JPH03213629A - 内燃機関の可変圧縮比装置 - Google Patents
内燃機関の可変圧縮比装置Info
- Publication number
- JPH03213629A JPH03213629A JP2007527A JP752790A JPH03213629A JP H03213629 A JPH03213629 A JP H03213629A JP 2007527 A JP2007527 A JP 2007527A JP 752790 A JP752790 A JP 752790A JP H03213629 A JPH03213629 A JP H03213629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- hydraulic
- pressure
- eccentric sleeve
- compression ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、内燃機関(以下、必要に応じ「エンジン」と
いう)の可変圧縮比装置に関する。
いう)の可変圧縮比装置に関する。
[従来の技術]
従来より、エンジン中負荷域よりも大きい高負荷域ある
いは高エンジン回転域においてはノッキングを発生させ
ないようにしながら、中負荷以下の運転域では熱効率を
上げて燃費等の改善をはかるべく、圧縮比を可変にしう
るエンジンが各種提案されている。
いは高エンジン回転域においてはノッキングを発生させ
ないようにしながら、中負荷以下の運転域では熱効率を
上げて燃費等の改善をはかるべく、圧縮比を可変にしう
るエンジンが各種提案されている。
かかる圧縮比可変機構は、例えば特公昭63−3297
2号公報に開示されている。この公報に開示された圧縮
比可変機構は、エンジンのコネクティングロッドの両端
の軸支部の一方に、コネクティングロッドの軸受孔とこ
の軸受孔を挿通する支軸とを互いに偏心させる偏心軸受
を、ピストンからの荷重と支軸からの反力とが偏心する
ことによって生じる回転力によって自在に回転するよう
に設け、更には軸受半径方向に移動可能なロックピンを
駆動することにより偏心軸受の回転を自由と固定との間
に切り替えるための油圧式作動式ロック手段を設けて、
このロック手段への供給作動オイルの圧力を、ピストン
位置の検出手段と運転条件の検出手段との信号を受ける
コンピュータからの信号により、ロック中には常時ロッ
ク手段に油圧力がかかり、ロック解除中にはロック手段
に油圧力がかからない条件下で制御するようにしたもの
である。
2号公報に開示されている。この公報に開示された圧縮
比可変機構は、エンジンのコネクティングロッドの両端
の軸支部の一方に、コネクティングロッドの軸受孔とこ
の軸受孔を挿通する支軸とを互いに偏心させる偏心軸受
を、ピストンからの荷重と支軸からの反力とが偏心する
ことによって生じる回転力によって自在に回転するよう
に設け、更には軸受半径方向に移動可能なロックピンを
駆動することにより偏心軸受の回転を自由と固定との間
に切り替えるための油圧式作動式ロック手段を設けて、
このロック手段への供給作動オイルの圧力を、ピストン
位置の検出手段と運転条件の検出手段との信号を受ける
コンピュータからの信号により、ロック中には常時ロッ
ク手段に油圧力がかかり、ロック解除中にはロック手段
に油圧力がかからない条件下で制御するようにしたもの
である。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来の内燃機関の可変圧縮比
機構では、ロックピンを軸受半径方向に駆動することに
より、偏心軸受の回転を自由と固定との間に切り替えて
いるので、コネクティングロッドの往復運動等に基づき
生じる慣性力の影響によってロックピンの動作が不確実
になるおそれがある。
機構では、ロックピンを軸受半径方向に駆動することに
より、偏心軸受の回転を自由と固定との間に切り替えて
いるので、コネクティングロッドの往復運動等に基づき
生じる慣性力の影響によってロックピンの動作が不確実
になるおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、遠心力やコネクティングロッドの往復運動の加速度に
よって、ロック手段によるロックアンロック動作が不確
実にならないようにした、内燃機関の可変圧縮比装置を
提供することを目的とする。
、遠心力やコネクティングロッドの往復運動の加速度に
よって、ロック手段によるロックアンロック動作が不確
実にならないようにした、内燃機関の可変圧縮比装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
このため、本発明の内燃機関の可変圧縮比装置は、内燃
機関の気筒内を往復動するピストンに一端部を枢支され
ると共に他端部をクランクシャフトに枢支されたコネク
ティングロッドをそなえ、該コネクティングロッドの両
端部における枢支部のいずれか一方に該コネクティング
ロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸とを相互に
偏心させる偏心スリーブが回転可能に設けられ、該偏心
スリーブの軸方向に移動しうるピン部材を作動させて該
偏心スリーブに形成された係合部に該ピン部材を係合さ
せることにより該偏心スリーブの回転を固定しうる偏心
スリーブロック手段が設けられたことを特徴としている
。
機関の気筒内を往復動するピストンに一端部を枢支され
ると共に他端部をクランクシャフトに枢支されたコネク
ティングロッドをそなえ、該コネクティングロッドの両
端部における枢支部のいずれか一方に該コネクティング
ロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸とを相互に
偏心させる偏心スリーブが回転可能に設けられ、該偏心
スリーブの軸方向に移動しうるピン部材を作動させて該
偏心スリーブに形成された係合部に該ピン部材を係合さ
せることにより該偏心スリーブの回転を固定しうる偏心
スリーブロック手段が設けられたことを特徴としている
。
[作 用]
上述の本発明の内燃機関の可変圧縮比装置では、コネク
ティングロッドの両端部における枢支部のいずれか一方
にコネクティングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通す
る支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に
設けられているが、この偏心スリーブの回転は、偏心ス
リーブロック手段によって、偏心スリーブの軸方向に移
動しうるピン部材を作動させて、偏心スリーブに形成さ
れた係合部にピン部材を係合させることにより固定する
ことができる。
ティングロッドの両端部における枢支部のいずれか一方
にコネクティングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通す
る支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に
設けられているが、この偏心スリーブの回転は、偏心ス
リーブロック手段によって、偏心スリーブの軸方向に移
動しうるピン部材を作動させて、偏心スリーブに形成さ
れた係合部にピン部材を係合させることにより固定する
ことができる。
[実施例]
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜8図は本発明の第1実施例としての内燃機関の可
変圧縮比装置を示すもので、第1図は低圧縮比状態にあ
るときの様子を示す全体構成図、第2図は低圧縮比状態
にあるときの様子を示すコネクティングロッドの正面図
、第3図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構
成図、第4図は高圧縮比状態にあるときの様子を示すコ
ネクティングロッドの正面図、第5図は第1,3図のV
部拡大断面図、第6図は低圧縮比状態にあるときの様子
を示す油圧駆動機構の断面図、第7図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第8図は
その油圧回路図であり、第9〜13図は本発明の第2実
施例としての内燃機関の可変圧縮比装置を示すもので、
第9図は低圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構成
図、第10図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全
体構成図、第11図は低圧縮比状態にあるときの様子を
示す油圧駆動機構の断面図、第12図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第13図
はその油圧回路図であり、第14図はクランクシャフト
の各部寸法等を説明する図、第15図は油圧駆動機構お
よびその油圧供給系にかかる油圧の特性図であり、各図
