JPH032445Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH032445Y2 JPH032445Y2 JP1983171822U JP17182283U JPH032445Y2 JP H032445 Y2 JPH032445 Y2 JP H032445Y2 JP 1983171822 U JP1983171822 U JP 1983171822U JP 17182283 U JP17182283 U JP 17182283U JP H032445 Y2 JPH032445 Y2 JP H032445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- plunger
- pressure
- volume chamber
- shutoff valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アンチスキツドブレーキ用液圧調整
装置に関する。
装置に関する。
従来、この種の装置の1つとして、マスタシリ
ンダに接続される入口と、ホイールシリンダに接
続される出口と、前記入口と前記出口との間に配
置され前記入口から前記出口へ向う液移動を阻止
可能に弁ばねにより弁座に向つて付勢される弁要
素を有する遮断弁と、該遮断弁の前記出口側に形
成される容積室と、該容積室の容積を変化可能に
進退自在であり一端を前記遮断弁に対向して配設
されるプランジヤと、該プランジヤの他端に前記
容積室の圧力に対向して当該プランジヤを前記遮
断弁に向つて可変の付勢力により付勢する手段と
を備え、前記プランジヤの前記一端により前記弁
要素を前記弁座から離座させて前記遮断弁を開弁
させるようにしたものがある。
ンダに接続される入口と、ホイールシリンダに接
続される出口と、前記入口と前記出口との間に配
置され前記入口から前記出口へ向う液移動を阻止
可能に弁ばねにより弁座に向つて付勢される弁要
素を有する遮断弁と、該遮断弁の前記出口側に形
成される容積室と、該容積室の容積を変化可能に
進退自在であり一端を前記遮断弁に対向して配設
されるプランジヤと、該プランジヤの他端に前記
容積室の圧力に対向して当該プランジヤを前記遮
断弁に向つて可変の付勢力により付勢する手段と
を備え、前記プランジヤの前記一端により前記弁
要素を前記弁座から離座させて前記遮断弁を開弁
させるようにしたものがある。
ところで、こうしたものにおいては、ホイール
シリンダ側の液圧を適正に制御するには、遮断弁
の開弁時における弁要素と弁座との間の距離を精
度よく規定しておく必要があり、そのためにはプ
ランジヤの移動方向の長さおよび非作動時の位置
を精密に規定することが重要なポイントとなる。
しかしながら従来のものでは、プランジヤがその
移動方向に比較的長い形状となつているためその
寸法に誤差を生じやすく、またプランジヤの非作
動位置にもばらつきが生ずるので、遮断弁の弁要
素の弁座に対する揚程(バルブリフト)にばらつ
きを生じてしまう。従つて、弁要素の揚程が大き
くなることがあると、それに応じてプランジヤが
大きく移動するまでは遮断弁が閉じないので、プ
ランジヤが容積室の容積を増大させるべく後退し
始めても速やかにホイールシリンダ側の圧力が低
下せず、液圧調整に遅れを生ずるといつた問題が
起こる。
シリンダ側の液圧を適正に制御するには、遮断弁
の開弁時における弁要素と弁座との間の距離を精
度よく規定しておく必要があり、そのためにはプ
ランジヤの移動方向の長さおよび非作動時の位置
を精密に規定することが重要なポイントとなる。
しかしながら従来のものでは、プランジヤがその
移動方向に比較的長い形状となつているためその
寸法に誤差を生じやすく、またプランジヤの非作
動位置にもばらつきが生ずるので、遮断弁の弁要
素の弁座に対する揚程(バルブリフト)にばらつ
きを生じてしまう。従つて、弁要素の揚程が大き
くなることがあると、それに応じてプランジヤが
大きく移動するまでは遮断弁が閉じないので、プ
ランジヤが容積室の容積を増大させるべく後退し
始めても速やかにホイールシリンダ側の圧力が低
下せず、液圧調整に遅れを生ずるといつた問題が
起こる。
本考案は、上記問題点に鑑みて成されるもので
あつて、プランジヤの寸法精度をそれほど精密に
管理しなくても、遮断弁の弁要素の弁座に対する
揚程を精度よく規定して適正な液圧調整をなし得
るアンチスキツドブレーキ用液圧調整装置を提供
することを目的とする。この目的は、本考案によ
れば、マスタシリンダに接続される入口と、ホイ
ールシリンダに接続される出口と、前記入口と前
記出口との間に配置され前記入口から前記出口へ
向う液移動を阻止可能に弁ばねにより弁座に向つ
て付勢される弁要素を有する遮断弁と、該遮断弁
の前記出口側に形成される容積室と、該容積室の
容積を変化可能に進退自在であり一端を前記遮断
弁に対向して配設されるプランジヤと、該プラン
ジヤの他端に前記容積室の圧力に対向して当該プ
ランジヤを前記遮断弁に向つて可変の付勢力によ
り付勢する手段とを備え、前記プランジヤの前記
一端により前記弁要素を前記弁座から離座させて
前記遮断弁を開弁させるようにしたアンチスキツ
ドブレーキ用液圧調整装置において、前記入口と
前記容積室との間に、前記入口側に前記弁座を形
成され、前記容積室側の端部が前記プランジヤの
前記一端と当接し前記プランジヤの前記弁要素側
への移動を所定位置までに制限する止めとなる座
部材を配設するとともに、前記プランジヤの前記
一端と前記弁要素との間に所定長の軸状部材を介
在させ、当該軸状部材を前記プランジヤの進退に
応じて前記プランジヤの前記一端と接離可能に、
前記弁座側と前記容積室側と連絡して前記座部材
に形成した孔に摺動自在に支持させてなるアンチ
スキツドブレーキ用液圧調整装置、によつて達成
される。
あつて、プランジヤの寸法精度をそれほど精密に
管理しなくても、遮断弁の弁要素の弁座に対する
揚程を精度よく規定して適正な液圧調整をなし得
るアンチスキツドブレーキ用液圧調整装置を提供
することを目的とする。この目的は、本考案によ
れば、マスタシリンダに接続される入口と、ホイ
ールシリンダに接続される出口と、前記入口と前
記出口との間に配置され前記入口から前記出口へ
向う液移動を阻止可能に弁ばねにより弁座に向つ
て付勢される弁要素を有する遮断弁と、該遮断弁
の前記出口側に形成される容積室と、該容積室の
容積を変化可能に進退自在であり一端を前記遮断
弁に対向して配設されるプランジヤと、該プラン
ジヤの他端に前記容積室の圧力に対向して当該プ
ランジヤを前記遮断弁に向つて可変の付勢力によ
り付勢する手段とを備え、前記プランジヤの前記
一端により前記弁要素を前記弁座から離座させて
前記遮断弁を開弁させるようにしたアンチスキツ
ドブレーキ用液圧調整装置において、前記入口と
