JPH0319680Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319680Y2 JPH0319680Y2 JP1986133073U JP13307386U JPH0319680Y2 JP H0319680 Y2 JPH0319680 Y2 JP H0319680Y2 JP 1986133073 U JP1986133073 U JP 1986133073U JP 13307386 U JP13307386 U JP 13307386U JP H0319680 Y2 JPH0319680 Y2 JP H0319680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- lubricant
- plunger
- communication hole
- suction passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は潤滑剤供給ポンプ、詳しくは、作業
機械等の潤滑部分にグリース等の潤滑剤を供給す
る潤滑剤供給ポンプに関する。
機械等の潤滑部分にグリース等の潤滑剤を供給す
る潤滑剤供給ポンプに関する。
(従来の技術)
従来の潤滑剤供給ポンプの具体例としては、例
えば特公昭60−44556号公報記載の装置を挙げる
ことができる。第4図に上記装置を模式的に示し
ているが、同図のように、この装置はポンプ本体
51と、このポンプ本体51の、図において右側
に取着されている潤滑剤の吐出機構部52と、上
記ポンプ本体51の上部に取着されているタンク
53とから構成されている。上記ポンプ本体51
には上記吐出機構部52側からポンプ室となる第
1連通孔54が穿設されており、一方上記ポンプ
本体51の上端面から上記第1連通孔54に連通
する吸入路55が穿設されている。この吸入路5
5の上部に上記タンク53は螺着されている。上
記第1連通孔54の、図において左側の端部に
は、逆止弁56が設けられており、この逆止弁5
6は端板57との間に配置されているばね58に
より、上記吐出機構部52側に付勢されている。
そして上記第1連通孔54の下部位置には、上記
逆止弁56の往復動に応じて、上記第1連通孔5
4との連通状態の開閉がなされる開口部59を有
する第2連通孔60が穿設されており、さらに上
記ポンプ本体51の下端に上記第2連通孔60に
連通する吐出路61が穿設されている。一方上記
第1連通孔54には、上記吐出機構部52側から
往復動自在なプランジヤ62が挿入されている。
上記吐出機構部52内には、上記プランジヤ62
の連結された受圧板63を挟んで、この受圧板6
3と上記ポンプ本体51との間にばね64が、一
方上記受圧板63の、上記ばね64とは反対側の
面には、圧縮空気等の作動流体の流入ポート(図
示してはいない)を有する圧力室65がそれぞれ
設けられている。上記圧力室65に圧縮空気等を
導入することにより、上記プランジヤ62は上記
第1連通孔54内を上記吸入路55の開口位置を
越えて上記逆止弁56に近接する位置まで往動
し、一方上記圧縮空気の作用を解除したときには
ばね64のばね力により、上記プランジヤ62は
上記吸入路55の開口位置より後方まで復動す
る。
えば特公昭60−44556号公報記載の装置を挙げる
ことができる。第4図に上記装置を模式的に示し
ているが、同図のように、この装置はポンプ本体
51と、このポンプ本体51の、図において右側
に取着されている潤滑剤の吐出機構部52と、上
記ポンプ本体51の上部に取着されているタンク
53とから構成されている。上記ポンプ本体51
には上記吐出機構部52側からポンプ室となる第
1連通孔54が穿設されており、一方上記ポンプ
本体51の上端面から上記第1連通孔54に連通
する吸入路55が穿設されている。この吸入路5
5の上部に上記タンク53は螺着されている。上
記第1連通孔54の、図において左側の端部に
は、逆止弁56が設けられており、この逆止弁5
6は端板57との間に配置されているばね58に
より、上記吐出機構部52側に付勢されている。
そして上記第1連通孔54の下部位置には、上記
逆止弁56の往復動に応じて、上記第1連通孔5
4との連通状態の開閉がなされる開口部59を有
する第2連通孔60が穿設されており、さらに上
記ポンプ本体51の下端に上記第2連通孔60に
連通する吐出路61が穿設されている。一方上記
第1連通孔54には、上記吐出機構部52側から
往復動自在なプランジヤ62が挿入されている。
