JPH03200778A - 担子菌の子実体形成誘導物質 - Google Patents
担子菌の子実体形成誘導物質Info
- Publication number
- JPH03200778A JPH03200778A JP1340327A JP34032789A JPH03200778A JP H03200778 A JPH03200778 A JP H03200778A JP 1340327 A JP1340327 A JP 1340327A JP 34032789 A JP34032789 A JP 34032789A JP H03200778 A JPH03200778 A JP H03200778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- fruiting body
- substance
- inducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、担子菌の子実体形成@導作用を有する化合物
、その塩またはそのエステル誘導体、それらを含有する
担子菌子実体形成誘導剤、該化合物の製造法、及び該化
合物の生産菌に圓する。
、その塩またはそのエステル誘導体、それらを含有する
担子菌子実体形成誘導剤、該化合物の製造法、及び該化
合物の生産菌に圓する。
(従来の技術〉
一般に、担子m(きのこ)の人]−栽培では、温度、湿
度、光などの環境因子をit、II御することによって
その子実体形戊最過条件下にて子実体の生産が行なわれ
ている。しかしながら環境因子の制御は困難な場合が多
くまたコストもかかり多くの難点を有しでいる。
度、光などの環境因子をit、II御することによって
その子実体形戊最過条件下にて子実体の生産が行なわれ
ている。しかしながら環境因子の制御は困難な場合が多
くまたコストもかかり多くの難点を有しでいる。
他方、子実体形成を促進する子実体形成誘導物質を用い
て子実体の生産を効率的に行う方法も提案されている。
て子実体の生産を効率的に行う方法も提案されている。
例えば、酸性ブ[Iテアーゼ阻害剤であるS P −1
(5treptoa+yces−PepsinInhi
bitor )の添加によりしいたけの子実体形成期間
が短縮されることが報告されている[ r、 rera
shita、に、 Oda、 H,にono andS
、l4uranO。
(5treptoa+yces−PepsinInhi
bitor )の添加によりしいたけの子実体形成期間
が短縮されることが報告されている[ r、 rera
shita、に、 Oda、 H,にono andS
、l4uranO。
^gric、Bio1.chet、 45.1929
(1981)1゜また糖脂質の1種であるモノグリコジ
ルセラミド(セレブロシド〉を子実体形成誘導物質とし
て使用することも報告されている(特開昭57−152
883号公報〉。このような子実体形li誘導物質を使
用して担子菌の人工栽培を行なうことによってコストの
かかる1!111因子の$13111の必貧性がなくな
りきのこの増収が図れる。従って実用性があり且つ有効
な子実体形成誘導物質の開発が望まれている。
(1981)1゜また糖脂質の1種であるモノグリコジ
ルセラミド(セレブロシド〉を子実体形成誘導物質とし
て使用することも報告されている(特開昭57−152
883号公報〉。このような子実体形li誘導物質を使
用して担子菌の人工栽培を行なうことによってコストの
かかる1!111因子の$13111の必貧性がなくな
りきのこの増収が図れる。従って実用性があり且つ有効
な子実体形成誘導物質の開発が望まれている。
(発明が解決しようとする課題〉
本発明は、担子菌の子実体形成誘導作用を有する新規化
合物、それを含有する担子菌子実体形成誘導剤、該新規
化合物の製造法、及び該新規化合物の生産菌な捏供する
ことを目的とする。
合物、それを含有する担子菌子実体形成誘導剤、該新規
化合物の製造法、及び該新規化合物の生産菌な捏供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、新たな担子菌の子実体形成誘導物質を得
ることを目的として、全国各地の土壌から微生物を分離
しその培養液について子実体形成誘導物質を探索した結
果、鹿児島県の土壌から分離した菌株の培養液から新た
な子実体形成誘導物質が見出され本発明を完成つるに到
