JPH03217362A - 左右力差ステア抑制装置 - Google Patents

左右力差ステア抑制装置

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JPH03217362A
JPH03217362A JP1116390A JP1116390A JPH03217362A JP H03217362 A JPH03217362 A JP H03217362A JP 1116390 A JP1116390 A JP 1116390A JP 1116390 A JP1116390 A JP 1116390A JP H03217362 A JPH03217362 A JP H03217362A
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JP
Japan
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difference
steering
force
brake
wheels
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JP1116390A
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English (en)
Inventor
Zensaku Murakami
善作 村上
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は左右の車輪の駆動力,制動力等左右力の差によ
って車両の向きが変わる左右力差ステアを抑制する装置
に関するものである。
従来の技術 特開昭60−56662号公報には、車両の左右駆動車
輪の駆動力を独立に制御することにより、それら駆動車
輪のスリップを抑制する装置が記載されている。この装
置は、左右の駆動車輪および非駆動車輪の回転速度を検
出する回転センサと、それら回転センサの出力信号に基
づいて左右駆動車輪のスリップを検出するスリップ検出
手段と、スリップした駆動車輪のブレーキに液圧を供給
して個々の駆動車輪の回転トルクを低減させるブレーキ
制御手段と、駆動車輪にスリップが発生した際エンジン
等駆動源の出力を低下させる駆動源制御手段とを含んで
いる。駆動源制御手段とブレーキ制御手段との共同によ
って左右駆動車輪の駆動力を独立に制御し、駆動車輪の
スリップを適正範囲に抑制するのである。
また、特願平1−164663号公報には、制動時に左
右車輪の回転を抑制するブレーキ液の液圧を個々独立に
制御することにより、左右車輪のスリップをそれぞれ適
正範囲に制御するアンチスキッド制御装置が記載されて
いる。
このように左右の駆動力,制動力等左右力を独立に制御
する左右力制御装置を車両に設ければ、左右車輪のスリ
ップをそれぞれ適正範囲に制御して車両を効果的に加速
あるいは減速することができる。しかしながら、左右の
車輪がそれぞれ接している路面の摩擦係数が著しく異な
る場合には、左右車輪のスリップをそれぞれ適正範囲に
制御すれば左右力の差が大きくなって車両に垂直軸線ま
わりの回転モーメントが発生し、車両の向きが変わる左
右力差ステアが生じる。
それに対し、左右車輪のいずれか一方にスリップが発生
した場合には、その一方について駆動力,制動力を低下
させるとともに、他方についても同様に低下させること
も行われており、この場合には左右力差ステアの発生は
回避し得るが、車両の加速性.減速性の犠牲が大きくな
ることを避け得ない。
そこで、本出願人は、特願平1−134224号におい
て、左右制動力差に基づいて発生するステアを抑制する
ために、左ブレーキシリンダの圧力と右ブレーキシリン
ダの圧力との一方がアンチスキッド制御装置によって低
下させられたとき、アンチスキッド制御されないブレー
キシリンダ圧力を制御して、両ブレーキシリンダの圧力
差が設定値を超えて増大することを防止する差圧制限手
段を設けることを提案した。このように、左右力に差が
生じることを許容しつつしかもその差が過大となること
を防止すれば、車両の加速性,減速性の犠牲を小さくし
つつ左右力差ステアの発生を抑制することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、左右力差ステアをどの程度抑制すること
が望ましいかは場合によって異なる。加速性,減速性を
犠牲にしてでも左右力差ステアの発生を極力抑制するこ
とが望ましい場合と、逆に、左右力差ステアの発生をあ
る程度許容してでも加速性,減速性を高めることが望ま
しい場合とがあるのである。
本発明は以上の事情を背景として、左右力差ステアの抑
制の程度が運転者の運転技量に応じて自動的に変わる左
右力差ステア抑制装置を得ることを課題として為された
ものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明に係る左右力差ステ
ア抑制装置は、第1図に示すように、(a)左右力を独
立に制御可能な左右力制御装置と、ら)当該車両を運転
中の運転者の運転技量の高低を判定する運転技量判定手
段と、(C)左右力制御装置を抑制することにより左右
力差ステアの発生を抑制するとともに、運転技量判定手
段が運転技量高と判定した場合には運転技量低と判定し
た場合より大きな左右力差が生じることを許容する左右
力差ステア抑制手段とを含むように構成される。
運転技量の高低の判定は、例えば、左右力差ステアが発
生した場合にそれを打ち消すための操舵が速やかに行わ
れるか否かを調べることによって行うことができる。
作用 本発明に係る左右力差ステア抑制装置において、例えば
、左右力が左右駆動車輪の駆動力であり、左右力制御装
置が左右駆動車輪の回転を抑制するブレーキ装置であり
、加減速操作手段がアクセルペダルである場合には、左
右力差ステア抑制手段は、運転技量が低い場合には左右
駆動車輪の駆動力が同じとなり、あるいは比較的小さい
駆動力差しか生じないように左右駆動車輪のブレーキ装
置を制御するため、加速時における走行安定性が保証さ
れる。一方、運転技量が高い場合には、左右の駆動力に
比較的大きな差が生じることを許容するため、路面との
摩擦係数が大きい側の駆動車輪は摩擦係数が小さい側の
駆動車輪より相当大きな駆動力で車両を駆動し得ること
となり、車両の加速性が高められる。
発明の効果 このように本発明に係る左右力差ステア抑制装置におい
ては、運転技量の高低に基づいて左右力に大きな差を生
じさせても差支えないか否かが判定され、差支えない場
合には大きな左右力差の発生が許容される。したがって
、運転技量が低い場合には左右力差ステアの発生が十分
に抑制される一方、高い場合には左右力に比較的大きな
差が生ずることが許容され、それによって車両の加速性
あるいは減速性が向上する効果が得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図において、10.12は前輪であり、14.16
は後輪である。前輪10.12は操舵部材としてのハン
ドル17の回転操作に応じて向きを変える操舵車輪であ
り、後輪14.16は図示しないエンジンによりトラン
スミッション18,差動装置20を介して駆動される駆
動車輪である。
エンジンは、アクセルベダル22の操作によって開閉さ
れるメインスロットル24と、サブスロットルアクチュ
エータ26によって開閉されるサブスロットル28とに
よって出力を制御される。メインスロットル24および
サブスロットル28の開度はそれぞれメインスロットル
センサ30およびサブスロットルセンサ32によって検
出される.前輪10.12および後輪14.16には、
それぞれブレーキ34,36.38および40が設けら
れており、各ブレーキはブレーキ操作部材としてのブレ
ーキペダル42の操作に応じてマスクシリンダ44にお
いて発生させられるブレーキ液圧によって作動する。マ
スクシリンダ44は2つの独立した加圧室を備え、一方
の加圧室において発生させられたブレーキ液圧は液通路
46.48を経てそれぞれフロントホイールシリンダ5
0.52に伝達されてブレーキ34.36を作動させ、
他方の加圧室に発生させられたブレーキ液圧は液通路5
4.56および57を経てリャホイールシリンダ58.
