JPH0320227B2 - - Google Patents
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- JPH0320227B2 JPH0320227B2 JP58151846A JP15184683A JPH0320227B2 JP H0320227 B2 JPH0320227 B2 JP H0320227B2 JP 58151846 A JP58151846 A JP 58151846A JP 15184683 A JP15184683 A JP 15184683A JP H0320227 B2 JPH0320227 B2 JP H0320227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture
- mycelium
- extract
- present
- medium
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mushroom Cultivation (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
本発明はマンネンタケの培養法、さらに詳しく
は、マンネンタケ菌糸体の新規液体培養法に関す
る。 マンネンタケはヒダナシタケ目サルノコシカケ
科に属する担子菌で、霊芝ともいわれ、古くから
中国においてすぐれた生薬として珍重されてい
る。近年、我国においても、マンネンタケの有効
成分を科学的に解明する研究がさかんに行なわれ
るようになり、その制ガン作用、抗高血圧作用、
抗高脂血症作用等が次第に明らかにされつつあ
り、有効成分を単離して医薬として用いたり、マ
ンネンタケそのものをいわゆる健康食品等として
用いるなどの試みが種々なされている。 しかしながら、元年、マンネンタケは中国でも
天然に極く希にしか生育せず、入手が著しく困難
で非常に高価なものである。最近、我国において
は、マンネンタケの人工栽培が可能となり、入手
が比較的容易となつたものの、依然として高価で
あり、しかも、生育に2〜5年の長期間を必要と
する。そのうえ、人工栽培で得られるマンネンタ
ケには天然のものと比較して含有成分が異なつて
いるものが多いという問題がある。 このような事情にかんがみ、本発明者らは容易
に、かつ、安価に、しかも、天然のものと同等も
しくは近似した含有成分を有するマンネンタケを
得るべく鋭意研究を重ねる間に、意外にも、特定
の組成を有する液体培地がマンネンタケの菌糸体
培養に極めて有効であり、それにより、短期間で
収率よく、安価にマンネンタケ菌糸体が得られ、
しかも、天然のマンネンタケ成分に近似した成分
を含有させることができ、また、培地中にも同様
な成分を産生、蓄積させることができ、これら
が、通常用いられているマンネンタケ、すなわ
ち、マンネンタケ子実体と同様の用途に使用でき
ることを見出した。前記のごとく、マンネンタケ
の人工栽培がすでに行なわれているが、これはマ
ンネンタケ子実体の栽培であり、本発明のごと
く、マンネンタケの菌糸体を効率よく液体培養し
た例は従来見当らない。 かくして、本発明はマンネンタケ菌糸体の効率
のよい新規液体培養法を提供するもので、本発明
によれば、グルコース0.2〜10w/v%と、穀類
胚芽、および米ぬかからなる群から選ばれる栄養
源0.2〜2w/v%を必須成分として含有する液体
培地中でマンネンタケ菌糸体を液体培養すること
により、短期間で、安価に収率よくマンネンタケ
菌糸体が得られ、天然のマンネンタケ成分に近似
した成分を含有させることができ、また、培地中
にも該成分を蓄積させることができる。 本発明の液体培地と必須成分の1つとして用い
るグルコースは通常の培地成分として用いられる
ものいずれでもよく、培地全量に基いて0.2〜
10w/v%、好ましくは、1〜8w/v%の割合
で用いる。グルコースの量が0.2w/v%より低
くても、また、10w/v%を超えても菌糸体の収
量が低下する。 また、本発明においては、他の必須成分とし
て、穀類胚芽、および米ぬかからなる群から選ば