った。
ることを目的として、全国各地の土壌から微生物を分離
しその培養液について子実体形成誘導物質を探索した結
果、鹿児島県の土壌から分離した菌株の培養液から新た
な子実体形成誘導物質が見出され本発明を完成つるに到
った。
しかして本発明は、
下記式[I]
で表わされる(IR)−4,7,9−トリヒト0キシ−
10−メトキシ−8−メチル−1−フェニル−(1H)
−アントラ[1,2−CI−フラン−3,6,11−ト
リオン、その塩またはそのエステル誘導体: 式[I]の化合物、その塩またはそのエステル誘導体を
含有する担子菌子実体形成誘導剤;ストレプトマイセス
属に属する式[I]の化合物の生産菌を培養し、培養物
から式[I]の化合物を採取づる式[I]の化合物の製
造法;及びストレプトマイセス属に属する式[I]の化
合物の生産菌である。
10−メトキシ−8−メチル−1−フェニル−(1H)
−アントラ[1,2−CI−フラン−3,6,11−ト
リオン、その塩またはそのエステル誘導体: 式[I]の化合物、その塩またはそのエステル誘導体を
含有する担子菌子実体形成誘導剤;ストレプトマイセス
属に属する式[I]の化合物の生産菌を培養し、培養物
から式[I]の化合物を採取づる式[I]の化合物の製
造法;及びストレプトマイセス属に属する式[I]の化
合物の生産菌である。
本発明者らは、全国各地の土壌から分離した4600株
の微生物の培蓋液について、アミスギタケ(Favol
us arcularius A 1’ CG 24
461 )を用いて子実体形成誘導物質の検定を行ない
、鹿児島県の土壌から分離したストレプトマイセス属1
、:属づる菌株の培!液から式[I]で表わされる斬た
な子実体形成誘導物質が単離精製された。この物質はオ
レンジ色の結晶を形成し、MASSlNMR,Xii!
結晶解析等により上記式[I]の化学IFi造式を右す
ることが明らかになった。
の微生物の培蓋液について、アミスギタケ(Favol
us arcularius A 1’ CG 24
461 )を用いて子実体形成誘導物質の検定を行ない
、鹿児島県の土壌から分離したストレプトマイセス属1
、:属づる菌株の培!液から式[I]で表わされる斬た
な子実体形成誘導物質が単離精製された。この物質はオ
レンジ色の結晶を形成し、MASSlNMR,Xii!
結晶解析等により上記式[I]の化学IFi造式を右す
ることが明らかになった。
式[1]の化合物は、その4.7及び/又は9位の水M
lがナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ全
屈と塩゛の形態を取っていてもよい。
lがナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ全
屈と塩゛の形態を取っていてもよい。
またこれらの水MEAはアセチル、プロパノイル、ブタ
ノイル、ペンタノイル、ヘキサノイルなどのアシル基と
ともにエステルの形態を取っていてもよい。
ノイル、ペンタノイル、ヘキサノイルなどのアシル基と
ともにエステルの形態を取っていてもよい。
式[I]の化合物は、鹿児島県の土壌から分離されたス
トレプトマイセス騰に属する菌株(ストレプトマイセス
SD、B−412株:微1仙菌奇第11004号)の培
養液から通常の単離私製手段を用いて得ることができる
。
トレプトマイセス騰に属する菌株(ストレプトマイセス
SD、B−412株:微1仙菌奇第11004号)の培
養液から通常の単離私製手段を用いて得ることができる
。
即ち、菌株を最適条件rで培養し、培養液を上清と国体
とに分離し、得られる上清に例えば塩酸を加えてjul
lを酸性側に調整する。次いで酢酸エチル等の有機Wi
媒で抽出し、得られるam層を濃縮し、水酸化ナトリウ
ムなどの塩基性化合物を含有する塩基性水溶液で再抽出
を行なう。得られる水層のDllを酸性側に調整し再び
酢酸エチルなどの有機溶媒で抽出りる。得られる右ll
Nを濃縮し以ドのようにしてクロマト操作に付す。
とに分離し、得られる上清に例えば塩酸を加えてjul
lを酸性側に調整する。次いで酢酸エチル等の有機Wi
媒で抽出し、得られるam層を濃縮し、水酸化ナトリウ
ムなどの塩基性化合物を含有する塩基性水溶液で再抽出
を行なう。得られる水層のDllを酸性側に調整し再び
酢酸エチルなどの有機溶媒で抽出りる。得られる右ll
Nを濃縮し以ドのようにしてクロマト操作に付す。
