JPH0317775B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317775B2 JPH0317775B2 JP60298136A JP29813685A JPH0317775B2 JP H0317775 B2 JPH0317775 B2 JP H0317775B2 JP 60298136 A JP60298136 A JP 60298136A JP 29813685 A JP29813685 A JP 29813685A JP H0317775 B2 JPH0317775 B2 JP H0317775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- sublimation
- pressure
- quartz glass
- striae
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B32/00—Thermal after-treatment of glass products not provided for in groups C03B19/00, C03B25/00 - C03B31/00 or C03B37/00, e.g. crystallisation, eliminating gas inclusions or other impurities; Hot-pressing vitrified, non-porous, shaped glass products
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、光学的に不均一な石英ガラスを光学
的に均質化する方法に関し、いずれの方法にも均
一な光学的性質を有する光学用石英ガラスの製造
方法を提供するものである。 (従来の技術とその問題点) 光学用ガラスは、均一な屈折率をもつことが不
可欠である。石英ガラスにおける屈折率の不均一
分布の代表的なものは、原料(水晶等)粒子の不
完全溶融によつて生ずる粒状構造やガラスの成長
温度のゆらぎによつて導入される脈理と呼ばれる
成長縞である。 軟化点が比較的低い一般の光学用ガラスは、高
温に加熱して105ポイズ以下まで粘度を下げ、こ
れを機械的に撹拌して均質化されている。しかし
ながら、珪酸含有量が99.5重量%以上の石英ガラ
スを常圧下に高温に加熱すると、粘度の低下が機
械的撹拌を行なうに充分な程度になるより前に昇
華が著しくなるので、石英ガラスを撹拌によつて
均質化することは大変困難であつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、石英ガラスの光学的均質性を高
める方法を種々研究検討した結果、従来は著しい
昇華現象のために全く検討されていなかつた高温
領域、例えば、その酸化珪素の沸点以上のような
高温領域に加熱した場合でも、アルゴンガス雰囲
気中で昇華や蒸発を抑制しながら行うと、機械的
撹拌なしに光学的均質化が行なわれることを知見
し、本発明を完成させた。 本発明の方法では、高温とアルゴンガス高圧を
同時に加えることが必要である。大気圧の下で石
英ガラスの昇華が問題にならない温度は1700℃以
下である。しかしこの温度では、1ケ月間静止状
態で加熱しても脈理や粒状構造はほとんど消失せ
ず、また粘度は108ポイズ以上であるために機械
的撹拌を行うことが非常に困難である。2300℃く
らいになつてはじめて105ポイズ程度の粘度とな
り、機械的撹拌が可能となるが、このような高温
での撹拌を可能にする耐火物容器が工業的に入手
できない。更に、もしも常圧でこのような高温に
加熱すれば、激しく昇華・蒸発が起こり、ガラス
は数分のうちになくなつてしまう。平衡論的に
は、昇華・蒸発成分である酸化珪素(SiO)ガス
が高圧で存在すれば、好ましくは平衡分圧で存在
すれば、昇華・蒸発は質量作用の法則に従つて防
止出来るはずであるが、SiOは炉内の低温部分に
沈着析出して害となるし、これを補充するために
更に昇華・蒸発が起こつて結局昇華・蒸発を抑止
することはできない。 我々はこれを抑止する方法を種々研究した結
果、二酸化珪素の昇華・蒸発速度が高圧アルゴン
ガス雰囲気の圧力に著しく依存することがわかつ
た。実験によれば、加熱温度における二酸化珪素
の飽和蒸気圧の5倍以上のアルゴン高圧ガス雰囲
気中では、30分間加熱した場合でもその昇華減量
は20%以下である。従つて、所要の温度、圧力お
よび加熱時間がそれぞれの関連の下で最適化され
ることが重要である。本発明の方法においては、
アルゴンガスが雰囲気ガスとして用いられる。他
の不活性ガスでは、酸化珪素の昇華・蒸発を抑制
する効果が充分でないので使用できない。本発明
方法に用いられる雰囲気ガスとしてのアルゴンガ
スは、可及的純粋なものが好ましいが、工業用ア
ルゴンガスが実用的に有利に用いられる。 不均一な石英ガラスの光学的均質化が達成され
る加熱時間は、その加熱温度条件によつて相異
し、例えば、1900℃で1ケ月、2400℃では5分以
下といつたように著しく温度に依存する。このよ
うな加熱温度と時間の関係について種々検討した
結果、工業的に実施可能で生産効率の高い均質化
条件を最適化した結果は、例えば、2200℃、5気
圧のアルゴンガス中で2時間加熱すると、すべて
の粒状構造や脈理は消滅し、また2200〜2400℃の
間の温度では、5〜25気圧2時間〜5分の間の範
囲での選択された組み合わせによつて同様の結果
が得られることが判つた。 本発明における加熱処理温度が、1800℃未満で
は脈理は消失し難く、また2400℃を超える温度
は、それ以上の高温をグラフアイトヒーターで得
ることが困難なため実用的でなく、更に25気圧以
上の圧力容器のコストが大きいこと及び加熱時間
が5分以下に短縮されても生産効率への寄与がわ
ずかであるため採用し難い。 (発明の効果) 以上述べたように、本発明の方法によれば、従
来、光学的均質化が困難であつた石英ガラスに対
し脈理等の不均一性を容易になくすことができ、
結果としてすぐれた光学用ガラスを提供すること
ができる。 (実施例) 実施例1〜6及び比較例1〜2 常圧及び5〜30気圧まで加圧可能なグラフアイ
トヒーターを設けた雰囲気加熱炉を用い、その中
に、直径98mm、高さ70mmの強い脈理と粒状構造を
有する天然石英ガラス柱(ヘラウス社、Herasil
)を入れた、内径100mm、高さ100mmのルツボを
セツトし、第1表に示した圧力、温度、時間条件
で加熱した。 雰囲気ガスには、工業用の純アルゴンガスを用
いた。30分間の加熱前後の重量を測定し、昇華減
量(%)を求めた。それら各例の測定結果を第1
図に示した。 30分間の加熱処理後の石英ガラス柱の上下2面
を平行に光学研摩し、各例の点光源投影法による
目視脈理観察結果と、レーザー干渉計を用いた精
密脈理検査結果を定性的に第1表にまとめて示し
た。
的に均質化する方法に関し、いずれの方法にも均
一な光学的性質を有する光学用石英ガラスの製造
方法を提供するものである。 (従来の技術とその問題点) 光学用ガラスは、均一な屈折率をもつことが不
可欠である。石英ガラスにおける屈折率の不均一
分布の代表的なものは、原料(水晶等)粒子の不
完全溶融によつて生ずる粒状構造やガラスの成長
温度のゆらぎによつて導入される脈理と呼ばれる
成長縞である。 軟化点が比較的低い一般の光学用ガラスは、高
温に加熱して105ポイズ以下まで粘度を下げ、こ
れを機械的に撹拌して均質化されている。しかし
ながら、珪酸含有量が99.5重量%以上の石英ガラ
スを常圧下に高温に加熱すると、粘度の低下が機
械的撹拌を行なうに充分な程度になるより前に昇
華が著しくなるので、石英ガラスを撹拌によつて
均質化することは大変困難であつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、石英ガラスの光学的均質性を高
める方法を種々研究検討した結果、従来は著しい
昇華現象のために全く検討されていなかつた高温
領域、例えば、その酸化珪素の沸点以上のような
高温領域に加熱した場合でも、アルゴンガス雰囲
気中で昇華や蒸発を抑制しながら行うと、機械的
撹拌なしに光学的均質化が行なわれることを知見
し、本発明を完成させた。 本発明の方法では、高温とアルゴンガス高圧を
同時に加えることが必要である。大気圧の下で石
英ガラスの昇華が問題にならない温度は1700℃以
下である。しかしこの温度では、1ケ月間静止状
態で加熱しても脈理や粒状構造はほとんど消失せ
ず、また粘度は108ポイズ以上であるために機械
的撹拌を行うことが非常に困難である。2300℃く
らいになつてはじめて105ポイズ程度の粘度とな
り、機械的撹拌が可能となるが、このような高温
での撹拌を可能にする耐火物容器が工業的に入手
できない。更に、もしも常圧でこのような高温に
加熱すれば、激しく昇華・蒸発が起こり、ガラス
は数分のうちになくなつてしまう。平衡論的に
は、昇華・蒸発成分である酸化珪素(SiO)ガス
が高圧で存在すれば、好ましくは平衡分圧で存在
すれば、昇華・蒸発は質量作用の法則に従つて防
止出来るはずであるが、SiOは炉内の低温部分に
沈着析出して害となるし、これを補充するために
更に昇華・蒸発が起こつて結局昇華・蒸発を抑止
することはできない。 我々はこれを抑止する方法を種々研究した結
果、二酸化珪素の昇華・蒸発速度が高圧アルゴン
ガス雰囲気の圧力に著しく依存することがわかつ
た。実験によれば、加熱温度における二酸化珪素
の飽和蒸気圧の5倍以上のアルゴン高圧ガス雰囲
気中では、30分間加熱した場合でもその昇華減量
は20%以下である。従つて、所要の温度、圧力お
よび加熱時間がそれぞれの関連の下で最適化され
ることが重要である。本発明の方法においては、
アルゴンガスが雰囲気ガスとして用いられる。他
の不活性ガスでは、酸化珪素の昇華・蒸発を抑制
する効果が充分でないので使用できない。本発明
方法に用いられる雰囲気ガスとしてのアルゴンガ
スは、可及的純粋なものが好ましいが、工業用ア
ルゴンガスが実用的に有利に用いられる。 不均一な石英ガラスの光学的均質化が達成され
る加熱時間は、その加熱温度条件によつて相異
し、例えば、1900℃で1ケ月、2400℃では5分以
下といつたように著しく温度に依存する。このよ
うな加熱温度と時間の関係について種々検討した
結果、工業的に実施可能で生産効率の高い均質化
条件を最適化した結果は、例えば、2200℃、5気
圧のアルゴンガス中で2時間加熱すると、すべて
の粒状構造や脈理は消滅し、また2200〜2400℃の
間の温度では、5〜25気圧2時間〜5分の間の範
囲での選択された組み合わせによつて同様の結果
が得られることが判つた。 本発明における加熱処理温度が、1800℃未満で
は脈理は消失し難く、また2400℃を超える温度
は、それ以上の高温をグラフアイトヒーターで得
ることが困難なため実用的でなく、更に25気圧以
上の圧力容器のコストが大きいこと及び加熱時間
が5分以下に短縮されても生産効率への寄与がわ
ずかであるため採用し難い。 (発明の効果) 以上述べたように、本発明の方法によれば、従
来、光学的均質化が困難であつた石英ガラスに対
し脈理等の不均一性を容易になくすことができ、
結果としてすぐれた光学用ガラスを提供すること
ができる。 (実施例) 実施例1〜6及び比較例1〜2 常圧及び5〜30気圧まで加圧可能なグラフアイ
トヒーターを設けた雰囲気加熱炉を用い、その中
に、直径98mm、高さ70mmの強い脈理と粒状構造を
有する天然石英ガラス柱(ヘラウス社、Herasil
)を入れた、内径100mm、高さ100mmのルツボを
セツトし、第1表に示した圧力、温度、時間条件
で加熱した。 雰囲気ガスには、工業用の純アルゴンガスを用
いた。30分間の加熱前後の重量を測定し、昇華減
量(%)を求めた。それら各例の測定結果を第1
図に示した。 30分間の加熱処理後の石英ガラス柱の上下2面
を平行に光学研摩し、各例の点光源投影法による
目視脈理観察結果と、レーザー干渉計を用いた精
密脈理検査結果を定性的に第1表にまとめて示し
た。
【表】
第1図は、石英ガラス柱の各実施例及び比較例
における処理温度と、30分後の昇華減量の関係を
示す図である。
における処理温度と、30分後の昇華減量の関係を
示す図である。
Claims (1)
- 1 光学的性質が不均一な二酸化珪素99.5重量%
以上を含有する高純度石英ガラスを、2気圧以
上、好ましくは5〜25気圧の圧力のアルゴンガス
雰囲気中で、1800℃以上、好ましくは2200〜2400
℃の温度に加熱することを特徴とする石英ガラス
の均質化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29813685A JPS62158121A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 石英ガラスの均質化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29813685A JPS62158121A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 石英ガラスの均質化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62158121A JPS62158121A (ja) | 1987-07-14 |
| JPH0317775B2 true JPH0317775B2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=17855647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29813685A Granted JPS62158121A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 石英ガラスの均質化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62158121A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11981594B2 (en) | 2020-09-22 | 2024-05-14 | Zhongtian Technology Advanced Materials Co., Ltd. | Quartz glass with low content of hydroxyl and high purity and method for preparing the same |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01160834A (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-23 | Seiko Epson Corp | 石英ガラス及びその製造方法 |
| JPH062595B2 (ja) * | 1990-11-08 | 1994-01-12 | 工業技術院長 | ガラスの着色・蛍光の抑制方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852928A (ja) * | 1981-09-26 | 1983-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯式給湯機 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29813685A patent/JPS62158121A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11981594B2 (en) | 2020-09-22 | 2024-05-14 | Zhongtian Technology Advanced Materials Co., Ltd. | Quartz glass with low content of hydroxyl and high purity and method for preparing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62158121A (ja) | 1987-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |