JPH03174448A - 古紙−フェノール化合物複合物の製造方法 - Google Patents
古紙−フェノール化合物複合物の製造方法Info
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- JPH03174448A JPH03174448A JP12122290A JP12122290A JPH03174448A JP H03174448 A JPH03174448 A JP H03174448A JP 12122290 A JP12122290 A JP 12122290A JP 12122290 A JP12122290 A JP 12122290A JP H03174448 A JPH03174448 A JP H03174448A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、リグノセルロース−フェノール化合物複合物
、およびその製造方法に関するものである。更に詳しく
述べるならば、リグノセルロースを高濃度で含み、フェ
ノール化合物と均一な溶解複合物を形成しており、かつ
樹脂原料など産業用途に有用なりグツセルロース−フェ
ノール化合物複合物、およびその製造方法に関するもの
である。
、およびその製造方法に関するものである。更に詳しく
述べるならば、リグノセルロースを高濃度で含み、フェ
ノール化合物と均一な溶解複合物を形成しており、かつ
樹脂原料など産業用途に有用なりグツセルロース−フェ
ノール化合物複合物、およびその製造方法に関するもの
である。
森林から生産される諸費源は、再生可能なものであって
、その有効な循環利用が現在強く望まれている。例えば
、パルブ工業や木材工業のような木材を原料とする工業
においては、それから発生する木質系廃棄物の有効な利
用方法の確立が急がれており、また、稲わらやもみがら
のようなリグノセルロース物質を含有する農業廃棄物の
有効利用方法についても、早急の開発が待ち望まれてい
る。
、その有効な循環利用が現在強く望まれている。例えば
、パルブ工業や木材工業のような木材を原料とする工業
においては、それから発生する木質系廃棄物の有効な利
用方法の確立が急がれており、また、稲わらやもみがら
のようなリグノセルロース物質を含有する農業廃棄物の
有効利用方法についても、早急の開発が待ち望まれてい
る。
木材などを含有するリグノセルロース材料の有効利用法
としては、例えば、特開昭57−2360号、および特
公昭63−1992号などにリグノセルロース分子中の
水酸基の一部分に、少なくとも1種の置換基を導入して
得られる化学修飾リグノセルロース材料を有機溶媒に溶
解し、この溶液を種々の樹脂材料用原料として利用する
方法が開示されている。
としては、例えば、特開昭57−2360号、および特
公昭63−1992号などにリグノセルロース分子中の
水酸基の一部分に、少なくとも1種の置換基を導入して
得られる化学修飾リグノセルロース材料を有機溶媒に溶
解し、この溶液を種々の樹脂材料用原料として利用する
方法が開示されている。
また、特開昭60−206883号および60−104
513号公報には、リグノセルロース材料をフェノール
化合物−ホルムアルデヒド樹脂系接着剤として利用する
方法、およびこれを繊維化する方法が開示されている。
513号公報には、リグノセルロース材料をフェノール
化合物−ホルムアルデヒド樹脂系接着剤として利用する
方法、およびこれを繊維化する方法が開示されている。
更に、特開昭61−215676号、および61−21
5675号公報には、リグノセルロース材料を多価アル
コール、又はビスフェノール化合物からなる溶剤に溶解
し、この溶液とポリウレタン系、エポキシ系、或はその
他の樹脂材料とととも用いて成形物、発泡体、或は接着
剤を製造する方法などが開示されている。
5675号公報には、リグノセルロース材料を多価アル
コール、又はビスフェノール化合物からなる溶剤に溶解
し、この溶液とポリウレタン系、エポキシ系、或はその
他の樹脂材料とととも用いて成形物、発泡体、或は接着
剤を製造する方法などが開示されている。
更に、特開昭61−261358号公報には、前処理な
しの木材を、触媒を用いることなしでフェノール化合物
、又はビスフェノール化合物からなる溶剤に直接溶解す
