JPH0322719Y2 - - Google Patents

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JPH0322719Y2
JPH0322719Y2 JP5468787U JP5468787U JPH0322719Y2 JP H0322719 Y2 JPH0322719 Y2 JP H0322719Y2 JP 5468787 U JP5468787 U JP 5468787U JP 5468787 U JP5468787 U JP 5468787U JP H0322719 Y2 JPH0322719 Y2 JP H0322719Y2
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tile
tiles
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、主として瓦製造業界において、成
形された白地瓦(以下単に瓦という)をキルンカ
ーに載せて乾燥し、あるいは焼成炉へ装入して焼
成するに際し、第14図及び第15図のようにキ
ルンカーの棚レンガc上に多数整列して並立さ
せ、必要に応じて瓦の上部を櫛歯スペーサbで拘
束された瓦列a…の両端部を倒れないように支持
する固定具に係り、さらにいえば、適度な回転操
作により所謂偏心カムの如く瓦に強く当接させる
ことができ、又は前記の当接状態を解除すること
が自在な構成とした棚レンガ上の瓦などの固定具
に関する。
もつとも、この考案の固定具は、瓦の乾燥、焼
成にのみかぎらず、同様な取扱いを必要とする成
形されたレンガやタイルその他の物の運搬、乾
燥、焼成等の各作業にも広く応用、利用可能なも
のである。
従来の技術 瓦製造工程の大部分は自動化、ロボツト化され
ている。例えば成形機で成形された白地瓦a…は
乾燥後に自動計数して整列台の上に載せ、ここで
全長が約2400〜3000mmの範囲内に納まる程度の枚
数ずつ整列して並立させ、さらに瓦a…の上端部
略中央の位置に櫛歯スペーサbを挿して拘束した
ものをワンセツトとなし、これをロボツト装置に
よりキルンカーの棚レンガc上に積み込み(第1
4図及び第15図)、キルンカーと共に焼成炉
(トンネル窯)へ装入して焼成工程を実行する自
動化ラインが実用化されている。
棚レンガc上の瓦列a…は、櫛歯スペーサbに
より多数枚拘束した連結効果でかなり安定な自立
性が確保されている。その上に、棚レンガcの両
端部に支持棒dを挿して直立させ、該支持棒dで
瓦列a…の両端部を支えて倒れや崩落を防止する
ことが実施されている。何故なら、キルンカーに
積載された瓦列a…が前後に倒れたり崩落する
と、当然その瓦は変形して不良品となるほか、釉
薬瓦の場合は釉薬により瓦同士が接着してやはり
不良品となる。のみならず、崩落した瓦は、他の
正常に自立している瓦列までも崩して波及効果を
広げてゆき損害を大きくする不都合がある。した
がつて、キルンカー上に積み込んだ瓦列a…の固
定保持には厳重な注意が向けられているのが実情
である。
本考案が解決しようとする問題点 () 上述の櫛歯スペーサbは、並立する瓦a
…を一定の間隔に保ち、かつ相互に拘束して自
立性を高めるので、上述した瓦列a…の固定保
持にある程度の効果をあげている。
しかし、キルンカーの前進移動の実情は、焼成
工程の管理上の必要から玉突き移動の方法を採用
しており、何回となく玉突きをくり返しつつ前進
させられている。したがつて、玉突きの都度瓦列
a…は大きな衝撃ないし慣性力を受けるので、櫛
歯スペーサbによる拘束力だけでは不十分であ
り、どうしてもいくつかの瓦が倒れることがあ
る。あるいは振動により櫛歯スペーサbが脱落
し、一部の瓦が崩落する等々の事故がたびたび生
じている。
() 従来、上述したように支持棒dが使用さ
れているけれども、棚レンガc上に瓦列a…を
ロボツト装置で載せる作業の必要上、どうして
も支持棒dと瓦列両端の瓦との間に数cm程度の
間隔S(第14図)を確保せざるを得ないのが
実情である。その結果、第14図に2点鎖線で
図示したように、瓦列a…が倒れてはじめて支
持棒dが働きこれを支えるのが通例であるか
ら、瓦列a…の倒れや崩落の防止にはあまり実
効性がないので問題点とされている。
() 以上のような次第で、現在のところ、瓦
の焼成工程では瓦の何%分かは倒れや崩落事故
による損失を見込むほかないというのが実情で
あり、早急に解決すべき問題点となつている。
問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決するための手段と
して、この考案に係る棚レンガ上の瓦などの固定
具は、図面の第1図〜第13図に好適な実施例を
示したとおり、 棚レンガc上に整列して並列された瓦aを支え
る固定具であつて、棚レンガcに直立される支軸
1と、該支軸1に偏心形状に設けられた瓦固定部
2とより成る構成とした。
作 用 この固定具Aは、棚レンガcの両端部に、支軸
1を、積み込まれた瓦列a…の端の瓦との間にロ
ボツトによる積み込み作業に必要な間隔Sを確保
した位置(第2図)に挿して立てる。瓦固定部2
は予め(第3図の2点鎖線図示参照)に回してお
き、ロボツト装置により1個又は複数個の櫛歯ス
ペーサbで拘束された瓦列a…のワンセツトを棚
レンガc上へ積み込む。したがつて、ロボツト装
置は従来の支持棒dだけ(第14,15図)の場
合と全く同様に寸法的余裕をもつて楽に棚レンガ
c上へ積み込み作業ができるのである。
瓦a…の積み込み後に、瓦固定部2を約180゜位
回すと、第3図中に実線で図示したように偏心形
状の瓦固定部2は支軸1を中心として回動して云
わば偏心カムの如くに瓦aに当接し、さらには同
瓦aを押圧した状態に圧接し固定することができ
る。即ち、瓦固定部2と瓦aとは、両者間のまさ
つ力及び偏心した瓦固定部2が食い込む所謂くさ
び効果により、前記瓦aへの圧接固定の状態が確
実に保持され、上述したキルンカーの玉突き前進
時の衝撃や慣性力ぐらいで外れるようなことはな
く、瓦列a…が倒れたり崩落しないように支持固
定するのである。
実施例 次に、図面に示した実施例を説明する。
第1図は、この考案に係る固定具Aを示し、第
2図と第3図は同固定具Aの使用状態を示してい
る。
即ち、この固定具Aは、外径がφ15位、長さが
20cm位の耐熱鋼棒で作られた真直ぐな支軸1の上
端部に、外径がφ60位、厚さ3mm位のやはり耐熱
鋼で作られた円板状の瓦固定部2を大きく偏心さ
せて所定の偏心リフト量lをもつた偏心状配置で
略水平に取付け、溶接で一体化した構成とされて
いる。
この固定具Aは、第2図と第3図に示したよう
に、棚レンガcの両端部に予め設けられている穴
3へ支軸1を挿入し直立させた状態で使用され
る。支軸1を立てる穴3の位置は、瓦列a…の端
の瓦aとの間隔Sが、ロボツト装置による1セツ
トの瓦列a…の積み込み作業に支障ない寸法的余
裕があり、しかも瓦固定部2の最大偏心リフト量
lよりも若干小さい範囲とされている。
したがつて、瓦列a…の積み込み作業に際し
て、予め瓦固定部2を外向き(例えば第3図の2
点鎖線位置参照)としておくと、この固定具Aが
じやまになることもなく、ロボツト装置による瓦
列a…の積み込み作業を楽に容易にできるのであ
る。
そして、瓦列a…の積み込み後に、固定具Aの
瓦固定部2を約180゜回して内向き(第2図の実線
図示参照)にすると、瓦固定部2は、瓦列a…の
端の瓦aに当接するに至る。そこでさらに強く回
すと、所謂くさびが食い込むのと同様な作用で、
瓦固定部2が瓦aを圧接し、且つまさつ力でがつ
ちりと止まつて瓦列a…をその両側から固定支持
するに至る。したがつて、キルンカーの玉突き移
動等の際の衝撃や慣性力に対しては、この固定具
Aが瓦列a…をその両側からしつかり支えて固定
するので、瓦aが倒れるおそれは決してなく、勿
論崩落の心配もないのである。
なお、固定具Aの材質は、耐熱鋼に限るもので
はなく、例えばセラミツク(フアインセラミツ
ク)その他の材質で形成することもできる。
異なる実施態様 第4図に示した固定具は、上記第1実施例のも
のとほとんど同じ構成であるが、瓦固定部2の周
側面が円すい形状(又は逆円すい形状でも可)と
され、その最大外径の尖端部5(但し、瓦aの面
を傷つけない程度に適度な丸みのある尖端とす
る)が、瓦aに細い線状に当接する構成とした構
成を特徴とするものである。したがつて、瓦aと
の当接部に焼きムラや当接跡をほとんど生じない
のである。
第2グループの実施例 (その1)第5図に示した固定具は、円板状の
瓦固定部2の偏心位置に短管状のキヤツプ4を設
け、該キヤツプ4を支軸1の上端にはめる構成と
されている。
つまり、支軸1と瓦固定部2とを別体の構成と
したことを特徴とするものであるから、第一に、
キヤツプ4の内径を従来使用されている支持棒d
(第14図、第15図参照)にはめられる大きさ
とすることにより、同支持棒dをそのまま支軸1
として利用することが可能であり、すこぶる経済
的で好都合である。
第二に、支軸1と瓦固定部2の材質を同一とす
ることができることは勿論のこと、用途、機能、
その他の事情に応じて異ならせ、種々な材質の組
合せとすることができる。即ち、燻し瓦の燻し工
程に使用する場合には、瓦固定部2の材質がセラ
ミツクである方が、品質、歩留まりの良い生産が
できるので、そのように構成する。他方、釉薬瓦
の焼成工程に使用する場合には、瓦固定部2の材
質を釉薬と接着しない金属製(耐熱鋼など)とす
るのが良く、勿論そのようにすることが容易であ
る。
第三に、長期間の使用により、例えば支軸1が
曲つたような場合には、その支軸1だけを新しい
ものと交換すれば相変らず使用できるから、無駄
が少なく経済的なのである。
(その2)第6図の固定具は、瓦固定部2を多
角形状としたものであり、第7図は瓦固定部2の
外周面をギザギザ形状とした構成のものを示して
いる。
つまり、これらによれば、瓦固定部2を瓦aと
小さな線又は点状に当接させることができるの
で、特に釉薬瓦の釉薬塗布面を支持させざるを得
ないような場合に、接着面を小さく限定でき、不
良品の発生率を下げることに有効である。
(その3)第8図の固定具は、瓦固定部2を楕
円板により形成した構成を特徴とするものであ
る。
なお、上記(その2,3)の瓦固定部2の構成
は、上記第1実施例の構成における瓦固定部とし
ても採用実施することもできる。
また、上記(その1〜その3)に示した各瓦固
定部2の周側面形状は、第4図の例のように円す
い形状又は逆円すい形状のものとして実施するこ
とも可能である。
その他の実施例 (その1)第9図に示した固定具は、支軸1の
上端に、扇形板状の瓦固定部2を設けた構成とさ
れている。
(その2)第10図に示した固定具は、支軸1
を、棚レンガcの穴3へ挿し込めるだけの短いも
のとなし、瓦固定部2が軸線方向に均等断面の長
円形状に形成されている。また、第11図に示し
た固定具の場合は、瓦固定部2が、軸線方向の上
向きに長円形の長軸寸法を漸次大きくした形状と
されている。
(その3)第12図に示した固定具は、1本の
鋼棒の曲げ加工品、又はセラミツクの一体成形品
などとして、支軸1及び同支軸1の上端部から水
平方向に突き出てさらに先端部が支軸1と同心円
状に湾曲された形態の瓦固定部2とから成る構成
とされている。
また、第13図に示した固定具は、やはり1本
の棒材の加工品であつて、下方の短かい支軸1
と、上方の瓦固定部2の間が斜辺部6として形成
されている。
本考案が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この考案に係る棚レンガ上の瓦などの固定具
によれば、櫛歯スペーサbで拘束された瓦列a…
のワンセツトをロボツト装置により棚レンガc上
へ積み込む作業に一切支障を与えないばかりでな
く、そうしたロボツト化作業に必要十分な寸法的
余裕を積極的に確保して楽に自動化積み込み作業
ができるように実施することが可能である。
しかも、積み込んだ瓦列a…は、至極簡単な回
転操作により強固に押圧固定して支持できるの
で、キルンカーの玉突き時の衝撃や慣性力などで
瓦列a…が倒れたり崩落することは確実に防ぐこ
とができ、そうした事故に対する、歩留りの向上
と、生産性向上に寄与するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る固定具の第1実施例を
示した斜視図、第2図と第3図は同前の固定具の
使用状態を示した正面図と平面図、第4図〜第1
3図は他の異なる実施例を示した斜視図、第14
図と第15図は従来例を示した正面図と平面図で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚レンガ上に整列して並立された瓦を支える固
    定具であつて、棚レンガcに直立される支軸1
    と、該支軸1に偏心形状に設けられた瓦固定部2
    とより成ることを特徴とする、棚レンガ上の瓦な
    どの固定具。
JP5468787U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0322719Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5468787U JPH0322719Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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JP5468787U JPH0322719Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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JPS63162299U JPS63162299U (ja) 1988-10-24
JPH0322719Y2 true JPH0322719Y2 (ja) 1991-05-17

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