前記容積室との間に、前記入口側に前記弁座を形
成され、前記容積室側の端部が前記プランジヤの
前記一端と当接し前記プランジヤの前記弁要素側
への移動を所定位置までに制限する止めとなる座
部材を配設するとともに、前記プランジヤの前記
一端と前記弁要素との間に所定長の軸状部材を介
在させ、当該軸状部材を前記プランジヤの進退に
応じて前記プランジヤの前記一端と接離可能に、
前記弁座側と前記容積室側と連絡して前記座部材
に形成した孔に摺動自在に支持させてなるアンチ
スキツドブレーキ用液圧調整装置、によつて達成
される。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
図において、本実施例のアンチスキツドブレー
キ用液圧調整装置は全体として1で示され、その
ハウジング2の上方部分には左右に延びる段付孔
3が形成されている。段付孔3は小径孔部4と大
径孔部5とから成り、小径孔部4はその左端部で
上下方向に延びる通路7を介してホイールシリン
ダ接続口6と連通している。大径孔部5の左端部
の開口部はシールリング9を装着した蓋体8を螺
着して閉塞されている。ハウジング2の左端部下
方にはマスタシリンダ接続口10が形成され、横
方向通路11及び縦方向通路12を介して段付孔
3の大径孔部5と連通している。
キ用液圧調整装置は全体として1で示され、その
ハウジング2の上方部分には左右に延びる段付孔
3が形成されている。段付孔3は小径孔部4と大
径孔部5とから成り、小径孔部4はその左端部で
上下方向に延びる通路7を介してホイールシリン
ダ接続口6と連通している。大径孔部5の左端部
の開口部はシールリング9を装着した蓋体8を螺
着して閉塞されている。ハウジング2の左端部下
方にはマスタシリンダ接続口10が形成され、横
方向通路11及び縦方向通路12を介して段付孔
3の大径孔部5と連通している。
大径孔部5には段付形状の遮断弁本体13が、
その大径部15にシールリング14を装着して嵌
着されており、内部に軸方向に延びる段付孔18
を備えている。遮断弁本体13の小径部16には
複数の通孔17が形成され、内部の段付孔18の
大径孔部19とハウジング2の大径孔部5とを連
通可能にしている。
その大径部15にシールリング14を装着して嵌
着されており、内部に軸方向に延びる段付孔18
を備えている。遮断弁本体13の小径部16には
複数の通孔17が形成され、内部の段付孔18の
大径孔部19とハウジング2の大径孔部5とを連
通可能にしている。
また、遮断弁本体13の大径部15の右端面8
1には径方向に溝27が形成されており、このよ
うな右端面81を小径孔部4と大径孔部5との間
の段部に当接させている。遮断弁本体13は蓋体
8の螺着によつて蓋体8の右端と上記段部との間
に狭圧固定される。遮断弁本体13内の段付孔1
8において大径孔部19と中径孔部21との間に
は斜面部20が形成され、これは弁要素としての
球弁25に対する弁座として働らく。したがつ
て、蓋体8で挾圧固定された遮断弁本体13の大
径部15は、球弁25に対する弁座を備えた座部
材として機能し、かつ、その右端面81は、プラ
ンジヤ28の図において左方向への移動を制限す
る止めとして機能している。このように、本実施
例では、プランジヤ28に対する止めと、球弁2
5に対する弁座とが一つ部材に、すなわち遮断弁
本体13に設られている。球弁25と遮断弁本体
13の小径部16の左端に固定されたばね受け7
8との間には弁ばね26が張設され、球弁25を
右方に付勢している。段付孔18の中径孔部21
と小径孔部22とにわたつて軸状部材24が挿通
しており、その左端増径部は中径孔部21に摺動
自在となつており球弁25と当接している。図示
する通常の状態では、球弁25は軸状部材24に
より弁座20から離座されており、マスタシリン
ダ接続口10側を、軸状部材24の左端増径部の
外周部に形成された複数の溝23、小径孔部22
及び遮断弁本体13の右端面に形成された径方向
溝27を介してホイールシリンダ接続口6側に連
通させている。
1には径方向に溝27が形成されており、このよ
うな右端面81を小径孔部4と大径孔部5との間
の段部に当接させている。遮断弁本体13は蓋体
8の螺着によつて蓋体8の右端と上記段部との間
に狭圧固定される。遮断弁本体13内の段付孔1
8において大径孔部19と中径孔部21との間に
は斜面部20が形成され、これは弁要素としての
球弁25に対する弁座として働らく。したがつ
て、蓋体8で挾圧固定された遮断弁本体13の大
径部15は、球弁25に対する弁座を備えた座部
材として機能し、かつ、その右端面81は、プラ
ンジヤ28の図において左方向への移動を制限す
る止めとして機能している。このように、本実施
例では、プランジヤ28に対する止めと、球弁2
5に対する弁座とが一つ部材に、すなわち遮断弁
本体13に設られている。球弁25と遮断弁本体
13の小径部16の左端に固定されたばね受け7
8との間には弁ばね26が張設され、球弁25を
右方に付勢している。段付孔18の中径孔部21
と小径孔部22とにわたつて軸状部材24が挿通
しており、その左端増径部は中径孔部21に摺動
自在となつており球弁25と当接している。図示
する通常の状態では、球弁25は軸状部材24に
より弁座20から離座されており、マスタシリン
ダ接続口10側を、軸状部材24の左端増径部の
外周部に形成された複数の溝23、小径孔部22
及び遮断弁本体13の右端面に形成された径方向
溝27を介してホイールシリンダ接続口6側に連
通させている。
以上により、マスタシリンダ接続口10側から
ホイールシリンダ接続口6側への液移動を阻止可
能な遮断弁が構成され、更に軸状部材24とばね
受け78とを遮断弁本体に組付けることによつ
て、遮断弁は1つの組立体となる。
ホイールシリンダ接続口6側への液移動を阻止可
能な遮断弁が構成され、更に軸状部材24とばね
受け78とを遮断弁本体に組付けることによつ
て、遮断弁は1つの組立体となる。
ハウジング2の上方部分で左右に延びる段付孔
3の小径孔部4には密封部材29,30を装着し
たプランジヤ28が摺動自在に嵌合しており、そ
の左端部31は減径されて上述の軸状部材24及
び遮断弁本体13の右端面81と当接可能となつ
ており、遮断弁本体13とプランジヤ28との間
には、プランジヤ28の移動により容積が可変の
容積室80が形成されている。また、プランジヤ
28の右端側とハウジング2の端壁との間には変
圧室33が画成され、こゝにばね32が張設され
プランジヤ28を左方に付勢している。
3の小径孔部4には密封部材29,30を装着し
たプランジヤ28が摺動自在に嵌合しており、そ
の左端部31は減径されて上述の軸状部材24及
び遮断弁本体13の右端面81と当接可能となつ
ており、遮断弁本体13とプランジヤ28との間
には、プランジヤ28の移動により容積が可変の
容積室80が形成されている。また、プランジヤ