60に伝達されてブレーキ38.40を作動させるので
ある。各車輪10,12.14および16にはそれぞれ
回転センサ62,64.66および68が設けられてお
り、それぞれの回転速度が検出される。
液通路46.54と液通路48.56との間には、アン
チスキンドブレーキシステム(以下ABSと略称する)
アクチュエータ70が設けられており、これがABSコ
ンピュータ72に制御されることによって制動時におけ
る車輪10,12.14および16のスリップが適正量
に制御されるようになっている。これらABSアクチュ
エータ70およびABSコンピュータ72はよく知られ
たものであるため、詳細な説明は省略する。
前記メインスロットルセンサ30およびサブスロントル
センサ32はエンジンコントロールコンピュータ74に
接続されており、エンジンコントロールコンピュータ7
4はこれら両センサ30.32の検出結果に基づいて図
示しないエンジンの出力を制御するものであるが、よく
知られたものであるため詳細な説明は省略する。
リャホイールシリンダ58.60にブレーキ液圧を伝達
する液通路56と57との間に、トラクションコントロ
ール(以下TRCと略称する)ブレーキアクチュエータ
80が設けられており、これがTRCコンピュータ82
により制御されることによって、ブレーキ38.40が
作動させられ、駆動車輪たる後輪14.16のスリップ
が適正値に制御される。TRCコンピュータ82にはハ
ンドル170回転操作角度、すなわち操舵角δを検出す
る舵角センサ83と車両のヨーレートYRを検出するヨ
ーレートセンサ84とが接続されている。
TRCブレーキアクチュエータ80は、通常は液通路5
6を液通路57に連通させているがTRCブレーキアク
チュエータ80の作動時には液通路56を遮断する電磁
開閉弁と、ポンプおよびアキュムレータを含む独自の液
圧源と、その液圧源からの液圧供給を受けてTRCコン
ピュータ82の指令に基づきリャホイールシリンダ58
.60の液圧を独立に制御する2つの電磁液圧制御弁と
を含むものである。各電磁液圧制御弁は、リャホイール
シリンダ58.60を液圧源に連通させる増圧位置と、
リザーバタンクに連通させる減圧位置と、いずれにも連
通させない保持位置とを有し、各位置に第1表のデュー
テイ比で切り換えられることにより、単純増圧FFLJ
,急増圧FU,11増圧SU,保持H, ffl減圧S
D,急減圧FD,単純減圧FFDの7つのモードで作動
するものである。
第1表 TRCコンピュータ82は第3図に示すように、CPU
85,ROM86,RAM88,入力ポート90および
出力ボート92を備えている。ROM86にはサブスロ
ットルアクチュエータ26およびTRCブレーキアクチ
ュエータ80を制御するための第4図のフローチャート
で表されるTRCプログラムが格納されており、TRC
コンピュータ82は前記ABSコンピュータ72,エン
ジンコントロールコンピュータ74.舵角センサ83お
よびヨーレートセンサ84からの情報に基づいてこのT
RCプログラムを実行する。
TRCコンピュータ82のROM86にはまた、TRC
ブレーキアクチュエータ80を制御するための第2表で
表されるマップと、 第2表 次式で表されるサブスロットル閉速度θ,es−A ・
{a −max(ΔV.) + b −min(ΔV.
))/(a + b)+B ・{ a ′− max(
Q**)? b −  ・win(9m−)) /(a
 ′+ b ′)一C−min(PIR,P1L)・・
・・・・・・(1)ただし、 Δ■ゆ:ΔV,またはΔ■2 **:V■またはV*z max(ΔVゆ):左右の車輪速度差のうち大きい方の
もの min(Δ■ゆ):左右の車輪速度差のうち小さい方の
もの min( P I!R, P IIL) :左右後輪の
ブレーキ液圧のうち低い方のもの A,B,C:実験で定められる係数 を演算するための重みa,a′,b,b′の値が格納さ
れている。サブスロットル閉速度θ,は、通常は全開状
態にあるサブスロットル28をサブスロソトルアクチュ
エータ26が閉じる速度であって、左右の車輪速度差Δ
v2.ΔV,の加重平均と左右後輪の加速度VR2, 
 Vllの加重平均を基礎とし、それにTRCによる後
輪14.16の制動効果分の修正を加えて決定される。
(1)式内の重みa,a′ b,b′は車両に発生した
ヨーに対応して適確な操舵が行われるか否かによって変
えられるようになっており、重みa,a′とb,b’と
にはそれぞれ大小2つの値が定められている。
