JPH03243455A - 液圧ブ−スタ付マスタシリンダ - Google Patents
液圧ブ−スタ付マスタシリンダInfo
- Publication number
- JPH03243455A JPH03243455A JP89318189A JP31818989A JPH03243455A JP H03243455 A JPH03243455 A JP H03243455A JP 89318189 A JP89318189 A JP 89318189A JP 31818989 A JP31818989 A JP 31818989A JP H03243455 A JPH03243455 A JP H03243455A
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- JP
- Japan
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- pressure
- chamber
- power
- piston
- housing
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- Pending
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は液圧ブースタを有するマスタシリンダに関する
ものであり、特に、パワー圧が許容最高圧に達する程高
くなった場合におけるマスタシリンダ圧の抑制に関する
ものである。
ものであり、特に、パワー圧が許容最高圧に達する程高
くなった場合におけるマスタシリンダ圧の抑制に関する
ものである。
従来の技術
液圧ブースタ付マスタシリンダは、車両用ブレーキ装置
等において広く使用されている。このマスタシリンダは
、(a)ハウジング、(b)加圧ピストン(C)パワー
ピストン、(d)作動力伝達手段、(e)液圧源および
(f)パワー圧制御装置とを含むように構成される。加
圧ピストンはハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合され
、ハウジングと共同して加圧室を形成し、パワーピスト
ンはハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合され、ハウジ
ングと共同してパワー圧室を形成している。パワー圧制
御装置は液圧源の液圧を操作手段の操作力に対応した高
さに制御してパワー圧室に供給し、その液圧によりパワ
ーピストンが作動させられるとともに、作動力が作動力
伝達手段により加圧ピストンに伝達され、加圧室に液圧
を発生させるのであり、加圧室における液圧の発生が液
圧ブースタにより助勢され、操作手段の操作力を小さく
することができる。
等において広く使用されている。このマスタシリンダは
、(a)ハウジング、(b)加圧ピストン(C)パワー
ピストン、(d)作動力伝達手段、(e)液圧源および
(f)パワー圧制御装置とを含むように構成される。加
圧ピストンはハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合され
、ハウジングと共同して加圧室を形成し、パワーピスト
ンはハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合され、ハウジ
ングと共同してパワー圧室を形成している。パワー圧制
御装置は液圧源の液圧を操作手段の操作力に対応した高
さに制御してパワー圧室に供給し、その液圧によりパワ
ーピストンが作動させられるとともに、作動力が作動力
伝達手段により加圧ピストンに伝達され、加圧室に液圧
を発生させるのであり、加圧室における液圧の発生が液
圧ブースタにより助勢され、操作手段の操作力を小さく
することができる。
特開昭62−110556号公報に記載の液圧ブースタ
はその一例である。この液圧ブースタにおいては更に補
助ピストンが設けられ、パワー圧を受けて前進すること
により補助液圧が発生させられ、加圧室の液圧により作
動させられる作動部材に供給されるようになっている。
はその一例である。この液圧ブースタにおいては更に補
助ピストンが設けられ、パワー圧を受けて前進すること
により補助液圧が発生させられ、加圧室の液圧により作
動させられる作動部材に供給されるようになっている。
このようにすれば加圧室から送出すべき液量が少なくて
済み、操作ストロークが小さくて済むとともに、加圧ピ
ストンの受圧面積が大きくされたのと同じであるため、
操作手段が高い操作力で操作された場合に加圧室に過大
な液圧が発生することがなくなり、加圧室のシール部材
や液圧伝達経路を構成するホース等の寿命が長くなる。
済み、操作ストロークが小さくて済むとともに、加圧ピ
ストンの受圧面積が大きくされたのと同じであるため、
操作手段が高い操作力で操作された場合に加圧室に過大
な液圧が発生することがなくなり、加圧室のシール部材
や液圧伝達経路を構成するホース等の寿命が長くなる。
発明が解決しようとする課題
このようなマスタシリンダにおいては、液圧源からパワ
ー圧室に供給された作動液はリザーバに排出され、ポン
プにより汲み上げられて液圧源に蓄えられるのが普通で
あり、また、圧力スイッチが設けられ、液圧源の液圧が
パワー圧を発生させるのに必要な高さより低くなったこ
とを検出してポンプを作動させ、液圧源の液圧を一定範
囲に保つようにされる。このような場合、圧力スイッチ
あるいはポンプモータ制御装置等の故障により液圧源に
液圧が供給され続け、その液圧がパワー圧の発生に必要
な高さより高くなることがあり、その状態で操作手段が
大きい操作力で操作されれば許容最高圧あるいはそれに
近い高さのパワー圧が発生させられる。許容最高圧とは
、加圧室から作動部材に供給されるのに支障がない高さ
の液圧を発生させる上限の液圧であり、液圧源の液圧が
適正範囲の高さであれば操作手段が大きい操作力で操作
されてもパワー圧が許容最高圧を超えることはなく、ま
た、液圧源の液圧が適正範囲を超えて高くても操作手段
が小さい操作力で操作されれば、パワー圧制御装置によ
り制御されるためパワー圧は操作力に応じた高さになる
のみであって許容最高圧に達することはない。しかし、
何らかの異常にまり液圧源が適正範囲を超えた状態で操
作手段が大操作力で操作されれば、パワー圧室に許容最
高圧を超えるパワー圧が発生させられ、それにより加圧
室に過大な液圧が発生させられてマスタシリンダ構成部
材あるいは配管構成部材等に過大な負荷を与え、その寿
命が短くなるのであり、上記公報に記載のマスタシリン
ダを含む従来のマスタシリンダにおいては、このような
事態についての対策は講じられておらず、配管構成部材
等に過大な負荷が加えられることを避は得ない。
ー圧室に供給された作動液はリザーバに排出され、ポン
プにより汲み上げられて液圧源に蓄えられるのが普通で
あり、また、圧力スイッチが設けられ、液圧源の液圧が
パワー圧を発生させるのに必要な高さより低くなったこ
とを検出してポンプを作動させ、液圧源の液圧を一定範
囲に保つようにされる。このような場合、圧力スイッチ
あるいはポンプモータ制御装置等の故障により液圧源に