28の右端側とハウジング2の端壁との間には変
圧室33が画成され、こゝにばね32が張設され
プランジヤ28を左方に付勢している。
なお、ばね32のばね力は、密封部材29,3
0と小径孔部4との摺動抵抗に打勝つてプランジ
ヤ28を左方へ移動させ得る程度の軽い付勢力で
ある。なおまた、上述の軸状部材24は、プラン
ジヤ28と遮断弁本体13の右端面81とが当接
するときに、球弁25と弁座20とを所定量離間
させる長さ、換言すれば、所望する遮断弁のバル
ブリフト量に、遮断弁本体13における右端面8
1から球弁25の着座位置までの長さを加えた長
さに形成されている。
0と小径孔部4との摺動抵抗に打勝つてプランジ
ヤ28を左方へ移動させ得る程度の軽い付勢力で
ある。なおまた、上述の軸状部材24は、プラン
ジヤ28と遮断弁本体13の右端面81とが当接
するときに、球弁25と弁座20とを所定量離間
させる長さ、換言すれば、所望する遮断弁のバル
ブリフト量に、遮断弁本体13における右端面8
1から球弁25の着座位置までの長さを加えた長
さに形成されている。
マスタシリンダ接続口10と連通する横方向通
路11には更にこれと整列かつ連続して横方向に
延びる付孔34が形成され、左方から順に小径孔
部35、中径孔部36及び大径孔部37となつて
おり、大径孔部37の右端開口はシールリング3
9を装着した蓋部材38を図示しないボルト等の
適当な手段でハウジング2に取付けることによつ
て閉塞されている。小径孔部35と横方向通路1
1との間には斜面部79が形成され、球弁41の
弁座として働らき、通常の図示する状態では小径
孔部35と中径孔部36とにわたつて嵌合してい
るバイパス用ピストン40により押圧されて球弁
41は弁座79に着座している。バイパス用ピス
トン40の左端部は減圧されて、その周囲は縦方
向通路42を介してホイールシリンダ接続口6側
と連通している。これらの球弁41、弁座79及
びバイパス用ピストン40によつて、横方向通路
11、小径孔部35、縦方向通路42を介して遮
断弁を迂回し、マスタシリンダ接続口10側とホ
イールシリンダ接続口6側とを連通可能なバイパ
ス弁が構成される。
路11には更にこれと整列かつ連続して横方向に
延びる付孔34が形成され、左方から順に小径孔
部35、中径孔部36及び大径孔部37となつて
おり、大径孔部37の右端開口はシールリング3
9を装着した蓋部材38を図示しないボルト等の
適当な手段でハウジング2に取付けることによつ
て閉塞されている。小径孔部35と横方向通路1
1との間には斜面部79が形成され、球弁41の
弁座として働らき、通常の図示する状態では小径
孔部35と中径孔部36とにわたつて嵌合してい
るバイパス用ピストン40により押圧されて球弁
41は弁座79に着座している。バイパス用ピス
トン40の左端部は減圧されて、その周囲は縦方
向通路42を介してホイールシリンダ接続口6側
と連通している。これらの球弁41、弁座79及
びバイパス用ピストン40によつて、横方向通路
11、小径孔部35、縦方向通路42を介して遮
断弁を迂回し、マスタシリンダ接続口10側とホ
イールシリンダ接続口6側とを連通可能なバイパ
ス弁が構成される。
バイパス用ピストン40は段付でありシールリ
ング43,44を装着して小径孔部35及び中径
孔部36に摺動自在に嵌合しており、右端面には
径方向に溝45が形成されている。また、中径孔
部36には連絡部材56の左側小径部がシールリ
ング54を装着して嵌着しており、その左端面と
バイパス用ピストン40との間にポンプ圧室52
を画成している。バイパス用ピストン40の小径
部にはマスタシリンダからの液圧が作用し、大径
部にはポンプ圧室52の圧力が作用する。ポンプ
圧室52は下方の液圧ポンプ接続口46と連通し
ており、該接続口46は管路51を介して液圧ポ
ンプ47の吐出口に接続されると共にアキユムレ
ータ49に接続されている。アキユムレータ49
は公知の構造を有し、本体、この本体内に設けた
摺動自在なピストン、ばねなどから成り、蓄圧室
の作動液容量及びばねのばね力により作動液の蓄
圧が決定され、ポンプ圧室52に供給されてい
る。液圧ポンプ47はモータ48によつて駆動さ
れるが、非駆動時でもその時のアキユムレータ4
9の蓄圧がポンプ圧室52に供給されてバイパス
用ピストン40を左方へと押圧し、図示の状態を
とらせることができる。液圧ポンプ47の吸込口
は作動液リザーバ50に連通している。
ング43,44を装着して小径孔部35及び中径
孔部36に摺動自在に嵌合しており、右端面には
径方向に溝45が形成されている。また、中径孔
部36には連絡部材56の左側小径部がシールリ
ング54を装着して嵌着しており、その左端面と
バイパス用ピストン40との間にポンプ圧室52
を画成している。バイパス用ピストン40の小径
部にはマスタシリンダからの液圧が作用し、大径
部にはポンプ圧室52の圧力が作用する。ポンプ
圧室52は下方の液圧ポンプ接続口46と連通し
ており、該接続口46は管路51を介して液圧ポ
ンプ47の吐出口に接続されると共にアキユムレ
ータ49に接続されている。アキユムレータ49
は公知の構造を有し、本体、この本体内に設けた
摺動自在なピストン、ばねなどから成り、蓄圧室
の作動液容量及びばねのばね力により作動液の蓄
圧が決定され、ポンプ圧室52に供給されてい
る。液圧ポンプ47はモータ48によつて駆動さ
れるが、非駆動時でもその時のアキユムレータ4
9の蓄圧がポンプ圧室52に供給されてバイパス
用ピストン40を左方へと押圧し、図示の状態を
とらせることができる。液圧ポンプ47の吸込口
は作動液リザーバ50に連通している。
連絡部材56の中間部に形成される増径部は、
中径孔部36と大径孔部37との間の段部に当接
している当板53に支持されて固定状態にあり、
右側小径部はシールリング57を装着してガイド
筒62に嵌着されている。ガイド筒62にはまた
磁性材から成る制御ピストン61が摺動自在に嵌
合しており、その両端面中央部には弁球60,7
4を固定させている。制御ピストン61は左端部
近くに減径部65を有し、この両側の周面には溝
66,67が形成されている。ガイド筒62の外
周部には合成樹脂64でモールドされたコイル6
3が巻装されており、更に内外周部にシールリン
グ73を装着した環状部材72が嵌着されてい
る。当板53、連絡部材56、コイル63、ガイ
ド筒62環状部材72は、大径孔部37に蓋部材
38を嵌着させることにより、該蓋部材38と、
中径孔部36と大径孔部37との間の段部との間
に狭圧状態におかれる。よつて安定な固定状態が
得られる。
中径孔部36と大径孔部37との間の段部に当接
している当板53に支持されて固定状態にあり、
右側小径部はシールリング57を装着してガイド
筒62に嵌着されている。ガイド筒62にはまた
磁性材から成る制御ピストン61が摺動自在に嵌
合しており、その両端面中央部には弁球60,7
4を固定させている。制御ピストン61は左端部
近くに減径部65を有し、この両側の周面には溝
66,67が形成されている。ガイド筒62の外
周部には合成樹脂64でモールドされたコイル6
3が巻装されており、更に内外周部にシールリン
グ73を装着した環状部材72が嵌着されてい
る。当板53、連絡部材56、コイル63、ガイ
ド筒62環状部材72は、大径孔部37に蓋部材
38を嵌着させることにより、該蓋部材38と、
中径孔部36と大径孔部37との間の段部との間
に狭圧状態におかれる。よつて安定な固定状態が
得られる。
制御ピストン61の右端に形成されるフランジ
部と環状部材72との間にはばね68が張設さ
れ、制御ピストン61を右方へと付勢し、通常の
図示する状態では弁球74を蓋部材38の中心軸
上に形成された絞り通孔77の開口部に当接して
いる。通孔77は同じく蓋部材38に形成された
作動液排出口75と連通し、更に管路76を介し
てリザーバ50に連通している。
部と環状部材72との間にはばね68が張設さ
れ、制御ピストン61を右方へと付勢し、通常の
図示する状態では弁球74を蓋部材38の中心軸
上に形成された絞り通孔77の開口部に当接して
いる。通孔77は同じく蓋部材38に形成された
作動液排出口75と連通し、更に管路76を介し
てリザーバ50に連通している。
他方、弁球60と対向している上述の連絡部材
56には中心軸上に通路55が形成され、この右
端部は絞り通路58となつており、開口部59は
弁座として働らき通常の図示する状態では弁球6
0はこれから離れている。
56には中心軸上に通路55が形成され、この右
端部は絞り通路58となつており、開口部59は
弁座として働らき通常の図示する状態では弁球6
0はこれから離れている。
蓋部材38の内端壁には径方向に複数の溝70
が形成され、蓋部材38と環状部材72とによつ
て画成される連絡室69を、ハウジング2に形成
される通路71を介して上述の変圧室33と連通
させている。従つて、通常の図示する状態では、
液圧ポンプ47の吐出口が管路51、接続口46
を介して接続されるポンプ圧室52は、連絡部材
56の通路55、制御ピストン61の外周部の溝
66,67及び連絡室69を介して変圧室33と
連通している。
が形成され、蓋部材38と環状部材72とによつ
て画成される連絡室69を、ハウジング2に形成
される通路71を介して上述の変圧室33と連通
させている。従つて、通常の図示する状態では、
液圧ポンプ47の吐出口が管路51、接続口46
を介して接続されるポンプ圧室52は、連絡部材
56の通路55、制御ピストン61の外周部の溝
66,67及び連絡室69を介して変圧室33と
連通している。
マスタシリンダ接続口10は図示しない管路を
介してマスタシリンダの液圧発生室に接続され、
ホイールシリンダ接続口6は図示しない管路を介
して車輪、例えば一方の後輪のホイールシリンダ
に接続される。なお、この場合、他方の後輪のホ
イールシリンダにも図示の装置と同様な装置が接
続されているものとする。あるいは、ホイールシ
リンダ接続口6を共通に両後輪のホイールシリン
ダに接続するようにしてもよい。
介してマスタシリンダの液圧発生室に接続され、
ホイールシリンダ接続口6は図示しない管路を介
して車輪、例えば一方の後輪のホイールシリンダ
に接続される。なお、この場合、他方の後輪のホ
イールシリンダにも図示の装置と同様な装置が接
続されているものとする。あるいは、ホイールシ
リンダ接続口6を共通に両後輪のホイールシリン
ダに接続するようにしてもよい。
コイル63には図示しないコントロールユニツ
トの出力端子が接続され、コントロールユニツト
の入力端子には後輪の回転速度を検出するための
ホイールセンサーの出力端子、液圧ポンプ47の
吐出口側またはアキユムレータ49に設けた圧力
スイツチの出力端子等、が接続されている。
トの出力端子が接続され、コントロールユニツト
の入力端子には後輪の回転速度を検出するための
ホイールセンサーの出力端子、液圧ポンプ47の
吐出口側またはアキユムレータ49に設けた圧力
スイツチの出力端子等、が接続されている。
本考案の実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用について説明する。
次にこの作用について説明する。
液圧ポンプ47を駆動するモータ48は、車両
走行中は常時運転するようにしてもよく、あるい
はブレーキ作動開始と共に、または後述するよう
にコイル63への通電と共に運転開始するように
してもよく種々の態様が考えられるが、いづれに
しても液圧ポンプ47の吐出口又はアキユムレー
タ49からポンプ接続孔46及び各種の通路を通
つて変圧室33に加えられる液圧は、プランジヤ
28の左端側から加えられるマスタシリンダから
の液圧より充分に高いものとする。
走行中は常時運転するようにしてもよく、あるい
はブレーキ作動開始と共に、または後述するよう
にコイル63への通電と共に運転開始するように
してもよく種々の態様が考えられるが、いづれに
しても液圧ポンプ47の吐出口又はアキユムレー
タ49からポンプ接続孔46及び各種の通路を通
つて変圧室33に加えられる液圧は、プランジヤ
28の左端側から加えられるマスタシリンダから
の液圧より充分に高いものとする。
すなわち、図示の状態では、液圧ポンプ47又
はアキユレータ49の液圧は接続口46→ポンプ
圧室52→連絡部材56の軸方向通路55→制御
ピストン61の外周部の溝66,67→連絡室6
9→溝70→通路71を経て変圧室33に伝達さ
れている。
はアキユレータ49の液圧は接続口46→ポンプ
圧室52→連絡部材56の軸方向通路55→制御
ピストン61の外周部の溝66,67→連絡室6
9→溝70→通路71を経て変圧室33に伝達さ
れている。
今、図示しないブレーキペダルを踏むと、マス
タシリンダの液圧発生室に液圧が発生し、これは
マスタシリンダ接続口10、横方向通路11、縦
方向通路12、孔17、球弁25と弁座20との
隙間、軸状部材24の溝23、遮断弁本体13の
端面の溝27、通路7及びホイールシリンダ接続
口6を通つて車輪のホイールシリンダに伝達され
る。これにより車輪にブレーキがかけられる。こ
のときプランジヤ28の左側にマスタシリンダか
らの液圧が作用するが、その液圧よりもプランジ
ヤ28の右側に作用する変圧室33の液圧の方が
大きいので、プランジヤ28は右方へ移動せず、
停止したまゝである。また、遮断弁本体13とプ
ランジヤ28との間に形成される容積室の容積は
このときには充分に小さいのでマスタシリンダか
らの液移動量を少なくして迅速にブレーキがかけ
られる。
タシリンダの液圧発生室に液圧が発生し、これは
マスタシリンダ接続口10、横方向通路11、縦
方向通路12、孔17、球弁25と弁座20との
隙間、軸状部材24の溝23、遮断弁本体13の
端面の溝27、通路7及びホイールシリンダ接続
口6を通つて車輪のホイールシリンダに伝達され
る。これにより車輪にブレーキがかけられる。こ
のときプランジヤ28の左側にマスタシリンダか
らの液圧が作用するが、その液圧よりもプランジ
ヤ28の右側に作用する変圧室33の液圧の方が
大きいので、プランジヤ28は右方へ移動せず、
停止したまゝである。また、遮断弁本体13とプ
ランジヤ28との間に形成される容積室の容積は
このときには充分に小さいのでマスタシリンダか
らの液移動量を少なくして迅速にブレーキがかけ
られる。
車輪のホイールシリンダの液圧はマスタシリン
ダの液圧と共に上昇するが、今、図示しないコン
トロールユニツトが適正なブレーキ力を越えてい
ると判断すると、例えば車輪のスリツプ率が所定
のスリツプ率を越えていると判断すると、コント
ロールユニツトから弛め信号が発生し、これによ
りコイル63が通電される。この通電によりコイ
ル63の内側に磁束が発生し、制御ピストン61
が磁力により左方へとばね68のばね力に抗して
移動させられ、弁球60が弁座59に着座し、通
路55の絞り通路58を閉じる。他方の弁球74
は蓋部材38の絞り通路77の開口部から離れ
る。
ダの液圧と共に上昇するが、今、図示しないコン
トロールユニツトが適正なブレーキ力を越えてい
ると判断すると、例えば車輪のスリツプ率が所定
のスリツプ率を越えていると判断すると、コント
ロールユニツトから弛め信号が発生し、これによ
りコイル63が通電される。この通電によりコイ
ル63の内側に磁束が発生し、制御ピストン61
が磁力により左方へとばね68のばね力に抗して
移動させられ、弁球60が弁座59に着座し、通
路55の絞り通路58を閉じる。他方の弁球74
は蓋部材38の絞り通路77の開口部から離れ
る。
以上により、ポンプ圧室52と変圧室33とは
遮断され、変圧室33と排出口75とが連通す
る。変圧室33から圧液が通路71,70、連絡
室69、絞り通路77排出口75及び管路76を
通つてリザーバ50に排出される。なお、圧液は
絞り通路77を通つて排出されるので、急速にで
はなく徐々に排出される。変圧室33の圧力はこ
れと共に低下し、遮断弁本体13とプランジヤ2
8との間の容積室80の圧力より、プランジヤ2
8を左方へと押圧する力が小さくなると、プラン
ジヤ28は右方へと移動し始める。プランジヤ2
8の左端面と当接する軸状部材24も弁ばね26
のばね力により右方へと移動し始める。図示の位
置からバルブリフト量だけ移動すると球弁25が
弁座20に着座し、以後、マスタシリンダ側とホ
イールシリンダ側とは遮断される。プランジヤ2
8の右方への移動と共に遮断弁本体13とプラン
ジヤ28との間の容積室80の容積が増大し、こ
れにより容積室80と連通しているホイールシリ
ンダの圧力が低下し、ブレーキ力は小さくなる。
遮断され、変圧室33と排出口75とが連通す
る。変圧室33から圧液が通路71,70、連絡
室69、絞り通路77排出口75及び管路76を
通つてリザーバ50に排出される。なお、圧液は
絞り通路77を通つて排出されるので、急速にで
はなく徐々に排出される。変圧室33の圧力はこ
れと共に低下し、遮断弁本体13とプランジヤ2
8との間の容積室80の圧力より、プランジヤ2
8を左方へと押圧する力が小さくなると、プラン
ジヤ28は右方へと移動し始める。プランジヤ2
8の左端面と当接する軸状部材24も弁ばね26
のばね力により右方へと移動し始める。図示の位
置からバルブリフト量だけ移動すると球弁25が
弁座20に着座し、以後、マスタシリンダ側とホ
イールシリンダ側とは遮断される。プランジヤ2
8の右方への移動と共に遮断弁本体13とプラン
ジヤ28との間の容積室80の容積が増大し、こ
れにより容積室80と連通しているホイールシリ
ンダの圧力が低下し、ブレーキ力は小さくなる。
車輪速度が充分に回復したとコントロールユニ
ツトが判断すると、ブレーキ弛め信号が消滅し、
コイル63は通電されなくなる。制御ピストン6
1はばね68のばね力により右方へと復動し、再
び弁球74により絞り通路77を閉じる。他方の
弁球60は連絡部材56の弁座59から図示のよ
うに離座して、再びポンプ圧室52と変圧室33
とを連通させる。液圧ポンプ47及びアキユムレ
ータ49からの圧液はポンプ圧室52、連絡部材
56の通路55、絞り通路58、制御ピストン6
1の溝66,67、連絡室69、通路71を通つ
て変圧室33に供給される。このとき絞り通路5
8のために圧液は徐々に供給される。変圧室33
の圧力上昇と共にプランジヤ28は左方へと移動
し、容積室の容積は減少する。これによりホイー
ルシリンダの圧力が再び上昇し始める。
ツトが判断すると、ブレーキ弛め信号が消滅し、
コイル63は通電されなくなる。制御ピストン6
1はばね68のばね力により右方へと復動し、再
び弁球74により絞り通路77を閉じる。他方の
弁球60は連絡部材56の弁座59から図示のよ
うに離座して、再びポンプ圧室52と変圧室33
とを連通させる。液圧ポンプ47及びアキユムレ
ータ49からの圧液はポンプ圧室52、連絡部材
56の通路55、絞り通路58、制御ピストン6
1の溝66,67、連絡室69、通路71を通つ
て変圧室33に供給される。このとき絞り通路5
8のために圧液は徐々に供給される。変圧室33
の圧力上昇と共にプランジヤ28は左方へと移動
し、容積室の容積は減少する。これによりホイー
ルシリンダの圧力が再び上昇し始める。
コントロールユニツトが、ブレーキの込め過ぎ
であると判断し、再び弛め信号を発生するとコイ
ル63が通電され、制御ピストン61は左方へと
移動する。弁球74は絞り通路77を解放し、他
方の弁球60は絞り通路58を閉じる。変圧室3
3から圧液が連絡室69、絞り通路77、排出口
75及び管路76を通つてリザーバ50内に排出
される。プランジヤ28は右方へと移動し容積室
の容積は増大する。これによりホイールシリンダ
の圧力は再び低下する。
であると判断し、再び弛め信号を発生するとコイ
ル63が通電され、制御ピストン61は左方へと
移動する。弁球74は絞り通路77を解放し、他
方の弁球60は絞り通路58を閉じる。変圧室3
3から圧液が連絡室69、絞り通路77、排出口
75及び管路76を通つてリザーバ50内に排出
される。プランジヤ28は右方へと移動し容積室
の容積は増大する。これによりホイールシリンダ
の圧力は再び低下する。
以上のようにして、ホイールシリンダの圧力が
上昇、低下を繰り返し、急ブレーキをかけたとし
ても車輪はロツクすることなく適正なブレーキ力
をかけることができる。
上昇、低下を繰り返し、急ブレーキをかけたとし
ても車輪はロツクすることなく適正なブレーキ力
をかけることができる。
なお、上述のブレーキ作動時において、バイパ
ス用ピストン40の左方小径部にマスタシリンダ
からの液圧が作用するが、その液圧に比して充分
に高いポンプ47側の液圧がバイパス用ピストン
40の右方大径部に作用しているため、バイパス
用ピストン40に生ずる左方への押圧力によつ
て、球弁41は弁座79に着座し続けるので、小
径孔部35、縦方向通路42を介してマスタシリ
ンダ側とホイールシリンダ側とが連通されること
はない。
ス用ピストン40の左方小径部にマスタシリンダ
からの液圧が作用するが、その液圧に比して充分
に高いポンプ47側の液圧がバイパス用ピストン
40の右方大径部に作用しているため、バイパス
用ピストン40に生ずる左方への押圧力によつ
て、球弁41は弁座79に着座し続けるので、小
径孔部35、縦方向通路42を介してマスタシリ
ンダ側とホイールシリンダ側とが連通されること
はない。
ブレーキペダルへの踏力を解除すると、マスタ
シリンダ接続孔への圧力が低下し、ホイールシリ
ンダのブレーキ液はホイールシリンダ接続口6,
通路7、軸状部材24の溝23を通つてマスタシ
リンダ側へと還流する。このときプランジヤ28
が軸状部材24を介して球弁25を弁座20から
離座させるほど左方に復動していないときには球
弁25を弁ばね26のばね力に抗して押圧移動さ
せてブレーキ液はマスタシリンダ側へと還流す
る。
シリンダ接続孔への圧力が低下し、ホイールシリ
ンダのブレーキ液はホイールシリンダ接続口6,
通路7、軸状部材24の溝23を通つてマスタシ
リンダ側へと還流する。このときプランジヤ28
が軸状部材24を介して球弁25を弁座20から
離座させるほど左方に復動していないときには球
弁25を弁ばね26のばね力に抗して押圧移動さ
せてブレーキ液はマスタシリンダ側へと還流す
る。
かくして車輪へのブレーキ力はなくなり、各部
分は図示の位置をとるのであるが、液圧ポンプ4
7を駆動停止したとしても、アキユムレータ49
内の作動液はロツク状態におかれるので、そのと
きの蓄圧を変圧室33に供給している。なお、液
圧ポンプ47は公知のように吐出口側及び吸込口
側にそれぞれ逆止弁を備え、吐出口側の逆止弁は
液圧ポンプ47側から管路51側への方向を順方
向としているのでアキユムレータ49から液圧ポ
ンプ47を通つてリザーバ50に作動液が流入す
ることはない。
分は図示の位置をとるのであるが、液圧ポンプ4
7を駆動停止したとしても、アキユムレータ49
内の作動液はロツク状態におかれるので、そのと
きの蓄圧を変圧室33に供給している。なお、液
圧ポンプ47は公知のように吐出口側及び吸込口
側にそれぞれ逆止弁を備え、吐出口側の逆止弁は
液圧ポンプ47側から管路51側への方向を順方
向としているのでアキユムレータ49から液圧ポ
ンプ47を通つてリザーバ50に作動液が流入す
ることはない。
以上は液圧ポンプ47が正常に作動した場合で
あるが、作動すべきときに液圧ポンプ47が作動
しなかつたり、吐出圧力が異常に低下した場合に
ついて説明する。
あるが、作動すべきときに液圧ポンプ47が作動
しなかつたり、吐出圧力が異常に低下した場合に
ついて説明する。
ブレーキペダルを踏むと、マスタシリンダ接続
口10及び縦方向通路12を介してブレーキ液圧
がホイールシリンダ及びプランジヤ28に加えら
れるが変圧室33の圧力、すなわちアキユムレー
タ49の蓄圧より大きくなると、プランジヤ28
は右方へと移動し、球弁25が弁座20に着座す
る。なお、このような場合には、液圧ポンプ47
吐出口側またはアキユムレータ49に設けた圧力
スイツチにより圧力低下が検出され、コントロー
ルユニツトにフエイル信号が入力される。そし
て、このフエイル信号によりコイル63への通電
が阻止されて、制御ピストン61は左方へ移動す
ることはない。従つて、変圧室33の液圧は作動
液排出口75からリザーバ50へ解放されること
はないので、プランジヤ28はアンチスキツド制
御のブレーキ弛め時程に大きく右方へ移動するこ
とはない。球弁25が弁座20に着座することに
より、以後、縦方向通路12側とホイールシリン
ダ側とは遮断される。
口10及び縦方向通路12を介してブレーキ液圧
がホイールシリンダ及びプランジヤ28に加えら
れるが変圧室33の圧力、すなわちアキユムレー
タ49の蓄圧より大きくなると、プランジヤ28
は右方へと移動し、球弁25が弁座20に着座す
る。なお、このような場合には、液圧ポンプ47
吐出口側またはアキユムレータ49に設けた圧力
スイツチにより圧力低下が検出され、コントロー
ルユニツトにフエイル信号が入力される。そし
て、このフエイル信号によりコイル63への通電
が阻止されて、制御ピストン61は左方へ移動す
ることはない。従つて、変圧室33の液圧は作動
液排出口75からリザーバ50へ解放されること
はないので、プランジヤ28はアンチスキツド制
御のブレーキ弛め時程に大きく右方へ移動するこ
とはない。球弁25が弁座20に着座することに
より、以後、縦方向通路12側とホイールシリン
ダ側とは遮断される。
然しながら、本実施例ではバイパス用ピストン
40、球弁41及びもう一つの縦方向通路42を
設けているので、このような場合でもホイールシ
リンダに液圧を供給することができる。すなわ
ち、ブレーキペダルが操作されて、マスタシリン
ダからの液圧によつてバイパス用ピストン40の
小径部に作用する右方への押圧力が、ポンプ圧室
52内の液圧によつてバイパス用ピストン40の
大径部に作用する左方への押圧力に打ち勝つ程大
きくなると、球弁41を介してバイパス用ピスト
ン40を右方へと移動させ、球弁41を弁座79
から離座させる。これにより、マスタシリンダ接
続口10からの液圧は横方向通路11、縦方向通
路42を通つてホイールシリンダ側へ伝達され
る。なお、こうして伝達されるマスタシリンダか
らの液圧によつて、さらにプランジヤ28が容積
室80の容積を増大するように右方へ移動される
可能性があるが、そうした際には、プレーキペダ
ルを2度踏みすることによつて、ホイールシリン
ダ側に液圧が供給される。従つて、液圧ポンプ4
7が正常な場合と比べ(なお、アキユムレータ4
9の蓄圧量も余り大きくないとする)、ブレーキ
のかゝりは若干遅れるが、所望のブレーキ力は確
保できる。
40、球弁41及びもう一つの縦方向通路42を
設けているので、このような場合でもホイールシ
リンダに液圧を供給することができる。すなわ
ち、ブレーキペダルが操作されて、マスタシリン
ダからの液圧によつてバイパス用ピストン40の
小径部に作用する右方への押圧力が、ポンプ圧室
52内の液圧によつてバイパス用ピストン40の
大径部に作用する左方への押圧力に打ち勝つ程大
きくなると、球弁41を介してバイパス用ピスト
ン40を右方へと移動させ、球弁41を弁座79
から離座させる。これにより、マスタシリンダ接
続口10からの液圧は横方向通路11、縦方向通
路42を通つてホイールシリンダ側へ伝達され
る。なお、こうして伝達されるマスタシリンダか
らの液圧によつて、さらにプランジヤ28が容積
室80の容積を増大するように右方へ移動される
可能性があるが、そうした際には、プレーキペダ
ルを2度踏みすることによつて、ホイールシリン
ダ側に液圧が供給される。従つて、液圧ポンプ4
7が正常な場合と比べ(なお、アキユムレータ4
9の蓄圧量も余り大きくないとする)、ブレーキ
のかゝりは若干遅れるが、所望のブレーキ力は確
保できる。
本考案の実施例は以上のような作用を行うので
あるが、更に次のような効果を奏するものであ
る。
あるが、更に次のような効果を奏するものであ
る。
すなわち、本実施例では軸状部材24とプラン
ジヤ28とは別体として形成されているので、一
体として形成されている場合に比べ、これらの加
工が簡単である。また軸状部材24は比較的短か
いので精密に加工することができる。一体化した
場合には全体としての形状がより複雑となるばか
りか、全体としての長さも大きくなるので加工が
より面倒となり、加工精度も低下する。また芯出
し加工も余計に必要とされる。然るに本実施例で
は、軸状部材24は別体であり、プランジヤ28
とは単に当接するだけでよいので、プランジヤ2
8との同心性は必要ではなく、軸状部材24はそ
の大径部が遮断弁本体13の中径孔部21に嵌合
するだけでよい。
ジヤ28とは別体として形成されているので、一
体として形成されている場合に比べ、これらの加
工が簡単である。また軸状部材24は比較的短か
いので精密に加工することができる。一体化した
場合には全体としての形状がより複雑となるばか
りか、全体としての長さも大きくなるので加工が
より面倒となり、加工精度も低下する。また芯出
し加工も余計に必要とされる。然るに本実施例で
は、軸状部材24は別体であり、プランジヤ28
とは単に当接するだけでよいので、プランジヤ2
8との同心性は必要ではなく、軸状部材24はそ
の大径部が遮断弁本体13の中径孔部21に嵌合
するだけでよい。
また、軸状部材24の長さにより球弁25が弁
座20に着座するまでの距離が、すなわちバルブ
リフトが決定されるが、軸状部材24自体は形状
が簡単で長さも小さいので精密に加工することが
でき、よつてバルブリフトを簡単な加工で精密に
定めることができる。さらに、プランジヤ28は
非作動時に遮断弁本体13の右端面81に当接
し、左方への移動を制限されているので、遮断弁
のバルブリフトが増大することが防止される。従
つて、プランジヤ28の復動位置からバルブリフ
ト分の移動距離を精密に定めることができる。よ
つて、プランジヤ28の移動に応じて適正に遮断
弁を閉弁させ、速やかにホイールシリンダ側の液
圧を低下させることができる。
座20に着座するまでの距離が、すなわちバルブ
リフトが決定されるが、軸状部材24自体は形状
が簡単で長さも小さいので精密に加工することが
でき、よつてバルブリフトを簡単な加工で精密に
定めることができる。さらに、プランジヤ28は
非作動時に遮断弁本体13の右端面81に当接
し、左方への移動を制限されているので、遮断弁
のバルブリフトが増大することが防止される。従
つて、プランジヤ28の復動位置からバルブリフ
ト分の移動距離を精密に定めることができる。よ
つて、プランジヤ28の移動に応じて適正に遮断
弁を閉弁させ、速やかにホイールシリンダ側の液
圧を低下させることができる。
また、軸状部材24はプランジヤ28とは別体
であるので、軸状部材24だけを遮断弁に組み込
んで1つの組立体とすることにより、遮断弁のシ
ール機能、バルブリフト量等を装置完成前にテス
トすることができる。
であるので、軸状部材24だけを遮断弁に組み込
んで1つの組立体とすることにより、遮断弁のシ
ール機能、バルブリフト量等を装置完成前にテス
トすることができる。
また、バルブリフトが遮断弁本体13の右端面
81を基準とした軸状部材24の長さにより定ま
り、プランジヤ28の非作動位置がやはりこの右
端面81によつて規定される。すなわち、軸状部
材24の長さとプランジヤ28の非作動位置とが
同一面を基準として定められるので、比較的簡単
に精度よく遮断弁を所望通りに閉弁させることが
できる。
81を基準とした軸状部材24の長さにより定ま
り、プランジヤ28の非作動位置がやはりこの右
端面81によつて規定される。すなわち、軸状部
材24の長さとプランジヤ28の非作動位置とが
同一面を基準として定められるので、比較的簡単
に精度よく遮断弁を所望通りに閉弁させることが
できる。
また、バルブリフトを変更する場合には、軸状
部材24のみを、寸法の異なつたものに交換する
あるいは加工すればよく、プランジヤ28の交
換・加工を必要としないので、作業性・経済性に
優れる。
部材24のみを、寸法の異なつたものに交換する
あるいは加工すればよく、プランジヤ28の交
換・加工を必要としないので、作業性・経済性に
優れる。
また、他種の装置にも適用可能であるなど種々
の効果を奏するものである。
の効果を奏するものである。
以上、本考案の実施例について説明したが、勿
論、本考案はこれに限定されることなく、本考案
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
論、本考案はこれに限定されることなく、本考案
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例では軸状部材24は断面
がほゞT字形状であつて、その大径部の外周に溝
23が形成されたが、これに代えて円柱形状とし
て、その外周に溝を形成する、あるいは円筒形状
として、その両端部の周壁の一部に切欠を形成し
てもよい。この場合には遮断弁本体13の段付孔
は大径孔部19、斜面部(弁座)20及び中径孔
部21とだけで形成することができる(小径孔部
22の径を中径孔部21と同一とする)。
がほゞT字形状であつて、その大径部の外周に溝
23が形成されたが、これに代えて円柱形状とし
て、その外周に溝を形成する、あるいは円筒形状
として、その両端部の周壁の一部に切欠を形成し
てもよい。この場合には遮断弁本体13の段付孔
は大径孔部19、斜面部(弁座)20及び中径孔
部21とだけで形成することができる(小径孔部
22の径を中径孔部21と同一とする)。
また以上の実施例ではプランジヤ28を座部材
として機能する遮断弁本体13に当接させること
によりその復動位置を規制したが、単に弁座を形
成した環状の座部材を用い、これによりプランジ
ヤ(形状変更してもよい)の復動位置を規制する
ようにしてもよい。
として機能する遮断弁本体13に当接させること
によりその復動位置を規制したが、単に弁座を形
成した環状の座部材を用い、これによりプランジ
ヤ(形状変更してもよい)の復動位置を規制する
ようにしてもよい。
また、以上の実施例では液圧ポンプ47の液圧
力を利用してプランジヤ28を往復動させるよう
にしたが、他の付勢手段、例えばエンジンのイン
テークマニホルドの負圧を利用するようにしても
よい。
力を利用してプランジヤ28を往復動させるよう
にしたが、他の付勢手段、例えばエンジンのイン
テークマニホルドの負圧を利用するようにしても
よい。
また以上の実施例では、制御ピストン61の移
動によつて変圧室33の液圧を上昇または低下さ
せ、ブレーキ圧力を込めまたは弛めることができ
るようにしたが、ポンプ47側と作動液リザーバ
76側とを同時に遮断可能な弁装置を設け、変圧
室33の液圧を一定にし、ブレーキ圧力を保持で
きるようにしてもよい。またプランジヤ28の他
の付勢手段として、圧縮空気(正圧)を利用する
ようにしてもよい。
動によつて変圧室33の液圧を上昇または低下さ
せ、ブレーキ圧力を込めまたは弛めることができ
るようにしたが、ポンプ47側と作動液リザーバ
76側とを同時に遮断可能な弁装置を設け、変圧
室33の液圧を一定にし、ブレーキ圧力を保持で
きるようにしてもよい。またプランジヤ28の他
の付勢手段として、圧縮空気(正圧)を利用する
ようにしてもよい。
以上述べたように本考案のアンチスキツドブレ
ーキ用液圧調整装置は、入口と容積室との間に、
入口側に弁座を形成され、容積室側の端部がプラ
ンジヤの一端と当接しプランジヤの弁要素側への
移動を所定位置までに制限する止めとなる座部材
を配設するとともに、プランジヤの一端と弁要素
との間に所定長の軸状部材を介在させ、当該軸状
部材をプランジヤの進退に応じてプランジヤの一
端と接離可能に、弁座側と容積室側と連絡して座
部材に形成した孔に摺動自在に支持させたことに
よつて、座部材、軸状部材の容易な寸法管理、
又、より簡単な加工で、遮断弁の弁要素の弁座に
対するバルブリフトを精密に規定することがで
き、よつて適正な装置作動を保証することができ
る。
ーキ用液圧調整装置は、入口と容積室との間に、
入口側に弁座を形成され、容積室側の端部がプラ
ンジヤの一端と当接しプランジヤの弁要素側への
移動を所定位置までに制限する止めとなる座部材
を配設するとともに、プランジヤの一端と弁要素
との間に所定長の軸状部材を介在させ、当該軸状
部材をプランジヤの進退に応じてプランジヤの一
端と接離可能に、弁座側と容積室側と連絡して座
部材に形成した孔に摺動自在に支持させたことに
よつて、座部材、軸状部材の容易な寸法管理、
又、より簡単な加工で、遮断弁の弁要素の弁座に
対するバルブリフトを精密に規定することがで
き、よつて適正な装置作動を保証することができ
る。
図は本考案の実施例によるアンチスキツドブレ
ーキ用液圧調整装置を配管系統と共に示す側断面
図である。 なお図において、1……アンチスキツド用液圧
調整装置、2……ハウジング、3……段付孔、6
……ホイールシリンダ接続口、10……マスタシ
リンダ接続口、13……遮断弁本体、20……斜
面部(弁座)、24……軸状部材、25……球弁、
28……プランジヤ、33……変圧室、47……
液圧ポンプ、80……容積室、81……右端面。
ーキ用液圧調整装置を配管系統と共に示す側断面
図である。 なお図において、1……アンチスキツド用液圧
調整装置、2……ハウジング、3……段付孔、6
……ホイールシリンダ接続口、10……マスタシ
リンダ接続口、13……遮断弁本体、20……斜
面部(弁座)、24……軸状部材、25……球弁、
28……プランジヤ、33……変圧室、47……
液圧ポンプ、80……容積室、81……右端面。
Claims (1)
- マスタシリンダに接続される入口と、ホイール
シリンダに接続される出口と、前記入口と前記出
口との間に配置され前記入口から前記出口へ向う
液移動を阻止可能に弁ばねにより弁座に向つて付
勢される弁要素を有する遮断弁と、該遮断弁の前
記出口側に形成される容積室と、該容積室の容積
を変化可能に進退自在であり一端を前記遮断弁に
対向して配設されるプランジヤと、該プランジヤ
の他端に前記容積室の圧力に対向して当該プラン
ジヤを前記遮断弁に向つて可変の付勢力により付
勢する手段とを備え、前記プランジヤの前記一端
により前記弁要素を前記弁座から離座させて前記
遮断弁を開弁させるようにしたアンチスキツドブ
レーキ用液圧調整装置において、前記入口と前記
容積室との間に、前記入口側に前記弁座を形成さ
れ、前記容積室側の端部が前記プランジヤの前記
一端と当接し前記プランジヤの前記弁要素側への
移動を所定位置までに制限する止めとなる座部材
を配設するとともに、前記プランジヤの前記一端
と前記弁要素との間に所定長の軸状部材を介在さ
せ、当該軸状部材を前記プランジヤの進退に応じ
て前記プランジヤの前記一端と接離可能に、前記
弁座側と前記容積室側と連絡して前記座部材に形
成した孔に摺動自在に支持させて成るアンチスキ
ツドブレーキ用液圧調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17182283U JPS6078658U (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | アンチスキツドブレ−キ用液圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17182283U JPS6078658U (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | アンチスキツドブレ−キ用液圧調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078658U JPS6078658U (ja) | 1985-06-01 |
| JPH032445Y2 true JPH032445Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=30374709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17182283U Granted JPS6078658U (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | アンチスキツドブレ−キ用液圧調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078658U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2224328B1 (ja) * | 1973-04-03 | 1976-05-21 | Dba |
-
1983
- 1983-11-05 JP JP17182283U patent/JPS6078658U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078658U (ja) | 1985-06-01 |
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