上記吐出機構部52内には、上記プランジヤ62
の連結された受圧板63を挟んで、この受圧板6
3と上記ポンプ本体51との間にばね64が、一
方上記受圧板63の、上記ばね64とは反対側の
面には、圧縮空気等の作動流体の流入ポート(図
示してはいない)を有する圧力室65がそれぞれ
設けられている。上記圧力室65に圧縮空気等を
導入することにより、上記プランジヤ62は上記
第1連通孔54内を上記吸入路55の開口位置を
越えて上記逆止弁56に近接する位置まで往動
し、一方上記圧縮空気の作用を解除したときには
ばね64のばね力により、上記プランジヤ62は
上記吸入路55の開口位置より後方まで復動す
る。
上記のようなプランジヤ62の往復動に応じ
て、このプランジヤ62先端部と逆止弁56との
間の第1連通孔54の空間容積が変化し、いわゆ
るポンプ作用が生じて、タンク53内の潤滑剤の
吸入及び逆止弁56を通して第2連通孔60への
押出しが逐次行なわれ、吐出路61から潤滑剤が
上記プランジヤ62の往復動の回数に応じた量だ
け吐出されるのである。
て、このプランジヤ62先端部と逆止弁56との
間の第1連通孔54の空間容積が変化し、いわゆ
るポンプ作用が生じて、タンク53内の潤滑剤の
吸入及び逆止弁56を通して第2連通孔60への
押出しが逐次行なわれ、吐出路61から潤滑剤が
上記プランジヤ62の往復動の回数に応じた量だ
け吐出されるのである。
そして上記装置におけるタンク53は、同図の
ように、有底筒状の構成をなすと共に、その側壁
66は伸縮自在な蛇腹構造となつており、内部の
潤滑剤の残量に応じて内部容積が変化していくこ
とにより、内部に負圧圧力状態の空間を生ずるこ
とがなく、このため上記したポンプ作用時の潤滑
剤吸引力が、残量の変化時にも効果的に作用し
て、吸入・吐出が継続し得るようになされている
のである。なお67は上記タンク53を覆う着脱
自在なカバーである。
ように、有底筒状の構成をなすと共に、その側壁
66は伸縮自在な蛇腹構造となつており、内部の
潤滑剤の残量に応じて内部容積が変化していくこ
とにより、内部に負圧圧力状態の空間を生ずるこ
とがなく、このため上記したポンプ作用時の潤滑
剤吸引力が、残量の変化時にも効果的に作用し
て、吸入・吐出が継続し得るようになされている
のである。なお67は上記タンク53を覆う着脱
自在なカバーである。
上記のように、ポンプ本体51の吸入路55に
螺着される潤滑剤出口部分以外は密閉状に構成さ
れるタンク53においては、潤滑剤残量の減少に
伴つて、内部に空間を生じないように、側壁66
が伸縮自在の蛇腹構造で形成されている。しかし
ながら上記蛇腹構造の各襞が密着状態となつたと
きの最小容量以下に潤滑剤残量が減少した場合に
は、内部に負圧圧力状態の空間が生じてくること
となり、前記ポンプ作用の吸引力が作用しなくな
り、したがつて、タンク53内に潤滑剤を残した
状態で交換することが必要であつた。また、上記
タンク53は、プランジヤ62の一回当りの往復
動における吐出量の定量化を確保するために、縮
み変形したタンク53の形状復元力が上記吸引力
にできるだけ影響しないように、タンク53は通
常軟質樹脂等の柔らかい材質で作成されている。
しかしながら、このように柔らかい材質であつて
も、その弾性に伴う形状復元力は、その変形量と
伴に、襞の数が多ければこれが累積されて現れて
くるので、特にタンク53の交換頻度を少なくす
るために形状を大きく、したがつて襞数の多いタ
ンクを使用する場合には、残量低下時に、その形
状復元力が無視できなくなり、プランジヤ62の
往復動による潤滑剤の吸引力が上記復元力により
減少されて、吐出量の定量化が保てなくなること
にもなつていた。さらに、上記タンク53の変形
に伴う形状復元力の問題を解消するために、さら
に柔らかい材質で形成しようとする場合は、縮み
変形がいびつに生じて、局部的に偏つた状態で潤
滑剤が残つてしまつたり、このため途中でタンク
53から潤滑剤の供給がなされなくなる場合があ
つた。
螺着される潤滑剤出口部分以外は密閉状に構成さ
れるタンク53においては、潤滑剤残量の減少に
伴つて、内部に空間を生じないように、側壁66
が伸縮自在の蛇腹構造で形成されている。しかし
ながら上記蛇腹構造の各襞が密着状態となつたと
きの最小容量以下に潤滑剤残量が減少した場合に
は、内部に負圧圧力状態の空間が生じてくること
となり、前記ポンプ作用の吸引力が作用しなくな
り、したがつて、タンク53内に潤滑剤を残した
状態で交換することが必要であつた。また、上記
タンク53は、プランジヤ62の一回当りの往復
動における吐出量の定量化を確保するために、縮
み変形したタンク53の形状復元力が上記吸引力
にできるだけ影響しないように、タンク53は通
常軟質樹脂等の柔らかい材質で作成されている。
しかしながら、このように柔らかい材質であつて
も、その弾性に伴う形状復元力は、その変形量と
伴に、襞の数が多ければこれが累積されて現れて
くるので、特にタンク53の交換頻度を少なくす
るために形状を大きく、したがつて襞数の多いタ
ンクを使用する場合には、残量低下時に、その形
状復元力が無視できなくなり、プランジヤ62の
往復動による潤滑剤の吸引力が上記復元力により
減少されて、吐出量の定量化が保てなくなること
にもなつていた。さらに、上記タンク53の変形
に伴う形状復元力の問題を解消するために、さら
に柔らかい材質で形成しようとする場合は、縮み
変形がいびつに生じて、局部的に偏つた状態で潤
滑剤が残つてしまつたり、このため途中でタンク
53から潤滑剤の供給がなされなくなる場合があ
つた。
上記対策としては、例えば特開昭60−159500号
公報に記載されている構造を採用することが考え
られる。これはタンク底部に押圧部材を取着する
と共に、押圧部材とカバーとの間にばねを介設
し、タンク底部を押圧するようにしたものであつ
て、押圧部材には、潤滑剤の残量が減少したとき
にこれを押出すための隆起部と、タンクの倒れを
防止すべくカバー内周面に摺接する案内部とが一
体に形成されている。
公報に記載されている構造を採用することが考え
られる。これはタンク底部に押圧部材を取着する
と共に、押圧部材とカバーとの間にばねを介設
し、タンク底部を押圧するようにしたものであつ
て、押圧部材には、潤滑剤の残量が減少したとき
にこれを押出すための隆起部と、タンクの倒れを
防止すべくカバー内周面に摺接する案内部とが一
体に形成されている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら上記従来例では、タンク内の潤滑
剤の大部分を使用したり、タンクのいびつな変形
を防止することはできるものの、押圧部材という
特殊構造の別部材を使用する必要があることか
ら、その構成が複雑になると共に、コストアツプ
を招くという欠点がある。
剤の大部分を使用したり、タンクのいびつな変形
を防止することはできるものの、押圧部材という
特殊構造の別部材を使用する必要があることか
ら、その構成が複雑になると共に、コストアツプ
を招くという欠点がある。
この考案は上記した従来の問題点を解消するた
めになされたものであつて、その目的は、側壁を
蛇腹構造で形成したタンクにおいて、潤滑剤をで
きるだけ有効に利用できると共に、残量が減少し
てきても略一定の吐出量の維持を図ることができ
ると共に、タンク材質が柔らかい材質であるよう
な場合にもタンクのいびつな縮み変形を防止で
き、しかもその構成を簡素化することができる潤
滑剤供給ポンプを提供することにある。
めになされたものであつて、その目的は、側壁を
蛇腹構造で形成したタンクにおいて、潤滑剤をで
きるだけ有効に利用できると共に、残量が減少し
てきても略一定の吐出量の維持を図ることができ
ると共に、タンク材質が柔らかい材質であるよう
な場合にもタンクのいびつな縮み変形を防止で
き、しかもその構成を簡素化することができる潤
滑剤供給ポンプを提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
そこでこの考案の潤滑剤供給ポンプは、吸入路
5と吐出路10とを有するポンプ本体1の上記吸
入路5に、有底筒状のタンク3の潤滑剤出口6を
接続し、上記タンク3内の潤滑剤を上記吸入路5
より吐出路10へと吐出するための潤滑剤吐出機
構2を有して成る潤滑剤供給ポンプであつて、上
記タンク3の側壁25を伸縮自在な蛇腹構造で構
成すると共に、上記タンク3の底部26にはその
内方へと凹入した凹部27を設け、さらに上記タ
ンク3を覆うカバー28には、上記凹部27とは
相対向する位置で逆方向に凹入する凹部35を設
け、上記タンク3の底部26を上記吸入路5の方
向に付勢する付勢手段29を、上記両凹部27,
35内に配置し、上記両凹部27,35の内壁で
上記付勢手段29を付勢方向にガイドしているこ
とを特徴としている。
5と吐出路10とを有するポンプ本体1の上記吸
入路5に、有底筒状のタンク3の潤滑剤出口6を
接続し、上記タンク3内の潤滑剤を上記吸入路5
より吐出路10へと吐出するための潤滑剤吐出機
構2を有して成る潤滑剤供給ポンプであつて、上
記タンク3の側壁25を伸縮自在な蛇腹構造で構
成すると共に、上記タンク3の底部26にはその
内方へと凹入した凹部27を設け、さらに上記タ
ンク3を覆うカバー28には、上記凹部27とは
相対向する位置で逆方向に凹入する凹部35を設
け、上記タンク3の底部26を上記吸入路5の方
向に付勢する付勢手段29を、上記両凹部27,
35内に配置し、上記両凹部27,35の内壁で
上記付勢手段29を付勢方向にガイドしているこ
とを特徴としている。
(作用)
上記構成の潤滑剤供給ポンプにおいては、タン
ク3内の潤滑剤の減少に応じて蛇腹構造の側壁2
5が内容積を減少する縮み変形を行なうが、この
側壁25と連結されている底部26に凹部27を
設けると共に、上記底部26を付勢手段29によ
つて吸入路5側へ付勢している。上記付勢手段2
9により、底部26がこのタンク3の軸心に沿つ
て吸入路5側に移動していくような案内作用が与
えられ、この状態で側壁25の縮み変形が進行し
て各襞が密着状態となつた場合には、この側壁2
5内に上記凹部27が陥入した状態となる。した
がつて、最小容積は従来に比べて上記凹部27の
体積分だけ減少し、その分潤滑剤を有効に吐出で
きることとなる。また上記タンク3の縮み変形に
必要な力は上記付勢手段29の付勢力によつても
与えられるので、タンク3内の潤滑剤残量が低下
しても潤滑剤吐出機構2における吸引力がその潤
滑剤の吸出力として作用し続け、略一定の吐出量
の維持を図ることができる。
ク3内の潤滑剤の減少に応じて蛇腹構造の側壁2
5が内容積を減少する縮み変形を行なうが、この
側壁25と連結されている底部26に凹部27を
設けると共に、上記底部26を付勢手段29によ
つて吸入路5側へ付勢している。上記付勢手段2
9により、底部26がこのタンク3の軸心に沿つ
て吸入路5側に移動していくような案内作用が与
えられ、この状態で側壁25の縮み変形が進行し
て各襞が密着状態となつた場合には、この側壁2
5内に上記凹部27が陥入した状態となる。した
がつて、最小容積は従来に比べて上記凹部27の
体積分だけ減少し、その分潤滑剤を有効に吐出で
きることとなる。また上記タンク3の縮み変形に
必要な力は上記付勢手段29の付勢力によつても
与えられるので、タンク3内の潤滑剤残量が低下
しても潤滑剤吐出機構2における吸引力がその潤
滑剤の吸出力として作用し続け、略一定の吐出量
の維持を図ることができる。
また付勢手段29が両凹部27,35の内壁で
付勢方向にガイドされていることから、タンク3
の材質が柔らかい場合にでも、タンク3のいびつ
な変形が防止し得る。
付勢方向にガイドされていることから、タンク3
の材質が柔らかい場合にでも、タンク3のいびつ
な変形が防止し得る。
(実施例)
次にこの考案の潤滑剤供給ポンプの具体的な実
施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例における潤滑剤供
給ポンプの断面図、第2図は第1図の−にお
ける断面図、第3図は第1図の側面図である。第
1図において、ポンプ本体1には、同図において
右側に潤滑剤吐出機構2が、また上部に軟質樹脂
より成る有底筒状のタンク3がそれぞれ取着され
ている。上記ポンプ本体1内には、図において水
平に、ポンプ室となる連通孔4が穿設されてい
る。そしてポンプ本体1の上面から上記連通孔4
に通ずる吸入路5が垂直に穿設されると共に、こ
の吸入路5の上部側ねじ部に、上記タンク3の潤
滑剤出口6が螺着されている。また上記連通孔4
の、上記潤滑剤吐出機構2取着部とは反対側の端
部には逆止弁室7が設けられており、この逆止弁
室7内に、ばね8により上記連通孔4の端面に当
接するように付勢された逆止弁9が配置されてい
る。そしてポンプ本体1の下端部側には上記逆止
弁室7に連通する吐出路10が穿設されており、
この吐出路10が開口する下面は、この潤滑剤供
給ポンプが取付けられる装置に螺着されるニツプ
ル11に、ナツト12によりこの装置を連結し得
るようになされている。上記連通孔4の上記潤滑
剤吐出機構2側からは、この連通孔4内を軸心方
向摺動自在に、プランジヤ13が挿入されてい
る。このプランジヤ13には、ポンプ本体1の上
記連通孔4開口端位置でOリング14が周設され
て軸シールがなされている。
給ポンプの断面図、第2図は第1図の−にお
ける断面図、第3図は第1図の側面図である。第
1図において、ポンプ本体1には、同図において
右側に潤滑剤吐出機構2が、また上部に軟質樹脂
より成る有底筒状のタンク3がそれぞれ取着され
ている。上記ポンプ本体1内には、図において水
平に、ポンプ室となる連通孔4が穿設されてい
る。そしてポンプ本体1の上面から上記連通孔4
に通ずる吸入路5が垂直に穿設されると共に、こ
の吸入路5の上部側ねじ部に、上記タンク3の潤
滑剤出口6が螺着されている。また上記連通孔4
の、上記潤滑剤吐出機構2取着部とは反対側の端
部には逆止弁室7が設けられており、この逆止弁
室7内に、ばね8により上記連通孔4の端面に当
接するように付勢された逆止弁9が配置されてい
る。そしてポンプ本体1の下端部側には上記逆止
弁室7に連通する吐出路10が穿設されており、
この吐出路10が開口する下面は、この潤滑剤供
給ポンプが取付けられる装置に螺着されるニツプ
ル11に、ナツト12によりこの装置を連結し得
るようになされている。上記連通孔4の上記潤滑
剤吐出機構2側からは、この連通孔4内を軸心方
向摺動自在に、プランジヤ13が挿入されてい
る。このプランジヤ13には、ポンプ本体1の上
記連通孔4開口端位置でOリング14が周設され
て軸シールがなされている。
上記潤滑剤吐出機構2の内部には、第2図に示
されているように二箇の乾電池15と、この乾電
池15からの供給電力で回転する直流モータ16
が第3図のように配置されている。この直流モー
タ16の回転は、歯車伝達機構部17によつてそ
の出力軸18に取着されているクランク19の上
記出力軸18回りの回転として伝達される。この
クランク19には、第2図のように連接部材20
の一端部側がピン21によつて連結されており、
そして上記連接部材20の他端部側に、上記プラ
ンジヤ13の端部がピン結合されている。したが
つて、上記出力軸18が回転することによつてこ
の回転動作は、連接部材20を介して、プランジ
ヤ13の往復動作に変換されるようになされてい
るのである。第1図におけるプランジヤ13は往
動開始位置を示しており、同図のように、プラン
ジヤ13の先端が、吸入路5の中心よりやや潤滑
剤吐出機構2側に位置するようになされている。
そして往動終了位置においては、上記プランジヤ
13の先端が上記吸入路5の連通孔4への開口部
を越えて逆止弁9に近接するようになされてい
る。このようなプランジヤ13の往復動と、連通
孔4端部の逆止弁9とによつて、上記連通孔4の
空間部に、いわゆるポンプ作用が生じ、プランジ
ヤ13の復動時には吸入路5から潤滑剤を吸引
し、また往動時には逆止弁9を介して吐出路10
側へ、上記吸引した潤滑剤を吐出することとなる
のである。
されているように二箇の乾電池15と、この乾電
池15からの供給電力で回転する直流モータ16
が第3図のように配置されている。この直流モー
タ16の回転は、歯車伝達機構部17によつてそ
の出力軸18に取着されているクランク19の上
記出力軸18回りの回転として伝達される。この
クランク19には、第2図のように連接部材20
の一端部側がピン21によつて連結されており、
そして上記連接部材20の他端部側に、上記プラ
ンジヤ13の端部がピン結合されている。したが
つて、上記出力軸18が回転することによつてこ
の回転動作は、連接部材20を介して、プランジ
ヤ13の往復動作に変換されるようになされてい
るのである。第1図におけるプランジヤ13は往
動開始位置を示しており、同図のように、プラン
ジヤ13の先端が、吸入路5の中心よりやや潤滑
剤吐出機構2側に位置するようになされている。
そして往動終了位置においては、上記プランジヤ
13の先端が上記吸入路5の連通孔4への開口部
を越えて逆止弁9に近接するようになされてい
る。このようなプランジヤ13の往復動と、連通
孔4端部の逆止弁9とによつて、上記連通孔4の
空間部に、いわゆるポンプ作用が生じ、プランジ
ヤ13の復動時には吸入路5から潤滑剤を吸引
し、また往動時には逆止弁9を介して吐出路10
側へ、上記吸引した潤滑剤を吐出することとなる
のである。
上記吸引路5に螺着されているタンク3は、第
1図のように、側壁25が蛇腹構造として形成さ
れている。そして底部(図において上部)26に
は、凹部27が形成されており、この凹部27
と、上記タンクを覆うカバー28との間に、付勢
手段となるばね29が配置されている。上記カバ
ー28の下端部はポンプ本体1の上端部に設けて
ある溝に嵌着されている。したがつて、上記ばね
29によつて、上記タンクの底部26は吸入路5
側に付勢される構成となされている。なお、上記
ばね29の付勢力は、その最大撓みが与えられて
