JPH1086765A - モールクリップ - Google Patents

モールクリップ

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JPH1086765A
JPH1086765A JP24619696A JP24619696A JPH1086765A JP H1086765 A JPH1086765 A JP H1086765A JP 24619696 A JP24619696 A JP 24619696A JP 24619696 A JP24619696 A JP 24619696A JP H1086765 A JPH1086765 A JP H1086765A
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Kazuhiko Kokubo
一彦 小久保
Mitsuaki Arata
光昭 荒田
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Togo Seisakusho Corp
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性の良いモールクリップを提供すること
である。 【解決手段】 モールクリップ5の前後には一対の抱着
片11,17が上方に突設されている。前方の抱着片1
1の各々からは後方に向かって腕片12が突設されてお
り、その先端部分には内側に向かって爪片10が設けら
れている。一方、モール1の下端部にはレール部7があ
り、このレール部7の所定の位置を方形に切り欠いた凹
部8が設けられている。抱着片11,17の間にレール
部7を挟ませてスライドさせると、爪片10が凹部8に
係合してモールクリップ5がモール1の所定の位置に固
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールを取り付け
るためのモールクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のルーフパネルとアウト
サイドパネルとの接合部分には、前後方向に沿って溝4
7が形成され、ここをルーフモールによって覆い隠すこ
とが行われている。このような箇所で使用されてきた従
来のモールクリップを図9および図10に示した。図9
には、モール40とモールクリップ42を組み付ける前
の状態を示してある。
【0003】モール40は合成樹脂材よりなり上記した
溝47に適合できるように形成されており、その下端部
分にはモールクリップ42を取り付けるためのレール4
1が長さ方向に沿って形成されている。モールクリップ
42は金属で一体に成形されており、その四隅に配され
たかしめ片43,44を利用してレール41にかしめ付
けられる。また、モールクリップ42の中央部分には、
溝47内の所定位置に突設されたTスタッド46へ嵌め
込み可能なスタッド溝45が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなモール40
とモールクリップ42を組み付けるには、モールクリッ
プ42の前後にある四つのかしめ片43,44をレール
41の所定の位置に合わせた後に、それぞれのかしめ片
43,44を矢印方向にかしめ付ける作業が必要であ
り、このような作業をモールクリップの数だけ繰り返す
のは煩わしく、また作業効率を低下させる原因にもな
る。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その課題は作業性の良いモールクリップを提供する
ところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明は、モールの長さ方向に沿って形成
されたクリップ取付け部に対し、このクリップ取付け部
の端部側からスライド可能にかつ脱落不能に嵌め込まれ
る支持部と、前記モールの所定位置に配された位置決め
部に係合することでモールの長さ方向に関する位置決め
を可能にする係止部とが形成されてなることを特徴とす
るモールクリップである。また、請求項2の発明は、請
求項1に記載のものであって、前記位置決め部はモール
の側面又は下面に設けられた凹部であり、前記係止部は
その凹部に係合可能な爪片からなることを特徴とするモ
ールクリップである。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1または2の発明によ
