JPH0319062Y2 - - Google Patents

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JPH0319062Y2
JPH0319062Y2 JP8556684U JP8556684U JPH0319062Y2 JP H0319062 Y2 JPH0319062 Y2 JP H0319062Y2 JP 8556684 U JP8556684 U JP 8556684U JP 8556684 U JP8556684 U JP 8556684U JP H0319062 Y2 JPH0319062 Y2 JP H0319062Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はデイジタルオーデイオデイスク再生装
置またはビデオデイスク再生装置などの情報読取
装置に供される光学ピツクアツプ装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 例えば円盤等の記録媒体上にあるトラツクを光
学的に読み取るべく斯る光学ピツクアツプは、焦
点位置を定めるフオーカシング機構及び走査スポ
ツト位置を定めるトラツキング駆動機構を備えて
おり、特にトラツキング調整、換言すればピツク
アツプの光スポツト位置を制御するには第2図及
び第3図の構成がその一例として従来より知られ
ている。
即ち高密度記録が行なわれている光学デイスク
の情報トラツクを正確に追跡走査するために、ト
ラツキングずれを検出する周知の光学検出部の出
力を用いて、光学ピツクアツプの光スポツト位置
を微調整制御すべく微小駆動部、所謂アクチユエ
ータ部と、光学ピツクアツプを備えた筐体自体を
トラツキング方向へ移動する送りモータとを制御
するものであり、構造の一例は第2図に示す如
く、回転せる光学デイスク1の情報トラツク2を
走査するに光学ピツクアツプをトラツキング方向
trへ移動させるも、ピツクアツプ筐体3と一体に
設けられたラツク4をピニオン5へ噛口せしめ相
対的な対物レンズ6の位置を移動させる送りモー
タ7と、一方、微小駆動部としてピツクアツプ筐
体3内の対物レンズ6の周辺には第3図に示す如
くアクチユエータ13が供せられ、一例として、
図示の如く対物レンズ6を図示しないフオーシン
グ駆動機構と共に筐体に植立させる軸8を中心と
して回動自在に支持すべく支持機構を構成し、支
持アーム9にトラツキングコイル10を巻装し、
且つコイル10へ対峙させて磁石11,12を配
設しており、コイル10を励磁することにより支
持アーム9を回動させ、対物レンズ6の相対位置
を変化させるものである。該アクチユエータ13
は、トラツク偏心等の速い動きに追従する一方、
上述の送りモータ7は、筐体3の結果的な相対移
動に供せられるため同トラツキング方向の位置制
御は、アクチユエータの構造に関連した種々の手
段によつてアクチユエータの筐体3内での位置が
検出され、アクチユエータが筐体内で略中心に位
置に位置するようにモータが移送制御される。
一方筐体内に於て支持アーム9は第3図の如く
ゴム、バネ等の弾性体14により略中心位置に保
持され、該弾性体14の付勢変化を電圧に変換し
て対物レンズ6の位置を検出し、略中心に位置す
るようにモータ7を駆動する方法が一般に用いら
れているが、斯る構造は弾性体の存在に因するf0
の存在や、温度補償の必要、ヒステリシス大等の
欠点があるため、他のアクチユエータ構造をとる
ほうが有効であることは、本出願人による特願昭
59−37284号の出願に於て明らかである。
斯るアクチユエータ構造については、同構成は
第3図より同番号を援用して第4図に示す如く、
その詳細な説明を省略するも、磁石11及び磁石
12に対しコイル15,16を互いに逆相となる
ように、且つ相互略同巻き数に巻回し、差動変圧
手段17を構成し、該構成はトラツキングコイル
10をいわば一次コイル(励磁コイル)とする
と、磁束の変化に対応した誘導起電力が発生する
二次コイルとして備えられ、逆極性に接続されて