いる場合(上記タンク内容積最大時の場合)にお
いても、そのばね力による潤滑剤押出力が逆止弁
室7におけるばね8の流出遮断力よりも小さいも
のであるように、各ばね8,29のばね力は調整
されている。また、第3図は潤滑剤吐出機構2の
内部構造を示すために蓋を外した状態で示してあ
り、同図において30は乾電池15からの直流モ
ータ16への電力供給を制御するための電気部品
を取着した回路基板である。また上記蓋31は、
第2図に示すように、スナツプばね32により着
脱容易な取付構造となされている。また、第2図
において33はタンク3内に潤滑剤を外部より補
充するための注入ポートであり、連通孔4への吸
入路5開口部位置に連通している。上記注入ポー
ト33には通常時は盲栓34が取着されている。
1図のように、側壁25が蛇腹構造として形成さ
れている。そして底部(図において上部)26に
は、凹部27が形成されており、この凹部27
と、上記タンクを覆うカバー28との間に、付勢
手段となるばね29が配置されている。上記カバ
ー28の下端部はポンプ本体1の上端部に設けて
ある溝に嵌着されている。したがつて、上記ばね
29によつて、上記タンクの底部26は吸入路5
側に付勢される構成となされている。なお、上記
ばね29の付勢力は、その最大撓みが与えられて
いる場合(上記タンク内容積最大時の場合)にお
いても、そのばね力による潤滑剤押出力が逆止弁
室7におけるばね8の流出遮断力よりも小さいも
のであるように、各ばね8,29のばね力は調整
されている。また、第3図は潤滑剤吐出機構2の
内部構造を示すために蓋を外した状態で示してあ
り、同図において30は乾電池15からの直流モ
ータ16への電力供給を制御するための電気部品
を取着した回路基板である。また上記蓋31は、
第2図に示すように、スナツプばね32により着
脱容易な取付構造となされている。また、第2図
において33はタンク3内に潤滑剤を外部より補
充するための注入ポートであり、連通孔4への吸
入路5開口部位置に連通している。上記注入ポー
ト33には通常時は盲栓34が取着されている。
上記構成の潤滑剤供給ポンプの作動について次
に説明する。直流モータ16を回転させると、こ
の回転運動は、前記したようにプランジヤ13の
往復運動として伝達される。このプランジヤ13
の復動時には一端が逆止弁9により封止された連
通孔4の空間容積が増加し、そこに負圧が生じ
る。そしてプランジヤ13の先端が吸入路5の連
通孔4への開口部より後方へと後退したときに、
上記負圧圧力はタンク3内の潤滑剤の吸引力とし
て作用し、潤滑剤が吸入路5及び連通孔4へと吸
出されるのである。その後、プランジヤ13の往
動時には、プランジヤ13の先端が吸入路5の連
通孔4への開口部を越えて前進するときに、逆止
弁9と上記開口部間に封入された潤滑剤は、プラ
ンジヤ13の先端の前進移動に伴つて逆止弁9を
開弁し、逆止弁室7から吐出路10へと押し出さ
れることとなる。このようなプランジヤ13の往
復動によつて、タンク3内の潤滑剤は逐次吐出路
10より吐出されていくのである。このような供
給操作に伴つてタンク3内潤滑剤が減少してい
き、このときその残容量に合わせた内容積となる
ように、蛇腹構造の側壁25は縮み変形し、タン
ク3内に負圧圧力状態の空間が生じないように、
したがつて、上記したプランジヤ13復動時の負
圧圧力による吸引力が、潤滑剤が減少してきた場
合にも効果的に作用し続けるようになされてい
る。
に説明する。直流モータ16を回転させると、こ
の回転運動は、前記したようにプランジヤ13の
往復運動として伝達される。このプランジヤ13
の復動時には一端が逆止弁9により封止された連
通孔4の空間容積が増加し、そこに負圧が生じ
る。そしてプランジヤ13の先端が吸入路5の連
通孔4への開口部より後方へと後退したときに、
上記負圧圧力はタンク3内の潤滑剤の吸引力とし
て作用し、潤滑剤が吸入路5及び連通孔4へと吸
出されるのである。その後、プランジヤ13の往
動時には、プランジヤ13の先端が吸入路5の連
通孔4への開口部を越えて前進するときに、逆止
弁9と上記開口部間に封入された潤滑剤は、プラ
ンジヤ13の先端の前進移動に伴つて逆止弁9を
開弁し、逆止弁室7から吐出路10へと押し出さ
れることとなる。このようなプランジヤ13の往
復動によつて、タンク3内の潤滑剤は逐次吐出路
10より吐出されていくのである。このような供
給操作に伴つてタンク3内潤滑剤が減少してい
き、このときその残容量に合わせた内容積となる