る方法が開示されており、特開昭62−79230号公
報には、前処理なしの木材を、アルコール化合物、多価
アルコール化合物、オキシエーテル化合物、環状エーテ
ル化合物、またはケトン化合物からなる溶剤に触媒を用
いることなく直接溶解する方法が開示されている。
しの木材を、触媒を用いることなしでフェノール化合物
、又はビスフェノール化合物からなる溶剤に直接溶解す
る方法が開示されており、特開昭62−79230号公
報には、前処理なしの木材を、アルコール化合物、多価
アルコール化合物、オキシエーテル化合物、環状エーテ
ル化合物、またはケトン化合物からなる溶剤に触媒を用
いることなく直接溶解する方法が開示されている。
リグノセルロース原料の利用に関する上述の従来技術に
は、得られる製品中のリグノセルロースの濃度が低く、
例えば30重量%以下、通常は20重量%以下であって
、従って、実用的利用分野や使用法などに制限があり、
しかも、リグノセルロースを高濃度で含む製品を製造す
る方法が知られていない、などの問題点があった。
は、得られる製品中のリグノセルロースの濃度が低く、
例えば30重量%以下、通常は20重量%以下であって
、従って、実用的利用分野や使用法などに制限があり、
しかも、リグノセルロースを高濃度で含む製品を製造す
る方法が知られていない、などの問題点があった。
一般に、リグノセルロースを高濃度、例えば50重量%
以上の高濃度でフェノール化合物に溶解しようとしても
均一に溶解複合することができず、従って上記のような
高濃度のリグノセルロースを含むフェノール化合物混合
物は、その品質が不均一であって、工業的原料として利
用し得ないものであった。
以上の高濃度でフェノール化合物に溶解しようとしても
均一に溶解複合することができず、従って上記のような
高濃度のリグノセルロースを含むフェノール化合物混合
物は、その品質が不均一であって、工業的原料として利
用し得ないものであった。
本発明は、上記の問題点を解消し、リグノセルロース材
料を、例えば50重量%以上の高濃度で含み、フェノー
ル化合物と均一に溶解複合していて、産業用原料として
有用な、リグノセルロース−フェノール化合物複合物、
およびその製造方法を提供しようとするものである。
料を、例えば50重量%以上の高濃度で含み、フェノー
ル化合物と均一に溶解複合していて、産業用原料として
有用な、リグノセルロース−フェノール化合物複合物、
およびその製造方法を提供しようとするものである。
本発明のリグノセルロース−フェノール化合物複合物は
、リグノセルロースと、少なくとも1種のフェノール化
合物との均一な溶解複合物であって、前記リグノセルロ
ース材料の、前記フェノール化合物に対する重量比が、
0.4:1〜5.0:1の範囲内にあることを特徴とす
るものである。
、リグノセルロースと、少なくとも1種のフェノール化
合物との均一な溶解複合物であって、前記リグノセルロ
ース材料の、前記フェノール化合物に対する重量比が、
0.4:1〜5.0:1の範囲内にあることを特徴とす
るものである。
上記リグノセルロース−フェノール化合物複合物を製造
するための本発明方法は、リグノセルロース材料を、少
なくとも1種のフェノール化合物を主成分として含む溶
剤に加熱溶解してリグノセルロース−フェノール化合物
複合物の溶液を調製し、前記溶液から、前記溶剤の一部
分を除去して、リグノセルロース材料の、フェノール化
合物に対する重量比を、0.4:1〜5.0:1の範囲
内に調整することを特徴とするものである。
するための本発明方法は、リグノセルロース材料を、少
なくとも1種のフェノール化合物を主成分として含む溶
剤に加熱溶解してリグノセルロース−フェノール化合物
複合物の溶液を調製し、前記溶液から、前記溶剤の一部
分を除去して、リグノセルロース材料の、フェノール化
合物に対する重量比を、0.4:1〜5.0:1の範囲
内に調整することを特徴とするものである。
本発明に用いられるリグノセルロース材料は、木材片、
木粉、木材繊維、木材チップ、単板くず、合板くず、古
紙、パルプ、稲わら、モミガラ、コーリャン、バガス、
竹、麦わらなどを包含する植物繊維材料から選択するこ
とができる。
木粉、木材繊維、木材チップ、単板くず、合板くず、古
紙、パルプ、稲わら、モミガラ、コーリャン、バガス、
