JPH03217409A - 含フッ素重合体及びこれを主成分とするフッ素系塗料 - Google Patents

含フッ素重合体及びこれを主成分とするフッ素系塗料

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JPH03217409A
JPH03217409A JP1180790A JP1180790A JPH03217409A JP H03217409 A JPH03217409 A JP H03217409A JP 1180790 A JP1180790 A JP 1180790A JP 1180790 A JP1180790 A JP 1180790A JP H03217409 A JPH03217409 A JP H03217409A
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fluorine
polymer
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unsaturated
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JP1180790A
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Hiroaki Adachi
弘明 足立
Hiroshi Kobayashi
小林 紘
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、新規な含フッ素重合体及びこれを主成分とす
るフッ素系塗料にに関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明は、有機溶剤に溶解し、か
つ硬化剤との相溶性が良好である上に常温硬化可能な含
フッ素重合体、及びこのものを主成分とする、光沢があ
り、かつ硬質で耐候性に優れた塗膜を与え得るフッ素系
塗料に関するものである。
[従来の技術] 従来、含フッ素重合体は耐熱性、機械的特性、耐薬品性
、および耐候性などに極めて優れていることから多くの
分野において幅広く用いられている。その用途の1つと
してコーティング分野での利用がある。例えばテトラフ
ルオ口エチレン重合体やフッ化ビニリデン重合体などを
用いたコーティング材料が知られており、このものは優
れた潤滑性、非粘着性、耐候性および耐薬品性などを有
することから、化学工業、食品、建築、機械などの分野
に使用されている。
しかしながら、前記含フッ素重合体は、溶媒に不溶又は
限られた特殊の溶媒にしか溶解しないため、通常粉体と
して用いられ、利用範囲が制限されるのを免れないとい
う欠点を有し、このため、近年、有機溶剤に可溶で、か
つ、室温で硬化可能な反応基を持つ含フッ素重合体を用
いた溶剤型塗料の開発が試みられている。
含フッ素重合体を有機溶剤に対して可溶化するためには
、適当な共重合成分を導入することにより、フッ素重合
体の結晶性を乱し、内部可塑化することが必要であり、
このような例としてこれまでに種々の重合体が開示され
ている(特開昭61−275311号公報、同81−5
7809号公報、同132−174213号公報、同6
3−11112312号公報)。
しかしながら、これらの重合体においては、硬化剤との
相溶性の点で不充分であり、これらの重合体を主成分と
した塗料では、従来の耐候性塗料として知られているア
クリル樹脂を主成分とした塗料に比べて光沢および硬度
の劣った塗膜しか得られないという欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような従来の有機溶剤に可溶な含フッ素
重合体が有する欠点を克服し、硬化剤との相溶性が良好
な、新規常温硬化性含フ・ソ素重合体及びこのものを主
成分とする、光沢があり、かつ硬質で耐候性に優れた塗
膜を与え得るフッ素系塗料を提供することを目的として
なされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前記の好ましい性質を有する含フッ素重
合体およびこのものを主成分とするフッ素系塗料を開発
すべく鋭意研究を重ねた結果、フルオロオレフィン単位
、不飽和基を2つ含む特定の構造を有する単位および特
定のヒドロキシル基含有不飽和エーテル単位を必須構成
単位として含み、それぞれ所定の割合で含有する含フッ
素重合体により、その目的を達成し得ることを見出だし
、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(A)フルオロオレフィン単位1
0〜60モル%、(B)一般式(X). [式中のRは水素またはメチル基、Xはフ・ソ素、塩素
、臭素または炭素数1〜4の炭化水素基、nは0〜3の
整数、mは0〜4の整数である)で表わされる単位5〜
75モル%および(C)一般式Cth−CH (CH2 ) 1−O R’ −OH (式中のR1は炭素数1〜6のアルキレン基、lは0ま
たは1の数である)で表わされる単位3〜40モル%を
必須構成単位として含み、かつゲルバーミエーションク
ロマトグラフ法によって測定した数平均分子量( M 
n )が1000〜200.000であることを特徴と
する含フッ素重合体、およびこの含フッ素重合体を主成
分とするフッ素系塗料を提供するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の重合体において、(A)単位を形成するフルオ
ロオレフィンは分子中に少なくとも1個のフッ素原子を
有するオレフインであって、好ましいものとしては、オ
レフィンの水素原子が全てフッ素原子および他のノ\ロ
ゲン原子に置換サレテイるパーハロオレフインが挙げら
れる。
さらに重合性および得られる重合体の性質から、炭素数
2または3のフルオロオレフィン、特にバーハロオレフ
ィンが好適である。
このようなフルオロオレフィンの具体例としてはCFH
=CH2、CF2 −CH2 、CF2=CFHSCF
2 −CF2 、CF2 =CFC I等のフルオロエ
チレン系、CF2−CFCF3などのフルオロプロペン
系、CF2 −CFCF2CF3などの炭素数4以上の
フルオロオレフィン化合物を挙げることができるが、こ
れらの中でフルオロエチレン化合物およびフルオロプロ
ペン化合物が好ましく、特にテトラフルオ口エチレン(
CF2−CF2) 、クロロトリフルオ口エチレン(C
F2 −CFC I)およびヘキサフルオ口プ口ペン(
 C F 2 − C F C F 3 )が好適であ
る。これらのフルオロオレフィンは、それぞれ単独で用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の重合体においては、前記フルオロオレフィンか
ら形成される単位の含有量は10〜60モル%、好まし
くは35〜55モル%の範囲にあることが必要である。
この含有量が10モル%未満では、耐候性などの含フッ
素重合体の特性が不充分であるし、60モル%を越える
と有機溶剤への溶解性および光沢が低下する。
本発明の重合体においては、(B)単位を形成する単量
体は、下記の一般式で表わされる。
(X)エ 式中のRは水素またはメチル基であり、Xはフッ素、塩
素、臭素、または炭素数1〜4の炭化水素基、nは0〜
3、mは0〜4の整数である。
ベンゼン核に結合している2つ以上の水素が置換されて
いる場合、置換基は同じものでも異なっていてもよい。
炭素数1〜4の炭化水素基としては、例えばメチル基、
エチル基、プロビル基、ブチル基、イソプロビル基、イ
ソブチル基などがある。
このような単量体は、不飽和基を2つ含むフタル酸エス
テルであり、〇一体、m一体およびp一体が存在する。
このような単量体を共重合成分として用いると、一般に
重合の進行と共にゲル化が生じ、有機溶剤に不溶となる
ので重合の際には種々の配慮が必要である。この点から
上記単量体は〇一体が好ましく、nはO〜3の整数とな
る。このような単量体の好ましい具体例としては、例え
ばフタル酸ジビニル、イソフタル酸ジビニル等のビニル
エステル類、フタル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル
等のアリルエステル類、フタル酸ジイソブロベニル、イ
ソフタル酸ジイソブロベニルなどのイソプロベニルエス
テル類などを挙げることができるが、これらの中では、
重合制御性および経済性の点からフタル酸ジアリルが特
に好適である。これらの単量体は、それぞれ単独で用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の重合体においては前記(B)単位の含有量は5
〜75モル%、好ましくは5〜55モル%の範囲にある
ことが必要である。この含有量が5モル96未満では、
硬化剤との相溶性、光沢および剛性が劣り、75モル%
を越えると耐候性が低下する。
本発明の樹脂において、(C)単位を形成するヒドロキ
シル基含有不飽和エーテルとしては、一般弐CH2 −
OH−(CH 2 ) ,−0−R’−OHで表わされ
る化合物である。式中、1は0または1であり、R+は
炭素数1〜6のアルキレン基である。
かかるアルキレン基としては、例えば、メチレン基、エ
チレン基、トリメチレン基、ブロビレン基、ブチレン基
、イソブチレン基、t−ブチレン基などがある。該ヒド
ロキシル基含有不飽和エーテルの具体例としては、ヒド
ロキシメチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニル
エーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、エチレン
グリコールモノアリルエーテル等が挙げられるが、これ
らの中でビニル基をもつものは、フルオロオレフィンと
の反応性が良好で好ましく、特に4−ヒドロキシブチル
ビニルエーテルが好適である。これらのヒドロキシル基
含有不飽和エーテルはそれぞれ単独で用いてもよいし、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の重合体においては、(C)単位の含有量は3〜
40モル%、好ましくは5〜25モル%の範囲にあるこ
とが必要である。この含有量が3モル%未満では架橋硬
化時間が長くなり、かつ塗膜の耐薬品性、耐溶剤性、耐
汚染性などが不充分であるし、40モル%を越えると樹
脂の溶剤可溶性が低下すると共に、硬化剤と混合した場
合、ゲル化時間か短くなり、塗料の塗布性や施工性が低
下する。
本発゛明の重合体は、前記特定量の(A)(B)および
(C)単位を必須構成単位とするものであり、これによ
り溶剤に対する溶解性を向上せしめ、かつ常温硬化可能
で、特に光沢、硬度にす《れた塗膜を形成することがで
きるか、さらに、これらの単位に加えて、使用目的など
必要に応じ40モル%を越えない範囲で他の共重合可能
な単量体単位を含むこともできる。
該共重合可能な単量体としては、例えばエチレン、プロ
ピレン、イソブチレンなどのオレフィン類、塩化ビニル
、塩化ビニリデンなどのノ\ロオレフィン類、酢酸ビニ
ル、n一酪酸ビニルなどのカルボン酸ビニルエステル類
、酢酸イソブロベニル、ブロピオン酸イソプロペニルな
どのカルボン酸イソブロベニルエステル類、エチルビニ
ルエーテル、プロビルビニルエーテル、イソブロビルビ
ニルエーテル、プチルビニルエーテル、jerj−プチ
ルビニルエーテル、ベンチルビニルエーテル、ヘキシル
ビニルエーテル、イソヘキシルビニルエーテル、オクチ
ルビニルエーテル、4−メチル−1−ペンチルビニルエ
ーテルなどの鎖状アルキルビニルエーテル類、シクロペ
ンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル
などのシクロアルキルビニルエーテル類、フェニルビニ
ルエーテル、o−、m−、p−トリルビニルエーテルな
どのアリールビニルエーテル類、ペンジルビニルエーテ
ル類、フェネチルビニルエーテルなどのアラルキルビニ
ルエーテル類、スチレン、ビニルトルエンなどの芳香族
ビニル化合物、ビニルトリメトキシシラン、アリルトリ
エトキシシランなどの加水分解性シリル基と不飽和結合
を有するシラン化合物、フマル酸、マレイン酸などの不
飽和結合含有多塩基酸のジまたはモノエステル類や酸無
水物類、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエ
チルメタクリレート、メチルメタクリレート、グリシジ
ルメタクリレートなどのアクリル酸やメタクリル酸のエ
ステル類、アクリルアミド、N−メチロールアクリルア
ミドなとのアクリルアミド類、アリルグリシジルエーテ
ル、エチルアリルエーテル等のアリルエーテル類、酢酸
アリル、プロピオン酸アリルなどのカルボン酸アリルエ
ステル類、アリルアルコールなどが挙げられる。これら
の中でも、特にカルボン酸ビニルエステル類、ビニルエ
ーテル類が、フルオロオレフィンとの反応性が良好であ
り、好適である。
これらの共重合可能な単量体は1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の含フッ素重合体の分子量は、テトラヒド口フラ
ンを溶媒にし、分子量既知の単分散ポリスチレンを標準
物質として用い、ゲルバーミエーションク口マトグラフ
(GPC)法により測定して求めた数平均分子量(Mn
)が101)0〜200,000 、好ましくは200
0〜100,000の範囲にあることが必要である。数
平均分子量( M n )か前記範囲を逸脱すると本発
明の目的が十分に達せられない。
本発明の含フッ素重合体は、その特徴として重合体中に
不飽和基か存在する。該不飽和基は(B)単位に由来す
るもので、該含フッ素重合体中の(B)単位中の不飽和
基残存率は10〜50%の範囲にあることか本発明では
好適である。
不飽和基残存率が10%未満では、重合体中に枝分かれ
構造および3次元架橋構造が増加して該重合体の溶剤へ
の溶解性が低下し、かつ熱硬化時の硬化部位の減少を生
じ物性の低下をもたらす。一方、架橋が全くなされてい
ないリニアポリマーの場合が50%となる。したがって
、50%を越える範囲ではく該重合体以外の不飽和基を
有する不純物、例えば未反応モノマーが存在することを
意味し物性の低下を引き起こす。該重合体の不飽和基残
存率は、重合体および単量体(B)の赤外吸収スペクト
ルを測定し、それぞれにおける炭素一炭素二重結合のピ
ーク( 1850国一l)とベンゼン核のピーク(1B
00cm−’)の比を比較した次式で求めることかでき
る。
不飽和基残存率(%) − f(a/b)/ (c/d
)) x 100a:該重合体のIR測定による165
0cm−’の吸光度b:該重合体のIR測定による18
00cm−’の吸光度C:該重合体の(B)単位の単量
体のIR測定による1650cm−’の吸光度 d:該重合体の(B)単位の単量体のIR測定による1
600cm−’の吸光度 このような組成および分子量を有する本発明の含フッ素
重合体は有機溶剤に可溶で、かつ硬化剤との相溶性に優
れる上、該重合体を主成分とする塗料の硬化塗膜は光沢
があり、かつ硬度で耐候性に優れたものとなる。 本発
明の含フッ素重合体は、溶媒の存在下または不存在下に
、所定割合の単量体混合物を、重合開始源として重合開
始剤や電離性放射線などを用い共重合させることにより
製造することができる。
該重合開始剤としては、重合形式や所望に応じて用いら
れる溶媒の種類に応じて、水溶性のものあるいは浦溶性
のものが適宜用いられる。
水溶性重合開始剤としては、例えば過硫酸カリウム等の
過硫酸塩、過酸化水素、あるいはこれらと亜硫酸水素ナ
トリウム、チオ硫酸ナトリウムなどの還元剤との組み合
わせから成るレドックス開始剤、さらには、これらに少
量の鉄、第一鉄塩、硝酸銀などを共存させた無機系開始
剤、ジコハク酸バーオキシド、ジグルタール酸パーオキ
シド、モノコハク酸パーオキシドなどの二塩基酸過酸化
物、アゾビスイソブチルアミジン二塩基酸塩などの有機
系開始剤が挙げられる。
また、油溶性開始剤としては、例えばt−プチルバーオ
キシイソブチレート、t−プチルバーオキシアセテート
などのパーオキシエステル型過酸化物、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネートなどのジアルキルバーオキシ
ジカーボネート、ペンゾイルバーオキシド、アゾビスイ
ソブチロニトリルなどが挙げられる。
これらの重合開始剤の使用量は、その種類、共重合反応
条件などに応じて適宜選ばれるが、通常使用する単量体
全量に対して、0.005〜5重量%、好ましくは0.
05〜0,5%の範囲で選ばれる。
また、重合方法については特に制限はなく、例えば塊状
重合法、懸濁重合法、乳化重合法、溶液重合法などを用
いることができるが、重合反応操作の安定性、生成共重
合体の分離の容易さなどの点から、水性媒体中での乳化
重合法、t−ブタノールなどのアルコール類、エステル
類、フッ素原子1個以上有する飽和ハロゲン化炭化水素
類などを溶媒とする溶液重合法、溶媒との分離を不用と
する塊状重合法などが好ましく用いられる。
水性媒体中で共重合させる場合には、通常分散安定剤と
して懸濁剤や乳化剤を用い、かつ塩基性緩衝剤を添加し
て、重合中の反応液OpH値を4、好ましくは6以上に
することが望ましい。
また、溶液重合法および塊状重合法の場合においても塩
基性物質の添加は有効である。さらに、重合形式につい
ては特に制限はなく、回分式、半連続式、連続式のいず
れも用いることができる。
該共重合反応における反応温度は、通常−30〜+15
0℃の範囲内で、重合開始源や重合媒体の種類に応じて
適宜選ばれ、例えば水性媒体中で共重合を行う場合には
、通常0〜100℃、好ましくは10〜90℃の範囲で
選ばれる。また、反応圧力については特に制限はないが
、通常1〜100kg/cシ、好ましくは2〜50kg
/cdの範囲で選ばれる。さらに、該共重合反応は、適
当な連鎖移動剤を添加して行うことができる。
本発明の含フッ素重合体は、硬化部位としてヒドロキシ
ル基および不飽和基を含有するものであり、通常の熱硬
化アクリル塗料に用いられている硬化剤、例えばメラミ
ン硬化剤、尿素樹脂硬化剤、多塩基酸硬化剤などを用い
て加熱硬化させることができる。
メラミン硬化剤としては、例えばブチル化メラミン、メ
チル化メラミン、エポキシ変性メラミンなどが挙げられ
、用途に応じ各種変性度のものが適宜用いられ、また自
己縮合度も適宜選ぶことができる。尿素樹脂硬化剤とし
ては、例えばメチル化尿素樹脂やブチル化尿素樹脂など
が挙げられ、多塩基酸硬化剤としては、例えば長鎖脂肪
族ジカルボン酸類、芳香族多価カルボン酸類およびこれ
らの酸無水物などが挙げられる。さらにブロック化多価
イソシアネート類も硬化剤として好適に用いることがで
きる。また、メラミン硬化剤または尿素樹脂硬化剤の使
用に際しては、酸性触媒の添加によって硬化を促進する
こともできる。
さらに、本発明の含フッ素重合体は、多価イソシアネー
ト類を用いて常温で硬化させることもできる。該多価イ
ソシアネート類としては、例えばヘキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネートなどの無黄変
性ジイソシアネートやその付加物、イソシアヌレート環
を有する多価イソシアネートなどが好ましく挙げられる
が、これらの中で特に含フッ素重合体と相溶性の良好な
イソシアヌレート環を有する多価イソシアネートが好適
である。これらの多価イソシアネート類を用いて常温硬
化させる場合、ジブチルチンラウレートなどの公知の触
媒を添加して、硬化を促進させることもできる。 本発
明は、前記の含フッ素重合体と共に、このものを主成分
とするフッ素系塗料を提供するものであり、該含フッ素
重合体を溶液型塗料とするに当っては、種々の溶剤を用
いることができる。
該溶剤としては、例えばトルエンやキシレンなどの芳香
族炭化水素類、n−ブタノールなどのアルコール類、メ
チルイソブチルケトンなどのケトン類、エチルセロソル
ブなどのグリコールエーテル類、さらには市販の各種シ
ンナーなどが挙げられる。これらの溶剤に該含フッ素重
合体を溶解させて得られる溶液は、いずれも無色透明で
ある。
この溶液型塗料の調製は、該含フッ素重合体と溶剤とを
、例えばボールミル、ペイントシエカー サンドミル、
ジェットミル、三本ロール、ニーダー等、通常塗料の調
製に用いられている混合機を用いて均質に混合すること
により行うことができる。この際、所望に応じ、顔料、
分散安定剤、粘度調節剤、レベリング剤、ゲル化防止剤
、紫外線吸収剤などを添加することもできる。
また、該含フッ素重合体を主成分とする塗料を過熱硬化
型のいわゆる焼き付け塗料とする場合には、通常前記混
合に際して、メラミン、尿素樹脂、多塩基酸やその無水
物、ブロック化多価イソシアネート類、過酸化物などの
硬化剤を配合して、一液性の塗料として使用される。
一方、常温硬化型塗料とする場合には、通常非ブロック
化多価イソシアネート類が硬化剤成分として用いられ、
この硬化剤成分を含む硬化剤液が別個に調製され、二液
性塗料とされる。
この場合、多価イソシアネート類や触媒の種類およびそ
の添加量、含フッ素共重合体の濃度、該共重合体中のヒ
ドロキンル基含有不飽和エチル単位の含有量などを適宜
選ぶことにより、1〜10時間程度の可使時間を有し、
かつ数時間ないし数日で室温硬化して、良好な物性を有
する塗膜を与える塗料とすることかできる。
また、該フッ素重合体を主成分とする本発明のフッ素系
塗料は、光沢があり、かつ硬質で耐候性に優れた塗膜を
温和な条件で与えることができ、例えばカラーアルミニ
ウム板、アルミニウムサッシ用の焼き付け塗料として、
あるいは現場施工可能な常乾型塗料として有用である。
さらに、基材の材質についても、金属材料をはじめ、ガ
ラス、コンクリートなどの無機材料、FRP,ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体
、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエステル、エチレンー
ポリビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデンなどのプラスチックや木材などの有機材
料の塗装に好適に用いられる。また、該フッ素系塗料は
アルミブール、外装用色ガラス、セメントガヮラなどの
特定の用途においても有用である。
[実施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例1 内容積1lのステンレス鋼製かきまぜ機付オートクレー
プに、脱気したのち、フタル酸ジアリル(以下DAPと
略す)flag,4−ヒドロキシブチルビニルエーテル
(以下HBVEと略す)13g1クロロトリフルオ口エ
チレン(以下CTFEと略す)268g,メチルイソブ
チルケトン(以下MIBKと略す) 500 mlおよ
びt−プチルバーオキシピパレート(日本油脂■製品「
ハーブチルPVJ)5gを仕込み、かきまぜなから内温
を60℃まで昇温した。その後、かきまぜながら反応を
続け、8時間後かきまぜを停止し、未反応モノマーをパ
ージして反応を停止させた。
オートクレープを開放して、反応液を取り出した。濃縮
後、メタノールて再沈、洗浄して重合体を得た。得られ
た重合体の収量は84gであった。この重合体の組成分
析を元素分析、IR分析およびOH価測定を用いて行っ
たところCTFE/DAP/HBVE−42/44/1
4(モル比)であった。また、この重合体の数平均分子
量は11000であり、不飽和基残存率は33%であっ
た。この重合体logを、M I B K11.5gに
溶解し、硬化剤として「デュラネートTPAJ  (旭
化成工業■製) 1.5 gを加えて混合した。この溶
液をアプリケーターを用いて白色のタイル板およびガラ
ス板に塗布した後、30分間室温で乾燥させ、次いで1
20℃で1時間加熱した。加熱後、冷却した板の上に、
厚さ約100μlのMIBKで拭っても侵蝕されない堅
牢かつ透明な塗膜が得られた。この塗膜のJISK54
00に準じた表面光沢は、60゜鏡面反射で94%であ
り、ISO−1522に準じたkonig硬度は140
であった。
実施例2〜7 第1表に示す種類と量の単量体を用い、実施例1と同様
にして重合体を製造した。
得られた重合体の収量、分子量、組成比、不飽和基残存
率および実施例1と同様にして形成した表面光沢、ko
njg硬度を第1表に示す。
第1表 比較例1〜4 第2表に示す種類と量の単量体を用い、実施例1と同様
にして重合体を製造した。
得られた重合体の収量、分子量および組成比および実施
例1と同様にして形成した塗膜の表面光沢、k6nig
硬度を第2表に示す。
第2表 本炭素数8のアルキル基を有するカルボン酸ビニルエス
テル(商品名ヴエオバ−9、シェル化学(株)製) [発明の効果] 以上説明したように本発明の含フ・ソ素重合体は、有機
溶剤に対する溶解性が良好な上、硬化剤との相溶性が良
好で、かつ常温で硬化が可能であり、しかも光沢、硬度
に優れた塗膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は実施例1て得られた重合体のIR吸収スペ
クトル図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)フルオロオレフィン単位10〜60モル%
    、(B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のRは水素またはメチル基、Xはフッ素、塩素、
    臭素または炭素数1〜4の炭化水素基、nは0〜3の整
    数、mは0〜4の整数である)で表わされる単位5〜7
    5モル%及び (C)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1は炭素数1〜6のアルキレン基、lは0
    又は1の数である) で表わされる単位3〜40モル%を必須構成単位として
    含み、かつゲルパーミエーションクロマトグラフ法によ
    って測定した数平均分子量(@M@n)が1000〜2
    00,000であることを特徴とする含フッ素重合体。
  2. (2)請求項(1)記載の含フッ素重合体を主成分とす
    るフッ素系塗料。
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