ように、蛇腹構造の側壁25は縮み変形し、タン
ク3内に負圧圧力状態の空間が生じないように、
したがつて、上記したプランジヤ13復動時の負
圧圧力による吸引力が、潤滑剤が減少してきた場
合にも効果的に作用し続けるようになされてい
る。
そして上記実施例においては、ばね29により
上記タンク3の底部26を吸入路5側に付勢して
いる。従来装置においては、タンクの縮み変形が
増加してきたとき、側壁の弾性による形状回復力
が無視できなくなり、吸引力が低下することとな
つていたが、上記ばね29の作用により、上記実
施例では、プランジヤ13復動時に発生する負圧
圧力による吸引力とともに、上記ばね力も潤滑剤
のタンク3よりの押出力として作用することとな
るので、プランジヤ13復動時に生ずる連通孔4
の空間容積を、潤滑剤残容量が減少した場合にお
いても常に充填させることが可能となり、プラン
ジヤ13の一回当たりの吐出量を略一定に保つこ
とができるのである。また上記実施例において
は、タンク3の底部26に凹部27を設けてい
る。このことにより、タンク3の底部26が、第
1図において二点鎖線で示す状態の位置に達する
まで、すなわち、凹部27によりタンク3内の潤
滑剤が殆ど押出されることとなる状態まで使用す
ることができる。したがつて従来は、側壁の蛇腹
構造の各襞が密着状態となつた場合の深さを越え
ては潤滑剤の利用ができなかつたが、上記実施例
においては、タンク3内の殆どの潤滑剤を有効に
利用することができるのである。さらに上記実施
例においては、底部26を付勢するばね29の上
端部側を、第1図に示されているようにカバー2
8に設けた凹部35に、またばね29の下端部側
を、上記凹部35と略同軸上に配置された上記底
部26に設けた凹部27にそれぞれ嵌入した状態
で配置している。このことにより、上記ばね29
によつてタンク3の縮み変形方向の案内作用が与
えられ、例えばタンク3の側壁材質が柔らかく、
また初期容積を大きくするために深さの深いもの
であつても、倒れが生ずることを防止することが
でき、いびつな縮み変形が抑えられることとなつ
て、安定した潤滑剤の供給状態の継続を確保する
ことができる。
上記タンク3の底部26を吸入路5側に付勢して
いる。従来装置においては、タンクの縮み変形が
増加してきたとき、側壁の弾性による形状回復力
が無視できなくなり、吸引力が低下することとな
つていたが、上記ばね29の作用により、上記実
施例では、プランジヤ13復動時に発生する負圧
圧力による吸引力とともに、上記ばね力も潤滑剤
のタンク3よりの押出力として作用することとな
るので、プランジヤ13復動時に生ずる連通孔4
の空間容積を、潤滑剤残容量が減少した場合にお
いても常に充填させることが可能となり、プラン
ジヤ13の一回当たりの吐出量を略一定に保つこ
とができるのである。また上記実施例において
は、タンク3の底部26に凹部27を設けてい
る。このことにより、タンク3の底部26が、第
1図において二点鎖線で示す状態の位置に達する
まで、すなわち、凹部27によりタンク3内の潤
滑剤が殆ど押出されることとなる状態まで使用す
ることができる。したがつて従来は、側壁の蛇腹
構造の各襞が密着状態となつた場合の深さを越え
ては潤滑剤の利用ができなかつたが、上記実施例
においては、タンク3内の殆どの潤滑剤を有効に
利用することができるのである。さらに上記実施
例においては、底部26を付勢するばね29の上
端部側を、第1図に示されているようにカバー2
8に設けた凹部35に、またばね29の下端部側
を、上記凹部35と略同軸上に配置された上記底
部26に設けた凹部27にそれぞれ嵌入した状態
で配置している。このことにより、上記ばね29
によつてタンク3の縮み変形方向の案内作用が与
えられ、例えばタンク3の側壁材質が柔らかく、
また初期容積を大きくするために深さの深いもの
であつても、倒れが生ずることを防止することが
でき、いびつな縮み変形が抑えられることとなつ
て、安定した潤滑剤の供給状態の継続を確保する
ことができる。
なお、上記実施例はこの考案の内容を限定する
ものではなく、この考案の範囲内で種々の変更が
可能であり、例えば潤滑剤吐出機構の構成が、前
記した流体圧によるプランジヤ作動方式等のその
他のものにおいても、この考案を適用すことがで
きる。
ものではなく、この考案の範囲内で種々の変更が
可能であり、例えば潤滑剤吐出機構の構成が、前
記した流体圧によるプランジヤ作動方式等のその
他のものにおいても、この考案を適用すことがで
きる。
(考案の効果)