即ち、得られる抽出物を例えばメタノールなどのアルコ
ール溶媒に溶解し、LH20(Pharmacia )
などのカラムを用いたゲル濾過に付す。次いで得られる
活性画分をシリカ中圧カラムに付して更に分画する。史
に、活性画分を高速液体りOマドグラフィーに付づこと
によって、高純度にM製された目的とする式[I]の化
合物が得られる。
ール溶媒に溶解し、LH20(Pharmacia )
などのカラムを用いたゲル濾過に付す。次いで得られる
活性画分をシリカ中圧カラムに付して更に分画する。史
に、活性画分を高速液体りOマドグラフィーに付づこと
によって、高純度にM製された目的とする式[I]の化
合物が得られる。
式[I]の化合物は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化
カリウムなどの111化合物(・通常の処理を行なうこ
とによってその4.7及び/又は9位の水Wa基が塩の
形態となった化合物に変換することができる。またピリ
ジン溶液中で無水酢酸と式[I]の化合物とを反応させ
ることにより、あるいはMaltクロライドなどの酸ハ
ロゲン化物と式[I]の化合物とを反応させることによ
り、4.7及び/又は9位の水酸基がエステルの形態に
なった化合物に変換することができる。
カリウムなどの111化合物(・通常の処理を行なうこ
とによってその4.7及び/又は9位の水Wa基が塩の
形態となった化合物に変換することができる。またピリ
ジン溶液中で無水酢酸と式[I]の化合物とを反応させ
ることにより、あるいはMaltクロライドなどの酸ハ
ロゲン化物と式[I]の化合物とを反応させることによ
り、4.7及び/又は9位の水酸基がエステルの形態に
なった化合物に変換することができる。
式[1]の化合物、その塩及びそのエステル誘導体は担
子菌の子実体形成誘導作用を有し子実体形成誘導剤とし
て用いることができる。これらの化合物はそのまま子実
体形成誘導剤として用いてちよい。また必讐に応じて、
グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコールなど
の乳化剤を用いて水などに分散させて用いることもでき
、リノール酸などの脂肪酸、綿実油などの油脂に溶解も
しくは分散させて用いることもできる。あるいは、紙、
土壌などに吸着させて用いることもできる。本発明の子
実体誘導剤の使用量は、任意に選択することができ、例
えば培地表面la1m2当り0.01#IF以上、好ま
しくは0.01■〜10R9程度添加するのがよい。
子菌の子実体形成誘導作用を有し子実体形成誘導剤とし
て用いることができる。これらの化合物はそのまま子実
体形成誘導剤として用いてちよい。また必讐に応じて、
グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコールなど
の乳化剤を用いて水などに分散させて用いることもでき
、リノール酸などの脂肪酸、綿実油などの油脂に溶解も
しくは分散させて用いることもできる。あるいは、紙、
土壌などに吸着させて用いることもできる。本発明の子
実体誘導剤の使用量は、任意に選択することができ、例
えば培地表面la1m2当り0.01#IF以上、好ま
しくは0.01■〜10R9程度添加するのがよい。
式[1]の化合物を生産する菌株は、形態的な観察では
気菌糸の先端にらせん状の分枝状態で胞子を形成してお
り、胞子は数珠状につながっておりその表面はとげ状で
ある。チロシンアガー培地ではメラニン産生はみられず
、硝酸塩は還元された。またミルクをペプトン化し、炭
素源資化性拭験では用いた炭素源を全て資化した。これ
らの性状から、式[I]の化合物を生産する菌株は、s
treptmyces rubiginosusに近い
性質を有する菌である。
気菌糸の先端にらせん状の分枝状態で胞子を形成してお
り、胞子は数珠状につながっておりその表面はとげ状で
ある。チロシンアガー培地ではメラニン産生はみられず
、硝酸塩は還元された。またミルクをペプトン化し、炭
素源資化性拭験では用いた炭素源を全て資化した。これ
らの性状から、式[I]の化合物を生産する菌株は、s
treptmyces rubiginosusに近い
性質を有する菌である。
(発明の効果〉
以上に詳細に説明した通り、本発明により担子菌の子実
体誘導作用を有する新規化合物が提供され、この新規化