中、同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
第1〜8図は本発明の第1実施例としての内燃機関の可
変圧縮比装置を示すもので、第1図は低圧縮比状態にあ
るときの様子を示す全体構成図、第2図は低圧縮比状態
にあるときの様子を示すコネクティングロッドの正面図
、第3図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構
成図、第4図は高圧縮比状態にあるときの様子を示すコ
ネクティングロッドの正面図、第5図は第1,3図のV
部拡大断面図、第6図は低圧縮比状態にあるときの様子
を示す油圧駆動機構の断面図、第7図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第8図は
その油圧回路図であり、第9〜13図は本発明の第2実
施例としての内燃機関の可変圧縮比装置を示すもので、
第9図は低圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構成
図、第10図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全
体構成図、第11図は低圧縮比状態にあるときの様子を
示す油圧駆動機構の断面図、第12図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第13図
はその油圧回路図であり、第14図はクランクシャフト
の各部寸法等を説明する図、第15図は油圧駆動機構お
よびその油圧供給系にかかる油圧の特性図であり、各図
中、同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
まず、第1実施例について説明する。
さて、第1〜4図に示すように、コネクティングロッド
6が、その小端部をガソリンエンジン(内燃機関)の気
筒内を往復動するピストン8のピストンピン7に枢支さ
れるとともに、その大端部をクランクシャフト1のクラ
ンクピン2に枢支されている。
6が、その小端部をガソリンエンジン(内燃機関)の気
筒内を往復動するピストン8のピストンピン7に枢支さ
れるとともに、その大端部をクランクシャフト1のクラ
ンクピン2に枢支されている。
また、このコネクティングロッド6の大端部における枢
支部には、コネクティングロッド6の軸受穴とこの軸受
穴を挿通する支軸としてのクランクピン2とを相互に偏
心させる偏心スリーブ5が回転可能に設けられている。
支部には、コネクティングロッド6の軸受穴とこの軸受
穴を挿通する支軸としてのクランクピン2とを相互に偏
心させる偏心スリーブ5が回転可能に設けられている。
即ちこの偏心スリーブ5はその内周円の中心とその外周
円の中心とが偏心しており、偏心最大位置からクランク
ピン2の外周を180°回転すると最小偏心位置を採り
うるようになっている。
円の中心とが偏心しており、偏心最大位置からクランク
ピン2の外周を180°回転すると最小偏心位置を採り
うるようになっている。
なお、偏心スリーブ5の内周面とクランクピン2の外周
面との間には、第5図に詳しく示すように、偏心スリー
ブ5の内周面付きのメタル軸受9が介装されるとともに
、偏心スリーブ5の外周面とコネクティングロッド6の
軸受穴の内周面との間には、コネクティングロッド6の
軸受穴の内周面付きのメタル軸受10が介装されている
。これにより、偏心スリーブ5とクランクピン2との間
で摺動できるとともに、偏心スリーブ5とコネクティン
グロッド6の軸受穴との間で摺動できるようになってい
る。
面との間には、第5図に詳しく示すように、偏心スリー
ブ5の内周面付きのメタル軸受9が介装されるとともに
、偏心スリーブ5の外周面とコネクティングロッド6の
軸受穴の内周面との間には、コネクティングロッド6の
軸受穴の内周面付きのメタル軸受10が介装されている
。これにより、偏心スリーブ5とクランクピン2との間
で摺動できるとともに、偏心スリーブ5とコネクティン
グロッド6の軸受穴との間で摺動できるようになってい
る。
ところで、偏心スリーブロック手段11が設けられてい
るが、この偏心スリーブロック手段11は、偏心スリー
ブ5の軸方向即ちクランクシャフト1の軸方向に移動し
うるピン部材としてのストッパピン12をそなえており
、このストッパピン12をそのピストン式流体圧駆動機
構としての油圧駆動機構11Aで作動させることにより
、偏心スリーブ5に形成された2つの係合部5a、5b
にストッパピン12を係合させて、この偏心スリーブ5
の回転を2つの位置(上記の偏心最大位置と最小偏心位
置)で固定しうるものである。
るが、この偏心スリーブロック手段11は、偏心スリー
ブ5の軸方向即ちクランクシャフト1の軸方向に移動し
うるピン部材としてのストッパピン12をそなえており
、このストッパピン12をそのピストン式流体圧駆動機
構としての油圧駆動機構11Aで作動させることにより
、偏心スリーブ5に形成された2つの係合部5a、5b
にストッパピン12を係合させて、この偏心スリーブ5
の回転を2つの位置(上記の偏心最大位置と最小偏心位
置)で固定しうるものである。
さらに、この偏心スリーブロック手段11について詳述
する。第6,7図に示すように、まず、ストッパピン1
2の中間部には、フランジ状にピストン部12aが拡径
して一体に設けられており。
する。第6,7図に示すように、まず、ストッパピン1
2の中間部には、フランジ状にピストン部12aが拡径
して一体に設けられており。
このピストン部12a付きストッパピン12が、コネク
ティングロッド6の大端部に形成された貫通穴に嵌合さ
れている。この貫通穴はコネクティングロッド6の大端
部をクランクシャフト軸方向に貫通しており、3つの径
を有する3段穴部として構成されていて、一端部に位置
する小径穴部はストッパピン12の径とほぼ同じで、中
間部に位置する中径穴部はピストン12aの径とほぼ同
じで、他端部に位置する大径穴部はピストン12aより
大きく設定されている。
ティングロッド6の大端部に形成された貫通穴に嵌合さ
れている。この貫通穴はコネクティングロッド6の大端
部をクランクシャフト軸方向に貫通しており、3つの径
を有する3段穴部として構成されていて、一端部に位置
する小径穴部はストッパピン12の径とほぼ同じで、中
間部に位置する中径穴部はピストン12aの径とほぼ同
じで、他端部に位置する大径穴部はピストン12aより
大きく設定されている。
従って、この貫通穴にピストン部12a付きストッパピ
ン12を入れると、貫通穴の小径穴部にストッパピン1
2が液密に挿通されるとともに、貫通穴の中径穴部にピ
ストン部12aが液密に挿嵌される。そして、リターン
スプリング15を入れて、更に貫通穴の大径部とほぼ同
径で中央部にストッパピン12とほぼ同径の貫通穴を形
成されたキャップ16を嵌め込み、このキャップ16を
コネクティングロッド6にボルト等にて固定すると、ス
トッパピン12がその一端部を貫通穴の小径部に液密に
嵌挿されるとともにその他端部をキャップ16の貫通穴
に液密に嵌挿されて、貫通穴の中径部がピストン部12
aにて2つのチャンバ13.14に分割される。そして
、このチャンバ13.14にそれぞれ油圧通路17.1
8が連通接続されるようになっている。これにより、こ
れらの2つのチャンバは、ピストン部12aの両側に形
成される油圧室(流体圧室)13.14として構成され
る。なお、リターンスプリング15は油圧室13内に装
填されて、ピストン部12a付きストッパピン12を油
圧室14側へ付勢していることになる。なお、ピストン
部12a両側の受圧面積は等しく設定されている。
ン12を入れると、貫通穴の小径穴部にストッパピン1
2が液密に挿通されるとともに、貫通穴の中径穴部にピ
ストン部12aが液密に挿嵌される。そして、リターン
スプリング15を入れて、更に貫通穴の大径部とほぼ同
径で中央部にストッパピン12とほぼ同径の貫通穴を形
成されたキャップ16を嵌め込み、このキャップ16を
コネクティングロッド6にボルト等にて固定すると、ス
トッパピン12がその一端部を貫通穴の小径部に液密に
嵌挿されるとともにその他端部をキャップ16の貫通穴
に液密に嵌挿されて、貫通穴の中径部がピストン部12
aにて2つのチャンバ13.14に分割される。そして
、このチャンバ13.14にそれぞれ油圧通路17.1
8が連通接続されるようになっている。これにより、こ
れらの2つのチャンバは、ピストン部12aの両側に形
成される油圧室(流体圧室)13.14として構成され
る。なお、リターンスプリング15は油圧室13内に装
填されて、ピストン部12a付きストッパピン12を油
圧室14側へ付勢していることになる。なお、ピストン
部12a両側の受圧面積は等しく設定されている。
これにより、このストッパピン12に付設のピストン部
12a、油圧室13.14.リターンスプリング15.
キャップ16等で、ストッパピン12に連結されたピス
トン部12aを移動させることによってストッパピン1
2を駆動しうるピストン式油圧駆動機構11Aが構成さ
れる。
12a、油圧室13.14.リターンスプリング15.