以上のようにこの考案の潤滑剤供給ポンプにお
いては、タンク内の潤滑剤残量が少なくなつた場
合にでも、残在潤滑剤を有効に利用でき、またタ
ンク材質が柔らかい場合にも、タンクのいびつな
変形を防止し得る。しかもタンク底部とカバーと
に一対の凹部を形成するだけの構造であるため、
その構成が従来よりも大幅に簡素化され、安価に
製造可能となる。
いては、タンク内の潤滑剤残量が少なくなつた場
合にでも、残在潤滑剤を有効に利用でき、またタ
ンク材質が柔らかい場合にも、タンクのいびつな
変形を防止し得る。しかもタンク底部とカバーと
に一対の凹部を形成するだけの構造であるため、
その構成が従来よりも大幅に簡素化され、安価に
製造可能となる。
第1図はこの考案の潤滑剤供給ポンプの一実施
例における断面図、第2図は第1図における−
断面図、第3図は第1図の装置の側面図、第4
図は従来装置の断面模式図である。 1……ポンプ本体、2……潤滑剤吐出機構、3
……タンク、5……吸入路、6……潤滑剤出口、
10……吐出路、25……側壁、26……底部、
27……凹部、28……カバー、29……ばね
(付勢手段)、35……凹部。
例における断面図、第2図は第1図における−
断面図、第3図は第1図の装置の側面図、第4
図は従来装置の断面模式図である。 1……ポンプ本体、2……潤滑剤吐出機構、3
……タンク、5……吸入路、6……潤滑剤出口、
10……吐出路、25……側壁、26……底部、
27……凹部、28……カバー、29……ばね
(付勢手段)、35……凹部。
Claims (1)
- 吸入路5と吐出路10とを有するポンプ本体1
の上記吸入路5に、有底筒状のタンク3の潤滑剤
出口6を接続し、上記タンク3内の潤滑剤を上記
吸入路5より吐出路10へと吐出するための潤滑
剤吐出機構2を有して成る潤滑剤供給ポンプであ
つて、上記タンク3の側壁25を伸縮自在な蛇腹
構造で構成すると共に、上記タンク3の底部26
にはその内方へと凹入した凹部27を設け、さら
に上記タンク3を覆うカバー28には、上記凹部
27とは相対向する位置で逆方向に凹入する凹部
35を設け、上記タンク3の底部26を上記吸入
路5の方向に付勢する付勢手段29を、上記両凹
部27,35内に配置し、上記両凹部27,35
の内壁で上記付勢手段29を付勢方向にガイドし
ていることを特徴とする潤滑剤供給ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986133073U JPH0319680Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986133073U JPH0319680Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6340698U JPS6340698U (ja) | 1988-03-16 |
| JPH0319680Y2 true JPH0319680Y2 (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=31033053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986133073U Expired JPH0319680Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0319680Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101360983B1 (ko) * | 2013-05-21 | 2014-02-11 | 주식회사 한일루브텍 | 윤활 장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60159500A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-20 | I D C Kk | グリス給油装置 |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP1986133073U patent/JPH0319680Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6340698U (ja) | 1988-03-16 |
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