JPH03247775A - 着色アルミニウム送電線およびその付属品の製造方法 - Google Patents

着色アルミニウム送電線およびその付属品の製造方法

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JPH03247775A
JPH03247775A JP4255590A JP4255590A JPH03247775A JP H03247775 A JPH03247775 A JP H03247775A JP 4255590 A JP4255590 A JP 4255590A JP 4255590 A JP4255590 A JP 4255590A JP H03247775 A JPH03247775 A JP H03247775A
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Akitomo Shirakawa
白川 亮偕
Michio Okuno
奥野 道雄
Yukimasa Aida
会田 幸勝
Hiroji Akasaka
広二 赤坂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は表面がマンセル色票系でいう無彩色の色調に着
色されている着色アルミニウム部材およびその製造方法
に関し、更に詳しくは、架線環境に調和した暗い色調を
有するアルミニウム送電線およびその架線時に用いるス
パイラルロッドやジャンパ装置などの付属品と、それを
製造する方法に関する。
(従来の技術) 一般に、アルミニウム部材の表面は銀白色に輝いていて
、光に対する反射率が非常に大きい。このアルミニウム
部材のうち、例えば、アルミニウム送電線やそれを架線
するときに用いるスパイラルロッドやジャンパ装置に対
しては、それらを架線環境と調和させるために、従来か
ら、表面へのサンドブラスト処理による粗面化処理や、
ペンキなどによる表面への塗装処理が施されている。
このような処理が施されることによって、アルミニウム
送電線とその上記付属品の表面における光の反射率が低
下して、架線環境との調和が達成されるのである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記したサンドブラスト処理の場合には
、得られたアルミニウム送電線とその付属品の処理表面
の色調を暗くすることか困難である。そのため、表面色
調を架線環境に調和させることができない。
また、塗装処理の場合は、形成された表面塗膜の色調や
明度を長期間に亘って維持することができず、しかも表
面の親水性が妨げられて、水滴の付着が原因となって発
生するコロナ放電に基づ(オーデイプルノイズを高くす
るという問題を避は得ない。
本発明は、上記したような問題を生ずることかなく、表
面の色調が暗く、その色調はマンセル色票系の無彩色配
列における所望の色調(マンセル表示明度が5以下)に
なっていて、しかも長期に亘ってその色調が維持されて
いる着色アルミニウム部材、とりわけ架線環境と調和す
る色調を備えたアルミニウム送電線とその付属品、なら
びにそれを製造する方法の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段・作用) 上記した目的を達成するために、本発明においては、表
面の色調が、マンセル色票系の無彩色配列における所望
の色調に着色されていることを特徴とする着色アルミニ
ウム部材が提供され、また、アルミニウム部材を、炭酸
イオン、ケイ酸イオン。
硫酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオン、塩素イオンの
群から選ばれる少なくとも1種の陰イオンを含有する熱
水の中に浸漬して、前記アルミニウム部材の表面をマン
セル色票系の無彩色配列における所望の色調に着色する
ことを特徴とする着色アルミニウム部材の製造方法が提
供される。
本発明の着色アルミニウム部側において、それがアルミ
ニウム送電線とその付属品であった場合、その表面の色
調を任意の明度に調節して暗くすることができるので、
架線環境との調和を実現することができ、またその色調
の表面は耐候性に優れていてその効果は長期に亘って維
持され、しかも親水性が良好であるため、送電線の表面
に付着する水滴が原因となって発生するコロナ放電に基
づ(オーデイプルノイズを低減することができる。
このような表面の着色処理は、アルミニウム部材を後述
する熱水の中に浸漬して容易に実現することができる。
用いる熱水には、炭酸イオン、ケイ酸イオン。
硫酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオン、塩素イオンの
1種または2種以上が含有せしめられる。
これらの陰イオンは、アルミニウム部材の表面に形成さ
れている水和酸化物に作用1て、それを黒っぽ(変色さ
せる。
これら陰イオンの含有量が少なすぎると、上記した作用
が充分に発揮されず、処理後のアルミニウム部材の表面
色調は暗くならず、また含有量が多ずぎると、かえって
アルミニウム部材表面の水和酸化物の生成を妨げてしま
い着色効果を低下させるという問題が生じはじめるので
、その含有量は全体で5〜200 ppm程度であるこ
とが好ましい。
これら金属イオンの供給源としては、例えば、CaCO
3,BaCO3,NazC03のような炭酸塩;Naz
O@ S ich、 K2O・S 1C)zのようなケ
イ酸塩; ZnSO4,FeSO4,Cu5O,、Ca
SO4のような硫酸塩;KH2PO,、Na3PO4,
BaHPO4のようなリン酸塩: Ca(N(L+)2
. NaNO3,Fe(NO3)2のような硝酸塩;N
aCCKC(1,FeC(22のような塩化物;をあげ
ることができる。これらの各塩を、各陰イオンが所定濃
度となるように熱水中に溶解せしめればよい。このとき
、各塩が熱水中で解離するが、そのとき生成するナトリ
ウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグ
ネシウムイオン、鉄イオン、銅イオン、亜鉛イオンなど
も各陰イオンと並んで表面着色に良好な影響を与える。
熱水中には、更に、例えばアンモニア水やトリエタノー
ルアミンのような添加剤を添加すると、表面の色調の明
度を小さくすることかできて有効である。アンモニア水
の添加量としては、例えば28%アンモニア水の場合、
0.1〜1.5容量%程度でよく、またトリエタノール
アミンの場合には0、1〜1.0重量%程度でよい。
更に、熱水はそのpHが7〜11に調整されていること
が好ましい。熱水のpHが上記範囲を外れている場合に
は、表面着色に要する時間が長くなると同時に暗い色調
の表面が形成されにくいからである。
熱水の温度は80〜100°Cに管理される。この熱水
の温度が80℃より低くなると、着色に要する時間が長
くなって実用的とはいえず、また処理後の表面の明度が
大きくなり、例えばアルミニウム部材がアルミニウム送
電線とその付属品であった場合、架線環境との調和が悪
くなるからである。好ましい熱水の状態は煮沸状態であ
る。このとき、処理されたアルミニウ部材の表面は短時
間で暗い色調になる。
また、熱水中への浸漬処理に先立ち、アルミニウム部材
の表面に例えばサンドブラスト処理を施して表面を予め
粗面化しておくと、このサンドブラスト処理により表面
に付着していた油分等が除去され、−様な色調と明度を
有する表面状態の実現が促進されるとともに、得られた
表面の親水性が良好となって好適である。
更に、アルミニウム部材の熱水中への浸漬時間が短すぎ
ると表面の色調変化は不充分となり、またあまり長い時
間処理しても生産性を低下させるのみであるため、通常
は2〜10分程度であることが好ましい。
(発明の実施例) 実施例1 アルミニウム部材をアルミニウム送電線とし、第1図に
例示した製造ラインを用いて本発明の着色アルミニウム
送電線を製造した。
まず、この製造ラインにおいては、表面処理を施すべき
アルミニウム送電線(マンセル表示明度7.2)が巻回
されているサプライ1と、処理後のアルミニウム送電線
を巻き取るコイラー5の間に、サンドブラスト装置2.
誘導加熱装置3.熱水処理槽4がこの順序で配列され、
アルミニウム送電線aは、サプライ1からサンドブラス
ト装置2゜誘導加熱装置3.熱水処理槽4を順次通過し
てコイラー5に巻き取られるようになっている。
熱水処理槽4の中には、Na2O・S io250pp
m。
CaCO3200ppm、 トリエタノールアミン0.
5重量%を溶解し、pHがlOに調整された熱水が煮沸
状態(100°C)で満たされている。
このラインにおいて、サプライlからアルミニウム送電
線aを引き出し、サンドブラスト装置2に通して表面を
粗面化し、ついで誘導加熱装置3に通して送電線を90
℃に加熱したのち、熱水処理槽4にて10分間処理し、
コイラー5で巻き取った。
得られたアルミニウム送電線の表面色調は、濃い灰色で
あり、そのマンセル表示明度は3.5であった。
ついで、得られたアルミニウム送電線を屋外に1年間暴
露し、その間の降雨水滴のぬれ拡がり性と色調の変化を
調べたところ、いずれも、着色直後と変わることがなく
、非常に安定していた。
実施例2 熱水が、Na5P0450ppmとトリエタノールアミ
ン0,5重量%を含有していることを除いては実施例1
と同様にしてアルミニウム送電線の表面を処理した。
表面の色調は灰黒色を示し、そのマンセル表示明度は4
.0になった。
実施例1の場合と同様にして、降雨水滴のぬれ拡がり性
と色調の変化を調べた。着色直後の状態と変わることは
なかった。
実施例3 熱水が、H2SO4100ppm、  トリエタノール
アミン0.5重量%を含有していることを除いては、実
施例1と同様にしてアルミニウム送電線を表面処理した
得られた表面の色調は灰黒色であり、そのマンセル表示
明度は4.5であった。
得られたアルミニウム送電線につき、実施例1と同様に
して、その表面における降雨水滴のぬれ拡がり性と色調
変化を調べた。着色直後と変わることはなかった。
実施例4 サンドブラスト処理を施さなかったことを除いては、実
施例3と同様の処理を行なった。
形成された表面は色調変化を起こしていたが、しかしそ
れは斑点状になっていてマンセル表示明度も5.8〜6
.2と大きく、しかも−様ではなかった。
実施例5 実施例1で用いた熱水の温度を第1表のように変化させ
、その熱水でアルミニウム送電線(マンセル表示明度7
.2)を処理し、表面の発色状態を調べた。その結果を
第1表に示した。
(余白) 第 ■ 表 第1表から明らかなように、熱水の温度が低くなると、
マンセル表示明度が大きくなっていく。
実施例6 実施例3で用いた熱水のpHを第2表に示した値に調整
し、その中でアルミニウム送電線を実施例3と同様にし
て煮沸して、アルミニウム送電線の発色状態を調べた。
その結果を第2表に示した。
(以下余白) ■ 第 表 第2表から明らかなように、熱水のpH値が7〜11の
範囲を外れると、得られたアルミニウム送電線のマンセ
ル表示明度は大きくなる。
比較例1 熱水にトリエタノールアミン0.5重量%を含有せしめ
たことを除いては、実施例1と同様にしてアルミニウム
送電線の表面を処理した。得られたアルミニウム送電線
の表面色調は明灰色であり、そのマンセル表示明度は6
.5であった。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明方法によれば、ア
ルミニウム部材の表面の色調を、マンセ2 4゜ ル色票系の無彩色配列における任意の色調にすることが
でき、アルミニウム送電線とその付属品に適用した場合
、それらを容易に架線環境に調和せしめる表面状態にす
ることができる。しかも、形成された色調は長期に亘っ
て維持され、親水性も良好であるため、アルミニウム送
電線においては、付着水滴が原因となって発生するコロ
ナ放電に基づくオーデイプルノイズが低減される。
また、この方法は、アルミニウム部材を熱水中に浸漬す
るだけであるため、アルミニウム部材の表面着色法とし
ては極めて簡便であり、例えばアルミニウム送電線とそ
の付属品の場合、高い生産性、低コストの下で、架線環
境に調和したアルミニウム送電線とその付属品を製造す
ることができて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で着色アルミニウム送電線を製造す
るときに用いる製造ラインの一例である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面の色調が、マンセル色票系の無彩色配列にお
    ける所望の色調に着色されていることを特徴とする着色
    アルミニウム部材。
  2. (2)前記着色アルミニウム部材が、アルミニウム送電
    線およびその付属品である請求項1に記載の着色アルミ
    ニウム部材。
  3. (3)アルミニウム部材を、炭酸イオン,ケイ酸イオン
    ,硫酸イオン,リン酸イオン,硝酸イオン,塩素イオン
    の群から選ばれる少なくとも1種の陰イオンを含有する
    熱水の中に浸漬して、前記アルミニウム部材の表面をマ
    ンセル色票系の無彩色配列における所望の色調に着色す
    ることを特徴とする着色アルミニウム部材の製造方法。
  4. (4)前記陰イオンの供給源が、炭酸塩,ケイ酸塩,硫
    酸塩,リン酸塩,硝酸塩,塩化物の群から選ばれる少な
    くとも1種である請求項3の着色アルミニウム部材の製
    造方法。
  5. (5)前記熱水中への浸漬に先立ち、前記アルミニウム
    部材の表面に粗面化処理を施す請求項3に記載の着色ア
    ルミニウム部材の製造方法。
  6. (6)前記アルミニウム部材がアルミニウム送電線およ
    びその付属品である請求項3から5のいずれかに記載の
    着色アルミニウム部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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