れる栄養源を用いる。これらの栄養源も、通常、
培地成分として入手しうるものいずれでもよく、
これらは単独でも、2種以上を併用して用いても
よい。穀類胚芽の例としては、小麦胚芽、大麦胚
芽、ライ麦胚芽などが挙げられ、あわ、えん麦、
きび、そば、トウモロコシ、ひえなども同様に使
用できる。とりわけ、小麦胚芽や米ぬかが天然の
マンネンタケの含有成分に極めて近似した成分を
含有する菌糸体や培養液を得るのに適している。
該栄養源は培地全量に基いて0.2〜2w/v%、好
ましくは、0.5〜1.0w/v%の割合で用いる。該
栄養源の量が0.2w/v%より低いと菌糸体の収
量が低下し、また、2w/v%を超えると経済的
に不利となる。 さらに、本発明で用いる液体培地においては、
該栄養源:グルコースの重量比を1:1〜8とす
ることが好ましく、これにより、マンネンタケ菌
糸体の収率が向上する。 所望により、本発明で用いる液体培地には、リ
ン、マンガン、マグネシウム、カルシウム、鉄な
どの塩類のごときミネラル成分や、ビタミン類、
核酸類、アミノ酸類、澱粉、酵母エキス、ペプト
ンなどのごとき他の成分を適宜添加してもよい。 本発明で用いる液体培地は常法に従つて調製す
ることができ、例えば、所定の各成分を滅菌水に
添加し、分散、溶解させる。得られた培地は本発
明の培養法実施に先だち、通常、120〜130℃で15
〜30分間滅菌処理される。 本発明の培養法は、該液体培地に適当量の種菌
糸を接種し、好気的条件下に液体培養することに
より実施できる。 用いる種菌糸は担子菌類に属するヒダナシタケ
目サルノコシカケ科マンネンタケのものであれば
いずれでもよく、例えば、(株)河村式椎茸研究所
(静岡県藤枝市青葉町1−1−11)より入手でき
る。 通常、種菌糸の接種量は約5〜10mg/100ml培
地で充分であり、200〜300r.p.mの撹拌下、温度
25〜30℃、通気量0.5〜3.0V.V.m.で7〜21日間暗
所において培養を行なうことにより、高収率でマ
ンネンタケの菌糸体が得られ、また、培地中に有
効な成分を産生、蓄積させることができる。例え
ば、本発明の方法によれば、従来のマンネンタケ
人工栽培用の種菌培養に用いられるポテト・デキ
ストロース・ブロス(PDB)培地と比べて9〜
50倍もの菌糸体収量を達成することができる。 得られた菌糸体や常法に従つて菌糸体を分離し
た培養液は、例えば、水や水性溶媒で抽出し、そ
の抽出液を適宜加工して健康食品等として用いる
ことができる。かかる抽出液は高速液体クロマト
グラフイーやガスクロマトグラフイーによる分析
で、天然のマンネンタケ子実体から同様に抽出し
た抽出液とその成分がきわめて近似しており、本
発明の培養法で得られた菌糸体や培養液の抽出液
を用いた健康食品等は天然のマンネンタケ子実体
を用いた健康食品等と同様に使用することができ
る。 つぎに実施例および試験例を挙げて本発明をさ
らに詳しく説明する。 実施例 1〜17 ポテト・デキストロース寒天培地(デイフコ社
製)39gを水1000mlに分散、溶解させ、100mlフ
ラスコに20mlづつ分注し、120℃で30分間オート
クレーブ処理した後、冷却してPDA培地を調製
した。これに、マンネンタケ種菌糸((株)河村椎茸
研究所より入手)1白金耳接種し、暗所におい
て、25℃で14日間静置培養してマンネンタケ菌糸
体の種培養を得た。 一方、つぎの第1表に示す割合でグルコースお
よび小麦胚芽を滅菌水に分散、溶解し、500ml容
の三角フラスコに150mlづつ分注し、綿栓をし、
アルミホイルで覆つた後、121℃で30分間オート
クレーブ処理し、ついで、室温まで冷却して液体
培地を調製した。 この各液体培地に、無菌条件下、前記の種培養
を3白金耳づつ接種し、25℃の暗所にて、振盪培
養器(220r.p.m)上で2週間培養した。 培養終了後、培養液を10000r.p.m.で10分間遠
心分離し、上清を除き、沈澱物に適当量のエタノ
ールを加え、激しく振盪した。これをブフナー
斗上で吸引過し、さらに、エタノールで洗浄
し、充分過し、重量を測定して菌糸体の収量と
した。結果を第1表に示す。なお、第1表には、
対照として、液体培地としてポテト・デキストロ
ース・ブロスを用いて同様にマンネンタケ菌糸体
を培養した場合の結果も示す。
は、マンネンタケ菌糸体の新規液体培養法に関す
る。 マンネンタケはヒダナシタケ目サルノコシカケ
科に属する担子菌で、霊芝ともいわれ、古くから
中国においてすぐれた生薬として珍重されてい
る。近年、我国においても、マンネンタケの有効
成分を科学的に解明する研究がさかんに行なわれ
るようになり、その制ガン作用、抗高血圧作用、
抗高脂血症作用等が次第に明らかにされつつあ
り、有効成分を単離して医薬として用いたり、マ
ンネンタケそのものをいわゆる健康食品等として
用いるなどの試みが種々なされている。 しかしながら、元年、マンネンタケは中国でも
天然に極く希にしか生育せず、入手が著しく困難
で非常に高価なものである。最近、我国において
は、マンネンタケの人工栽培が可能となり、入手
が比較的容易となつたものの、依然として高価で
あり、しかも、生育に2〜5年の長期間を必要と
する。そのうえ、人工栽培で得られるマンネンタ
ケには天然のものと比較して含有成分が異なつて
いるものが多いという問題がある。 このような事情にかんがみ、本発明者らは容易
に、かつ、安価に、しかも、天然のものと同等も
しくは近似した含有成分を有するマンネンタケを
得るべく鋭意研究を重ねる間に、意外にも、特定
の組成を有する液体培地がマンネンタケの菌糸体
培養に極めて有効であり、それにより、短期間で
収率よく、安価にマンネンタケ菌糸体が得られ、
しかも、天然のマンネンタケ成分に近似した成分
を含有させることができ、また、培地中にも同様
な成分を産生、蓄積させることができ、これら
が、通常用いられているマンネンタケ、すなわ
ち、マンネンタケ子実体と同様の用途に使用でき
ることを見出した。前記のごとく、マンネンタケ
の人工栽培がすでに行なわれているが、これはマ
ンネンタケ子実体の栽培であり、本発明のごと
く、マンネンタケの菌糸体を効率よく液体培養し
た例は従来見当らない。 かくして、本発明はマンネンタケ菌糸体の効率
のよい新規液体培養法を提供するもので、本発明
によれば、グルコース0.2〜10w/v%と、穀類
胚芽、および米ぬかからなる群から選ばれる栄養
源0.2〜2w/v%を必須成分として含有する液体
培地中でマンネンタケ菌糸体を液体培養すること
により、短期間で、安価に収率よくマンネンタケ
菌糸体が得られ、天然のマンネンタケ成分に近似
した成分を含有させることができ、また、培地中
にも該成分を蓄積させることができる。 本発明の液体培地と必須成分の1つとして用い
るグルコースは通常の培地成分として用いられる
ものいずれでもよく、培地全量に基いて0.2〜
10w/v%、好ましくは、1〜8w/v%の割合
で用いる。グルコースの量が0.2w/v%より低
くても、また、10w/v%を超えても菌糸体の収
量が低下する。 また、本発明においては、他の必須成分とし
て、穀類胚芽、および米ぬかからなる群から選ば
れる栄養源を用いる。これらの栄養源も、通常、
培地成分として入手しうるものいずれでもよく、
これらは単独でも、2種以上を併用して用いても
よい。穀類胚芽の例としては、小麦胚芽、大麦胚
芽、ライ麦胚芽などが挙げられ、あわ、えん麦、
きび、そば、トウモロコシ、ひえなども同様に使
用できる。とりわけ、小麦胚芽や米ぬかが天然の
マンネンタケの含有成分に極めて近似した成分を
含有する菌糸体や培養液を得るのに適している。
該栄養源は培地全量に基いて0.2〜2w/v%、好
ましくは、0.5〜1.0w/v%の割合で用いる。該
栄養源の量が0.2w/v%より低いと菌糸体の収
量が低下し、また、2w/v%を超えると経済的
に不利となる。 さらに、本発明で用いる液体培地においては、
該栄養源:グルコースの重量比を1:1〜8とす
ることが好ましく、これにより、マンネンタケ菌
糸体の収率が向上する。 所望により、本発明で用いる液体培地には、リ
ン、マンガン、マグネシウム、カルシウム、鉄な
どの塩類のごときミネラル成分や、ビタミン類、
核酸類、アミノ酸類、澱粉、酵母エキス、ペプト
ンなどのごとき他の成分を適宜添加してもよい。 本発明で用いる液体培地は常法に従つて調製す
ることができ、例えば、所定の各成分を滅菌水に
添加し、分散、溶解させる。得られた培地は本発
明の培養法実施に先だち、通常、120〜130℃で15
〜30分間滅菌処理される。 本発明の培養法は、該液体培地に適当量の種菌
糸を接種し、好気的条件下に液体培養することに
より実施できる。 用いる種菌糸は担子菌類に属するヒダナシタケ
目サルノコシカケ科マンネンタケのものであれば
いずれでもよく、例えば、(株)河村式椎茸研究所
(静岡県藤枝市青葉町1−1−11)より入手でき
る。 通常、種菌糸の接種量は約5〜10mg/100ml培
地で充分であり、200〜300r.p.mの撹拌下、温度
25〜30℃、通気量0.5〜3.0V.V.m.で7〜21日間暗
所において培養を行なうことにより、高収率でマ
ンネンタケの菌糸体が得られ、また、培地中に有
効な成分を産生、蓄積させることができる。例え
ば、本発明の方法によれば、従来のマンネンタケ
人工栽培用の種菌培養に用いられるポテト・デキ
ストロース・ブロス(PDB)培地と比べて9〜
50倍もの菌糸体収量を達成することができる。 得られた菌糸体や常法に従つて菌糸体を分離し
た培養液は、例えば、水や水性溶媒で抽出し、そ
の抽出液を適宜加工して健康食品等として用いる
ことができる。かかる抽出液は高速液体クロマト
グラフイーやガスクロマトグラフイーによる分析
で、天然のマンネンタケ子実体から同様に抽出し
た抽出液とその成分がきわめて近似しており、本
発明の培養法で得られた菌糸体や培養液の抽出液
を用いた健康食品等は天然のマンネンタケ子実体
を用いた健康食品等と同様に使用することができ
る。 つぎに実施例および試験例を挙げて本発明をさ
らに詳しく説明する。 実施例 1〜17 ポテト・デキストロース寒天培地(デイフコ社
製)39gを水1000mlに分散、溶解させ、100mlフ
ラスコに20mlづつ分注し、120℃で30分間オート
クレーブ処理した後、冷却してPDA培地を調製
した。これに、マンネンタケ種菌糸((株)河村椎茸
研究所より入手)1白金耳接種し、暗所におい
て、25℃で14日間静置培養してマンネンタケ菌糸
体の種培養を得た。 一方、つぎの第1表に示す割合でグルコースお
よび小麦胚芽を滅菌水に分散、溶解し、500ml容
の三角フラスコに150mlづつ分注し、綿栓をし、
アルミホイルで覆つた後、121℃で30分間オート
クレーブ処理し、ついで、室温まで冷却して液体
培地を調製した。 この各液体培地に、無菌条件下、前記の種培養
を3白金耳づつ接種し、25℃の暗所にて、振盪培
養器(220r.p.m)上で2週間培養した。 培養終了後、培養液を10000r.p.m.で10分間遠
心分離し、上清を除き、沈澱物に適当量のエタノ
ールを加え、激しく振盪した。これをブフナー
斗上で吸引過し、さらに、エタノールで洗浄
し、充分過し、重量を測定して菌糸体の収量と
した。結果を第1表に示す。なお、第1表には、
対照として、液体培地としてポテト・デキストロ
ース・ブロスを用いて同様にマンネンタケ菌糸体
を培養した場合の結果も示す。
【表】
【表】
この結果から明らかなごとく、本発明の液体培
地を用いると、非常に高い菌糸体収量が得られ、
ことに、小麦胚芽:グルコースの比を1:1〜8
にすると収量が高くなる。 実施例 18〜34 小麦胚芽の代わりに米ぬかを用い、グルコース
および米ぬかを第2表に示す割合にて滅菌水に分
散、溶解させる以外、実施例1の記載に従つて培
養を行つた。 培養終了後、培養液を10000r.p.m.で10分間遠
心分離し、上清を除き、沈澱物に適当量のエタノ
ールを加え、激しく振盪した。これをブフナー濾
斗上で吸引濾過し、さらに、エタノールで洗浄
し、充分濾過し、重量を測定して菌糸体の収量と
した。結果を第2表に示す。なお、第2表には、
対照として、液体培地としてポテト・デキストロ
ース・ブロスを用いて同様にマンネンタケ菌糸体
を培養した場合の結果を示す。
地を用いると、非常に高い菌糸体収量が得られ、
ことに、小麦胚芽:グルコースの比を1:1〜8
にすると収量が高くなる。 実施例 18〜34 小麦胚芽の代わりに米ぬかを用い、グルコース
