JPH0320043Y2 - - Google Patents

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JPH0320043Y2
JPH0320043Y2 JP11016686U JP11016686U JPH0320043Y2 JP H0320043 Y2 JPH0320043 Y2 JP H0320043Y2 JP 11016686 U JP11016686 U JP 11016686U JP 11016686 U JP11016686 U JP 11016686U JP H0320043 Y2 JPH0320043 Y2 JP H0320043Y2
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JP
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heat shield
heat
furnace
vacuum
internal space
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JP11016686U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、真空炉等、内部の熱流の大部分が輻
射熱である真空容器内に配設される遮熱板装置に
関するものである。
[従来の技術] この種遮熱板装置が設けられた真空容器とし
て、アルムニウム真空ろう付炉を第5図を参照し
て説明する。
この炉は、炉体1の内壁面に遮熱板装置2が張
られ、その内側にヒータ3が配設され、このヒー
タ3に囲まれた加熱室4に被処理物Wが配置され
るようになつている。そして、炉内を真空引きし
た後加熱することにより、あらかじめ部品の固着
部分に被覆されているろう材を溶かして部品どう
しがろう付される。
炉内が加熱される際は、上述のように炉内は真
空引きされているので、炉内の熱流の大部分は輻
射熱である。したがつて、この輻射熱を遮断する
ための遮熱板装置2は、第5図に示すように、ス
テンレス等の、表面が光輝面である複数枚の遮熱
板2aが互いに隙間をあけて層状に配されて構成
されており、その光輝面である表面で熱線を反射
することにより輻射熱を遮るようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記のような真空ろう付炉によつて
被処理物Wのろう付を行なうと、被処理物Wやろ
う材からは蒸着成分が蒸発したり、ろう材に含有
されているマグネシウムが酸素と結合した酸化マ
グネシウムや、結合し得なかつた単体のマグネシ
ウムが周辺に飛散したりする。
これら蒸着成分や、飛散するマグネシウムは炉
内の遮熱板装置2の各遮熱板2a間の隙間に入り
込んで付着し、遮熱板装置2を汚染することとな
る。こうなると、遮熱板2の熱吸収効果が高まつ
て熱反射率が低減し遮熱効果が低減する。また、
遮熱板装置2に熱が吸収されることにより、炉内
の熱損が大きくなるという問題があつた。
また、遮熱板2の汚染がある部分に偏ると、炉
内の熱分布が均一でなくなり、炉の性質の低下を
招くことにもなつていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものであつて、真空炉等の容器内に配され、遮
熱板の光輝面により熱線を反射することによつて
輻射熱を遮るようにして真空炉等の真空容器内配
設用の遮熱板装置において、2枚の遮熱板の周縁
を接合して内部空間を気密に保持したことを特徴
としている。
[作用] 2枚の遮熱板の間の内部空間を伝わる熱線は、
遮熱板の内面側の光輝面に反射することによつて
遮断される。内部空間は気密に保持されているの
で、遮熱板の内面側は汚染されることなく光輝面
が常に保たれる。したがつて、遮熱効果が低減す
ることがない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。
第1図において符号10で示されるものは、そ
の遮熱板装置である。この遮熱板装置10は、第
2図に示すように、2枚の遮熱板11によつて形
成されている。
これら遮熱板11は、同サイズの板材を用いて
その周縁部を湾曲形成したものである。そして、
これら遮熱板11を内部空間12ができるように
互いの周縁13を合わせ、合わされた両周縁13
を、溶接等の固着手段により気密的に接合し、そ
の後内部空間12を真空引きし、さらに、この内
部空間12が熱対流が無視できる程度の低い圧力
で不活性ガスを封入することにより、遮熱板装置
10が構成されている。
このような遮熱板装置10を、第4図で示した
真空ろう付炉に、遮熱板装置2に代えて配設し、
炉内を真空引きしてから加熱すると、ヒータ3の
熱線は、ヒータ3に面した遮熱板11の外表面か
ら、内部空間12を通つて反対側の遮熱板11に
伝わるが、遮熱板11の内面側の光輝面に反射し
て遮熱される。
また、この遮熱板装置10によれば、炉を長時
間使用した際にも、遮熱板装置10の外表面は汚
染されるものの、内部空間12は炉内の雰囲気と
は遮断されているため汚染されず、このため、各
遮熱板11の内面は光輝面状態が常に保たれる。
これはすなわち、内面の熱反射率が大きいままの
状態が保たれることになるので、遮熱板装置10
の遮熱効果はいつまでも損なわれないようになつ
ている。
第3図および第4図は、本考案の他の実施例を
示すものである。
第3図の遮熱板装置14は、先の一実施例に示
した遮熱板10の内部空間12に、複数枚の内部
遮熱板15を互いに間隔をあけて収納したもので
あり、また、第4図の遮熱板装置16は、内部空
間13に複数枚の内部遮熱板17を収納し、その
周縁を、各遮熱板11の周縁13とともに接合し
たものである。
上記第3図および第4図で示した遮熱板装置1
4,16にあつては、複数枚の内部遮熱板15,
17が内部空間12に配設されたことにより、ヒ
ータ3の熱線が何回にも渡つて反射されてしだい
に遮熱されていくことにより、非常に大きい遮熱
効果が得られるものとなつている。
なお、上記各実施例では、あらかじめ内部空間
12を設けた構成であるが、平板状態のままの各
遮熱板11を重ね合わせて周縁13を接合し、そ
のまま、炉内に配設した後、炉内を真空引きする
ことにより内部空間12を形成することもでき
る。
また、本実施例では、アルムニウム真空ろう付
炉に適用した例を示したが、内部が真空にして加
熱するような種々の真空容器に適用できることは
言うまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の真空炉等の真空
容器内配設用の遮熱板装置によれば、真空炉等の
容器内に配され、遮熱板の光輝面により熱線を反
射することによつて輻射熱を遮るようにした真空
炉等の真空容器内配設用の遮熱板装置において、
2枚の遮熱板の周縁を接合して内部空間を気密に
保持した構成としたので、遮熱板の内面側は常に
光輝面に保たれる。したがつて、たとえ、外面側
に汚染物質が付いても遮熱板の内面側の光輝面に
よつて熱線は反射されることになる。このため、
遮熱効果が低減するという経年変化がないととも
に、遮熱効果が常に一定で、かつ部分的に偏らな
いため、炉内の熱損が一定で炉内の熱分布も常に
均一に保持される等の優れた効果を奏する。
また、内部気密空間に複数の遮熱板を間隔をお
いて収納すれば、その内部の遮熱板には全く汚染
物質が付くことがない。このため、非常に大きい
遮熱効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
図であつて、第1図はその斜視図、第2図はその
断面図、第3図および第4図は他の実施例を示す
断面図、第5図および第6図は従来の技術を示す
図であつて、第5図はアルムニウム真空ろう付炉
の構造を示す縦断面図、第6図は遮熱板装置の斜
視図である。 10……遮熱板装置、11……遮熱板、12…
…内部空間、13……周縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空炉等の容器内に配され、遮熱板の光輝面に
    より熱線を反射することによつて輻射熱を遮るよ
    うにして真空炉等の真空容器内配設用の遮熱板装
    置において、2枚の遮熱板の周縁を接合して内部
    空間を気密に保持したことを特徴とする真空炉等
    の真空容器内配設用の遮熱板装置。
JP11016686U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0320043Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11016686U JPH0320043Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11016686U JPH0320043Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6316554U JPS6316554U (ja) 1988-02-03
JPH0320043Y2 true JPH0320043Y2 (ja) 1991-04-30

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