JPH0325041B2 - - Google Patents
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- JPH0325041B2 JPH0325041B2 JP14306383A JP14306383A JPH0325041B2 JP H0325041 B2 JPH0325041 B2 JP H0325041B2 JP 14306383 A JP14306383 A JP 14306383A JP 14306383 A JP14306383 A JP 14306383A JP H0325041 B2 JPH0325041 B2 JP H0325041B2
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- Japan
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- electrode
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/08—Strip line resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はラジオ、テレビおよびパーソナル無線
の送信機や受信機、その他通信機全般に用いるこ
とができるフイルタに関するものである。
の送信機や受信機、その他通信機全般に用いるこ
とができるフイルタに関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、ラジオやテレビの放送電波や通信機の通
信電波が増加しており、希望する電波を選択する
フイルタの性能においては高い安定性と信頼性が
要求されている。一方、それら受信機、送信機や
通信機の製造コストの低減も大きな課題であり、
特に合理化が困難な高周波部のフイルタ回路部品
の抜本的な技術開発が必要とされている。
信電波が増加しており、希望する電波を選択する
フイルタの性能においては高い安定性と信頼性が
要求されている。一方、それら受信機、送信機や
通信機の製造コストの低減も大きな課題であり、
特に合理化が困難な高周波部のフイルタ回路部品
の抜本的な技術開発が必要とされている。
以下図面を参照しながら従来の多段複同調フイ
ルタ回路部品について説明する。第1図は基本的
な多段同調フイルタ回路であり、1ないし3は同
調インダクタ、4ないし6は同調キヤパシタ、7
および8は結合キヤパシタ、9は入力端子、そし
て10は出力端子である。ここで結合キヤパシタ
7,8を用いずに同調インダクタ相互間の電磁誘
導作用を用いて結合させる従来例(図示せず)も
ある。このフイルタ回路を構成する部品は従来に
おいては第2図に示す様なインダクタ部品11な
いし13とキヤパシタ部品14ないし18が導体
61および62で接続されていた。
ルタ回路部品について説明する。第1図は基本的
な多段同調フイルタ回路であり、1ないし3は同
調インダクタ、4ないし6は同調キヤパシタ、7
および8は結合キヤパシタ、9は入力端子、そし
て10は出力端子である。ここで結合キヤパシタ
7,8を用いずに同調インダクタ相互間の電磁誘
導作用を用いて結合させる従来例(図示せず)も
ある。このフイルタ回路を構成する部品は従来に
おいては第2図に示す様なインダクタ部品11な
いし13とキヤパシタ部品14ないし18が導体
61および62で接続されていた。
しかしながら、上記のような構成においては
インダクタ部品およびキヤパシタ部品は他の
高周波部品と比較してサイズが大きく、特に高
さ寸法が機器の小型化と薄型化を阻害してい
る。
高周波部品と比較してサイズが大きく、特に高
さ寸法が機器の小型化と薄型化を阻害してい
る。
インダクタ部品は機械的振動によつてそのイ
ンダクタンスがずれ易く、またフエライトコア
の温度依存性が大きいのでインダクタンスが不
安定であり同調周波数の変動が大きい。
ンダクタンスがずれ易く、またフエライトコア
の温度依存性が大きいのでインダクタンスが不
安定であり同調周波数の変動が大きい。
インダクタ部品とキヤパシタ部品はそれぞれ
別個部品として存在し、導体の引き回し回路で
接続されているためリードインダクタンスやス
トレーキヤパシタが多く発生して回路動作が不
安定である。
別個部品として存在し、導体の引き回し回路で
接続されているためリードインダクタンスやス
トレーキヤパシタが多く発生して回路動作が不
安定である。
独立した最小単位機能の個別部品の集合回路
であるため部品点数の削減や製造の合理化に限
界がある。
であるため部品点数の削減や製造の合理化に限
界がある。
等の問題点を有していた。
発明の目的
本発明の目的はインダクタ部品とキヤパシタ部
品を一体化構成した多段複同調フイルタ回路ブロ
ツクを実現することにあり、それによつてフイル
タ回路ブロツクの形態を超薄型で小型化し、更に
機械的振動に対しても安定で、同調周波数の温度
依存性が小さく、接続リードの悪影響をなくして
高周波的と安定で、また部品点数を削減して製造
工程の合理化を可能にすることである。
品を一体化構成した多段複同調フイルタ回路ブロ
ツクを実現することにあり、それによつてフイル
タ回路ブロツクの形態を超薄型で小型化し、更に
機械的振動に対しても安定で、同調周波数の温度
依存性が小さく、接続リードの悪影響をなくして
高周波的と安定で、また部品点数を削減して製造
工程の合理化を可能にすることである。
発明の構成
本発明のフイルタは同一の厚みと同一の誘電率
を有する少なくとも2個以上の誘電体を介して少
なくとも3個以上の電極を対向設置し、それぞれ
の電極のアース端子が互いに対向する電極間にお
いて逆方向側となるように設定すると共に、上記
それぞれの電極が対向する面積もしくは電極の等
価長さを所要値に設定することによつて、複数の
異なる周波数同調部を形成して任意の複同調周波
数選択特性を呈するように構成したものであり、
これにより相対向する電極間で一方の電極が分布
インダクタとして作用し、またこの電極と他方の
電極が対向することによつて先端のオープンの分
布定数回路を形成し、その等価長さを動作させる
周波数波長のλ/4長さ未満に設定すことによつ
て発生する負リアクタンスによる分布キヤパシタ
を実現し、上記の分布インダクタと並列に作用さ
せことを基本とするものであり、この分布キヤパ
シタの値と上記分布インダクタの値を任意に設定
するために電極のパターンを所要任意に形成して
電極間の対向面積および電極の等価長さを同時に
設定し、これら所要任意のキヤパシタンスを有す
る分布キヤパシタと所要任意のインダクタンスを
有する分布インダクタが交互に積層されることに
よつて異なる同調周波数を有する複数の同調部が
形成されて多段複同調フイルタとして作用するも
のである。
を有する少なくとも2個以上の誘電体を介して少
なくとも3個以上の電極を対向設置し、それぞれ
の電極のアース端子が互いに対向する電極間にお
いて逆方向側となるように設定すると共に、上記
それぞれの電極が対向する面積もしくは電極の等
価長さを所要値に設定することによつて、複数の
異なる周波数同調部を形成して任意の複同調周波
数選択特性を呈するように構成したものであり、
これにより相対向する電極間で一方の電極が分布
インダクタとして作用し、またこの電極と他方の
電極が対向することによつて先端のオープンの分
布定数回路を形成し、その等価長さを動作させる
周波数波長のλ/4長さ未満に設定すことによつ
て発生する負リアクタンスによる分布キヤパシタ
を実現し、上記の分布インダクタと並列に作用さ
せことを基本とするものであり、この分布キヤパ
シタの値と上記分布インダクタの値を任意に設定
するために電極のパターンを所要任意に形成して
電極間の対向面積および電極の等価長さを同時に
設定し、これら所要任意のキヤパシタンスを有す
る分布キヤパシタと所要任意のインダクタンスを
有する分布インダクタが交互に積層されることに
よつて異なる同調周波数を有する複数の同調部が
形成されて多段複同調フイルタとして作用するも
のである。
実施例の説明
以下本発明の実施例について図面を参照しなら
ら説明する。
ら説明する。
第3図は本発明の実施例におけるフイルタの構
成図を示すものである。第3図においてaは表面
図、bは側面図、cは裏面図を示す(以下第4図
ないし第8図において同様)第3図において19
a,19bは誘電体基板であり、20ないし22
は分布定数回路を形成して分布インダクタと分布
キヤパシタを形成する電極である。電極20ない
し22のアース端子の設定は第3図に示すように
相対向する電極相互において逆方向側となるよう
にする。(以下第4図ないし第8図において同様)
第3図aに示すA○側,B○側と第3図Cに示すA○
側,B○側が対応し(以下第4図ないし第8図にお
いて同様)それぞれの電極20ないし22は異な
るパターンで対向している。ここで誘導体19a
と19bは同一の厚みと同一の誘電率を有する
(以下第4図ないし第8図において同様)ものを
用いる。以上の構成によつて電極20と21およ
び誘導体19aで1個の単同調部を形成し、電極
21と22および誘電体19bで別の1個の単同
調部を形成する。それぞれの単同調部の同調周波
数は異なり、それらが結合して選択度がシヤープ
な複同調フイルタを形成する。(以下第4図ない
し第8図において同様。動作説明は後述する。) 第4図は本発明の他の実施例におけるフイルタ
の構成図を示すものである。誘電体基板23aと
23bを介して1個所の屈曲部を有する電極24
ないし26がそれぞれ対向配置されている。
成図を示すものである。第3図においてaは表面
図、bは側面図、cは裏面図を示す(以下第4図
ないし第8図において同様)第3図において19
a,19bは誘電体基板であり、20ないし22
は分布定数回路を形成して分布インダクタと分布
キヤパシタを形成する電極である。電極20ない
し22のアース端子の設定は第3図に示すように
相対向する電極相互において逆方向側となるよう
にする。(以下第4図ないし第8図において同様)
第3図aに示すA○側,B○側と第3図Cに示すA○
側,B○側が対応し(以下第4図ないし第8図にお
いて同様)それぞれの電極20ないし22は異な
るパターンで対向している。ここで誘導体19a
と19bは同一の厚みと同一の誘電率を有する
(以下第4図ないし第8図において同様)ものを
用いる。以上の構成によつて電極20と21およ
び誘導体19aで1個の単同調部を形成し、電極
21と22および誘電体19bで別の1個の単同
調部を形成する。それぞれの単同調部の同調周波
数は異なり、それらが結合して選択度がシヤープ
な複同調フイルタを形成する。(以下第4図ない
し第8図において同様。動作説明は後述する。) 第4図は本発明の他の実施例におけるフイルタ
の構成図を示すものである。誘電体基板23aと
23bを介して1個所の屈曲部を有する電極24
ないし26がそれぞれ対向配置されている。
第5図と第6図は本発明の他の実施例における
フイルタの構成図を示すものである。第5図にお
いて誘電体基板27aと27bを介して複数個所
の屈曲部を有して形状を成す電極28ないし30
が対向配置されている。第6図において誘電体基
板31aと31bを介して複数個所の屈曲部を有
して折返し形状を成す電極32ないし34が対向
配置されている。
フイルタの構成図を示すものである。第5図にお
いて誘電体基板27aと27bを介して複数個所
の屈曲部を有して形状を成す電極28ないし30
が対向配置されている。第6図において誘電体基
板31aと31bを介して複数個所の屈曲部を有
して折返し形状を成す電極32ないし34が対向
配置されている。
第7図は本発明の実施例におけるフイルタの構
成図を示すものである。誘電体基板35aと35
bを介してスパイラル形状の電極36ないし38
がそれぞれ対向配置されている。
成図を示すものである。誘電体基板35aと35
bを介してスパイラル形状の電極36ないし38
がそれぞれ対向配置されている。
第8図は本発明の他の実施例におけるフイルタ
の構成図を示すものである。誘電体基板39の内
部に電極40ないし42ががそれぞれ等しい対向
間隔を保つて対向配置されている。第8図の実施
例における電極形状としてはこの他第4図ないし
第7図に示した実施例におけるような屈曲部を有
する電極を用いることができる。
の構成図を示すものである。誘電体基板39の内
部に電極40ないし42ががそれぞれ等しい対向
間隔を保つて対向配置されている。第8図の実施
例における電極形状としてはこの他第4図ないし
第7図に示した実施例におけるような屈曲部を有
する電極を用いることができる。
以上のように構成された本実施例のフイルタに
ついて第6図に示す実施例を代表して以下にその
動作を説明する。まずインダクタは第6図aに示
す折返し形状電極32と34によつて形成され
る。次にキヤパシタは折返し形状電極32と33
の間に存在する誘電体基板31aによつて発生す
るものと、折返し形状電極33と34の間に存在
する誘電体基板31bによつて発生するものによ
つて形成される。ここでキヤパシタを形成する折
返し形状電極33は上記それぞれ発生するキヤパ
シタに対して共通である。
ついて第6図に示す実施例を代表して以下にその
動作を説明する。まずインダクタは第6図aに示
す折返し形状電極32と34によつて形成され
る。次にキヤパシタは折返し形状電極32と33
の間に存在する誘電体基板31aによつて発生す
るものと、折返し形状電極33と34の間に存在
する誘電体基板31bによつて発生するものによ
つて形成される。ここでキヤパシタを形成する折
返し形状電極33は上記それぞれ発生するキヤパ
シタに対して共通である。
次に本発明のフイルタに用いる同調器の動作原
理を説明する。
理を説明する。
第9図a〜gは本発明の同調器における動作を
説明するたの等価回路である。第9図aにおい
て、電気長lを有し、互いにアース端子を逆方向
側に設定したそれぞれの伝送路に対して、電圧e
を発生する信号源272が伝送路電極270に接
続されて信号を供給すものとする。そして、それ
によつて伝送路電極270の先端におけるオープ
ン端子には進行波電圧eAが励起されるものとす
る。一方、伝送路電極271は上記の伝送路電極
270に近接して対向配置もしくは並設されてい
るので、相互誘作用によつて電圧が誘起される。
その伝送路電極271の先端におけるオープン端
子に誘起される進行波電圧をeBとする。
説明するたの等価回路である。第9図aにおい
て、電気長lを有し、互いにアース端子を逆方向
側に設定したそれぞれの伝送路に対して、電圧e
を発生する信号源272が伝送路電極270に接
続されて信号を供給すものとする。そして、それ
によつて伝送路電極270の先端におけるオープ
ン端子には進行波電圧eAが励起されるものとす
る。一方、伝送路電極271は上記の伝送路電極
270に近接して対向配置もしくは並設されてい
るので、相互誘作用によつて電圧が誘起される。
その伝送路電極271の先端におけるオープン端
子に誘起される進行波電圧をeBとする。
ここで伝送路電極270および271において
はそれぞれのアース端子が逆方向側に設定されて
いるので、誘起される進行波電圧eBは励起する進
行波電圧eAに対して逆位相となる。そして、それ
ぞれの進行波電圧eAおよびeBは伝送路の先端がオ
ープン状態であるので、伝送路電極270および
271より成る伝送路において電圧定在波を形成
することになる。ここで伝送路電極270におけ
る電圧定在波の分布態様を示す電圧分布系数をK
で表わすものとすると、伝送路電極271におけ
る電圧分布係数は(1−K)で表わすことができ
る。
はそれぞれのアース端子が逆方向側に設定されて
いるので、誘起される進行波電圧eBは励起する進
行波電圧eAに対して逆位相となる。そして、それ
ぞれの進行波電圧eAおよびeBは伝送路の先端がオ
ープン状態であるので、伝送路電極270および
271より成る伝送路において電圧定在波を形成
することになる。ここで伝送路電極270におけ
る電圧定在波の分布態様を示す電圧分布系数をK
で表わすものとすると、伝送路電極271におけ
る電圧分布係数は(1−K)で表わすことができ
る。
そこで次に、伝送路電極270および271に
おいて任意の対向する部分において発生する電位
差Vを求めるると、 V=KeA−(1−K)eB ……(1) で表わすことができる。ここで、それぞれのの伝
送路電極270および271が同じ電気頂長lで
あるとすると eB=−eA ……(2) となり、それによつて第1式における電位差Vは V=KeA+(1−K)eA =eA ……(3) となる。すなわち伝送路電極270と271がそ
れぞれ対向する全ての部分において電位差Vを発
生させることができる。
おいて任意の対向する部分において発生する電位
差Vを求めるると、 V=KeA−(1−K)eB ……(1) で表わすことができる。ここで、それぞれのの伝
送路電極270および271が同じ電気頂長lで
あるとすると eB=−eA ……(2) となり、それによつて第1式における電位差Vは V=KeA+(1−K)eA =eA ……(3) となる。すなわち伝送路電極270と271がそ
れぞれ対向する全ての部分において電位差Vを発
生させることができる。
ここで伝送路電極270および271はその電
極巾Wを有するものとし(電極の厚みは薄いもの
とする)、さらに誘電率εSを有するる誘電体を介
して間隔dす対向されているものとする。この場
合における伝送路の単位長当りに形成するキヤパ
シタンスCOは CO=Q/V=Q/eA ……(4) Q=εOεSW・V/d=εOεSW.eA/d ……(5) であり、故に CO=εOεSW/d ……(6) となる。
極巾Wを有するものとし(電極の厚みは薄いもの
とする)、さらに誘電率εSを有するる誘電体を介
して間隔dす対向されているものとする。この場
合における伝送路の単位長当りに形成するキヤパ
シタンスCOは CO=Q/V=Q/eA ……(4) Q=εOεSW・V/d=εOεSW.eA/d ……(5) であり、故に CO=εOεSW/d ……(6) となる。
従つて、第9図aに示す伝送路は、第9図bに
示すような単位長当りにおいて第6式で求まる
COの分布キヤパシタ273を含んだ伝送路とな
る。また、それぞれの伝送路電極270と伝送路
電極271における電圧定在波分布(もしくは電
流定在波分布)は、上記において述べたように互
いに逆位相関係にあるので、この伝送路は等価的
に平衡モードの伝送路として動作することにな
る。これによつて第9図cに示すような、平衡電
圧e′を有する平衡信号源27によつて平衡モード
で励起される伝送路電極275および276によ
つて形成される平衡モード伝送路と等価になる。
いうまでもなくその電気長は第9図aにおいて示
したもとの電気長lと同じである。さらに、この
平衡モード伝送路は第9図dに示すように、伝送
路の分布インダクタ成分および伝送路の屈曲形状
により発生する集中インダクタ成分それぞれによ
る総合的な分布インダクタ277および278と
分分布キヤパシタ273よりなる分布定数回路と
等価に表わすことができる。
示すような単位長当りにおいて第6式で求まる
COの分布キヤパシタ273を含んだ伝送路とな
る。また、それぞれの伝送路電極270と伝送路
電極271における電圧定在波分布(もしくは電
流定在波分布)は、上記において述べたように互
いに逆位相関係にあるので、この伝送路は等価的
に平衡モードの伝送路として動作することにな
る。これによつて第9図cに示すような、平衡電
圧e′を有する平衡信号源27によつて平衡モード
で励起される伝送路電極275および276によ
つて形成される平衡モード伝送路と等価になる。
いうまでもなくその電気長は第9図aにおいて示
したもとの電気長lと同じである。さらに、この
平衡モード伝送路は第9図dに示すように、伝送
路の分布インダクタ成分および伝送路の屈曲形状
により発生する集中インダクタ成分それぞれによ
る総合的な分布インダクタ277および278と
分分布キヤパシタ273よりなる分布定数回路と
等価に表わすことができる。
次に、この分布キヤパシタ273の形成におけ
る伝送路の電気長lとの関係について説明する。
第10図aに示すような平衡モード伝送路におけ
る単位長当りの特性インピーダンスZOは、第10
図bに示す等価回路で表わすことができる。その
特性インピーダンスZOは一般的に となる。ここで伝送路が無損失の場合は となる。本発明の同調器における実施例の多くは
この仮定を適用することができ、かつ説明の簡略
化のため以下第8式に示す特性インピーダンスZO
を用いる。第8式におけるキヤパシタンスCOは
第6式において求めた伝送路における単位当りの
キヤパシタンスCOと同じものである。すなわち
伝送路における単位長当りの特性インピーダンス
ZOはキヤパシタンスCOの関数であり、それはま
たキヤパシタCOに関与する誘電体の誘電率εS,伝
送路電極の巾Wおよびそれぞれの伝送路電極の設
置間隔dの関数でもある。
る伝送路の電気長lとの関係について説明する。
第10図aに示すような平衡モード伝送路におけ
る単位長当りの特性インピーダンスZOは、第10
図bに示す等価回路で表わすことができる。その
特性インピーダンスZOは一般的に となる。ここで伝送路が無損失の場合は となる。本発明の同調器における実施例の多くは
この仮定を適用することができ、かつ説明の簡略
化のため以下第8式に示す特性インピーダンスZO
を用いる。第8式におけるキヤパシタンスCOは
第6式において求めた伝送路における単位当りの
キヤパシタンスCOと同じものである。すなわち
伝送路における単位長当りの特性インピーダンス
ZOはキヤパシタンスCOの関数であり、それはま
たキヤパシタCOに関与する誘電体の誘電率εS,伝
送路電極の巾Wおよびそれぞれの伝送路電極の設
置間隔dの関数でもある。
以上のように、伝送路における単位長当りの特
性インピーダンスがZOで、そその電気長がlであ
り、かつ先端がオープン状態である伝送路の端子
に発生する等価リアクタンスXは X=−ZOcotθ ……(9) で表わすことができる。ここで、 θ=2πl/λ ……(10) であり、特に の場合において等価リアクタンスXは X≦0 ……(12) となる。すなわち伝送路の端子における等価リア
クタンスはキヤパシテイブリアクタンスとなり得
る。したがつて伝送路の電気長lによつてθが第
11式に該当する場合、すなわち例えば電気長lを
λ/4以下に設定することによりキヤパシタを形
成することができる。そして、その形成できるキ
ヤパシタのキヤパシタンスCは で表わされるように、θの変化によつて、すなわ
ち伝送路の電気長lの設定によつて任意のキヤパ
シタンスCを実現することができる。
性インピーダンスがZOで、そその電気長がlであ
り、かつ先端がオープン状態である伝送路の端子
に発生する等価リアクタンスXは X=−ZOcotθ ……(9) で表わすことができる。ここで、 θ=2πl/λ ……(10) であり、特に の場合において等価リアクタンスXは X≦0 ……(12) となる。すなわち伝送路の端子における等価リア
クタンスはキヤパシテイブリアクタンスとなり得
る。したがつて伝送路の電気長lによつてθが第
11式に該当する場合、すなわち例えば電気長lを
λ/4以下に設定することによりキヤパシタを形
成することができる。そして、その形成できるキ
ヤパシタのキヤパシタンスCは で表わされるように、θの変化によつて、すなわ
ち伝送路の電気長lの設定によつて任意のキヤパ
シタンスCを実現することができる。
以上第9式〜第13式において説明した伝送路の
動作態様について図に表わしたものが第11図で
ある。第11図では、先端がオープン状態の伝送
路において、その電気長lの変化に従つて端子に
発生する等価リアクタンスXが変化する様子を表
わしている。第11図から明らかなように、伝送
路の電気長lがλ/4以下もしくはλ/2〜
4λ/3などにおけるような場合には負の端子リ
アクタンスを形成することが可能である。すなわ
ち等価的にキヤパシタを形成することができる。
さらに、負の端子リアクタンスを発生させる条件
において、伝送路の電気長lを任意に設定するこ
とによつて、キヤパシタンスCを任意の値に実現
することが可能である。
動作態様について図に表わしたものが第11図で
ある。第11図では、先端がオープン状態の伝送
路において、その電気長lの変化に従つて端子に
発生する等価リアクタンスXが変化する様子を表
わしている。第11図から明らかなように、伝送
路の電気長lがλ/4以下もしくはλ/2〜
4λ/3などにおけるような場合には負の端子リ
アクタンスを形成することが可能である。すなわ
ち等価的にキヤパシタを形成することができる。
さらに、負の端子リアクタンスを発生させる条件
において、伝送路の電気長lを任意に設定するこ
とによつて、キヤパシタンスCを任意の値に実現
することが可能である。
このようにして形成されるキヤパシタCは、第
9図eにおいて示す集中定数キヤパシタ279と
して等価的に置換することができる。そして、伝
送路に存在する分布インダクタ成分および伝送路
の屈曲形成によつて発生する集中インダクタ成分
それぞれの総合によつて形成されるインダクタ
は、集中定数インダクタ280として等価的に置
換することができる。そして、仮想的な平衡信号
源274およびそれぞれの伝送路におけるアース
を、もとの第9図aにおいて示した状態と等価的
と同じになるように置換すれば、第9図fに示す
ようになる。この第9図fにおいてアース端子を
共通化して表わすと、明らかに最終的には第9図
gにおいて示すように、集中定数キヤパシタ27
9および集中定数インダクタ280より成る並列
共振回路と等価になり、同調器を実現することが
できる。
9図eにおいて示す集中定数キヤパシタ279と
して等価的に置換することができる。そして、伝
送路に存在する分布インダクタ成分および伝送路
の屈曲形成によつて発生する集中インダクタ成分
それぞれの総合によつて形成されるインダクタ
は、集中定数インダクタ280として等価的に置
換することができる。そして、仮想的な平衡信号
源274およびそれぞれの伝送路におけるアース
を、もとの第9図aにおいて示した状態と等価的
と同じになるように置換すれば、第9図fに示す
ようになる。この第9図fにおいてアース端子を
共通化して表わすと、明らかに最終的には第9図
gにおいて示すように、集中定数キヤパシタ27
9および集中定数インダクタ280より成る並列
共振回路と等価になり、同調器を実現することが
できる。
以上において説明した動作により、本発明の同
調器を実現するものであるが、本発明の同調器に
おける構成とそれに係る動作原理は従来の同調器
におけるものとは全く異なるものである。そこ
で、本発明による同調器が従来の同調器もしくは
本発明の同調器における伝送路と同様のものを用
いても他の構成にしたものそれぞれと比較して全
く異なるものであることを証明するために、従来
の同調器もしくは他の伝送路構成による同調器に
おける構成および動作を次に説明して対比する。
それによつて本発明による同調器との差異を明確
にすると共に、本発明における同調器の新規性を
明らかにする。
調器を実現するものであるが、本発明の同調器に
おける構成とそれに係る動作原理は従来の同調器
におけるものとは全く異なるものである。そこ
で、本発明による同調器が従来の同調器もしくは
本発明の同調器における伝送路と同様のものを用
いても他の構成にしたものそれぞれと比較して全
く異なるものであることを証明するために、従来
の同調器もしくは他の伝送路構成による同調器に
おける構成および動作を次に説明して対比する。
それによつて本発明による同調器との差異を明確
にすると共に、本発明における同調器の新規性を
明らかにする。
第12図は、伝送路電極として例え本発明にお
ける同調器に用いるものと同様なもので形成して
も、アース端子が互いに同方向側に設定されてい
る点が異なる場合の動作を示すものである。第1
2図aにおいて伝送路電極281および282よ
りなる先端オープンの伝送路が、電圧Eを発生す
る信号源283によつてドライブされているもの
とする。それによつて伝送路電極281の先端に
おけるオープン端子には定在波電圧eAが励起さ
れ、それと対向設置もしくは並設される伝送路電
極282の先端におけるオープン端子には定在波
電圧eBが誘起されるものとする。ここで、それぞ
れの伝送路電極281および282のアース端子
は互いに同方向側に設定されているので、それぞ
れの定在波電圧eAとeBは互いに同位相となる。従
がつて、伝送路電極281および282における
それぞれの電圧分布係数は同じKを有することに
なる。それによつて伝送路電極が対向する任意の
部分における電位差Vは V=KeA−KeB ……(14) となる。ここで、それぞれの伝送路電極281お
よび282の電気長が同じ長さであるとすると eA=eB ……(15) となりそれによつて第14式における電位差Vは V=KeA−KeA=0 ……(16) となる。すなわち伝送路のいずれの部分において
も電位差が発生しないことになる。第12図aに
おける信号源283を伝送路端に置換設定したも
のが第12図bであり、電圧e′を発生する不平衡
信号源284を設置したことを等価になる。そし
てこの等価回路においては互いに電位差を有しな
い平行伝送路が存在するのみである。つまりこれ
は第12図cに示すように、等価的に単なる一本
の伝送路電極285が存在する場合と同一である
とは明らかである。そして、信号源283および
アース端子を第12図aに示したようにもとの回
路に等価置換することにより第12図dに示すよ
うになる。つまり伝送路の分布インダクタ成分お
よび伝送路の屈曲形状により発生する集中インダ
クタ成分それぞれより成る等価的な集中定数イン
ダクタ286のみを形成するだけである。以上よ
り明らかなように、インダクタと並列にキヤパシ
タを形成することができないので、目的とする並
列共振回路の同調器は実現することができない。
第13図は、片側の伝送路電極として例えば本
発明の同調器におけるものと同じもので形成した
一般的なマイクロストリツプラインであるが、そ
の伝送路電極と対向する電極が充分に広いアース
となつている点が異なる場合の動作を示すもので
ある。第13図aにおいて伝送路電極287が充
分に広いアース電極288と対向し、電圧eを発
生する信号源289によつてドライブされ、伝送
路の先端におけるオープン端子に定在波電圧eAが
励起されるものとし、その電圧分布係数をKとす
る。一方、アース電極288には仮想的に電圧分
布係数Wを有する定在波電圧eBが発生するものと
仮定すると、伝送路電極287とアース電極28
8が対向する任意の部分における電位差Vは V=KeA−KeB ……(17) で表わされる。しかし、アース電極288におけ
る定在波電eBは一様にアース電位(零電位)であ
り eB=0……(18) となる。従つてアース電極288には電圧分布係
数も存在しない。その結果、電位差Vは V=KeA ……(19) となる。これによつて、伝送路電極287とアー
ス電極288の間に分布キヤパシタを形成するこ
とは可能である。しかしながら、伝送路電極28
7はアース電極288と近接して対向しているた
め、相互誘導作用によつて伝送路電極287にお
ける両先端がほとんどシヨート状態になつたもの
と等価になる。そのため伝送路電極287におけ
るインダクタ成分のQ性能を著しく劣化させるこ
とになる。すなわち、このマイクロストリツプラ
インは第13図bに示すように等価損失抵抗29
0を含む集中定数インダクタ291および集中定
数キヤパシタ292それぞれより成る並列共振回
路を形成する。ここで等価損失抵抗290は実際
には相当大きな抵抗値を有するものになるため、
共振回路における損失が非常に大きくなる。従つ
て、同調器としては明らかにQ性能が非常に低下
したものしか実現できず。実際的には実用に適す
るものではない。
ける同調器に用いるものと同様なもので形成して
も、アース端子が互いに同方向側に設定されてい
る点が異なる場合の動作を示すものである。第1
2図aにおいて伝送路電極281および282よ
りなる先端オープンの伝送路が、電圧Eを発生す
る信号源283によつてドライブされているもの
とする。それによつて伝送路電極281の先端に
おけるオープン端子には定在波電圧eAが励起さ
れ、それと対向設置もしくは並設される伝送路電
極282の先端におけるオープン端子には定在波
電圧eBが誘起されるものとする。ここで、それぞ
れの伝送路電極281および282のアース端子
は互いに同方向側に設定されているので、それぞ
れの定在波電圧eAとeBは互いに同位相となる。従
がつて、伝送路電極281および282における
それぞれの電圧分布係数は同じKを有することに
なる。それによつて伝送路電極が対向する任意の
部分における電位差Vは V=KeA−KeB ……(14) となる。ここで、それぞれの伝送路電極281お
よび282の電気長が同じ長さであるとすると eA=eB ……(15) となりそれによつて第14式における電位差Vは V=KeA−KeA=0 ……(16) となる。すなわち伝送路のいずれの部分において
も電位差が発生しないことになる。第12図aに
おける信号源283を伝送路端に置換設定したも
のが第12図bであり、電圧e′を発生する不平衡
信号源284を設置したことを等価になる。そし
てこの等価回路においては互いに電位差を有しな
い平行伝送路が存在するのみである。つまりこれ
は第12図cに示すように、等価的に単なる一本
の伝送路電極285が存在する場合と同一である
とは明らかである。そして、信号源283および
アース端子を第12図aに示したようにもとの回
路に等価置換することにより第12図dに示すよ
うになる。つまり伝送路の分布インダクタ成分お
よび伝送路の屈曲形状により発生する集中インダ
クタ成分それぞれより成る等価的な集中定数イン
ダクタ286のみを形成するだけである。以上よ
り明らかなように、インダクタと並列にキヤパシ
タを形成することができないので、目的とする並
列共振回路の同調器は実現することができない。
第13図は、片側の伝送路電極として例えば本
発明の同調器におけるものと同じもので形成した
一般的なマイクロストリツプラインであるが、そ
の伝送路電極と対向する電極が充分に広いアース
となつている点が異なる場合の動作を示すもので
ある。第13図aにおいて伝送路電極287が充
分に広いアース電極288と対向し、電圧eを発
生する信号源289によつてドライブされ、伝送
路の先端におけるオープン端子に定在波電圧eAが
励起されるものとし、その電圧分布係数をKとす
る。一方、アース電極288には仮想的に電圧分
布係数Wを有する定在波電圧eBが発生するものと
仮定すると、伝送路電極287とアース電極28
8が対向する任意の部分における電位差Vは V=KeA−KeB ……(17) で表わされる。しかし、アース電極288におけ
る定在波電eBは一様にアース電位(零電位)であ
り eB=0……(18) となる。従つてアース電極288には電圧分布係
数も存在しない。その結果、電位差Vは V=KeA ……(19) となる。これによつて、伝送路電極287とアー
ス電極288の間に分布キヤパシタを形成するこ
とは可能である。しかしながら、伝送路電極28
7はアース電極288と近接して対向しているた
め、相互誘導作用によつて伝送路電極287にお
ける両先端がほとんどシヨート状態になつたもの
と等価になる。そのため伝送路電極287におけ
るインダクタ成分のQ性能を著しく劣化させるこ
とになる。すなわち、このマイクロストリツプラ
インは第13図bに示すように等価損失抵抗29
0を含む集中定数インダクタ291および集中定
数キヤパシタ292それぞれより成る並列共振回
路を形成する。ここで等価損失抵抗290は実際
には相当大きな抵抗値を有するものになるため、
共振回路における損失が非常に大きくなる。従つ
て、同調器としては明らかにQ性能が非常に低下
したものしか実現できず。実際的には実用に適す
るものではない。
第14図は従来において最も多く使用されてい
るλ/4共振器の回路構成を示し、その伝送路に
おける先端条件および伝送路の長さの設定と、更
にアースの設定におけるそれぞれの点で本発明の
同調器と全く異なることを示すものである。第2
0図において平衡モード伝送路電極293および
294は、その電気長lが共振周波数における
λ/4に等しく設定され、かつ先端がシヨートさ
れている。そして電圧eを発生する平衡信号源2
95によつて、それぞれの伝送路電極が平衡モー
ドでドライブされているものとする。アース端子
は平衡信号源295の中性点に設定され、特に伝
送路電極におけるいずれかの端子にアースを設定
するものではない。この場合における伝送路の端
子に発生する等価的な端子リアクタンスXは、伝
送路の特性インピーダンスをZOとすると X=ZOtanθ ……(20) となる。ここで特性インピーダンスZOは第8式に
おいて示したものと同じものである。この共振器
では伝送路の電気長lを l=λ/4 ……(21) としているので θ=π/2 ……(22) である。従つて第20式における端子リアクタンス
Xは X=ZOtanπ/2 ……(23) となり、等価的に並列共振特性を得ることができ
るものである。しかしながら、このλ/4共振器
における構成を本発明の同調器における構成と比
較すると、まず伝送路の端子条件についてみると
本発明の同調器においてはオープン状態であるの
に対して、従来のλ/4共振器においてはシヨー
ト状態であり、従つて端子条件において全く異な
る構成であることが明らかである。更に伝送路の
電気長lの設定についみると、本発明の同調器に
おいては同調周波数のλ/4以下に設定するもの
であり実際的にはλ/16程度の非常に短いものに
設定して構成するものであるが、従来のλ/4共
振器においては厳密に共振周波数のλ/に設定す
るものであり、従つて伝送路の電気長lの設定に
おいて根本的に異なる構成であることも明らかで
ある。また、構成における伝送路の電気長lの異
いに起因して、両者において同一の同調周波数も
しくは共振周波数に設計しても、本発明の同調器
においては小型化することができるが、λ/4共
振器においては非常に長い伝送路を設ける必要が
あり大型化する不都合があつた。従のλ/4共振
器を小型化する目的で誘電率の非常に大きな誘電
体を介在させて伝送路の長さを短縮化したものも
みられるが、それに用いる誘電率の高い誘電体は
一般に誘電体損失tanδが非常に大きく、従つて共
振器としてのQ性能が著しく低下する不都合があ
つた。更に、誘電率に高い誘電体における誘電率
の温度依存性は一般に大きく、従つて共振周波数
の安定性を確保することが困難である不都合もあ
つた。
るλ/4共振器の回路構成を示し、その伝送路に
おける先端条件および伝送路の長さの設定と、更
にアースの設定におけるそれぞれの点で本発明の
同調器と全く異なることを示すものである。第2
0図において平衡モード伝送路電極293および
294は、その電気長lが共振周波数における
λ/4に等しく設定され、かつ先端がシヨートさ
れている。そして電圧eを発生する平衡信号源2
95によつて、それぞれの伝送路電極が平衡モー
ドでドライブされているものとする。アース端子
は平衡信号源295の中性点に設定され、特に伝
送路電極におけるいずれかの端子にアースを設定
するものではない。この場合における伝送路の端
子に発生する等価的な端子リアクタンスXは、伝
送路の特性インピーダンスをZOとすると X=ZOtanθ ……(20) となる。ここで特性インピーダンスZOは第8式に
おいて示したものと同じものである。この共振器
では伝送路の電気長lを l=λ/4 ……(21) としているので θ=π/2 ……(22) である。従つて第20式における端子リアクタンス
Xは X=ZOtanπ/2 ……(23) となり、等価的に並列共振特性を得ることができ
るものである。しかしながら、このλ/4共振器
における構成を本発明の同調器における構成と比
較すると、まず伝送路の端子条件についてみると
本発明の同調器においてはオープン状態であるの
に対して、従来のλ/4共振器においてはシヨー
ト状態であり、従つて端子条件において全く異な
る構成であることが明らかである。更に伝送路の
電気長lの設定についみると、本発明の同調器に
おいては同調周波数のλ/4以下に設定するもの
であり実際的にはλ/16程度の非常に短いものに
設定して構成するものであるが、従来のλ/4共
振器においては厳密に共振周波数のλ/に設定す
るものであり、従つて伝送路の電気長lの設定に
おいて根本的に異なる構成であることも明らかで
ある。また、構成における伝送路の電気長lの異
いに起因して、両者において同一の同調周波数も
しくは共振周波数に設計しても、本発明の同調器
においては小型化することができるが、λ/4共
振器においては非常に長い伝送路を設ける必要が
あり大型化する不都合があつた。従のλ/4共振
器を小型化する目的で誘電率の非常に大きな誘電
体を介在させて伝送路の長さを短縮化したものも
みられるが、それに用いる誘電率の高い誘電体は
一般に誘電体損失tanδが非常に大きく、従つて共
振器としてのQ性能が著しく低下する不都合があ
つた。更に、誘電率に高い誘電体における誘電率
の温度依存性は一般に大きく、従つて共振周波数
の安定性を確保することが困難である不都合もあ
つた。
次に、本発明の同調器における性能の優秀性を
明らかにするたに、従来の同調器における性能を
比較した実験結果を示して説明する。第15図は
同調周波数の温度依存性を測定した実験結果を表
すグラフである。そして第16図は共振Qの温度
依存特性を測定した実験結果を表すグラフであ
る。第15図および第16図において、特性(A)は
本発明における同調器の温度依存性であり、誘電
体としてアルミナセラミツク材もしくは樹脂系プ
リント回路基板を使用した場合の実験結果であ
る。一方、特性(B)は第2図において示すような、
従来において最も多く用いられていた同調器にお
ける温度依存特性である。これらの実験結果か
ら、本発明の同調器においては一般的な誘電体を
用いて構成したものでもその同調周波数は極めて
安定であり、更に共振Qが高く、かつ安定である
ことが明らかである。一方、従来の同調器におい
ては、インダクタを構成するフエライト材のコア
における透磁率μとQの根本的な不安定性、およ
びコイル部分の膨張と収縮によるインダクタンス
のの変化がそれぞれ原因して、同調周波数と共振
Qの安定性を確保することが困難であつた。それ
によつて、他の温度補償部品もしくは他の自動安
定化補償回路を付加して不安定性を補つていた。
明らかにするたに、従来の同調器における性能を
比較した実験結果を示して説明する。第15図は
同調周波数の温度依存性を測定した実験結果を表
すグラフである。そして第16図は共振Qの温度
依存特性を測定した実験結果を表すグラフであ
る。第15図および第16図において、特性(A)は
本発明における同調器の温度依存性であり、誘電
体としてアルミナセラミツク材もしくは樹脂系プ
リント回路基板を使用した場合の実験結果であ
る。一方、特性(B)は第2図において示すような、
従来において最も多く用いられていた同調器にお
ける温度依存特性である。これらの実験結果か
ら、本発明の同調器においては一般的な誘電体を
用いて構成したものでもその同調周波数は極めて
安定であり、更に共振Qが高く、かつ安定である
ことが明らかである。一方、従来の同調器におい
ては、インダクタを構成するフエライト材のコア
における透磁率μとQの根本的な不安定性、およ
びコイル部分の膨張と収縮によるインダクタンス
のの変化がそれぞれ原因して、同調周波数と共振
Qの安定性を確保することが困難であつた。それ
によつて、他の温度補償部品もしくは他の自動安
定化補償回路を付加して不安定性を補つていた。
第17図にこのフイルタを形成する2個の別の
同調周波数を有する単同調回路の動作等価回路を
示して説明する。第17図aにおいて43および
44はインダクタを形成する折返し形状電極と等
価な伝送回路であり、45は伝送路電極43およ
び44と共に作用して分布キヤパシタ46および
47を形成させる折返し形状電極と等価な伝送回
路である。ここで伝送回路45のアースポイント
はインダクタを形成する伝送回路43および44
のアースポイントとは逆方向側に設定され、かつ
伝送回路43,44,および45はそれぞれは同
一の磁界極性を有する磁界を共有するため、伝送
回路43および44を流れる電流の極性は同一と
なり、一方伝送回路45には伝送回路43および
44に流れる電流の極性と逆極性の電流が流れる
ことになる。そのため、伝送回路43と44は誘
導的に結合するが、伝送回路44は伝送回路43
および45とは誘導的に結合しない。従つて、第
17図bに示すように伝送回路44は伝送回路4
3および45に流れる電流の極性とは逆極性の流
が流れるアース回路48と等価になり、インダク
タの伝送回路49および50と対向して分布キヤ
パシタ51および52を形成する。これを分布定
数回路で示したのが第17図cであり、分布イン
ダクタ53および54と分布キヤパシタ55およ
び56によつて形成される。第17図dはこれを
集中定数等価回路で示したものであり、インダク
タ57とキヤパシタ58の並列共振回路およびイ
ンダクタ59とキヤパシタ60の並列共振回路を
形成することになり、それぞれ別の同調周波数を
有する並列共振回路は相互誘導作用によつて結合
され複同調多段フイルタを構成する。このフイル
タのインダクタが有するインダクタンスは折返し
形状電極の折返し回数もしくは電極等価長さによ
つて任意に設計することができる。一方、分布キ
ヤパシタのキヤパシタンスは対向する折返し形状
電極の対向面積と誘電体基板の厚みおよび誘電率
の選択によつて任意に設計することができる。
同調周波数を有する単同調回路の動作等価回路を
示して説明する。第17図aにおいて43および
44はインダクタを形成する折返し形状電極と等
価な伝送回路であり、45は伝送路電極43およ
び44と共に作用して分布キヤパシタ46および
47を形成させる折返し形状電極と等価な伝送回
路である。ここで伝送回路45のアースポイント
はインダクタを形成する伝送回路43および44
のアースポイントとは逆方向側に設定され、かつ
伝送回路43,44,および45はそれぞれは同
一の磁界極性を有する磁界を共有するため、伝送
回路43および44を流れる電流の極性は同一と
なり、一方伝送回路45には伝送回路43および
44に流れる電流の極性と逆極性の電流が流れる
ことになる。そのため、伝送回路43と44は誘
導的に結合するが、伝送回路44は伝送回路43
および45とは誘導的に結合しない。従つて、第
17図bに示すように伝送回路44は伝送回路4
3および45に流れる電流の極性とは逆極性の流
が流れるアース回路48と等価になり、インダク
タの伝送回路49および50と対向して分布キヤ
パシタ51および52を形成する。これを分布定
数回路で示したのが第17図cであり、分布イン
ダクタ53および54と分布キヤパシタ55およ
び56によつて形成される。第17図dはこれを
集中定数等価回路で示したものであり、インダク
タ57とキヤパシタ58の並列共振回路およびイ
ンダクタ59とキヤパシタ60の並列共振回路を
形成することになり、それぞれ別の同調周波数を
有する並列共振回路は相互誘導作用によつて結合
され複同調多段フイルタを構成する。このフイル
タのインダクタが有するインダクタンスは折返し
形状電極の折返し回数もしくは電極等価長さによ
つて任意に設計することができる。一方、分布キ
ヤパシタのキヤパシタンスは対向する折返し形状
電極の対向面積と誘電体基板の厚みおよび誘電率
の選択によつて任意に設計することができる。
次に分布キヤパシタの形成について更に第18
図と共に説明する。折返し形状電極の伝送回路等
価長さをlとし、この伝送回路等価長さlは使用
す誘電体基板の誘電率εによつて定まる波長短縮
率1/√を考慮した動作周波数波長における
λ/4長さよりも短いものに設定する。この動作
周波数波長におけるλ/4長さに対する伝送回路
等価長さlの割合いを任意に設計することによつ
てキヤパシテイブリアクタンスXCの値を任意に
設定することが可能である。このキヤパシテイブ
リアクタンスXCと動作周波数f0によつてキヤパシ
タンスC=1/2πf0XCが得られる。このキヤパ
シタンスCを有するキヤパシタが第17図dに示
すキヤパシタ58もしくは60と等価である。こ
こで伝送回路等価長さlを所要長さに設定するこ
とにより電極間の対向面積が定まり分布キヤパシ
タンスCを設定できると共に、伝送回路等価長さ
lに依存して分布インダクタンスも同時に設定す
ることができる。
図と共に説明する。折返し形状電極の伝送回路等
価長さをlとし、この伝送回路等価長さlは使用
す誘電体基板の誘電率εによつて定まる波長短縮
率1/√を考慮した動作周波数波長における
λ/4長さよりも短いものに設定する。この動作
周波数波長におけるλ/4長さに対する伝送回路
等価長さlの割合いを任意に設計することによつ
てキヤパシテイブリアクタンスXCの値を任意に
設定することが可能である。このキヤパシテイブ
リアクタンスXCと動作周波数f0によつてキヤパシ
タンスC=1/2πf0XCが得られる。このキヤパ
シタンスCを有するキヤパシタが第17図dに示
すキヤパシタ58もしくは60と等価である。こ
こで伝送回路等価長さlを所要長さに設定するこ
とにより電極間の対向面積が定まり分布キヤパシ
タンスCを設定できると共に、伝送回路等価長さ
lに依存して分布インダクタンスも同時に設定す
ることができる。
上記それぞれの実施例における多段複同調フイ
ルタの周波数選択特性例を示したのが第19図で
あり、伝送回路等価長さが比較的長い電極構成さ
れる同調部の選択特性はように比較的低い同調
周波数を有し、反対に伝送回路等価長さを比較的
短い電極で構成される同調部の選択特性はのよ
うに比較的高い同調周波数を有する。それぞれの
同調部が結合されて選択特性とが合成される
ことによつて複同調選択特性を得ることができ
る。
ルタの周波数選択特性例を示したのが第19図で
あり、伝送回路等価長さが比較的長い電極構成さ
れる同調部の選択特性はように比較的低い同調
周波数を有し、反対に伝送回路等価長さを比較的
短い電極で構成される同調部の選択特性はのよ
うに比較的高い同調周波数を有する。それぞれの
同調部が結合されて選択特性とが合成される
ことによつて複同調選択特性を得ることができ
る。
上記それぞれの実施例の構成においては電極層
数を3層とし、誘電体層を2層としたが、電極層
と誘電体層を交互設置することにおいてそれぞれ
の層数設定は任意である。またフイルタ回路ブロ
ツクの入力もしくは出力端子として、外側に設置
される電極の所要インピーダンスを呈する部位に
タツプをを設けることも任意である。なお上記そ
れぞれの実施例における電極としては金属導体、
印刷導体もしくは薄膜導体を使用することがで
き、誘電体基板としてアルミナセラミツク,プラ
スチツク,テフロン登録商標,ガラス,マイカ等
を使用することができる。
数を3層とし、誘電体層を2層としたが、電極層
と誘電体層を交互設置することにおいてそれぞれ
の層数設定は任意である。またフイルタ回路ブロ
ツクの入力もしくは出力端子として、外側に設置
される電極の所要インピーダンスを呈する部位に
タツプをを設けることも任意である。なお上記そ
れぞれの実施例における電極としては金属導体、
印刷導体もしくは薄膜導体を使用することがで
き、誘電体基板としてアルミナセラミツク,プラ
スチツク,テフロン登録商標,ガラス,マイカ等
を使用することができる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明は薄い
誘電体層を介して同一形状の電極が対向設置され
るように構成しているので 簡単な構成で複数のインダクタ部品と複数の
キヤパシタ部品を一体化構成することができる 超薄型でかつ小型の多段複同調フイルタブロ
ツクを実現することができる。
誘電体層を介して同一形状の電極が対向設置され
るように構成しているので 簡単な構成で複数のインダクタ部品と複数の
キヤパシタ部品を一体化構成することができる 超薄型でかつ小型の多段複同調フイルタブロ
ツクを実現することができる。
多段複同調フイルタをモジユール化できるの
でその同調周波数は極めて安定であり、特に機
械的振動による同調周波数のずれを皆無にする
ことができる。
でその同調周波数は極めて安定であり、特に機
械的振動による同調周波数のずれを皆無にする
ことができる。
それぞれのインダクタとキヤパシタがリード
レスで接続さるのでリードインダクタやストレ
ーキヤパシタの影響が皆無であり、従つてフイ
ルタ回路動作が極めて安定になる。
レスで接続さるのでリードインダクタやストレ
ーキヤパシタの影響が皆無であり、従つてフイ
ルタ回路動作が極めて安定になる。
部品点数を削減することが可能で、製造の合
理化やコストダウンンが実現できる。
理化やコストダウンンが実現できる。
電極層と誘電体層が印刷工程や張り合せ工法
で形成できるので、安定した複同調周波数性能
を有するフイルタを大量に低コストで製造する
ことができる。
で形成できるので、安定した複同調周波数性能
を有するフイルタを大量に低コストで製造する
ことができる。
超薄型で小型ながらシヤープな複同調周波数
選択特性を有するフイルタブロツクが実現でき
る。という優れた効果が得られる。
選択特性を有するフイルタブロツクが実現でき
る。という優れた効果が得られる。
第1図は基本的な多段複同調フイルタ回路図、
第2図は従来の多段同調フイルタ構成の斜視図、
第3図ないし第8図は本発明の実施例におけるフ
イルタの構成図であり、それぞれにおいてaは表
面図、bは側面図、cは裏面図、第8図a〜g、
第9図a,b、第10図は本発明のフイルタに用
いる同調器の動作原理を示す説明図、第11図a
〜d、第12図a,b、第13図は従来の同調器
における動作原理を示す説明図、第14図、第1
5図は本発明と従来の同調器の温度変化に対する
同調周波数と共振Qの特性図、第16図と第17
図は本発明の実施例におけるフイルタの動作原理
説明図、第18図は本発明の実施例におけるフイ
ルタの周波数選択特性例図である。 19a,19b,23a,23b,27a,2
7b,31a,31b,35a,35b,39…
…誘電体基板、20,21,22,24,25,
26,28,29,30,32,33,34,3
6,37,38,40,42,42……電極。
第2図は従来の多段同調フイルタ構成の斜視図、
第3図ないし第8図は本発明の実施例におけるフ
イルタの構成図であり、それぞれにおいてaは表
面図、bは側面図、cは裏面図、第8図a〜g、
第9図a,b、第10図は本発明のフイルタに用
いる同調器の動作原理を示す説明図、第11図a
〜d、第12図a,b、第13図は従来の同調器
における動作原理を示す説明図、第14図、第1
5図は本発明と従来の同調器の温度変化に対する
同調周波数と共振Qの特性図、第16図と第17
図は本発明の実施例におけるフイルタの動作原理
説明図、第18図は本発明の実施例におけるフイ
ルタの周波数選択特性例図である。 19a,19b,23a,23b,27a,2
7b,31a,31b,35a,35b,39…
…誘電体基板、20,21,22,24,25,
26,28,29,30,32,33,34,3
6,37,38,40,42,42……電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同一の厚みと同一の誘電率を有する2個の誘
電体それぞれを介して3個の電極を対向設置し、
それぞれの電極のアースと接続する端子が互いに
対向する電極間において逆方向側となるように設
定すると共に、上記それぞれの電極が対向するる
面積もしくは電極の等価長さを所要値に設定する
ことによつて、複数の異なる周波数同調部を形成
して任意の複同調周波数選択特性を呈することを
特徴としたフイルタ。 2 電極として少なくとも一個所以上の任意の屈
曲角もしくは屈曲率および任意の屈曲方向を示す
屈曲部を有するものを用いた特許請求の範囲第1
項記載のフイルタ。 3 電極としてスパイラル形状を有するものを用
いた特許請求の範囲第1項記載のフイルタ。 4 一方の電極における長さを他方の電極におけ
る長さよりも任意に短かく設定し、かつ任意の部
分で対向設置もしくは並設させた特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれかに記載のフイル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58143063A JPS6033701A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58143063A JPS6033701A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6033701A JPS6033701A (ja) | 1985-02-21 |
| JPH0325041B2 true JPH0325041B2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=15330044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58143063A Granted JPS6033701A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101539893B1 (ko) * | 2014-08-22 | 2015-07-27 | 대보정보통신 주식회사 | 터널내부 제트 팬을 이용한 풍력발전시스템 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62254501A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-06 | Murata Mfg Co Ltd | ストリツプラインフイルタ |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP58143063A patent/JPS6033701A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101539893B1 (ko) * | 2014-08-22 | 2015-07-27 | 대보정보통신 주식회사 | 터널내부 제트 팬을 이용한 풍력발전시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6033701A (ja) | 1985-02-21 |
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