JPH0320456A - 結晶質酸化アルミニウム薄膜の形成方法 - Google Patents

結晶質酸化アルミニウム薄膜の形成方法

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JPH0320456A
JPH0320456A JP7145589A JP7145589A JPH0320456A JP H0320456 A JPH0320456 A JP H0320456A JP 7145589 A JP7145589 A JP 7145589A JP 7145589 A JP7145589 A JP 7145589A JP H0320456 A JPH0320456 A JP H0320456A
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oxygen
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Naomi Matsumura
直巳 松村
Tokiaki Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、結晶質酸化アルミニウム薄膜の形成方法に関
する。
【従来の技術及び課)JB] 一般に、スパッタリングやイオンブレーティング又は金
属を蒸着しながら酸素ガスイオンを照射する方法等、い
わゆるPVD法により形戊された酸化アルミニウムを薄
膜の結晶形は、アモルファス状態であることがしられて
いる。このアモルファス相の酸化アルミニウムは、比較
的低温で耐蝕性、耐磨耗性、耐酸化性等の用途には適す
るが、500℃付近でγの結晶形になることから、特性
が一定せず、しかもアモルファスからγに変態する際に
収縮を伴うことから、表面亀裂を生じることもある。そ
の結果、比較的高温雰囲気下に曝される状態での使用が
困難となる問題があった。
一方、熱CVD法によりα形の結晶質酸化アルミニウも
薄膜が得られることが知られている。しかしながら、か
かる方法では成膜時の温度が1000℃近辺に加熱され
、基板の機械的特性を損なう問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、基板への機械的特性劣化を招かない比較的低温に
て結晶質酸化アルミニウム薄膜を形成し得る方法を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、真空容器中で酸素雰囲気にてアルミニウムを
基板上に蒸着するか、もしくはアルミニウムを基板上に
蒸着しながら低エネルギーの酸素イオンビームを該基板
に照射するかいずれかにより前記基板上に酸化アルミニ
ウム薄膜を形或する方法において、成膜中もしくは成膜
後に原子番号5〜30までの元素から選ばれるいずれか
一つをイオン照射すると共に、該イオン照射時の加速電
圧値及び電流密度を前記基板の温度が100℃以上とな
るように選定することを特徴とする結晶質酸化アルミニ
ウム薄膜の形或方法である。
上記イオン照射時の加速電圧値及び電流密度を前記基板
の温度が100℃以上となるように選定した理由は、1
00℃未満にするとイオンビームヒーティング効果がな
く、相変態が容易に達成できないからである。なお、基
板温度の上限については結晶形の形態や基板の機械的性
質を考慮して決定すればよい。
[作用] 真空容器中で酸素雰囲気にてアルミニウムを基板上に蒸
着するか、もしくはアルミニウムを基板上に蒸着しなが
ら低エネルギーの酸素イオンビームを該基板に照射する
かいずれかにより前記基板上にアモルファスの結晶形態
を有する酸化アルミニウム薄膜が形成される。かかるア
モルファス相を有する酸化アルミニウム薄膜の成膜中も
しくは或膜後に原子番号5〜30までの元素から選ばれ
るいずれか一つをイオン照射すると共に、該イオン照射
時の加速電圧値及び電流密度を前記基板の温度がlOO
℃以上となるように選定することによって、基板への機
械的特性劣化を招かない比較的低温にて結晶質酸化アル
ミニウム薄膜を形成することができる。
即ち、原子番号5〜30までの元素から選ばれるいずれ
か一つを成膜中もしくは成膜後にイオン照射すると、そ
の入射粒子からアルミニウムと酸素とからなる標的原子
に移乗されるエネルギーが比較的大きいため、現象とし
てサーマルスパイク的な効果により前記アモルファスか
ら結晶質への相変態を促進する。この場合、原子番号が
30を越える元素のイオンでは照射損傷が大きくなり、
最終的にはアモルファス状態となり、また原子番号が5
未満の元素のイオンでは非弾性衝突現象が顕著となり、
前記標的原子核へのエネルギー付与が小さく相変態に対
する効果が不十分となる。しかも、かかるイオン照射に
際しての加速電圧値及び電流密度を基板の温度が100
℃以上となるように選定すると、イオンビームヒーティ
ング効果により前記アモルファスから結晶質への相変態
を促進する.従って、原子番号5〜35までの元素から
選ばれるいずれか一つのイオン照射によるサーマルスパ
イク的な効果とイオンビームヒーティング効果との相乗
作用によって既述したように基板への機械的特性劣化を
招かない比較的低温にて結晶質酸化アルミニウム薄膜を
形成することができる。
なお、上述したイオン照射の相変態に及ぼす効果は成膜
中でも或膜後でも同等であるが、アモルファス相から7
相、α相への変態は収縮を伴うので、成膜中に照射した
場合は成膜後に照射した場合に比べて薄膜内部の歪みを
小さくできる利点を有する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図を参一照して詳細に説明
する。
第1図は、本実施例に使用される真空蒸着とスパッタリ
ング蒸着の両方を行うことが可能な成膜装置を示す概略
図である。図中の1は、真空容器であり、この容器lに
は該容器l内を所定の真空度とするための真空ボンプ2
が連結されている。
前記真空容器l内には、アルミニウムを蒸発させるため
の電子線加熱蒸発器3が設けられている。
前記真空容器l内には、該容器lに設けられたA『イオ
ン源4からのArイオンによりアルミニウムがスパッタ
リングされるAj7ターゲット 5が配置されている。
前記真空容器1内には、基板ホルダ6が設けられている