合物を子実体誘導剤として用いることにより、きのこの
人工栽培のコストダウンが図れ、きのこの増収が期待さ
れる。また本物質の作用機序を解明することにより子実
体形成の機構解明がIIJ持される。従って本発明の意
義は極めて高い。
体誘導作用を有する新規化合物が提供され、この新規化
合物を子実体誘導剤として用いることにより、きのこの
人工栽培のコストダウンが図れ、きのこの増収が期待さ
れる。また本物質の作用機序を解明することにより子実
体形成の機構解明がIIJ持される。従って本発明の意
義は極めて高い。
(実施例)
以下本発明を実備例により史に詳細に説明する。
実施例
1、子実体誘導物質のスクリーニング
子実体誘導物質の検定にはアミス4゛タケ(Favol
us arcularius A T CG 24
461 )を用いた。26.5℃、78間、暗所で下記
の組成を有する寒天培地A上で生育したものを種菌とし
、100 ad! Er1ctvyer Mask或
いはシャーレ内の検定用寒天培地B(−ト記参照〉上の
中央にその寒天片をII?i菌し、その周辺に検定サン
プルをしみ込ませたろ紙片を置いた。25℃、14日間
、湿度65%、暗所で培養し、子実体を形成するか否か
を検定系とした。サンプルの対象は土壌から分離した微
生物の培養液とした。土壌から単一コロニーとして分離
した菌を、Bae1体培地CまたはD(下記参照〉に植
菌し26.5℃で振盪培養(カビ7日間、放線菌4−5
日間)した後に、等量のアセトンを加えた液をサンプル
とした。カビ1900種、放線菌2700種のサンプル
について検定した結果鹿児島県姶良郡加治木高校のグラ
ンドの土壌から分離したストレプトマイセスSp。
us arcularius A T CG 24
461 )を用いた。26.5℃、78間、暗所で下記
の組成を有する寒天培地A上で生育したものを種菌とし
、100 ad! Er1ctvyer Mask或
いはシャーレ内の検定用寒天培地B(−ト記参照〉上の
中央にその寒天片をII?i菌し、その周辺に検定サン
プルをしみ込ませたろ紙片を置いた。25℃、14日間
、湿度65%、暗所で培養し、子実体を形成するか否か
を検定系とした。サンプルの対象は土壌から分離した微
生物の培養液とした。土壌から単一コロニーとして分離
した菌を、Bae1体培地CまたはD(下記参照〉に植
菌し26.5℃で振盪培養(カビ7日間、放線菌4−5
日間)した後に、等量のアセトンを加えた液をサンプル
とした。カビ1900種、放線菌2700種のサンプル
について検定した結果鹿児島県姶良郡加治木高校のグラ
ンドの土壌から分離したストレプトマイセスSp。
B−412株の培養液にのみ活性を見いだした。
このストレプトマイセスSD、B−412株を工業技術
院微生物工業技術研究所(徴■仙)に奇託し、受託番号
として微工研菌奇第11004号が付与された。
院微生物工業技術研究所(徴■仙)に奇託し、受託番号
として微工研菌奇第11004号が付与された。
表1
炭素源資化性試験
炭素源なし
D−グルコース
L−7ラビノース
シュータ[1−ス
D−キシロース
1−イノシトール
D−マンニトール
D−7ラクトース
ラムノース
フフイノース
グリセロール
マルトース
サリシン
26゜
5℃
10E+後
2、 生産菌の周定
放線1B−412株の同定はl S P manual
ニ従って行なった。形態的なIllでは、Qlu−A
sn (IsP)培地上で気薗糸の先端にらせん状の分
校状態で胞子を形成していた。胞子の大きさは約700
x500n−で少なくとも20個の胞子が数珠状につな
がり、胞子表面はとげ状だった(第1図〉。細1fil
のシア互ノビメリン酸はLL型のみ存在していた。チロ
シンアガー培地ではメラニン産生はみられず、硝m塩は
還元できた。澱粉及びゼラチン分解能はわずかにIll
察され、ミルクはペプトン化した。炭素源資化性試験で
は用いた炭素源を全て資化した(表1)。培養特性につ
いては表2&−示す様な結果だった。また3%の食塩を
含む培地Cの寒天培地では生育できなかった。
ニ従って行なった。形態的なIllでは、Qlu−A
sn (IsP)培地上で気薗糸の先端にらせん状の分
校状態で胞子を形成していた。胞子の大きさは約700
x500n−で少なくとも20個の胞子が数珠状につな
がり、胞子表面はとげ状だった(第1図〉。細1fil
のシア互ノビメリン酸はLL型のみ存在していた。チロ
