JPH03224127A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH03224127A JPH03224127A JP28666490A JP28666490A JPH03224127A JP H03224127 A JPH03224127 A JP H03224127A JP 28666490 A JP28666490 A JP 28666490A JP 28666490 A JP28666490 A JP 28666490A JP H03224127 A JPH03224127 A JP H03224127A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
塗布型磁性層を設けてなる磁気記録媒体が知られている
(たとえば特開昭60−66319号公報)。
/ノイズの比であり高いほど画質が良好となる)を高く
するため磁性層表面はますます平滑化されている。しか
し、磁性層の表面が平滑になると走行時の摩擦係数が大
きくなりその耐久性が不良となり、使用時の繰返し走行
によるS/Nの低下が大きくなるという問題点があった
。また磁性層の表面を粗くして耐久性を向上させようと
するとS/Nが低くなるというジレンマを抱えていた。
走行によるS/Hの低下の小さい磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
層を設けてなる磁気記録媒体であって、該磁性層の表面
の凹凸が凹主体であることを特徴とする磁気記録媒体と
したものであり、より定量的な表現としては、該磁性層
の表面が3次元表面粗さ計で測定されるSRpの値がS
Rvより小さいことを特徴とする磁気記録媒体とするも
のである。
ステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリフェニレン
スルフィドなど特に限定されることはないが、特に、ポ
リエステル、中でも、エチレンテレフタレート、エチレ
ンα、β−ビス(2クロルフエノキシ)エタン−4,4
′−ジカルボキシレート、エチレン2.6−ナフタレー
ト単位から選ばれた少なくとも一種の構造単位を主要構
成成分とする場合にS/Nが高く、かつ繰り返し走行に
よるS/Nの低下が少な(なるので望ましい。
下記特徴を有している場合に、本発明の磁性層表面を得
るのにきわめて有効であり、また、S/Nを一層高く、
S/N低下を一層小さくできるので望ましい。すなわち
、 ■ 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであ
り、該フィルムが、熱可塑性樹脂Aと粒子を主成分とす
る厚さ0.005〜3μm1好ましくは0.01〜2μ
mの層であって、該層中に含有される粒子の平均粒径が
核層の厚さの0. 1〜10倍、好ましくは0.3〜5
倍、該粒子の含有量が0.1〜30重量%、好ましくは
0.2〜20重量%である層(フィルム層A)を少なく
とも磁性層を設ける側と反対の側に有している場合、■
基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであり
、該フィルムが、表面突起の平均高さがフィルム層Aに
含有される粒子の平均粒径の1/4以上、好ましくは1
/3.5以上、さらに好ましくは1/3以上であり、か
つ突起個数が1万個/mm2以上、好ましくは2万個/
m m 2以上である面を、少なくとも磁性層を設け
る側と反対の側に有している場合、 ■ 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであ
り、該フィルムが、フィルム層Aに含有される粒子の平
均粒径の1/3以下の高さの突起数が全突起数の70%
以下、好ましくは65%以下である面を少なくとも磁性
層を設ける側と反対の側に有している場合、 ■ 基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムであ
り、該フィルムが、その表面突起高さ分布の相対標準偏
差が0. 6以下、好ましくは0゜55以下、さらに好
ましくは0. 5以下である面を少なくとも磁性層を設
ける側と反対の側に有している場合、である。
されないが、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミ
ド、ポリフェニレンスルフィドなど結晶性の熱可塑性樹
脂、中でもポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、
特にポリエステルが好ましく用いられる。また、ポリエ
ステルの中でも、エチレンテレフタレート、エチレンα
、βビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′−
ジカルボキシレート、エチレン26−ナフタレート単位
から選ばれた少なくとも一種の構造単位を主要構成成分
とするものが本発明範囲の磁性層表面の形態を得るのに
望ましい。ここでいう結晶性とはいわゆる非晶質ではな
いことを示すものであり、定量的には示差走査熱量計(
D S C)による昇温速度10℃/分の熱分析によっ
て融点が検出され、好ましくは結晶化パラメータΔTc
gが150℃以下のものである。さらに、示差走査熱量
計で測定された融解熱(融解エンタルピー変化)が7.