ここにおいてはa,a′の大きい方の値は0. 4、小
さい方の値は0.2、b,b”の大きい方の値は0.8
、小さい方の値は0.6とする。重みa,  aが大、
b,b’が小ということは、左右の車輪速度差や後輪加
速度のうち大きい方の影響を強《受けてサブスロットル
閉速度θ,が決定されるということであり、車輪スリッ
プが十分に抑制されることとなる。また、制動効果分の
修正は左右後輪16.14のブレーキ液圧のうち低い方
に基づいて行われるため、左右後輪16.14の各々の
実際の制動効果より小さめの修正が行われることとなり
、サブスロットル閉速度θSは真に必要な大きさより大
きめ、すなわち安全側に決定されることとなる。
RAM88には第5図に示すように前回アクセル開度メ
モリ94,今回アクセル開度メモリ96,サブスロソト
ル開度メモリ98,タイマ100,TRCフラグ102
.Aフラグ104,Bフラグ106,重みフラグ108
,操舵角メモリ110,ヨーレートメモリ112,基準
操舵角メモリ114,基準ヨーレートメモリ116,車
輪速度メモリ118,車輪加速度メモリ120,車輪速
度差メモリ122およびサブスロットル閉速度メモリ1
24がワーキングメモリおよびブレーキ制御用の各種メ
モリと共に設けられている。
第4図のTRCプログラムはステップ326ないしS3
0においてTRCが必要であるか否かの判断を行い、必
要である場合にはステップS31において前記第2表の
マップに基づ<TRCブレーキアクチュエータ80の制
御と前記(1)式に基づくサブスロットルアクチュエー
タ26の制御とを行うものであり、(1)式の重みa,
a′,b,b′を決定するための処理をステップS1な
いしS22において行うようになっている。発生したヨ
ーとの関係において操舵が適確でない場合には、サブス
ロットル閉速度θ3が大きくなってエンジン出力の低減
速度が大きくなり、適確である場合にはサブスロットル
閉速度θ,が小さくなってエンジン出力の低減速度が小
さくなるように重みa,a’b,b’を決定するように
なっているのである。
以下、フローチャートに基づいてTRCの作動を詳細に
説明する。
イグニッションスイッチがONとされたとき、ROM8
 6に格納されている図示しないメインプログラムの初
期設定ステップが実行され、RAM88の前回アクセル
開度メモリ94を始めとする各メモリ,フラグ,タイマ
等がクリアあるいはリセットされる。その後、第4図の
TRCプログラムが一定時間(例えば10msec)毎
に1回ずつ実行される。
まず、ステップSl(以下、単にS1で表す。
他のステップについても同様)において、今回アクセル
開度メモリ96の内容が前回アクセル開度メモリ94に
移された後、S2においてその時点のアクセル開度θ8
およびサブスロットル開度θ,がエンジンコントロール
コンピュータ74カラ+iiffみ込まれ、それぞれ今
回アクセル開度メモリ96およびサブスロットル開度メ
モリ98に格納される。
次に、S3において読み込まれたアクセル開度θイがO
であるか否かが判定され、0であればS4においてTR
Cフラグ102がOFFとされるとともにタイマ100
0カウント値Tが0とされ、かつ、重みフラグ106が
OFFとされて、1回のプログラムの実行が終了する。
「重みフラグOFFJは重みa,a′を大、b,b’を
小としてサブスロットル閉速度θ,を大きくし、エンジ
ン出力を低下させて後輪14.16の駆動力差を十分に
抑制すべきことを意味する。
それに対し、アクセル開度θ9がOでない場合にはS3
の判定結果がNoとなり、S5においてサブスロットル
開度θ,がアクセル開度θイより一定値α。以上大きい
か否かが判定され、判定の結果がYESであればS4の
TRC終了処理が行われる。[サブスロットル開度θS
がアクセル開度θ。より一定値α。以上大きいこと」が
前記「アクセル開度θイが0であること」と共にTRC
の終了条件なのである。
S3およびS5の判定の結果がいずれもNOであった場
合には、両後輪14.16のりャホイールシリンダ58
.60の液圧が読み出される。S31においては、前記
第2表のマップに基づくブレーキ制御が行われるのであ
るが、この際の増圧時間の総和と減圧時間の総和との差
はりャホイールシリンダ58.60内のブレーキ液圧に
ほぼ比例する。そこで、ブレーキ制御が行われている間
、リャホイールシリンダ58と60とについてそれぞれ
増圧時間と減圧時間との差が演算され、その演算結果に