シンアガー培地ではメラニン産生はみられず、硝m塩は
還元できた。澱粉及びゼラチン分解能はわずかにIll
察され、ミルクはペプトン化した。炭素源資化性試験で
は用いた炭素源を全て資化した(表1)。培養特性につ
いては表2&−示す様な結果だった。また3%の食塩を
含む培地Cの寒天培地では生育できなかった。
以上の結果を用いShirling 及びe r r
geyの報告で検索を行なった。その結果この菌は5t
reotoayces rubiginosusに類似
していたが、ラフィノースの資化性及び耐塩性で異なっ
ていた。
geyの報告で検索を行なった。その結果この菌は5t
reotoayces rubiginosusに類似
していたが、ラフィノースの資化性及び耐塩性で異なっ
ていた。
3、 活性物質の生産及び精製
■ 活性物質の生産
培養条件を検討した結果、5リツトルのマイヤーフラス
コに培地Cを1リットル仕込み、滅菌した後に前培養液
5ml!(培地Cで4日間試1N管振盪培養)を植菌し
、26.5℃で4−5日問培養した時が最も生産性が高
かった。
コに培地Cを1リットル仕込み、滅菌した後に前培養液
5ml!(培地Cで4日間試1N管振盪培養)を植菌し
、26.5℃で4−5日問培養した時が最も生産性が高
かった。
0 活性物質の精製
培養液を上清と菌体に分離し活性を測定した結果、上清
の方が活性が高かった。その為5リツトルの培養液を用
い上清からの1!8製を以下の様に行なった。
の方が活性が高かった。その為5リツトルの培養液を用
い上清からの1!8製を以下の様に行なった。
遠心分111(7000X!J 20分)により菌体
を除去した後、塩酸により上清のpHを5.0にし等量
の酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を500−まで
濃縮しこれに500−の蒸留水と20−の1M 水酸化
ナトリウムを加え再び抽出操作を行なった。水層を回収
し塩酸でpH5,0にし酢酸エチルを500−加え抽出
した。酢酸エチル廟をエバポレーターで乾固させた後5
−10aeのメタノールに溶かし以ドのり0マド操作に
用いた。
を除去した後、塩酸により上清のpHを5.0にし等量
の酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を500−まで
濃縮しこれに500−の蒸留水と20−の1M 水酸化
ナトリウムを加え再び抽出操作を行なった。水層を回収
し塩酸でpH5,0にし酢酸エチルを500−加え抽出
した。酢酸エチル廟をエバポレーターで乾固させた後5
−10aeのメタノールに溶かし以ドのり0マド操作に
用いた。
まずL H20(Pharmacia )を用いゲル濾
過を行なった。溶媒にメタノールを用い直径4α長さ4
2αのカラムで分画した。活性画分を集め乾固させたの
ちりOOホルムと蟻II(容積比100:0.5)の混
合液約5−10−に溶かし次の操作を行なった。上記の
混合溶媒を用い、直径2.5csテ長さ30cmのシリ
カゲ/L/ (Herk Kises1ge160)中
圧カラムで分画した。活性画分を(ロ)収し乾固させた
後再び上記の溶媒に溶かし、HPLCによって更に分画
した。
過を行なった。溶媒にメタノールを用い直径4α長さ4
2αのカラムで分画した。活性画分を集め乾固させたの
ちりOOホルムと蟻II(容積比100:0.5)の混
合液約5−10−に溶かし次の操作を行なった。上記の
混合溶媒を用い、直径2.5csテ長さ30cmのシリ
カゲ/L/ (Herk Kises1ge160)中
圧カラムで分画した。活性画分を(ロ)収し乾固させた
後再び上記の溶媒に溶かし、HPLCによって更に分画
した。
上記の溶媒ヲllイAQtlAcIL S S −65
2N (センシーLウー科学)カラムで分離1ノた。流
速2me/llnで260ng+の吸収で検出した所、
保持時間約6.2分の位置に鋭いピークがW察されそこ
に活性が見いだされた(第2図)6活性絢分を回収し再
び同じ操作を繰り返すことによって、単一ピークにまで
精製した。最終的に5リツトルの培養液から4−5#j
の活性物質が精製された。
2N (センシーLウー科学)カラムで分離1ノた。流
速2me/llnで260ng+の吸収で検出した所、
保持時間約6.2分の位置に鋭いピークがW察されそこ
に活性が見いだされた(第2図)6活性絢分を回収し再
び同じ操作を繰り返すことによって、単一ピークにまで
精製した。最終的に5リツトルの培養液から4−5#j
の活性物質が精製された。
4、 wi性動物質物理・化学的性状(2) 溶解性
アセトン、クロロホルム、シクロヘキサン、ベンゼン、
メタノール、水に対しては1 j19/d未満しか溶け
ないが、ジオキVン・ピリジンに対しては比較的良く溶
はピリジンには少なくとも20q/diまで溶解する。
メタノール、水に対しては1 j19/d未満しか溶け
ないが、ジオキVン・ピリジンに対しては比較的良く溶
はピリジンには少なくとも20q/diまで溶解する。
υ シリカゲル簿−り0マドグラフイーでのRf値
展開溶媒クロロホルム・メタノール(容積比8:2〉で
、253 rvの紫外線を照射して検出した結果、Rf
値0.6−0.65の位置にオレンジ色のスポットとし
て観察された。
、253 rvの紫外線を照射して検出した結果、Rf
値0.6−0.65の位置にオレンジ色のスポットとし
て観察された。
O紫外部吸収スペクトル
メタノール溶液中で211.242,270゜346.
430nmに吸収が観察された(第3図)。
430nmに吸収が観察された(第3図)。
0 赤外線吸収スペクトル
KBr法で1735.1660ar−’に吸収が見られ
カルボニルグループの存在が予想された(第4図)。
カルボニルグループの存在が予想された(第4図)。
Oその他
ニンヒドリン反応はネガデイプであった。またこの物質
はり0[1ホルム、mum合液(容積比100:0.5
)中で冷暗所に保存するとオレンジ色の結晶を形成した
。この結晶を用いて元素分析及び分解点の測定を行なっ
た。その結果、この物質は54.4%炭素、3.11%
水素から成り窒素は含有していなかった。245−25
5℃前後から分解しはじめた。
はり0[1ホルム、mum合液(容積比100:0.5
)中で冷暗所に保存するとオレンジ色の結晶を形成した
。この結晶を用いて元素分析及び分解点の測定を行なっ
た。その結果、この物質は54.4%炭素、3.11%
水素から成り窒素は含有していなかった。245−25
5℃前後から分解しはじめた。
5、 NMR及びMASSスペクトルによる分析(2
)MASSスペクトル El及びFAB MASSスペクトルの測定を行なっ
たが、分子イオンピークは観察できなかった。そこで活
性物質のアセチル化を行なった。ピリジン111i中で
この物質と無水酢酸を室温で2vI間反応させ、乾固さ
せた。クロロホルム、メタノール混合液(容積比95:
5)に溶かし、AQυ^CILカラムを用いHPLCで
精製した。流速1.5d/sinで活性物質とアセチル
化物の保持時間は各々6.7分、5.8分だった。この
精製したアセチル化物を用いFAB MASSスベク
トルを測定した結果、 m/z559 (M十Z)の位置に分子イオンピークが
観察された(第5図)。
)MASSスペクトル El及びFAB MASSスペクトルの測定を行なっ
たが、分子イオンピークは観察できなかった。そこで活
性物質のアセチル化を行なった。ピリジン111i中で
この物質と無水酢酸を室温で2vI間反応させ、乾固さ
せた。クロロホルム、メタノール混合液(容積比95:
5)に溶かし、AQυ^CILカラムを用いHPLCで
精製した。流速1.5d/sinで活性物質とアセチル
化物の保持時間は各々6.7分、5.8分だった。この
精製したアセチル化物を用いFAB MASSスベク
トルを測定した結果、 m/z559 (M十Z)の位置に分子イオンピークが
観察された(第5図)。
U ’H−NMR
第6図に活性物質及びアセチル化物の
’ H−N M Rの結果を示づ。活性物質のIH−N
MRパターンから水素原子のシグナルとして14個及び
8ppi付近にいくつか水素原子が存在していることが
予想された。また、メチル、メトキシ、フェニル基の存
在も予想された。活性物質とアセチル化物の’11−N
MRパターンの比較により活性物質に31a所アセチル
塁が導入されたことが明らかになった。
MRパターンから水素原子のシグナルとして14個及び
8ppi付近にいくつか水素原子が存在していることが
予想された。また、メチル、メトキシ、フェニル基の存
在も予想された。活性物質とアセチル化物の’11−N
MRパターンの比較により活性物質に31a所アセチル
塁が導入されたことが明らかになった。
(Ce ”’C−NMR
第7図に”’C−N M R結果をホづ。活性物質の1