5cal/g以上の結晶性を示す場合にS/Nがより一
層良好となるのできわめて望ましい。
径比(粒子の長径/短径)が1.0〜1゜3の球形状の
粒子の場合に本発明の磁性層表面形態が得られやすく、
また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小さくでき
るので望ましい。
、好ましくは0. 5以下の場合に本発明の磁性層表面
形態が得られやすく、また、S/Nを一層高く、S/N
低下を一層小さくできるので望ましい。
コロイダルシリカに起因する実質的に球形のシリカ粒子
、架橋高分子による粒子(たとえば架橋ポリスチレン、
シリコーン、ポリイミド等)などがあるが、これらに限
定されるわけではなく、製膜方法の工夫により他の粒子
、例えば二酸化チタン、アルミナ、炭酸カルシウム、カ
オリナイトなど従来公知の粒子でも使いこなし得るもの
である。
が5〜2000nm、特に10〜150Qnm、さらに
10〜11000nの場合に本発明の磁性層表面形態が
得られやす(、また、S/Nを一層高く、S/N低下を
一層小さくできるので望ましい。
支障のない範囲で、好ましくは1重量%以下の範囲で、
フィルム層Aの粒子より大きい粒子、同じ大きさの粒子
、小さい粒子、あるいはそれらの混合物を含有していて
も良い。
る組成物を主要成分とするが、本発明の目的を阻害しな
い範囲内で、他種ポリマをブレンドしてもよいし、また
酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤などの有機
添加剤が通常添加される程度添加されていてもよい。
層A面、あるいは表面形態が本発明で規定する特定の特
性を有する面)の全反射ラマン結晶化指数は、2Qcm
−1以下の場合に本発明の磁性層表面形態が得られやす
く、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小さく
できるので望ましい。
ンマススペクトルによって測定される表層粒子濃度比は
特に限定されないが、表層粒子濃度比が1/10以下、
特に1150以下である場合にS/Nが高く、S/N低
下を小さくすることができるので特に望ましい。この表
層粒子濃度比は従来の塗布法あるいは塗布・延伸法によ
っては得られないものであり、表層粒子濃度比をこの範
囲にしておくことにより本発明の磁性層表面形態が得ら
れやすく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層
小さくできるので望ましく、また、フィルム表面の耐削
れ性が向上し、製膜工程、磁性層塗布やカレンダー等の
加工工程での粒子脱落によるトラブルが大きく改善され
るものである。
し、少なくともその特徴面が磁性層と反対側になるよう
に塗布型磁性層を設けてなる磁気記録媒体である。すな
わち片面のみが特徴面である基材フィルムの場合には、
その特徴面の反対面に磁性層を設け、両面ともが特徴面
の場合にはどちらの面に磁性層を設けてもよい。
化鉄、酸化クロム、Co被着酸化鉄などの酸化物、ある
いは、Fe、Co、F e CO%Fe−Co−Ni
、Co−Ni等の金属または合金、これらとAI、Cr
、Si等との合金等が用いられるが、特に実質的に酸化
物ではない金属単体(合金も含む)、すなわち磁性層が
メタル塗布型である場合に本発明の磁性層表面形態が得
られやすく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一
層小さくできるので望ましい。
できるが、一般には熱硬化性樹脂系バインダーおよび放
射線硬化系バインダーが好ましく、その他添加剤として
分散剤、潤滑剤、帯電防止剤を常法に従って用いてもよ
い。例えば塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール
共重合体、ポリウレタンプレポリマおよびポリイソシア
ネートよりなるバインダーなどを用いることができる。
範囲としておくことが本発明の磁性層表面形態が得られ
やすく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小
さくできるので望ましい。
主体であることが必要である。凸が主体であるとS/N
低下が大きく好ましくない。
り定量的に表現すると、3次元表面粗さ計で測定される
SRpの値がSRvより小さい場合にS/Nを一層高く
、S/N低下を一層小さくできるので望ましい。
粗さ計で測定されるSRvとSRpの差(SRv−SR
p)が10nm以上、好ましくは15nm以上、さらに
好ましくは20nm以上の場合にS/Nを一層高く、S
/N低下を一層小さくできるので望ましい。(SRv−