キャップ16等で、ストッパピン12に連結されたピス
トン部12aを移動させることによってストッパピン1
2を駆動しうるピストン式油圧駆動機構11Aが構成さ
れる。
また、偏心スリーブ5は、第1〜4図に示すごとく、コ
ネクティングロッド6の大端部を挟むように軸方向に離
隔したフランジ部を有しているが。
ネクティングロッド6の大端部を挟むように軸方向に離
隔したフランジ部を有しているが。
一方のフランジ部における偏心スリーブ5が偏心最小位
置を採るような部分には、切欠き状の係合部5aが形成
されるとともに、他方のフランジ部における偏心スリー
ブ5が偏心最大位置を採るような部分には、切欠き状の
係合部5bが形成されていて、ストッパピン12が第3
,7図に示すように右方へ移動して第1の位置をとった
状態で、第3,4図に示すように、ストッパピン12と
係合部5bとが係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位
置でコネクティングロッド6の大端部に固定されるとと
もに、ストッパピン12が第1,6図に示すように左方
へ移動して第2の位置をとった状態で、第1,2図に示
すように、ストッパピン12と係合部5aとが係合して
、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネクティングロッ
ド6の大端部に固定されるようになっている。
置を採るような部分には、切欠き状の係合部5aが形成
されるとともに、他方のフランジ部における偏心スリー
ブ5が偏心最大位置を採るような部分には、切欠き状の
係合部5bが形成されていて、ストッパピン12が第3
,7図に示すように右方へ移動して第1の位置をとった
状態で、第3,4図に示すように、ストッパピン12と
係合部5bとが係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位
置でコネクティングロッド6の大端部に固定されるとと
もに、ストッパピン12が第1,6図に示すように左方
へ移動して第2の位置をとった状態で、第1,2図に示
すように、ストッパピン12と係合部5aとが係合して
、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネクティングロッ
ド6の大端部に固定されるようになっている。
そして、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティン
グロッド6の大端部に固定されると、コネクティングロ
ッド6は見掛は上最も伸びた状態になって、高圧縮比状
態を実現することができ、偏心スリーブ5が最小偏心位
置でコネクティングロッド6の大端部に固定されると、
コネクティングロッド6は見掛は上最も縮んだ状態にな
って、低圧縮比状態を実現することができるのである。
グロッド6の大端部に固定されると、コネクティングロ
ッド6は見掛は上最も伸びた状態になって、高圧縮比状
態を実現することができ、偏心スリーブ5が最小偏心位
置でコネクティングロッド6の大端部に固定されると、
コネクティングロッド6は見掛は上最も縮んだ状態にな
って、低圧縮比状態を実現することができるのである。
なお、この低圧縮比状態での圧縮比はエンジンがノッキ
ングを起こさない程度の値が選ばれ、これは通常のエン
ジンにおいて設定されている値とほぼ同等である。した
がって、高圧縮比状態での圧縮比が通常のエンジンで設
定されている値よりも高い値として設定されることにな
る。
ングを起こさない程度の値が選ばれ、これは通常のエン
ジンにおいて設定されている値とほぼ同等である。した
がって、高圧縮比状態での圧縮比が通常のエンジンで設
定されている値よりも高い値として設定されることにな
る。
さらに、両油圧室13.14に油圧通路17゜18を通
じて予め所要の油圧(標準油圧)を印加しておく手段と
、ピストン部12a付きストッパピン12をリターンス
プリング15の付勢力に抗して油圧室13側へ移動させ
るべく、油圧室14に上記の標準油圧よりも高い油圧(
標準油圧+α)を印加しうる手段とが設けられている。
じて予め所要の油圧(標準油圧)を印加しておく手段と
、ピストン部12a付きストッパピン12をリターンス
プリング15の付勢力に抗して油圧室13側へ移動させ
るべく、油圧室14に上記の標準油圧よりも高い油圧(
標準油圧+α)を印加しうる手段とが設けられている。
すなわち、油圧通路17.18は、第1,3図に示すよ
うに、クランクシャフト1のクランクジャーナル3から
クランクアーム4の部分を通ってクランクピン2から更
にメタル軸受9.偏心スリーブ5.メタル軸受10およ
びコネクティングロッド6の大端部を通って、それぞれ
油圧室13゜14に連通接続されている。
うに、クランクシャフト1のクランクジャーナル3から
クランクアーム4の部分を通ってクランクピン2から更
にメタル軸受9.偏心スリーブ5.メタル軸受10およ
びコネクティングロッド6の大端部を通って、それぞれ
油圧室13゜14に連通接続されている。
なお、メタル軸受9とクランクピン2との間およびメタ
ル軸受10と偏心スリーブ5との間は摺動するので、第
5図に示すごとく、メタル軸受9゜10の内周面には、
この内周面を一周しそれぞれ油圧通路17.18につな
がる2条の無端状溝が形成され、メタル軸受9に形成さ
れた置溝には偏心スリーブ5に形成された油圧通路17
.18の部分に整合する貫通穴が形成されるとともに、
メタル軸受10に形成された置溝にもコネクティングロ
ッド6の大端部に形成された油圧通路17゜18の部分
に整合する貫通穴が形成されている。
ル軸受10と偏心スリーブ5との間は摺動するので、第
5図に示すごとく、メタル軸受9゜10の内周面には、
この内周面を一周しそれぞれ油圧通路17.18につな
がる2条の無端状溝が形成され、メタル軸受9に形成さ
れた置溝には偏心スリーブ5に形成された油圧通路17
.18の部分に整合する貫通穴が形成されるとともに、
メタル軸受10に形成された置溝にもコネクティングロ
ッド6の大端部に形成された油圧通路17゜18の部分
に整合する貫通穴が形成されている。
また、第8図に示すように、油圧通路17のクランクシ
ャフト外の部分はメインギヤラリ23側につながるとと
もに、油圧通路18のクランクシャフト外の部分はサブ
オイルポンプ24またはメインギヤラリ23側につなが
っている。すなわち、オイルタンクあるいはオイルパン
20からのオイル(潤滑油)はリリーフバルブ21付き
のオイルポンプ19によって所要油圧(標準油圧を供給
する油圧)のオイルとしてオイルフィルタ22を介して
メインギヤラリ23へ供給され、このメインギヤラリ2
3からは油圧通路17を通じて標準油圧のオイルを供給
する。さらに、メインギヤラリ23からのオイルは、サ
ブオイルポンプ24へ供給されて更に高い油圧(標準油
圧+α)として吐出されるようになっているが、このサ
ブオイルポンプ24からの油圧はスイッチングバルブ2
5を介してメインギヤラリ23からの油圧と選択的に油
圧通路18へ供給されるようになっている。すなわち、
スイッチングバルブ25を第8図に示すようにa位置に
すると、油圧通路18へはメインギヤラリ23からの標
準油圧が供給され、スイッチングバルブ25をb位置に
すると、油圧通路18へはサブオイルポンプ24からの
高い油圧(標準油圧+α)が供給されるようになってい
る。
ャフト外の部分はメインギヤラリ23側につながるとと
もに、油圧通路18のクランクシャフト外の部分はサブ
オイルポンプ24またはメインギヤラリ23側につなが
っている。すなわち、オイルタンクあるいはオイルパン
20からのオイル(潤滑油)はリリーフバルブ21付き
のオイルポンプ19によって所要油圧(標準油圧を供給
する油圧)のオイルとしてオイルフィルタ22を介して
メインギヤラリ23へ供給され、このメインギヤラリ2
3からは油圧通路17を通じて標準油圧のオイルを供給
する。さらに、メインギヤラリ23からのオイルは、サ
ブオイルポンプ24へ供給されて更に高い油圧(標準油
圧+α)として吐出されるようになっているが、このサ
ブオイルポンプ24からの油圧はスイッチングバルブ2
5を介してメインギヤラリ23からの油圧と選択的に油
圧通路18へ供給されるようになっている。すなわち、
スイッチングバルブ25を第8図に示すようにa位置に
すると、油圧通路18へはメインギヤラリ23からの標
準油圧が供給され、スイッチングバルブ25をb位置に
すると、油圧通路18へはサブオイルポンプ24からの
高い油圧(標準油圧+α)が供給されるようになってい
る。
したがって、スイッチングバルブ25をb位置にすると
、油圧通路18へはサブオイルポンプ24からの高い油
圧(標準油圧+α)が供給されて、油圧室14にこの高
い油圧が供給される。このとき油圧室13内には油圧通
路17を介してメインギヤラリ23からの標準油圧が供
給されているので、リターンスプリング15の付勢力に
抗してピストン部12a付きストッパピン12が、第3
゜7図に示すように右方へ移動して、第1の位置をとる
と、第3,4図に示すように、ストッパピン12と係合
部5bとが係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位置で
コネクティングロッド6の大端部に固定される。これに
より、コネクティングロッド6は見掛は上最も伸びた状
態になって、高圧縮比状態を実現することができる。
、油圧通路18へはサブオイルポンプ24からの高い油
圧(標準油圧+α)が供給されて、油圧室14にこの高
い油圧が供給される。このとき油圧室13内には油圧通
路17を介してメインギヤラリ23からの標準油圧が供
給されているので、リターンスプリング15の付勢力に
抗してピストン部12a付きストッパピン12が、第3
゜7図に示すように右方へ移動して、第1の位置をとる
と、第3,4図に示すように、ストッパピン12と係合
部5bとが係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位置で
コネクティングロッド6の大端部に固定される。これに
より、コネクティングロッド6は見掛は上最も伸びた状
態になって、高圧縮比状態を実現することができる。
また、スイッチングバルブ25をa位置にすると、油圧
通路18へはメインギヤラリ23からの標準油圧が供給
されて、油圧室14にもこの標準油圧が供給される。こ
のとき油圧室13内には油圧通路17を介してメインギ
ヤラリ23からの標準油圧が供給されているので、リタ
ーンスプリング15の付勢力によって、ピストン部12
a付きストッパピン12が、第2,6図に示すように左
方へ移動して、第2の位置をとると、第1,2図に示す
ように、ストッパピン12と係合部5aとが係合して、
偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネクティングロッド
6の大端部に固定される。これにより、コネクティング
ロッド6は見掛は上最も縮んだ状態になって、低圧縮比
状態を実現することができる。
通路18へはメインギヤラリ23からの標準油圧が供給
されて、油圧室14にもこの標準油圧が供給される。こ
のとき油圧室13内には油圧通路17を介してメインギ
ヤラリ23からの標準油圧が供給されているので、リタ
ーンスプリング15の付勢力によって、ピストン部12
a付きストッパピン12が、第2,6図に示すように左
方へ移動して、第2の位置をとると、第1,2図に示す
ように、ストッパピン12と係合部5aとが係合して、
偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネクティングロッド
6の大端部に固定される。これにより、コネクティング
ロッド6は見掛は上最も縮んだ状態になって、低圧縮比
状態を実現することができる。
なお、オイルポンプ19.サブオイルポンプ24は共に
エンジンによって駆動されるようになっている。
エンジンによって駆動されるようになっている。
また、第8図中の符号26はリリーフバルブで、このリ
リーフバルブ26は、(標準油圧+α)と標準油圧との
差圧αが一定となるように調整するものである。
リーフバルブ26は、(標準油圧+α)と標準油圧との
差圧αが一定となるように調整するものである。
さらに、27はスイッチングバルブ25の切替制御用の
オイルコントロールバルブで、このオイルコントロール
バルブ27をa位置にすると、スイッチングバルブ25
のパイロット油圧が低下してスイッチングバルブ25を
a位置にすることができ、オイルコントロールバルブ2
7をb位置にすると、スイッチングバルブ25のパイロ
ット油圧が上がってスイッチングバルブ25をb位置に
することができるようになっている。
オイルコントロールバルブで、このオイルコントロール
バルブ27をa位置にすると、スイッチングバルブ25
のパイロット油圧が低下してスイッチングバルブ25を
a位置にすることができ、オイルコントロールバルブ2
7をb位置にすると、スイッチングバルブ25のパイロ
ット油圧が上がってスイッチングバルブ25をb位置に
することができるようになっている。
そして、このオイルコントロールバルブ27八はコント
ローラ40からの切替制御信号が入力されるようになっ
ているが、コントローラ40は、エンジン負荷センサ4
1やエンジン回転数センサ42からの検出信号を受けて
、エンジン中負荷域よりも大きいエンジン高負荷域ある
いはエンジン高回転域を検出すると、オイルコントロー
ルバルブ27をa位置にするような制御信号を出し、エ
ンジン中負荷以下の領域を検出すると、オイルコントロ
ールバルブ27をb位置にするような制御信号を出すよ
うになっている。
ローラ40からの切替制御信号が入力されるようになっ
ているが、コントローラ40は、エンジン負荷センサ4
1やエンジン回転数センサ42からの検出信号を受けて
、エンジン中負荷域よりも大きいエンジン高負荷域ある
いはエンジン高回転域を検出すると、オイルコントロー
ルバルブ27をa位置にするような制御信号を出し、エ
ンジン中負荷以下の領域を検出すると、オイルコントロ
ールバルブ27をb位置にするような制御信号を出すよ
うになっている。
上述の構成により、エンジン中負荷以下の領域を検出す
ると、オイルコントロールバルブ27をb位置にするよ
うな制御信号を出すので、スイッチングバルブ25もb
位置になって、油圧通路18へはオイルポンプ24から
の高い油圧が供給されて、油圧室14にこの高い油圧(
標準油圧+α)が供給される。このとき油圧室13内に
は油圧通路17を介してメインギヤラリ23からの標準
油圧が供給されているので、結果として上記の高い油圧
(標準油圧+α)と標準油圧との差圧αがピストン部1
2aにかかり、これによりこの差圧α分がリターンスプ
リング15の付勢力に抗してピストン部12a付きスト
ッパピン12を第3,7図に示すように右方へ移動させ
る。その結果、ストッパピン12が第1の位置をとり、
第3,4図に示すように、ストッパピン12と係合部5
bとが係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネ
クティングロッド6の大端部に固定される。これにより
、コネクティングロッド6は見掛は上最も伸びた状態に
なって、高圧縮比状態となる。このように高圧縮比状態
にすると、熱効率が良くなり、燃費の向上等が期待でき
る。
ると、オイルコントロールバルブ27をb位置にするよ
うな制御信号を出すので、スイッチングバルブ25もb
位置になって、油圧通路18へはオイルポンプ24から
の高い油圧が供給されて、油圧室14にこの高い油圧(
標準油圧+α)が供給される。このとき油圧室13内に
は油圧通路17を介してメインギヤラリ23からの標準
油圧が供給されているので、結果として上記の高い油圧
(標準油圧+α)と標準油圧との差圧αがピストン部1
2aにかかり、これによりこの差圧α分がリターンスプ
リング15の付勢力に抗してピストン部12a付きスト
ッパピン12を第3,7図に示すように右方へ移動させ
る。その結果、ストッパピン12が第1の位置をとり、
第3,4図に示すように、ストッパピン12と係合部5
bとが係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネ
クティングロッド6の大端部に固定される。これにより
、コネクティングロッド6は見掛は上最も伸びた状態に
なって、高圧縮比状態となる。このように高圧縮比状態
にすると、熱効率が良くなり、燃費の向上等が期待でき
る。
また、エンジン中負荷域よりも大きいエンジン高負荷域
あるいはエンジン高回転域を検出すると、オイルコント
ロールバルブ27をa位置にするような制御信号を出す
ので、スイッチングバルブ25もa位置となって、油圧
通路17.18へは共にメインギヤラリ23からの標準
油圧が供給されて、油圧室13.14に標準油圧が供給
されてる。
あるいはエンジン高回転域を検出すると、オイルコント
ロールバルブ27をa位置にするような制御信号を出す
ので、スイッチングバルブ25もa位置となって、油圧
通路17.18へは共にメインギヤラリ23からの標準
油圧が供給されて、油圧室13.14に標準油圧が供給
されてる。
これにより、リターンスプリング15の付勢力によって
、ピストン部12a付きストッパピン12が、第2,6
図に示すように左方へ移動して、第2の位置をとると、
第1,2図に示すように、ストッパピン12と係合部5
aとが係合して、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネ
クティングロッド6の大端部に固定される。その結果、
コネクティングロッド6は見掛は土量も縮んだ状態にな
って、低圧縮比状態となる。このように低圧縮比状態に
することにより、ノッキングを確実に回避することがで
きる。
、ピストン部12a付きストッパピン12が、第2,6
図に示すように左方へ移動して、第2の位置をとると、
第1,2図に示すように、ストッパピン12と係合部5
aとが係合して、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネ
クティングロッド6の大端部に固定される。その結果、
コネクティングロッド6は見掛は土量も縮んだ状態にな
って、低圧縮比状態となる。このように低圧縮比状態に
することにより、ノッキングを確実に回避することがで
きる。
このようにこの第1実施例では、両油圧室13゜14に
ベースとしてそれぞれ標準油圧の制御油圧を印加してい
るので、エンジン回転数やクランク角度の変化により、
両油圧室間の圧力差が変化せず、これにより遠心力やコ
ネクティングロッド6の往復運動の加速度等によって、
ストッパピン12の作動が不確実になることはない。
ベースとしてそれぞれ標準油圧の制御油圧を印加してい
るので、エンジン回転数やクランク角度の変化により、
両油圧室間の圧力差が変化せず、これにより遠心力やコ
ネクティングロッド6の往復運動の加速度等によって、
ストッパピン12の作動が不確実になることはない。
また、ストッパピン12がクランクシャフト1の軸方向
に移動しうるように構成されているので、コネクティン
グロッドの往復運動等に基づき生じる慣性力の影響を受
けてもストッパピン12を確実に動作させることができ
る。
に移動しうるように構成されているので、コネクティン
グロッドの往復運動等に基づき生じる慣性力の影響を受
けてもストッパピン12を確実に動作させることができ
る。
さらに、ストッパピン12が第1の位置をとると、偏心
スリーブ5を最大偏心位置でコネクティングロッド6の
大端部に固定することができるとともに、ストッパピン
12が逆方向に移動して第2の位置をとると、偏心スリ
ーブ5を最小偏心位置でコネクティングロッド6の大端
部に固定することができるので、ストッパピン12の駆
動タイミングを考える必要がなく、これにより圧縮比を
変更するための制御を簡素化することができる。
スリーブ5を最大偏心位置でコネクティングロッド6の
大端部に固定することができるとともに、ストッパピン
12が逆方向に移動して第2の位置をとると、偏心スリ
ーブ5を最小偏心位置でコネクティングロッド6の大端
部に固定することができるので、ストッパピン12の駆
動タイミングを考える必要がなく、これにより圧縮比を
変更するための制御を簡素化することができる。
これに対し、特公昭63−32972号公報に記載のも
のでは、ピストン位置を検出してロックピン突出タイミ
ングを制御する必要があり、制御が複雑になる。
