JPH0321924Y2 - - Google Patents

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JPH0321924Y2
JPH0321924Y2 JP1986003702U JP370286U JPH0321924Y2 JP H0321924 Y2 JPH0321924 Y2 JP H0321924Y2 JP 1986003702 U JP1986003702 U JP 1986003702U JP 370286 U JP370286 U JP 370286U JP H0321924 Y2 JPH0321924 Y2 JP H0321924Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、定盤上に載置した被切削部材の厚さ
に応じて昇降部を昇降送り手段によつて任意に昇
降動作させ、被切削部材を昇降部の送りローラー
によつて一方向へ搬送しながら昇降部の鉋胴によ
つて切削するようにしてなる可搬式自動鉋盤の補
助ローラー固定装置に関する。
〔従来の技術〕
上記自動鉋盤においては、定盤よりも相当に長
い長尺物を切削することがあるが、かゝる場合、
長尺の被切削部材を安定状態で搬送し、切削でき
るよう定盤の前後に夫々突出して補助ローラー
を、ローラーリンクを介して上方へ回動折畳み自
在に、かつ高さ調整可能に設けてなるものは本願
人が提案し、実開昭60−91402号となつている。
上記補助ローラーは、切削時略水平状態に開い
て定盤の前後両方向に突出し、不使用時は上方へ
回動折畳んでコンパクトに収納できるよう設けて
運搬、収納を便利ならしめるようにしてあり、
又、定盤面に対してローラーリンクを鋭角に折畳
み可能としてあるが、上述補助ローラーは、これ
を折畳み状態に保持する為の手段を何んら備える
ものではないから不安定であり、そのため運搬時
や収納時において自動鉋盤を傾けたり、これに急
な衝撃、振動を与えたりすると補助ローラーが使
用状態に容易に開き突出して人や物にぶつかり、
運搬や収納の妨げとなる問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点を解消しようとしたもの
で、先端部に補助ローラーを軸支したローラーリ
ンクを定盤に設けた溝内に適切に形成した板バネ
を介在して支点ピンにて上方へ回動折畳み自在に
枢着して構成することによつて、補助ローラーを
折畳んだ状態に上記板バネのバネ力によつて固定
して運搬、収納を便利ならしめると共に、ローラ
ーリンクを回動するだけのワンタツチ操作によつ
て他に特別な操作を要することなく折畳み状態又
は使用状態とすることができるようにしたのが、
その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕 即ち本考案は、夫々先端部に補助ローラーを軸
支したローラーリンクの基端部近傍を定盤の前後
に夫々突出して上方へ回動折畳み自在に支点ピン
にて枢着してなる自動鉋盤において、上記定盤に
おける前後の左右両側部に夫々溝を形成し、該各
溝内に上下端を夫々上記ローラーリンク側に彎曲
させてバネ特性を持たせた断面略コ字状の板バネ
を設け、前記ローラーリンクを上方へ回動折畳み
時に、前記板バネの彎曲突部を前記ローラーリン
クに係合さて上記問題点を解決したものである。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
れば、第1図ないし第4図に示したように定盤1
における前後両端部1a,1bの左右両側部には
溝2,2,2,2を、前端部1aにあつては平面
略コ字形状に、後端部1bにあつては平面略逆向
きコ字形状に、かつ定盤1の下端まで貫通して
夫々設けてあり、該各溝2…内部には、その一方
の側壁2aに沿つて板バネ3を介在させてある。
上記板バネ3は第3図、第4図に明示した如
く、帯状のバネ板の中央部前面に、ローラーリン
ク4,4を嵌合可能な凹部3aを、その横幅aは
上記ローラーリンク4,4の横幅cと略同等ない
しはそれよりも僅かに幅拡く、かつ、その深さb
は補助ローラーを切削時略水平状態に開いた時、
定盤1の上面1aに補助ローラーの高さを調整ネ
ジ8により容易に調整可能として、板バネの突部
3bからバネ圧を解除してフリーとするために板
厚dよりも適当寸法だけ小さく設けてあると共
に、該凹部3aを設けることによつて、当該凹部
3aの上部と下部には夫々同一方向に突出してバ
ネ性を持たせた突部3b,3bが横長に、かつ平
行に設けてあり、更に帯状のバネ板の両余端を背
後に略平行に折曲して挟持板部3c,3cを設
け、これにより断面略コ字状に彎曲させてある。
又上記板バネ3における凹部3aの略中心には
後述する支点ピンを挿通する為の貫通孔3eを設
けてあると共に、上記凹部3aの上下両端から各
突部3b,3bへの立上部3d,3dはローラー
リンク4,4が後述するようにして円滑に凹部3
aから突部3b,3b上に、バネ力に抗して円滑
に乗り上げ可能なるようR面、又は図示のように
傾斜面に形成させてある。
かくして、上記板バネ3は夫々の溝2…に、そ
の開口部から挿入するのであるが、この際、挟持
板3c,3cを自体のバネ力に抗して拡開して一
方の側壁2aの上面と下面に係合することによつ
て、一方の側壁2aを挟持し、凹部3aの背面を
側壁2aの内面に突き合せた状態で溝2内部に支
持させるのであり、一方、上記ローラーリンク4
の基端部近傍を上記溝2内にあつて、他方の側壁
2bと、上記板バネ3の凹部3aとの間に支点ピ
ン5にて定盤1に枢着させてある。こゝで上記支
点ピン5は板バネ3の貫通孔3eと、上記ローラ
ーリンク4,4を貫通して溝2の両側壁2a,2
bに固定し、上記板バネ3の脱落を防止してい
る。
又、上記各溝2…の溝幅eは、上記板バネ3に
おける凹部3aの背面から突部3b,3bの先端
までの寸法fと、上記ローラーリンク4の板厚d
を見込んで決定してある。
又、上記ローラーリンク4,4は平面略コ字形
状に形成して先端部4a,4aに被切削部材wの
送り用補助ローラー6を夫々回転自在に軸支させ
てあると共に、該ローラーリンク4,4の各基端
部4b,4bは、基端部近傍を上述のように枢着
することによつて、定盤1の下部内方へ夫々突出
させてある。そして上記各基端部4b,4bの上
面と対向する位置において、上記定盤1に上下に
貫通したネジ孔7,7に調整ネジ8,8を図示し
ない六角ナツト及びバネ座金等を介して螺進退自
在に、かつ、緩み防止可能に螺合させ、その先端
を上記基端部4b,4bの上面に突き合せること
によつて上記ローラーリンク4,4を第1図中実
線で示した使用状態に保持すると共に、該調整ネ
ジ8…を螺進退することにより、ローラーリンク
4,4を支点ピン5,5を支点として第1図にお
いて左回転、又は右回転させて補助ローラー6,
6の高さを上記定盤1の被切削部材wを載置する
上面1aに対して調整可能としてある。
又、上記ローラーリンク4,4における基端部
4b,4bの下部は何んら拘束されないようにし
て当該ローラーリンク4,4を第1図中二点破線
で示した如く、支点ピン5,5を支点として上方
へ略垂直状態に回動折畳み可能としてある。
又、自動鉋盤は、上記定盤1と、昇降部9と、
左右の案内部材10,10と、昇降送り手段11
とで構成されている。
上記定盤1の上面1aに開口して左右方向へ長
く設けた図示しない空胴部には夫々ローラー1
2,12′を前後配置として回転自在に、かつ、
上記上面1aと同一高さとして平行に軸支させて
ある。
又、上記昇降部9は、その本体をなすローラー
ケース13の略中央部に貫通した左右方向に長い
空胴部14に鉋胴15を、又その前後には送りロ
ーラー16,16′を夫々並行に回転自在に軸支
させてあり、上記ローラーケース13に固定した
モーター17により上記鉋胴15と送りローラー
16,16′は適宜減速伝達機構を介して駆動回
転されるよう設けてある。
又、上記左右の案内部材10,10は横断面略
コ字形状に形成されて、上記昇降部9におけるロ
ーラーケース13の左右両端部を昇降自在に係嵌
させてある。
又、上記昇降送り手段11は、左右一対の送り
ネジ軸18と、一本のハンドル軸19とで形成さ
れるのであつて、上記送りネジ軸18の上端と下
端を上記案内部材10,10と定盤1の左右両側
部に回転自在に支持し、一方、ハンドル軸19は
左右の案内部材10,10に回転自在に架設し、
該ハンドル軸19と送りネジ軸18,18を図示
しない歯車伝達機構にて連動連結させてあり、該
ハンドル軸19の一端にはハンドル20を固定し
てある。
上記一対の送りネジ軸18,18には上記ロー
ラーケース13が螺合させてあり、上記ハンドル
20によりハンドル軸19を正転、又は逆転する
ことによつて、一対の送りネジ軸18,18を逆
方向に同一回転角度だけ正転、又は逆転し、これ
によりローラーケース13、つまり、昇降部9を
被切削部材wの厚さに応じて任意に昇降動作可能
としてある。
又、上記一対の送りネジ軸18,18には圧縮
バネ21を介装して、上記昇降部9の自重に対抗
する方向へ当該昇降部9を押し上げ付勢させて上
記送りネジ軸18,18との螺合ガタを吸収する
ようにしてある。
尚、第1図ないし第3図イ,ロにおいて22は
定盤1の左右下部に夫々固定した台木を示し、第
1図において23はキヤリアーバンドを示し、第
2図において24,24は左右のガイドを示して
いる。
而して上記構成において、これを用いて被切削
部材wを切削する時は、前後のローラーリンク
4,4を第1図中実線で示した略水平状態に開き
補助ローラー6,6を定盤1の上面1aと同一高
さに保持させた状態で被切削部材wの前端部を定
盤1上の一方のローラー12上に載置する。
次いで昇降部9を、送り手段11によつて下降
させ、鉋胴15と送りローラー16を被切削部材
wの上面に突き合せたならばモーターを始動して
鉋胴15、送りローラー16,16を駆動回転す
ると、被切削部材wは送りローラー16によつて
一方向、第1図において左側から右側へ搬送され
ながら鉋胴15によつて切削される。
被切削部材wが搬送されると、その後端部は一
方の送りローラー16から離れるが、この時他方
の送りローラー16′によつて搬送されるので、
前端部から後端部まで完全に切削される。
又、長尺の被切削部材は、切削当初から切削途
中まで定盤1と、前方の補助ローラー6上に載置
され、切削途中から切削終了時までは定盤1と、
後方の補助ローラー6上に載置されるので、被切
削部材wが切削工程で上下方向に傾くことはなく
水平状態で搬送される。
又、不使用時は、ローラーリンク4,4を上方
へ支点ピン5,5を支点として回動することで第
1図中に二点破線で示したように略垂直状態に上
方へ折畳んでコンパクトに収納することができる
のであるが、上記ローラーリンク4,4は、これ
らが枢着される定盤1の溝2,2…内に板バネ3
を夫々介在させてあり、使用状態ではローラーリ
ンク4,4は第3図イに示した如く板バネ3の凹
部3aに沿つて略水平に保持されており、上記板
バネ3のバネ力を受けることなくフリーに保持さ
れているが、上述のように上方へ回動することに
よつてローラーリンク4,4の向きが変わると、
同リンク4,4は上記凹部3aから上下の突部3
b,3b上に、そのバネ力に抗して乗り上がるの
で第3図ロに示したように上記突部3b,3bの
バネ力を受けて溝2の他方の側壁2bに弾着さ
れ、これによつてローラーリンク4,4は上方へ
折畳んだ状態に固定され、運搬時や収納時におい
て自動鉋盤を傾けたり、これに急な衝撃、振動を
与えたりすると容易に使用状態に開くことはない
のである。
又、上記折畳み状態からローラーリンク4,4
をバネ力に抗して下方へ回動すると上記突部3
b,3bから凹部3aに滑り込むことによつて容
易に使用状態とすることができ、又バネ圧解除に
よりフリーとなり調整ネジ8,8を任意に調整す
ることにより、ローラーリンクの各基端部4b,
4bに作用し、補助ローラー高さが容易に調整可
能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る自動鉋盤の補
助ローラー固定装置は構成したものであるから、
定盤1の前部と後部に突設した補助ローラー6,
6を上方へ回動折畳んだ状態でローラーリンク
4,4は板バネ3,3のバネ力を受けて定盤1の
溝側壁に弾着されることによつて折畳み状態に固
定されることにより、運搬時や収納時においてそ
の時の振動や傾斜により補助ローラーが自然に使
用状態に開く(回動)することがなくなり、運搬
作業の多いこの種鉋盤における運搬作用の安全性
を高めることができると共に、収納も便利ならし
めることができ、又補助ローラー6,6の使用状
態では、ローラーリンク4,4は板バネ3,3の
凹部3aに位置してバネ力を受けることなくフリ
ーとすることができ、更に又、断面略コ字状に彎
曲した板バネ3をローラーリンク4,4の枢支部
に介在させただけで極めて構造簡単であるから安
価に製作できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動鉋盤の補助ローラー
固定装置の一実施例を一部切欠して示した全体の
側面図、第2図は同実施例における定盤及び補助
ローラー並びローラーリンクの取付け位置関係を
示した平面図、第3図イは第2図の−線矢視
横断面図、第3図ロは同図イと同一態様で示した
ローラーリンクの折畳み状態の横断面図、第4図
は同実施例における板バネの斜視図である。 1……定盤、2,2,2,2……溝、3……板
バネ、3a……凹部、3b,3b……突部、4,
4……ローラーリンク、5……支点ピン、6……
補助ローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々先端部に補助ローラー6を軸支したローラ
    ーリンク4,4の基端部近傍を定盤1の前後に
    夫々突出して上方へ回動折畳み自在に支点ピン5
    にて枢着してなる自動鉋盤において、上記定盤に
    おける前後の左右両側部に夫々溝2,2,2,2
    を形成し、該各溝内に上下端を夫々上記ローラー
    リンク4,4側に彎曲させてバネ性を持たせた断
    面略コ字状の板バネ3,3を設け、前記ローラー
    リンクを上方へ回動折畳み時に、前記板バネの彎
    曲突部3b,3bを前記ローラーリンクに係合さ
    せてなることを特徴とする自動鉋盤の補助ローラ
    ー固定装置。
JP1986003702U 1986-01-15 1986-01-15 Expired JPH0321924Y2 (ja)

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JP1986003702U JPH0321924Y2 (ja) 1986-01-15 1986-01-15

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JP1986003702U JPH0321924Y2 (ja) 1986-01-15 1986-01-15

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JPS62116801U JPS62116801U (ja) 1987-07-24
JPH0321924Y2 true JPH0321924Y2 (ja) 1991-05-14

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091402U (ja) * 1983-11-28 1985-06-22 リョービ株式会社 自動鉋盤

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JPS62116801U (ja) 1987-07-24

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