SRp)の上限は特に限定されないが、通常300nm
程度が製造上の限界である。
計で測定されるS Rv / S Raが10以下、さ
らに好ましくは8以下の場合にS/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
SPcは100以上、好ましくは150以上、さらに好
ましくは200以上である場合にS/Nを一層高く、S
/N低下を一層小さくできるので望ましい。
5nm、特に10〜30nmの範囲である場合にS/N
を一層高く、S/N低下を一層小さくできるので望まし
い。またSRzは30〜450 n m z特に50〜
300nmの範囲である場合にS/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
には、その反対側の基材フィルムの表面にいわゆるバッ
クコート処理されていてもよい。
1好ましくは0.1〜0.8μm1表面平均粗さRaは
5〜200nm、好ましくは5〜1100n、さらに好
ましくは5〜50nmの範囲の場合に本発明の磁性層表
面形態が得られやす(、また、S/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
。
性樹脂フィルムの製法を説明する。
をエチレングリコールのスラリーとし、重合時に添加す
るかまたはベント方式の2軸混練押出機を用いて熱可塑
性樹脂に添加する方法が、延伸破れなく、本発明に望ま
しい基材フィルムを得るのにきわめて有効である。
度マスターを作っておき、それを製膜時に粒子を実質的
に含有しない熱可塑性樹脂で希釈して粒子の含有量を調
節する方法が有効である。
に応じて乾燥したのち、公知の溶融積層用押出装置に供
給し、スリット状のダイからシート状に押出し、キャス
ティングロール上で冷却固化せしめて、A層の厚さがA
層に含有される粒子の平均粒径の0. 8〜80倍であ
る未延伸フィル”を作る。すなわち、2または3台の押
出し機、2または3層のマニホールドまたは合流ブロッ
クを用いて、熱可塑性樹脂AXBを積層し、口金から2
または3層のシートを押し出し、キャスティングロール
で冷却して未延伸フィルムを作る。この場合、熱可塑性
樹脂Aのポリマ流路に、スタティックミキサー、ギヤポ
ンプを設置する方法は延伸破れなく、本発明に望ましい
基材フィルムを得るのにきわめて有効である。
ブロックを用いるのが本発明に望ましい基材フィルムを
得るのにきわめて有効である。
について述べたが(A層面が特徴面)、A/B/Cの構
成の場合は3台の押出機を用いて同様に、3層のマニホ
ールドまたは合流ブロックを用いて、熱可塑性樹脂A、
BSCを積層し、口金から3層のシートを押し出し、キ
ャスティングロールで冷却して未延伸フィルムを作る。
っていてもよい(A、C層の面が特徴面)。
る。延伸方法としては、公知の縦次に横、または横吹に
縦の順で行なう逐次二軸延伸法または同時二軸延伸法を
用いることができる。延伸条件は熱可塑性樹脂の種類に
より一層には言えないが、延伸倍率としては縦倍率と横
倍率の積を8倍以上にすることが望ましい粒径と積層厚
さの関係を得て表面形態を最適化し、特徴面近傍のポリ
マ分子を二軸配向させ、かつフィルム全体の望ましい機
械特性を得るのに有効である。特徴面近傍のポリマ分子
が二軸配向していることが本フィルムが塗布法あるいは
塗布・延伸法によって作られるフィルムと大きく異なる
点であり、本発明の磁性層表面形態が得られやすく、ま
た、S/Nを一層高(、S/N低下を一層小さくできる
ので望ましく、また、フィルム表面の耐削れ性が向上し
、製膜工程、磁性層塗布やカレンダー等の加工工程での
粒子脱落によるトラブルが大きく改善されるものである
。
再延伸する方法が望ましい機械特性を得るのに有効であ
る。次にこの延伸フィルムを熱可塑性樹脂樹脂の融点〜
融点−100℃の温度範囲で0.5〜60秒行なうのが
好適である。
性層を塗布する方法は公知の方法で行なうことができる
が、グラビヤロールやギーサで塗布する方法が本発明の
磁性層表面形態が得られやすく、また、S/Nを一層高
く、S/N低下を一層小さくできるので望ましい。両面
が特徴面の基材フィルム(A/B/A)の場合は塗布面
はどちらでも良いが、片面のみ特徴面(A/B)の場合
は非特徴面に磁性層を塗布することが本発明の磁性層表
面形態が得られやす(、また、S/Nを一層高く、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
好ましい。
エステル系樹脂を弾性ロールに用い、20〜80℃の温
度範囲で行なうのが本発明の磁性層表面形態が得られや
