JPH0326073Y2 - - Google Patents

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JPH0326073Y2
JPH0326073Y2 JP1985200319U JP20031985U JPH0326073Y2 JP H0326073 Y2 JPH0326073 Y2 JP H0326073Y2 JP 1985200319 U JP1985200319 U JP 1985200319U JP 20031985 U JP20031985 U JP 20031985U JP H0326073 Y2 JPH0326073 Y2 JP H0326073Y2
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plate
hole
threaded rod
fitting groove
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、造船あるいは船舶の改造時等に主に
用いられる排水装置に関する。
〔従来の技術〕
船舶の改造や造船時等において、例えば船員室
の外壁板に歪みが生じたような場合、その外壁板
をガスバーナで加熱してこれを水で冷却する操作
を行い、熱膨張と収縮を巧みに利用してその歪み
を取り除いている。
従来においては、上記歪みの除去に用いた冷却
水は、船舶の甲板から船腹にかけて設けられたス
カツパパイプをそのまま利用して外部に排水して
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、スカツパパイプを排水装置としてそ
のまま使用したのでは、スカツパパイプを流れ出
た水が船体を伝わつて下に流れ、船体の外面を濡
らすため、その面が乾くまで塗装作業を行うこと
ができず、したがつて作業日程が混んでいるよう
な場合、きわめて苦しい作業を強いられることに
なる。
本考案は、船腹等を濡らすことなく希望する箇
所に排水することができる、操作が簡単で扱いや
すい排水装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、上面
の中央にねじ棒が突設され、上面の周縁部に第1
嵌着溝が環状に形成されるとともに、下面に液溜
りキヤツプが固着され、かつ第1嵌着溝の内側に
液溜りキヤツプ内に通じる透孔が穿設された第1
板体と、下面の周縁部に第2嵌着溝が形成される
とともに、上記ねじ棒が挿通される貫通孔が中央
に穿設され、かつ上記第2嵌着溝の内側に上下に
通じる透孔が穿設された第2板体と、下端縁を上
記第1板体の第1嵌着溝に液密的に嵌着するとと
もに、上記ねじ棒を貫通孔に挿挿通させた第2板
体の第2嵌着溝に上端縁を液密的に嵌着して両板
体の間に装着される柔軟材料よりなる筒部材と、
上記貫通孔に挿通されて第2板体の上方に突出さ
せられたねじ棒に螺着され、第2板体を第1板体
に近付けて筒部材を両板体の外方に膨出させるナ
ツト部材と、上記液溜りキヤツプに排水ホースを
接続するホース継手とを具備した構成とした。
〔作用〕
本排水装置を、例えば、船舶の歪取り作業にお
いて甲板に流れる冷却水の排水に用いる場合、甲
板側からスカツパパイプに挿入して排水ホースを
船腹側に出し、ナツト部材の操作で両板体を互い
に近付ける。これにより筒部材は外方に膨出して
その外周面をスカツパパイプの内周面に液密に圧
接させる。このため、甲板を流れてスカツパパイ
プに入つた水は、筒部材によつて堰止められて下
方の第2板体の透孔から筒部材の内部に入り、下
方の第1板体の透孔から液溜りキヤツプに出てホ
ース継手を通り、船腹を濡らすことなく排水ホー
スを流れて排水される。
ねじ棒は上方に突出しており、それにナツト部
材が螺着されているので、ナツト部材の締付け、
及び緩め操作を甲板上で容易に行うことができる
上、スカツパパイプに対する本排水装置の装着、
及び引抜きに際し、ねじ棒を手に持つて甲板側か
ら危険なく簡単に行うことができる。
〔実施例〕
添付図面は本考案の一実施例を示すもので、図
中1はドツク内において造船、あるいは改造、修
理されている船舶の船体である。この船体1に
は、通例のように、スカツパパイプ2が甲板1a
から、船腹1bにかけて設けられ、甲板1a上の
水を外部に排出することができるようになつてい
る。上記スカツパパイプ2の上部には、スカツパ
シール3がその外面をスカツパパイプ2の内面に
液密的に接触させて挿入されている。このスカツ
パシール3には、透孔4が形成されるとともに、
その透孔4に連絡してホース継手5が設けられて
いる。また、スカツパパイプ2内にはビニール等
の柔軟材料よりなる排水ホース6が挿入させ、下
端をスカツパパイプ2から外に垂下させるととも
に、上端をスカツパシール3のホース継手5に嵌
め付けられている。
上記のスカツパシール3は、甲板1aからスカ
ツパパイプ2内に流れ込んだ水を受けて、透孔4
から排水ホース6に流すものであり、次のように
構成されている。
すなわち、板体7の中心には1個の貫通孔9が
穿設され、またその貫通孔9の周囲部には複数
(図のものは6個)の透孔4が同一の間隔で穿設
されるとともに、下面には環状の嵌着溝11が上
記貫通孔9を中心に形成されている。他の板体8
の上面の中心には、上記貫通孔9よりも細いねじ
棒12が垂直に突設され、そのねじ棒12の周囲
部には複数(図のものは6個)の透孔4がこれも
同一の間隔で穿設されるとともに、上面には環状
の嵌着溝13が上記ねじ棒12を中心に形成され
ている。上記一対の板体7,8は、一方の板体7
の貫通孔9に他方の板体8のねじ棒12を貫挿
し、互いの嵌着溝11,13を相互に対向させて
設けられている。そして、上下一対の板体7,8
の間には、柔軟材料よりなる箇部材14が、その
両端縁15,16を板体7,8の嵌着溝11,1
3にそれぞれ液密的に嵌着して設けられており、
板体7,8の間隔を狭めると、その中間部を樽状
に外方に膨らませるように構成されている。
上方の板体7の上には、流通口17を有する液
抜きキヤツプ18が装着孔10にねじ棒12を貫
挿して固着されている。そしてその液抜きキヤツ
プ18の上には、ナツト部材19がねじ棒12に
螺着されて設けられ、液抜きキヤツプ18を介し
て板体7を筒部材14の弾力に抗して下方に押圧
することができる構成とされている。なお、上記
のねじ棒12とナツト部材19とは、一対の板体
7,8の間隔を調節する間隔調節手段20を構成
している。また、下の板体8の下面には、ねじ孔
21を有する液溜りキヤツプ22が板体8の透孔
4を囲むようにして固定されている。この液溜り
キヤツプ22には、ユニオン継手23が液溜りキ
ヤツプ22のねじ孔21にねじ部24をねじ込ん
で取り付けられ、ユニオンねじ25に螺着された
ユニオンナツト26によりユニオンつば27を止
着してホース継手5を着脱自在に固定している。
次に、上記のように構成された本考案に係る排
水装置の使用方法を説明する。
スカツパシール3をスカツパパイプ2内に装着
するには、ナツト部材19を緩めて一対の板体
7,8の間隔を広め、筒部材14を縮小させてそ
の径を小さくするとともに、ホース継手5に排水
ホース6を嵌め付けて準備し、排水ホース6を下
にしてそのままそれらをスカツパパイプ2に挿入
し、ナツト部材19を締め付けて一対の板体7,
8の間隔を狭め、筒部材14の中間部を外方に膨
らませてその外周面をスカツパパイプ2の内周面
に密接させる。
この状態では、スカツパパイプ2に流れ込んだ
水は、外周面をスカツパパイプ2の内周面に密接
させている筒部材14によつてスカツパパイプ2
に沿う流れを止められ、流通口17から液抜きキ
ヤツプ18に入つて、板体7の透孔4→板体8の
透孔4→液溜りキヤツプ22→ユニオン継手23
→ホース継手5の順に流れ、排水ホース6を通じ
て所定の箇所に導かれることになる。このよう
に、甲板1a上の歪み取り作業で生じた冷却水で
船腹1bが濡らされることがないので、上記歪み
取り作業に並行して船腹1bの塗装作業を行うこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の排水装置は、上
面の中央にねじ棒が突設され、上面の周縁部に第
1嵌着溝が環状に形成されるとともに、下面に液
溜りキヤツプが固着され、かつ第1嵌着溝の内側
に液溜りキヤツプ内に通じる透孔が穿設された第
1板体と、下面の周縁部に第2嵌着溝が形成され
るとともに、上記ねじ棒が挿通される貫通孔が中
央に突設され、かつ上記第2嵌着溝の内側に上下
に通じる透孔が穿設された第2板体と、下端縁を
上記第1板体の第1嵌着溝に液密的に嵌着すると
ともに、上記ねじ棒を貫通孔に挿通させた第2板
体の第2嵌着溝に上端縁を液密的に嵌着して両板
体の間に装着される柔軟材料よりなる筒部材と、
上記貫通孔に挿通されて第2板体の上方に突出さ
せられたねじ棒に螺着され、第2板体を第1板体
に近付けて筒部材を両板体の外方に膨出させるナ
ツト部材と、上記液溜りキヤツプに排水ホースを
接続するホース継手とを具備した構成とされ、船
舶に設けられたスカツパパイプ等の大径パイプ内
に流れ込んだ水等を柔軟な小径パイプで任意箇所
に導くことができるので、特に多量の冷却水を必
要とする船舶の甲板上における歪み取り作業と、
船腹の塗装作業とを一緒にそれぞれ余裕を持つて
行う場合に有効に使用する事ができる。
また、上記のように、ねじ棒は上方に突出し、そ
れにナツト部材が螺着されているので、船舶のス
カツパパイプの場合、ナツト部材の締付け、及び
緩め操作を甲板上で容易に行うことができるとと
もに、本排水装置のスカツパパイプに対する装
着、及び取外しに際し、ねじ棒を手に持つて甲板
側から危険なく安全かつ簡単に行うことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の排水装置の使用状態を示す断
面図、第2図はスカツパシールの一例を示す断面
図である。 2……スカツパパイプ、3……スカツパシー
ル、4……透孔、5……ホース継手、6……排水
ホース、7,8……板体、14……筒部材、20
……間隔調節手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面の中央にねじ棒12が突設され、上面の周
    縁部に第1嵌着溝13が環状に形成されるととも
    に、下面に液溜りキヤツプ22が固着され、かつ
    第1嵌着溝13の内側に液溜りキヤツプ22内に
    通じる透孔4が穿設された第1板体8と、下面の
    周縁部に第2嵌着溝11が形成されるとともに、
    上記ねじ棒12が挿通される貫通孔9が中央に穿
    設され、かつ上記第2嵌着溝11の内側に上下に
    通じる透孔4が穿設された第2板体7と、下端縁
    16を上記第1板体8の第1嵌着溝13に液密的
    に嵌着するとともに、上記ねじ棒12を貫通孔9
    に挿通させた第2板体7の第2嵌着溝11に上端
    縁15を液密的に嵌着して両板体7,8の間に装
    着される柔軟材料よりなる筒部材14と、上記貫
    通孔9に挿通されて第2板体7の上方に突出させ
    られたねじ棒12に螺着され、第2板体7を第1
    板体8に近付けて筒部材14を両板体7,8の外
    方に膨出させるナツト部材19と、上記液溜りキ
    ヤツプ22に排水ホース5を接続するホース継手
    5とを具備したことを特徴とする排水装置。
JP1985200319U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0326073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985200319U JPH0326073Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JP1985200319U JPH0326073Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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