液圧が供給され続け、その液圧がパワー圧の発生に必要
な高さより高くなることがあり、その状態で操作手段が
大きい操作力で操作されれば許容最高圧あるいはそれに
近い高さのパワー圧が発生させられる。許容最高圧とは
、加圧室から作動部材に供給されるのに支障がない高さ
の液圧を発生させる上限の液圧であり、液圧源の液圧が
適正範囲の高さであれば操作手段が大きい操作力で操作
されてもパワー圧が許容最高圧を超えることはなく、ま
た、液圧源の液圧が適正範囲を超えて高くても操作手段
が小さい操作力で操作されれば、パワー圧制御装置によ
り制御されるためパワー圧は操作力に応じた高さになる
のみであって許容最高圧に達することはない。しかし、
何らかの異常にまり液圧源が適正範囲を超えた状態で操
作手段が大操作力で操作されれば、パワー圧室に許容最
高圧を超えるパワー圧が発生させられ、それにより加圧
室に過大な液圧が発生させられてマスタシリンダ構成部
材あるいは配管構成部材等に過大な負荷を与え、その寿
命が短くなるのであり、上記公報に記載のマスタシリン
ダを含む従来のマスタシリンダにおいては、このような
事態についての対策は講じられておらず、配管構成部材
等に過大な負荷が加えられることを避は得ない。
本発明は、許容最高圧あるいはそれに近い高さのパワー
圧が発生させられた場合に加圧室の液圧の上昇が抑制さ
れる液圧ブレーキ付マスタシリンダを提供することを課
題として為されたものである。
圧が発生させられた場合に加圧室の液圧の上昇が抑制さ
れる液圧ブレーキ付マスタシリンダを提供することを課
題として為されたものである。
課題を解決するための手段
本発明は、上記の課題を解決するために、前記(a)ハ
ウジング、(b)加圧ピストン、(C)パワーピストン
、(d)作動力伝達手段、(e)液圧源および(f)パ
ワー圧制御装置を含む液圧ブースタ付マスタシリンダに
、(イ)ハウジングと操作手段から加圧ピストンまでの
部材のいずれかとの間に形成され、作動液が充填される
とともにリザーバに連通させられ、上記いずれかの部材
のハウジングに対する前進に伴って容積が減少する容積
変化室と、(ロ)その容積変化室とリザーバとの間に設
けられ、容積変化室をリザーバに連通させる連通状態と
、リザーバとの連通を遮断する遮断状態とに切り換えら
れる切換弁と、(ハ)パワー圧室の液圧が許容最高圧を
超える状態で切換弁を遮断状態に切り換える切換手段と
を設けたことを特徴とする。
ウジング、(b)加圧ピストン、(C)パワーピストン
、(d)作動力伝達手段、(e)液圧源および(f)パ
ワー圧制御装置を含む液圧ブースタ付マスタシリンダに
、(イ)ハウジングと操作手段から加圧ピストンまでの
部材のいずれかとの間に形成され、作動液が充填される
とともにリザーバに連通させられ、上記いずれかの部材
のハウジングに対する前進に伴って容積が減少する容積
変化室と、(ロ)その容積変化室とリザーバとの間に設
けられ、容積変化室をリザーバに連通させる連通状態と
、リザーバとの連通を遮断する遮断状態とに切り換えら
れる切換弁と、(ハ)パワー圧室の液圧が許容最高圧を
超える状態で切換弁を遮断状態に切り換える切換手段と
を設けたことを特徴とする。
作用
このような容積変化室を設けた場合、ハウジングとの間
に容積変化室が設けられた部材が前進するためには、容
積変化室がリザーバと連通した状態にあってリザーバへ
の作動液の流出により容積が減少することが必要である
。そして、液圧源の液圧がパワー圧の発生に必要な適正
範囲内にある場合には、操作手段の操作力に対応した高
さであって、許容最高圧より低い高さのパワー圧が発生
させられるため、切換弁が連通状態に保たれ、容積変化
室の容積が減少してハウジングと共に容積変化室を形成
する部材が前進し、加圧室に操作手段の操作力に対応す
る液圧が発生させられる。
に容積変化室が設けられた部材が前進するためには、容
積変化室がリザーバと連通した状態にあってリザーバへ
の作動液の流出により容積が減少することが必要である
。そして、液圧源の液圧がパワー圧の発生に必要な適正
範囲内にある場合には、操作手段の操作力に対応した高
さであって、許容最高圧より低い高さのパワー圧が発生
させられるため、切換弁が連通状態に保たれ、容積変化
室の容積が減少してハウジングと共に容積変化室を形成
する部材が前進し、加圧室に操作手段の操作力に対応す
る液圧が発生させられる。
それに対し、異常の発生により液圧源の液圧が適正範囲
を超え、その状態で操作手段が大きい操作力で操作され
た場合には、許容最高圧を超えるパワー圧が発生させら
れるため切換弁が遮断状態に切り換えられる。それによ
り容積変化室の容積減少が阻止されるため、ハウジング
との間に容積変化室が設けられた部材は前進することが
できず、加圧ピストンの前進が阻止されて切換弁の遮断
以後、加圧室の液圧が増大することはなく、過大な液圧
の発生が回避される。
を超え、その状態で操作手段が大きい操作力で操作され
た場合には、許容最高圧を超えるパワー圧が発生させら
れるため切換弁が遮断状態に切り換えられる。それによ
り容積変化室の容積減少が阻止されるため、ハウジング
との間に容積変化室が設けられた部材は前進することが
できず、加圧ピストンの前進が阻止されて切換弁の遮断
以後、加圧室の液圧が増大することはなく、過大な液圧
の発生が回避される。
発明の効果
このように本発明のマスタシリンダによれば、何らかの
異常により許容最高圧を超えるパワー圧が発生させられ
ても加圧室の液圧がそれに応した高さになることはなく
、マスタシリンダ構成部材や配管構成部材に過大な負荷
が加えられることがなくなってその寿命を向上させるこ
とができる。
異常により許容最高圧を超えるパワー圧が発生させられ
ても加圧室の液圧がそれに応した高さになることはなく
、マスタシリンダ構成部材や配管構成部材に過大な負荷
が加えられることがなくなってその寿命を向上させるこ
とができる。
なお、マスタシリンダには、加圧ピストンの外周面に環
状溝が形成されるとともに、その環状溝より前側の部分
が小径部、後側の部分が大径部とされ、それによりリザ
ーバに連通させられるとともに加圧ピストンの前進時に
容積が減少する環状室がハウジングとの間に形成される
ものがあるが、この環状室を容積変化室として使用すれ
ば、特別に容積変化室を設ける必要がなく、マスタシリ
ンダを安価に構成することができる。
状溝が形成されるとともに、その環状溝より前側の部分
が小径部、後側の部分が大径部とされ、それによりリザ
ーバに連通させられるとともに加圧ピストンの前進時に
容積が減少する環状室がハウジングとの間に形成される
ものがあるが、この環状室を容積変化室として使用すれ
ば、特別に容積変化室を設ける必要がなく、マスタシリ
ンダを安価に構成することができる。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例である液圧ブースタ付マスタ
シリンダを備えた液圧ブレーキ装置を示す図であり、図
において10はマスタシリンダ、12は液圧ブースタで
ある。マスタシリンダのハウジング14にはシリンダボ
ア16が形成されるとともに、第一加圧ピストン18お
よび第二加圧ピストン20が液密かつ摺動可能に嵌合さ
れており、各ピストン18.20の前側にそれぞれ第一
加圧室22.第二加圧室24が形成されている。
シリンダを備えた液圧ブレーキ装置を示す図であり、図
において10はマスタシリンダ、12は液圧ブースタで
ある。マスタシリンダのハウジング14にはシリンダボ
ア16が形成されるとともに、第一加圧ピストン18お
よび第二加圧ピストン20が液密かつ摺動可能に嵌合さ
れており、各ピストン18.20の前側にそれぞれ第一
加圧室22.第二加圧室24が形成されている。
第一加圧室22に発生させられた液圧はボート26、液
通路28により左前輪30.右前輪32のブレーキのフ
ロントホイールシリンダ34.36に供給され、第二加
圧室24に発生させられた液圧(以下、第一加圧室22
に発生させられた液圧と共にマスタシリンダ圧と称する
。)はボート38、液通路40により左後輪42.右後
輪44のブレーキのりャホイールシリンダ46.48に
供給される。本液圧ブレーキ装置は前後2系統式なので
ある。また、左、右前輪30.32および左右後輪42
.44はそれぞれ独立にアンチスキッド制御されるよう
になっているが、それについては後に説明する。
通路28により左前輪30.右前輪32のブレーキのフ
ロントホイールシリンダ34.36に供給され、第二加
圧室24に発生させられた液圧(以下、第一加圧室22
に発生させられた液圧と共にマスタシリンダ圧と称する
。)はボート38、液通路40により左後輪42.右後
輪44のブレーキのりャホイールシリンダ46.48に
供給される。本液圧ブレーキ装置は前後2系統式なので
ある。また、左、右前輪30.32および左右後輪42
.44はそれぞれ独立にアンチスキッド制御されるよう
になっているが、それについては後に説明する。
第二加圧ピストン20の外周面には環状溝54が形成さ
れ、この環状溝54はボート56および液通路58を経
てリザーバ60に連通させられている。リザーバ60に
は、その液量の減少を検出して信号を発するレベルウオ
ーニングスイッチ61が設けられている。第二加圧ピス
トン20にはカップシール62が取り付けられ、環状室
54から第二加圧室24へのブレーキ液の流れは許容す
るが、逆向きの流れは阻止するようになっている。
れ、この環状溝54はボート56および液通路58を経
てリザーバ60に連通させられている。リザーバ60に
は、その液量の減少を検出して信号を発するレベルウオ
ーニングスイッチ61が設けられている。第二加圧ピス
トン20にはカップシール62が取り付けられ、環状室
54から第二加圧室24へのブレーキ液の流れは許容す
るが、逆向きの流れは阻止するようになっている。
第二加圧ピストン20には更に、環状室54と第二加圧
室24とを連通させる連通路64が形成されており、こ
の連通路64の途中に弁子66、弁座68およびスプリ
ング70から戒る逆止弁72が設けられている。弁子6
6からはロッド74が前方へ延び出させられ、有底円筒
状の開弁部材76の底部を貫通し、その底部に頭部78
において係合している。開弁部材76と第二加圧ピスト
ン20との間にはリターンスプリング80が設けられ、
開弁部材76をシリンダボア16の底部に押し付けると
とも0こ、第二加圧ピストン20をストッパボルト82
に当接する後退端位置に保っており、この状態では弁子
66がロッド74を介して開弁部材76により弁座68
から僅かに引き離され、逆止弁72が強制的に開かれる
ようになっている。
室24とを連通させる連通路64が形成されており、こ
の連通路64の途中に弁子66、弁座68およびスプリ
ング70から戒る逆止弁72が設けられている。弁子6
6からはロッド74が前方へ延び出させられ、有底円筒
状の開弁部材76の底部を貫通し、その底部に頭部78
において係合している。開弁部材76と第二加圧ピスト
ン20との間にはリターンスプリング80が設けられ、
開弁部材76をシリンダボア16の底部に押し付けると
とも0こ、第二加圧ピストン20をストッパボルト82
に当接する後退端位置に保っており、この状態では弁子
66がロッド74を介して開弁部材76により弁座68
から僅かに引き離され、逆止弁72が強制的に開かれる
ようになっている。
第一加圧ピストン1日の外周面にも同様に環状溝83が
形成されるとともに、第一加圧ピストン18の環状溝8
3より前側の部分は小径部84とされ、後側の部分は大
径部85とされている。小径部84はシリンダボア16
の小径ボア部86に嵌合され、大径部85は大径ボア部
87にそれぞれ摺動可能に嵌合されており、それにより
小径部84と大径部85との間には、外径が小径部84
の直径より大きい環状室88が形成されている。
形成されるとともに、第一加圧ピストン18の環状溝8
3より前側の部分は小径部84とされ、後側の部分は大
径部85とされている。小径部84はシリンダボア16
の小径ボア部86に嵌合され、大径部85は大径ボア部
87にそれぞれ摺動可能に嵌合されており、それにより
小径部84と大径部85との間には、外径が小径部84
の直径より大きい環状室88が形成されている。
この環状室88は液通路89.ポート90および液通路
91を経てリザーバ60に常時連通させられ、作動液が
充填されており、第一加圧ピストン18の前進に伴って
容積が減少する。環状室88が容積変化室を構成してい
るのである。第一加圧ピストン18にはまた、カップシ
ール92が取り付けられており、環状室88から第一加
圧室22へのブレーキ液の流入が許容され、逆向きの流
れが阻止されるとともに、連通路93および弁子94、
弁座96.スプリング98から威る逆止弁100が設け
られており、弁子94から延び出させられたロッド10
2が第二加圧ピストン20に係合させられている。第一
加圧ピストン18は第二加圧ピストン20との間に設け
られたリターンスプリング104によって後退端位置に
付勢され、逆止弁100が開かれるようになっている。
91を経てリザーバ60に常時連通させられ、作動液が
充填されており、第一加圧ピストン18の前進に伴って
容積が減少する。環状室88が容積変化室を構成してい
るのである。第一加圧ピストン18にはまた、カップシ
ール92が取り付けられており、環状室88から第一加
圧室22へのブレーキ液の流入が許容され、逆向きの流
れが阻止されるとともに、連通路93および弁子94、
弁座96.スプリング98から威る逆止弁100が設け
られており、弁子94から延び出させられたロッド10
2が第二加圧ピストン20に係合させられている。第一
加圧ピストン18は第二加圧ピストン20との間に設け
られたリターンスプリング104によって後退端位置に
付勢され、逆止弁100が開かれるようになっている。
液圧ブースタ12のハウジング110は、マスタシリン
ダ10のハウジング14と一体的に設けられている。ハ
ウジング110にはパワーピストン114が第一加圧ピ
ストン18と同心であって液密かつ摺動可能に嵌合され
ており、それによりハウジング110の内部はパワーピ
ストン114の前側において前記リザーバ60に連通ず
る低圧室116と、パワー圧室118とに区切られてい
る。パワーピストン114の後面の中央部から小径部1
20が延び出させられており、ハウジング110の端壁
を液密かつ摺動可能に貫通して大気に臨まされている。
ダ10のハウジング14と一体的に設けられている。ハ
ウジング110にはパワーピストン114が第一加圧ピ
ストン18と同心であって液密かつ摺動可能に嵌合され
ており、それによりハウジング110の内部はパワーピ
ストン114の前側において前記リザーバ60に連通ず
る低圧室116と、パワー圧室118とに区切られてい
る。パワーピストン114の後面の中央部から小径部1
20が延び出させられており、ハウジング110の端壁
を液密かつ摺動可能に貫通して大気に臨まされている。
この小径部120内にはそれの後端面から有底穴122
が形成されており、これにリアクションピストン124
が液密かつ摺動可能に嵌合されている。リアクションピ
ストン124は段付状を威し、その大径部125の肩面
にパワー圧室118の液圧が作用してその液圧に比例し
た大きさの反力が入力ロッド126に与えられるように
なっている。また、リアクションピストン124の小径
部128と有底穴122の底面との間の空間は、連通路
129によって低圧室116に連通させられている。
が形成されており、これにリアクションピストン124
が液密かつ摺動可能に嵌合されている。リアクションピ
ストン124は段付状を威し、その大径部125の肩面
にパワー圧室118の液圧が作用してその液圧に比例し
た大きさの反力が入力ロッド126に与えられるように
なっている。また、リアクションピストン124の小径
部128と有底穴122の底面との間の空間は、連通路
129によって低圧室116に連通させられている。
入力ロット126は、その先端にリアクションピストン
124がかしめ付けられる一方、後端部はブレーキ操作
部材たるブレーキペダル130に連結されるとともに、
リターンスプリング131によって後退方向に付勢され
ている。リアクションピストン124はパワーピストン
114に対する相対的な移動限度を規定されるようにな
っており、リターンスプリング131はパワーピストン
114のリターンスプリングとしても機能する。
124がかしめ付けられる一方、後端部はブレーキ操作
部材たるブレーキペダル130に連結されるとともに、
リターンスプリング131によって後退方向に付勢され
ている。リアクションピストン124はパワーピストン
114に対する相対的な移動限度を規定されるようにな
っており、リターンスプリング131はパワーピストン
114のリターンスプリングとしても機能する。
パワーピストン114の後退端位置はストッパ部132
によって規定され、その作動力は中継口・ノド134に
よって第一加圧ピストン18に伝達される。中継ロッド
134が作動力伝達手段を構成しているのである。
によって規定され、その作動力は中継口・ノド134に
よって第一加圧ピストン18に伝達される。中継ロッド
134が作動力伝達手段を構成しているのである。
液圧ブースタ12は、パワー圧制御装置たる制御弁14
0を備えている。この制御弁140は、ハウジング11
0に形成された有底穴に嵌合され、螺合により固定され
たバルブバウシング142と、それに液密かつ摺動可能
に嵌合されたバルブスプール144とを備えている。バ
ルブスプール144内には連通孔146が形成されてお
り、バルブスプール144は図示のノーマル位置におい
ては連通孔146によって低圧ボート148をパワー圧
室118に連通させ、高圧ポート150を遮断している
。バルブスプール144はこの位置から一定距離前進(
図において左方へ移動)することにより、低圧ボート1
48および高圧ポート150の両方を遮断する状態とな
り、さらに前進することにより低圧ボート148を遮断
するとともに高圧ポート150をパワー圧室118に連
通させる。
0を備えている。この制御弁140は、ハウジング11
0に形成された有底穴に嵌合され、螺合により固定され
たバルブバウシング142と、それに液密かつ摺動可能
に嵌合されたバルブスプール144とを備えている。バ
ルブスプール144内には連通孔146が形成されてお
り、バルブスプール144は図示のノーマル位置におい
ては連通孔146によって低圧ボート148をパワー圧
室118に連通させ、高圧ポート150を遮断している
。バルブスプール144はこの位置から一定距離前進(
図において左方へ移動)することにより、低圧ボート1
48および高圧ポート150の両方を遮断する状態とな
り、さらに前進することにより低圧ボート148を遮断
するとともに高圧ポート150をパワー圧室118に連
通させる。
このバルブスプール144の移動はリアクションピスト
ン124のパワーピストン114に対する相対的゛な前
進によって引き起こされる。バルブスプール144には
、駆動部材152がスプリング154によって連結され
ており、この駆動部材152がリンク機構156により
パワーピストン114とリアクションピストン124と
に保合されているのである。リンク機構156はビン1
58によって互に回動可能に連結された第一リンク16
0と第二リンク162とを備えており、第一リンク16
0の一端はハウジング110に固定のピン164にそれ
の回りに回動可能に挿通され、他端はりクションピスト
ン124に係合させられている。一方、第二リンク16
2の一端は駆動部材152に回動可能に係合させられ、
他端はパワーピストン114の小径部120に係合させ
られている。したがって、リアクションピストン124
がパワーピストン114に対して相対的に前進すれば、
その運動がリンク機構156によりバルブスプール14
4の前進運動に変換され、制御弁140が上記のように
切り換えられることとなるなお、スプリング166が駆
動部材152およびバルブスプール144を後退方向へ
付勢するために設けられている。
ン124のパワーピストン114に対する相対的゛な前
進によって引き起こされる。バルブスプール144には
、駆動部材152がスプリング154によって連結され
ており、この駆動部材152がリンク機構156により
パワーピストン114とリアクションピストン124と
に保合されているのである。リンク機構156はビン1
58によって互に回動可能に連結された第一リンク16
0と第二リンク162とを備えており、第一リンク16
0の一端はハウジング110に固定のピン164にそれ
の回りに回動可能に挿通され、他端はりクションピスト
ン124に係合させられている。一方、第二リンク16
2の一端は駆動部材152に回動可能に係合させられ、
他端はパワーピストン114の小径部120に係合させ
られている。したがって、リアクションピストン124
がパワーピストン114に対して相対的に前進すれば、
その運動がリンク機構156によりバルブスプール14
4の前進運動に変換され、制御弁140が上記のように
切り換えられることとなるなお、スプリング166が駆
動部材152およびバルブスプール144を後退方向へ
付勢するために設けられている。
前記制御弁140は低圧ボート148.液通路168に
よってリザーバ60に接続され、高圧ポート150.液
通路1′70によってアキュムレータ172に接続され
ている。アキュムレータ172には、ポンプ174によ
り汲み上げられたリザーバ60の作動液がチエツク弁1
76を経て供給され、これを蓄えて液圧ブースタ12に
供給する。
よってリザーバ60に接続され、高圧ポート150.液
通路1′70によってアキュムレータ172に接続され
ている。アキュムレータ172には、ポンプ174によ
り汲み上げられたリザーバ60の作動液がチエツク弁1
76を経て供給され、これを蓄えて液圧ブースタ12に
供給する。
また、液通路170には圧力センサ178と圧力スイッ
チ180とが接続されており、圧力センサ178の出力
信号に基づいてポンプモータ発停制御回路(図示せず)
がポンプモータ182の発停を制御することにより、ア
キュムレータ172には常に一定液圧範囲(140〜1
70kgf/CTA)の作動液が蓄えられるようになっ
ている。また、圧力スイッチ180は、アキュムレータ
172の液圧が液圧ブースタ12が助勢機能を果たし得
ない程低下(110kgf /afl) したことを検
出し、警告信号を発するものである。なお、液通路16
8と170との間にはリリーフ弁184が設けられ、ア
キュムレータ172の蓄積圧がリリーフ弁184のリリ
ーフ圧に達したとき、ブレーキ液がリザーバ60に戻る
ようにされている。
チ180とが接続されており、圧力センサ178の出力
信号に基づいてポンプモータ発停制御回路(図示せず)
がポンプモータ182の発停を制御することにより、ア
キュムレータ172には常に一定液圧範囲(140〜1
70kgf/CTA)の作動液が蓄えられるようになっ
ている。また、圧力スイッチ180は、アキュムレータ
172の液圧が液圧ブースタ12が助勢機能を果たし得
ない程低下(110kgf /afl) したことを検
出し、警告信号を発するものである。なお、液通路16
8と170との間にはリリーフ弁184が設けられ、ア
キュムレータ172の蓄積圧がリリーフ弁184のリリ
ーフ圧に達したとき、ブレーキ液がリザーバ60に戻る
ようにされている。
次に、アンチスキッド制御について説明する。
本液圧ブレーキ装置においてアンチスキッド制御は液圧
ブースタ12のアキュムレータ172を液圧源として行
われるようになっており、前記第一加圧室22と左、右
前輪30.32とを接続する液通路28には2個の電磁
方向切換弁188,190が設けられている。これら切
換弁188,190は液通路192によってパワー圧室
118に接続されており、フロントホイールシリンダ3
4゜36を第一加圧室22に連通させ、パワー圧室11
8には連通させない第一状態と、パワー圧室118に連
通させ、第一加圧室22に連通させない第二状態とに切
り換えられる。また、切換弁188.190とパワー圧
室118との間にはそれぞれ電磁液圧制御弁196,1
98が設けられ、液通路200.低圧室116を経てリ
ザーバ60に連通させられている。これら制御弁196
,198は、通常の制動時には図に示す位置にあってフ
ロントホイールシリンダ34.36を第一加圧室22に
連通させる。また、アンチスキッド制御時には、フロン
トホイールシリンダ34.36をパワー圧室118に連
通させ、ホイールシリンダ圧の上昇を許容する増圧状態
と、リザーバ60に連通させ、ホイールシリンダ圧の下
降を許容する減圧状態と、パワー圧室118とリザーバ
60とのいずれにも連通させず、ホイールシリンダ圧を
一定に保つ保持状態とに切り換えられる。
ブースタ12のアキュムレータ172を液圧源として行
われるようになっており、前記第一加圧室22と左、右
前輪30.32とを接続する液通路28には2個の電磁
方向切換弁188,190が設けられている。これら切
換弁188,190は液通路192によってパワー圧室
118に接続されており、フロントホイールシリンダ3
4゜36を第一加圧室22に連通させ、パワー圧室11
8には連通させない第一状態と、パワー圧室118に連
通させ、第一加圧室22に連通させない第二状態とに切
り換えられる。また、切換弁188.190とパワー圧
室118との間にはそれぞれ電磁液圧制御弁196,1
98が設けられ、液通路200.低圧室116を経てリ
ザーバ60に連通させられている。これら制御弁196
,198は、通常の制動時には図に示す位置にあってフ
ロントホイールシリンダ34.36を第一加圧室22に
連通させる。また、アンチスキッド制御時には、フロン
トホイールシリンダ34.36をパワー圧室118に連
通させ、ホイールシリンダ圧の上昇を許容する増圧状態
と、リザーバ60に連通させ、ホイールシリンダ圧の下
降を許容する減圧状態と、パワー圧室118とリザーバ
60とのいずれにも連通させず、ホイールシリンダ圧を
一定に保つ保持状態とに切り換えられる。
左右後輪系統においては、第二加圧室24の液圧をリヤ
ホイールシリンダ46.48に伝達する液通路に電磁方
向切換弁210が設けられるとともに、液通路212に
よりパワー圧室118に接続され、リヤホイールシリン
ダ46.48を第二加圧室24に連通させる状態とパワ
ー圧室118に連通させる状態とに切り換えられる。ま
た、電磁方向切換弁210とりャホイールシリンダ46
゜48との間にはそれぞれ電磁液圧制御弁214゜21
6が設けられるとともにリザーバ60に接続されており
、前記増圧状態と減圧状態と保持状態とに切り換えられ
る。さらに、電磁方向切換弁210とパワー圧室118
とを接続する液通路212の途中には、別の電磁方向切
換弁220が設けられている。この電磁方向切換弁22
0は液通路222によってアキュムレータ172に接続
されており、制御弁140により制御されないアキュム
レータ172の液圧に基づいて加速スリップ制御が行わ
れるようになっている。
ホイールシリンダ46.48に伝達する液通路に電磁方
向切換弁210が設けられるとともに、液通路212に
よりパワー圧室118に接続され、リヤホイールシリン
ダ46.48を第二加圧室24に連通させる状態とパワ
ー圧室118に連通させる状態とに切り換えられる。ま
た、電磁方向切換弁210とりャホイールシリンダ46
゜48との間にはそれぞれ電磁液圧制御弁214゜21
6が設けられるとともにリザーバ60に接続されており
、前記増圧状態と減圧状態と保持状態とに切り換えられ
る。さらに、電磁方向切換弁210とパワー圧室118
とを接続する液通路212の途中には、別の電磁方向切
換弁220が設けられている。この電磁方向切換弁22
0は液通路222によってアキュムレータ172に接続
されており、制御弁140により制御されないアキュム
レータ172の液圧に基づいて加速スリップ制御が行わ
れるようになっている。
左右前輪30,32.左右後輪42.44の各回転速度
はそれぞれ、回転センサ230,232゜234.23
6によって検出され、スリップ率等演算ユニット238
に供給される。スリップ率等演算ユニット238は車輪
の回転速度、減速度車体速度、スリップ率等を演算する
ものであり、この演算結果に基づいてアンチスキッド制
御ユニット240が電磁方向切換弁188,190,2
10を切り換えるとともに、電磁液圧制御弁196.1
98,214,216を適宜の状態に切り換え、車輪の
スリップ率を適正範囲に保つ。
はそれぞれ、回転センサ230,232゜234.23
6によって検出され、スリップ率等演算ユニット238
に供給される。スリップ率等演算ユニット238は車輪
の回転速度、減速度車体速度、スリップ率等を演算する
ものであり、この演算結果に基づいてアンチスキッド制
御ユニット240が電磁方向切換弁188,190,2
10を切り換えるとともに、電磁液圧制御弁196.1
98,214,216を適宜の状態に切り換え、車輪の
スリップ率を適正範囲に保つ。
前記ボート90とリザーバ60とを接続する液通路91
には切換弁250が設けられている。この切換弁250
はパイロット通路252によってパワー圧室118に接
続されており、切換弁25Oの弁子はパワー圧とスプリ
ング254の付勢力とを互に逆向きに受けるようにされ
ている。スプリング254の設定荷重は、パワー圧の許
容最高圧に対応する値より僅かに小さくされており、切
換弁250はパワー圧がスプリング254の設定荷重よ
り小さい間は液通路91、延いては環状室88とリザー
バ60とを連通させる連通状態にあるが、パワー圧が許
容最高圧に近づき、スプリング254の設定荷重より大
きくなったとき環状室88とリザーバ60との連通を遮
断する遮断状態に切り換えられる。本実施例においては
、パワー圧室118.パイロット通路252.スプリン
グ254が切換手段を構成しているのである。
には切換弁250が設けられている。この切換弁250
はパイロット通路252によってパワー圧室118に接
続されており、切換弁25Oの弁子はパワー圧とスプリ
ング254の付勢力とを互に逆向きに受けるようにされ
ている。スプリング254の設定荷重は、パワー圧の許
容最高圧に対応する値より僅かに小さくされており、切
換弁250はパワー圧がスプリング254の設定荷重よ
り小さい間は液通路91、延いては環状室88とリザー
バ60とを連通させる連通状態にあるが、パワー圧が許
容最高圧に近づき、スプリング254の設定荷重より大
きくなったとき環状室88とリザーバ60との連通を遮
断する遮断状態に切り換えられる。本実施例においては
、パワー圧室118.パイロット通路252.スプリン
グ254が切換手段を構成しているのである。
以上のように構成された液圧ブレーキ装置においで制動
時には、ブレーキペダル130が踏み込まれれば、人力
ロット126が前進させられるとともにバルブスプール
144が前進させられ、パワー圧室118は低圧ボート
148との連通を遮断される一方、高圧ボート150に
連通させられてブレーキ液が流入し、パワーピストン1
14が前進して第一加圧ピストン18を前進させ、第二
加圧室22内のブレーキ液がフロントホイールシリンダ
34.36に供給されてそれを作動させる。
時には、ブレーキペダル130が踏み込まれれば、人力
ロット126が前進させられるとともにバルブスプール
144が前進させられ、パワー圧室118は低圧ボート
148との連通を遮断される一方、高圧ボート150に
連通させられてブレーキ液が流入し、パワーピストン1
14が前進して第一加圧ピストン18を前進させ、第二
加圧室22内のブレーキ液がフロントホイールシリンダ
34.36に供給されてそれを作動させる。
また、第一加圧ピストン18の前進により第二加圧ピス
トン20が前進させられ、第二加圧室24内のブレーキ
液がリヤホイールシリンダ46,48に供給されてそれ
を作動させる。圧力センサ178、ポンプ174.ポン
プモータ発停制御回路等に故障がなく、アキュムレータ
172に正常に液圧が蓄えられている場合には、パワー
圧室118にはブレーキペダル130の踏込みに対応し
たパワー圧が発生させられ、また、スプリング254の
設定荷重を超えることはない。アキュムレータ172に
圧力センサ178の検出による範囲の液圧が蓄えられて
いる場合には、ブレーキペダル130が高い踏力゛で踏
み込まれてもパワー圧が許容最高圧に達することはなく
、切換弁250が連通状態にあって環状室88がリザー
バ60に連通させられているため、環状室88からリザ
ーバ60へのブレーキ液の流出が許容され、環状室88
の容積が減少して第一、第二加圧ピストン1820が前
進し、第一、第二加圧室22.24に液圧が発生させら
れる。
トン20が前進させられ、第二加圧室24内のブレーキ
液がリヤホイールシリンダ46,48に供給されてそれ
を作動させる。圧力センサ178、ポンプ174.ポン
プモータ発停制御回路等に故障がなく、アキュムレータ
172に正常に液圧が蓄えられている場合には、パワー
圧室118にはブレーキペダル130の踏込みに対応し
たパワー圧が発生させられ、また、スプリング254の
設定荷重を超えることはない。アキュムレータ172に
圧力センサ178の検出による範囲の液圧が蓄えられて
いる場合には、ブレーキペダル130が高い踏力゛で踏
み込まれてもパワー圧が許容最高圧に達することはなく
、切換弁250が連通状態にあって環状室88がリザー
バ60に連通させられているため、環状室88からリザ
ーバ60へのブレーキ液の流出が許容され、環状室88
の容積が減少して第一、第二加圧ピストン1820が前
進し、第一、第二加圧室22.24に液圧が発生させら
れる。
それに対し、圧力センサ178、あるいはポンプモーフ
発停制御回路の故障等によりポンプ174が作動し続け
、アキュムレータ172の液圧がリリーフ圧に達した状
態でブレーキペダル130が大きい力で踏み込まれた場
合には、パワー圧室118に切換弁250のスプリング
254の設定荷重を超えるパワー圧が発生させられ、切
換弁250が遮断状態に切り換えられる。それにより環
状室88からリザーバ60へのブレーキ液の流出が阻止
され、環状室88の容積が減少しないため第一加圧ピス
トンI8は前進することができず、マスタシリンダ圧は
切換弁250の遮断状態への切換え以後、上昇しない。
発停制御回路の故障等によりポンプ174が作動し続け
、アキュムレータ172の液圧がリリーフ圧に達した状
態でブレーキペダル130が大きい力で踏み込まれた場
合には、パワー圧室118に切換弁250のスプリング
254の設定荷重を超えるパワー圧が発生させられ、切
換弁250が遮断状態に切り換えられる。それにより環
状室88からリザーバ60へのブレーキ液の流出が阻止
され、環状室88の容積が減少しないため第一加圧ピス
トンI8は前進することができず、マスタシリンダ圧は
切換弁250の遮断状態への切換え以後、上昇しない。
第2図および第3図を用いてブレーキペダル130の踏
込力Fとマスタシリンダ圧PM との関係を説明する。
込力Fとマスタシリンダ圧PM との関係を説明する。
ブレーキペダル130の踏込み開始からリアクションピ
ストン124の大径部125がパワーピストン114に
当接してパワー圧PPが許容最高圧P□8に達するまで
の踏込み力Fは(1)式で表され、マスタシリンダ圧P
、は(2)式で表される。
ストン124の大径部125がパワーピストン114に
当接してパワー圧PPが許容最高圧P□8に達するまで
の踏込み力Fは(1)式で表され、マスタシリンダ圧P
、は(2)式で表される。
F=P、 ・S3 ・−−−−−−−−−−−(1)
P、4=PP (Sl (Sl S3 )
) / sz−・−・−・−・= (2) ただし、S、:第一加圧ピストン18の大径部85およ
びパワーピストン114の 断面積 S2 :第一加圧ピストン18の小径部84の断面積 S3 :リアクシジンピストン124の大径部125の
断面積 Sl :パワーピストン114のリアクションピストン
124の大径部12 5が嵌合された部分の断面積 パワー圧P、が許容最高圧P WAXに達した後は助勢
力が一定値PIIAX (Sl (Sl S3
) )となり、リクアションピストン124の大径部
125がパワーピストン114に当接し、式(3)が成
立する。
P、4=PP (Sl (Sl S3 )
) / sz−・−・−・−・= (2) ただし、S、:第一加圧ピストン18の大径部85およ
びパワーピストン114の 断面積 S2 :第一加圧ピストン18の小径部84の断面積 S3 :リアクシジンピストン124の大径部125の
断面積 Sl :パワーピストン114のリアクションピストン
124の大径部12 5が嵌合された部分の断面積 パワー圧P、が許容最高圧P WAXに達した後は助勢
力が一定値PIIAX (Sl (Sl S3
) )となり、リクアションピストン124の大径部
125がパワーピストン114に当接し、式(3)が成
立する。
F = P 、AX −3ol +W −一一一一
一・−・−(3)ただし、W:リアクションピストン1
24がパワーピストン114を直接押す力 そして、従来のマスタシリンダでは切換弁250が設け
られていないため、パワー圧が許容最高圧P MAXに
達した後も第一加圧ピストン18が前進可能であり、(
4)式が成立する。
一・−・−(3)ただし、W:リアクションピストン1
24がパワーピストン114を直接押す力 そして、従来のマスタシリンダでは切換弁250が設け
られていないため、パワー圧が許容最高圧P MAXに
達した後も第一加圧ピストン18が前進可能であり、(
4)式が成立する。
PHS2 =W+PMAX (Sl (Sl
53))(4) (3)式および(4)式から、マスタシリンダ圧P、4
は次(5)式で表される。
53))(4) (3)式および(4)式から、マスタシリンダ圧P、4
は次(5)式で表される。
Pl、l−F/St +PMAX (Sl 3
4 )/52(5) したがって、従来のマスタシリンダでは、ブレーキペダ
ル130の踏込み開始後、パワー圧が許容最高圧に達す
るまでのマスタシリンダ圧Pイは(2)式で表され、第
2図の直線OAで示すように上昇し、その後はF/S、
の勾配で直線ABで示すように上昇することとなる。
4 )/52(5) したがって、従来のマスタシリンダでは、ブレーキペダ
ル130の踏込み開始後、パワー圧が許容最高圧に達す
るまでのマスタシリンダ圧Pイは(2)式で表され、第
2図の直線OAで示すように上昇し、その後はF/S、
の勾配で直線ABで示すように上昇することとなる。
それに対し、本実施例のマスタシリンダ10においては
環状室88が設けられ、パワー圧が許容最高圧PMA、
Iに近くなったとき切換弁250によりリザーバ60と
の連通を遮断されるようになっており、切換弁250が
遮断状態に切り換えられた後は(6)式が成立する。
環状室88が設けられ、パワー圧が許容最高圧PMA、
Iに近くなったとき切換弁250によりリザーバ60と
の連通を遮断されるようになっており、切換弁250が
遮断状態に切り換えられた後は(6)式が成立する。
PH32+PV (s+ 32 )−P、Ax
(31(3433) ) +w(6) ただし、Pv :環状室88の液圧 液圧Pvは、切換弁250が遮断状態に切り換えられた
後、更にブレーキペダル130が踏み込まれればΔPv
(3132)=ΔWの関係を満たしつつ上昇するが、
マスタシリンダ圧PMは変化せず、直線CDで示すよう
に切換弁250が遮断状態に切り換えられたときの値を
保つ。そのため第一、第二加圧室22.24に過大な液
圧が発生させられることはなく、それら加圧室22.2
4のシール部材や液圧伝達経路を構成するホース等に過
大な負荷が加えられることがなくなって寿命が向上する
。
(31(3433) ) +w(6) ただし、Pv :環状室88の液圧 液圧Pvは、切換弁250が遮断状態に切り換えられた
後、更にブレーキペダル130が踏み込まれればΔPv
(3132)=ΔWの関係を満たしつつ上昇するが、
マスタシリンダ圧PMは変化せず、直線CDで示すよう
に切換弁250が遮断状態に切り換えられたときの値を
保つ。そのため第一、第二加圧室22.24に過大な液
圧が発生させられることはなく、それら加圧室22.2
4のシール部材や液圧伝達経路を構成するホース等に過
大な負荷が加えられることがなくなって寿命が向上する
。
そして、ブレーキペダル130の踏込みに伴って液圧P
vが上昇し、マスタシリンダ圧P。を越えればブレーキ
液がカップシール92を通って(逆止弁100の開弁圧
が低い場合は逆止弁100を通って)第一加圧室22に
流入し、マスタシリンダ圧P、4と液圧Pvとが等しく
なって(7)式が成立する。
vが上昇し、マスタシリンダ圧P。を越えればブレーキ
液がカップシール92を通って(逆止弁100の開弁圧
が低い場合は逆止弁100を通って)第一加圧室22に
流入し、マスタシリンダ圧P、4と液圧Pvとが等しく
なって(7)式が成立する。
PM SZ + PJI (SI 32 )−P
14ttx (SI−(S4−3:l ) l +w
(7) (7)式および(3)式より、マスタシリンダ圧P、は
次(8)式で表される。
14ttx (SI−(S4−3:l ) l +w
(7) (7)式および(3)式より、マスタシリンダ圧P、は
次(8)式で表される。
PH=F/St 十PMAX (SI 34 )/
5l(8) マスタシリンダ圧P1.lはブレーキペダル130の踏
込みに伴って勾配F/S、で上昇することとなるのであ
るが、断面積Slは断面積S2より大きいため、勾配F
/S、は従来のマスタシリンダにおける上昇勾配F/S
2より小さく、直線DEで示すように緩やかに上昇する
。また、このように環状室88の液圧Pvが高くなって
マスタシリンダ圧P。を超える場合でなくても、僅かな
液漏れ等によって第一加圧室22の液圧が低下した場合
には、カップシール92を通ってブレーキ液が環状室8
4から第一加圧室22に流入し、第一加圧室22側の液
圧が上昇し、制動力が確保される。
5l(8) マスタシリンダ圧P1.lはブレーキペダル130の踏
込みに伴って勾配F/S、で上昇することとなるのであ
るが、断面積Slは断面積S2より大きいため、勾配F
/S、は従来のマスタシリンダにおける上昇勾配F/S
2より小さく、直線DEで示すように緩やかに上昇する
。また、このように環状室88の液圧Pvが高くなって
マスタシリンダ圧P。を超える場合でなくても、僅かな
液漏れ等によって第一加圧室22の液圧が低下した場合
には、カップシール92を通ってブレーキ液が環状室8
4から第一加圧室22に流入し、第一加圧室22側の液
圧が上昇し、制動力が確保される。
なお、上記実施例において切換弁250は、パワー圧を
受けて遮断状態に切り換えられるようにされていたが、
切換弁を電磁開閉弁とするとともに、パワー圧が許容最
高圧あるいはそれに近い高さに達したことを検出するセ
ンサを設け、そのセンサの検出に基づいてアンチスキッ
ド制御ユニット240が切換弁を切り換えるようにして
もよい。
受けて遮断状態に切り換えられるようにされていたが、
切換弁を電磁開閉弁とするとともに、パワー圧が許容最
高圧あるいはそれに近い高さに達したことを検出するセ
ンサを設け、そのセンサの検出に基づいてアンチスキッ
ド制御ユニット240が切換弁を切り換えるようにして
もよい。
また、上記実施例において容積変化室は第一加圧ピスト
ン18とハウジング14との間に形成されていたが、パ
ワーピストン114.リアクシコンピストン124等と
ハウジング14(実際にはハウジング14と一体的に形
成されたハウジング110)との間に設けてもよい。
ン18とハウジング14との間に形成されていたが、パ
ワーピストン114.リアクシコンピストン124等と
ハウジング14(実際にはハウジング14と一体的に形
成されたハウジング110)との間に設けてもよい。
さらに、容積変化室と加圧室との連通を許容。
遮断する逆止弁を設ければ、環状室88がリザーバ60
との連通を遮断された状態においても、何らかの理由で
マスタシリンダ圧が低下すればそれを補うことができて
信頼性が向上するが、このように構成することは不可欠
ではなく、逆止弁は省略してもよい。
との連通を遮断された状態においても、何らかの理由で
マスタシリンダ圧が低下すればそれを補うことができて
信頼性が向上するが、このように構成することは不可欠
ではなく、逆止弁は省略してもよい。
その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の
知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
第1図は本発明の一実施例である液圧ブースタ付マスタ
シリンダを有する液圧ブレーキ装置の系統図である。第
2図は上記マスタシリンダにおいてアキュムレータの液
圧が過大である状態でブレーキペダルが高踏力で踏み込
まれた場合のマスタシリンダ液圧を従来との比較におい
て示すグラフである。第3図はブレーキペダルの踏込力
とマスタシリンダ圧との関係を式で表す際に使用するマ
スタシリンダの模型図である。 10:マスタシリンダ 12 14:ハウジング 18 20:第二加圧ピストン 2 24:第二加圧室 8 92:カップシール 9 94:弁子 9 98ニスプリング 1 110:ハウジング 11 118:パワー圧室 13 134;中継ロッド 14 172:アキュムレータ 2 252:パイロット通路 2 :液圧ブースタ :第二加圧ピストン 2:第一加圧室 8:環状室 3:連通路 6:弁座 OO:逆止弁 4:パワーピストン Oニブレーキペダル 0:制御弁 50:切換弁 54ニスプリング
シリンダを有する液圧ブレーキ装置の系統図である。第
2図は上記マスタシリンダにおいてアキュムレータの液
圧が過大である状態でブレーキペダルが高踏力で踏み込
まれた場合のマスタシリンダ液圧を従来との比較におい
て示すグラフである。第3図はブレーキペダルの踏込力
とマスタシリンダ圧との関係を式で表す際に使用するマ
スタシリンダの模型図である。 10:マスタシリンダ 12 14:ハウジング 18 20:第二加圧ピストン 2 24:第二加圧室 8 92:カップシール 9 94:弁子 9 98ニスプリング 1 110:ハウジング 11 118:パワー圧室 13 134;中継ロッド 14 172:アキュムレータ 2 252:パイロット通路 2 :液圧ブースタ :第二加圧ピストン 2:第一加圧室 8:環状室 3:連通路 6:弁座 OO:逆止弁 4:パワーピストン Oニブレーキペダル 0:制御弁 50:切換弁 54ニスプリング
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ハウジングと、 そのハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合され、ハウジ
ングと共同して加圧室を形成し、その加圧室に液圧を発
生させる加圧ピストンと、 前記ハウジングに液密かつ摺動可能に嵌合され、ハウジ
ングと共同してパワー圧室を形成し、そのパワー圧室の
液圧により作動させられるパワーピストンと、 そのパワーピストンの作動力をパワーピストンから前記
加圧ピストンに伝達する作動力伝達手段と、 液圧源と、 その液圧源の液圧を操作手段の操作力に対応した高さに
制御して前記パワー圧室に供給するパワー圧制御装置と を含む液圧ブースタ付マスタシリンダにおいて、前記ハ
ウジングと前記操作手段から前記加圧ピストンまでの部
材のいずれかとの間に形成され、作動液が充填されると
ともにリザーバに連通させられ、前記いずれかの部材の
前記ハウジングに対する前進に伴って容積が減少する容
積変化室と、その容積変化室と前記リザーバとの間に設
けられ、容積変化室をリザーバに連通させる連通状態と
、リザーバとの連通を遮断する遮断状態とに切り換えら
れる切換弁と、 前記パワー圧室の液圧が許容最高圧を超える状態で前記
切換弁を前記遮断状態に切り換える切換手段と を設けたことを特徴とする液圧ブースタ付マスタシリン
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP89318189A JPH03243455A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 液圧ブ−スタ付マスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP89318189A JPH03243455A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 液圧ブ−スタ付マスタシリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243455A true JPH03243455A (ja) | 1991-10-30 |
Family
ID=18096445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP89318189A Pending JPH03243455A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 液圧ブ−スタ付マスタシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03243455A (ja) |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP89318189A patent/JPH03243455A/ja active Pending
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