すく、また、S/Nを一層高く、S/N低下を一層小さ
くできるので望ましい。またカレンダー時の圧力は10
0〜500kg / c mの範囲が本発明の磁性層表
面形態が得られやすく、また、S/Nを一層高(、S/
N低下を一層小さくできるので望ましい。
性層硬化のためにキュアする。この時の巻取張力を3k
g/m〜20kg/mとしておくことが本発明の磁性層
表面形態が得られやすく、また、S/Nを一層高く、S
/N低下を一層小さくできるので望ましい。キュアの温
度条件は40〜100℃の範囲が本発明の磁性層表面形
態が得られやすく、また、S/Nを一層高く、S/N低
下を一層小さくできるので望ましい。
て磁気記録媒体を得る。また磁性層と反対側にバックコ
ートをする場合の時期は特に限定されず、磁性層塗布の
前、カレンダーの前、カレンダー後キユア前、キュア後
のいずれでも良いが、キュア後が特に望ましい。
基材フィルムを工夫し、また、塗布面の反対側を少なく
とも特徴面としてその製法を工夫したものであるが、下
記の方法でも本発明範囲の磁性層表面を有する磁気記録
媒体を得ることは、勿論可能である。
範囲の面)と同様の表面形態を有するロール、例えば上
述のフィルムを表面に巻いたロールで、磁性層の表面を
エンボス加工する。
範囲の面)を片面に有するフィルムを強く巻いたフィル
ムロールとすることによって反対面にそのネガ(凹)を
形成したフィルムのネガ表面に磁性層を塗布して旧主体
の磁性層表面を有する磁気記録媒体を作る。
性値の測定方法並びに効果の評価方法は次の通りである
。
理法で除去し粒子を露出させる。処理条件は熱可塑性樹
脂は灰化されるが粒子はダメージを受けない条件を選択
する。これを走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、粒
子の画像をイメージアナライザーで処理する。観察箇所
を変えて粒子数5,000個以上で次の数値処理を行な
い、それによって求めた数平均径りを平均粒径とする。
)/(短径の平均値)の比である。すなわち、下式で求
められる。
大径)、短径(最短径)、Nは粒子数である。
均径0予 (=(Σ(Di −D) 2/N)”’ )を平均径り
で割った値(σ/D)で表わした。
、粒子を熱可塑性樹脂から遠心分離し、粒子の全体重量
に対する比率(重量%)をもって粒子含有量とする。
計(D S C)を用いて測定した。
0mgをDSC装置にセットし、300℃の温度で5分
間溶融した後、液体窒素中に急冷する。
を検知する。さらに昇温を続け、ガラス状態からの結晶
化発熱ピーク温度をもって冷結晶化温度Tccとした。
こでTccとTgの差(Tcc−Tg)を結晶化パラメ
ータΔTcgと定義する。
て、インストロンタイプの引っ張り試験機を用いて、2
5°C165%RHにて測定した。
振動である1730cm’の半価幅をもって表面の全反
射ラマン結晶化指数とした。測定条件は次の通りである
。但し測定深さは、表面から500〜1,0OOA程度
とした。
ティング レーザー偏光方向(S偏光)とフィルム長手方向が平行
となるようにフィルム表面を全反射プリズムに圧着させ
、レーザーのプリズムへの入射角(フィルム厚さ方向と
の角度)は60°とした。
ting System(Hamamatsu C1
230) (supply 1,600V)■測定
条件 5LIT 1,000 μmLASER
100mW GATE TIME I 0secSCAN
5PEED 12cm−’/minSAMPL
ING INTERVAL 02cmREPEAT T
IME 6 (8)表面の分子配向(屈折率) ナトリウムD線(589nm)を光源として、アツベ屈
折率計を用いて測定した。マウント液にはヨウ化メチレ
ンを用い、25℃、65%RHにて測定した。ポリマの
二軸配向性は長手方向、幅方向、厚さ方向の屈折率をN
1、N2、N3とした時、(Nl −N2 )の絶対値
が0.07以下、かつ、N3 / [(Nl +N2
)/2]が0.95以下であることをひとつの基準とで
きる。また、レーザー型屈折率計を用いて屈折率を測定
しても良い。さらに、この方法では測定が難しい場合は
全反射レーザーラマン法を用いることもできる。
社製Ramanor U −1000ラマンシステムに
より、全反射ラマンスペクトルを測定し、例えばポリエ
チレンテレフタレートの場合では、1615cm−1(
ベンゼン環の骨格振動)と1730cm−’(カルボニ
ル基の伸縮振動)のバンド強度比の偏光測定比(YY/
XX比など。ここでYY:レーザーの偏光方向をYにし
てYに対して平行なうマン光検出、XX:レーザーの偏
光方向をXにしてXに対して平行なうマン光検出)が分
子配向と対応することを利用できる。ポリマの二軸配向
性はラマン測定から得られたパラメータを長手方向、幅
方向の屈折率に換算して、その絶対値、差などから判定
できる。この場合の測定条件も(7)と同様である。
ィルム中の粒子に起因する元素のうち最も高濃度の元素
と熱可塑性樹脂の炭素元素の濃度比を粒子濃度とし、厚
さ方向の分析を行なう。SIMSによって測定される最
表層粒子濃度(深さ0の点)における粒子濃度Aとさら
に深さ方向の分析を続けて得られる最高濃度Bの比、A
/Bを表層粒子濃度比と定義した。測定装置、条件は下
記のとおりである。
rE−GUN : 0.5KV−3,0A(1
0)表面突起の高さ、高さ分布、個数2検出器方式の走
査型電子顕微鏡[ESM−3200、エリオニクス(株
)製]と断面測定装置[PMS−1、エリオニクス(株
)製コにおいてフィルム表面の平坦面の高さを0として
走査した時の突起の高さ測定値を画像処理装置[I B
AS2000、カールツアイス(株)製]に送り、画像
処理装置上にフィルム表面突起画像を再構築する。次に
、この表面突起画像で突起部分を2値化して得られた個
々の突起の面積から円相光径を求めこれをその突起の平
均径とする。また、この2値化された個々の突起部分の
中で最も高い値をその突起の高さとし、これを個々の突
起について求める。この測定を場所をかえて500回繰
返し、突起個数を求め、測定された全突起についてその
高さの平均値を平均高さとした。また個々の突起の高さ
データをもとに、高さ分布の標準偏差を求めた。相対標
準偏差はこの標準偏差を平均高さで割った値である。ま
た走査型電子顕微鏡の倍率は、1000〜8000倍の
間の値を選択する。なお、場合によっては、高精度光干
渉式3次元表面解析装置(WYKO社製TOPO−3D
、対物レンズ:20〜200倍、高解像度カメラ使用が
有効)を用いて得られる高さ情報を上記SEMの値に読
み替えて用いてもよい。
−30HK)を用いて3次元粗さを測定した。条件は下
記のとおりであり、20回の測定の平均値をもって値と
した。
0点平均粗さ、SRpは上記測定によって得られる中心
面からの最大高さ、SRvは中心面からの最大深さであ
りSRvがSRpより大きいことはその表面が門主体で
あることを示すものである。ピーク数SPcは中心面±
5nmの領域を下から横切って上に出ているピークを1
個と数えた場合のピークの数、すなわちHYST:±5
nmにおけるピーク数であり、個10.1mm2に換算
したものである。
さ計を用いて測定した。条件は下記のとおりであり、2
0回の測定の平均値をもって値とした。
から深さ3000nmの範囲のフィルム中の粒子の内も
っとも高濃度の粒子に起因する元素上熱可塑性樹脂の炭
素元素の濃度比(M” /C+)を粒子濃度とし、表面
から深さ3000 nmまで厚さ方向の分析を行なう。
ら遠ざかるにつれて粒子濃度は高くなる。本発明を構成
する望ましいフィルムの場合は、通常ではいったん極大
値となった粒子濃度がまた減少し始める。この濃度分布
曲線をもとに表層粒子濃度かの極大値の1/2となる深
さ(この深さは極大値となる深さよりも深い)を求め、
これを積層厚さとした。測定条件は(9)と同様である
。
含有する粒子が有機高分子粒子の場合はSIMSでは測
定が難しいので、表面からエツチングしながらXPS(
X線光電子分光法)、■R(赤外分光法)などで上記同
様のデプスプロファイルを測定し積層厚さを求めても良
いし、また、電子顕微鏡等による断面観察で粒子濃度の
変化状態やコントラストの差から界面を認識し積層厚さ
を求めることもできる。
テープとした。このテープに家庭用VTRを用いてシバ
ツク製のテレビ試験波形発生器(TG7/U706)に
より100%クロマ信号を記録し、その再生信号からシ
バツク製カラービデオノイズ測定器(925D/1)で
クロマS/Nを測定した。
バンド用8 m m V T Rテープ、5ONY製H
i8MP120)と比較して、S/Nが1dB以上高い
場合はS/N良好、1dB未満の場合はS/N不良と判
定した。
80%RHの条件で1000回再生、巻き戻しを繰り返
した後再度上記S/Nを測定しS/Nの低下が走行前に
比べて1dB未満の場合は耐久性良好、1dB以上の場
合は耐久性不良と判定した。
リカに起因する球形シリカ粒子、二酸化チタン粒子を含
有するエチレングリコールスラリーを調製し、テレフタ
ル酸ジメチルとエステル交換反応させ、重縮合し、該粒
子を0.3〜35重量%含有するポリエチレンテレフタ
レート(以下PETと略す)のペレットを作った(熱可
塑性樹脂A)。また、常法によって、コロイダルシリカ
に起因する球形シリカ粒子(平均径0.2μm)を0.
2重量%を含有するPETを製造し、熱可塑性樹脂Bと
した。
3Torr) した後、熱可塑性樹脂Bを押出機1に供
給し285℃で溶融し、さらに、熱可塑性樹脂Aを押出
機2に供給し、280℃で溶融し、これらのポリマを合
流ブロックで合流積層し、静電印加キャスト法を用いて
表面温度30℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷
却固化し、積層未延伸フィルムを作った。この時、それ
ぞれの押出機の吐出量を調節し総厚さ、熱可塑性樹脂A
層の厚さを調節した。
倍延伸した。この延伸は2組ずつのロールの周速差で、
3段階で行なった。この−軸延伸フィルムをステツクを
用いて延伸速度2.000%/分で100℃で幅方向に
460倍延伸し、さらに縦方向に1.6倍再延伸した後
、定長下で、190°Cにて5秒間熱処理し、総厚さ7
μmの二軸配向積層フィルムを得た。また公知の方法で
0. 2μm径の球形シリカを0. 2重量%および0
. 6μmの球形シリカを0.05重量%をフィルム全
体に含有する総厚さ7μmの二軸配向単層フィルムを得
た。さらに0.3μm径の球形シリカをフィルム全体に
6重量%含有する二軸配向単層フィルムを得た。
、A層と反対側の面に塗布した。磁性塗料は次のように
して調製した。
サイズ 長さ :0.3μm 針状比:10/1 抗磁力 2000 0e ・ポリウレタン樹脂 15部・塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体 5部・ニトロセルロース樹
脂 5部・酸化アルミ粉末
3部平均粒径 :0.3μm ・カーボンブラック 1部・レシチン
2部・メチルエチルケトン
100部・メチルイソブチルケトン
100部・トルエン 100部
・ステアリン酸 2部上記組成物
をボールミルで48時間混合分散した後、硬化剤6部を
添加して得られた混練物をフィルターでろ過して磁性塗
布液を準備し、上記フィルム上に塗布、磁場配向させ、
110℃で乾燥し、さらに小型テストカレンダー装置(
スチールロール/ナイロンロール、5段)で、温度、線
圧を変更してカレンダー処理した後張力を変更してロー
ル状に巻とり、10〜150℃の範囲で温度を変更して
、48時間キユアリングし塗布型磁気記録媒体を得た。
とおりであり、本発明の要件を満足する塗布型磁気記録
媒体は、S/Nが高く、かつ繰り返し走行させた後のS
/N低下小さく耐久性に優れているが、そうでない場合
は上記を満足する磁気記録媒体は得られないことがわか
る。
え、緻密な凸凹を多く形成した結果、ノイズの発生は小
さく押さえながらその耐摩耗性を向上できたので、S/
Nが高く、かつ繰り返し走行させた後のS/N低下小さ
く耐久性に優れる磁気記録媒体が得られたものであり、
また特殊な基材フィルムを用いることにより、上記磁性
層の表面が得やすく、また、S/Nを一層高く、S/N
低下を一層小さくできたものである。
スク、ビデオフロッピー、オーディオテープ、メモリー
テープ等全ての用途に有用であるが、高密度記録の8m
mビデオ、8mmハイバンドビデオ、5VHSビデオ、
デジタルビデオ用、HDTV (ハイディフィニション
TV、高品位テレビ)用等の高密度磁気記録媒体あるい
は繰り返し使用が多いソフト用ビデオテープ等に特に有
用である。
Claims (9)
- (1)基材フィルムの少なくとも片面に塗布型磁性層を
設けてなる磁気記録媒体であって、該磁性層の表面の凹
凸が凹主体であることを特徴とする磁気記録媒体。 - (2)基材フィルムの少なくとも片面に塗布型磁性層を
設けてなる磁気記録媒体であって、該磁性層の表面にお
ける3次元表面粗さ計で測定されるSRpの値がSRv
より小さいことを特徴とする磁気記録媒体。 - (3)該磁性層の表面の3次元表面粗さ計で測定される
SRvとSRpの差(SRv−SRp)が10nm以上
であることを特徴とする請求項(1)または(2)記載
の磁気記録媒体。 - (4)該磁性層の表面における3次元表面粗さ計で測定
されるSRvとSRaの比(SRv/SRa)が10以
下であることを特徴とする請求項(1)または(2)記
載の磁気記録媒体。 - (5)該磁性層の表面の3次元表面粗さ計で測定される
SPcが100以上であることを特徴とする請求項(1
)〜(4)のいずれかに記載の磁気記録媒体。 - (6)基材フィルムが、二軸配向熱可塑性樹脂フィルム
であり、該フィルムが、熱可塑性樹脂Aと粒子を主成分
とする厚さ0.005〜3μmの層であって、該層中に
含有される粒子の平均粒径が該層の厚さの0.1〜10
倍、該粒子の含有量が0.1〜30重量%である層(フ
ィルム層A)を、少なくとも磁性層を設ける側と反対の
側に有していることを特徴とする請求項(1)〜(5)
のいずれかに記載の磁気記録媒体。 - (7)基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムで
あり、該フィルムが、表面突起の平均高さがフィルム層
Aに含有される粒子の平均粒径の1/4以上であり、か
つ突起個数が1万個/mm^2以上である面を少なくと
も磁性層を設ける側と反対の側に有していることを特徴
とする請求項(1)〜(6)のいずれかに記載の磁気記
録媒体。 - (8)基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムで
あり、該フィルムが、フィルム層Aに含有される粒子の
平均粒径の1/3以下の高さの突起数が全突起数の70
%以下である面を少なくとも磁性層を設ける側と反対の
側に有していることを特徴とする請求項(1)〜(7)
のいずれかに記載の磁気記録媒体。 - (9)基材フィルムが二軸配向熱可塑性樹脂フィルムで
あり、該フィルムが、その表面突起高さ分布の相対標準
偏差が0.6以下である面を少なくとも磁性層を設ける
側と反対の側に有していることを特徴とする請求項(1
)〜(8)のいずれかに記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28666490A JP2653238B2 (ja) | 1989-12-25 | 1990-10-23 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33728289 | 1989-12-25 | ||
| JP1-337282 | 1989-12-25 | ||
| JP28666490A JP2653238B2 (ja) | 1989-12-25 | 1990-10-23 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03224127A true JPH03224127A (ja) | 1991-10-03 |
| JP2653238B2 JP2653238B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=26556404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28666490A Expired - Lifetime JP2653238B2 (ja) | 1989-12-25 | 1990-10-23 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2653238B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0710951A1 (en) | 1994-10-14 | 1996-05-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
| EP0717396A1 (en) | 1994-12-16 | 1996-06-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
| US6162528A (en) * | 1998-12-16 | 2000-12-19 | Verbatim Corporation | Magnetic recording medium and method for manufacturing the same |
| EP2001014A2 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-10 | FUJIFILM Corporation | Magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method |
| EP2234106A1 (en) | 2009-03-27 | 2010-09-29 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method |
| EP2237274A1 (en) | 2009-03-31 | 2010-10-06 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium |
| EP3617152A1 (en) | 2018-08-28 | 2020-03-04 | FUJIFILM Corporation | Powder of beta-iron oxyhydroxide-based compound, beta-iron oxyhydroxide-based compound sol, manufacturing method of powder of beta-iron oxide-based compound, and manufacturing method of magnetic recording medium |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP28666490A patent/JP2653238B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
| EP0710951A1 (en) | 1994-10-14 | 1996-05-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
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| EP2234106A1 (en) | 2009-03-27 | 2010-09-29 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, magnetic signal reproduction system and magnetic signal reproduction method |
| EP2237274A1 (en) | 2009-03-31 | 2010-10-06 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium |
| EP3617152A1 (en) | 2018-08-28 | 2020-03-04 | FUJIFILM Corporation | Powder of beta-iron oxyhydroxide-based compound, beta-iron oxyhydroxide-based compound sol, manufacturing method of powder of beta-iron oxide-based compound, and manufacturing method of magnetic recording medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2653238B2 (ja) | 1997-09-17 |
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