JPH0321155Y2 - - Google Patents

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JPH0321155Y2
JPH0321155Y2 JP8371185U JP8371185U JPH0321155Y2 JP H0321155 Y2 JPH0321155 Y2 JP H0321155Y2 JP 8371185 U JP8371185 U JP 8371185U JP 8371185 U JP8371185 U JP 8371185U JP H0321155 Y2 JPH0321155 Y2 JP H0321155Y2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数本のハーネスを同時に固定し
て、パネル等の壁部材に装着することで、これら
のハーネスを配索できるようにしたクリツプの改
良に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のクリツプとしては、第3図に示
す如きものが知られている。
このクリツプは、複数本のハーネス1a,1
b,1cに対応した複数条の溝2,2,2を設け
ることでハーネス受け面2a,2a,2aが形成
されているクリツプ本体3と、パネル等の壁部材
に装着するため同本体3からプラスチツクにより
一体に突設した係合突起4とを具備させたもので
ある。
しかし、上述構成のクリツプにあつては、クリ
ツプ本体3が厚肉のため、所定の径のハーネスし
か保持できないだけでなく、所定の径のハーネス
であつても、受け面2a……に保持させる順序
が、例えば、中央の受け面2aに入れるハーネス
1bを第1番目か第2番目に嵌め込んでやらねば
ならず、全てのハーネス1a,1b,1cを同時
に嵌合保持させることが難事となるため、ハーネ
ス嵌合操作の作業性も悪い。
そこで、既に特開昭58−200811号公報開示のも
のが提案され、上記の難点を解消しようとしてい
る。
この提案は第4図に示す通り、一本のハーネス
1aを抱持する弾性材からなる固定部材5と、押
え部材6とにより形成され、当該固定部材5及び
押え部材6の何れか一方に残りのハーネス1b,
1cを挟持する保持部材7,8を連設し、上記固
定部材には壁部材に装着する係合突起9を設ける
ようにし、これを用いて複数本のハーネスを整列
配索するには、係合突起9により固定部材5を図
示しない壁部材に装着し、該固定部材5の受け面
5aにハーネス1aを沿わせ、保持部材7,8に
ハーネス1b,1cを圧入することによつてその
受け面7a,8aに沿わせ、しかる後、押え部材
6を嵌合爪10,10の先端から固定部材5の挿
入口5b,5bに挿入し、各保持部材7,8のフ
ランジ7b,8bに押え部材6の押え片6a,6
aを当接させ、ハーネス1aを押え部材6の規制
面6bおよび受け面5aによつて抱持するのであ
る。
このクリツプによれば、確かに前記の欠陥を解
消できるものの、所定径のハーネス1aであつて
も押え部材6の規制面6bと受け面5aで抱持し
挟持するのでなく、また他のハーネス1b,1c
が所定の径より小さい場合は保持部材7,8の各
受け面7a,8aと押え部材6の押え片6a,6
aで抱持するだけとなつてしまうから、これらハ
ーネス1a,1b,1cが固定部材5および各保
持部材7,8から脱落しないように、固定部材5
と押え部材6との連結手段、つまり、固定部材5
の嵌合部5c,5cと押え部材6の嵌合爪10,
10とを、相互に取り外し容易で、しかも相互に
強固に係嵌可能な構成としなければならず、この
結果構造的に複雑化したり、高い成形精度が要求
されることとなつて、製造コストへの影響もあ
る。
また、このクリツプは、パネル等壁部材の装着
部位が、単なる平滑面である場合はよいが、溝条
をもつた壁部材には装着し難いだけでなく不完全
な装着状態となり、外観上の体裁についても満足
し得ない点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで本考案は、上述従来の問題点に鑑みて検
討の結果、新規な配線固定用クリツプを得たもの
で、複数本の所定径ハーネスおよび異径ハーネス
を脱落することなく整列配索できるようにすると
共に、パネル等壁部の装着部位に対応して安定性
良く確実に装着でき、かつ外観上の体裁も良く、
しかも容易にして安価に製作できるようにするの
が、その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本考案は、下方へ向けて突曲させた曲設部
が、左右の平面部間にあつて、一体に弾性材にて
形成されている固定部材と、板状の覆い蓋とによ
り構成され、上記固定部材の曲設部内には、その
内曲面から一体に突設されている夫々先端部に係
止片を有する一箇以上の挟持板と、少なくとも二
箇の係止片とにより形成された複数本のハーネス
を整列配索可能な複数箇のハーネス保持部が画設
され、一方、上記両平板部の裏面にはパネル等の
壁部材に装着する係合突起が垂設されていると共
に、該両平板部の両端部からは、前記覆い蓋の各
側縁が係脱自在に係止される係止爪を立設するよ
う構成し、上記の問題点を解消したものである。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
れば、第1図、第2図に示したように固定部材1
1と覆い蓋12とで構成されている。
上記固定部材11はプラスチツク等の適度に弾
性を有する弾性材にて一体に成形することがで
き、該固定部材11は、左右の平板部13,14
と、該両平板部13,14を略中央にて連設して
いる下方へ略半円形状に曲成した円弧状の曲設部
15とを具備している。
上記両平板部13,14の裏面からは、パネル
やフロント等の壁部材16に穿設してある取付孔
17,18に嵌合して係止する係合突起19,2
0がそれぞれ一体に垂設されている。
また上記曲設部15の内曲面15aからは、二
箇の挟持板21,22と、二箇の係止片23,2
4がそれぞれ一体に突設してある。
つまり、両挟持板21,22は、上記曲設部1
5における内曲面15aの中央部にあつて、左右
方向へ適当間隔をもち、かつ平行状に立設されて
おり、さらに、それら先端部(上端部)には、そ
れぞれ左右方向へ対称的に矢尻状となるよう延出
した係止片21a,21b,22a,22bが一
体に設けられている。
一方、前記両係止片23,24は、上記曲設部
15の左右基根部における内曲面15aから内向
きに、しかも少しだけ下降する方向にて突設され
ており、このことによつて、上記曲設部15の内
側には、その内曲面15a、上記両挟持板21,
22および上記各係止片21a,21b,22
a,22b,23,24とにより、三箇のハーネ
ス保持部25,26,27が区画形成されること
になる。
ここで、上記各係止片21a,21b,22
a,22b,23,24は、上記の如く夫々任意
の角度をもつて先端側へ傾斜下降して形成させて
あると共に、相互に対向させた係止片21aと2
3,22bと22a,22bと24の各間は、ハ
ーネス径よりも狭い隙間にそれぞれ形成されてい
る。
また、係止片21a,21b,22a,22
b,23,24は、各保持部25〜27に保持さ
せるべくハーネス28,29,30を下方へ押し
込んだとき、下方へ弾性変形可能に、かつハーネ
ス保持後は原位置に復帰して、ハーネス28〜3
0を抜止状態にて保持するのに充分な薄肉に形成
してあり、一方、上記両挟持板21,22は三箇
の保持部25〜27を画成するのに充分な強度を
もつように上記各係止片21a〜24よりも厚肉
に形成されている。
また、後述するようにして各保持部25〜27
にハーネス28〜30をそれぞれ保持させるのに
都合よく、固定部材11を、その曲設部15が拡
開する方向へ弾性変形させた後、原形に復帰する
よう充分な弾性強度を具備させるのであるが、こ
のため図示の実施例にあつては、曲設部15の肉
厚を左右の平板部13,14のそれよりも適当に
厚肉にするか、または、その肉厚を平板部13,
14のそれと同等とする場合は、当該曲設部15
の裏面にリブ15bを図示の如く適宜長だけ突設
するようにしている。
さらに、上記両平板部13,14の各先端部に
は前記覆い蓋12が係脱自在な係止爪片31,3
2が、それぞれ一体に立設されている。
上記係止爪片31,32は、各平板部13,1
4の端部から略直角に上方へ曲折した起立板部3
1a,32aと、該起立板部31a,32aの余
端を内側下方へ傾斜させて折返し、先端に係止段
縁31c,32cをもつた下曲片31b,32b
とからなり、上記覆い蓋12の左右両側端縁に切
欠して形成した切欠部33,34と上記下曲片3
1b,32bが係止可能となつている。
つまり、左右の両係止爪片31,32の各下曲
片31b,32bは、各起立板部31a,32a
側へ弾性変形可能にして、かつ原位置に復帰可能
なるよう形成してあり、該両下曲片31b,32
bに上記切欠部33,34を位置合せして覆い蓋
12を押し下げることにより、各下曲片31b,
32bは切欠部33,34の内端面33a,34
aに押圧されて外側へ弾性変形し、上記切欠部3
3,34を受け入れた後、原位置に復帰して、そ
の下向きに設けてある前記係止段部31c,32
cに、覆い蓋12の上面が係止されることによ
り、固定部材11と覆い蓋12とは相互に上下お
よび左右方向に不動なるよう固定されると共に、
上記下曲片31b,32bが上記切欠部33,3
4に係嵌して、その前後の端面33b,34bと
係止されることで固定部材11と覆い蓋12と
は、相互に前後方向にも固定される。
また、前記係合突起19,20は、単なる矢尻
形状等にて中実に形成することも可能であるが、
図示例にあつては、壁部材16に対する脱着が容
易にでき、しかも強固な装着ができるよう、次の
ように構成してある。
つまり、上記係合突起19,20は、第1図に
明示した如く、各平板部13,14の裏面から、
吸盤状の受板19a,20aを垂設すると共に、
該受板19a,20aの裏面中心部から主柱19
b,20bを垂設し、該主柱19b,20bの下
端外側から上方外側へ傾斜上昇せしめて複数箇の
弾性係合片19c…,20c…を平面略放射状に
連設して一体に形成されている。
また、上記各弾性係合片19c…,20c…の
先端部(上端部)の外側面には、上向きの係合段
部19d,20dが設けてあり、上記受板19
a,20aと、係合段部19d,20dとで壁部
材16における取付孔17,18の上部開口周辺
と下部開口周辺をそれぞれ係止するようにしてあ
る。
従つて、壁部材16の取付孔17,18に上記
係合突起19,20の尖端をのぞませた状態で押
し込むと、取付孔17,18の孔壁面に押圧され
て各弾性係合片19c…,20c…は中心方向へ
弾性変形されることで縮径され、上記取付孔1
7,18に嵌合されると同時に原形に復帰し、係
合段部19d,20dは取付孔17,18の下部
開口周辺と係止し、一方、受板19a,20aが
上部開口周辺を当接保持することによつて、壁部
材16に対して保持部材11は装着される。
第2図に明示した壁部材16は、本案クリツプ
が適用される一例であり、凹溝条16aの中央部
にあつて、下方へ円弧状に曲成した樋状凹溝16
bが設けてあり、上記凹溝条16aの左右に上記
取付孔17,18が、長さ方向へ適当間隔にて複
数対設けてある。
従つて、上記壁部材16の凹溝条16aに沿つ
て複数本のハーネス28〜30を整列させて配索
しようとするときは、それぞれの取付孔17,1
8に各固定部材11の係合突起19,20を押し
込んで係嵌することにより、固定部材11を複数
箇装着し、それぞれの固定部材11…における各
保持部25〜27にハーネス28〜30を保持さ
せた後、各固定部材11に覆い蓋12を装着して
固定部材11の上部を覆うのであるが、ここで上
記覆い蓋12は複数箇の固定部材11…と装着可
能なるよう長尺に形成させてあり、各固定部材1
1…の装着位置に対応させて、左右の側縁には対
をなす切欠部33,34が、長さ方向へ適当間隔
にて複数対設けられている。
上記構成のものを用いて複数本のハーネス28
〜30を整列配索するには、まず、固定部材11
の係合突起19,20を壁部材16の取付孔1
7,18に嵌合して当接固定部材11を壁部材1
6の凹溝条16a内に装着し、次いで、固定部材
11の各保持部25〜27に各ハーネス28〜3
0を圧入することによつて収納保持させる。
しかる後、覆い蓋12の切欠部33,34を係
止爪片31,32に位置合わせし、該覆い蓋12
を押し下げると、係止爪片31,32に係止さ
れ、平板部13,14の上面に重積状態で覆い蓋
12は固定部材11に装着されて、その上部を覆
い、前記係止爪片31,32の先端部を除いた固
定部材11の全ての部分と、複数本のハーネス2
8〜30は被覆され、外側から見えることなく整
列状態にて配索されることとなる。
また、上記各保持部25〜27に各ハーネス2
8〜30を収納保持するには、当該ハーネス28
〜30を圧入することにより各係止片21a,2
1b,22a,22b,23,24が下方へ弾性
変形してハーネス28〜30の圧入を許容し、圧
入後は各係止片21a〜24が、原位置に復帰
し、ハーネス28〜30の脱落を阻止する。
また、固定部材11を壁部材16に装着した
後、上述したようにしてハーネス28〜30を保
持させる手順に限られるのではなく、まえもつて
固定部材11にハーネス28〜30を圧入保持さ
せた後、当該固定部材11を壁部材16に装着す
ることもできる。
この場合の各保持部25〜27に対するハーネ
ス28〜30の圧入保持は、上述のようにする
か、あるいは固定部材11を、その曲設部15の
開口部が拡開するように彎曲せしめることによ
り、各保持部25〜27における各係止片21a
と23,21bと22a,22bと24の各間隔
を広くして行なうようにしてもよく、その圧入手
段は任意である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る配線固定用ク
リツプは構成されているから、各保持部25〜2
7の入口部に有する各係止片21a〜24が、ハ
ーネス28〜30の圧入で下方へ変形し、圧入後
は原位置に復帰することとなり、所定径のハーネ
スはもとより小径のハーネスから大径のハーネス
まで容易に圧入保持させることができ、しかも各
係止片21a〜24による離脱作用によつて脱落
することなく複数本のハーネス28〜30を整列
状態にて配索させることができる。
また、各ハーネス保持部25〜27は、固定部
材11の略中央部に曲設部15を曲成して、その
内部に画成してあるので、例えば自動車のフロン
ト等にあつて、凹溝条16aと凹溝16bを有す
る装着部位に、これらに嵌合して固定部材11を
装着でき、その凹溝16bに沿つてハーネス28
〜30を整列配索させることができるのであり、
また、各固定部材11…に共通な覆い蓋12の装
着によつて、当該固定部材11…はもとより複数
本のハーネス28〜30は被覆され、かつ上記壁
部材16の凹溝条16a、凹溝16bに埋設され
た状態となるから、外観からしても体裁が良くな
るのみならず、壁部材16上に他の物を設置する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る配線固定用クリツプの実
施例を示した使用状態の横断正面図、第2図は同
実施例における固定部材と覆い蓋と壁部材をそれ
ぞれ示した分解斜視図、第3図、第4図は複数本
整列ハーネスクリツプの従来例をそれぞれ示した
各横断正面図である。 11……固定部材、12……覆い蓋、13,1
4……平板部、15……曲設部、15a……内曲
面、16……壁部材、19,20……係合突起、
19a,20a……受板、19b,20b……主
柱、19c,20c……弾性係合片、21,22
……挟持板、21a,21b,22a,22b,
23,24……係止片、25,26,27……ハ
ーネス保持部、28,29,30……ハーネス、
31,32……係止爪片、31a,32a……起
立板部、31b,32b……下曲片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下方へ向けて突曲させた曲設部が、左右の平
    板部間にあつて、一体に弾性材にて形成されて
    いる固定部材と、板状の覆い蓋とにより構成さ
    れ、上記固定部材の曲設部内には、その内曲面
    から一体に突設されている夫々先端部に係止片
    を有する一箇以上の挟持板と、少なくとも二箇
    の係止片とにより形成された複数本のハーネス
    を整列配索可能な複数箇のハーネス保持部が画
    設され、一方、上記両平板部の裏面にはパネル
    等の壁部材に装着する係合突起が垂設されてい
    ると共に、該両平板部の両端部からは、前記覆
    い蓋の各側縁が係脱自在に係止される係止爪片
    を立設してなる配線固定用クリツプ。 (2) ハーネス保持部が、曲設部の内曲面と、先端
    部の左右両側に係止片をそれぞれ有する二箇の
    挟持板と、曲設部の左右の開口縁部からそれぞ
    れ内向きに突設される二箇の係止片とにより形
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の配線固定用クリツプ。 (3) 係合突起が、吸盤状の受板と、該受板から垂
    設された主柱の先端部から上方外側へ傾斜上昇
    して平面略放射状に連設された複数箇の弾性係
    合片とで形成されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の配線固定用クリツプ。 (4) 係止爪片が、平板部の両端から立設された起
    立板部と、該起立板部の余端を内側下方へ折り
    返した下曲片とで形成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の配線固定用クリツプ。
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