基づいてそれぞれ右と左のブレーキ液圧P IM+  
P IILの准定が行われるのであり、S6においては
この推定結果が読み出されるのである。
そして、S7において読み出された両推定液圧P 1+
11,  P IILO差の絶対値が基準液圧差PBK
より大きいか否かが判定され、太き《なければ問題とな
る程の左右駆動力差ステアが生じる可能性はないため、
S9以降のステップは実行されず、S8においてAフラ
グ104およびBフラグ106がOFFとされるととも
に、タイマ100のカウント値Tが0とされる。このS
8はS7の判定結果が一旦YESとなって89ないし3
22のステップが実行され、S12および322におい
てそれぞれAフラグ104,Bフラグ106がONとさ
れるとともに、31BおよびS24においてタイマ10
0のカウント値Tが増加させられた後であっても、S7
の判定結果がNoに戻ればS9ないしS22のステップ
が実行される前の状態に復帰させるために設けられてい
るステップである。
左右のりャホイールシリンダ58.60のブレーキ液圧
に基準以上の差が生じれば、S7の判定結果がYESと
なり、S9において操舵角δとヨーレートYRとがそれ
ぞれ舵角センサ83およびヨーレートセンサ84から読
み込まれて、操舵角メモリ110およびヨーレートメモ
リ112に格納される。そして、311において、この
格納された操舵角δおよびヨーレー}YRがそれぞれ基
準操舵角δ、および基準ヨーレートYRKとして基準操
舵角メモリ114および基準ヨーレートメモリ116に
格納される。310および312は、S7の判定結果が
YESとなった直後の操舵角δおよびヨーレー}YRの
みがそれぞれ基準操舵角δkおよび基準ヨーレートYR
Kとされるように設けられたステップである。
上記基準操舵角δ8および基準ヨーレートY R *の
設定後、今回アクセル開度メモリ96に格納されている
今回アクセル開度θイが前回アクセル開度メモリ94に
格納されている前回アクセル開度θ1より一定値α,以
上小さくなったか否か、すなわちアクセルベダル22が
戻されたか否かが判定され、判定の結果がYESであれ
ば、S14において重みフラグ108がOFFとされる
。既にS21において重みフラグ10BがONとされて
いた場合でもOFFの状態に戻されるのである。
これらS13およびS14はアクセルペダル22の踏込
みに従ってエンジン出力が増大し、後輪14.16の駆
動力が増した際、両後輪14.16?接している路面の
摩擦係数が異なっていることに起因して左右駆動力差ス
テアが生じたために、運転者がアクセルベダル22の踏
込みを緩めた場合を想定し、そのような場合には後輪1
4.16の駆動力差が通常通り小さく抑えられるように
するために設けられたステップである。
アクセルペダル22が踏込み中であれば、S13の判定
結果はNoとなり、S15ないしS22が実行される。
315は既に322においてBフラグ106がONにさ
れているか否かの判定であり、最初に実行される際には
勿論判定結果がNOとなって316において右推定液圧
P■と左推定液圧PILとのいずれが高いかが判定され
る。今、右推定液圧P■が高いと仮定する。右のブレー
キ液圧が高いということは、右側の路面の摩擦係数が低
く、右の後輪l4が左の後輪16よりスリップし易いと
いうことであるから、車両には時計回りのヨーが発生す
るはずである。ヨーレートYRは時計回りが正方向とさ
れているため、増大するはずなのであり、したがって、
316の判定結果がYESであった場合には、S17に
おいてヨーレー}YRが基準ヨーレー1−YR.より一
定値α2以上増加したか否かが判定される。増加してい
なければ、31BないしS22がスキップされるが、増
加していれば318においてタイマlOOのカウント値
Tがインクリメントされた後、S19において操舵角δ
が基準操舵角δ、より一定値α3以上小さくなったか否
かが判定される。車両に時計回りのヨーが発生すれば、
運転者はそれを打ち消すためにハンドルを反時計回りに
操作するはずであり、操舵角δは時計回りが正とされて
いるため減少するはずである。したがって、S19はヨ
ーを打ち消すための操舵が行われたか否かの判定である
こととなる。当初はこの判定の結果はNoであるのが普
通であるため、S20ないし322がスキップされてS
26以降が実行されるが、やがてヨーを打ち消すための
操舵が行われ、S19の判定結果がYESとなる。この
ときのタイマ100のカウント値T゜がS20において