および米ぬかを第2表に示す割合にて滅菌水に分
散、溶解させる以外、実施例1の記載に従つて培
養を行つた。 培養終了後、培養液を10000r.p.m.で10分間遠
心分離し、上清を除き、沈澱物に適当量のエタノ
ールを加え、激しく振盪した。これをブフナー濾
斗上で吸引濾過し、さらに、エタノールで洗浄
し、充分濾過し、重量を測定して菌糸体の収量と
した。結果を第2表に示す。なお、第2表には、
対照として、液体培地としてポテト・デキストロ
ース・ブロスを用いて同様にマンネンタケ菌糸体
を培養した場合の結果を示す。
【表】
【表】
この結果から明らかなごとく、本発明の液体培
地を用いると、非常に高い菌糸体収量が得られ、
ことに、米ぬか:グルコースの比を1:1〜8に
すると収量が高くなる。 試験例 添付の第1図および第2図に実施例No.6の培養
によつて得られた培養物抽出物と天然のマンネン
タケ子実体抽出物の成分を比較したガスクロマト
グラムおよび薄層クロマトグラムを示す。 培養物の抽出はつぎのとおり行なつた。 1000r.p.m.で10分間遠心分離して菌体を除去
し、得られた培養液100mlを等容量の酢酸エチル
で3回抽出した。抽出液を合し、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。これ
を、減圧下、40℃にてロータリー・エバポレータ
ーで濃縮し、さらにに減圧下で乾燥して抽出物試
料を得た。 天然マンネンタケ子実体の抽出はつぎのとおり
行なつた。 天然マンネンタケ子実体を0.5cmに粗切し、そ
の10gに蒸留水150mlを加え、リーデイツヒ冷却
管を付して90℃にて1時間抽出した。抽出液を
過し、残渣をさらに同様に2回抽出した。抽出液
を合し、前記培養物におけると同様に酢酸エチル
抽出を行なつて試料を得た。 ガスクロマトグラフイーの条件はつぎのとおり
である。 使用機種:島津製作所製GC−7A カラム:2%OV−1、ユニポートHP(60〜80メ
ツシユ)、3mm×200cm カラム温度:150℃で8分間保持、ついで、80分
で230℃まで上昇させる。 気化室温度:280℃ キヤリアガス:N2(60ml/分) 検出器:FID なお、試料は常法に従つてTMS化した。第1
図中、Aは天然のマンネンタケ子実体抽出物のク
ロマトグラム、Bは本発明の培養法による培養物
の抽出物のクロマトグラムである。 薄層クロマトグラフイーの条件はつぎのとおり
である。 プレート:メルク社製シリカゲル 展開溶媒:クロロホルム:メタノール=9:1 発色I2および紫外線(第2図中、点線で示すス
ポツトはI2で発色、実線で示すスポツトは紫外線
ランプ下で発色し、かつ、I2で強く発色)。 第2図中、Aは天然のマンネンタケ子実体のク
ロマトグラム、Bは本発明の培養法による培養物
の抽出物のクロマトグラムである。 第1図および第2図から明らかなごとく、本発
明の培養法によつて得られた培養物の抽出物と天
然のマンネンタケ子実体の抽出物はその成分が極
めて近似している。
地を用いると、非常に高い菌糸体収量が得られ、
ことに、米ぬか:グルコースの比を1:1〜8に
すると収量が高くなる。 試験例 添付の第1図および第2図に実施例No.6の培養
によつて得られた培養物抽出物と天然のマンネン
タケ子実体抽出物の成分を比較したガスクロマト
グラムおよび薄層クロマトグラムを示す。 培養物の抽出はつぎのとおり行なつた。 1000r.p.m.で10分間遠心分離して菌体を除去
し、得られた培養液100mlを等容量の酢酸エチル
で3回抽出した。抽出液を合し、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。これ
を、減圧下、40℃にてロータリー・エバポレータ
ーで濃縮し、さらにに減圧下で乾燥して抽出物試
料を得た。 天然マンネンタケ子実体の抽出はつぎのとおり
行なつた。 天然マンネンタケ子実体を0.5cmに粗切し、そ
の10gに蒸留水150mlを加え、リーデイツヒ冷却
管を付して90℃にて1時間抽出した。抽出液を
過し、残渣をさらに同様に2回抽出した。抽出液
を合し、前記培養物におけると同様に酢酸エチル