のでは、ピストン位置を検出してロックピン突出タイミ
ングを制御する必要があり、制御が複雑になる。
上記のように油圧室13.14へ供給される制御油圧は
シリンダブロックジャーナル→クランクシャフト1のク
ランクピン2→コネクテイングロツド6の経路を経て供
給されるため、この制御油圧はクランクシャフト遠心力
やコネクティングロッド遠心力を受けて大きく変動する
。
シリンダブロックジャーナル→クランクシャフト1のク
ランクピン2→コネクテイングロツド6の経路を経て供
給されるため、この制御油圧はクランクシャフト遠心力
やコネクティングロッド遠心力を受けて大きく変動する
。
即ち、第14図に示すように、クランクシャフト角速度
をω、クランク半径をR、クランクジャーナル半径をr
j、クランクピン半径をrp、クランクピン中心からス
トッパピン中心までの油路長をQとし、ジャーナル部の
油圧をPAとすると、角速度ωにおけるクランクピン中
心での油圧PPCは次のようになる。
をω、クランク半径をR、クランクジャーナル半径をr
j、クランクピン半径をrp、クランクピン中心からス
トッパピン中心までの油路長をQとし、ジャーナル部の
油圧をPAとすると、角速度ωにおけるクランクピン中
心での油圧PPCは次のようになる。
PPC”PA+ (1/A)/Aura” :PA+
(1/2) #m” (R” −rj” )・・(1)
ここで、Aは油路の断面積、Δmは微小距離間の油の質
量、ρは油の密度である。
(1/2) #m” (R” −rj” )・・(1)
ここで、Aは油路の断面積、Δmは微小距離間の油の質
量、ρは油の密度である。
さらに、コネクティングロッド供給油圧PCRは次のよ
うになる。
うになる。
Pci”Ppc+(1/A)/Amrs”:PA+(1
/2) $4” (R”−rj”)+P@” ・R−r
p−cosIIt・・(2) 同様に、コネクティングロッド・ストッパピン部油圧P
SPは次のようになる。
/2) $4” (R”−rj”)+P@” ・R−r
p−cosIIt・・(2) 同様に、コネクティングロッド・ストッパピン部油圧P
SPは次のようになる。
Psp=PA+(1/2)4Il”(R”−rj”)+
#m”R(rp+j)cos41t”PA+u” ((
1/2)(R”−rj”)+R(rp+1)cos@t
)・・(3) ここで、 PB=(1/2)u”(R”−rj”)”(4)Pc=
−@”R(rp+1)cosIIt・1(5)とすると
、PAはエンジン回転数およびオイル粘性係数の関数、
PBはエンジン回転数およびクランク位相の関数である
から、コネクティングロッド6に内蔵されたストッパピ
ンの制御油圧は第17図に示すように大きく変動する。
#m”R(rp+j)cos41t”PA+u” ((
1/2)(R”−rj”)+R(rp+1)cos@t
)・・(3) ここで、 PB=(1/2)u”(R”−rj”)”(4)Pc=
−@”R(rp+1)cosIIt・1(5)とすると
、PAはエンジン回転数およびオイル粘性係数の関数、
PBはエンジン回転数およびクランク位相の関数である
から、コネクティングロッド6に内蔵されたストッパピ
ンの制御油圧は第17図に示すように大きく変動する。
なお、第15図において、コネクティングロッド供給油
圧PCRはクランクビン部油圧(max、m1n)(特
性B、C)であり、コネクティングロッド・ストッパピ
ン部油圧pspはストッパピン部油圧(max。
圧PCRはクランクビン部油圧(max、m1n)(特
性B、C)であり、コネクティングロッド・ストッパピ
ン部油圧pspはストッパピン部油圧(max。
m1n)(特性り、E)である。
しかし、本実施例のように、両油圧室13,14間に差
圧分αが作用するようにすれば、クランクシャフト遠心
力やコネクティングロッド遠心力を受けて変動する圧力
分が相殺されるため、エンジン回転数やクランク位相の
影響を受けない油圧供給系を形成することができるので
ある。
圧分αが作用するようにすれば、クランクシャフト遠心
力やコネクティングロッド遠心力を受けて変動する圧力
分が相殺されるため、エンジン回転数やクランク位相の
影響を受けない油圧供給系を形成することができるので
ある。
次に第9〜13図を用いて第2実施例を説明する。
さて、この第2実施例も、第9,10図に示すように、
コネクティングロッド6の大端部における枢支部に、コ
ネクティングロッド6の軸受穴とこの軸受穴を挿通する
支軸としてのクランクピン2とを相互に偏心させる偏心
スリーブ5が、偏心最大位置と最小偏心位置を採りうる
ように回転可能に設けられている。
コネクティングロッド6の大端部における枢支部に、コ
ネクティングロッド6の軸受穴とこの軸受穴を挿通する
支軸としてのクランクピン2とを相互に偏心させる偏心
スリーブ5が、偏心最大位置と最小偏心位置を採りうる
ように回転可能に設けられている。
また、偏心スリーブロック手段11も設けられており、
この偏心スリーブロック手段11も、偏心スリーブ5の
軸方向、即ちクランクシャフト1の軸方向に移動しうる
ピン部材としてのストッパピン12をそのピストン式流
体圧駆動機構としての油圧鮭動機構11Aで作動させる
ことにより、偏心スリーブ5に形成された2つの係合部
5a。
この偏心スリーブロック手段11も、偏心スリーブ5の
軸方向、即ちクランクシャフト1の軸方向に移動しうる
ピン部材としてのストッパピン12をそのピストン式流
体圧駆動機構としての油圧鮭動機構11Aで作動させる
ことにより、偏心スリーブ5に形成された2つの係合部
5a。
5bにストッパピン12を係合させて、この偏心スリー
ブ5の回転を2つの位置(上記の偏心最大位置と最小偏
心位置)で固定しうるものである。
ブ5の回転を2つの位置(上記の偏心最大位置と最小偏
心位置)で固定しうるものである。
なお、この実施例においても、偏心スリーブ5は、コネ
クティングロッド6の大端部を挟むように軸方向に離隔
したフランジ部を有しており、方のフランジ部における
偏心スリーブ5が偏心最小位置を採るような部分には、
切欠き状の係合部5aが形成されるとともに、他方のフ
ランジ部における偏心スリーブ5が偏心最大位置を採る
ような部分には、切欠き状の係合部5b−が形成されて
いて、ストッパピン12が第10.12図に示すように
右方へ移動して第1の位置をとった状態で、第10図に
示すように、ストッパピン12と係合部5bとが係合し
て、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティングロ
ッド6の大端部に固定されるとともに、ストッパピン1
2が第9,11図に示すように左方へ移動して第2の位
置をとった状態で、第9図に示すように、ストッパピン
12と係合部5aとが係合して、偏心スリーブ5が最小
偏心位置でコネクティングロッド6の大端部に固定され
るようになっていて、更に偏心スリーブ5が最大偏心位
置でコネクティングロッド6の大端部に固定されると、
コネクティングロッド6は見掛は上最も伸びた状態にな
って、高圧縮比状態を実現することができ、偏心スリー
ブ5が最小偏心位置でコネクティングロッド6の大端部
に固定されると、コネクティングロッド6は見掛は上最
も縮んだ状態になって、低圧縮比状態を実現することが
できるようになっている。
クティングロッド6の大端部を挟むように軸方向に離隔
したフランジ部を有しており、方のフランジ部における
偏心スリーブ5が偏心最小位置を採るような部分には、
切欠き状の係合部5aが形成されるとともに、他方のフ
ランジ部における偏心スリーブ5が偏心最大位置を採る
ような部分には、切欠き状の係合部5b−が形成されて
いて、ストッパピン12が第10.12図に示すように
右方へ移動して第1の位置をとった状態で、第10図に
示すように、ストッパピン12と係合部5bとが係合し
て、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティングロ
ッド6の大端部に固定されるとともに、ストッパピン1
2が第9,11図に示すように左方へ移動して第2の位
置をとった状態で、第9図に示すように、ストッパピン
12と係合部5aとが係合して、偏心スリーブ5が最小
偏心位置でコネクティングロッド6の大端部に固定され
るようになっていて、更に偏心スリーブ5が最大偏心位
置でコネクティングロッド6の大端部に固定されると、
コネクティングロッド6は見掛は上最も伸びた状態にな
って、高圧縮比状態を実現することができ、偏心スリー
ブ5が最小偏心位置でコネクティングロッド6の大端部
に固定されると、コネクティングロッド6は見掛は上最
も縮んだ状態になって、低圧縮比状態を実現することが
できるようになっている。
ところで、この第2実施例では、偏心スリーブロック手
段11の構造が前述の第2実施例と異なる。
段11の構造が前述の第2実施例と異なる。
すなわち、ピストン部12a付きストッパピン12を、
コネクティングロッド6の大端部に形成された貫通穴に
嵌合して、キャップ16をコネクティングロッド6にボ
ルト等にて固定することにより、貫通穴の中径部がピス
トン部12aにて2つのチャンバ13.14に分割され
て、これが油圧室として構成され、各チャンバ13.1
4に油圧通路17.18が連通接続されていることは前
述の第1実施例と同じであるが、この第2実施例では、
油圧室13.14のいずれにもリターンスプリングは装
填されていない。
コネクティングロッド6の大端部に形成された貫通穴に
嵌合して、キャップ16をコネクティングロッド6にボ
ルト等にて固定することにより、貫通穴の中径部がピス
トン部12aにて2つのチャンバ13.14に分割され
て、これが油圧室として構成され、各チャンバ13.1
4に油圧通路17.18が連通接続されていることは前
述の第1実施例と同じであるが、この第2実施例では、
油圧室13.14のいずれにもリターンスプリングは装
填されていない。
その代わりに、両油圧室13.14間で差圧α′ (α
′〈α)が生じ低圧側においても所要の油圧(標準油圧
)を有するように両油圧室13゜14に油圧を印加し且
つ一方の油圧室13の油圧の方が高い状態(Ijl準油
圧+α′)と他方の油圧室14の油圧の方が高い状態(
標準油圧+α′)との切替が可能な手段を有している。
′〈α)が生じ低圧側においても所要の油圧(標準油圧
)を有するように両油圧室13゜14に油圧を印加し且
つ一方の油圧室13の油圧の方が高い状態(Ijl準油
圧+α′)と他方の油圧室14の油圧の方が高い状態(
標準油圧+α′)との切替が可能な手段を有している。
かかる手段について更に詳述する。
すなわち、油圧通路17.18は、第9,10図に示す
ように、クランクシャフト1のクランクジャーナル3か
らクランクアーム4の部分を通ってクランクピン2から
更にメタル軸受9.偏心スリーブ5.メタル軸受10お
よびコネクティングロッド6の大端部を通って、それぞ
れ油圧室13゜14に連通接続されているが、第13図
に示すように、油圧通路17.18のクランクシャフト
外の部分はサブオイルポンプ24またはメインギヤラリ
23側につながっている。すなわち、オイルタンク2o
からのオイル(潤滑油)はリリーフバルブ21付きのオ
イルポンプ19によって所要油圧(標準油圧)のオイル
としてオイルフィルタ22を介してメインギヤラリ23
へ供給され、このメインギヤラリ23からのオイルは、
サブオイルポンプ24へ供給されて更に高い油圧(標準
油圧+α′)として吐畠されるようになっているが、こ
のサブオイルポンプ24からの油圧はスイッチングバル
ブ25′を介してメインギヤラリ23からの油圧と選択
的に油圧通路17.18へ供給されるようになっている
。すなわち、スイッチングバルブ25′を第13図に示
すようにa位置にすると、油圧通路17へはメインギヤ
ラリ23からの標準油圧が供給されるとともに、油圧通
路18へはサブオイルポンプ24からの高い油圧(標準
油圧+α′)が供給される一方、スイッチングバルブ2
5をb位置にすると、油圧通路18へはメインギヤラリ
23からの標準油圧が供給されるとともに、油圧通路1
7へはサブオイルポンプ24からの高い油圧(標準油圧
+α′)が供給されるようになっているのである。これ
により、両油圧室13.14間には、常時差圧α′が生
じていることになる。
ように、クランクシャフト1のクランクジャーナル3か
らクランクアーム4の部分を通ってクランクピン2から
更にメタル軸受9.偏心スリーブ5.メタル軸受10お
よびコネクティングロッド6の大端部を通って、それぞ
れ油圧室13゜14に連通接続されているが、第13図
に示すように、油圧通路17.18のクランクシャフト
外の部分はサブオイルポンプ24またはメインギヤラリ
23側につながっている。すなわち、オイルタンク2o
からのオイル(潤滑油)はリリーフバルブ21付きのオ
イルポンプ19によって所要油圧(標準油圧)のオイル
としてオイルフィルタ22を介してメインギヤラリ23
へ供給され、このメインギヤラリ23からのオイルは、
サブオイルポンプ24へ供給されて更に高い油圧(標準
油圧+α′)として吐畠されるようになっているが、こ
のサブオイルポンプ24からの油圧はスイッチングバル
ブ25′を介してメインギヤラリ23からの油圧と選択
的に油圧通路17.18へ供給されるようになっている
。すなわち、スイッチングバルブ25′を第13図に示
すようにa位置にすると、油圧通路17へはメインギヤ
ラリ23からの標準油圧が供給されるとともに、油圧通
路18へはサブオイルポンプ24からの高い油圧(標準
油圧+α′)が供給される一方、スイッチングバルブ2
5をb位置にすると、油圧通路18へはメインギヤラリ
23からの標準油圧が供給されるとともに、油圧通路1
7へはサブオイルポンプ24からの高い油圧(標準油圧
+α′)が供給されるようになっているのである。これ
により、両油圧室13.14間には、常時差圧α′が生
じていることになる。
したがって、スイッチングバルブ25′をa位置にする
と、油圧通路17へはメインギヤラリ23からの標準油
圧が供給されるとともに、油圧通路18へはサブオイル
ポンプ24からの高い油圧(標準油圧+α′)が供給さ
れて、油圧室13には標準油圧が供給され、油圧室14
には(標準油圧+α′)が供給される。これにより、ピ
ストン部12a付きストッパピン12が第10.12図
に示すように右方へ移動して、第1の位置をとり、第1
0図に示すように、ストッパピン12と係合部5bとが
係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティ
ングロッド6の大端部に固定される。これにより、コネ
クティングロッド6は見掛は土量も伸びた状態になって
、高圧縮比状態を実現することができる。
と、油圧通路17へはメインギヤラリ23からの標準油
圧が供給されるとともに、油圧通路18へはサブオイル
ポンプ24からの高い油圧(標準油圧+α′)が供給さ
れて、油圧室13には標準油圧が供給され、油圧室14
には(標準油圧+α′)が供給される。これにより、ピ
ストン部12a付きストッパピン12が第10.12図
に示すように右方へ移動して、第1の位置をとり、第1
0図に示すように、ストッパピン12と係合部5bとが
係合して、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティ
ングロッド6の大端部に固定される。これにより、コネ
クティングロッド6は見掛は土量も伸びた状態になって
、高圧縮比状態を実現することができる。
また、スイッチングバルブ25′をb位置にすると、油
圧通路18へはメインギヤラリ23からの標準油圧が供
給されるとともに、油圧通路17へはサブオイルポンプ
24からの高い油圧(標準油圧+α′)が供給されるの
で、ピストン部128付きストッパピン12が第9,1
1図に示すように左方へ移動して、第2の位置をとり、
第9図に示すように、ストッパピン12と係合部5aと
が係合して、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネクテ
ィングロッド6の大端部に固定される。これにより、コ
ネクティングロッド6は見掛は土量も縮んだ状態になっ
て、低圧縮比状態を実現することができる。
圧通路18へはメインギヤラリ23からの標準油圧が供
給されるとともに、油圧通路17へはサブオイルポンプ
24からの高い油圧(標準油圧+α′)が供給されるの
で、ピストン部128付きストッパピン12が第9,1
1図に示すように左方へ移動して、第2の位置をとり、
第9図に示すように、ストッパピン12と係合部5aと
が係合して、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネクテ
ィングロッド6の大端部に固定される。これにより、コ
ネクティングロッド6は見掛は土量も縮んだ状態になっ
て、低圧縮比状態を実現することができる。
なお、ピストン部12a両側の受圧面積は等しく設定さ
れており、ピストン部12aの摺動摩擦は無視できるほ
ど小さいものとする、 また、第13図中の符号26′はリリーフバルブで、こ
のリリーフバルブ26′は、(標準油圧+α′)と標準
油圧との差圧α′が一定となるように調整するものであ
る。
れており、ピストン部12aの摺動摩擦は無視できるほ
ど小さいものとする、 また、第13図中の符号26′はリリーフバルブで、こ
のリリーフバルブ26′は、(標準油圧+α′)と標準
油圧との差圧α′が一定となるように調整するものであ
る。
さらに、27′はスイッチングバルブ25′の切替制御
用のオイルコントロールバルブで、このオイルコントロ
ールバルブ27′をa位置にすると、スイッチングバル
ブ25′のパイロット油圧が低下してスイッチングバル
ブ25′をa位置にすることができ、オイルコントロー
ルバルブ27′をb位置にすると、スイッチングバルブ
25′のパイロット油圧が上がってスイッチングバルブ
25′をb位置にすることができるようになっている。
用のオイルコントロールバルブで、このオイルコントロ
ールバルブ27′をa位置にすると、スイッチングバル
ブ25′のパイロット油圧が低下してスイッチングバル
ブ25′をa位置にすることができ、オイルコントロー
ルバルブ27′をb位置にすると、スイッチングバルブ
25′のパイロット油圧が上がってスイッチングバルブ
25′をb位置にすることができるようになっている。
そして、このオイルコントロールバルブ27′へはコン
トローラ4oからの切替制御信号が入力されるようにな
っているが、コントローラ40は。
トローラ4oからの切替制御信号が入力されるようにな
っているが、コントローラ40は。
エンジン負荷センサ41やエンジン回転数センサ42か
らの検出信号を受けて、エンジン中負荷域よりも大きい
エンジン高負荷域あるいはエンジン高回転域を検出する
と、オイルコントロールバルブ27′をb位置にするよ
うな制御信号を出し、エンジン中負荷以下の領域を検出
すると、オイルコントロールバルブ27′をa位置にす
るような制御信号を出すようになっている。
らの検出信号を受けて、エンジン中負荷域よりも大きい
エンジン高負荷域あるいはエンジン高回転域を検出する
と、オイルコントロールバルブ27′をb位置にするよ
うな制御信号を出し、エンジン中負荷以下の領域を検出
すると、オイルコントロールバルブ27′をa位置にす
るような制御信号を出すようになっている。
上述の構成により、エンジン中負荷以下の領域を検出す
ると、オイルコントロールバルブ27′をa位置にする
ような制御信号を出すので、スイッチングバルブ25′
もa位置になって、油圧通路17へはメインギヤラリ2
3からの標準油圧が供給されるとともに、油圧通路18
へはサブオイルポンプ24からの高い油圧(標準油圧+
α′)が供給されて、油圧室14内の油圧の方が高い状
態となるので、結果として上記の高い油圧(標準油圧+
α′)と標準油圧との差圧α′がピストン部12aにか
かり、これによりこの差圧α′分がピストン部12a付
きストッパビン12を第10゜12図に示すように右方
へ移動させて、第1の位置をとる。その結果、第10図
に示すように、ストッパピン12と係合部5bとが係合
して、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティング
ロッド6の大端部に固定される。これにより、コネクテ
ィングロッド6は見掛は上最も伸びた状態になって、高
圧縮比状態となる。このように高圧縮比状態にすると、
熱効率が良くなり、燃費の向上等が期待できる。
ると、オイルコントロールバルブ27′をa位置にする