基準カウント値TKより小さいか否かの判定が行われる
。車両に一定以上のヨーが発生してS17の判定結果が
YESとなった後、それを打ち消すための操舵が行われ
て319の判定結果がYESとなるまでの時間が、基準
時間より短いか否かが判定されるのであり、この時間が
短いということは速やかに正しい操舵が行われたことを
意味し、運転技量が高いと推定されるため、321にお
いて重みフラグ10BがONとされる。その結果、後に
331において重みa,a”が小さい値0. 2、重み
b,b′が大きい値0.8に設定され、サブスロットル
閉速度hが小さい値として求められることとなる。運転
技量が高い場合には、エンジンの出力の低減量が小さく
され、後輪14.16に大きな駆動力が伝達されること
となるのである。それに対し、S20の判定結果がNO
であった場合、すなわち、正しい操舵は行われたがそれ
までに長時間を要した場合には、運転技量が低いと推定
され、S21がバイパスされる。すなわち、重みフラグ
108がOFFのままとされ、サブスロットル閉速度6
,が大きくされてエンジン出力が十分低減させられ、後
輪14.16の駆動力差が通常通り小さく抑えられるの
である。
前記316の判定結果がNo、すなわち左推定液圧PI
Lが右推定液圧P.以上であった場合には、S23ない
しS 2 5 ニおい7S17ないし319と同様のこ
とが行われ、320において運転技量が高いか否かが判
定され、高ければ321において重みフラグ10BがO
Nとされる。
続いてS26において各車輪速度および加速度がABS
コンピュータ72がら読み込まれて、車輪速度メモリ1
18および車輪加速度メモリ120に格納された後、S
27において右車輪速度差ΔV1および左車輪速度差Δ
v2が演算され、328およびS29においてそれぞれ
の車輪速度差の絶対値が基準車輪速度差■、。より大き
いが否がか判定される。そして、328あるいはS29
の判定結果がYESであった場合には、TRCの必要が
あると判定され、331においてサブスロットル制御と
ブレーキ制御とが行われ、S32においてTRCフラグ
102がONとされる。
?ブスロットル制御は、前記(1)式によりサブスロッ
トル閉速度θ,を演算し、その演算結果に基づいてサブ
スロットルアクチュエータ26を作動させる制御である
。また、ブレーキ制御は前記第2表のマップに基づいて
TRCブレーキアクチュエータ80を作動させる#御で
あり、前輪速度V■に係数β(本実施例においては1.
2)をかけて求められる目標速度と後輪速度vR.との
差(以下、車輪速度差と称する)ΔVゆが各基準速度V
 K l +VKZおよび■。より大きいか否かと、後
輪加速度9,l*が負の加速度GKIおよび正の加速度
G0より大きいか否かとに基づいて制御モードが決定さ
れ、TRCブレーキアクチュエータ80に指令される。
基準車輪速度差■■.■κ2.  VK’Jは第6図の
上部に示すように、Vx3>VK■〉vKIの関係を有
し、車輪速度差Δ■ゆが各基準車輪速度差■■+  ■
KZ,VK2より大きいか否かは、後輪速度■。がそれ
ぞれV,ゆ・β+VK I +  V F 11・β+
VK2および■Fゆ・β十VK3より大きいか否かを意
味する。また、基準後輪加速度C,,,CK,はそれぞ
れ第6図の下部に示すようにマイナスとプラスとの加速
度であり、後輪加速度VIl*が各基準加速度cK+,
GKgより大きいか否かによって制御モードが変えられ
る。なお、TRC制御が必要であるか否かの判定を行う
ために使用される前記車輪速度差VKOは基準車輪速度
差VX+より小さい値である。
前記S28およびS29の判定結果がいずれもNOの場
合には、S30においてTRCフラグ102がOFFで
あるか否かが判定され、判定の結果がYESである場合
には331および332がスキップされてプログラムの
1回の実行が終了するが、1回でもS31およびS32
が実行された後はS32でONとされるTRcフラグ1
02は、S3またはS5の終了条件が満たされてs4で
OFFとされない限りONのままであるため、s28お
よびS29の判定結果がNoとなってもs30の判定結
果がNOとなり、331およびS32が実行される。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
サブスロットル28,TRCブレーキアクチュエータ8
0,TRCコンピュータ82等によって左右力制御装置
が構成され、TRCコンピュータ82の第4図のフロー