3C−N M Rパターンから炭素原子のシグナルとし
て23個前後、四級炭素が15個存在していた。
3C−N M Rパターンから炭素原子のシグナルとし
て23個前後、四級炭素が15個存在していた。
またここからもメチル、メトキシ、フェニル基の存在が
予想された。またアセデル化物の13C−N M Rパ
ターンでは20p1)−付近に3g!!所シグナルが増
えており、導入されたアセチル基山来と考えられた。
予想された。またアセデル化物の13C−N M Rパ
ターンでは20p1)−付近に3g!!所シグナルが増
えており、導入されたアセチル基山来と考えられた。
以上のことから活性物質の分子量は432、分子式は0
240,608であることが予想された。
240,608であることが予想された。
6、 X線結晶解析
X11結晶解析の結果、この結晶は三斜晶系でa=9.
363入、b=11.927人、C=5.961A、α
−103,77゜β−108,93″、γ=74.28
゜V=597゜8ム3で結晶中にクロロホルムを包接し
ていた。活性物質の分子式はC24H1608で、正式
名称は(1R)・−4,7,9−トリヒドロキシ−10
−メト4シー8−メチル−1−フェニル−(10)−ア
ントラ[1,2−c]フラン−3,6,11−トリオン
で第8図に示す様な構造式であることがわかり、上記の
MASS、NMRの結果と一致していた。またこの物質
は不斉炭素を1つ有し、結晶中の塩素の異常分散効果に
よって絶対構造を決定した結果R体であった(表3)。
363入、b=11.927人、C=5.961A、α
−103,77゜β−108,93″、γ=74.28
゜V=597゜8ム3で結晶中にクロロホルムを包接し
ていた。活性物質の分子式はC24H1608で、正式
名称は(1R)・−4,7,9−トリヒドロキシ−10
−メト4シー8−メチル−1−フェニル−(10)−ア
ントラ[1,2−c]フラン−3,6,11−トリオン
で第8図に示す様な構造式であることがわかり、上記の
MASS、NMRの結果と一致していた。またこの物質
は不斉炭素を1つ有し、結晶中の塩素の異常分散効果に
よって絶対構造を決定した結果R体であった(表3)。
この化合物をバシデイファキノン(Ba5idiHer
quinone 〉 と命名した。
quinone 〉 と命名した。
00
00
10
−31
−1−11
01
221
21
−3−51
−51
−2−32
−12
202
−4−22
−2−53
−3−43
−2−23
表3 異常分散効果(絶対構造決定)
459、1(14)
340.3(9)
379.6(9)
161.2(9)
翔、4(4)
278、7(9)
389.4(9)
229、6(7)
652.4(19)
154.1(8)
206.4(7)
474.0(17)
236.5(6)
106、7(9)
191.2(9)
212.1(9)
152、3(9)
388.6(15)
303.2(9)
279、9(5)
123、8(9)
406.6(4)
283.8(6)
364.2(9)
251、3(7)
(ホ)、5(11)
108.9(9)
217.0(7)
418.4(10)
199.6(7)
129、1(8)
145.3(9)
166.8(9)
254.6(8)
−2−826676−10
−1−333144−13
221,5(10) 225.3(10)61.8
(13) 銘、5(11)7、 生物活性 この物質の子実体形成誘導効果を第9図に示す。
(13) 銘、5(11)7、 生物活性 この物質の子実体形成誘導効果を第9図に示す。
この物質の添加によって、光照銅無しでも14日後には
子実体の柄の部分を誘導できた。最小有効1111*G
;C6,9x 10−9Mタッタ(14) 、 *り7
セチル化物にも同様の活性を見いだした。
子実体の柄の部分を誘導できた。最小有効1111*G
;C6,9x 10−9Mタッタ(14) 、 *り7
セチル化物にも同様の活性を見いだした。
表4 活性物質の有効m度
00
00
0
0
0.3
10サンプル申柄を形成した数を示した。
4、
第1図は生物の形態を示す写真であり、光学顕微鏡によ
る本発明の子実体誘導物質生産菌の分校状態(A)及び
電子顕微鏡による胞子表向(B)を示す。 第2図は本発明の子実体誘導物質を含有でる活性画分の
Hl) L Cパターンを示す。 第3図は本発明の子実体誘導物質の紫外線吸収スペクト