抽出を行なつて試料を得た。 ガスクロマトグラフイーの条件はつぎのとおり
である。 使用機種:島津製作所製GC−7A カラム:2%OV−1、ユニポートHP(60〜80メ
ツシユ)、3mm×200cm カラム温度:150℃で8分間保持、ついで、80分
で230℃まで上昇させる。 気化室温度:280℃ キヤリアガス:N2(60ml/分) 検出器:FID なお、試料は常法に従つてTMS化した。第1
図中、Aは天然のマンネンタケ子実体抽出物のク
ロマトグラム、Bは本発明の培養法による培養物
の抽出物のクロマトグラムである。 薄層クロマトグラフイーの条件はつぎのとおり
である。 プレート:メルク社製シリカゲル 展開溶媒:クロロホルム:メタノール=9:1 発色I2および紫外線(第2図中、点線で示すス
ポツトはI2で発色、実線で示すスポツトは紫外線
ランプ下で発色し、かつ、I2で強く発色)。 第2図中、Aは天然のマンネンタケ子実体のク
ロマトグラム、Bは本発明の培養法による培養物
の抽出物のクロマトグラムである。 第1図および第2図から明らかなごとく、本発
明の培養法によつて得られた培養物の抽出物と天
然のマンネンタケ子実体の抽出物はその成分が極
めて近似している。
第1図および第2図は、各々、本発明の培養法
によつて得られた培養物の抽出物および天然のマ
ンネンタケ子実体の抽出物の成分を比較したガス
クロマトグラムおよび薄層クロマトグラムであ
る。
によつて得られた培養物の抽出物および天然のマ
ンネンタケ子実体の抽出物の成分を比較したガス
クロマトグラムおよび薄層クロマトグラムであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 グルコース0.2〜10w/v%と、穀類胚芽お
よび米ぬかからなる群から選ばれる栄養源0.2〜
2w/v%を必須成分として含有する液体培地中
でマンネンタケ菌糸体を培養することを特徴とす
るマンネンタケの培養法。 2 該栄養源:グルコースの重量比が1:1〜8
である前記第1項の培養法。 3 該栄養源が小麦胚芽である前記第1項または
第2項の培養法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58151846A JPS6043318A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | マンネンタケの培養法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58151846A JPS6043318A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | マンネンタケの培養法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6043318A JPS6043318A (ja) | 1985-03-07 |
| JPH0320227B2 true JPH0320227B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=15527550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58151846A Granted JPS6043318A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | マンネンタケの培養法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043318A (ja) |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP58151846A patent/JPS6043318A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6043318A (ja) | 1985-03-07 |
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