JPH03227953A - 2,6―ナフタレンジカルボン酸の製造方法 - Google Patents
2,6―ナフタレンジカルボン酸の製造方法Info
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- JPH03227953A JPH03227953A JP2020394A JP2039490A JPH03227953A JP H03227953 A JPH03227953 A JP H03227953A JP 2020394 A JP2020394 A JP 2020394A JP 2039490 A JP2039490 A JP 2039490A JP H03227953 A JPH03227953 A JP H03227953A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は2,6−ナフタレンジカルボン酸を製造する方
法に関するものである。
法に関するものである。
2.6−ナフタレンジカルボン酸は、高分子材料、染料
中間体等として有用な物質である。特に2,6−ナフタ
レンジカルボン酸を構成成分とするポリエステルはポリ
エチレンテレフタレートよりも耐熱性、破断強さ等に優
れており、フィルム、食品包装材料等の素材として注目
されている。
中間体等として有用な物質である。特に2,6−ナフタ
レンジカルボン酸を構成成分とするポリエステルはポリ
エチレンテレフタレートよりも耐熱性、破断強さ等に優
れており、フィルム、食品包装材料等の素材として注目
されている。
従来知られている2、6−ナフタレンジカルボン酸の製
造方法としては、■ナフタレンをメチル化し、その反応
生成物から2,6−シメチルナフタレンを分離して、さ
らに得られた2、6−シメチルナフタレンをコバルト、
マンガン及び臭素等を触媒に用いて液相酸化する方法、
■ナフタレンをイソプロピル化し、その反応生成物から
2,6−ジイツプロピルナフタレンを分離して、さらに
得られた2、6−ジイツプロピルナフタレンをコバルト
、マンガン及び臭素等を触媒に用いて液相酸化する方法
等がある。
造方法としては、■ナフタレンをメチル化し、その反応
生成物から2,6−シメチルナフタレンを分離して、さ
らに得られた2、6−シメチルナフタレンをコバルト、
マンガン及び臭素等を触媒に用いて液相酸化する方法、
■ナフタレンをイソプロピル化し、その反応生成物から
2,6−ジイツプロピルナフタレンを分離して、さらに
得られた2、6−ジイツプロピルナフタレンをコバルト
、マンガン及び臭素等を触媒に用いて液相酸化する方法
等がある。
しかしながら、■の方法では、2,6−ジメチルナフタ
レンの液相酸化は比較的容易に進行するものの、メチル
化反応生成物からの2,6−シメチルナフタレンの分離
が困難であり、逆に、■の方法では、2.6−ジイツプ
ロピルナフタレンの製造は比較的容易であるのに対し、
2,6−ジイツプロピルナフタレンの液相酸化工程で大
量の触媒が必要である、重量収率が悪い等の問題があっ
た。
レンの液相酸化は比較的容易に進行するものの、メチル
化反応生成物からの2,6−シメチルナフタレンの分離
が困難であり、逆に、■の方法では、2.6−ジイツプ
ロピルナフタレンの製造は比較的容易であるのに対し、
2,6−ジイツプロピルナフタレンの液相酸化工程で大
量の触媒が必要である、重量収率が悪い等の問題があっ
た。
一方、ナフタレンをエチル化し、その反応生成物から2
,6−ジエチルナフタレンを分離して、さらに得られた
2、6−ジエチルナフタレンをコバルト、マンガン及び
臭素等を触媒に用いて液相酸化する方法は■、■の方法
の持つ欠点を克服できる可能性があり、有利な方法であ
る。しかしながら、2゜6−ジエチルナフタレンをコバ
ルト、マンガン等の触媒により液相酸化し、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸を製造する工程における公知の反
応例(特開昭51−6953号公報)ではモル収率が7
7゜3%と低い結果であり、収率の改善が望まれていた
。
,6−ジエチルナフタレンを分離して、さらに得られた
2、6−ジエチルナフタレンをコバルト、マンガン及び
臭素等を触媒に用いて液相酸化する方法は■、■の方法
の持つ欠点を克服できる可能性があり、有利な方法であ
る。しかしながら、2゜6−ジエチルナフタレンをコバ
ルト、マンガン等の触媒により液相酸化し、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸を製造する工程における公知の反
応例(特開昭51−6953号公報)ではモル収率が7
7゜3%と低い結果であり、収率の改善が望まれていた