ルを示す。 第4図は本発明の子実体誘導物質の赤外吸収スペクトル
を示す。 第5図は本発明の子実体誘導物質のアセチル化物のFA
B−MASSスペクトルを示す。 第6図は本発明の子実体vih導物質(ピリジン溶液)
(A〉及びそのアセチル化物(クロロホルム溶液)(B
)の1H−NMRスペクトルを示す。 第7図は本発明の子実体誘導物質(ピリジン溶液〉 (
A)及びそのアセチル化物(クロロホルム溶液)(B)
の130− N M Rスペクトルを示す。 第8図は本発明の子実体誘導物質の立体構造(A)及び
結晶構造(B)を示す。 第9図は生物の形態を示す写真であり、本発明の子実体
誘導物質を添加した場合の子実体誘導効果を示しており
、左側は100 no/ disc添加、右側は無添加
の場合である。
る本発明の子実体誘導物質生産菌の分校状態(A)及び
電子顕微鏡による胞子表向(B)を示す。 第2図は本発明の子実体誘導物質を含有でる活性画分の
Hl) L Cパターンを示す。 第3図は本発明の子実体誘導物質の紫外線吸収スペクト
ルを示す。 第4図は本発明の子実体誘導物質の赤外吸収スペクトル
を示す。 第5図は本発明の子実体誘導物質のアセチル化物のFA
B−MASSスペクトルを示す。 第6図は本発明の子実体vih導物質(ピリジン溶液)
(A〉及びそのアセチル化物(クロロホルム溶液)(B
)の1H−NMRスペクトルを示す。 第7図は本発明の子実体誘導物質(ピリジン溶液〉 (
A)及びそのアセチル化物(クロロホルム溶液)(B)
の130− N M Rスペクトルを示す。 第8図は本発明の子実体誘導物質の立体構造(A)及び
結晶構造(B)を示す。 第9図は生物の形態を示す写真であり、本発明の子実体
誘導物質を添加した場合の子実体誘導効果を示しており
、左側は100 no/ disc添加、右側は無添加
の場合である。
Claims (4)
- (1)下記式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] で表わされる(1R)−4,7,9−トリヒドロキシ−
10−メトキシ−8−メチル−1−フエニル−(1H)
−アントラ[1,2−C]−フラン−3,6,11−ト
リオン、その塩またはそのエステル誘導体。 - (2)式[ I ]の化合物、その塩またはそのエステル
誘導体を含有する担子菌子実体形成誘導剤。 - (3)ストレプトマイセス属に属する式[ I ]の化合
物の生産菌を培養し、培養物から式[ I ]の化合物を
採取する式[ I ]の化合物の製造法。 - (4)ストレプトマイセス属に属する式[ I ]の化合
物の生産菌。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1340327A JPH03200778A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 担子菌の子実体形成誘導物質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1340327A JPH03200778A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 担子菌の子実体形成誘導物質 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03200778A true JPH03200778A (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=18335881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1340327A Pending JPH03200778A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 担子菌の子実体形成誘導物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03200778A (ja) |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1340327A patent/JPH03200778A/ja active Pending
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