JPH032103B2 - - Google Patents
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- JPH032103B2 JPH032103B2 JP20256384A JP20256384A JPH032103B2 JP H032103 B2 JPH032103 B2 JP H032103B2 JP 20256384 A JP20256384 A JP 20256384A JP 20256384 A JP20256384 A JP 20256384A JP H032103 B2 JPH032103 B2 JP H032103B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- chamber
- wheel
- pressure
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/72—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to a difference between a speed condition, e.g. deceleration, and a fixed reference
- B60T8/74—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to a difference between a speed condition, e.g. deceleration, and a fixed reference sensing a rate of change of velocity
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、自動二輪車、自動車等の車両のアン
チロツク制動装置、特に、車輪から増速装置を介
して駆動されるフライホイールを有し、車輪ブレ
ーキによる前記車輪の制動時、該車輪がロツクし
そうになることを前記フライホイールのオーバー
ラン回転により感知して出力信号を生じるセンサ
と;前記車輪に連動して回転するカム軸を有する
油圧ポンプと;該油圧ポンプの出口室に連通する
制御油圧室を有すると共にマスタシリンダ及び車
輪ブレーキ間の油圧導管に介装され、該制御油圧
室の圧力が所定値以上であるときは該油圧導管を
導電状態に保ち、該制御油圧室の圧力が所定値以
下になると該油圧導管を遮断して前記車輪ブレー
キの制動油圧を減圧させ得るモジユレータと;前
記制御油圧室と油槽との連通路に介装され、前記
センサからの出力信号を受けると開弁する常閉型
の排圧弁と;を備えた制動装置に関する。
チロツク制動装置、特に、車輪から増速装置を介
して駆動されるフライホイールを有し、車輪ブレ
ーキによる前記車輪の制動時、該車輪がロツクし
そうになることを前記フライホイールのオーバー
ラン回転により感知して出力信号を生じるセンサ
と;前記車輪に連動して回転するカム軸を有する
油圧ポンプと;該油圧ポンプの出口室に連通する
制御油圧室を有すると共にマスタシリンダ及び車
輪ブレーキ間の油圧導管に介装され、該制御油圧
室の圧力が所定値以上であるときは該油圧導管を
導電状態に保ち、該制御油圧室の圧力が所定値以
下になると該油圧導管を遮断して前記車輪ブレー
キの制動油圧を減圧させ得るモジユレータと;前
記制御油圧室と油槽との連通路に介装され、前記
センサからの出力信号を受けると開弁する常閉型
の排圧弁と;を備えた制動装置に関する。
(2) 従来の技術
この種制動装置は特開昭56−120440号公報に記
載されている。それに記載されているものでは、
増速装置及びセンサが車輪の外側に配設されてい
るので、種々の外乱の影響を受け易く、その対策
が必要であり、またその対策により制動装置全体
が大型化するという問題もある。
載されている。それに記載されているものでは、
増速装置及びセンサが車輪の外側に配設されてい
るので、種々の外乱の影響を受け易く、その対策
が必要であり、またその対策により制動装置全体
が大型化するという問題もある。
(3) 発明が解決しようとする問題点
本発明は、上記のような問題を解消し、構造簡
単且つコンパクトで耐久性の高い前記アンチロツ
ク制動装置を提供することを目的とする。
単且つコンパクトで耐久性の高い前記アンチロツ
ク制動装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明は、前記車
輪のハブ内に収容されて該ハブと連結される入力
部材と、該入力部材に形成されたリングギヤと、
該リングギヤに噛合するプラネタリーギヤと、該
プラネタリーギヤに噛合するサンギヤと、該サン
ギヤに連結する出力軸とより前記増速装置を構成
し、回転不能のケーシングに支承される前記カム
軸に前記プラネタリーギヤを固着し、前記センサ
を前記ハブ内に配設して前記フライホイールを前
記出力軸に連結したことを特徴とする。
輪のハブ内に収容されて該ハブと連結される入力
部材と、該入力部材に形成されたリングギヤと、
該リングギヤに噛合するプラネタリーギヤと、該
プラネタリーギヤに噛合するサンギヤと、該サン
ギヤに連結する出力軸とより前記増速装置を構成
し、回転不能のケーシングに支承される前記カム
軸に前記プラネタリーギヤを固着し、前記センサ
を前記ハブ内に配設して前記フライホイールを前
記出力軸に連結したことを特徴とする。
(2) 作用
上記構成によれば、車輪のハブの通常デツドス
ペースとされる中空部が増速装置及びセンサの設
置に有効に利用されるのみならず、走行中、種々
の外乱が増速装置及びセンサに影響を与えること
を車輪のハブによつて防ぐことができる。
ペースとされる中空部が増速装置及びセンサの設
置に有効に利用されるのみならず、走行中、種々
の外乱が増速装置及びセンサに影響を与えること
を車輪のハブによつて防ぐことができる。
車輪の回転は、増速装置、即ち入力部材、リン
グギヤ、プラネタリーギヤ、サンギヤ及び出力軸
を介してフライホイールに増速伝達されるので、
フライホイールは車輪よりも高速で回転し、大き
な回転慣性力を持つことができる。
グギヤ、プラネタリーギヤ、サンギヤ及び出力軸
を介してフライホイールに増速伝達されるので、
フライホイールは車輪よりも高速で回転し、大き
な回転慣性力を持つことができる。
この間、油圧ポンプのカム軸は前記プラネタリ
ーギヤの回転によつて駆動される。したがつて、
油圧ポンプを駆動するための専用の伝動装置は不
要である。
ーギヤの回転によつて駆動される。したがつて、
油圧ポンプを駆動するための専用の伝動装置は不
要である。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
先ず、第1図において、自動二輪車1は、前輪
2fを制動するための左右一対の前輪ブレーキ3