ような制御信号を出すので、スイッチングバルブ25′
もa位置になって、油圧通路17へはメインギヤラリ2
3からの標準油圧が供給されるとともに、油圧通路18
へはサブオイルポンプ24からの高い油圧(標準油圧+
α′)が供給されて、油圧室14内の油圧の方が高い状
態となるので、結果として上記の高い油圧(標準油圧+
α′)と標準油圧との差圧α′がピストン部12aにか
かり、これによりこの差圧α′分がピストン部12a付
きストッパビン12を第10゜12図に示すように右方
へ移動させて、第1の位置をとる。その結果、第10図
に示すように、ストッパピン12と係合部5bとが係合
して、偏心スリーブ5が最大偏心位置でコネクティング
ロッド6の大端部に固定される。これにより、コネクテ
ィングロッド6は見掛は上最も伸びた状態になって、高
圧縮比状態となる。このように高圧縮比状態にすると、
熱効率が良くなり、燃費の向上等が期待できる。
また、エンジン中負荷域よりも大きいエンジン高負荷域
あるいはエンジン高回転域を検出すると、オイルコント
ロールバルブ27′をb位置にするような制御信号を出
すので、スイッチングバルブ25′もb位置となって、
油圧通路18へはメインギヤラリ23からの標準油圧が
供給されるとともに、油圧通路17へはサブオイルポン
プ24からの高い油圧(標準油圧+α′)が供給されて
、今度は逆に油圧室13内の油圧の方が高い状態となる
ので、ピストン部12a付きストッパピン12が第9,
11図に示すように左方へ移動して、第2の位置をとり
、第9図に示すように、ストッパピン12と係合部5a
とが係合して、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネク
ティングロッド6の大端部に固定される。その結果、コ
ネクティングロッド6は見掛は上最も縮んだ状態になっ
て、低圧縮比状態となる。このように低圧縮比状態にす
ることにより、ノッキングを確実に回避することができ
る。
あるいはエンジン高回転域を検出すると、オイルコント
ロールバルブ27′をb位置にするような制御信号を出
すので、スイッチングバルブ25′もb位置となって、
油圧通路18へはメインギヤラリ23からの標準油圧が
供給されるとともに、油圧通路17へはサブオイルポン
プ24からの高い油圧(標準油圧+α′)が供給されて
、今度は逆に油圧室13内の油圧の方が高い状態となる
ので、ピストン部12a付きストッパピン12が第9,
11図に示すように左方へ移動して、第2の位置をとり
、第9図に示すように、ストッパピン12と係合部5a
とが係合して、偏心スリーブ5が最小偏心位置でコネク
ティングロッド6の大端部に固定される。その結果、コ
ネクティングロッド6は見掛は上最も縮んだ状態になっ
て、低圧縮比状態となる。このように低圧縮比状態にす
ることにより、ノッキングを確実に回避することができ
る。
このようにこの第2実施例では、両油圧室13゜14間
で差圧α′が生じ低圧側においても所要の油圧(標準油
圧)を有するように両油圧室13゜14に油圧を印加し
且つ一方の油圧室13の油圧の方が高い状態(標準油圧
+α′)と他方の油圧室14の油圧の方が高い状態(i
ll準油圧+α′)との切替が可能な手段を有している
ので、エンジン回転数やクランク角度の変化により、両
油圧室間の圧力差が変化せず、これにより遠心力やコネ
クティングロッド6の往復運動の加速度等によって、ス
トッパピン12の作動が不確実になることがないほか、
両油圧室13.14間の差圧α′は前述の第1実施例に
おける差圧α(この差圧αはリターンスプリング15の
付勢力に打ち勝つ大きさが必要である)に比べ小さいも
のでよい(理論的には正の任意の値をもてばよい)ので
、例えばエンジン低回転時のようなサブオイルポンプ2
4の吐出能力が低いときにおいても、確実にストッパピ
ン12を駆動することができるものである。
で差圧α′が生じ低圧側においても所要の油圧(標準油
圧)を有するように両油圧室13゜14に油圧を印加し
且つ一方の油圧室13の油圧の方が高い状態(標準油圧
+α′)と他方の油圧室14の油圧の方が高い状態(i
ll準油圧+α′)との切替が可能な手段を有している
ので、エンジン回転数やクランク角度の変化により、両
油圧室間の圧力差が変化せず、これにより遠心力やコネ
クティングロッド6の往復運動の加速度等によって、ス
トッパピン12の作動が不確実になることがないほか、
両油圧室13.14間の差圧α′は前述の第1実施例に
おける差圧α(この差圧αはリターンスプリング15の
付勢力に打ち勝つ大きさが必要である)に比べ小さいも
のでよい(理論的には正の任意の値をもてばよい)ので
、例えばエンジン低回転時のようなサブオイルポンプ2
4の吐出能力が低いときにおいても、確実にストッパピ
ン12を駆動することができるものである。
また、ストッパピン12がクランクシャフト1の軸方向
に移動しうるように構成されているので、コネクティン
グロッドの往復運動等に基づき生じる慣性力の影響を受
けてもストッパピン12を確実に動作させることができ
る。
に移動しうるように構成されているので、コネクティン
グロッドの往復運動等に基づき生じる慣性力の影響を受
けてもストッパピン12を確実に動作させることができ
る。
さらに、ストッパピン12が第1の位置をとると、偏心
スリーブ5を最大偏心位置でコネクティングロッド6の
大端部に固定することができるとともに、ストッパピン
12が逆方向に移動して第2の位置をとると、偏心スリ
ーブ5を最小偏心位置でコネクティングロッド6の大端
部に固定することができるので、ストッパピン12の駆
動タイミングを考える必要がなく、これにより圧縮比を
変更するための制御を簡素化することができる。
スリーブ5を最大偏心位置でコネクティングロッド6の
大端部に固定することができるとともに、ストッパピン
12が逆方向に移動して第2の位置をとると、偏心スリ
ーブ5を最小偏心位置でコネクティングロッド6の大端
部に固定することができるので、ストッパピン12の駆
動タイミングを考える必要がなく、これにより圧縮比を
変更するための制御を簡素化することができる。
なお、コネクティングロッド6の小端部における枢支部
に、コネクティングロッド6の軸受穴とこの軸受穴を挿
通する支軸としてのピストンピン7とを相互に偏心させ
る偏心スリーブを偏心最大位置と最小偏心位置を採りう
るように回転可能に設け、ピストンピン7の軸方向に移
動しうるビン部材としてのストッパピンをピストン式流
体圧駆動機構で作動させることにより、この偏心スリー
ブに形成された2つの係合部に選択的にストッパピンを
係合させて、この偏心スリーブの回転を2つの位!(上
記の偏心最大位置と最小偏心位置)で固定しうるように
してもよい。
に、コネクティングロッド6の軸受穴とこの軸受穴を挿
通する支軸としてのピストンピン7とを相互に偏心させ
る偏心スリーブを偏心最大位置と最小偏心位置を採りう
るように回転可能に設け、ピストンピン7の軸方向に移
動しうるビン部材としてのストッパピンをピストン式流
体圧駆動機構で作動させることにより、この偏心スリー
ブに形成された2つの係合部に選択的にストッパピンを
係合させて、この偏心スリーブの回転を2つの位!(上
記の偏心最大位置と最小偏心位置)で固定しうるように
してもよい。
そして、この場合も、ピストン式流体圧駆動機構として
は、前述の第1,2実施例と同様のものが使用される。
は、前述の第1,2実施例と同様のものが使用される。
即ち、前述の第1,2実施例と同様のものをコネクティ
ングロッド6の小端部に配置し、このコネクティングロ
ッド6の小端部に至る油圧通路(油圧通路17.18に
相当するもの)を形成し、各油圧通路のクランクシャフ
ト1外の部分に、第8,13図に示すような油圧回路系
をつなぐのである。
ングロッド6の小端部に配置し、このコネクティングロ
ッド6の小端部に至る油圧通路(油圧通路17.18に
相当するもの)を形成し、各油圧通路のクランクシャフ
ト1外の部分に、第8,13図に示すような油圧回路系
をつなぐのである。
このようにしても前述の第1,2実施例とほぼ同様の効
果ないし利点が得られる。
果ないし利点が得られる。
なお、上記の各実施例において、偏心スリーブロック手
段11.29のストッパピン12.30の駆動手段とし
て、圧油を用いたものを使用したが、その他所要圧の流
体(液体や気体)を用いたものを使用してもよい。
段11.29のストッパピン12.30の駆動手段とし
て、圧油を用いたものを使用したが、その他所要圧の流
体(液体や気体)を用いたものを使用してもよい。
また、ストッパピン12を駆動する機構としては、上記
のような流体圧駆動機構を用いるほか、その他、電磁気
的な原理を使った駆動機構(例えば電磁力を使ってスト
ッパピン12を駆動するもの)を用いることもできる。
のような流体圧駆動機構を用いるほか、その他、電磁気
的な原理を使った駆動機構(例えば電磁力を使ってスト
ッパピン12を駆動するもの)を用いることもできる。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明の内燃機関の可変圧縮比装
置によれば、内燃機関の気筒内を往復動するピストンに
一端部を枢支されると共に他端部をクランクシャフトに
枢支されたコネクティングロッドをそなえ、該コネクテ
ィングロッドの両端部における枢支部のいずれか一方に
該コネクティングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通す
る支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に
設けられ、該偏心スリーブの軸方向に移動しうるピン部
材を作動させて該偏心スリーブに形成された係合部に該
ピン部材を係合させることにより該偏心スリーブの回転
を固定しうる偏心スリーブロック手段が設けられるとい
う簡素な構成で、コネクティングロッドの往復運動等に
基づき生じる慣性力の影響によってもピン部材の動作が
不確実になることがなく、偏心スリーブのロック動作の
信頼性を向上できるという利点がある。
置によれば、内燃機関の気筒内を往復動するピストンに
一端部を枢支されると共に他端部をクランクシャフトに
枢支されたコネクティングロッドをそなえ、該コネクテ