いるため、アクチユエータの中心位置(基準位
置)からの変位に伴うコイル10の相対位置によ
り誘導される電圧の差が現出する。
コイル10にはラツキングサーボ帯域外の信号
をアクチユエータの位置検出用基準信号としてサ
ーボ信号とともに重畳印加しており、差動変圧手
段17の出力を該帯域外信号で同期検波すること
でアクチユエータの筐体内での位置を検出してい
る。
このため弾性体を設ける必要がなく、一方同期
検波された信号はモータ7の位置制御信号として
供される。
また、アクチユエータ13のトラツキングサー
ボ及び筐体3の同方向位置制御は、直列サーボ関
係にあり、トラツキングサーボがロツクしている
状態でピツクアツプ位置が第5図に示す如く基準
位置から同図右方へずれた場合には同図矢印方向
へ筐体が駆動され、即ち第6図の如く相対的に基
準位置(ピツクアツプ部が筐体内で略中心となる
位置)に位置せしめる方向に移送される。
斯る構造はトラツキング駆動に関連する機械的
構造が簡単なため上述の如く多大な利点が有る
が、電源起動時等、サーボロツク前に於て、例え
ば大幅にアクチユエータが筐体内で変位している
場合、詳しくはデイスクトラツク偏心量に対応す
る駆動範囲が、アクチユエータ可動範囲外にまで
及ぶ場合は走査追従ができず、従つてサーボがロ
ツクできない状態となる問題があつた。
また、初期位置の変位に関連して過大な位置制
御信号が印加される場合には筐体が高速で移送さ
れ、トラツキングアクチユエータのサーボがキヤ
プチユアできる速度を超えてしまうとアクチユエ
ータのサーボ及び筐体送りのサーボ共にロツクで
きなくなり、筐体が暴走してしまうという場合が
あつた。
[考案の目的] 本考案は検出回路のレベルを監視することによ
り、アクチユエータのサーボがロツクできるかど
うか判断するとともに、検出回路の出力をアクチ
ユエータの基準位置へ向かつての復帰信号とする
ことにより上記問題点を解決することを斯る目的
とする。
[考案の概要] 筐体内で回動あるいは揺動自在となし、且つ光
学ピツクアツプの光スポツト位置を微調整制御す
べくサーボ信号によつて電磁的に駆動されるトラ
ツキングアクチユエータと、該アクチユエータの
上記筐体内での基準位置からの変位を検出する検
出回路と、筐体内で回動あるいは揺動自在とな
し、且つ光学ピツクアツプの光スポツト位置を微
調整制御すべくサーボ信号によつて電磁的に駆動
されるトラツキングアクチユエータと、該アクチ
ユエータの上記筐体内での基準位置からの変位を
検出する検出回路と、前記基準位置へ向かつてア
クチユエータを復帰させるため前記検出回路の出
力を前記アクチユエータに帰還させる帰還ループ
と、前記検出回路の出力が上記筐体の位置制御信
号として入力され上記アクチユエータを上記基準
位置に相対的に位置せしめる方向に上記筐体を移
送する移送手段とを有する光学ピツクアツプ装置
に於いて、上記検出回路の出力レベルを検出する
ためのレベル検出回路と、該レベル検出回路から
の出力に対応して前記アクチユエータへのサーボ
信号の供給及び前記帰還ループの開閉かつ前記移
送手段への前記検出回路からの出力供給を制御す
るための制御回路とを備えたことを特徴とするも
のである。
[考案の実施例] {第1の実施例} 第1図は本考案の第1の実施例を示し、アクチ
ユエータ13は上述第4図の構成をとつており、
帯域外信号(基準信号)をLPF(ローパスフイル
ター)19を介し、及びトラツキングエラーを最
小にすべく所謂サーボ信号とともに重畳すべく演
算器20を有し、該演算器20の出力端子は上述
トラツキングコイル10に接続され、一方コイル
10と対峙して配設せるコイル15,16の両端
子は同期検波回路21に接続され、また抽出周波
数とすべく基準信号の入力端子を備え、即ち該検
波回路21はトラツキング駆動に関連するコイル
15,16の差動出力より上述の基準信号と同一
周波数である信号のみを変位を検出する検出回路
29として抽出する。
また検波回路21の出力段には切り換え手段と
なるスイツチ28を設け、該スイツチ28によつ
て、検波出力を図示しないドライバを介してモー
タ7へと接続して筐体の位置制御信号とするか、
あるいは図示の如く該出力段よりアクチユエータ
10に帰還する帰還ループをして出力を実質的に
アクチユエータへ印加し、該アクチユエータを基
準位置に向かつて復帰させる復帰信号とするかが
切り換えられる。
該復帰信号とはアクチユエータが大幅に変位し
てサーボ引き込みができない場合に供されるもの
であつて、その極性は該信号がコイル10に印加
された場合にその変位された位置より基準位置に
向かつて近づく方向に励磁駆動されるように構成
されてお、相反する方向の変位に対しては逆極性
のDC値が得られる。
23,24はループ内発振防止用の位相補償回
路である。
また演算器20に印加されるサーボ信号はスイ
ツチ27を経て供されており、該スイツチ27は
サーボ信号を演算器へ印加するか否かを切り換え
るように構成され、上述のスイツチ28とともに
タイマー26、ウインドコンパレータ25が構成
する制御回路35によつてその切り換えは律せら
れる。
ウインドコンパレータ25は第8図の特性を有
しており、即ち入力レベルが±Vthを超えた場合
にH(high)レベルが出力され、レベルが低い場
合にはL(low)レベルが出力されるものであり、
同図では検波回路21の出力レベルが入力に供さ
れ、ウインドコンパレータの出力はタイマー26
に与えられる。
±Vthレベルの設定は、上述の問題点を生むア
クチユエータの変位に対して設定されるものであ
り、該レベル以上の値が現れると、該変位位置を
初期位置としたサーボ引き込みが困難になる。
タイマー26はウインドコンパレータがHレベ
ル出力となつた場合一定時間Hレベルを保持する
ために設けられ、スイツチ27,28の切り換え
状態、スイツチ27であれば、サーボ信号が演算
器へ印加されない状態、スイツチ28であれば、
アクチユエータと筐体送りのサーボ関係を断ち、
復帰信号をアクチユエータへ印加する状態に保持
する。
一方、筐体内でのアクチユエータの位置は基準
信号周波数をいわば搬送波としてトラツキング駆
動に関連づけて振幅変調された信号をして、差動
変圧手段から得られるが、同期検波によつて単に
重畳信号の中から抽出するだけではなく位相反転
部分、即ちアクチユエータの筐体内基準位置より
相反する方向に駆動される部分での変位量に対応
する逆極性の出力が得られる。
この出力をして位置制御信号としてモータは駆
動される。
同期検波によつて重畳信号の中より抽出される
検波出力は第7図の如く位相反転部分、即ちアク
チユエータの中心位置より相対する方向に駆動さ
れる部分での変位量に対応した特性となり、同図
でのアクチユエータ基準位置はその検波出力が0
となつている原点であり、即ち筐体内に於いてコ
イル10より双方のコイル15,16への磁束が
等しい位置にある。
なお基準信号としては、光学ピツクアツプの所
謂アクチユエータとしての伝送特性が一般的に二
次の振動特性に因して低域共振周波数f0から高域
側の部分は傾斜下降することから、アクチユエー
タのトラツキングサーボ帯域外であつて、且つ無
視できるようなアクチユエータの動作に対応する
高域側の周波数を設定しており、サーボ信号とと
もにコイル10へ印加しても基準信号に因するア
クチユエータの実質的な駆動はなく、本来制御さ
れるべきサーボ信号によつてアクチユエータの駆
動は律せられる。
本実施例は以上のように構成されている。
次にその動作を説明する。
アクチユエータのサーボがロツクし、トラツク
を追従している際にはスイツチ27,28は第1
図L側に切り換えられており、演算器20にはサ
ーボ信号が印加され、検波回路21の出力はモー
タ7へと与えられ、該出力を筐体の位置制御信号
としている。
しかし電源起動時やランダムアクセス等に関連
してアクチユエータのサーボをロツクする際に、
検波出力が±Vthを超えるような位置にアクチユ
エータが変位していると、ロツクすることが困難
となる。
一方モータ7には該変位に対応するDC値が印
加されようとするが、ウインドコンパレータにも
±Vthレベルを超えるDC値が入力され、ウイン
ドコンパレータの出力はHレベルになる。
該出力はタイマー26を介して、上記スイツチ
27,28をH端子側に切り換え、スイツチ27
をしてサーボ信号の印加を断となし、またスイツ
チ28によつて検波出力をアクチユエータへ帰還
し、アクチユエータを上記基準位置へ復帰させる
信号として印加する。
このためアクチユエータはサーボ信号が供され
ない状態で、サーボに安定に引き込めない変位位
置より基準位置に向かつて駆動され、一方筐体は
位置制御信号の供給が断たれるため、復帰開始前
と同じ位置に停止している。
上述のスイツチの切り換えによつて徐々にアク
チユエータ変位が基準位置よりに変位していくに
追従して検波出力も低レベルとなり、再びウイン
ドコンパレータへの入力は±Vthレベル以下にな
るが、タイマー26の存在によつてスイツチの切
り換えに供すレベルは一定時間はHレベルに保持
されたままである。
即ち該タイマー26は十分に基準位置に近づい
た状態でサーボに引き込むべく、帰還出力を一定
時間保持するための時定数手段として設けられて
いる。
以後タイマー26からの出力がLレベルになつ
たときスイツチ27,28はL端子側に切り換え
られ、アクチユエータは基準位置、もしくは基準
位置に極めて近接した変位位置、即ち検波出力が
アクチユエータのサーボがロツク可能な低レベル
出力となる位置にあり、この位置からのトラツキ
ングサーボの引き込みは安定に行なわれる。
またスイツチ28をL側に切り換える手段はタ
イマーに限らず、アクチユエータのサーボがロツ
クされたことを確認した後にスイツチをL側に切
り換えるようにしても良い。
{第2の実施例} 第9図は本考案の第2の実施例を示し、同様に
アクチユエータ13は上述第4図の構成をとつて
おり、帯域外信号(基準信号)をLPF(ローパス
フイルター)19を介し、及びトラツキングエラ
ーを最小にすべく所謂サーボ信号とともに重畳す
べく演算器20を有し、該演算器20の出力端子
は上述トラツキングコイル10に接続され、一方
コイル10と対峙して配設せるコイル15,16
の両端子は同期検波回路21に接続され、また抽
出周波数とすべく基準信号の入力端子を備え、即
ち該検波回路21はトラツキング駆動に関連する
コイル15,16の差動出力より上述の基準信号
と同一周波数である信号のみを変位を検出する検
出回路29として抽出する。
また検波回路21の出力段にはスイツチ28を
設け、該スイツチ28によつて検波出力を図示し
ないドライバを介してモータ7へと接続して筐体
の位置制御信号とするか、あるいは図示の如く該
出力段よりアクチユエータ10に帰還する帰還ル
ープをして出力を実質的にアクチユエータへ印加
し、該アクチユエータを基準位置に向かつて復帰
させる復帰信号とするかが切り換えられる。
該復帰信号とはアクチユエータが大幅に変位し
てサーボ引き込みが出来ない場合に供されるもの
であつて、その極性は該信号がコイル10に印加
された場合にその変位された位置より基準位置に
向かつて近づく方向に励磁駆動されるように構成
されており、相反する方向の変位に対しては逆極
性のDC値が得られる。
23,24はループ内発振防止用の位相補償回
路である。
また演算器20に印加されるサーボ信号はスイ
ツチ27を経て供されており、該スイツチ27は
サーボ信号を演算器へ印加するか否かを切り換え
るように構成され、該スイツチ27は上述のスイ
ツチ28及びウインドコンパレータ30,31、
インバータ32、フリツプフロツプ回路33とと
もに制御回路35を構成している。
ウインドコンパレータ30は第10図の特性を
有しており、即ち入力レベルが±Vmを超えた場
合にH(High)レベルが出力され、レベルが低い
場合にはL(low)レベルが出力され、一方ウイ
ンドコンパレータ31は第11図の特性を持ち、
入力レベルが±Vnレベルを超えた場合にH
(high)レベルが出力され、レベルがこれに満た
ない場合にはL(low)レベルが出力される。
ウインドコンパレータは共に検波回路21の出
力レベルが入力に供され、ウインドコンパレータ
の出力はフリツプフロツプ回路33へ与えられ
る。
また±Vmレベルの設定は、上述の問題点を生
むアクチユエータの変位に対してその値が設定さ
れるものであつて、該レベル以上の値が現れる
と、該変位位置を初期位置としたサーボ引き込み
は困難になる。
これに対し、±Vnレベルの設定は第10図、1
1図の比較から明らかなようにその絶対値レベル
が±Vmレベルに対して相対的に低く設定されて
いるが、斯る実施例の構成に於いてレベル±Vm
の近傍で切り換え動作が不安定にならないように
両者のレベルに高低差を設けているためであり、
特に実施例に限定されず、Vmレベルを基準とし
て高低差を判断する構成でも良い。
これはウインドコンパレータ30の出力レベル
に基づいてアクチユエータを基準位置に向かつて
復帰させる動作が必要であることを判断し、また
ウインドコンパレータ31はアクチユエータが安
定したサーボ引き込みができる位置にまで変位し
たことを判断するためである。
ウインドコンパレータ30の出力端子はフリツ
プフロツプ回路33のセツト入力端子(S端子)
に接続され、ウインドコンパレータ31の出力は
インバータ32を介してフリツプフロツプ回路3
3のリセツト入力端子(R端子)へ接続されてお
り、フリツプフロツプ回路33のQ端子出力はス
イツチ27,28の切り換えに供す。
該フリツプフロツプ回路33は電源起動時には
一旦リセツトされる。
Q端子出力がL(low)レベルであるときには
スイツチ27はサーボ信号を演算器へ印加する状
態に切り換え、一方スイツチ28はモータ7へ検
波回路出力を位置制御信号として与えるように制
御され、H(high)レベルであるときは、サーボ
信号の印加を断ち、検波回路出力を復帰信号とし
てアクチユエータへ復還させる。
またウインドコンパレータより供される出力レ
ベルは上述より明らかなように±Vmレベル以上
となるとS端子にH(high)レベルが、±Vnレベ
ル以下になるとR端子にH(high)レベルが到来
し、フリツプフロツプ回路はS端子にH(high)
レベル入力でスイツチ27,28をH側へ切り換
え、R端子にH(high)レベルでスイツチ27,
28をL側へ切り換える。
実施例では制御回路35にはウインドコンパレ
ータによつてレベル検出回路を構成し、これらの
レベルの高低差によつてスイツチの切り換えは律
せられる。
一方、筐体内でのアクチユエータの位置は基準
信号周波数をいわば搬送波としてトラツキング駆
動に関連づけて振幅変調された信号をして、差動
変圧手段から得られるが、同期検波によつて単に
重畳信号の中から抽出するだけではなく位相反転
部分、即ちアクチユエータの筐体内基準位置より
相反する方向に駆動される部分での変位量に対応
する逆極性の出力が得られる。
この出力をして位置制御信号としてモータは駆
動される。
同基検波によつて重畳信号の中より抽出される
検波出力は第7図の如く位相反転部分、即ちアク
チユエータの中心位置より相対する方向に駆動さ
れる部分での変位量に対応した特性となり、同図
でのアクチユエータ基準位置はその検波出力が0
となつている原点であり、即ち筐体内に於いてコ
イル10より双方のコイル15,16への磁束が
等しい位置にある。
なお基準信号としては、光学ピツクアツプの所
謂アクチユエータとしての伝送特性が一般的に二
次の振動特性に因して低域共振周波数f0から高域
側の部分は傾斜下降することから、アクチユエー
タのトラツキングサーボ帯域外であつて、且つ無
視できるようなアクチユエータの動作に対応する
高域側の周波数を設定しており、サーボ信号とと
もにコイル10へ印加しても基準信号に因するア
クチユエータの実質的な駆動はなく、本来制御さ
れるべきサーボ信号によつてアクチユエータの駆
動は律せられる 本実施例は以上のように構成されており、次に
その動作を説明する。
アクチユエータのサーボがロツクし、記録トラ
ツクを追従している際にはスイツチ27,28は
第9図L側に切り換えられており、演算器20に
はサーボ信号が印加され、検波回路21の出力は
モータ7へと与えられ、該出力を筐体の位置制御
信号としている。
この時点では検波出力レベルが±Vmレベルを
超えないためS端子にはHレベル出力が入力され
ず、また駆動に関連してレベルが±Vnレベル内
となると、インバータ32を介しているためHレ
ベル出力がR端子へ与えられ、あるいは電源起動
時であればリセツト動作に関連してフリツプフロ
ツプ回路33は同様にリセツト状態となり、Q端
子出力はLレベルであり、スイツチ27,28は
L側に保持されている。
一方電源起動時やランダムアクセス等に関連し
て、アクチユエータを初期位置からサーボに引き
込む場合、アクチユエータの変位位置が少なくと
も±Vmレベル内に対応する筐体内の位置にあれ
ば、アクチユエータのサーボはロツク可能である
が、該レベルを超えると安定してサーボに引き込
めない。
ここで±Vmレベルを超えてアクチユエータが
変位したとすると、ウインドコンパレータ30の
出力がHレベルとなり、フリツプフロツプ回路3
3のS端子にはHレベルが到来し、一方R端子に
は±Vnレベルを超えており、Lレベルが入力さ
れている。
このためフリツプフロツプ回路33はセツト状
態となり、Q端子出力はHレベルとなりスイツチ
27,28はH側に切り換わり、サーボ信号の印
加は断たれ、検波出力は復帰信号としてアクチユ
エータに印加され、よつてアクチユエータはサー
ボ信号が供されない状態でサーボに安定に引き込
めない変位位置より基準位置に向かつて駆動さ
れ、一方筐体は位置制御信号の供給が断たれるた
め復帰開始前と同じ位置に停止している。
上述のスイツチの切り換えによつてアクチユエ
ータ変位が基準位置よりに変位していくに追従し
て検波出力も低レベルとなるが、該レベルはウイ
ンドコンパレータ30,31、フリツプフロツプ
回路33によつて絶えず監視されており、Q端子
からLレベルが供され、再度スイツチがL側に切
り換えられるのはレベルが±Vn内となる筐体変
位位置にアクチユエータが復帰した時点である。
よつて検波出力がアクチユエータのサーボがロ
ツク可能な低レベル出力となる位置を初期位置と
してサーボの引き込みは行なわれる。
該第2の実施例においては、復帰信号印加を行
うレベルに加えて、該印加状態からトラツキング
サーボへ引き込ませるレベルを検出しているが、
特に車載用に供され、過酷な振動が予測される場
合には一旦初期位置を復帰させたとしてもアクチ
ユエータサーボロツク前に機械的要因により再度
引き込み不可能な位置に飛び出してサーボロツク
のタイミングを逸する場合が考えられるが、引き
込み可能なレベルを監視することにより敏速にサ
ーボに引き込めるという効果を有する。
またスイツチ28をL側に切り換える際には、
レベルが±Vn内であること、及びアクチユエー
タのサーボがロツクされたことを確認した後にL
側に切り換える構成にしてもよい。
また両実施例ともに場合に応じて種々の設計変
更が可能であり、アクチユエータの機械的構造も
実施例の如く回動構造でなくとも、揺動させる構
造でもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案の光学ピツクアツプ
装置は、筐体の位置制御信号を用いて有効にアク
チユエータの位置をサーボに引き込み可能な位置
に変位させるものであり、簡素な構成をして安定
してサーボへの引き込みが可能である。
注目すべきはレベルを監視して、出力レベルの
高低差に応じてアクチユエータの復帰の制御を行
う制御回路を有していることにある。
よつて位置制御信号が供されるトラツキング中
には帰還ループを構成せず、即ち復帰信号を印加
せず、アクチユエータのトラツキングサーボの安
定性を阻害せずに、またトラツキング中にはアク
チユエータに復帰信号に因する付加電圧を印加せ
ず、アクチユエータの可動特性をも悪化させない
ように有効に制御することを、アクチユエータの
変位に関連づけた該回路が律するため、サーボ引
き込みに関しての回路設計が簡素化できる。
最終的には復帰信号の印加により筐体内でのア
クチユエータの能動的な変位は可能であり、アク
チユエータの変位状態に拘わらず、場合分けに応
じてオフセツト位置への復帰動作として復帰信号
の供給を行わしても実用上問題ないが、本考案の
ようにレベルを監視して必要最小限に帰還の制御
を行つた方が、種々の状況に対応して敏速な引き
込みが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す要部回路
構成図、第2図はトラツキングサーボ動作の説明
図、第3図は従来例アクチユエータの構造図、第
4図は本考案実施例のアクチユエータ構造図、第
5図、第6図はサーボ動作を説明する図、第7図
は実施例検波回路の特性図、第8図は第1の実施
例に於けるウインドコンパレータの特性図、第9
図は本考案の第2の実施例を示す要部回路構成
図、第10図、第11図は第2の実施例に供すウ
インドコンパレータの特性図である。 符号の説明、3……筐体、7……モータ、13
……アクチユエータ、29……検出回路、35…
…制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筐体内で回動あるいは揺動自在となし、且つ
    光学ピツクアツプの光スポツト位置を微調整制
    御すべくサーボ信号によつて電磁的に駆動され
    るトラツキングアクチユエータと、該アクチユ
    エータの上記筐体内での基準位置からの変位を
    検出する検出回路と、前記基準位置へ向かつて
    アクチユエータを復帰させるため前記検出回路
    の出力を前記アクチユエータに帰還させる帰還
    ループと、前記検出回路の出力が上記筐体の位
    置制御信号として入力され上記アクチユエータ
    を上記基準位置に相対的に位置せしめる方向に
    上記筐体を移送する移送手段とを有する光学ピ
    ツクアツプ装置に於いて、上記検出回路の出力
    レベルを検出するためのレベル検出回路と、該
    レベル検出回路からの出力に対応して前記アク
    チユエータへのサーボ信号の供給及び前記帰還
    ループの開閉かつ前記移送手段への前記検出回
    路からの出力供給を制御するための制御回路と
    を備えたことを特徴とする光学ピツクアツプ装
    置。 (2) 上記制御回路は上記検出回路の出力が所定レ
    ベル以上であるとき上記検出回路の出力帰還を
    行うことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の光学ピツクアツプ装置。 (3) 上記制御回路は上記検出回路の出力帰還を一
    定時間保持するための時定数手段を具備したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    または第2項記載の光学ピツクアツプ装置。 (4) 上記制御回路は上記検出回路の出力が第1の
    レベル以上であることを検出する第1のレベル
    検出回路と、上記検出回路の出力が上記第1の
    レベルと同一かあるいはそれ以下のレベルであ
    る第2のレベル以下であることを検出する第2
    のレベル検出回路とを備え、上記第1、第2の
    レベル検出回路によつて上記検出回路の出力帰
    還を制御することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載の光学ピツク
    アツプ装置。 (5) 上記検出回路は、上記アクチユエータのトラ
    ツキング動作に基づく差動出力を所定の周波数
    で同期検波して位置検出を行うことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の光学ピ
    ツクアツプ装置。
JP8556684U 1984-06-11 1984-06-11 光学ピツクアツプ装置 Granted JPS613521U (ja)

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