f,3fと、後輪2rを制動するための一つの後
輪ブレーキ3rとを備え、両前輪ブレーキ3f,
3fはブレーキレバー4で操作される前部マスタ
シリンダ5fの出力油圧により作動され、後輪ブ
レーキ2rは、ブレーキペダル6で操作される後
部マスタシリンダ5rの出力油圧により作動され
るが、後に前輪ブレーキ3f,3fの制動油圧は
アンチロツク制御装置7により制御される。
2fを制動するための左右一対の前輪ブレーキ3
f,3fと、後輪2rを制動するための一つの後
輪ブレーキ3rとを備え、両前輪ブレーキ3f,
3fはブレーキレバー4で操作される前部マスタ
シリンダ5fの出力油圧により作動され、後輪ブ
レーキ2rは、ブレーキペダル6で操作される後
部マスタシリンダ5rの出力油圧により作動され
るが、後に前輪ブレーキ3f,3fの制動油圧は
アンチロツク制御装置7により制御される。
したがつて、前輪2fが本発明の車輪に対応
し、前輪ブレーキ3fが本発明の車輪ブレーキに
対応する。
し、前輪ブレーキ3fが本発明の車輪ブレーキに
対応する。
第2図及び第3図において、前輪2fのハブ8
は、フロントフオーク9の下端に固着された車軸
10上にベアリング11,11を介して支承され
る。前輪2fの両側に配設される一対の前輪ブレ
ーキ3f,3fはいずれも、ハブ8の端面に固着
されたブレーキデイスク12と、このブレーキデ
イスク12を跨いだ状態でフロントフオーク9に
ブラケツト13を介して支持されるブレーキキヤ
リパ14とよりなり、ブレーキキヤリパ14は、
その入力ポート14aに前記マスタシリンダ5f
の出力油圧と供給されると作動して、ブレーキデ
イスク12を挟圧し前輪2fに制動力をかけるこ
とができる。
は、フロントフオーク9の下端に固着された車軸
10上にベアリング11,11を介して支承され
る。前輪2fの両側に配設される一対の前輪ブレ
ーキ3f,3fはいずれも、ハブ8の端面に固着
されたブレーキデイスク12と、このブレーキデ
イスク12を跨いだ状態でフロントフオーク9に
ブラケツト13を介して支持されるブレーキキヤ
リパ14とよりなり、ブレーキキヤリパ14は、
その入力ポート14aに前記マスタシリンダ5f
の出力油圧と供給されると作動して、ブレーキデ
イスク12を挟圧し前輪2fに制動力をかけるこ
とができる。
前部マスタシリンダ5fの出力ポート5faと各
ブレーキキヤリパ14の入力ポート14aとの間
を結ぶ油圧導管15にアンチロツク制御装置7が
介装される。
ブレーキキヤリパ14の入力ポート14aとの間
を結ぶ油圧導管15にアンチロツク制御装置7が
介装される。
アンチロツク制御装置7は、制動時に前輪2f
より駆動される油圧ポンプ16と、この油圧ポン
プ16の吐出圧を導入される制御油圧室18を有
して前記油圧導管15の途中に介装されるモジユ
レータ17と、前記制御油圧室18および油槽1
9間の連通路に介装される常閉型の排圧弁20
と、前輪2fにロツク状態が迫つたことを検知し
て前記排圧弁20を開弁させる慣性式のセンサ2
1とを主たる構成要素としており、これらはケー
シング22中に構成される。
より駆動される油圧ポンプ16と、この油圧ポン
プ16の吐出圧を導入される制御油圧室18を有
して前記油圧導管15の途中に介装されるモジユ
レータ17と、前記制御油圧室18および油槽1
9間の連通路に介装される常閉型の排圧弁20
と、前輪2fにロツク状態が迫つたことを検知し
て前記排圧弁20を開弁させる慣性式のセンサ2
1とを主たる構成要素としており、これらはケー
シング22中に構成される。
ケーシング22は、カツプ状の内側ケース22
a及び外側ケース22bの開放端部を相互に螺合
結合して構成される。外側ケース22bの端壁に
は半径方向外方へ延びる延長部22cが一体に形
成されており、その延長部22cを除いてケーシ
ング22は、前記ハブ8の一端面に形成された凹
部8aに納まるように配設される。そして、外側
ケース22bは、その端壁の中心部を貫通する車
軸10に支持されると共に、車軸10の周りに回
動しないように、回り止め手段によりフロントフ
オーク9に連結される。その回止め手段は任意で
あるが、例えばフロントフオーク9に前記ブラケ
ツト13を固着するためのボルト25(第2図参
照)が適当である。
a及び外側ケース22bの開放端部を相互に螺合
結合して構成される。外側ケース22bの端壁に
は半径方向外方へ延びる延長部22cが一体に形
成されており、その延長部22cを除いてケーシ
ング22は、前記ハブ8の一端面に形成された凹
部8aに納まるように配設される。そして、外側
ケース22bは、その端壁の中心部を貫通する車
軸10に支持されると共に、車軸10の周りに回
動しないように、回り止め手段によりフロントフ
オーク9に連結される。その回止め手段は任意で
あるが、例えばフロントフオーク9に前記ブラケ
ツト13を固着するためのボルト25(第2図参
照)が適当である。
油圧ポンプ16は、車軸10と平行に配設され
たカム軸26と、このカム軸26に形成された偏
心カム26aに内端を対向させて配設されるプツ
シユロツド27と、このプツシユロツド27の外
端に当接するポンプピストン28と、さらにこの
ポンプピストン28の外端に当接する作動ピスト
ン29と、プツシユロツド27を偏心カム26a
から離反させる方向に付勢する戻しばね30とよ
り構成される。
たカム軸26と、このカム軸26に形成された偏
心カム26aに内端を対向させて配設されるプツ
シユロツド27と、このプツシユロツド27の外
端に当接するポンプピストン28と、さらにこの
ポンプピストン28の外端に当接する作動ピスト
ン29と、プツシユロツド27を偏心カム26a
から離反させる方向に付勢する戻しばね30とよ
り構成される。
プツシユロツド27及びポンプピストン28
は、それぞれの外周に入口室31及び出口室32
を画成すべく、延長部22cに形成された第1シ
リンダ孔33に摺合される。また第1シリンダ孔
33の外端部には、栓体34がポンプピストン2
8との間にポンプ室35を画成するように嵌着さ
れ、この栓体34に油圧室36を画成するように
前記作動ピストン29が摺合される。
は、それぞれの外周に入口室31及び出口室32
を画成すべく、延長部22cに形成された第1シ
リンダ孔33に摺合される。また第1シリンダ孔
33の外端部には、栓体34がポンプピストン2
8との間にポンプ室35を画成するように嵌着さ
れ、この栓体34に油圧室36を画成するように
前記作動ピストン29が摺合される。
入口室31は導管37を介して油槽19と連通
される共に、吸入弁38を介してポンプ室35と
連通され、ポンプ室35は吐出弁機能を有する一
方向シール部材39を介して出口室32に連通さ
れる。また油圧室36は、前部マスタシリンダ5
fの出力ポンプ5faと常時連通するように、油圧
導管15の上流管15aと接続される。
される共に、吸入弁38を介してポンプ室35と
