JPH032216B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH032216B2 JPH032216B2 JP58131817A JP13181783A JPH032216B2 JP H032216 B2 JPH032216 B2 JP H032216B2 JP 58131817 A JP58131817 A JP 58131817A JP 13181783 A JP13181783 A JP 13181783A JP H032216 B2 JPH032216 B2 JP H032216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- less
- strontium
- barium
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
本発明は交流磁界における磁気特性および耐摩
耗性がすぐれ、鍛造加工が容ィで磁気記録再生ヘ
ツドに好適な高透磁率合金およびその製造法なら
びに磁気記録再生ヘツドに関するものである。 テープレコーダーなどの磁気記録再生ヘツドは
交流磁界において作動するものであるから、これ
に用いられる磁性合金は高周波磁界における実効
透磁率が高いことが必要とされ、また磁気テープ
が接触して摺動するため耐摩耗性が良好であるこ
とが望まれている。現在、耐摩耗性にすぐれた磁
気ヘツド用磁性合金としてはセンダスト(Fe−
Si−Al系合金)およびフエライト(MnO−ZnO
−Fe2O3)があるが、これらは非常に硬く脆いた
め、鍛造、圧延加工が不可能で、ヘツドコアの製
造に研削、研磨の方法が用いられており、従つて
その成品は高価である。またセンダストは飽和磁
束密度は大きいが薄板にできないので高周波磁界
における実効透磁率が比較的小さい。またフエラ
イトは実効透磁率は大きいが、飽和磁束密度が
5000G以下で小さいのが欠点である。他方パーマ
ロイ(Ni−Fe系合金)は鍛造、圧延加工および
打抜きは容易で量産性にすぐれているが、軟く摩
耗しやすいのが大きな欠点である。 本発明者らはNi−Fe系合金の磁気特性および
耐摩耗性の改善について幾多研究を行つた結果、
Ni−Fe系合金にa族元素のストロンチウムお
よびバリウムの1種および2種の合金0.001〜5
%を添加することにより目的を達成したのであ
る。 本発明は重量比にてニツケル30〜90%、ストロ
ンチウムおよびバリウムの1種または2種の合計
0.001〜5%、残部鉄および少量の不純物とから
なるか、またはこれを主成分とし、副成分として
銅30%以下、タングステン、ニオブ、タンタル、
マンガンのそれぞれ15%以下、モリブデン、コバ
ルトのそれぞれ10%以下、クロム、バナジウム、
チタン、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウム、イン
ジウム、タリウムのそれぞれ5%以下、アルミニ
ウム、ジルコニウム、ハフニウム、希土類元素、
白金族元素のそれぞれ3%以下、ベリリウム、
錫、アンチモン、ホウ素、リンのそれぞれ2%以
下の1種または2種以上の合計0.01〜30%からな
り、飽和磁束密度5000G以上を有し、耐摩耗性お
よび実効透磁率がすぐれ、磁気記録再生ヘツド等
に使用し得る高透磁率磁性合金に係る。 さらに本発明は上記の高透磁率磁性合金をケー
スおよびコアに用いて製造した耐摩耗性にすぐれ
た磁気記録再生ヘツドに係る。 本発明の特徴とする所は下記の点にある。 第1発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなり、飽
和磁束密度5000G以上を有することを特徴とする
磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金。 第2発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、銅30%以下、タングステン、ニオブ、タン
タル、マンガンのそれぞれ15%以下、モリブデ
ン、コバルトのそれぞれ10%以下、クロム、バナ
ジウム、チタン、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウ
ム、インジウム、タリウムのそれぞれ5%以下、
アルミニウム、ジルコニウム、ハフニウム、希土
類元素、白金族元素のそれぞれ3%以下、ベリリ
ウム、錫、アンチモン、ホウ素、リンのそれぞれ
2%以下の1種または2種以上の合計0.01〜30
%、残部鉄および少量の不純物とからなる飽和磁
束密度5000G以上を有することを特徴とする磁気
記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金。 第3発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合金
を、600℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気
あるいは真空中において、少くとも1分間以上
100時間以下の組成に対応した適当時間加熱した
後、600℃以上から100℃/秒〜1℃/時の組成に
対応した適当な速度で常温まで冷却することを特
徴とする磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率
合金の製造法。 第4発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合金
を600℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気あ
るいは真空中において、少くとも1分間以上100
時間以下の組成に対応した適当時間加熱した後、
600℃以上から100℃/秒〜1℃/時の組成に対応
した適当な速度で常温まで冷却し、これをさらに