ィングロッドの両端部における枢支部のいずれか一方に
該コネクティングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通す
る支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に
設けられ、該偏心スリーブの軸方向に移動しうるピン部
材を作動させて該偏心スリーブに形成された係合部に該
ピン部材を係合させることにより該偏心スリーブの回転
を固定しうる偏心スリーブロック手段が設けられるとい
う簡素な構成で、コネクティングロッドの往復運動等に
基づき生じる慣性力の影響によってもピン部材の動作が
不確実になることがなく、偏心スリーブのロック動作の
信頼性を向上できるという利点がある。
第1〜8図は本発明の第1実施例としての内燃機関の可
変圧縮比装置を示すもので、第1図は低圧縮比状態にあ
るときの様子を示す全体構成図、第2図は低圧縮比状態
にあるときの様子を示すコネクティングロッドの正面図
、第3図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構
成図、第4図は高圧縮比状態にあるときの様子を示すコ
ネクティングロッドの正面図、第5図は第1,3図のv
部拡大断面図、第6図は低圧縮比状態にあるときの様子
を示す油圧駆動機構の断面図、第7図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第8図は
その油圧回路図であり、第9〜13図は本発明の第2実
施例としての内燃機関の可変圧縮比装置を示すもので、
第9図は低圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構成
図、第10図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全
体構成図、第11図は低圧縮比状態にあるときの様子を
示す油圧駆動機構の断面図、第12図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第13図
はその油圧回路図であり、第14図はクランクシャフト
の各部寸法等を説明する図、第15図は油圧駆動機構お
よびその油圧供給系にかかる油圧の特性図である。
変圧縮比装置を示すもので、第1図は低圧縮比状態にあ
るときの様子を示す全体構成図、第2図は低圧縮比状態
にあるときの様子を示すコネクティングロッドの正面図
、第3図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構
成図、第4図は高圧縮比状態にあるときの様子を示すコ
ネクティングロッドの正面図、第5図は第1,3図のv
部拡大断面図、第6図は低圧縮比状態にあるときの様子
を示す油圧駆動機構の断面図、第7図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第8図は
その油圧回路図であり、第9〜13図は本発明の第2実
施例としての内燃機関の可変圧縮比装置を示すもので、
第9図は低圧縮比状態にあるときの様子を示す全体構成
図、第10図は高圧縮比状態にあるときの様子を示す全
体構成図、第11図は低圧縮比状態にあるときの様子を
示す油圧駆動機構の断面図、第12図は高圧縮比状態に
あるときの様子を示す油圧駆動機構の断面図、第13図
はその油圧回路図であり、第14図はクランクシャフト
の各部寸法等を説明する図、第15図は油圧駆動機構お
よびその油圧供給系にかかる油圧の特性図である。
Claims (1)
- 内燃機関の気筒内を往復動するピストンに一端部を枢
支されると共に他端部をクランクシャフトに枢支された
コネクティングロッドをそなえ、該コネクティングロッ
ドの両端部における枢支部のいずれか一方に該コネクテ
ィングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸とを
相互に偏心させる偏心スリーブが回転可能に設けられ、
該偏心スリーブの軸方向に移動しうるピン部材を作動さ
せて該偏心スリーブに形成された係合部に該ピン部材を
係合させることにより該偏心スリーブの回転を固定しう
る偏心スリーブロック手段が設けられたことを特徴とす
る、内燃機関の可変圧縮比装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007527A JP2913721B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
| DE69108572T DE69108572T2 (de) | 1990-01-17 | 1991-01-15 | Vorrichtung zum Ändern des Kompressionverhältnisses für Brennkraftmaschine. |
| EP91100420A EP0438121B1 (en) | 1990-01-17 | 1991-01-15 | Variable compression ratio apparatus for internal combustion engine |
| KR1019910000742A KR940001323B1 (ko) | 1990-01-17 | 1991-01-17 | 내연기관의 가변압축비장치 |
| US07/642,335 US5146879A (en) | 1990-01-17 | 1991-01-17 | Variable compression ratio apparatus for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007527A JP2913721B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03213629A true JPH03213629A (ja) | 1991-09-19 |
| JP2913721B2 JP2913721B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=11668255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007527A Expired - Fee Related JP2913721B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 内燃機関の可変圧縮比装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913721B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004053225A1 (de) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Daimlerchrysler Ag | Hubkolbenmaschine |
| CN101865025A (zh) * | 2009-06-04 | 2010-10-20 | 高伟 | 连续可变容积压缩比发动机 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200015305A (ko) * | 2018-08-03 | 2020-02-12 | 현대자동차주식회사 | 가변 압축비 장치 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56126444A (en) * | 1980-02-27 | 1981-10-03 | Niro Atomizer As | Device for treating powdered and granular substance, base used for said device and manufacture of said base |
| JPS5832151U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | 可変圧縮比機構付ピストン |
| JPS6065233A (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の圧縮比可変装置 |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP2007527A patent/JP2913721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56126444A (en) * | 1980-02-27 | 1981-10-03 | Niro Atomizer As | Device for treating powdered and granular substance, base used for said device and manufacture of said base |
| JPS5832151U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | 可変圧縮比機構付ピストン |
| JPS6065233A (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の圧縮比可変装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004053225A1 (de) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Daimlerchrysler Ag | Hubkolbenmaschine |
| CN101865025A (zh) * | 2009-06-04 | 2010-10-20 | 高伟 | 连续可变容积压缩比发动机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2913721B2 (ja) | 1999-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |