JPH0531536B2 - - Google Patents

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JPH0531536B2
JPH0531536B2 JP61266641A JP26664186A JPH0531536B2 JP H0531536 B2 JPH0531536 B2 JP H0531536B2 JP 61266641 A JP61266641 A JP 61266641A JP 26664186 A JP26664186 A JP 26664186A JP H0531536 B2 JPH0531536 B2 JP H0531536B2
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Japan
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biphenyl
diisopropylbiphenyl
solvent
oxidation
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Noriharu Matsuda
Tadashi Nakamura
Atsushi Sasagawa
Shoichiro Hayashi
Yutaka Kochi
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Kureha Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/16Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
    • C07C51/21Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen
    • C07C51/255Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of compounds containing six-membered aromatic rings without ring-splitting
    • C07C51/265Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of compounds containing six-membered aromatic rings without ring-splitting having alkyl side chains which are oxidised to carboxyl groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、4,4′−ジイソプロピルビフエニル
またはその酸化中間体を分子状酸素により酸化し
てビフエニル−4,4′−ジカルボン酸を製造する
方法に関する。ビフエニル−4,4′−ジカルボン
酸は、耐熱性、高強度の高性能ポリエステムやア
ラミド樹脂の製造用原料として有用である。 従来の技術 従来、ビフエニル−4,4′−ジカルボン酸の製
造法として、以下の方法が知られている。 (1) ビフエニルをアセチル化して得た4,4′ジア
セチルビフエニルを次亜塩素酸塩で酸化する方
法。(Ukr,Khim,Zh.,30巻,938〜940頁
(1964)) (2) p−ブロムトルエンをエーテル中マグネシウ
ムを用いて4,4′−ジメチルビフエニルとし、
これを酢酸中、コバルトおよび臭素触媒で酸化
する方法。(Zr,Prikl,Khim,40巻,935頁
(1967)) (3) ビフエニルをニトロベンゼンあるいは二硫化
炭素溶媒中、塩化鉄や塩化アルミニウムなどを
触媒としてハロゲン化シクロヘキサンと反応さ
せ、4,4′−ジシクロヘキシルビフエニルと
し、これを酢酸中、コバルト、マンガン、臭素
触媒の存在下で酸化する方法。(特開昭57−
16831号公報) (4) 4−アルキルビフエニルを、弗化水素溶媒
中、BF3を触媒として一酸化炭素と反応させ、
4−アルキル−4′−ホルミルビフエニルとし、
次いで、これを酢酸中、コバルト、マンガン、
臭素触媒の存在下で酸化する方法。(特開昭60
−174745号公報) しかしながら、これら従来法には以下のような
問題点がある。すなわち、 (1)法は、アセチル化の触媒として、再生が困難
で腐食性の強い塩化アルミニウムを多量に必要と
する反応であり、また、次亜塩素酸塩による酸化
も腐食が大きく、工業的には実施しがたい。 (2)法は、高価なマグネシウムを消費するグリニ
ヤール反応により原料4,4′−ジアセチルビフエ
ニルを得るものであり、実用的でない。 (3)法は(1)法と同様、再生困難でかつ腐食性の強
い塩化鉄、塩化アルミニウム等を触媒とし、しか
も可燃性、毒性の危険が大きいニトロベンゼンあ
るいは二硫化炭素を溶媒とし、原料の4,4′−ジ
シクロヘキシルビフエニルを得るものであり、工
業的実施には問題が大きい。更に、この原料を酸
化した場合、高価なシクロヘキシル基が酸化損失
するので工業的には実施しがたい。 (4)法は、原料の4アルキル−4′−ホルミルビフ
エニルを得るために、腐食性が大きい弗化水素お
よびBF3を使用しており、そのために反応装置を
高価な耐腐食性のものとする必要があり、しかも
4,4′一体以外のジ置換体が生成するので、精製
が煩雑となる欠点がある。ビフエニル−4,4′−
ジカルボン酸の製造方法として従来提案された上
記の方法はそれぞれ欠点をもち、そのために改良
努力が重ねられているが、未だ充分な高価をあげ
るには到つていない。そのためビフエニル−4,
4′−ジカルボン酸の価格の高いことが用途拡大の
障害となつている。 発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、ビフエニル誘導体を分子状酸素
で酸化してビフエニル−4,4′−ジカルボン酸を
製造する方法を検討するにあたり、上記従来技術
の欠点を克服して、原料のビフエニル誘導体が容
易に入手でき、しかも高収率で、精製溶易なビフ
エニル−4,4′−ジカルボン酸を製造する方法を
開発すべく鋭意研究を行なつた。その結果、原料
のビフエニル誘導体として4,4−ジイソプロピ
ルビフエニルおよびその酸化中間体が容易に入手
することができ、しかもこれらの原料を使用して
特定の反応条件下、分子状酸素で酸化することに
より、副生物が少なくかつ高収率でビフエニル−
4,4′ジカルボン酸を得ることができることを見
出し、本発明を完成するに至つた。 問題点を解決するための手段 本発明の要旨は、4,4′−ジイソプロピルビフ
エニルまたはその酸化中間体を、炭素数3以下の
脂肪族モノカルボン酸を少なくとも50重量%含有
溶媒中で、コバルト触媒および/またはマンガン
触媒からなる酸化触媒の存在下、分子状酸素によ
り酸化することを特徴とするビフエニル−4,
4′−ジカルボン酸の製造方法にある。 酸化触媒として、上記重金属触媒と臭素化合物
を併用すれば、酸化反応をさらに活性にすること
ができる。 以下、本発明の構成要素について詳述する。
(4,4′−ジイソプロピルビフエニルおよびその
酸化中間体) 本発明で使用する原料の4,4′−ジイソプロピ
ルビフエニルは、ビフエニルを公知の方法でプロ
ピル化およびトランスアルキル化して得られるジ
イソプロピルビフエニル類の含有率が高い反応混
合物から、ジイソプロピルビフエニル類を蒸留に
よつて分離し、次いで該ジイソプロピルビフエニ
ル類から結晶性の相違を利用して4,4′−ジイソ
プロピルビフエニルのみを晶析分離することによ
り、99.8%以上の高純度のものとして容易に得る
ことができる。 ところで、本発明者らは、先に、ビフエニルか
ら安価に誘導することができ、かつ副生する他の
異性体との分離が容易な4,4′−ジアルキル置換
ビフエニルを製造する研究の過程で、ビフエニル
とプロピレンをシリカーアルミナ触媒の存在下で
反応させることにより4,4′−ジイソプロピルビ
フエニルが得られることを見出した。 従来、ビフエニルにメチル基、エチル基などの
低級アルキル基を、アルキル化反応によつて導入
してジアルキルビフエニル類とし、これから4,
4′−ジアルキルビフエニルのみを分離すること
は、異性体の沸点がたがいに近接しているため蒸
留分離が不可能であり、また、結晶性にも大巾な
差がないので結晶化分離することも困難であつ
た。 ところが、ビフエニルに、分岐構造を有するア
ルキル基であるイソプロピル基を導入した場合、
4,4′−ジ置換体以外の置換体はいずれも立体障
害により結晶性が悪く、油状あるいは低融点のも
のであるのに対し、4,4′−ジイソプロピルビフ