600℃以下で非酸化性雰囲気中あるいは真空中に
おいて1分間以上100時間以下の組成に対応した
適当時間加熱し、冷却することを特徴とする磁気
記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金の製造
法。 第5発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合金
を用いたことを特徴とする磁気記録再生ヘツドに
ある。 本発明の合金を造るには、まず主成分のニツケ
ル30〜90%、ストロンチウムおよびバリウムの1
種または2種の合計0.001〜5%および残部鉄の
適当量を非酸化雰囲気中あるいは真空中において
適当な溶解炉を用いて溶解した後、適当な脱酸
剤、脱硫剤を少量添加してできるだけ不純物を取
り除き、そのままか、更にこれに銅30%以下、タ
ングステン、ニオブ、タンタル、マンガンのそれ
ぞれ15%以下、モリブデン、コバルトのそれぞれ
10%以下、クロム、バナジウム、チタン、ケイ
素、ゲルマニウム、ガリウム、インジウム、タリ
ウムのそれぞれ5%以下、アルミニウム、ジルコ
ニウム、ハフニウム、希土類元素、白金族元素の
それぞれ3%以下、ベリリウム、錫、アンチモ
ン、ホウ素、リンのそれぞれ2%以下の1種また
は2種以上の合金0.01〜30%の定量を添加して充
分に撹拌し、組成的に均一な溶融合金を造る。次
にこれを適当な形および大きさの鋳型に注入して
健全な鋳塊を得、さらにこれを高温において鍛造
熱間圧延および冷間圧延などの成形加工を施して
目的の形状のもの、例えば厚さ0.1mmに薄板を造
る。 次にその薄板から目的の形状、寸法のものを打
抜き、これを適当な非酸化性雰囲気中あるいは真
空中で再結晶温度以上、すなわち約600℃以上、
特に800℃以上融点以下の温度に1分間以上加熱
し、次いで組成に対応した適当な速度、例えば
100℃/秒〜1℃/時で冷却する。合金の組成に
よつてはこれをさらに約600℃以下の温度(規則
格子−不規則格子変態点以下の温度)、特に200〜
600℃に1分間以上100時間以下加熱し、冷却する
ことにより飽和磁束密度5000G以上を有し、耐摩
耗性にすぐれた高透磁率磁性合金を得ることがで
きる。 上記の液体化温度から規則−不規則格子変態点
(約600℃)以上の温度までの冷却は、急冷しても
徐冷しても得られる磁性には大した変わりはない
が、この変態点以下の冷却速度は磁性に大きな影
響を及ぼす。すなわちこの変態点以上の温度より
100℃/秒〜1℃/時の組成に対応した適当な速
度で常温迄冷却することにより、地の規則度が適
当に調整され、すぐれた磁性が得られる。そして
上記の冷却速度の内100℃/秒に近い速度で急冷
すると、規則度が小さくなり、これ以上速く冷却
すると規則化が進まず、規則度はさらに小さくな
り磁性は劣化する。しかしその規則度の小さい合
金をその変態点以下の200℃〜600℃に再加熱し冷
却すると、規則化が進んで適度な規則度となり磁
性は向上する。他方、上記の変態点以上の温度か
ら、例えば1℃/時以下の速度で徐冷すると、規
則化は進みすぎ、磁性は低下する。 次に本発明の実施例について述べる。 実施例 1 合金番号13(組成Ni=78.5%、Sr=1.0%、Ba
=1.2%、残部Fe) 試料を造るには上記組成の合金材料の全重量
800gをアルミナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘
導炉によつて溶かした後、よく撹拌して均質な溶
融合金とした。次いでこれを直径25mm、高さ170
mmの孔をもつ鋳型に注入し、得られた鋳塊を約
1000℃で鍛造して厚さ約7mmの板とした。さらに
約600〜900℃の間で厚さ1mmまで熱間圧延し、次
いで常温で冷間圧延を施して0.1mmの薄板とし、
それから外径45mm、内径33mmの環状板および磁気
ヘツドのコアを打ち抜いた。次にこれらに第1表
に示す種々な熱処理を施し、環状板で磁気特性
を、またコアを用いて磁気ヘツドを製造し、表面
粗さ計で磁気テープ(CrO2)による200時間走行
後の摩耗量を測定して第1表のような結果を得
た。
耗性がすぐれ、鍛造加工が容ィで磁気記録再生ヘ
ツドに好適な高透磁率合金およびその製造法なら
びに磁気記録再生ヘツドに関するものである。 テープレコーダーなどの磁気記録再生ヘツドは
交流磁界において作動するものであるから、これ
に用いられる磁性合金は高周波磁界における実効
透磁率が高いことが必要とされ、また磁気テープ
が接触して摺動するため耐摩耗性が良好であるこ
とが望まれている。現在、耐摩耗性にすぐれた磁
気ヘツド用磁性合金としてはセンダスト(Fe−
Si−Al系合金)およびフエライト(MnO−ZnO
−Fe2O3)があるが、これらは非常に硬く脆いた
め、鍛造、圧延加工が不可能で、ヘツドコアの製
造に研削、研磨の方法が用いられており、従つて
その成品は高価である。またセンダストは飽和磁
束密度は大きいが薄板にできないので高周波磁界
における実効透磁率が比較的小さい。またフエラ
イトは実効透磁率は大きいが、飽和磁束密度が
5000G以下で小さいのが欠点である。他方パーマ
ロイ(Ni−Fe系合金)は鍛造、圧延加工および
打抜きは容易で量産性にすぐれているが、軟く摩
耗しやすいのが大きな欠点である。 本発明者らはNi−Fe系合金の磁気特性および
耐摩耗性の改善について幾多研究を行つた結果、
Ni−Fe系合金にa族元素のストロンチウムお
よびバリウムの1種および2種の合金0.001〜5
%を添加することにより目的を達成したのであ
る。 本発明は重量比にてニツケル30〜90%、ストロ
ンチウムおよびバリウムの1種または2種の合計
0.001〜5%、残部鉄および少量の不純物とから
なるか、またはこれを主成分とし、副成分として
銅30%以下、タングステン、ニオブ、タンタル、
マンガンのそれぞれ15%以下、モリブデン、コバ
ルトのそれぞれ10%以下、クロム、バナジウム、
チタン、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウム、イン
ジウム、タリウムのそれぞれ5%以下、アルミニ
ウム、ジルコニウム、ハフニウム、希土類元素、
白金族元素のそれぞれ3%以下、ベリリウム、
錫、アンチモン、ホウ素、リンのそれぞれ2%以
下の1種または2種以上の合計0.01〜30%からな
り、飽和磁束密度5000G以上を有し、耐摩耗性お
よび実効透磁率がすぐれ、磁気記録再生ヘツド等
に使用し得る高透磁率磁性合金に係る。 さらに本発明は上記の高透磁率磁性合金をケー
スおよびコアに用いて製造した耐摩耗性にすぐれ
た磁気記録再生ヘツドに係る。 本発明の特徴とする所は下記の点にある。 第1発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなり、飽
和磁束密度5000G以上を有することを特徴とする
磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金。 第2発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、銅30%以下、タングステン、ニオブ、タン
タル、マンガンのそれぞれ15%以下、モリブデ
ン、コバルトのそれぞれ10%以下、クロム、バナ
ジウム、チタン、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウ
ム、インジウム、タリウムのそれぞれ5%以下、
アルミニウム、ジルコニウム、ハフニウム、希土
類元素、白金族元素のそれぞれ3%以下、ベリリ
ウム、錫、アンチモン、ホウ素、リンのそれぞれ
2%以下の1種または2種以上の合計0.01〜30
%、残部鉄および少量の不純物とからなる飽和磁
束密度5000G以上を有することを特徴とする磁気
記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金。 第3発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合金
を、600℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気
あるいは真空中において、少くとも1分間以上
100時間以下の組成に対応した適当時間加熱した
後、600℃以上から100℃/秒〜1℃/時の組成に
対応した適当な速度で常温まで冷却することを特
徴とする磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率
合金の製造法。 第4発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合金
を600℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気あ
るいは真空中において、少くとも1分間以上100
時間以下の組成に対応した適当時間加熱した後、
600℃以上から100℃/秒〜1℃/時の組成に対応
した適当な速度で常温まで冷却し、これをさらに
600℃以下で非酸化性雰囲気中あるいは真空中に
おいて1分間以上100時間以下の組成に対応した
適当時間加熱し、冷却することを特徴とする磁気
記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金の製造
法。 第5発明 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウム
およびバリウムの1種または2種の合計0.001〜
5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合金
を用いたことを特徴とする磁気記録再生ヘツドに
ある。 本発明の合金を造るには、まず主成分のニツケ
ル30〜90%、ストロンチウムおよびバリウムの1
種または2種の合計0.001〜5%および残部鉄の
適当量を非酸化雰囲気中あるいは真空中において
適当な溶解炉を用いて溶解した後、適当な脱酸
剤、脱硫剤を少量添加してできるだけ不純物を取
り除き、そのままか、更にこれに銅30%以下、タ
ングステン、ニオブ、タンタル、マンガンのそれ
ぞれ15%以下、モリブデン、コバルトのそれぞれ
10%以下、クロム、バナジウム、チタン、ケイ
素、ゲルマニウム、ガリウム、インジウム、タリ
ウムのそれぞれ5%以下、アルミニウム、ジルコ
ニウム、ハフニウム、希土類元素、白金族元素の
それぞれ3%以下、ベリリウム、錫、アンチモ
ン、ホウ素、リンのそれぞれ2%以下の1種また
は2種以上の合金0.01〜30%の定量を添加して充
分に撹拌し、組成的に均一な溶融合金を造る。次
にこれを適当な形および大きさの鋳型に注入して
健全な鋳塊を得、さらにこれを高温において鍛造
熱間圧延および冷間圧延などの成形加工を施して
目的の形状のもの、例えば厚さ0.1mmに薄板を造
る。 次にその薄板から目的の形状、寸法のものを打
抜き、これを適当な非酸化性雰囲気中あるいは真
空中で再結晶温度以上、すなわち約600℃以上、
特に800℃以上融点以下の温度に1分間以上加熱
し、次いで組成に対応した適当な速度、例えば
100℃/秒〜1℃/時で冷却する。合金の組成に
よつてはこれをさらに約600℃以下の温度(規則
格子−不規則格子変態点以下の温度)、特に200〜
600℃に1分間以上100時間以下加熱し、冷却する
ことにより飽和磁束密度5000G以上を有し、耐摩
耗性にすぐれた高透磁率磁性合金を得ることがで
きる。 上記の液体化温度から規則−不規則格子変態点
(約600℃)以上の温度までの冷却は、急冷しても
徐冷しても得られる磁性には大した変わりはない
が、この変態点以下の冷却速度は磁性に大きな影
響を及ぼす。すなわちこの変態点以上の温度より
100℃/秒〜1℃/時の組成に対応した適当な速
度で常温迄冷却することにより、地の規則度が適
当に調整され、すぐれた磁性が得られる。そして
上記の冷却速度の内100℃/秒に近い速度で急冷
すると、規則度が小さくなり、これ以上速く冷却
すると規則化が進まず、規則度はさらに小さくな
り磁性は劣化する。しかしその規則度の小さい合
金をその変態点以下の200℃〜600℃に再加熱し冷
却すると、規則化が進んで適度な規則度となり磁
性は向上する。他方、上記の変態点以上の温度か
ら、例えば1℃/時以下の速度で徐冷すると、規
則化は進みすぎ、磁性は低下する。 次に本発明の実施例について述べる。 実施例 1 合金番号13(組成Ni=78.5%、Sr=1.0%、Ba
=1.2%、残部Fe) 試料を造るには上記組成の合金材料の全重量
800gをアルミナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘
導炉によつて溶かした後、よく撹拌して均質な溶
融合金とした。次いでこれを直径25mm、高さ170
mmの孔をもつ鋳型に注入し、得られた鋳塊を約
1000℃で鍛造して厚さ約7mmの板とした。さらに
約600〜900℃の間で厚さ1mmまで熱間圧延し、次
いで常温で冷間圧延を施して0.1mmの薄板とし、
それから外径45mm、内径33mmの環状板および磁気
ヘツドのコアを打ち抜いた。次にこれらに第1表
に示す種々な熱処理を施し、環状板で磁気特性
を、またコアを用いて磁気ヘツドを製造し、表面
粗さ計で磁気テープ(CrO2)による200時間走行
後の摩耗量を測定して第1表のような結果を得
た。
【表】
実施例 2
合金番号42(組成Ni=79.0%、Nb=7.0%、Sr
=1.5%、Ba=1.0%、残部Fe) 試料を造るには上記組成の合金材料の全重量
800gをアルミナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘
導電気炉によつて溶かした後よく撹拌して溶融合
金とした。製造工程は実施例1と同じである。試
料に種々の熱処理を施して第2表に示すような特
性が得られた。
=1.5%、Ba=1.0%、残部Fe) 試料を造るには上記組成の合金材料の全重量
800gをアルミナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘
導電気炉によつて溶かした後よく撹拌して溶融合
金とした。製造工程は実施例1と同じである。試
料に種々の熱処理を施して第2表に示すような特
性が得られた。
【表】
【表】
次に第3表には1150℃の真空中で2時間加熱し
た後、600℃から種々な速度で常温まで冷却する
か、あるいはこれをさらに600℃以下の温度で再
加熱して、常温で測定された代表的な合金の諸特
性が示してある。
た後、600℃から種々な速度で常温まで冷却する
か、あるいはこれをさらに600℃以下の温度で再
加熱して、常温で測定された代表的な合金の諸特
性が示してある。
【表】
次に本発明合金のSrおよびBa添加効果につい
て図面によつて詳細に述べる。第1図には78.5%
Ni−Fe−Ba合金についてBa添加量と実効透磁
率、飽和磁束密度および摩耗量との関係を示し、
第2図には79%Ni−Fe−7%Nb−Ba合金につ
いてBa添加量と実効透磁率、飽和磁束密度およ
び摩耗量との関係を示した。 第3図には78.5%Ni−Fe−Sr合金についてSr
添加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量
との関係を示し、第4図には79%Ni−Fe−7%
Nb−Sr合金についてSr添加量と実効透磁率、飽
和磁束密度および摩耗量との関係を示した。第5
図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金にCu,
W,Nb,TaあるいはMnを添加した場合の各元
素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩
耗量との関係を示す特性図である。 第6図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合
金Mo,Co,Cr,VあるいはTiを添加した場合
の各元素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度お
よび摩耗量との関係を示す特性図である。 第7図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合
金にSi,Ge,Ga,In,又はTlを添加した場合の
各元素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度およ
び摩耗量との関係を示す特性図である。 第8図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合
金にAl,Zr,Hf,Ce,Pt又はBe,Sn,Sb,B
あるいはPをそれぞれ添加した場合の各元素の添
加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量と
の関係を示す特性図である。 一般にストロンチウム又はバリウムの添加量の
増加とともに実効透磁率は著しく増大し、摩耗量
は減少する。しかしストロンチウムおよびバリウ
ムが5%以上では加工が困難になり好ましくな
い。 本発明のこのような磁気特性の向上は溶解時に
おけるストロンチウムおよびバリウムの脱酸効果
によつて不純物が除去され、合金組織を清浄にす
るとともに、ストロンチウムおよびバリウムの結
晶型がニツケルおよび鉄と同様に対称性のよい立
方晶を形成するので、結晶磁気異方性エネルギー
が小さくなり、磁化し易い状態に成るものと考え
られる。さらにNi−Sr系、Fe−Sr系、Ni−Ba
系およびFe−Ba系金属間化合物が微細に析出し
て磁区を分割し磁壁を増加させるので、交流磁界
における磁壁の移動速度を相対的に減少させ、そ
のため渦電流損失が小さくなり、大きな実効透磁
率が得られるものと考えられる。また本発明合金
の耐摩耗性の向上は、大きな原子間距離を有する
ストロンチウム又はバリウムを添加すると、Ni
−Fe合金の地が固溶体硬化するとともに、強固
な金属間化合物が地に微細に析出することによる
ものと考えられる。 更に副成分として添加するCu,W,Nb,Ta,
Mn,Mo,Co,Cr,V,Ti,Ge,Ga,In,Tl,
Al,Si,Zr,Hf,希土類元素、白金族元素、
Be,Sn,Sb,BおよびP等は本発明合金の実効
透磁率を高める効果があり、またCoは飽和磁束
密度を高めるのに有効である。更にCu,W,
Nb,Ta,V,Ti,Ge,Ga,In,Tl,Al,Si,
Zr,Hf,希土類元素、白金族元素、Be,Sn,
Sb,BおよびP等は本発明合金の耐摩耗性を改
善する効果が大きく、更にNb,Ta,Mn,Ti,
Si,希土類元素は鍛造加工性を改善する効果が大
きい。 要するに本発明合金は飽和磁束密度が5000G以
上で実効透磁率が高く、耐摩耗性がすぐれ、且つ
加工性が良好なので磁気記録再生ヘツド用磁性合
金として好適であるばかりでなく、VTRおよび
電子計算機の磁気記録再生ヘツドならびに普通の
電気機器などに用いる磁性材料としても非常に好
適である。 次に本発明において合金の組成をニツケル30〜
90%、ストロンチウム又はバリウムの1種または
2種の合計0.001〜5%および残部鉄と限定し、
またこれに添加する元素を銅30%以下、タングス
テン、ニオブ、タンタル、マンガンのそれぞれ15
%以下、モリブデン、コバルトのそれぞれ10%以
下、クロム、バナジウム、チタン、ケイ素、ゲル
マニウム、ガリウム、インジウム、タリウムのそ
れぞれ5%以下、アルミニウム、ジルコニウム、
ハフニウム、希土類元素、白金族元素のそれぞれ
3%以下、ベリリウム、錫、アンチモン、ホウ
素、リンのそれぞれ2%以下の1種または2種以
上の合金0.01〜30%と限定した理由は、実施例、
第3表および図面第1図ないし第8図より明らか
なように、その組成範囲の飽和磁束密度は5000G
以上で、実効透磁率および耐摩耗性にすぐれ、且
つ加工性も良好であるが、組成がこの範囲をはず
れると飽和磁束密度が5000G以下となり、実効透
磁率が低下し、摩耗が大きくなり、且つ加工が困
難となり、磁気記録再生ヘツドの材料として不適
当となるからである。すなわち、ストロンチウム
およびバリウムが0.001%未満では添加効率が小
さく、5%を越えると鍛造加工が困難となるから
である。そしてこれに副成分として銅30%以下、
タングステン15%、ニオブ15%、タンタル15%、
マンガン15%、モリブデン10%、クロム5%、バ
ナジウム5%、チタン5%、ゲルマニウム5%、
ガリウム5%、インジウム5%、タリウム5%、
アルミニウム3%、ケイ素5%、ハフニウム3
%、希土類元素3%、白金族元素3%のそれぞれ
を越え添加すると飽和磁束密度が5000G以下とな
るからであり、ベリリウム2%、錫2%、アンチ
モン2%、ホウ素2%、リン2%のそれぞれを越
えて添加すると鍛造あるいは加工が困難となるか
らであり、Coを10%を越え添加すると実効透磁
率が小さくなるからである。 なお、第3表より明らかなように、Ni−Fe系
合金に副成分の何れかを入れると実効透磁率は更
に大きくなり、また、硬度も高くなり、耐摩耗性
が改善されるのでこれらの副成分の添加は同一効
果であり、同効成分と見倣し得る。また、希土類
元素はスカンジウム、イツトリウムおよびランタ
ン系元素からなるものであるが、その副成分添加
効果は全く同一であり、白金族元素は白金、イリ
ジウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オ
スミウムからなるが、その効果も全く同一であ
る。
て図面によつて詳細に述べる。第1図には78.5%
Ni−Fe−Ba合金についてBa添加量と実効透磁
率、飽和磁束密度および摩耗量との関係を示し、
第2図には79%Ni−Fe−7%Nb−Ba合金につ
いてBa添加量と実効透磁率、飽和磁束密度およ
び摩耗量との関係を示した。 第3図には78.5%Ni−Fe−Sr合金についてSr
添加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量
との関係を示し、第4図には79%Ni−Fe−7%
Nb−Sr合金についてSr添加量と実効透磁率、飽
和磁束密度および摩耗量との関係を示した。第5
図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金にCu,
W,Nb,TaあるいはMnを添加した場合の各元
素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩
耗量との関係を示す特性図である。 第6図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合
金Mo,Co,Cr,VあるいはTiを添加した場合
の各元素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度お
よび摩耗量との関係を示す特性図である。 第7図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合
金にSi,Ge,Ga,In,又はTlを添加した場合の
各元素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度およ
び摩耗量との関係を示す特性図である。 第8図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合
金にAl,Zr,Hf,Ce,Pt又はBe,Sn,Sb,B
あるいはPをそれぞれ添加した場合の各元素の添
加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量と
の関係を示す特性図である。 一般にストロンチウム又はバリウムの添加量の
増加とともに実効透磁率は著しく増大し、摩耗量
は減少する。しかしストロンチウムおよびバリウ
ムが5%以上では加工が困難になり好ましくな
い。 本発明のこのような磁気特性の向上は溶解時に
おけるストロンチウムおよびバリウムの脱酸効果
によつて不純物が除去され、合金組織を清浄にす
るとともに、ストロンチウムおよびバリウムの結
晶型がニツケルおよび鉄と同様に対称性のよい立
方晶を形成するので、結晶磁気異方性エネルギー
が小さくなり、磁化し易い状態に成るものと考え
られる。さらにNi−Sr系、Fe−Sr系、Ni−Ba
系およびFe−Ba系金属間化合物が微細に析出し
て磁区を分割し磁壁を増加させるので、交流磁界
における磁壁の移動速度を相対的に減少させ、そ
のため渦電流損失が小さくなり、大きな実効透磁
率が得られるものと考えられる。また本発明合金
の耐摩耗性の向上は、大きな原子間距離を有する
ストロンチウム又はバリウムを添加すると、Ni
−Fe合金の地が固溶体硬化するとともに、強固
な金属間化合物が地に微細に析出することによる
ものと考えられる。 更に副成分として添加するCu,W,Nb,Ta,
Mn,Mo,Co,Cr,V,Ti,Ge,Ga,In,Tl,
Al,Si,Zr,Hf,希土類元素、白金族元素、
Be,Sn,Sb,BおよびP等は本発明合金の実効
透磁率を高める効果があり、またCoは飽和磁束
密度を高めるのに有効である。更にCu,W,
Nb,Ta,V,Ti,Ge,Ga,In,Tl,Al,Si,
Zr,Hf,希土類元素、白金族元素、Be,Sn,
Sb,BおよびP等は本発明合金の耐摩耗性を改
善する効果が大きく、更にNb,Ta,Mn,Ti,
Si,希土類元素は鍛造加工性を改善する効果が大
きい。 要するに本発明合金は飽和磁束密度が5000G以
上で実効透磁率が高く、耐摩耗性がすぐれ、且つ
加工性が良好なので磁気記録再生ヘツド用磁性合
金として好適であるばかりでなく、VTRおよび
電子計算機の磁気記録再生ヘツドならびに普通の
電気機器などに用いる磁性材料としても非常に好
適である。 次に本発明において合金の組成をニツケル30〜
90%、ストロンチウム又はバリウムの1種または
2種の合計0.001〜5%および残部鉄と限定し、
またこれに添加する元素を銅30%以下、タングス
テン、ニオブ、タンタル、マンガンのそれぞれ15
%以下、モリブデン、コバルトのそれぞれ10%以
下、クロム、バナジウム、チタン、ケイ素、ゲル
マニウム、ガリウム、インジウム、タリウムのそ
れぞれ5%以下、アルミニウム、ジルコニウム、
ハフニウム、希土類元素、白金族元素のそれぞれ
3%以下、ベリリウム、錫、アンチモン、ホウ
素、リンのそれぞれ2%以下の1種または2種以
上の合金0.01〜30%と限定した理由は、実施例、
第3表および図面第1図ないし第8図より明らか
なように、その組成範囲の飽和磁束密度は5000G
以上で、実効透磁率および耐摩耗性にすぐれ、且
つ加工性も良好であるが、組成がこの範囲をはず
れると飽和磁束密度が5000G以下となり、実効透
磁率が低下し、摩耗が大きくなり、且つ加工が困
難となり、磁気記録再生ヘツドの材料として不適
当となるからである。すなわち、ストロンチウム
およびバリウムが0.001%未満では添加効率が小
さく、5%を越えると鍛造加工が困難となるから
である。そしてこれに副成分として銅30%以下、
タングステン15%、ニオブ15%、タンタル15%、
マンガン15%、モリブデン10%、クロム5%、バ
ナジウム5%、チタン5%、ゲルマニウム5%、
ガリウム5%、インジウム5%、タリウム5%、
アルミニウム3%、ケイ素5%、ハフニウム3
%、希土類元素3%、白金族元素3%のそれぞれ
を越え添加すると飽和磁束密度が5000G以下とな
るからであり、ベリリウム2%、錫2%、アンチ
モン2%、ホウ素2%、リン2%のそれぞれを越
えて添加すると鍛造あるいは加工が困難となるか
らであり、Coを10%を越え添加すると実効透磁
率が小さくなるからである。 なお、第3表より明らかなように、Ni−Fe系
合金に副成分の何れかを入れると実効透磁率は更
に大きくなり、また、硬度も高くなり、耐摩耗性
が改善されるのでこれらの副成分の添加は同一効
果であり、同効成分と見倣し得る。また、希土類
元素はスカンジウム、イツトリウムおよびランタ
ン系元素からなるものであるが、その副成分添加
効果は全く同一であり、白金族元素は白金、イリ
ジウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オ
スミウムからなるが、その効果も全く同一であ
る。
第1図は78.5%Ni−Fe−Ba合金のバリウム量
と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量との関
係を示す特性図、第2図は79%Ni−Fe−7%Nb
−Ba合金のバリウム量と実効透磁率、飽和磁束
密度および摩耗量との関係を示す特性図、第3図
は78.5%Ni−Fe−Sr合金のストロンチウム量と
実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量との関係
を示す特性図、第4図は79%Ni−Fe−7%Nb−
Sr合金のストロンチウム量と実効透磁率、飽和
磁束密度および摩耗量との関係を示す特性図、第
5図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金に
Cu,W,Nb,TaあるいはMnを添加した場合の
各元素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度およ
び摩耗量との関係を示す特性図、第6図は78.5%
Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金にMo,Co,Cr,
VあるいはTiを添加した場合の各元素の添加量
と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量との関
係を示す特性図、第7図は78.5%Ni−Fe−1.0%
Sr−1.2%Ba合金にSi,Ge,Ga,In,又はTlを
添加した場合の各元素の添加量と実効透磁率、飽
和磁束密度および摩耗量との関係を示す特性図、
第8図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金
にAl,Zr,Hf,Ce,Pt又はBe,Sn,Sb,Bあ
るいはPをそれぞれを添加した場合の各元素の添
加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量と
の関係を示す特性図である。
と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量との関
係を示す特性図、第2図は79%Ni−Fe−7%Nb
−Ba合金のバリウム量と実効透磁率、飽和磁束
密度および摩耗量との関係を示す特性図、第3図
は78.5%Ni−Fe−Sr合金のストロンチウム量と
実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量との関係
を示す特性図、第4図は79%Ni−Fe−7%Nb−
Sr合金のストロンチウム量と実効透磁率、飽和
磁束密度および摩耗量との関係を示す特性図、第
5図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金に
Cu,W,Nb,TaあるいはMnを添加した場合の
各元素の添加量と実効透磁率、飽和磁束密度およ
び摩耗量との関係を示す特性図、第6図は78.5%
Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金にMo,Co,Cr,
VあるいはTiを添加した場合の各元素の添加量
と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量との関
係を示す特性図、第7図は78.5%Ni−Fe−1.0%
Sr−1.2%Ba合金にSi,Ge,Ga,In,又はTlを
添加した場合の各元素の添加量と実効透磁率、飽
和磁束密度および摩耗量との関係を示す特性図、
第8図は78.5%Ni−Fe−1.0%Sr−1.2%Ba合金
にAl,Zr,Hf,Ce,Pt又はBe,Sn,Sb,Bあ
るいはPをそれぞれを添加した場合の各元素の添
加量と実効透磁率、飽和磁束密度および摩耗量と
の関係を示す特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウ
ムおよびバリウムの1種または2種の合計0.001
〜5%、残部鉄および少量の不純物とからなり、
飽和磁束密度5000G以上を有することを特徴とす
る磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金。 2 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウ
ムおよびバリウムの1種または2種の合計0.001
〜5%、銅30%以下、タングステン、ニオブ、タ
ンタル、マンガンのそれぞれ15%以下、モリブデ
ン、コバルトのそれぞれ10%以下、クロム、バナ
ジウム、チタン、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウ
ム、インジウム、タリウムのそれぞれ5%以下、
アルミニウム、ジルコニウム、ハフニウム、希土
類元素、白金族元素のそれぞれ3%以下、ベリリ
ウム、錫、アンチモン、ホウ素、リンのそれぞれ
2%以下の1種または2種以上の合計0.01〜30
%、残部鉄および少量の不純物とからなる飽和磁
束密度5000G以上を有することを特徴とする磁気
記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金。 3 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウ
ムおよびバリウムの1種または2種の合計0.001
〜5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合
金を、600℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲
気あるいは真空中において、少くとも1分間以上
100時間以下の組成に対応した適当時間加熱した
後、600℃以上から100℃/秒〜1℃/時の組成に
対応した適当な速度で常温まで冷却することを特
徴とする磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率
合金の製造法。 4 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウ
ムおよびバリウムの1種または2種の合計0.001
〜5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合
金を600℃以上融点以下の温度で非酸化性雰囲気
あるいは真空中において、少くとも1分間以上
100時間以下の組成に対応した適当時間加熱した
後、600℃以上から100℃/秒〜1℃/時の組成に
対応した適当な速度で常温まで冷却し、これをさ
らに600℃以下で非酸化性雰囲気中あるいは真空
中において1分間以上100時間以下で組成に対応
した適当時間加熱し、冷却することを特徴とする
磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金の製
造法。 5 重量比にてニツケル30〜90%、ストロンチウ
ムおよびバリウムの1種または2種の合計0.001
〜5%、残部鉄および少量の不純物とからなる合
金を用いたことを特徴とする磁気記録再生ヘツ
ド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58131817A JPS6024348A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
| US06/624,290 US4572750A (en) | 1983-07-21 | 1984-06-25 | Magnetic alloy for magnetic recording-reproducing head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58131817A JPS6024348A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1262698A Division JPH0645848B2 (ja) | 1989-10-07 | 1989-10-07 | 磁気記録再生ヘッド用耐摩耗性高透磁率合金の製造法ならびに磁気記録再生ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024348A JPS6024348A (ja) | 1985-02-07 |
| JPH032216B2 true JPH032216B2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=15066792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58131817A Granted JPS6024348A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 磁気記録再生ヘツド用耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024348A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60224728A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-09 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法 |
| JPS6191340A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法 |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP58131817A patent/JPS6024348A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024348A (ja) | 1985-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2777319B2 (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘッド | |
| US4710243A (en) | Wear-resistant alloy of high permeability and method of producing the same | |
| JPH06322472A (ja) | Fe基軟磁性合金の製造方法 | |
| JPS6133900B2 (ja) | ||
| KR100405929B1 (ko) | 내마모성고투과율합금,그의제조방법및자기기록재생헤드 | |
| JPS625972B2 (ja) | ||
| JPS59582B2 (ja) | 磁歪が小さく耐摩耗性の大きい磁気ヘツド用非晶質合金およびその製造方法 | |
| JPS6212296B2 (ja) | ||
| JPH032216B2 (ja) | ||
| KR900007666B1 (ko) | 자기헤드용 비정질 합금 | |
| JP3251899B2 (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金および磁気記録再生ヘッド | |
| JPH0368107B2 (ja) | ||
| JPH02153036A (ja) | 磁気記録再生ヘッド用耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘッド | |
| JPH02153052A (ja) | 磁気記録再生ヘッド用耐摩耗性高透磁率合金の製造法ならびに磁気記録再生ヘッド | |
| JPS58150119A (ja) | 磁気記録再生ヘツド用高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド | |
| JPS5947017B2 (ja) | 磁気録音および再生ヘツド用磁性合金ならびにその製造法 | |
| JPH0645847B2 (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金の製造法 | |
| JPH0310699B2 (ja) | ||
| JPS6218619B2 (ja) | ||
| JPH0310700B2 (ja) | ||
| JPH0525947B2 (ja) | ||
| JPH0645849B2 (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金の製造法 | |
| JPH0377644B2 (ja) | ||
| JPH0645846B2 (ja) | 耐摩耗性高透磁率合金の製造法 | |
| JPH02146704A (ja) | 耐摩耗性高透磁率磁気記録再生ヘッド |