。
本発明はかかる状況に鑑み、その目的とする所は、ナフ
タレンのエチル化を経由するより安価な2.6−ナフタ
レンジカルボン酸製造法を確立するために、2,6−ジ
エチルナフタレンから2,6−ナフタレンジカルボン酸
を有利に製造する方法を提供することにある。
タレンのエチル化を経由するより安価な2.6−ナフタ
レンジカルボン酸製造法を確立するために、2,6−ジ
エチルナフタレンから2,6−ナフタレンジカルボン酸
を有利に製造する方法を提供することにある。
本発明者らは、上記方法を確立するために研究を行い、
コバルト、マンガン及び臭素等を触媒に用いた液相酸化
反応において、前記の反応例の如<、2,6−ジエチル
ナフタレンを予め反応系に装入しておくのではなく、反
応中、連続的に反応系に装入すれば、2,6−ジエチル
ナフタレン及び/又はその酸化中間体のピッチ化が抑制
され、2,6−ナフタレンジカルボン酸の収率が著しく
向上することを見出すと共に、酸化条件を最適化し、本
発明を完成した。
コバルト、マンガン及び臭素等を触媒に用いた液相酸化
反応において、前記の反応例の如<、2,6−ジエチル
ナフタレンを予め反応系に装入しておくのではなく、反
応中、連続的に反応系に装入すれば、2,6−ジエチル
ナフタレン及び/又はその酸化中間体のピッチ化が抑制
され、2,6−ナフタレンジカルボン酸の収率が著しく
向上することを見出すと共に、酸化条件を最適化し、本
発明を完成した。
すなわち、本発明は、2,6−ジエチルナフタレン及び
/又はその酸化中間体を、炭素数が3以下の脂肪族モノ
カルボン酸を少なくとも50重量%含有する溶媒中、遷
移金属及び臭素を触媒として分子状酸素含有ガスにより
酸化するに当たり、2,6ジエチルナフタレン、その酸
化中間体及び2,6−ナフタレンジカルボン酸に対して
少なくとも3倍重量の溶媒を使用し、溶媒当たり0.0
2重量%以上のコバルト及び/又はマンガンよりなる遷
移金属及び溶媒当たり0.02重量%以上の臭素からな
る触媒を存在させ、2,6−ジエチルナフタレンを連続
的に反応系に装入して、反応温度120〜250℃、酸
素分圧0.1〜20kg/cd・Gの反応条件で酸化す
る2、6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法である。
/又はその酸化中間体を、炭素数が3以下の脂肪族モノ
カルボン酸を少なくとも50重量%含有する溶媒中、遷
移金属及び臭素を触媒として分子状酸素含有ガスにより
酸化するに当たり、2,6ジエチルナフタレン、その酸
化中間体及び2,6−ナフタレンジカルボン酸に対して
少なくとも3倍重量の溶媒を使用し、溶媒当たり0.0
2重量%以上のコバルト及び/又はマンガンよりなる遷
移金属及び溶媒当たり0.02重量%以上の臭素からな
る触媒を存在させ、2,6−ジエチルナフタレンを連続
的に反応系に装入して、反応温度120〜250℃、酸
素分圧0.1〜20kg/cd・Gの反応条件で酸化す
る2、6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で酸化原料として用いる2、6−ジエチルナフタ
レンは、通常、ナフタレンをフリーデルクラフッ触媒を
用いてエチレン、エチルクロライド、ポリエチルベンゼ
ン等のエチル化剤によりエチル化又はトランスエチル化
し、得られたエチル化生成物を蒸留、冷却晶析、圧力晶
析、アダクツ分離、吸着等の分離手段を用いて単離する
ことにより得電 − ることかできる。このほかにも、エチル化されたテトラ
リンの脱水素、ベンゼン環を出発原料とする環化等によ
り合成された2、6−ジエチルナフタレンを酸化原料に
用いても良い。これら2,6−ジエチルナフタレンは高
純度のものが好ましいが、酸化反応終了後生成物を各種
方法で精製した際除去できる程度であれば、2,6−ジ
エチルナフタレンおよびその酸化中間体以外の他の成分
、例えば2,7−ジエチルナフタレン等を含んでいても
差支えない。
レンは、通常、ナフタレンをフリーデルクラフッ触媒を
用いてエチレン、エチルクロライド、ポリエチルベンゼ
ン等のエチル化剤によりエチル化又はトランスエチル化
し、得られたエチル化生成物を蒸留、冷却晶析、圧力晶
析、アダクツ分離、吸着等の分離手段を用いて単離する
ことにより得電 − ることかできる。このほかにも、エチル化されたテトラ
リンの脱水素、ベンゼン環を出発原料とする環化等によ
り合成された2、6−ジエチルナフタレンを酸化原料に
用いても良い。これら2,6−ジエチルナフタレンは高
純度のものが好ましいが、酸化反応終了後生成物を各種
方法で精製した際除去できる程度であれば、2,6−ジ
エチルナフタレンおよびその酸化中間体以外の他の成分
、例えば2,7−ジエチルナフタレン等を含んでいても
差支えない。
連続的に装入する酸化原料としては少なくとも2゜6−
ジエチルナフタレンを含む原料を用いるが、2゜6−ジ
エチルナフタレンのエチル基がホルミル基まで酸化され
たものやエチル基の一方のみがカルボキシル基まで酸化
されたもの等の酸化中間体をこれに混合してもよい。
ジエチルナフタレンを含む原料を用いるが、2゜6−ジ
エチルナフタレンのエチル基がホルミル基まで酸化され
たものやエチル基の一方のみがカルボキシル基まで酸化
されたもの等の酸化中間体をこれに混合してもよい。
本発明で溶媒として使用する炭素数が3以下の脂肪族モ
ノカルボン酸としては、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、ブ
ロモ酢酸等を挙げることが出来るが、酢酸、プロピオン
酸又はそれらの混合物が好ましい。そして、本発明で用
いる溶媒は、これら炭素数が3以下の脂肪族モノカルボ
ン酸を少なくとも50重量以上%、好ましくは70重量
%以上含む。また、溶媒中に多量の水分が存在する場合
は酸化反応を阻害するが、少量であればむしろ良い結果
をもたらす場合もある。その様な溶媒中の水分濃度とし
ては、0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%であ
る。
ノカルボン酸としては、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、ブ
ロモ酢酸等を挙げることが出来るが、酢酸、プロピオン
酸又はそれらの混合物が好ましい。そして、本発明で用
いる溶媒は、これら炭素数が3以下の脂肪族モノカルボ
ン酸を少なくとも50重量以上%、好ましくは70重量
%以上含む。また、溶媒中に多量の水分が存在する場合
は酸化反応を阻害するが、少量であればむしろ良い結果
をもたらす場合もある。その様な溶媒中の水分濃度とし
ては、0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%であ
る。
本発明で使用する触媒はコバルト及び/又はマンガンか
らなる遷移金属並びに臭素であるが、遷移金属としてニ
ッケル、セリウム等の他の遷移金属が加わってもよい。
らなる遷移金属並びに臭素であるが、遷移金属としてニ
ッケル、セリウム等の他の遷移金属が加わってもよい。
これらの遷移金属を反応系内に存在させるには、溶媒に
可溶な化合物として添加すれば良く、その様な化合物と
しては、遷移金属の酢酸塩、プロピオン酸塩、ナフテン
酸塩、水酸化物、炭酸塩、臭化物等を挙げることが出来
るが、好ましくは酢酸塩、プロピオン酸塩、臭化物であ
る。また、臭素も溶媒に可溶な物質であれば何でも良く
、その様な化合物としては、分子状臭素、臭化水素、金
属臭化物、臭化アルキル等を挙げることが出来るが、好
ましくは臭化コバルト、臭化マンガン、臭化ニッケル、
臭化セリウム等の遷移金属臭化物、臭化カリウム、臭化
ナトリウム等のアルカリ金属臭化物である。これらの触
媒の内、コバルト及び/又はマンガンからなる遷移金属
触媒の使用量はその合計濃度が溶媒に対して0.02重
量%以上、好ましくは0.05重量%以上である。臭素
の使用量は臭素濃度が溶媒に対して0.02重量%以上
、好ましくは0.05重量%以上である。ここで、濃度
は金属又は臭素に換算した濃度を意味し、反応系内で金
属又は臭素として存在することを意味するものではない
。
可溶な化合物として添加すれば良く、その様な化合物と
しては、遷移金属の酢酸塩、プロピオン酸塩、ナフテン
酸塩、水酸化物、炭酸塩、臭化物等を挙げることが出来
るが、好ましくは酢酸塩、プロピオン酸塩、臭化物であ
る。また、臭素も溶媒に可溶な物質であれば何でも良く
、その様な化合物としては、分子状臭素、臭化水素、金
属臭化物、臭化アルキル等を挙げることが出来るが、好
ましくは臭化コバルト、臭化マンガン、臭化ニッケル、
臭化セリウム等の遷移金属臭化物、臭化カリウム、臭化
ナトリウム等のアルカリ金属臭化物である。これらの触
媒の内、コバルト及び/又はマンガンからなる遷移金属
触媒の使用量はその合計濃度が溶媒に対して0.02重
量%以上、好ましくは0.05重量%以上である。臭素
の使用量は臭素濃度が溶媒に対して0.02重量%以上
、好ましくは0.05重量%以上である。ここで、濃度
は金属又は臭素に換算した濃度を意味し、反応系内で金
属又は臭素として存在することを意味するものではない
。
そして、これらの触媒が溶媒に溶けた触媒溶液を2,6
−ジエチルナフタレンに対し、3重量倍以上、好ましく
は5重量倍以上用いる。触媒量が不足すると2,6−ナ
フタレンジカルボン酸の収率が低下する。
−ジエチルナフタレンに対し、3重量倍以上、好ましく
は5重量倍以上用いる。触媒量が不足すると2,6−ナ
フタレンジカルボン酸の収率が低下する。
反応温度は、120℃〜250℃、好ましくは1508
C〜200℃の範囲である。反応温度が低いと反応速度
の低下に伴い2,6−ナフタレンジカルボン酸の収率が
低下し、反対に高い場合には副反 − 応生成物が増加して、得られる2、6−ナフタレンジカ
ルボン酸の純度が低下する。
C〜200℃の範囲である。反応温度が低いと反応速度
の低下に伴い2,6−ナフタレンジカルボン酸の収率が
低下し、反対に高い場合には副反 − 応生成物が増加して、得られる2、6−ナフタレンジカ
ルボン酸の純度が低下する。
本発明で使用する分子状酸素含有ガスとしては、酸素ガ
ス、不活性ガスで希釈された分子状酸素等゛であり、そ
の酸素濃度は]、0〜100体積%、好ましくは15〜
100体積%である。工業的にほの空気を使用するのが
有利である。また、酸素分圧は、0 、 1〜20 k
g/crf−Gの範囲、好ましくは0 、 1〜10
kg/cr(・G 、更に好ましくは0゜5〜5 kg
/ cry・Gである。反応圧力は、反応温度におい
て溶媒が液相に保持される様に設定するが、通常10〜
30 kg / crl・G程度が適当である。
ス、不活性ガスで希釈された分子状酸素等゛であり、そ
の酸素濃度は]、0〜100体積%、好ましくは15〜
100体積%である。工業的にほの空気を使用するのが
有利である。また、酸素分圧は、0 、 1〜20 k
g/crf−Gの範囲、好ましくは0 、 1〜10
kg/cr(・G 、更に好ましくは0゜5〜5 kg
/ cry・Gである。反応圧力は、反応温度におい
て溶媒が液相に保持される様に設定するが、通常10〜
30 kg / crl・G程度が適当である。
本発明の反応形式は、酸化原料である2、6−ジエチル
ナフタレン又は2,6−ジエチルナフタレンとその酸化
中間体を連続的に反応系に装入することが必須である。
ナフタレン又は2,6−ジエチルナフタレンとその酸化
中間体を連続的に反応系に装入することが必須である。
この様な反応形式としては、(1)触媒溶液、酸化原料
及び分子状酸素含有ガスを連続的に反応系に装入し、生
成した2、6−ナフタレンジカルボン酸を含む溶液を連
続的に抜き出す完全連続方式 (2)触媒溶液は反応前に予め反応系に装入し、反応中
は酸化原料及び分子状酸素含有ガスを連続的に反応系に
装入して反応した後、反応後にまとめて生成した2、6
−ナフタレンジカルボン酸を含む溶液を抜き出す半連続
方式 がある。これらの方法に対し、反応前に触媒溶液、酸化
原料を予め反応系に装入し、反応中は分子状酸素含有ガ
スのみを連続的に反応系に装入して反応した場合は、反
応中、2,6−ジエチルナフタレンあるいはその酸化中
間体の濃度が高くなりすぎるため、酸化反応以外の重合
等の副反応の割合が増加し、得られる2、6−ナフタレ
ンジカルボン酸の純度、収率は低いものとなる。
及び分子状酸素含有ガスを連続的に反応系に装入し、生
成した2、6−ナフタレンジカルボン酸を含む溶液を連
続的に抜き出す完全連続方式 (2)触媒溶液は反応前に予め反応系に装入し、反応中
は酸化原料及び分子状酸素含有ガスを連続的に反応系に
装入して反応した後、反応後にまとめて生成した2、6
−ナフタレンジカルボン酸を含む溶液を抜き出す半連続
方式 がある。これらの方法に対し、反応前に触媒溶液、酸化
原料を予め反応系に装入し、反応中は分子状酸素含有ガ
スのみを連続的に反応系に装入して反応した場合は、反
応中、2,6−ジエチルナフタレンあるいはその酸化中
間体の濃度が高くなりすぎるため、酸化反応以外の重合
等の副反応の割合が増加し、得られる2、6−ナフタレ
ンジカルボン酸の純度、収率は低いものとなる。
酸化反応によって生成した2、6−ナフタレンジカルボ
ン酸は、反応生成物を固液分離することにより固相側に
得ることが出来る。固液分離によって得られた粗2,6
−ナフタレンジカルボン酸は、酢酸等による洗浄、水洗
浄を行うことにより、付着触媒溶液、酸化反応中間体及
びトリメリット酸触媒金属錯体を除去することが出来、
純度アップが可能である。さらに必要な場合は、公知の
方法として知られている通常の2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸精製法を用いれば、極めて高純度の2,6−ナ
フタレンジカルボン酸を得ることが出来る。
ン酸は、反応生成物を固液分離することにより固相側に
得ることが出来る。固液分離によって得られた粗2,6
−ナフタレンジカルボン酸は、酢酸等による洗浄、水洗
浄を行うことにより、付着触媒溶液、酸化反応中間体及
びトリメリット酸触媒金属錯体を除去することが出来、
純度アップが可能である。さらに必要な場合は、公知の
方法として知られている通常の2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸精製法を用いれば、極めて高純度の2,6−ナ
フタレンジカルボン酸を得ることが出来る。
以下、実施例に基づいて、本発明を具体的に説明する。
なお、実施例における部及び%はそれぞれ重量部及び重
量%を示す。
量%を示す。
実施例1〜実施例6
電磁攪拌機付き300ccチタン製加圧容器に第1表に
示す触媒溶液190部を予め装入し、第2表に示す反応
温度、反応圧に保持しながら、純度99%の2,6−ジ
エチルナフタレン及び圧縮空気を連続的に反応器に供給
し、酸化反応を行った。2゜6−ジエチルナフタレンは
毎時10部の割合で2時間供給し、2,6−ジエチルナ
フタレン供給終了後も、反応器の温度と圧を保持したま
ま圧縮空気を15分間供給した。なお、空気の供給速度
は毎時651である。反応終了後は冷却してからスラリ
ー状の反応生成物を濾過して分離し、得られた結晶を酢
酸洗浄、水洗浄後乾燥し、2,6−ジニチルナフタlノ
ンを得た。結果を第2表に示す。
示す触媒溶液190部を予め装入し、第2表に示す反応
温度、反応圧に保持しながら、純度99%の2,6−ジ
エチルナフタレン及び圧縮空気を連続的に反応器に供給
し、酸化反応を行った。2゜6−ジエチルナフタレンは
毎時10部の割合で2時間供給し、2,6−ジエチルナ
フタレン供給終了後も、反応器の温度と圧を保持したま
ま圧縮空気を15分間供給した。なお、空気の供給速度
は毎時651である。反応終了後は冷却してからスラリ
ー状の反応生成物を濾過して分離し、得られた結晶を酢
酸洗浄、水洗浄後乾燥し、2,6−ジニチルナフタlノ
ンを得た。結果を第2表に示す。
実施例7〜実施例8
電磁攪拌機付き40Aチタン製加圧容器に第1表に示す
触媒溶液3,800部を予め装入し、第2表に示す反応
温度、反応圧に保持しながら、予め装入したものと同じ
触媒溶液、純度99%の2゜6−ジエチルナフタレン及
び圧縮空気をそれぞれ連続的に反応器に供給し、酸化反
応を行った。触媒溶液の供給速度は毎時1,200部、
2,6−ジエチルナフタレンの供給速度は毎時160部
であり、それぞれ10時間供給した。スラリー状の反応
生成物は反応器の液面を管理することにより反応器内の
液量が一定となる様、間欠的に抜き出した。
触媒溶液3,800部を予め装入し、第2表に示す反応
温度、反応圧に保持しながら、予め装入したものと同じ
触媒溶液、純度99%の2゜6−ジエチルナフタレン及
び圧縮空気をそれぞれ連続的に反応器に供給し、酸化反
応を行った。触媒溶液の供給速度は毎時1,200部、
2,6−ジエチルナフタレンの供給速度は毎時160部
であり、それぞれ10時間供給した。スラリー状の反応
生成物は反応器の液面を管理することにより反応器内の
液量が一定となる様、間欠的に抜き出した。
なお、空気の供給速度は毎時5m3である。反応開始後
8〜10時間目のスラリー状の反応生成物を濾過して分
離し、得られた結晶を酢酸洗浄、水洗浄後乾燥し、2,
6−ジエチルナフタレンを得た。
8〜10時間目のスラリー状の反応生成物を濾過して分
離し、得られた結晶を酢酸洗浄、水洗浄後乾燥し、2,
6−ジエチルナフタレンを得た。
結果を第2表に示す。
比較例エ
11
電磁攪拌機付き300ccチタン製加圧容器に第1表に
示す触媒溶液190部及び純度99%の2゜6−ジエチ
ルナフタレン20部を予め装入し、第2表に示す反応温
度、反応圧に保持しながら、圧縮空気のみを連続的に反
応器に供給し、酸化反応を行った。なお、空気の供給速
度は毎時656、反応時間は2時間である。反応終了後
は冷却してからスラリー状の反応生成物を濾過して分離
し、得られた結晶を酢酸洗浄、水洗浄後乾燥し、2,6
−ジエチルナフタレンを得た。結果を第2表に示す。
示す触媒溶液190部及び純度99%の2゜6−ジエチ
ルナフタレン20部を予め装入し、第2表に示す反応温
度、反応圧に保持しながら、圧縮空気のみを連続的に反
応器に供給し、酸化反応を行った。なお、空気の供給速
度は毎時656、反応時間は2時間である。反応終了後
は冷却してからスラリー状の反応生成物を濾過して分離
し、得られた結晶を酢酸洗浄、水洗浄後乾燥し、2,6
−ジエチルナフタレンを得た。結果を第2表に示す。
本発明方法によれば、2,6−ジエチルナフタレンから
高純度、高収率で2,6−ナフタレンジカルボン酸を得
ることができ、安価な2,6−ナフタレンジカルボン酸
製造方法として、工業的意義は極めて高い。
高純度、高収率で2,6−ナフタレンジカルボン酸を得
ることができ、安価な2,6−ナフタレンジカルボン酸
製造方法として、工業的意義は極めて高い。
Claims (1)
- (1)2,6−ジエチルナフタレン及び/又はその酸化
中間体を、炭素数が3以下の脂肪族モノカルボン酸を少
なくとも50重量%含有する溶媒中、遷移金属及び臭素
を触媒として分子状酸素含有ガスにより酸化するに当た
り、2,6−ジエチルナフタレン、その酸化中間体及び
2,6−ナフタレンジカルボン酸に対して少なくとも3
倍重量の溶媒を使用し、溶媒当たり0.02重量%以上
のコバルト及び/又はマンガンよりなる遷移金属及び溶
媒当たり0.02重量%以上の臭素を存在させ、2,6
−ジエチルナフタレンを連続的に反応系に装入して、反
応温度120〜250℃、酸素分圧0.1〜20kg/
cm^2・Gの反応条件で酸化することを特徴とする2
,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020394A JPH03227953A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 2,6―ナフタレンジカルボン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020394A JPH03227953A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 2,6―ナフタレンジカルボン酸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03227953A true JPH03227953A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12025801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020394A Pending JPH03227953A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 2,6―ナフタレンジカルボン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03227953A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000037406A1 (en) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | Samsung General Chemicals Co., Ltd. | Method of producing aromatic carboxylic acids |
| US11406143B2 (en) | 2020-12-10 | 2022-08-09 | Cynthia B. Danforth | Filtering facepiece respirators with mask band attachment |
| US12532926B2 (en) | 2020-12-10 | 2026-01-27 | Cynthia B. Danforth | Filtering facepiece respirators with mask band attachment |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP2020394A patent/JPH03227953A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000037406A1 (en) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | Samsung General Chemicals Co., Ltd. | Method of producing aromatic carboxylic acids |
| US11406143B2 (en) | 2020-12-10 | 2022-08-09 | Cynthia B. Danforth | Filtering facepiece respirators with mask band attachment |
| US12532926B2 (en) | 2020-12-10 | 2026-01-27 | Cynthia B. Danforth | Filtering facepiece respirators with mask band attachment |
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