連通され、ポンプ室35は吐出弁機能を有する一
方向シール部材39を介して出口室32に連通さ
れる。また油圧室36は、前部マスタシリンダ5
fの出力ポンプ5faと常時連通するように、油圧
導管15の上流管15aと接続される。
第4図に示すように、カム軸26は、外側ケー
ス22bの端壁にベアリング40,40′を介し
て支持される共に、後述の増速装置45を介して
前輪2fより駆動されるようになつている。
ス22bの端壁にベアリング40,40′を介し
て支持される共に、後述の増速装置45を介して
前輪2fより駆動されるようになつている。
カム軸26には、その外端部にメータ駆動ギヤ
49が固着され、このギヤ4は、自動二輪車のス
ピードメータ51の入力軸に連なる被動ギヤ50
と噛合される。
49が固着され、このギヤ4は、自動二輪車のス
ピードメータ51の入力軸に連なる被動ギヤ50
と噛合される。
モジユレータ17は、減圧ピストン46と、こ
の減圧ピストン46の一端を受け止めてその後退
限を規制する固定ピストン47と、減圧ピストン
46を固定ピストン47との当接方向に付勢する
戻しばね48とより構成され、両ピストン46,
47は延長部22cに第1シリンダ孔33と隣接
して形成された第2シリンダ孔52に摺合され
る。
の減圧ピストン46の一端を受け止めてその後退
限を規制する固定ピストン47と、減圧ピストン
46を固定ピストン47との当接方向に付勢する
戻しばね48とより構成され、両ピストン46,
47は延長部22cに第1シリンダ孔33と隣接
して形成された第2シリンダ孔52に摺合され
る。
第2シリンダ孔52において、減圧ピストン4
6は、第2シリンダ孔52の内端壁との間に制御
油圧室18を画成すると共に固定ピストン47と
の間に出力油圧室55を画成し、また固定ピスト
ン47はその外周に入力油圧室54を画成する。
この入力油圧室54は油路56を介して前記油圧
ポンプ16の油圧室36と連通され、出力油圧室
55は、前輪ブレーキ3f,3fの入力ポート1
4aと常時連通するように、前記油圧導管15の
下流管15bと接続され、制御油圧室18は油路
57を介して前記油圧ポンプ16の出口室57と
連通される。
6は、第2シリンダ孔52の内端壁との間に制御
油圧室18を画成すると共に固定ピストン47と
の間に出力油圧室55を画成し、また固定ピスト
ン47はその外周に入力油圧室54を画成する。
この入力油圧室54は油路56を介して前記油圧
ポンプ16の油圧室36と連通され、出力油圧室
55は、前輪ブレーキ3f,3fの入力ポート1
4aと常時連通するように、前記油圧導管15の
下流管15bと接続され、制御油圧室18は油路
57を介して前記油圧ポンプ16の出口室57と
連通される。
固定ピストン47は、入力油圧室54と常時連
通する弁室58と、この弁室58を出力油圧室5
5に連通される弁孔59とを備えており、弁室5
8には弁孔59を開閉し得る弁体60と、この弁
体60を閉じ側に付勢する弁ばね61とが収納さ
れる。そして上記弁体60を開弁するための開弁
棒62が減圧ピストン46の一端面に突設され、
この開弁棒62は、減圧ピストン46が後退限に
位置するとき弁体60を開弁状態に保つ。
通する弁室58と、この弁室58を出力油圧室5
5に連通される弁孔59とを備えており、弁室5
8には弁孔59を開閉し得る弁体60と、この弁
体60を閉じ側に付勢する弁ばね61とが収納さ
れる。そして上記弁体60を開弁するための開弁
棒62が減圧ピストン46の一端面に突設され、
この開弁棒62は、減圧ピストン46が後退限に
位置するとき弁体60を開弁状態に保つ。
第2シリンダ孔52の外方開口部は、延長部2
2cに固着される端板63で閉鎖されており、固
定ピストン47は、戻しばね48の弾発力または
入、出力油圧室54,55に導入された油圧によ
り、常に上記端板63との当接位置に保持され
る。
2cに固着される端板63で閉鎖されており、固
定ピストン47は、戻しばね48の弾発力または
入、出力油圧室54,55に導入された油圧によ
り、常に上記端板63との当接位置に保持され
る。
上記油圧ポンプ16およびモジユレータ17
は、ブレーキキヤリパ14と同様にフロントフオ
ーク9の背面側に配置される。
は、ブレーキキヤリパ14と同様にフロントフオ
ーク9の背面側に配置される。
排圧弁20は、外側ケース22bの段付シリン
ダ孔64に嵌着された弁座部材65と、この弁座
部材65に、それの弁孔66を開閉すべく摺合さ
れる弁体67とより構成される。弁座部材65は
段付シリンダ孔64の小径部に入口室68を、ま
た同大径部に出口室69を画成し、両室68,6
9は前記弁孔66を介して連通される。また入口
室68は油路70を介して前記モジユレータ17
の制御油圧室18と連通され、出口室69は油路
71を介して前記油圧ポンプ16の入口室31と
連通される。結局、出口室69は油槽19に連通
していることになる。
ダ孔64に嵌着された弁座部材65と、この弁座
部材65に、それの弁孔66を開閉すべく摺合さ
れる弁体67とより構成される。弁座部材65は
段付シリンダ孔64の小径部に入口室68を、ま
た同大径部に出口室69を画成し、両室68,6
9は前記弁孔66を介して連通される。また入口
室68は油路70を介して前記モジユレータ17
の制御油圧室18と連通され、出口室69は油路
71を介して前記油圧ポンプ16の入口室31と
連通される。結局、出口室69は油槽19に連通
していることになる。
センサ21は、前輪2fより増速装置45を介
して回転されるフライホイール72と、このフラ
イホイール72のオーバーラン回転を軸方向変位
に変換するカム機構73と、フライホイール72
の軸方向変位に応動して前記排圧弁20を作動し
得る出力レバー機構74とよりなつており、これ
らはすべてケーシング22内に配設される。
して回転されるフライホイール72と、このフラ
イホイール72のオーバーラン回転を軸方向変位
に変換するカム機構73と、フライホイール72
の軸方向変位に応動して前記排圧弁20を作動し
得る出力レバー機構74とよりなつており、これ
らはすべてケーシング22内に配設される。
増速装置45は、開放端を外側ケース2bに向
けてケーシング22内に配設されると共に、凹凸
係合部110を介して前輪2fのハブ8と連結さ
れるカツプ状の入力部材75と、この入力部材7
5の開放端部に形成されたリングギヤ76と、前
記カム軸26の内端部に固着されてリングギヤ2
6に噛合する第1プラネタリー歯車781と、外
側ケース22bの端壁に突設された支軸77にベ
アリング111を介して支承されてリングギヤ7
6に噛合する一個または複数個の第2プラネタリ
ーギヤ782と、第1及び第2プラネタリーギヤ
781,782に同時に噛合するサンギヤ79と、
このサンギヤ79とスプライン結合112され
て、車軸10上の固定の筒軸24にニードルベア
リング41を介して支承される出力軸42とより
構成される。
けてケーシング22内に配設されると共に、凹凸
係合部110を介して前輪2fのハブ8と連結さ
れるカツプ状の入力部材75と、この入力部材7
5の開放端部に形成されたリングギヤ76と、前
記カム軸26の内端部に固着されてリングギヤ2
6に噛合する第1プラネタリー歯車781と、外
側ケース22bの端壁に突設された支軸77にベ
アリング111を介して支承されてリングギヤ7
6に噛合する一個または複数個の第2プラネタリ
ーギヤ782と、第1及び第2プラネタリーギヤ
781,782に同時に噛合するサンギヤ79と、
このサンギヤ79とスプライン結合112され
て、車軸10上の固定の筒軸24にニードルベア
リング41を介して支承される出力軸42とより
構成される。
尚、第2プラネタリーギヤ782は、第1プラ
ネタリーギヤ782とリングギヤ76およびサン
ギヤ79との噛合を正常にしてリングギヤ76及
びサンギヤ79の同心状態を維持し、増速装置4
5の伝動作用を確実にするためのものであり、リ
ングギヤ76及びサンギヤ79の支持剛性が充分
に高い場合には、これを省略することができる。
ネタリーギヤ782とリングギヤ76およびサン
ギヤ79との噛合を正常にしてリングギヤ76及
びサンギヤ79の同心状態を維持し、増速装置4
5の伝動作用を確実にするためのものであり、リ
ングギヤ76及びサンギヤ79の支持剛性が充分
に高い場合には、これを省略することができる。
入力部材75はその端壁外側面より突出する短
い筒部75aを一体に備えており、その筒部75
aは、入力部材75のハブ8との連結姿勢を適正
にすべく、内側ケース22aの端壁を貫通してハ
ブ8の端部に嵌合される。またケーシング22内
部のシールのために、筒部75aと内側ケーシン
グ22aの端壁との間、及び入力部材75の端壁
と筒軸24との間にはシール部材80及び81が
それぞれ介装される。
い筒部75aを一体に備えており、その筒部75
aは、入力部材75のハブ8との連結姿勢を適正
にすべく、内側ケース22aの端壁を貫通してハ
ブ8の端部に嵌合される。またケーシング22内
部のシールのために、筒部75aと内側ケーシン
グ22aの端壁との間、及び入力部材75の端壁
と筒軸24との間にはシール部材80及び81が
それぞれ介装される。
カム機構73は、第5図に明示するように、出
力軸42の入力部材75側端部に固設された駆動
カム板82と、出力軸42上で駆動カム板82に
相対回転可能に対向して配設された被動カム板8
3と、両カム板82,83の対向面のカム凹部8
2a,83aに係合されるスラストボール84と
より構成される。駆動カム板82のカム凹部82
aは、出力軸42の回転方向85に向かつて底面
が浅くなるように傾斜し、被動カム板83のカム
凹部83aは、上記回転方向85に向かつて底面
が浅くなるように傾斜している。したがつて、駆
動カム板82が被動カム板83に対して駆動側立
場を取る通常の場合には、スラストボール84は
両カム凹部82a,83aの最も深い部分に係合
していて、駆動カム板82が出力軸42より受け
る回転トルクを被動カム板83に単に伝達し、両
カム板82,83に相対回転を生じさせない。と
ころが、立場が逆になり被動カム板83が駆動カ
ム板82に対してオーバーランをすると、両カム
板82,83に相対回転が生じ、スラストボール
84は両カム凹部82a,83aの傾斜底面を登
るように転動して両カム板82,83にスラスト
を与え、これによつて被動カム板82に、駆動カ
ム板82から離反する方向の軸方向変位を起こさ
せることになる。駆動カム板82は、その際、軸
方向変位を生じないように、スラストベアリング
113を介して入力部材75の端壁に支承され
る。
力軸42の入力部材75側端部に固設された駆動
カム板82と、出力軸42上で駆動カム板82に
相対回転可能に対向して配設された被動カム板8
3と、両カム板82,83の対向面のカム凹部8
2a,83aに係合されるスラストボール84と
より構成される。駆動カム板82のカム凹部82
aは、出力軸42の回転方向85に向かつて底面
が浅くなるように傾斜し、被動カム板83のカム
凹部83aは、上記回転方向85に向かつて底面
が浅くなるように傾斜している。したがつて、駆
動カム板82が被動カム板83に対して駆動側立
場を取る通常の場合には、スラストボール84は
両カム凹部82a,83aの最も深い部分に係合
していて、駆動カム板82が出力軸42より受け
る回転トルクを被動カム板83に単に伝達し、両
カム板82,83に相対回転を生じさせない。と
ころが、立場が逆になり被動カム板83が駆動カ
ム板82に対してオーバーランをすると、両カム
板82,83に相対回転が生じ、スラストボール
84は両カム凹部82a,83aの傾斜底面を登
るように転動して両カム板82,83にスラスト
を与え、これによつて被動カム板82に、駆動カ
ム板82から離反する方向の軸方向変位を起こさ
せることになる。駆動カム板82は、その際、軸
方向変位を生じないように、スラストベアリング
113を介して入力部材75の端壁に支承され
る。
スラストボール84が急激にカム凹部82a,
83aの転動限に達したときの衝撃を緩和するた
めに、このカム機構73の少なくとも一つの構成
要素が合成樹脂製とされ、図示例では被動カム板
83およびスラストボール84が合成樹脂製とさ
れる。この結果、衝撃に起因するカム機構73の
振動が防止されるとともにその耐久性が向上す
る。
83aの転動限に達したときの衝撃を緩和するた
めに、このカム機構73の少なくとも一つの構成
要素が合成樹脂製とされ、図示例では被動カム板
83およびスラストボール84が合成樹脂製とさ
れる。この結果、衝撃に起因するカム機構73の
振動が防止されるとともにその耐久性が向上す
る。
フライホイール72は、カツプ状の入力材75
内において、出力軸42上にブツシユ86を介し
て回転および摺動自在に支承されると共に、摩擦
クラツチ板87を介して被動カム板83の一側面
に係合される。フライホイール72の他側面に
は、スラストベアリング88を介して押圧板89
が付設される。
内において、出力軸42上にブツシユ86を介し
て回転および摺動自在に支承されると共に、摩擦
クラツチ板87を介して被動カム板83の一側面
に係合される。フライホイール72の他側面に
は、スラストベアリング88を介して押圧板89
が付設される。
出力レバー機構74は、車軸10と排圧弁20
との中間位置で外側ケース22b内端面に突設さ
れた支軸90と、この支軸90の先端部の頚部9
0aで車軸10の軸方向に揺動自在に支持される
レバー91とを有し、頚部90a及びレバー91
間には、レバー91の揺動方向に一定の遊び92
が設けられる。レバー91は、支軸90から出力
軸42を迂回して延びる長い第1腕91aと、支
軸90から排圧弁20に向かつて延びる短い第2
腕91aとより構成されており、第1腕91aの
中間部には、前記押圧板89の外側面に当接する
当接部93が山形に隆起形成されている。
との中間位置で外側ケース22b内端面に突設さ
れた支軸90と、この支軸90の先端部の頚部9
0aで車軸10の軸方向に揺動自在に支持される
レバー91とを有し、頚部90a及びレバー91
間には、レバー91の揺動方向に一定の遊び92
が設けられる。レバー91は、支軸90から出力
軸42を迂回して延びる長い第1腕91aと、支
軸90から排圧弁20に向かつて延びる短い第2
腕91aとより構成されており、第1腕91aの
中間部には、前記押圧板89の外側面に当接する
当接部93が山形に隆起形成されている。
第1腕91の先端部と外側ケース22bとの間
にはばね94が縮設され、第2腕91bの先端部
は排圧弁20の弁体67外端に当接する。
にはばね94が縮設され、第2腕91bの先端部
は排圧弁20の弁体67外端に当接する。
ばね94の弾発力はレバー91に作用して、第
1腕91aの当接部93を前記押圧板89に押圧
すると共に、通常は排圧弁20の弁体67を押圧
して閉弁状態に保つ。そして押圧板89がばね9
4より受ける押圧力は、フライホイール72、摩
擦クラツチ板87及び被動カム板83の三者に一
定の摩擦係合力を付与し、また両カム板82,8
3に接近力を付与する。
1腕91aの当接部93を前記押圧板89に押圧
すると共に、通常は排圧弁20の弁体67を押圧
して閉弁状態に保つ。そして押圧板89がばね9
4より受ける押圧力は、フライホイール72、摩
擦クラツチ板87及び被動カム板83の三者に一
定の摩擦係合力を付与し、また両カム板82,8
3に接近力を付与する。
而して、上記摩擦係合力は、被動カム板83及
びフライホイール72間に一定値以上の回転トル
クが作用すると、摩擦クラツチ板87に滑りが生
じるように設定される。
びフライホイール72間に一定値以上の回転トル
クが作用すると、摩擦クラツチ板87に滑りが生
じるように設定される。
この出力レバー機構74には、その正常な作動
を確認するための確認装置95が接続される。こ
の確認装置95は、外側ケース22bに固着され
てばね94のコイル部に突入するスイツチホルダ
96と、ばね94のコイル部内でスイツチホルダ
96に保持されるリードスイツチ97と、このリ
ードスイツチ97に対応して前記第1腕91aに
付設された永久磁石98とより構成され、第1腕
91aが外側ケース22b側に所定角度揺動する
と永久磁石98がリードスイツチ97の閉成位置
へ変化するようになつている。
を確認するための確認装置95が接続される。こ
の確認装置95は、外側ケース22bに固着され
てばね94のコイル部に突入するスイツチホルダ
96と、ばね94のコイル部内でスイツチホルダ
96に保持されるリードスイツチ97と、このリ
ードスイツチ97に対応して前記第1腕91aに
付設された永久磁石98とより構成され、第1腕
91aが外側ケース22b側に所定角度揺動する
と永久磁石98がリードスイツチ97の閉成位置
へ変化するようになつている。
リードスイツチ97には表示回路99が接続さ
れる。表示回路99は、第6図に示すように構成
される。主スイツチ100を閉じると、電源10
1から電流が主スイツチ100、抵抗102,1
03を経てトランジスタ104のベースに流れる
ので、トランジスタ104は導通状態となり、そ
の結果、表示ランプ105は主スイツチ100を
介して通電され点灯状態となる。この状態で前記
永久磁石98の接近によりリードスイツチ97が
一旦閉じると、このリードスイツチ97を通して
サイリスタ106のゲートに電流が流されるの
で、サイリスタ106は導通状態となり、抵抗1
02を通過した電流がサイリスタ106側に流れ
ることによりトランジスタ104は遮断状態とな
り、表示ランプ105は消灯する。したがつて、
この消灯によつてレバー91がばね94の弾発力
に抗して蓋体22b側へ揺動したことを確認する
ことができる。その後、レバー91の復帰動作に
よりリードスイツチ97が開放しても、表示ラン
プ105の消灯状態は、主スイツチ100を開い
て再び閉じるまで、サイリスタ106により保持
される。
れる。表示回路99は、第6図に示すように構成
される。主スイツチ100を閉じると、電源10
1から電流が主スイツチ100、抵抗102,1
03を経てトランジスタ104のベースに流れる
ので、トランジスタ104は導通状態となり、そ
の結果、表示ランプ105は主スイツチ100を
介して通電され点灯状態となる。この状態で前記
永久磁石98の接近によりリードスイツチ97が
一旦閉じると、このリードスイツチ97を通して
サイリスタ106のゲートに電流が流されるの
で、サイリスタ106は導通状態となり、抵抗1
02を通過した電流がサイリスタ106側に流れ
ることによりトランジスタ104は遮断状態とな
り、表示ランプ105は消灯する。したがつて、
この消灯によつてレバー91がばね94の弾発力
に抗して蓋体22b側へ揺動したことを確認する
ことができる。その後、レバー91の復帰動作に
よりリードスイツチ97が開放しても、表示ラン
プ105の消灯状態は、主スイツチ100を開い
て再び閉じるまで、サイリスタ106により保持
される。
主スイツチ100としては、自動二輪車のイグ
ニシヨンスイツチまたは制動スイツチを用いるこ
とができる。
ニシヨンスイツチまたは制動スイツチを用いるこ
とができる。
また、第7図に示すように、前記主スイツチ1
00に代えて誘導コイル107を用いることもで
きる。即ち、誘導コイル107の1次側をリード
スイツチ97に接続し、その2次側をサイリスタ
106のゲートに接続する。その他の構成は第6
図のものと同様であり、対応する部分には図中に
同一符号を付す。このものでは、リードスイツチ
97が開閉されると、誘導コイル107の2次側
に正負のパルスが交互に生じ、これによりサイリ
スタ106が導通と遮断の状態を繰返し、表示ラ
ンプ105が点滅する。したがつて、この点滅に
よつて前記レバー91の作動を確認することがで
きる。
00に代えて誘導コイル107を用いることもで
きる。即ち、誘導コイル107の1次側をリード
スイツチ97に接続し、その2次側をサイリスタ
106のゲートに接続する。その他の構成は第6
図のものと同様であり、対応する部分には図中に
同一符号を付す。このものでは、リードスイツチ
97が開閉されると、誘導コイル107の2次側
に正負のパルスが交互に生じ、これによりサイリ
スタ106が導通と遮断の状態を繰返し、表示ラ
ンプ105が点滅する。したがつて、この点滅に
よつて前記レバー91の作動を確認することがで
きる。
次にこの実施例の作用を説明する。
車両の走行中、前輪2fの回転は、ハブ8から
凹凸係合部110を介して入力部材75へ伝達
し、更にリングギヤ76、第1及び第2プラネタ
リーギヤ781,782及びサンギヤ79により増
速されつつ出力軸42へ伝達し、そしてカム機構
73及び摩擦クラツチ87を介しフライホイール
72に伝達してこれを駆動するので、フライホイ
ール72は前輪2fよりも高速で回転する。した
がつて、フライホイール72は大きな回転慣性力
を持つことができる。
凹凸係合部110を介して入力部材75へ伝達
し、更にリングギヤ76、第1及び第2プラネタ
リーギヤ781,782及びサンギヤ79により増
速されつつ出力軸42へ伝達し、そしてカム機構
73及び摩擦クラツチ87を介しフライホイール
72に伝達してこれを駆動するので、フライホイ
ール72は前輪2fよりも高速で回転する。した
がつて、フライホイール72は大きな回転慣性力
を持つことができる。
また、これと同時にカム軸26およびスピード
メータ51も第1プラネタリーギヤ781の回転
により駆動される。
メータ51も第1プラネタリーギヤ781の回転
により駆動される。
いま、前輪2fを制動すべく前部マスタシリン
ダ5fを作動すれば、その出力油圧は、油圧導管
15の上流管15a、油圧ポンプ16の油圧室3
6、モジユレータ17の入力油圧室54、弁室5
8、弁孔59、出力油圧室55及び油圧導管15
の下流管15bを順次経て前輪ブレーキ3f,3
fに伝達し、これらを作動させて前輪2fに制動
力を加えることができる。
ダ5fを作動すれば、その出力油圧は、油圧導管
15の上流管15a、油圧ポンプ16の油圧室3
6、モジユレータ17の入力油圧室54、弁室5
8、弁孔59、出力油圧室55及び油圧導管15
の下流管15bを順次経て前輪ブレーキ3f,3
fに伝達し、これらを作動させて前輪2fに制動
力を加えることができる。
一方、油圧ポンプ16においては、油圧室36
に前部マスタシリンダ5fの出力油圧が導入され
たため、その油圧の作動ピストン29に対する押
圧作用と偏心カム26aのプツシユロツド27に
対するリフト作用とによりポンプピストン28に
往復動作が与えられる。そして、ポンプピストン
28がプツシユロツド27側へ移動する吸入行程
では、吸入弁38が開いて、油槽19の油が導管
37から入口室1を経てポンプ室35へと吸入さ
れ、ポンプピストン28が作動ピストン29側へ
移動する吐出行程では、一方向シール部材39が
開弁動作して、ポンプ室35の油が出口室32
へ、さらに油路57を介してモジユレータ17の
制御油圧室18へ圧送される。そして、出口室3
2及び制御油圧室18の圧力が所定値まで上昇す
ると、ポンプピストン28は出口室32の圧力に
より栓体34との当接位置に保持される。
に前部マスタシリンダ5fの出力油圧が導入され
たため、その油圧の作動ピストン29に対する押
圧作用と偏心カム26aのプツシユロツド27に
対するリフト作用とによりポンプピストン28に
往復動作が与えられる。そして、ポンプピストン
28がプツシユロツド27側へ移動する吸入行程
では、吸入弁38が開いて、油槽19の油が導管
37から入口室1を経てポンプ室35へと吸入さ
れ、ポンプピストン28が作動ピストン29側へ
移動する吐出行程では、一方向シール部材39が
開弁動作して、ポンプ室35の油が出口室32
へ、さらに油路57を介してモジユレータ17の
制御油圧室18へ圧送される。そして、出口室3
2及び制御油圧室18の圧力が所定値まで上昇す
ると、ポンプピストン28は出口室32の圧力に
より栓体34との当接位置に保持される。
ところで、モジユレータ17の制御油圧室18
は、当初、排圧弁20の閉弁により油槽19との
連通を遮断されているので、油圧ポンプ16から
該室18に供給された油圧が減圧ピストン46に
直接作用してこれを後退位置に押し付け、開弁棒
62により弁体60を開弁状態に保ち、前部マス
タシリンダ5fの出力油圧の通過を許容してい
る。
は、当初、排圧弁20の閉弁により油槽19との
連通を遮断されているので、油圧ポンプ16から
該室18に供給された油圧が減圧ピストン46に
直接作用してこれを後退位置に押し付け、開弁棒
62により弁体60を開弁状態に保ち、前部マス
タシリンダ5fの出力油圧の通過を許容してい
る。
したがつて、制動初期には、前輪ブレーキ3
f,3fに加わる制動力は前部マスタシリンダ5
fの出力油圧に比例する。
f,3fに加わる制動力は前部マスタシリンダ5
fの出力油圧に比例する。
この制動に伴い、前輪2fに角減速度が発生す
ると、これを感知したフライホイール72は、そ
の慣性力により出力軸42に対してオーバーラン
回転をしようとする。そしてこのときのフライホ
イール72の回転モーメントが両カム板82,8
3に相対回動を生じさせ、スラストボール84の
転動により発生するスラストをもつてフライホイ
ール72に軸方向変位を与え、押圧板89にレバ
ー91を押動させようとする。
ると、これを感知したフライホイール72は、そ
の慣性力により出力軸42に対してオーバーラン
回転をしようとする。そしてこのときのフライホ
イール72の回転モーメントが両カム板82,8
3に相対回動を生じさせ、スラストボール84の
転動により発生するスラストをもつてフライホイ
ール72に軸方向変位を与え、押圧板89にレバ
ー91を押動させようとする。
ここで、押圧板89より押されたときのレバー
91の挙動について考えてみると、当初は、支軸
90とレバー91間には遊び92が存在するた
め、レバー91は、ばね94、押圧板89及び排
圧弁20の弁体67の3点で支えられていて、押
圧板89より押されると弁体67を支点として揺
動する。このような揺動が所定角度まで進むと、
支軸90とレバー91間の遊び92が無くなり、
第2腕91b側の支点は弁体67から、当接部9
3に近い支軸90へ移るので、今度はレバー91
は支軸90を支点として揺動することになる。
91の挙動について考えてみると、当初は、支軸
90とレバー91間には遊び92が存在するた
め、レバー91は、ばね94、押圧板89及び排
圧弁20の弁体67の3点で支えられていて、押
圧板89より押されると弁体67を支点として揺
動する。このような揺動が所定角度まで進むと、
支軸90とレバー91間の遊び92が無くなり、
第2腕91b側の支点は弁体67から、当接部9
3に近い支軸90へ移るので、今度はレバー91
は支軸90を支点として揺動することになる。
こうして、押圧板89によりレバー91を揺動
させる際のレバー比は2段階に変化するので、ば
ね94の反発力がたとえ一定であつても、レバー
91は、最初は押圧板89の比較的小さい押圧力
で揺動し、その揺動支点が移動してからは上記押
圧力が所定値まで増大しない限り揺動しない。し
たがつて、制動時、前輪2fに発生する角減速度
が比較的小さい段階で、レバー91は押圧板89
の押圧力により揺動して永久磁石98をリードス
イツチ37の閉成位置に近接させることになるの
で、前述のように表示回路99は作動し、センサ
21が正常に動作することを操縦者に認識させる
ことができる。
させる際のレバー比は2段階に変化するので、ば
ね94の反発力がたとえ一定であつても、レバー
91は、最初は押圧板89の比較的小さい押圧力
で揺動し、その揺動支点が移動してからは上記押
圧力が所定値まで増大しない限り揺動しない。し
たがつて、制動時、前輪2fに発生する角減速度
が比較的小さい段階で、レバー91は押圧板89
の押圧力により揺動して永久磁石98をリードス
イツチ37の閉成位置に近接させることになるの
で、前述のように表示回路99は作動し、センサ
21が正常に動作することを操縦者に認識させる
ことができる。
さて、制動力の過大なまたは路面の摩擦係数の
低下により、前輪2fがロツクしそうになると、
これに伴う前輪2fの角減速度の急増により押圧
板89の押圧力が所定値を超え、レバー91は支
軸90を支点としてばね94をさらに圧縮するよ
うに揺動するので、レバー91の第2腕91bは
弁体67から離反するように揺動し、その結果排
圧弁20は開弁状態となる。
低下により、前輪2fがロツクしそうになると、
これに伴う前輪2fの角減速度の急増により押圧
板89の押圧力が所定値を超え、レバー91は支
軸90を支点としてばね94をさらに圧縮するよ
うに揺動するので、レバー91の第2腕91bは
弁体67から離反するように揺動し、その結果排
圧弁20は開弁状態となる。
排圧弁20が開弁すると、制御油室18の油圧
は、油路70、入口室68、弁孔66、出口室6
9、油路71、油圧ポンプ16の入口室31及び
導管37を経て油槽19に排出されるので、減圧
ピストン46は、出力油圧室55の油圧により戻
しばね48の力に抗して制御油圧室18側へ移動
し、これにより開弁棒62を退かせて弁体60を
閉弁させ、入、出力油室54,55間の連通を遮
断すると共に、出力油圧室55の容積を増大させ
る。その結果、前輪ブレーキ3f,3fに作用す
る制動油圧が低下して前輪2fの制動力が減少
し、前輪2fのロツク現象は回避される。する
と、前輪2fの回転の加速に伴い押圧板89のレ
バー91への押圧力が解除されるため、レバー9
1は、ばね94の反発力で、当初の位置に復帰揺
動し、排圧弁20を閉弁状態にする。排圧弁20
が閉弁されると、油圧ポンプ16から吐出される
圧油が制御油圧室18に直ちに封じ込められ、減
圧ピストン46は出力油圧室55側へ後退して該
室55を昇圧させ、制動力を回復させる。このよ
うな作動が高速で繰返されることにより、前輪2
fは効率良く制動される。
は、油路70、入口室68、弁孔66、出口室6
9、油路71、油圧ポンプ16の入口室31及び
導管37を経て油槽19に排出されるので、減圧
ピストン46は、出力油圧室55の油圧により戻
しばね48の力に抗して制御油圧室18側へ移動
し、これにより開弁棒62を退かせて弁体60を
閉弁させ、入、出力油室54,55間の連通を遮
断すると共に、出力油圧室55の容積を増大させ
る。その結果、前輪ブレーキ3f,3fに作用す
る制動油圧が低下して前輪2fの制動力が減少
し、前輪2fのロツク現象は回避される。する
と、前輪2fの回転の加速に伴い押圧板89のレ
バー91への押圧力が解除されるため、レバー9
1は、ばね94の反発力で、当初の位置に復帰揺
動し、排圧弁20を閉弁状態にする。排圧弁20
が閉弁されると、油圧ポンプ16から吐出される
圧油が制御油圧室18に直ちに封じ込められ、減
圧ピストン46は出力油圧室55側へ後退して該
室55を昇圧させ、制動力を回復させる。このよ
うな作動が高速で繰返されることにより、前輪2
fは効率良く制動される。
外乱に対しては、前輪2fのハブ8が防壁とな
つて、増速装置45及びセンサ21への影響を防
ぐことができる。
つて、増速装置45及びセンサ21への影響を防
ぐことができる。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、車輪のハブ内に
収容されて該ハブと連結される入力部材と、該入
力部材に形成されたリングギヤと、該リングギヤ
に噛合するプラネタリーギヤと、該プラネタリー
ギヤに噛合するサンギヤと、該サンギヤに連結す
る出力軸とより増速装置を構成し、回転不能のケ
ーシングに支承される油圧ポンプのカム軸にプラ
ネタリーギヤを固着し、センサをハブ内に配設し
てフライホイールを出力軸に連結したので、車輪
のハブの中空部が増速装置及びセンサの設置に有
効に利用され、制動装置のコンパクト化を図ると
共に増速装置及びセンサへの外乱の影響をなくす
ることができる。しかも、増速装置のプラネタリ
ーギヤによるカム軸の駆動に伴い、油圧ポンプの
駆動のための専用の伝動装置が不要となり、構造
の簡素化と一層のコンパクト化に寄与することが
できる。
収容されて該ハブと連結される入力部材と、該入
力部材に形成されたリングギヤと、該リングギヤ
に噛合するプラネタリーギヤと、該プラネタリー
ギヤに噛合するサンギヤと、該サンギヤに連結す
る出力軸とより増速装置を構成し、回転不能のケ
ーシングに支承される油圧ポンプのカム軸にプラ
ネタリーギヤを固着し、センサをハブ内に配設し
てフライホイールを出力軸に連結したので、車輪
のハブの中空部が増速装置及びセンサの設置に有
効に利用され、制動装置のコンパクト化を図ると
共に増速装置及びセンサへの外乱の影響をなくす
ることができる。しかも、増速装置のプラネタリ
ーギヤによるカム軸の駆動に伴い、油圧ポンプの
駆動のための専用の伝動装置が不要となり、構造
の簡素化と一層のコンパクト化に寄与することが
できる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はアンチロツク制動装置を備えた自動二輪車の概
略平面図、第2図はアンチロツク制動装置の要部
縦断側面図、第3図及び第4図は第2図の−
線及び−線断面図、第5図は第4図の−
線拡大断面図、第6図は第2図中の表示回路の配
線図、第7図は表示回路の変形例を示す配線図で
ある。 2f……車輪としての前輪、3f……車輪ブレ
ーキとしての前輪ブレーキ、5f……前部マスタ
シリンダ、5fa……出力ポート、7……アンチロ
ツク制御装置、8……ハブ、8a……凹部、9…
…フロントフオーク、10……車軸、12……ブ
レーキデイスク、14……ブレーキキヤリパ、1
4a……入力ポート、15……油圧導管、16…
…油圧ポンプ、17……モジユレータ、19……
油槽、20……排圧弁、21……センサ、22…
…ケーシング、26……カム軸、42……出力
軸、45……増速装置、72……フライホイー
ル、73……カム機構、74……出力レバー機
構、75……入力部材、76……リングギヤ、7
81……プラネタリーギヤ、79……サンギヤ。
はアンチロツク制動装置を備えた自動二輪車の概
略平面図、第2図はアンチロツク制動装置の要部
縦断側面図、第3図及び第4図は第2図の−
線及び−線断面図、第5図は第4図の−
線拡大断面図、第6図は第2図中の表示回路の配
線図、第7図は表示回路の変形例を示す配線図で
ある。 2f……車輪としての前輪、3f……車輪ブレ
ーキとしての前輪ブレーキ、5f……前部マスタ
シリンダ、5fa……出力ポート、7……アンチロ
ツク制御装置、8……ハブ、8a……凹部、9…
…フロントフオーク、10……車軸、12……ブ
レーキデイスク、14……ブレーキキヤリパ、1
4a……入力ポート、15……油圧導管、16…
…油圧ポンプ、17……モジユレータ、19……
油槽、20……排圧弁、21……センサ、22…
…ケーシング、26……カム軸、42……出力
軸、45……増速装置、72……フライホイー
ル、73……カム機構、74……出力レバー機
構、75……入力部材、76……リングギヤ、7
81……プラネタリーギヤ、79……サンギヤ。
Claims (1)
- 1 車輪から増速装置を介して駆動されるフライ
ホイールを有し、車輪ブレーキによる前記車輪の
制動時、該車輪がロツクしそうになることを前記
フライホイールのオーバーラン回転により感知し
て出力信号を生じるセンサと;前記車輪に連動し
て回転するカム軸を有する油圧ポンプと;該油圧
ポンプの出口室に連通する制御油圧室を有すると
共にマスタシリンダ及び車輪ブレーキ間の油圧導
管に介装され、該制御油圧室の圧力が所定値以上
であるときは該油圧導管を導通状態に保ち、該制
御油圧室の圧力が所定値以下になると該油圧導管
を遮断して前記車輪ブレーキの制動油圧を減圧さ
せる得るモジユレータと;前記制御油圧室と油槽
との連通路に介装され、前記センサからの出力信
号を受けると開弁する常閉型の排圧弁と;を備え
た車両のアンチロツク制動装置において、前記車
輪のハブ内に収容されて該ハブと連結される入力
部材と、該入力部材に形成されたリングギヤと、
該リングギヤに噛合するプラネタリーギヤと、該
プラネタリーギヤに噛合するサンギヤと、該サン
ギヤに連結する出力軸とより前記増速装置を構成
し、回転不能のケーシングに支承される前記カム
軸に前記プラネタリーギヤを固着し、前記センサ
を前記ハブ内に配設して前記フライホイールを前
記出力軸に連結したことを特徴とする、車両のア
ンチロツク制動装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20256384A JPS6181855A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 車両のアンチロツク制動装置 |
| US06/780,372 US4664233A (en) | 1984-09-27 | 1985-09-26 | Antilock brake device for vehicles |
| CA000491566A CA1262159A (en) | 1984-09-27 | 1985-09-26 | Antilock-brake device for vehicles |
| EP89112572A EP0344817B1 (en) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Anti-lock brake device for vehicles |
| EP89112573A EP0340814B1 (en) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Anti-lock brake device for vehicles |
| EP85306928A EP0177310B1 (en) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Antilock brake device for vehicles |
| DE89112572T DE3587689T2 (de) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Antiblockier-Bremsgerät für Fahrzeuge. |
| EP89112571A EP0340813A3 (en) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Anti-lock brake device for vehicles anti-lock brake device for vehicles |
| DE89112573T DE3587688T2 (de) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Antiblockier-Bremsgerät für Fahrzeuge. |
| DE8585306928T DE3582846D1 (de) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | Antiblockier-bremsgeraet fuer fahrzeuge. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20256384A JPS6181855A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 車両のアンチロツク制動装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19043885A Division JPS6192948A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 車両の制動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6181855A JPS6181855A (ja) | 1986-04-25 |
| JPH032103B2 true JPH032103B2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=16459562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20256384A Granted JPS6181855A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 車両のアンチロツク制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6181855A (ja) |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP20256384A patent/JPS6181855A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6181855A (ja) | 1986-04-25 |
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