、いずれか2成分を混合、混練したのち他の
成分を混合、混練してもよい。 本発明のスチレン系樹脂組成物には、所望に応じ、通常
用いられている種々の添加剤、例えばステアリン酸、ベ
ヘニン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム
、ステアリン酸マグネシウム、エチレンビスステアロア
ミドなどの滑剤や、有機ポリシロキサン、ミネラルオイ
ル、あるいは2.6−ジーt−ブチル−4−メチルフェ
ノール、ステアリン−β−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、トリエチレ
ングリコール−ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒド
ロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネートなどのヒ
ンダードフェノール系やトリ(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)ホスファイト、’4.4°−ブチリデンビス
(3−メチル−6−(−ブチルフェニル−ジ−トリデシ
ル)ホスファイトなどの、リン系の酸化防止剤、その他
紫外線吸収剤、帯電防止剤、離型剤、可塑剤、染料、顔
料、各種充填剤などを添加することができる。また、他
のポリマー、例えばポリスチレン、ポリフェニレンエー
テルなどを配合することもできる。 このようにして得られた本発明のスチレン系樹脂組成物
は、耐衝撃性、光沢、剛性などの物性バランスに優れて
おり、例えばOA機器、家電製品、自動車部品などの素
材として好適に用いられる。 [実施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。 製造例1 内容量5tのイカリ型撹拌翼付きのオートクレーブに、
スチレン−ブタジェンブロック共重合体(バイエル社製
 BL6533、分子量230.000.スチレン含量
40%)5279、ポリブタジェン(宇部興産社製 B
R15HB。 分子量550,000)1329、スチレン30009
及び連鎖移動剤としてのn−ドデシルメルカプタン19
を入れ、400rpmで撹拌しながら、130℃、4時
間塊状重合反応を行った。 次いで、内容量!(lのイカリを撹拌翼付きのオートク
レーブに、前記反応混合物30009、水30009、
懸濁安定剤としてのポリビニルアルコール109、重合
開始剤としてのベンゾイルペルオキシド6g及びジクミ
ルペルオキシド3gを入れ、300rpmで撹拌しなが
ら、80℃から30°C/hrの昇温速度で140℃ま
で昇温し、その温度でさらに4時間反応させて、ゴム変
性ポリスチレン組成物のビーズを得た。 このビーズを220℃の単軸押出機にてペレット化した
。得られたペレットを電子顕微鏡で分析をしたところ、
面積平均粒径0,50μm及び数平均粒子径に対する面
積平均粒子径の比が2.2のオクルージョン構造を85
%有していた。また、成形品の物性は光沢96%、アイ
ゾツト衝撃強度14 、8 kgcm/ ctsであっ
た。この共重合体はゴム状重合体の含有量が18重量%
であり、分子量が210.000であった。 製造例2 製造例1において、塊状重合における撹拌翼の回転数を
50Orpmとしたこと以外は製造例1と同様に行った
。 得られたゴム変性ポリスチレン組成物は、面積平均粒径
0.41μm及び数平均粒子径に対する面積平均粒子径
の比が2.1のオクルージョン構造を90%有しており
、光沢が99%、アイゾツト衝撃強度が10 、6 k
gcrx/ cmであった。この共重合体はゴム状重合
体の含有量が18重量%であり、分子量が215,00
0であった。 実施例1 製造例1で得られたゴム変性ポリスチレン組成物、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体(出光石油化学社製 出
光モアマックスUG830)をそれぞれ80重量%、2
0重量%の配合割合で、ブレンドし、単軸押出機により
シリンダー温度210℃で溶融混練し、射出成形して試
験片を作成した。 この試験片の物性を第1表に示した。 実施例2 実施例1において、ゴム変性ポリスチレン組成物を35
重量%とじ、スチレン−無水マレイン酸共重合体を40
重量%とし、さらにサラミ構造を有するゴム変性ポリス
チレン組成物(出光石油化学社製 出光スチロールHT
54)を25重量%の配合割合としたこと以外は実施例
1と同様に行った。得られた試験片の物性を第1表に示
した。 実施例3 製造例2で得られたゴム変性ポリスチレン組成物、サラ
ミ構造を有するゴム変性ポリスチレン組成物(出光石油
化学社製 出光スチロールHT50)及びゴム変性スチ
レン−無水マレイン酸共重合体(漬水化成工業社製 ダ
イラーク D350)をそれぞれ85重量%、5重量%
、10重量%の配合割合でブレンドし、単軸押出機によ
りシリンダー温度210℃で溶融混練し、射出成形して
試験片を作成しI;。この試験片の物性を第1表に示し
た。 実施例4 実施例3において、ゴム変性ポリスチレン組成約を70
重量%とじ、サラミ構造を有するゴム変性ポリスチレン
組成物5重量%の代わりにスチレン−無水マレイン酸共
重合体(出光石油化学社製 出光モアマックスUG83
0)を20重量%とじたこと以外は実施例3と同様に行
った。得られた試験片の物性を第1表に示した。 実施例5 実施例3において、サラミ構造を有するゴム変性ポリス
チレン組成物を45重量%とじて、ゴム変性スチレン−
無水マレイン酸共重合体lO重量%の代わりにスチレン
−無水マレイン酸共重合体(出光石油化学社製 出光モ
アマックスUG830)を25重量%とじ、さらにメタ
クリル酸メチル−ブタジェン−スチレン系ゴム(三菱レ
ーヨン社1!  C223)を25重量%としたこと以
外は実施例3と同様に行った。得られた試験片の物性を
第1表に示した。 実施例6 実施例4において、ゴム変性ポリスチレン組成物を60
重量%とし、スチレン−無水マレイン酸共重合体を30
重量%とじ、ゴム変性スチレン−無水マレイン酸共重合
体の代わりにスチレン−ブタジェンブロック共重合体ゴ
ム(シェル化学社製 TR1102)を10重量%とじ
たこと以外は実施例4と同様に行った。得られt;試験
片の物性を第1表に示しt;。 実施例7 実施例6の3成分の組成物100重量部にポリジメチル
シロキサン(東し社製 5H200)0.2重量部を配
合したこと以外は実施例6と同様に行った。得られた試
験片の物性を第1表に示し Iこ。 比較例1 実施例1において、ゴム変性ポリスチレン組成物を97
重量%とじ、スチレン−無水マレイン酸共重合体を3f
i量%としたこと以外は実施例1と同様に行った。 比較例2 実施例1において、ゴム変性ポリスチレン組成物を50
!i量%とじ、スチレン−無水マレイン酸共重合体を5
0重量%とじたこと以外は実施例1と同様に行った。 比較例3 実施例5において、スチレン−無水マレイン酸共重合体
を20重量%とじ、スチレンを含有するゴムを35重量
%とし、サラミ構造を有するゴム変性ポリスチレン組成
物を加えなかったこと以外は実施例5と同様に行った。 比較例1〜3の物性を第1表に示した。 なお、上記試験片の物性は下記の方法により測定しに〇 光沢:JISK−7105に準拠。 アイゾツト衝撃強度:JISK−7110(23℃ノツ
チ付)に準拠。 熱変形温度:JISK−7207に準拠。 (以下余白) A ! = 製造例1において製造されたゴム変性ポリスチレン樹脂
組成物 2: 製造例2において製造されたゴム変性ポリスチレン樹脂
組成物 B−1: 出光石油化学社製 出光スチロールHT50(Ml−3
,8g/10m1n、200℃、5に9荷重) B−2= 出光石油化学社製 出光スチロールHT54(ME−2
,3s+/10m1n、200℃、5b9荷重) C−1= 出光石油化学社製 出光モアマックスUG30 スチレン−無水マレイン酸共重合体 (ME−2,0g/10m1n、230℃、216に9
荷重) C−2= 覆水化成工業社製 ダイラーク D350ゴム変性スチ
レン−無水マレイン酸共重合体(Ml−1−2y/10
m1ns 230℃、216&9荷重) D−1: 三菱レーヨン社製 C223 メタクリル酸メチル−ブタジェン−スチレン共重合体ゴ
ム D−2= シェル化学社製 TR1102 スチレン−ブタジェンブロック共重合体ゴムE:東し社
製 5H200 ポリジメチルシロキサン Eの添加量: ゴム変性ポリスチレン樹脂とSMA樹脂とゴムの合計量
100重量部に対する重量部(以下余白) [発明の効果] 本発明のスチレン系樹脂組成物は、分散ゴム形態がオク
ルージョン構造を有することから、衝撃強度が高く、か
つ優れた光沢や耐熱性を有するなト物性バランスに優れ
ている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)分散ゴム形態がオクルージョン構造を有する
    ゴム変性スチレン系樹脂組成物95〜55重量%と(b
    )スチレン系単量体と不飽和ジカルボン酸無水物とから
    なる共重合体若しくは該共重合体をゴム変性した共重合
    体又はこれらの混合物5〜45重量%(c)スチレン系
    成分を含むゴム状重合体0〜30重量%からなることを
    特徴とするスチレン系樹脂組成物。 2 ゴム変性スチレン系樹脂組成物が、分散ゴム形態が
    オクルージョン構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組
    成物とサラミ構造を有するゴム変性スチレン系組成物か
    らなり、サラミ構造を有するゴム変性スチレン系組成物
    の含有割合が45重量%以下である請求項1記載のスチ
    レン系樹脂組成物。
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