。前記真空容器1には、前記ホルダ6に保持された基板
付近に酸素を供給するための酸素供給管7が設けられて
いる。また、前記真空容器1には前記ホルダ6に保持さ
れた基板に酸素イオンを照射するための酸素イオン源8
が設けられている。更に、図中の9は原子番号5〜30
までの元素から選ばれるいずれか一つのイオンを照射す
るためのイオン源である。このイオン源9は、質量分離
マグネッ}10及び加速管11を介して前記真空容器1
に連結されている。なお、前記加速管11には真空ボン
ブl2が連結されている。
実施例1 まず、前述した成膜装置の真空容器lに配置された基板
ホルダ6にアルミニウム基板13を保持した後、真空ボ
ンプ2を作動して真空容器l内を例えばIX lO”t
orr程度まで排気した。つづいて、電子線蒸発器3に
よりアルミニウムを3.5入/Seeの条件で蒸発させ
、同時に酸素イオン源8から酸素イオンを加速電圧1k
V,電流密度340μA/c1の条件で、イオン源9か
らアルミニウムイオンを加速電圧180kV,電流密度
4.5μA/cm”の条件でそれぞれ前記アル.ミニウ
ムの成膜中の基板13表面に照射して酸化アルミニウム
薄膜を形成した。かかるイオン照射時の基板温度を熱電
対で測定したところ、120℃であった。
比較例 まず、前述した戊膜装置を用い、イオン源9からアルミ
ニウムイオンを加速電圧180kV,電流密度3,8μ
A/cm2の条件で照射した以外、前記実施例1と同様
な方法によりアルミニウム基板上に酸化アルミニウム薄
膜を形成した。かかるイオン照射時の基板温度を熱電対
で測定したところ、95℃であった。
本実施例1及び比較例で形成された薄膜をそれぞれX線
回折により結晶性を測定した。その結果、実施例1の薄
膜はγ型結晶質の酸化アルミニウムであった。これに対
し、比較例の薄膜はアモルファス相の酸化アルミニウム
であった。
実施例2 まず、前述した成膜装置の真空容器lに配置された基板
ホルダBにチタン基板l3を保持した後、真空ボンブ2
を作動して真空容器l内を例えばtX 10”torr
程度まで排気した。つづいて、A『イオン源4からAr
イオンをAlターゲット 5に照射してスパッタリング
を行ってアルミニウムを1入/seeの条件で蒸発させ
、同時に酸素ガス供給管7から酸素を1.4 X 10
−’torrの分圧で供給した。膜厚が8000λとな
った時点で、アルミニウムの蒸着を停止し、ひきつづき
イオン源9からアルミニウムイオンを加速電圧20Ok
VSfi流密度22μA / c−2の条件で照射して
酸化アルミニウム薄膜を形戊した。かかるイオン照射時
の基板温度を熱電対で測定したところ、5BO℃であっ
た。
本実施例2で形成された薄膜をX線回折により結晶性を
測定したところ、α型結晶質の酸化アルミニウムである
ことがわかった。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明によれば基板への機械的特性
劣化を招かない比較的低温にて結晶質酸化アルミニウム
薄膜を形成でき、ひいては比較的高温で耐蝕性、耐磨耗
性、耐酸化性等が要求される用途などに有効に適用でき
る等顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例で使用した成膜装置の一形態
を示す概略図である。 1・・・真空容器、3・・・電子線加熱蒸発器、4・・
・A『イオン源、5・・・lターゲット、6・・・基板
ホルダ、7・・・酸素供給管、8・・・酸素イオン源、
9・・・原子番号5〜30までの元素のイオン源、l3
・・・基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  真空容器中で酸素雰囲気にてアルミニウムを基板上に
    蒸着するか、もしくはアルミニウムを基板上に蒸着しな
    がら低エネルギーの酸素イオンビームを該基板に照射す
    るかいずれかにより前記基板上に酸化アルミニウム薄膜
    を形成する方法において、成膜中もしくは成膜後に原子
    番号5〜30までの元素から選ばれるいずれか一つをイ
    オン照射すると共に、該イオン照射時の加速電圧値及び
    電流密度を前記基板の温度が100℃以上となるように
    選定することを特徴とする結晶質酸化アルミニウム薄膜
    の形成方法。
JP7145589A 1989-03-13 1989-03-23 結晶質酸化アルミニウム薄膜の形成方法 Expired - Lifetime JPH06944B2 (ja)

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JP1-60292 1989-03-13
JP6029289 1989-03-13
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JPH0320456A true JPH0320456A (ja) 1991-01-29
JPH06944B2 JPH06944B2 (ja) 1994-01-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6285915B1 (en) 1996-10-08 2001-09-04 Fanuc Ltd. Numerical control device, and screen display and data input and output method for numerical control device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6285915B1 (en) 1996-10-08 2001-09-04 Fanuc Ltd. Numerical control device, and screen display and data input and output method for numerical control device

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JPH06944B2 (ja) 1994-01-05

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