エニルは立体障害が少ないので結晶性が良く、融
点64〜65℃と高融点のものであつて、反応混合物
から容易に分離することができる。 前記特開昭57−16831号公報には、4,4′−ジ
シクロヘキシルビフエニルは結晶性が良く、分離
に好都合であることが記載されているが、この
4,4′−ジシクロヘキシルビフエニルを酸化して
ビフエニル−4,4′−ジカルボン酸を製造する場
合、酸化反応の過程で4,4′−ジシクロビフエニ
ル1分子当り10個の炭素が有効に使われずに損失
する。これに対し、本発明では4,4−ジイソプ
ロピルビフエニルを原料として使用するので、酸
化反応において4,4′−ジイソプロピルビフエニ
ル1分子当り4個の炭素の損失ですむ利点があ
る。 4,4−ジイソプロピルビフエニルの酸化中間
体とは、4,4′−ジイソプロピルビフエニルの酸
化によつて生成する誘導体であつて、反応系中に
おいてさらに酸化させることによつてビフエニル
−4,4′−ジカルボン酸を与える酸化誘導体であ
る。その好ましい例として、4′−イソプロピルビ
フエニル−4−カルボン酸を挙げることができ
る。4′−イソプロピルビフエニル−4−カルボン
酸は、分子量240.3,融点234.5〜235.2℃の化合物
であり、4,4′−ジイソプロピルビフエニルを炭
素数3以下の脂肪族モノカルボン酸溶媒中で、コ
バルト触媒および/またはマンガン触媒の存在
下、分子状酸素で酸化して得られる。 なお、これら4,4−ジイソプロピルビフエニ
ルおよびその酸化中間体を分子状酸素で酸化して
ビフエニル−4,4′−ジカルボン酸を製造するこ
とが、未だ知られていないことはいうまでもな
い。 (溶媒) 本発明で使用する溶媒は、炭素数3以下の脂肪
族モノカルボン酸を少なくとも50重量%含有する
溶媒である。 炭素数3以下の脂肪族モノカルボン酸として
は、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等が挙げ
られるが、特に酢酸が好ましい。 使用する溶媒は、必要に応じて水あるいはパラ
ホルムアルデヒド等のアルデヒド類、メチルエチ
ルケトン類のケトン類を混合してもよく、水を用
いる場合には、その割合は30重量%以下が好まし
く、また、アルデヒド類やケトン類を用いる場合
は、10重量%以下が好ましい。 溶媒の使用量は、原料の4,4′−ジイソプロピ
ルビフエニルまたはその酸化中間体および生成す
る目的化合物のビフエニル−4,4′−ジカルボン
酸の合計量に対し、重量比で2〜20倍程度が好ま
しい。溶媒の使用量が過度に少ないと反応系の流
動性が低下し、円滑な反応が妨げられ、逆に、上
記使用割合を越える多量の溶媒を使用しても、反
応自体促進されないので得策ではない。 (酸化触媒) 本発明で使用するコバルト触媒およびマンガン
触媒は、酸化反応系で溶解しうる形態ものもであ
れば金属あるいは化合物のいずれでもよく、特に
限定されない。具体例として、コバルトあるいは
マンガンの酸化物;水酸化物;炭素塩、塩基性炭
素塩、ハロゲン化物等の無機塩;ギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、ナフテン酸、芳香族カルボン酸等の
有機カルボン酸との塩が挙げられ、これらのうち
臭化物および脂肪酸塩が好ましく、特に酢酸塩が
好ましい。 コバルト触媒およびマンガン触媒は、それぞれ
単独で使用できるが、両者を併用してもよい。 コバルト触媒および/またはマンガン触媒の使
用量は、前記溶媒100グラム当り、金属元素とし
て、0.001グラム原子以上であることが好ましい。
これらの酸化触媒の使用量を増やすほど、ビフエ
ニル−4,4′−ジカルボン酸およびその酸化中間
体の選択率が向上する。 コバルト触媒および/またはマンガン触媒の使
用量は上限は、使用する触媒の溶媒に対する溶解
度によるが、金属元素として溶媒100グラム当り
0.2グラム原子を越える量を使用しても選択率の
大幅な向上はみられず、経済的に得策ではない。 ところで、前記したとおりコバルト触媒およ
び/またはマンガン触媒の使用量したがつて濃度
が増えると、酸化中間体とビフエニル−4,4′−
ジカルボン酸の合計選択率が、例えば95%以上に
向上するが、その反面ビフエニル−4,4′−ジカ
ルボン酸の生成速度が遅くなる現象がみられる。 そこで、本発明者らは、検討を重ねた結果、酸
化触媒として、コバルト触媒および/またはマン
ガン触媒とともに臭素イオンを生じる化合物を併
用すれば、高い選択率で、かつビフエニル−4,
4′−ジカルボン酸の生成速度が早くなることを見
出した。 酸化触媒として用いる臭素イオンを生じる化合
物としては、例えば分子状臭素、臭化水素、臭化
水素酸塩等の無機物、臭化エチル、プロモ酢酸等
の有機化合物があり、酸化反応系に溶解して臭素
イオンを生じるものであれば特に限定されない
が、臭化水、臭化カリウム、臭化アンモニウムが
好ましい。 この臭素化合物は、最初から反応系に添加して
もよく、あるいは原料として4,4′−ジイソプロ
ピルビフエニルを用いるときは、反応系に酸化中
間体が生成してから一度に、または徐々に添加し
てもよい。 添加する臭素化合物の量は、前記溶媒100グラ
ム当り臭素元素として1×10-4グラム原子以上〜
4×10-2グラム原子以下である。臭素化合物の添
加量が臭素元素として1×10-4グラム原子以下で
は、酸化反応によるビフエニル−4,4′−ジカル
ボン酸の生成速度が遅く、逆に、4×10-2グラム
原子以上であると、ビフエニル環に臭素が結合し
た副生物の生成量が増大するので、反応混合物か
らのビフエニル−4,4′−ジカルボン酸の精製が
困難となる。 (反応条件) 前記溶媒および酸化触媒を含む酸化反応系に、
原料の4,4′−ジイソプロピルビフエニルを一度
に加えてもよいが、一定の供給速度で徐々に添加
すればさらによい結果を得ることができる。 4,4′−ジイソプロピルビフエニルにおける2
個のイソプロピル基の三級水素は活性であるた
め、酸化反応の第1階段の水素引抜き反応は容易
に進行する。そこで、酸化反応系への4,4′−ジ
イソプロピルビフエニルの供給速度が大きすぎる
と、目的化合物のビフエニル−4,4′−ジカルボ
ン酸の生成速度よりも、4,4′−ジイソプロピル
ビフエニルの2個のイソプロピル基の三級水素引
抜き反応速度の方が速いため、ある種の酸化中間
段階にある反応生成物の濃度が増加し、これがあ
る濃度以上になると重縮合物を生成する副反応を
引き起こし、その結果、目的化合物の収率を低下
させるものと推定される。 したがつて、酸化反応系への4,4′−ジイソプ
ロピルビフエニルの供給速度とビフエニル−4,
4′−ジカルボン酸の収率との間には、重要な因果
関係のなうことが認められる。 酸化反応系への4,4′−ジイソプロピルビフエ
ニルの供給速度は、反応器内の触媒および溶媒の
合計量1Kg当り、毎時0.01グラムモルないし1.5
グラムモルの範囲であることが好ましい。毎時
0.01グラムモルより供給速度が小さいと、大きな
反応器を要し実用的ではない。逆に、毎時1.5グ
ラムモルより供給速度が大きいと、副反応による
生成物が増大し、目的化合物の収率が低下する。 反応温度は、100℃〜240℃の範囲が好ましい。
これより低温では、反応速度が遅くなり、また、
240℃以上では、溶媒の酸化分解が増えるので好
ましくはない。 酸化反応系の圧力は、反応温度条件下で溶媒が
液相を保つに必要な圧力以上であればよく、また
酸素分圧の高い方がよい。酸素分圧は、0.1〜8
Kg/cm2−abs.で充分である。不活性ガス希釈され
た分子状酸素、例えば空気の場合、全圧は、ゲー
ジ圧で0〜30Kg/cm2の範囲で充分である。 以下、実施例により本発明を詳述するが、本発
明は、これら実施例にのみ限定されるものではな
い。 実施例 1 200c.c.チタン製のオートクレーブに、4,4′−
ジイソプロピルビフエニル10g、氷酢酸100g、
および表−1に示す触媒を入れ180℃で15Kg/cm2
−Gの圧力を保ちながら激しく撹拌し、空気を毎
時24(標準状態換算)の割合で流した。 所定時間反応後、冷却し、析出したビフエニル
4,4′−ジカルボン酸をろ別、熱酢酸で洗浄、水
洗して分けるとともに、ろ別ケーキおよびろ液を
分析し、表−1の結果を得た。 表−1から、コバルト、およびマンガンの触媒
量が多い場合、酸化中間体の4′−イソプロピル−
ビフエニル−4−カルボン酸とビフエニル−4,
4′−ジカルボン酸の合計選択率が、95%以上の高
選択率になることがわかる。また、臭素化合物を
添加することで、短時間に未反応物および酸化中
間体が消滅し、ビフエニル−4,4′−ジカルボン
酸になることがわかる。
【表】 実施例 2 5チタン製オートクレーブに氷酢酸2,380
g、酢酸コバルト・4水塩12g、酢酸マンガン・
4水塩24gを入れ、激しく撹拌しながら190℃、
15Kg/cm2Gで、空気を毎時600(標準状態換算)
通した。この中に、4,4′−ジイソプロピルビフ
エニル238gを3時間を要して供給し、供給後更
に2時間、この温度、圧力で空気を導入した。こ
の時、反応器内の触媒と酢酸の合計量1Kgに対す
る4,4′−ジイソプロピルビフエニルの供給速度
は、0.14グラムモル/hrであつた。反応後、100
℃まで冷却し、ろ過、熱酢酸洗浄、水洗し、純度
96、6%の粗ビフエニル−4,4′−ジカルボン酸
190gを得た。収率は73.5%であつた。またこの
時、ろ液および洗液中には、36gの4′−イソプロ
ピルビフエニル−4−カルボン酸が含まれてい
た。 実施例 3 5チタン製オートクレーブに、氷酢酸1,
190g、酢酸コバルト・4水塩76g、酢酸マンガ
ン・4水塩225g、臭化アンモニウム12gを入れ、
激しく撹拌しながら180℃、9Kg/cm2Gで、空気
を毎時1,200(標準状態換算)導入した。 この中に、4,4′−ジイソプロピルビフエニル
238gを1時間を要して供給し、供給後、更に、
2時間、この温度、圧力で空気を導入した。この
時、反応器内の触媒と酢酸の合計量1Kg当り対す
る4,4′−ジイソプロピルビフエニルの供給速度
は0.67グラムモル/hrであつた。反応後100℃ま
で冷却し、ろ過、熱酢酸洗浄、水洗し、純度95%
の粗ビフエニル−4,4′−ジカルボン酸、230g
を得た。収率は90.3%であつた。 発明の効果 本発明のビフエニル−4,4′−ジカルボン酸の
製造方法は、 (1) 原料となる4,4′−ジイソプロピルビフエニ
ルおよびその酸化中間体の製造が容易であり、 (2) 4,4′一体以外のビフエニルジカルボン酸を
実質的に含有せず、目的化合物の精製が容易で
あるという長所を同時に満たす点ですぐれてお
り、産業上有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 4,4′−ジイソプロピルビフエニルまたはそ
    の酸化中間体を、炭素数3以下の脂肪族モノカル
    ボン酸を少なくとも50重量%含有する溶媒中で、
    コバルト触媒および/またはマンガン触媒からな
    る酸化触媒の存在下、分子状酸素により酸化する
    ことを特徴とするビフエニル−4,4′−ジカルボ
    ン酸の製造方法。 2 コバルト触媒および/またはマンガン触媒
    を、前記溶媒100g当り、金属元素として0.001グ
    ラム原子以上存在せしめる特許請求の範囲第1項
    に記載の製造方法。 3 酸化触媒が、コバルト触媒および/またはマ
    ンガン触媒と臭素化合物触媒からなるものである
    特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 4 臭素化合物触媒を、前記溶媒100g当り、臭
    素元素として1×10-4〜4×10-2グラム原子の範
    囲で存在せしめる特許請求の範囲第3項に記載の
    製造方法。 5 4,4′−ジイソプロピルビフエニルの酸化反
    応系への供給速度が、酸化反応器内の触媒と溶媒
    の合計量1Kg当り、毎時0.01〜1.5グラムモルで
    ある特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
JP61266641A 1986-11-11 1986-11-11 ビフエニル−4,4’−ジカルボン酸の製造方法 Granted JPS63122645A (ja)

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EP87309918A EP0267774B1 (en) 1986-11-11 1987-11-10 Preparation process of biphenyl-4,4'-dicarboxylic acid
US07/307,187 US4970338A (en) 1986-11-11 1988-11-30 Preparation process of biphenyl-4,4'-dicarboxylic acid

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