チャートにおけるS16ないし320およびS23ない
し325を実行する部分によって運転技量判定手段が構
成され、それ以外のステップを実行する部分によって左
右力差ステア抑制手段が構成されている。
なお、本実施例においては、ブレーキ制御はあくまでも
後輪14.16の各々のスリップが適正量となるように
行われ、エンジンの出力の低減によって左右の駆動力差
の発生が抑制されるようになっており、このようにすれ
ばエネルギの無駄を回避しつつ左右駆動力差を抑制し得
るのであるが、ブレーキ液圧の制御のみで駆動力差の発
生が抑制されるようにすることも可能である。
また、本実施例においてはアクセルペダル22の踏込み
に伴う駆動力の左右差に基づくステアが、運転技量の高
低によって異なる状態に抑制されるようになっているが
、ブレーキペダル42の踏込みに伴う制動力の左右差に
基づいて発生する左右制動力差ステアが運転技量の高低
によって2つの状態に制御されるようにすることも可能
である。
アンチスキッド制御装置を左右の車輪のブレーキ液圧を
独立に制御し得るものとするとともに、左右制動力差ス
テアによって発生するヨーを打ち消すために正しい操舵
が速やかに行われるか否かの判定に基づいて、大きい左
右制動力差の発生を許容するか否かが決定されるように
するのである。
また、運転技量の高低を3段階以上で評価し、それに応
じて発生を許容する左右力差の大きさを3段階以上に変
えることも可能である。
さらに、左右のブレーキ液圧差が設定値を超える状態で
設定角度以上のヨーが発生するか否か等、他の情報に基
づいて運転技量を判定することも可能である。左右のブ
レーキ液圧差が設定値を超えて左右力差ステアが生じる
とき、運転技量が高ければ操舵によってそのステアが打
ち消されるため、あまり大きい角度のヨーは発生しない
のが普通である。したがって、発生するヨーの大きさの
大小に基づいて運転技量を判定することが可能なのであ
る。
その他、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施
した態様で、本発明を実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図は本発明の一実施例である左右駆動力差ステア
抑制装置の系統図である。第3図は上記装置におけるT
RCコンピュータの構成を示すブロック図であり、第4
図はそれのROMに格納されている制御プログラムのう
ち本発明に関係の深い部分のみを取り出して示すフロー
チャートであり、第5図は同じ<RAMの構成を概念的
に示す図である。第6図は上記装置におけるブレーキ制
御を説明するためのグラフである。 14,16:後輪   17:ハンドル22:アクセル
ペダル 24:メインスロットル26:サブスロットル
アクチュエータ 28:サブスロントル 34  36,38,40:ブレーキ 83 :舵角センサ 84:ヨーレートセンサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 左右の車輪の駆動力、制動力等左右力の差によって車両
    に生じる左右力差ステアを抑制する装置であって、 前記左右力を独立に制御可能な左右力制御装置と、 当該車両を運転中の運転者の運転技量の高低を判定する
    運転技量判定手段と、 前記左右力制御装置を抑制することにより前記左右力差
    ステアの発生を抑制するとともに、前記運転技量判定手
    段が運転技量高と判定した場合には運転技量低と判定し
    た場合より大きな左右力差が生じることを許容する左右
    力差ステア抑制手段と を含むことを特徴とする左右力差ステア抑制装置。
JP1116390A 1990-01-19 1990-01-19 左右力差ステア抑制装置 Pending JPH03217362A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991675A (en) * 1993-06-02 1999-11-23 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle control system based on estimation of the driving skill of a vehicle operator
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