れば、モールにモールクリップを取り付けるときには、
モールクリップをモールのクリップ取付け部の端部から
嵌め込んで位置決め部までスライドさせる。こうするこ
とで、モールクリップの係止部がモールに設けられた位
置決め部に係合するため、モールクリップはモールに対
し脱落が規制された状態で所定位置に固定される。この
間、モールクリップは単にスライド操作だけでモールへ
の取付けが完了するため、作業性に優れる。
【0008】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>次に本発明の第1実施形態について、
図1〜図5を参照しつつ説明する。図1は自動車Cのル
ーフパネル2とサイドパネル3の継ぎ目にモール1が取
り付けられている様子を示したものである。
【0009】図2に示すように、サイドパネル3とルー
フパネル2の両端部の連結部分には、溝部4が形成され
ている。この溝部4の断面は、上部4bでは下部4aよ
りも幅広になった逆凸字状とされている。溝部4の下部
4aの底面には、所定の位置に適数個のTスタッド15
が突設されている。このTスタッド15は、その断面が
T字状になっており、下部には円柱状の支柱15aが、
その上端には係止盤15bが形成されている。Tスタッ
ド15の係止盤15bにはモールクリップ5が係合し
て、モール1とモールクリップ5が固定されることで、
モール1全体が自動車Cに組み付けられる。
【0010】モール1は合成樹脂材により成形され、溝
部4を覆うことができる長さに形成されている。モール
1はその断面が略T字状に形成されており、その上部は
溝部4の上部4bを覆う傘片6が張り出し、ここから下
方へ支柱部18が垂下し、さらにこの支柱部18の下端
部には一対のレール部7が張り出し形成されている。レ
ール部7の所定位置にはモールクリップ5の位置決めの
ために、両端部分が方形状に切り取られて一対の凹部8
が設けられている。この凹部8にはモールクリップ5の
爪片10が係合して、モールクリップ5をモール1の所
定の位置に固定する。
【0011】モールクリップ5は合成樹脂材により一体
に成形され、その前後部には、左右端から各々一対の抱
着片11,17が突設されている。抱着片11,17は
レール部7に適合しうるチャンネル形状をなしており、
レール部7に対してスライド可能にかつ脱落不能に係合
できるよう形成されている。また、前方の一対の抱着片
11(図2において左下側のもの)には後方側の抱着片
17に向けて一対の腕片12が延出している。腕片12
は外方への僅かな弾性変形ができるように形成されてお
り、その先端部分には内方に向けて爪片10が突出形成
されている。この爪片10はレール部7に設けられた凹
部8に適合可能に形成され、モールクリップ5がモール
1に組み付けられる際には、爪片10と凹部8が係合し
てモールクリップ5のモール1の長さ方向に対する位置
決めがなされる。この爪片10の先端部分は斜めに形成
されて案内面10aとされている。
【0012】前後に形成された抱着片11,17同士
は、抱着片11,17が突設されている部分よりもやや
低い位置を連結部13によって接続されている。連結部
13には、前後にほぼ同径の円形状の孔部同士をやや細
い溝で繋いだひょうたん型のスタッド溝14が形成され
ている。スタッド溝14のうち、前方のものは係止溝1
4a、後方のものは挿入溝14bとなっている。このス
タッド溝14には、溝部4の下面に突設されたTスタッ
ド15が係合することによりモール1を自動車Cに組み
付ける。前記挿入溝14bの径は、Tスタッド15の係
止盤15bの径よりも僅かに大きく形成されて係止盤1
5bを挿通可能としているが、係止盤15bが係止溝1
4a側へ移動したときには係止盤15bは係止溝14a
の孔縁の内周に張り出す係止縁14c上に乗り上げてT
スタッド15の抜けが防止される。
【0013】スタッド溝14の後端部分からは、押さえ
片16が前方へ向かって突設されている。この押さえ片
16は上方へ弾性変形可能になっており、Tスタッド1
5をスタッド溝14に係合させるときに係止盤15bの
上面を押圧して、係止盤15bの下面と係止縁14cが
係合しやすく案内する。さらに、係止盤15bと係止縁
14cが完全に係合した後には、図4に示すように、押
さえ片16の先端部分が係止盤15bの後方に当接して
両者の係合が外れないようにしている。
【0014】次に上記のように構成された第1実施形態
の作用効果について説明する。モール1を自動車Cの溝
部4の底面に突設されたTスタッド15に組み付けるに
先立ち、モール1にモールクリップ5を取り付ける。ま
ず、モールクリップ5の後方側の抱着片17とレール部
7を水平に保ち、両抱着片17の間にレール部7の端面
部分を挿入する。抱着片17とレール部7を係合させて
からスライドさせると、レール部7の端面が爪片10に
当接するようになる。ここからさらに押し込むと、爪片
10の後端部分の案内面10aがレール部7の外方に回
りこみ、腕片12が外方に僅かに弾性変形して爪片10
がレール部7の側面に乗り上げる。さらにモールクリッ
プ5をレール部7に押し込むと、前方の抱着片11の間
にレール部7が挿入してモールクリップ5がモール1に
係着する。この状態ではモールクリップ5は二組の抱着
片11,17によりモール1に組み付けられているた
め、レール部7から脱落することなくレール部7に沿っ
てスライドすることができる。
【0015】上記のようにしてモールクリップ5が押し
込まれ所定位置にまで至ると、爪片10と凹部8が適合
する。すると、図3に示すように腕片12が内方に向か
って復帰変形し、爪片10が凹部8に係合する。これに
よって、モールクリップ5がレール部7上の所定の位置
に位置決めされる。
【0016】次に、このように一体化されたモール1と
モールクリップ5を自動車Cの溝部4に取り付ける。ス
タッド溝14の挿入溝14bに係止盤15bを挿入した
後、モール1全体を後方に向かって移動させる。する
と、係止盤15bは挿入溝14bから係止溝14aへ移
動する。このときには、押さえ片16が上方に弾性変形
しつつ係止盤15bが前方の係止縁14cに係合しやす
くなるよう案内し、係止盤15bの下面が係止縁14c
に乗り上げると、押さえ片16が復帰変形して係止盤1
5bの後端面に当接し、かくしてモール1が自動車Cの
溝部4に固定される。このとき傘片6は、図5に示すよ
うにして溝部4の上部4bを覆う。
【0017】このように、本実施形態によれば、モール
クリップ5をモール1のレール部7に装着してスライド
させるだけで、モール1とモールクリップ5が脱落不能
に係合し、モールクリップ5の位置決めもなされるた
め、作業性の良好なものとなっている。
【0018】<第2実施形態>次に本発明の第2実施形
態について、図6〜図8を参照しつつ説明する。なお、
本実施形態と第1実施形態において、同一箇所には同一
符号を付して説明を省略する。溝部4およびTスタッド
15については、本実施形態と第1実施形態とは同一の
構成である。モール1については、本実施形態と第1実
施形態との相違は、凹部20の構造のみである。モール
1のレール部7に設けられた凹部20は、レール部7の
側面から底面の全体にかけて溝状に形成されている。こ
の凹部20には、モールクリップ21の爪片22が係合
する。
【0019】モールクリップ21は金属板を折曲げて形
成されており、モール1のレール部7に取り付けられ
て、モール1と自動車Cを連結する。モールクリップ2
1の前後にはそれぞれ一対の抱着片23,24が上方に
向かってチャンネル状に折曲げ形成されている。そし
て、両抱着片23,24はレール部7を両側面から挟み
付けるようにして取り付け可能であり、モールクリップ
21をモール1から脱落しないように取り付けることが
できる。前方側の一対の抱着片23(図6において左下
方向)の間にある底面の中央部分には、爪片22が前上
方に向かって斜めに切り起こしてある。この爪片22の
先細り形状に形成され、かつ上下方向への弾性変形が許
容されて凹部20に係合可能となっている。
【0020】前後の抱着片23,24を連結する部分
は、抱着片23,24が突設されている底面よりもやや
低い連結部25とされている。連結部25の中央には、
前方に大きな略円形状の挿入溝26aと後方の小さな略
円形状の係止溝26bの二つの溝を繋いでだるま型のス
タッド溝26が設けられている。このスタッド溝26
は、Tスタッド15が係合できるようになっており、前
方にある挿入溝26aの径はTスタッド15の係止盤1
5bの径よりもわずかに大きく形成されており、後方の
係止溝26bの径はTスタッド15の支柱15aの径と
ほぼ同径とされている。このような構成であるため、T
スタッド15が挿入溝26a側からスタッド溝26に挿
入された後に、係止溝26b側に移動すると係止溝26
bの孔縁と係止盤15bの下面が係合して、Tスタッド
15がスタッド溝26に抜止めされる。
【0021】次に上記のように構成された第2実施形態
の作用効果について説明する。モール1を自動車Cに組
み付けるに先立ち、モール1にモールクリップ21を取
り付けておく。モールクリップ21の後部側の一対の抱
着片24の間にレール部7の端面部分を挿入する。抱着
片24とレール部7を係合させてからスライドさせ、さ
らに前方部分の一対の抱着片23の間にレール部7が挿
入すると、レール部7の下端面が爪片22に当接する
が、挿入を続けると爪片22が下方に弾性変形して、レ
ール部7の下面側に回り込む。さらにモールクリップ2
1をレール部7に押し込むと、前方の抱着片23も完全
にレール部7に係合する。この状態ではモールクリップ
21は二組の抱着片23,24によりモール1に組み付
けられているため、レール部7から脱落することなくレ
ール部7に沿ってスライドすることができる。
【0022】ここからさらにモールクリップ21を押圧
して、爪片22と凹部20が係合する位置までスライド
させると、図7に示すように爪片22が上方に向かって
復帰変形して凹部20に係合すると共に、モールクリッ
プ21がレール部7上の所定の位置に固定される。次
に、このように一体化されたモール1とモールクリップ
21を自動車Cに取り付ける。挿入溝26aに係止盤1
5bを挿入した後、モール1を前方に向かって移動させ
る。すると、支柱15aと係止溝26bが係合して、モ
ール1が自動車Cに固定される。このように、本実施形
態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0023】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも含まれる。本
実施形態では、モールクリップをレール部に取り付ける
際に、モールクリップの前後方向が決まっている。これ
を解決するために、例えば前方の抱着片の前方側に対称
的に連結部と後方の抱着片を設ければ良い。このように
すれば、モールクリップの取付け方向は、いずれでもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態においてモールクリップが取り付
けられる部分を示した斜視図
【図2】同実施形態においてモールとモールクリップを
組み付ける前の様子を示した斜視図
【図3】同実施形態において係止爪片が凹部に係合した
様子を示す平断面図
【図4】同実施形態においてモールとモールクリップを
組み付けた後に車体側に取り付ける前の様子を示した側
断面図
【図5】同実施形態においてモールクリップの組付け後
の様子を示した正断面図
【図6】第2実施形態においてモールとモールクリップ
を組み付ける前の様子を示した斜視図
【図7】同実施形態においてモールとモールクリップを
組み付けた後に車体側に取り付ける前の様子を示した側
断面図
【図8】同実施形態においてモールクリップの組付け後
の様子を示した正断面図
【図9】従来例において組付け前の様子を示した斜視図
【図10】従来例においてモールクリップの組付け後の
様子を示した正断面図
【符号の説明】
<第1実施形態> 1…モール 5…モールクリップ 7…レール(クリップ取付け部) 8…凹部(位置決め部) 10…爪片(係止部) 11,17…抱着片(支持部) <第2実施形態> 20…凹部(位置決め部) 21…モールクリップ 22…爪片(係止部) 23,24…抱着片(支持部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールの長さ方向に沿って形成されたク
    リップ取付け部に対し、このクリップ取付け部の端部側
    からスライド可能にかつ脱落不能に嵌め込まれる支持部
    と、 前記モールの所定位置に配された位置決め部に係合する
    ことでモールの長さ方向に関する位置決めを可能にする
    係止部とが形成されてなることを特徴とするモールクリ
    ップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のものであって、前記位
    置決め部はモールの側面又は下面に設けられた凹部であ
    り、前記係止部はその凹部に係合可能な爪片からなるこ
    とを特徴とするモールクリップ。
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