竹、麦わらなどを包含する植物繊維材料から選択するこ
とができる。
本発明において、リグノセルロース材料と溶解複合物を
懲戒するフェノール化合物は、下記の化合物群から選ぶ
ことができる。
懲戒するフェノール化合物は、下記の化合物群から選ぶ
ことができる。
(1)−価フエノール化合物:例えば、フェノール、O
−・m−1およびp−クレゾール、3゜5− 2.3−
1および2.6−キシレノール、o−、m−1およびp
−プロピルフェノール、o−、m−1およびp−ブチル
フェノール、0−m−1およびp−3eC−ブチルフェ
ノール、〇−m −オヨヒp−tert−プチルフェノ
ーノペヘキシルフェノール、フェニルフェノール、オク
チルフェノール、およびナフトールなど (2)二価フェノール化合物:例えばカテコール、レゾ
ルシノール、キノール、ビスフェノールA1ビスフエノ
ールBおよびビスフェノールFなど (3)三価フェノール化合物:例えばピロガロール、ク
ロログリシン、トリヒドロベンゼン、および浸食子酸。
−・m−1およびp−クレゾール、3゜5− 2.3−
1および2.6−キシレノール、o−、m−1およびp
−プロピルフェノール、o−、m−1およびp−ブチル
フェノール、0−m−1およびp−3eC−ブチルフェ
ノール、〇−m −オヨヒp−tert−プチルフェノ
ーノペヘキシルフェノール、フェニルフェノール、オク
チルフェノール、およびナフトールなど (2)二価フェノール化合物:例えばカテコール、レゾ
ルシノール、キノール、ビスフェノールA1ビスフエノ
ールBおよびビスフェノールFなど (3)三価フェノール化合物:例えばピロガロール、ク
ロログリシン、トリヒドロベンゼン、および浸食子酸。
本発明のリグノセルロース−フェノール化合物複合物に
おいて、リグノセルロース材料は、フェノール化合物に
対し、0.4:1〜5.0:1の高重量比を有し、リグ
ノセルロースとフェノール化合物とは互に均一に溶解し
て、均一の固体複合物を形成している。例えば、新聞古
紙20部とフェノール80部に、塩化チタン触媒1.4
部添加し、130℃で還流条件下溶解させると、溶解時
間とともに、下記のごとくフェノールの結合量が増大す
る。
おいて、リグノセルロース材料は、フェノール化合物に
対し、0.4:1〜5.0:1の高重量比を有し、リグ
ノセルロースとフェノール化合物とは互に均一に溶解し
て、均一の固体複合物を形成している。例えば、新聞古
紙20部とフェノール80部に、塩化チタン触媒1.4
部添加し、130℃で還流条件下溶解させると、溶解時
間とともに、下記のごとくフェノールの結合量が増大す
る。
すなわち溶解時間を1.5,2.0,3.0、および3
2.0時間とすると、古紙20部に対する結合フェノー
ル量はそれぞれ、9.0 、11.0.14.0.22
.0部、となる。従って、未反応フェノールの量は、そ
れぞれ、71.69.66、58部となる。この未反応
フェノールを全て除去すると、得られる複合物における
古紙のフェノールに対する重量比は2.2:1・1.8
: 1.1.4 : 1.0.9 : 1となる。従
って本発明のリグノセルロース−フェノール化合物複合
物の調製に当り、両成分の所望重量比に応じて反応時間
を調整することが好ましい。
2.0時間とすると、古紙20部に対する結合フェノー
ル量はそれぞれ、9.0 、11.0.14.0.22
.0部、となる。従って、未反応フェノールの量は、そ
れぞれ、71.69.66、58部となる。この未反応
フェノールを全て除去すると、得られる複合物における
古紙のフェノールに対する重量比は2.2:1・1.8
: 1.1.4 : 1.0.9 : 1となる。従
って本発明のリグノセルロース−フェノール化合物複合
物の調製に当り、両成分の所望重量比に応じて反応時間
を調整することが好ましい。
一般に、リグノセルロース材料をフェノール化合物に溶
解する場合溶解触媒として酸物質を添加すると、リグノ
セルロースとフェノール化合物との化学的結合が促進さ
れる。このように、リグノセルロース材料を0.4:1
〜5.0:1という高重量比で含有し、リグノセルロー
スとフェノール化合物とが互に均一に溶解している複合
物は、従来、製造不可能とされていた新規な物質であり
、かつ、各種樹脂製品の原料として広い用途を有するも
のである。
解する場合溶解触媒として酸物質を添加すると、リグノ
セルロースとフェノール化合物との化学的結合が促進さ
れる。このように、リグノセルロース材料を0.4:1
〜5.0:1という高重量比で含有し、リグノセルロー
スとフェノール化合物とが互に均一に溶解している複合
物は、従来、製造不可能とされていた新規な物質であり
、かつ、各種樹脂製品の原料として広い用途を有するも
のである。
本発明の複合物において、リグノセルロース材料のフェ
ノール化合物に対する重量比が、0.4:lより低くな
ると、得られる複合物の、流動性が不十分であって、そ
の成形加工性において不満足なものとなり、また、それ
が5゜0:1よりも高くなると、得られる複合物を用い
て形成された成形製品の機械的強度が不満足なものとな
る。
ノール化合物に対する重量比が、0.4:lより低くな
ると、得られる複合物の、流動性が不十分であって、そ
の成形加工性において不満足なものとなり、また、それ
が5゜0:1よりも高くなると、得られる複合物を用い
て形成された成形製品の機械的強度が不満足なものとな
る。
本発明のりグツセルロース−フェノール化合物複合物は
、上述のように固体であって、これを粉砕して、粒状体
、又は粉体として、実用に供することが好ましい。
、上述のように固体であって、これを粉砕して、粒状体
、又は粉体として、実用に供することが好ましい。
本発明方法において、リグノセルロース材料を、少なく
とも1種のフェノール化合物を主成分として含有する溶
剤に混合し、これを加熱して均一に複化合しつ\溶解し
、リグノセルロース−フェノール化合物複合物の溶液を
調製する。本発明方法に用いられる溶剤は、フェノール
化合物を主成分として、少なくとも50重量%以上の含
有率で含んでいることが好ましくフェノール化合物に混
合される化合物は、フェノール化合物と相溶し、かつそ
れとともに除去容易なものであって、例えば、キシレン
、およびトルエンなどのような芳香族炭化水素溶剤など
から選ぶことができる。
とも1種のフェノール化合物を主成分として含有する溶
剤に混合し、これを加熱して均一に複化合しつ\溶解し
、リグノセルロース−フェノール化合物複合物の溶液を
調製する。本発明方法に用いられる溶剤は、フェノール
化合物を主成分として、少なくとも50重量%以上の含
有率で含んでいることが好ましくフェノール化合物に混
合される化合物は、フェノール化合物と相溶し、かつそ
れとともに除去容易なものであって、例えば、キシレン
、およびトルエンなどのような芳香族炭化水素溶剤など
から選ぶことができる。
上記溶液調製において、リグノセルロース材料を均一に
溶解するために、リグノセルロース材料のフェノール化
合物に対する重量比はo、i:i〜0.35:1である
ことが好ましく、0.2:1〜0.25:1であること
がより好ましい。このとき、リグノセルロース材料の含
有重量比が0.1 : 1より低いと、その後のフェノ
ール化合物の除去に、多大のエネルギーと時間を要する
ことになり、また、リグノセルロース材料の含有重量比
が0.35:1より高いと、均一な溶液を得ることが困
難になる。
溶解するために、リグノセルロース材料のフェノール化
合物に対する重量比はo、i:i〜0.35:1である
ことが好ましく、0.2:1〜0.25:1であること
がより好ましい。このとき、リグノセルロース材料の含
有重量比が0.1 : 1より低いと、その後のフェノ
ール化合物の除去に、多大のエネルギーと時間を要する
ことになり、また、リグノセルロース材料の含有重量比
が0.35:1より高いと、均一な溶液を得ることが困
難になる。
本発明方法において、リグノセルロース材料と、フェノ
ール化合物溶剤とを混合し、必要により、溶解触媒を添
加し、この混合物を所定温度に加熱し、溶剤を還流しな
がら、溶解する。このときの溶解温度に格別の限定はな
く、リグノセルロース材料の種類およびその濃度、フェ
ノール化合物の種類、並びに圧力などに応じて適宜設定
することができる。一般に常圧溶解の場合、溶解温度は
、100〜200℃であることが好ましく、加圧溶解の
場合溶解温度は200〜300℃であることが好ましい
。
ール化合物溶剤とを混合し、必要により、溶解触媒を添
加し、この混合物を所定温度に加熱し、溶剤を還流しな
がら、溶解する。このときの溶解温度に格別の限定はな
く、リグノセルロース材料の種類およびその濃度、フェ
ノール化合物の種類、並びに圧力などに応じて適宜設定
することができる。一般に常圧溶解の場合、溶解温度は
、100〜200℃であることが好ましく、加圧溶解の
場合溶解温度は200〜300℃であることが好ましい
。
溶解は、撹拌下に一般に、1〜10時間、好ましくは2
〜5時間行われる。
〜5時間行われる。
本発明方法に用いられる溶解触媒は、下記の化合物群か
ら選ばれた少なくとも一員からなるものであることが好
ましい。
ら選ばれた少なくとも一員からなるものであることが好
ましい。
(1)無機(鉱)酸:例えば塩酸、硫酸、リン酸および
臭化水素など (2)有機酸 (イ)カルボン酸:ギ酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、お
よび安息香酸なと (ロ)有機スルホン酸:例えばフェノールスルホン酸お
よびp−)ルエンスルホン酸など (ハ)有機スルフィン酸:例えばフェノールスルフィン
酸 (二〉その他:例えば尿酸 (3)ルイス酸:例えば四塩化チタン、塩化アルミニウ
ムなど、 溶解触媒は、一般に、リグノセルロース材料の重量に対
し、0.1〜20%の割合で用いられることが好ましい
。
臭化水素など (2)有機酸 (イ)カルボン酸:ギ酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、お
よび安息香酸なと (ロ)有機スルホン酸:例えばフェノールスルホン酸お
よびp−)ルエンスルホン酸など (ハ)有機スルフィン酸:例えばフェノールスルフィン
酸 (二〉その他:例えば尿酸 (3)ルイス酸:例えば四塩化チタン、塩化アルミニウ
ムなど、 溶解触媒は、一般に、リグノセルロース材料の重量に対
し、0.1〜20%の割合で用いられることが好ましい
。
本発明方法において、リグノセルロース−フェノール化
合物溶液から溶剤の一部分を除去して、リグノセルロー
ス材料の濃度を、30〜85重量%の範囲内に調整する
。
合物溶液から溶剤の一部分を除去して、リグノセルロー
ス材料の濃度を、30〜85重量%の範囲内に調整する
。
フェノール化合物を主成分として含む溶剤の一部除去は
、どのような方法で行ってもよいが、常圧下、又は減圧
下における蒸溜法、又は蒸発除去法を適用し、溶解系外
で、捕集・回収することが好ましい。溶剤の一部除去に
より、リグノセルロース−フェノール化合物溶液中のリ
グノセルロース濃度が約40%以上(対フェノール化合
物重量比2:3以上〉になると、溶液は室温では流動性
を失い、やがて固体化し、工業的取扱いが困難になる。
、どのような方法で行ってもよいが、常圧下、又は減圧
下における蒸溜法、又は蒸発除去法を適用し、溶解系外
で、捕集・回収することが好ましい。溶剤の一部除去に
より、リグノセルロース−フェノール化合物溶液中のリ
グノセルロース濃度が約40%以上(対フェノール化合
物重量比2:3以上〉になると、溶液は室温では流動性
を失い、やがて固体化し、工業的取扱いが困難になる。
従って、溶剤の一部除去が完了したならば、前述のよう
に、得られた固体状複合物を粉砕し、粒状物、又は粉状
物として用途に供する。粉砕方法に格別の制限はなく、
例えば、通常のクラッシャーなどを用いることができる
。
に、得られた固体状複合物を粉砕し、粒状物、又は粉状
物として用途に供する。粉砕方法に格別の制限はなく、
例えば、通常のクラッシャーなどを用いることができる
。
このように粉砕された複合物は、フェノール樹脂原料と
して取り扱うことができるし、また、ノボラック樹脂原
料として利用することもできる。
して取り扱うことができるし、また、ノボラック樹脂原
料として利用することもできる。
すなわち、この複合物をホルマリンでメチロール化する
とレゾールタイプの樹脂として利用できるし、この複合
物をヘキサミンを硬化剤として、木粉やガラス繊維等を
充填し成型することによりフェノール成型材料と同等の
ものを製造することができる。
とレゾールタイプの樹脂として利用できるし、この複合
物をヘキサミンを硬化剤として、木粉やガラス繊維等を
充填し成型することによりフェノール成型材料と同等の
ものを製造することができる。
したがって、この複合物の用途は、フェノール樹脂の用
途の全てをカバーするものである。
途の全てをカバーするものである。
本発明を、下記実施例により更に説明する。
実施例1
未脱墨新聞古紙(風乾重量〉20部、フェノール80部
および四塩化チタン1.4部を還流器付の反応容器に入
れ、オイルバス中120℃で3時間溶解させた。次に、
この溶液から、減圧下で未反応フェノール67部を蒸発
除去した。室温まで冷却した古紙−フェノール複合物は
、流動性の全く無いものであって、乳鉢で容易に粉砕す
ることができた。
および四塩化チタン1.4部を還流器付の反応容器に入
れ、オイルバス中120℃で3時間溶解させた。次に、
この溶液から、減圧下で未反応フェノール67部を蒸発
除去した。室温まで冷却した古紙−フェノール複合物は
、流動性の全く無いものであって、乳鉢で容易に粉砕す
ることができた。
得られた古紙−フェノール複合物における古紙のフェノ
ールに対する重量比は、20: (80−67)=2
0 : 13=1.54 : 1であった。
ールに対する重量比は、20: (80−67)=2
0 : 13=1.54 : 1であった。
応用例1
実施例1で得られた粉末状の複合物40部を、14部濃
度のカセインーダ水溶液40部で溶解し、さらにホルマ
リンを70部添加し、80℃で30分反応させて、複合
物のレゾール化物を調製した。このレゾール化物をヤシ
ガラとともに合板用単板に塗布し、3ブライ合板を調製
し接着強度を測定したところ、15kgf/cdを示し
、これはJIS (K2SO3)値常態強さ12kgf
/cI11を上回るものであった。
度のカセインーダ水溶液40部で溶解し、さらにホルマ
リンを70部添加し、80℃で30分反応させて、複合
物のレゾール化物を調製した。このレゾール化物をヤシ
ガラとともに合板用単板に塗布し、3ブライ合板を調製
し接着強度を測定したところ、15kgf/cdを示し
、これはJIS (K2SO3)値常態強さ12kgf
/cI11を上回るものであった。
応用例2
実施例1で得られた粉末状の複合物50部と、木粉50
部と、及びヘキサミン12部とを混合後、JISK69
02に定めであるダンベル形状に150℃で熱圧し、得
られたダンベルの引っ張り強度を測定したところ600
kgf/cdを示し、これは標準グレードのフェノール
樹脂と同等の強度値であった。
部と、及びヘキサミン12部とを混合後、JISK69
02に定めであるダンベル形状に150℃で熱圧し、得
られたダンベルの引っ張り強度を測定したところ600
kgf/cdを示し、これは標準グレードのフェノール
樹脂と同等の強度値であった。
実施例2
実施例1と同様の装置で、未脱墨新聞古紙(風乾重量)
20部、フェノール80部および四塩化チタン1.3部
を150℃で32時間溶解反応させた。この溶液から、
減圧下で未反応フェノール52.5部を留出させた。得
られた複合物中の古紙:フェノールは42 :58=0
.72 + 1.0である。この複合物の軟化点は、1
00℃〈融点測定による〉で、樹脂中の未反応フェノー
ルは、4.1%であった。
20部、フェノール80部および四塩化チタン1.3部
を150℃で32時間溶解反応させた。この溶液から、
減圧下で未反応フェノール52.5部を留出させた。得
られた複合物中の古紙:フェノールは42 :58=0
.72 + 1.0である。この複合物の軟化点は、1
00℃〈融点測定による〉で、樹脂中の未反応フェノー
ルは、4.1%であった。
応用例3
実施例2で得られた樹脂50部と、木粉50部、および
ヘキサミン15部をロール混練後、JIS K6911
に従って成形物を作成し、曲げ強度(常態)を測定シタ
トコ口、JIS K6915(7)値を上回る7、2k
gf/u2の強度値を示した。
ヘキサミン15部をロール混練後、JIS K6911
に従って成形物を作成し、曲げ強度(常態)を測定シタ
トコ口、JIS K6915(7)値を上回る7、2k
gf/u2の強度値を示した。
本発明により、リグノセルロース材料が、フェノール化
合物に対し、0.4:1〜5.0:1の重量比で均一に
溶解複合している複合物が初めて得られた。この複合物
は、樹脂原料として有用なものである。
合物に対し、0.4:1〜5.0:1の重量比で均一に
溶解複合している複合物が初めて得られた。この複合物
は、樹脂原料として有用なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、リグノセルロース材料と、少なくとも1種のフェノ
ール化合物との均一な溶解複合物であって、前記リグノ
セルロース材料の、前記フェノール化合物に対する重量
比が0.4:1.0〜5.0:1.0の範囲にあること
を特徴とするリグノセルロース−フェノール化合物複合
物。 2、リグノセルロース材料と、少なくとも1種のフェノ
ール化合物を主成分として含む溶剤に加熱溶解して、リ
グノセルロース−フェノール化合物複合物の溶液を調製
し、前記溶液から、前記溶剤の一部分を除去して、リグ
ノセルロース材料の、フェノール化合物に対する重量比
を0.4:1.0〜5.0:1.0の範囲に調製するこ
とを特徴とする、リグノセルロース−フェノール化合物
複合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12122290A JP2873047B2 (ja) | 1989-09-27 | 1990-05-14 | 古紙−フェノール化合物複合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24917489 | 1989-09-27 | ||
| JP1-249174 | 1989-09-27 | ||
| JP12122290A JP2873047B2 (ja) | 1989-09-27 | 1990-05-14 | 古紙−フェノール化合物複合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03174448A true JPH03174448A (ja) | 1991-07-29 |
| JP2873047B2 JP2873047B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=26458634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12122290A Expired - Fee Related JP2873047B2 (ja) | 1989-09-27 | 1990-05-14 | 古紙−フェノール化合物複合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2873047B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001342353A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-12-14 | Masamitsu Funaoka | リグノフェノール誘導体とセルロース成分とから成るリグノセルロース系組成物 |
| WO2015142158A1 (en) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | Universiti Kebangsaan Malaysia | Bio-based resole type phenolic resin adhesive |
-
1990
- 1990-05-14 JP JP12122290A patent/JP2873047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001342353A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-12-14 | Masamitsu Funaoka | リグノフェノール誘導体とセルロース成分とから成るリグノセルロース系組成物 |
| WO2015142158A1 (en) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | Universiti Kebangsaan Malaysia | Bio-based resole type phenolic resin adhesive |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2873047B2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |