JPH03269112A - 高強度ポリアミドモノフィラメントおよびその製造方法 - Google Patents

高強度ポリアミドモノフィラメントおよびその製造方法

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JPH03269112A
JPH03269112A JP6893190A JP6893190A JPH03269112A JP H03269112 A JPH03269112 A JP H03269112A JP 6893190 A JP6893190 A JP 6893190A JP 6893190 A JP6893190 A JP 6893190A JP H03269112 A JPH03269112 A JP H03269112A
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JP
Japan
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monofilament
strength
polyamide monofilament
birefringence
stretching
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Pending
Application number
JP6893190A
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English (en)
Inventor
Isoo Saito
磯雄 斎藤
Akira Ogura
小椋 彬
Takuji Sato
卓治 佐藤
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 U産業上の利用分野コ 本発明はストッキングなどの衣料用途、釣糸および漁網
等の水産用途、樹木保護等の農林用途に適した高強度の
ポリアミドモノフィラメントおよびその製造方法に関す
るものである。
[従来の技術] ポリアミドモノフィラメントは、強靭性、耐衝撃性、透
明性、引張り弾性率及び曲げに対する柔軟性を有し、特
に釣糸や漁網用として優れた性質を有する。ポリアミド
モノフィラメントは、常に前記の各特性の改良が要求さ
れるが、特により細く、より強くということが要求され
ている。
従来、高強度ポリアミドモノフィラメントの製造方法と
して、例えば特開昭58−144111号公報に記載さ
れた方法が知られている。
該公報に記載された方法は、ポリアミドを溶融紡糸後、
冷却して得た未延伸モノフィラメントを液体熱媒体中で
、多段で延伸する際に、延伸浴の温度とポリアミドモノ
フィラメントの延伸浴通過時間とを特定の範囲となした
ものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記、特開昭58−144111号公報に記載された方
法で製造された高強度ポリアミドモノフィラメントは、
その特性が優れていることから市場において高い評価を
得ている。しかし、特に釣糸においては、更にO,Ig
/d でも高強度のモノフィラメントが要求され、この
要求に応える為に、O,1g/d 強度の向上に多大の
研究を重ねている。ここで注意しなくてはならないのは
、単に強度のみを向上するのではなく他の特性をも一定
水準以上保持する必要がある。
本発明の目的は、従来の技術において得られた高強度ポ
リアミドモノフィラメントよりも、更に優れた特性を有
する高強度ポリアミドモノフィラメントおよびその製造
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の構成
は、 (1)高強度ポリアミドモノフィラメントにおいて、硫
酸相対粘度が3.0以上、直径が0゜17關以下、引張
強度が12.0g/d以上、引張伸度が20%以上、初
期弾性率か30g/d以上、乾熱収縮率が8%以下、沸
騰水収縮率が15%以下、および複屈折が55X101
以上からなることを特徴とする高強度ポリアミドモノフ
ィラメント。
(2)結節強度が10.0g/d以上、結節伸度が15
%以上であることを特徴とする前記(1)記載の高強度
ポリアミドモノフィラメント。
(3)複屈折が55X10−”以上、表層部の複屈折(
Δns)と中心部の複屈折(Δnc)との差(δ7jn
s−c)が10XIO−”以下であることを特徴とする
前記(1)記載の高強度ポリアミドモノフィラメント。
(4)高強度ポリアミドモノフィラメントの製造方法に
おいて、溶融紡糸され、冷却されたポリアミドモノフィ
ラメントを延伸して、硫酸相対粘度が3.0以上、複屈
折が20 X 10−1〜45X10−”の中間配向ポ
リアミドモノフィラメントとなし、該中間配向ポリアミ
ドモノフィラメントを延伸域に導入し、該延伸域におけ
る低温プラズマ雰囲気中で、デニル当り1.0〜5.0
gの張力を付与し、1゜5〜7.0倍の範囲内で延伸す
ることを特徴とする高強度ポリアミドモノフィラメント
の製造方法。
(5)延伸域における低温プラズマ雰囲気中で延伸され
たポリアミドモノフィラメントを、さらに高張力を付与
し、延伸することを特徴とする前記(4)記載の高強度
ポリアミドモノフィラメントの製造方法。
(6)延伸域におけるプラズマは非重合性であり、圧力
がO,OX 〜50Torr、印加電圧が0.5〜10
KVであることを特徴とする前記(4)および(5)記
載の高強度ポリアミドモノフィラメントの製造方法。
からなる。
本発明に係るポリアミドモノフィラメントは、例えばポ
リへキサメチレンアジパミドモノフィラメントの場合、
分子鎖の繰り返し構造単位の80モル%以上がヘキサメ
チレンアジパミドがらなり、共重合成分を20モル%未
満の範囲で含有してもよい。共重合成分としては、例え
ばε−カブラミド、テトラメチレンアジパミド、ヘキサ
メチレンセバカミド、ヘキサメチレンテレフタルアミド
、ヘキサメチレンイソフタルアミド、キシリレンフタル
アミド等がある。
また、例えばポリカブラミドモノフィラメントの場合、
分子鎖の繰り返し構造単位の80モル%以上がε−カブ
ラミドからなり、共重合成分を20モル%未満の範囲で
含有してもよい。
共重合成分としては、例えばヘキサメチレンアジパミド
、テトラメチレンアジパミド、ヘキサメチレンセバカミ
ド、ヘキサメチレンテレフタルアミド、ヘキサメチレン
イソフタルアミド、キシリレンフタルアミド等がある。
共重合成分を20モル%以上含有した場合は、結晶性が
低下し好ましくない。
本発明に係るポリアミドモノフィラメントは、硫酸相対
粘度が3.0以上であり、特に3.2以上の高粘度が好
ましい。3.0未満では目的とする高強度の達成が困難
となる。
本発明に係るポリアミドモノフィラメントは、直径が0
.17mm+以下である。直径が太いと溶融紡糸した後
の冷却が遅れ、特に冷風を用いて冷却する場合には、モ
ノフィラメントの内層と外層との冷却速度に差異があり
、延伸した後の該モノフィラメントの内外層における複
屈折差が大きくなり、高強度のモノフィラメントを得る
ことができないことがある。
本発明に係るポリアミドモノフィラメントは、直径が0
. 1.7關以下であり、引張強度が12゜0g/d以
上、引張伸度が20%以上の高強度、高伸度であり、1
50℃で測定した乾熱収縮率が8%以下、沸騰水収縮率
が15%以下で、耐熱性に優れ、初期弾性率が30 g
 / d以上で極めて高い。また複屈折が55X10−
”以上の高配向であり、高強度特性と密接に関連してい
る。
前記の強度および伸度特性において、特に釣糸および漁
網においては、結節強度および結節伸度が重視され、望
ましくは結節強度が10゜0g/d、結節伸度が15%
以上有するものが好ましい。
また前記の複屈折は、表層部の複屈折と中心部の複屈折
との差が10XIO−”以下であることが望ましく、冷
却条件及び延伸条件を特定の範囲で均一となすことによ
ってなされる。
前記本発明に係る高強度ポリアミドモノフィラメントは
、以下の方法によって製造される。
硫酸相対粘度が3.0以上のポリアミドチップを溶融紡
糸して、紡出モノフィラメントとなし、冷却域に導入し
て、冷却媒体を用いて冷却固化されたポリアミドモノフ
ィラメントとなし、該ポリアミドモノフィラメントを引
取ローラに巻回して引取る。引取られたポリアミドモノ
フィラメントは、そのままあるいは、低倍率で延伸され
、複屈折が20xlO−”以下の低配向ポリアミドモノ
フィラメントである。
前記の冷却媒体として気体を用いた場合、モノフィラメ
ントの径が太いと表面と中心部分の冷却速度差によって
、均質なモノフィラメントが得られないことがある。し
たがって、このような空冷の場合、得られる延伸後のモ
ノフィラメントの直径が、0.17mm以下であれば円
滑に操作でき、モノフィラメントも均質である。
前記低配向ポリアミドモノフィラメントは、そのままあ
るいは、追加延伸されて、複屈折が20X10−” 〜
45X10−’(7)中間配向ポリアミドモノフィラメ
ントとなし、該中間配向ポリアミドモノフィラメントを
延伸域に導入して、該延伸域における低温プラズマ雰囲
気中で、デニール当り】、0〜5.0gの張力を付与し
て、1.5〜7.0倍の範囲内でプラズマ延伸し、高配
向ポリアミドモノフィラメントとなす。該高配向ポリア
ミドモノフィラメントは、そのままあるいは、必要によ
り再度高張力で延伸または/および弛緩熱処理されて巻
取られる。
前記紡出モノフィラメントを冷却固化する場合に、冷却
媒体として用いられる気体は120℃以下の温度であり
、15〜50m/分の速度の範囲で吹付ける。この冷却
条件は、紡出されるモノフィラメントの粘度、太さ、ド
ラフト率など品質設定条件によって選択され設定される
前記紡出モノフィラメントを冷却域に導入する前に高温
雰囲気域を通す場合、該高温雰囲気は195℃〜350
℃の高温で、その長さは500市以下であり、この高温
雰囲気域の条件は、紡出モノフィラメントの粘度、太さ
、ドラフト率、冷却域における冷却条件によって選択さ
れ設定される。
前記延伸域におけるプラズマは、特定のガスを封入した
減圧容器内で、高電圧を印加することにより発生するも
ので、かかる放電は、火花放電、コロナ放電、グロー放
電など種々の形態のものがあるが、放電が均一で活性化
作用に優れたグロー放電が特に好ましい。放電周波数は
、低周波、高周波、マイクロ波を用いることができ、ま
た直流も用いることができる。
本発明で用いるガスとしては、例えばAr。
N2、Ho、CO8、C01O3、H,0SCF、、N
H,、N2、空気などおよびこれらの混合された非重合
性のガスが好ましく、特に強いエツチング作用を有しな
いAr、N、、CO2、N20゜空気などが好ましいが
、特に空気が実用的には好適である。
本発明に係るポリアミドモノフィラメントを製造する方
法における延伸域のプラズマは、0゜01〜50Tor
r、好ましくは0.5〜20Torrの圧力下で実施す
ることが放電安定性の面から好ましい。また印加電圧は
0.5〜10KV、好ましくは1〜8KVである。
前記、プラズマを用いた延伸域における延伸倍率は、延
伸に供する低配向ポリアミドモノフィラメント、一部延
伸された中間配向ポリアミドモノフィラメントの物性に
よって、1.5倍〜5.0倍、好ましくは2,0倍〜4
.0倍の範囲内で選択される。
前記のように延伸域でプラズマを用いることによって、
従来の熱延伸法に比べ、結晶化を抑制しながら延伸する
ことが可能となり、したがって、高倍率の延伸を可能と
し、得られるポリアミドモノフィラメントの高配向化が
達成できる。
前記プラズマを用いての延伸は、1段階で行なってもよ
く、2段以上の多段で行なってもよい。
前記プラズマを用いる延伸域における延伸条件は、延伸
に供するポリアミドモノフィラメントの配向度、結晶化
度等の物性や形態によって、またプラズマ印加電圧、雰
囲気ガス、雰囲気の減圧度及び延伸速度等によって変化
させるが、プラズマを用いた延伸によって得られるポリ
アミドモノフィラメントの複屈折が55X10−”以上
、好ましくは60X10−”以上の高配向度になるよう
各条件を組合せる。
前記のプラズマを用いた延伸を施したポリアミドモノフ
ィラメントは、更に通常の熱延伸や熱処理を追加して行
なってもよい。
本発明に係るポリアミドモノフィラメントを製造するの
に用いられる装置は、特に限定されるものではなく、真
空容器内に延伸装置を組入れたバッチ式のもの、またシ
ール方式を取入れた連続式のものを使用することができ
、プラズマを用いた延伸域の前後に必要に応じて熱板、
ホットロールなどを接続してもよい。
前記のプラズマを用いた延伸によって得られる本発明に
係るポリアミドモノフィラメントは、従来の熱延伸法で
延伸した場合に比べ、延伸時の分子量低下がなく、結晶
化が抑制されて高配向となる。
以上の現象は、プラズマを用いた延伸を施すことによっ
て、円滑な延伸が行なわれていることを示すものである
かくして、本発明に係るポリアミドモノフィラメントが
得られ、該ポリアミドモノフィラメントは、特にストッ
キングなどの衣料用途、釣糸等の水産資材用途、樹木保
護などの農林資材用途に好ましく用いられる。
次に本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明に係
るポリアミドモノフィラメントの測定法は以下の通りで
ある。
(A)硫酸相対粘度ηr: 試料を98%硫酸に1重量%の濃度で溶解し、オストワ
ルド粘度計を用いて25℃で測定した。
(B)複屈折Δn: 日本光学工業(株)製POH型偏光顕微鏡を用い、白色
光を光源として通常のベレツクコンペンセータ法により
求めた。
(C)引張強度、引張伸度、結節強度、結節伸度および
初期弾性率: J I 5−L1017の定義によった。試料を総状に
とり、20℃、65%RHの温湿度調節室で24時間放
置後、(株)オリエンチック社製“テンシロン″UTM
−4−100型引張試験機を用い、試長25cm、引張
速度30cm/分で測定した。
(D)沸騰水収縮率: 試料を総状にとり、20℃、65%RHの温湿度調整室
で24時間以上放置して測定試料とした。試料のO,I
g/dに相当する荷重をかけて測定した長さLoの試料
を、無張力状態で沸騰水中で30分間処理した後、処理
浴から取り出して、4時間放置し、再び上記荷重をかけ
て測定した長さし、とから次式により算出した。
沸騰水収縮率 = ((L、−Lよ)/L、)xlOO(%) (E)乾熱収縮率(150℃): 前記沸騰水収縮率の測定法における加熱処理を150℃
のオーブン中で行なった以外、同様の条件で測定した。
(F)密度ρ: 四塩化炭素を重液、n−トルエンを軽液として作製した
密度匂配管を用い、25℃で測定した。
[実施例] 実施例1 硫酸相対粘度が、3.5のポリへキサメチレンアジパミ
ドチップを溶融紡糸機中で290℃で溶融し、孔径0,
3關の口金を通して紡出し、10糸条の紡出モノフィラ
メントを得た。口金直下には長さ20cmの加熱筒を設
け、該加熱筒内の雰囲気を窒素ガス15NL/分で充満
させ温度が310℃となるよう設定し、該加熱筒の下方
に200cmの長さのクーリングチムニ−を設け20℃
、30m/分の冷風を吹出した。
前記紡出モノフィラメントを前記の加熱筒を通して加熱
するとともにクーリングチムニ−を通して急冷し、未延
伸モノフィラメントを得た。
紡糸速度は、50m/分とした。該未延伸モノフィラメ
ントの複屈折は1.lX10−”で、硫酸相対粘度は3
.6であった。前記未延伸モノフィラメントは、延伸後
220D、直径0. 169mmとなるよう紡糸吐出量
を調整した。
前記未延伸モノフィラメントを50m/分で回転する6
0℃に加熱されたフィードロールを通して給糸し、90
℃に加熱された第1延伸ロールとの間で1段目の延伸を
施し、中間配向モノフィラメントとなし、次いで前記第
1延伸ロールと第2延伸ロールとの間に設定した両端に
シール機構を有する低温プラズマ処理装置を通過させな
がら第2段目の延伸、すなわちプラズマ延伸を施した。
プラズマ延伸の有効処理長は100cm、使用ガスは空
気、周波数は110KHzとし、雰囲気ガス圧力は5,
0Torr、印加電圧は6゜OKVとした。
前記第1段目の延伸倍率は4.0倍で得られた中間配向
モノフィラメントの複屈折は35×10−1であり、低
温プラズマを使用した第2段目の延伸倍率は1.26倍
でプラズマ延伸時の張力は、デニール当り2.5gであ
った。総合延伸倍率を6.5倍とした。得られたポリア
ミドモノフィラメントは、直径0.169mであり、密
度が1. 142 g/am” 、引張強度14゜8g
/d、引張伸度23,1%、初期弾性率42g/d、乾
熱収縮率2.1%、沸騰水収縮率5.2%、結節強度1
2.5g/d、結節伸度19.8%、複屈折63.lX
10−”、単糸表層部と中心部との複屈折の差が一4X
10−”であった。
実施例2 硫酸相対粘度が、4.1のポリへキサメチレンアジパミ
ドチップを溶融紡糸機中で295℃で溶融し、孔径0.
3n+mの口金を通して紡出し、20糸条の紡出モノフ
ィラメントを得た。口金直下には長さ20cmの加熱筒
を設け、該加熱筒内の雰囲気を窒素ガス15NL/分で
充満させ温度が310℃となるよう設定し、該加熱筒の
下方に200cmの長さのクーリングチムニ−を設け2
0℃、30m/分の冷風を吹出した。
前記紡出モノフィラメントを前記の加熱筒を通して加熱
するとともにクーリングチムニ−を通して急冷し、未延
伸モノフィラメントを得た。
紡糸速度は、200m/分とした。該未延伸モノフィラ
メントの複屈折は3.9X10−”で、硫酸相対粘度は
4.4であった。前記未延伸モノフィラメントは、延伸
後110D、直径0゜12關となるよう紡糸吐出量を調
整した。
前記未延伸モノフィラメントを30m/分で回転する6
0℃に加熱されたフィードロールを通して給糸し、90
℃に加熱された第1延伸ロールとの間で1段目の延伸を
施し、中間配向モノフィラメントとなし、次いで前記第
1延伸ロールと第2延伸ロールとの間に設定した両端に
シール機構を有する低温プラズマ処理装置を通過させな
がら第2段目の延伸、すなわちプラズマ延伸を施した。
プラズマ延伸の有効処理長は100cm、使用ガスは空
気、周波数は110KHzとし、雰囲気ガス圧力は6.
5Torr、印加電圧は5゜5KVとした。
前記第1段目の延伸倍率は2.25倍で得られた中間配
向モノフィラメントの複屈折は40XIO−”であり、
低温プラズマを使用した第2段目の延伸倍率は2.0倍
でプラズマ延伸時の張力は、デニール当り4,5gであ
った。総合延伸倍率は7,0倍とした。得られたポリア
ミドモノフィラメントは、直径0.12mmであり、密
度が1. 144 g/Cm” 、引張強度15、0g
/d、引張伸度21,6%、初期弾性率45g/d、乾
熱収縮率1.9%、沸騰水収縮率47%、結節強度12
.9g/d、結節伸度14゜2%、複屈折63,0XI
O−”、単糸表層部と中心部との複屈折の差は−1,2
X10−”であった。
実施例3 硫酸相対粘度が、3.5のポリへキサメチレンアジパミ
ドチップを溶融紡糸機中で290℃で溶融し、孔径0.
3mmの口金を通して紡出し、50糸条の紡出モノフィ
ラメントを得た。口金直下には長さ10cmの加熱筒を
設け、該加熱筒内の雰囲気を窒素ガス10L/分で充満
させ温度が310℃となるよう設定し、該加熱筒の下方
に200cmの長さのクーリングチムニを設け20℃、
30m/分の冷風を吹出した。
前記紡出モノフィラメントを前記の加熱筒を通して加熱
するとともにクーリングチムニ−を通して急冷し、未延
伸モノフィラメントを得た。
紡糸速度は、500m/分とした。該未延伸モノフィラ
メントの複屈折は4.5X10−”で、硫酸相対粘度は
3.6であった。前記未延伸モノフィラメントは、延伸
後15D1直径0.0442 mmとなるよう紡糸吐出
量を調整した。
前記未延伸モノフィラメントを30m/分で回転する6
0℃に加熱されたフィードロールを通して給糸し、90
℃に加熱された第1延伸ロールとの間で1段目の延伸を
施し、中間配向モノフィラメントとなし、次いで前記第
1延伸ロールと第2延伸ロールとの間に設定した両端に
シール機構を有する低温プラズマ処理装置を通過させな
がら第2段目の延伸、すなわちプラズマ延伸を施した。
プラズマ延伸の有効処理長は50cm、使用ガスは空気
、周波数は110KHzとし、雰囲気ガス圧力は5.O
To r r、印加電圧は5゜OKVとした。
前記第1段目の延伸倍率は3,0倍で得られた中間配向
モノフィラメントの複屈折は28×10−3であり、低
温プラズマを使用した第2段目の延伸倍率は1,8倍で
プラズマ延伸時の張力は、デニール当り4.1gであっ
た。総合延伸倍率は7.2倍とした。得られたポリアミ
ドモノフィラメントは、直径0.042211II11
であり、密度が1. 143 g/cm” 、引張強度
16゜4g/d、引張伸度29.6%、初期弾性率48
g/d、乾熱収縮率1.8%、沸騰水収縮率4.5%、
結節強度14.1g/d、結節伸度26.5%、複屈折
63. 2 X 10−”、 単糸表層部と中心部との
複屈折の差は−0,5X10−8であった。
実施例4 硫酸相対粘度が、4.0のポリカブラミドチップを溶融
紡糸機中で280℃で溶融し、孔径0.3mmの口金を
通して紡出し、紡出モノフィラメントを得た。口金直下
には長さ20cmの加熱筒を設け、該加熱筒内の雰囲気
を窒素ガス15L/分で充満させ温度が290℃となる
よう設定し、該加熱筒の下方に200crnの長さのク
ーリングチムニ−を設け20℃、30m/分の冷風を吹
出した。
前記紡出モノフィラメントを前記の加熱筒を通して加熱
するとともにクーリングチムニ−を通して急冷し、未延
伸モノフィラメントを得た。
紡糸速度は、200m/分とした。該未延伸モノフィラ
メントの複屈折は4.0XIO−”で、硫酸相対粘度は
4.1であった。前記未延伸モノフィラメントは、延伸
後110D、直径0゜12mmとなるよう紡糸吐出量を
調整した。
前記未延伸モノフィラメントを30m/分で回転する5
5℃に加熱されたフィードロールを通して給糸し、90
℃に加熱された第1延伸ロールとの間で1段目の延伸を
施し、中間配向モノフィラメントとなし、次いで前記第
1延伸ロールと第2延伸ロールとの間に設定した両端に
シール機構を有する低温プラズマ処理装置を通過させな
がら第2段目の延伸、すなわちプラズマ延伸を施した。
プラズマ延伸の有効処理長は100cm、使用ガスは空
気、周波数は110KHzとし、雰囲気ガス圧力は5.
OTo r r、印加電圧は4゜5KVとした。
前記第1段目の延伸倍率は2.25倍で得られた中間配
向モノフィラメントの複屈折は38×101であり、低
温プラズマを使用した第2段目の延伸倍率は2,0倍で
プラズマ延伸時の張力は、デニール当り3.8gであっ
た。総合延伸倍率は7.0倍とした。得られたポリアミ
ドモノフィラメントは、直径0.12m++であり、密
度が1. 140 g/cm” 、引張強度15.7g
/d、引張伸度21.5%、初期弾性率32g/d、乾
熱収縮率5.2%、沸騰水収縮率10.1%、結節強度
13.3g/d、結節伸度18.2%、複屈折63.8
X10−”、単糸表層部と中心部との複屈折の差は−1
,8X10−3であった。
[発明の効果] 本発明に係る高強度ポリアミドモノフィラメントは、高
強度・高伸度・高弾性率で熱寸法安定性に優れ、釣糸、
漁網用の原糸として優れる性質を有する。また、より細
く、より強く、均一な品質を要求されるパンティストッ
キング用原糸、ストッキング用原糸として優れものであ
る。さらに樹木の保護のための覆いなどに有効に使用で
きる。
本発明に係る高強度ポリアミドモノフィラメントを製造
するに際して用いられるプラズマ延伸法の作用効果は、
延伸時の結晶化を抑制し、高配向化が達成できること、
即ちスムーズな延伸を可能とし、特に高倍率、低張力延
伸を可能とすることができ、本発明に係る高品質の特性
を有する高強度ポリアミドモノフィラメントを容易に得
ることを特徴とする

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高強度ポリアミドモノフィラメントにおいて、硫
    酸相対粘度が3.0以上、直径が0.17mm以下、引
    張強度が12.0g/d以上、引張伸度が20%以上、
    初期弾性率が30g/d以上、乾熱収縮率が8%以下、
    沸騰水収縮率が15%以下、および複屈折が55×10
    ^−^3以上からなることを特徴とする高強度ポリアミ
    ドモノフィラメント。
  2. (2)結節強度が10.0g/d以上、結節伸度が15
    %以上であることを特徴とする請求項(1)記載の高強
    度ポリアミドモノフィラメント。
  3. (3)複屈折が55×10^−^3以上、表層部の複屈
    折(Δns)と中心部の複屈折(Δnc)との差(δΔ
    n_s_−_c)が10×10^−^3以下であること
    を特徴とする請求項(1)記載の高強度ポリアミドモノ
    フィラメント。
  4. (4)高強度ポリアミドモノフィラメントの製造方法に
    おいて、溶融紡糸され、冷却されたポリアミドモノフィ
    ラメントを延伸して、硫酸相対粘度が3.0以上、複屈
    折が20×10^−^3〜45×10^−^3の中間配
    向ポリアミドモノフィラメントとなし、該中間配向ポリ
    アミドモノフィラメントを延伸域に導入し、該延伸域に
    おける低温プラズマ雰囲気中で、デニール当り1.0〜
    5.0gの張力を付与し、1.5〜7.0倍の範囲内で
    延伸することを特徴とする高強度ポリアミドモノフィラ
    メントの製造方法。
  5. (5)延伸域における低温プラズマ雰囲気中で延伸され
    たポリアミドモノフィラメントを、さらに高張力を付与
    し、延伸することを特徴とする請求項(4)記載の高強
    度ポリアミドモノフィラメントの製造方法。
  6. (6)延伸域におけるプラズマは非重合性であり、圧力
    が0.01〜50Torr、印加電圧が0.5〜10K
    Vであることを特徴とする請求項(4)および(5)に
    記載の高強度ポリアミドモノフィラメントの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05156513A (ja) * 1991-12-04 1993-06-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 高強度ポリアミド繊維及びその製造方法

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