JPH03274875A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH03274875A
JPH03274875A JP2074391A JP7439190A JPH03274875A JP H03274875 A JPH03274875 A JP H03274875A JP 2074391 A JP2074391 A JP 2074391A JP 7439190 A JP7439190 A JP 7439190A JP H03274875 A JPH03274875 A JP H03274875A
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Ryoyu Takanashi
高梨 稜雄
Shintaro Nakagaki
中垣 新太郎
Tsutae Asakura
浅倉 伝
Masato Furuya
正人 古屋
Takehisa Koyama
剛久 小山
Yuji Uchiyama
裕治 内山
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は電子スチルカメラ方式に関する。
【従来の技術】
被写体の光学像を撮像装置により撮像して得た映像信号
は、編集、トリミング、その他の画像信号処理が容易で
あるとともに、既記緑信号を消去できる可逆性を有する
記録部材を使用して記録再生が容易に行えるという特徴
を有しているが、映像信号の発生のために従来から一般
的に使用されて来ている撮像装置は、撮像レンズによっ
て撮像素子における光電変換部に結像された被写体の光
学像を、撮像素子の光電変換部で被写体の光学像に対応
する電気的な画像情報に変換し、その電気的な画像情報
を時間軸上で直列的な映像信号として出力させうるよう
な構成形態のものであり、撮像装置の構成に当っては前
記した撮像素子として従来から各種の撮像管や各種の固
体撮像素子が使用されていることは周知のとおりである
。 ところで、高画質・高解像度の再生画像が得られるよう
にするためには、高画質・高解像度の再生画像を再生さ
せうるような映像信号を発生させることのできる撮像装
置が必要とされるが、撮像素子として撮像管が使用され
ている撮像装置においては、撮像管における電子ビーム
径の微小化に限界があるために、電子ビーム径の微小化
による高解像度化が望めないこと、及び、撮像管のター
ゲット容量はターゲット面積と対応して増大するもので
あるために、ターゲット面積の増大による高解像度化も
実現することができないこと、また、例えば動画の撮像
装置の場合には高解像度化に伴って映像信号の周波数帯
域が数十M Hz〜数百MHz以上にもなるためにS/
Nの点で問題になる。 等の理由によって、撮像装置により高画質・高解像度の
再生画像を再生させうるような映像信号を発生させるこ
とは困難である。 また、従来の撮像装置で使用されている撮像素子は、記
録の対象にされる光情報を光電変換して発生させた電気
信号が映像信号として送出された後に、被写体の新らた
な光学像と対応する映像信号が発生されうるような構成
のものであって、順次の被写体像と対応して発生された
電気信号を記憶しておく機能は撮像装置自体には有して
いなかったから、従来、撮像によって得た電気的な情報
信号を記録しておくことが必要とされる場合には5撮像
装置によって発生された映像信号を例えば磁気録画装置
を用いるなどして記録しておくようにされていたが、撮
像内容が記録されていることは種々の点で有益なために
、撮像装置自体に記憶機能を有するような装置の出現が
要望された。 本出願人会社では前記のような要望を満たすことができ
るような装置の一つとして、画像情報を撮像してそれを
高精細度な電荷像として記録媒体に記録できる装置を提
案している。
【発明が解決しようとする課題1 前記した既提案の撮像装置は、それを例えば電子スチル
カメラとして構成したり、あるいはそれを動画撮像用の
撮影機として構成することにより、従来装置では得るこ
とが困難であった高解像度のスチル画像(静止画像)や
動画像と対応する高解像度の電荷像を容易にを得ること
ができる。 しかし、記録媒体に電荷像の形態で記録されている高解
像度の画像情報を可視的な画像としてソフトコピーやハ
ードコピーとして得ようとする場合には、記録媒体に記
録されている電荷像を静電的な検出法が適用された読取
りヘッドや光変調材を用いた光学的な検出法が適用され
た読取りヘッドを用いて読出すことが必要とされるため
に、読出された状態の画像は電荷像の状態における解像
度よりも低下したものになる。 すなわち、電荷像の読取りに使用される読取りヘッドと
記録媒体との間に存在する間隙によって電荷像からの電
界が拡大された状態で読出されたり、あるいは読取りヘ
ッドの構成部材の厚みによって電荷像からの電界が拡大
された状態のものとして読出されたりすることが避けら
れず、そのために読出された状態の画像は、どうしても
電荷像の状態における解像度よりも低下した解像度の画
像となってしまうために、特に高解像度が要求されるス
チル画像を得る場合に問題になった。 【課題を解決するための手段】 本発明は被写体の光学像によって露光される光導電層部
材を含んでいて被写体の光学像を電荷像に変換させる光
電変換手段と、与えられた光に対して被写体の光学像に
よる電荷像に対応する光強度の変化を生じさせうる状態
で情報の記録を行なう情報記録媒体と、前記した光電変
換手段によって得た電荷像に対応する情報を情報記録媒
体に記録する手段と、記録済み情報記録媒体を用いてハ
ードコピーを得る手段とからなる電子スチルカメラ方式
を提供する。
【作用】
被写体の光学像を、光導電層部材を含んで構成されてい
る光電変換手段により電荷像に変換する。 前記の電荷像による電界によって、光が与えられたとき
に電荷像に対応して前記の光の光強度に変化を生じさせ
つるような状態で情報記#を媒体に記録する。 したがって、記録済み情報記録媒体に光を照射するだけ
で記録済み情報記録媒体に記録されている画像情報を目
視しつる状態でも再現できるから。 前記の記録済み情報記録媒体はそれ自体がハードコピー
として利用でき、また、情報記録媒体に光を照射して再
現された画像情報を別の媒体を用いてハードコピーとす
ることも容易であり、さらに記録済み情報記録媒体に記
録されている情報を読出した後に、その情報に対して処
理を施してからハードコピーを得ることも容易である。
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の電磁放射線情報の記
録方法の具体的な内容について詳細に説明する。第1図
乃至11図は本発明の電子スチルカメラ方式の実施例の
ブロック図である。 第↓図乃至第エエ図において○は被写体、TLは撮像レ
ンズ、RMは情報記録媒体、BP、BPIは透明基板(
例えばガラス基板)、BP2は基板。 Eji、Eta、Etbは透明電極、Et2は電極、P
CI−。 は光導電層部材、CMLは情報記録媒体における記録層
部材、E + E c + EPは電源、C5Aは3色
分解光学系、RMは情報記録媒体である6まず、第1図
乃至第6図において、透明′を極Et1と電極Et2と
の間には電源Eが接続されていて。 前記した透明電極Etlと電極Et2との間に所定の電
界が発生されるようになされている3なお、第1図乃至
第6図中には図示説明が省略されているが、前記した透
明電極Etlと電極Et2との間に発生させる電界が、
前記した電flXEと透明電極Etlや電極Et2との
回路中に設けたスイッチ(電子シャッタ)のオンオフ動
作によって情報記録媒体の記録条件に合うように制御さ
れるように構成したり、被写体からの光量が光学的なシ
ャッタにより制御されるようにして、良好な露光条件で
被写体の撮像が行なわれるような構成にすることは望ま
しい実施の態様である。 前記tた透明基板(例えばガラス基板)BPIと透明電
極Et1(例えば、IT○)としては、撮像の対象にさ
れるべき光情報の波長帯の光を透過させうるような分光
透過特性を有するものが使用される。 また、光導電層部材PCLとしては、それの−方の端面
に高精細度の光学像が与えられた場合に、適当な強度の
電界の印加の下において、他方の端面に対して高精細度
の電荷像を発生させることができるような特性を有する
光導電体材料(例えば、アモルファス・シリコン)を用
いて作られたものを使用できる。 また、情報記録媒体における記録層部材CMLとしては
、それに印加された電界の強度分布を光学的な性質の変
化の形態として記憶し、それに−定の強度分布を有する
光が与えられた場合に、前記した記憶内容に応じた強度
分布を示す光を生じさせることができるような材料、例
えば、高分子一液晶複合膜、あるいは散乱型のPLZT
などを用いることができる。 前記した記録層部材CMLとして使用される高分子一液
晶メモリ膜は1例えば、メタクリル樹脂。 ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニー
ル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、シリ:ン樹脂のような
体積抵抗率が↓014Ω0以上の多孔質の高分子材料膜
中にランダムに分布している状態で形成されている無数
の微小な細孔、例えば0.5ミクロン程度以下の径の細
孔中に、室温において液晶相を示し、かつ、高い体積抵
抗率を有するネマティック液晶、またはスメクティック
液晶を封入させることによって構成させることができる
。 第1図に示されている実施例では、情報記録媒体RMと
して電極Et2と記録層部材CMLとが積層された構成
態様のものが使用されており、また、第2図及び第3図
に示されている実施例では、情報記録媒体RMとして電
極Et2と記録層部材CMLと光導電層部材PCLと透
明電極Etlとが積層された構成態様のものが使用され
ている。 また、第4図に示されている実施例では、情報記録媒体
RMとして電極Et2と記録層部材CMLと光導電層部
材PCLと透明電極Etlと色分解フィルタFと透明基
板BPとが積層された構成態様のものが使用されており
、第5図に示されている実施例では、情報記録媒体RM
として電極Et2と記録層部材CM Lと色分解フィル
タFと光導電層部材PCLと透明電極Etlと透明基板
BPとが積層された構成態様のものが使用されており、
さらに第6図に示されている実施例では、情報記録媒体
RMとして基板BP2と色分解フィルタFと電極Et2
と記録層部材CMLとが積層された構成態様のものが使
用されている。 前記した情報記録媒体はそれの形状が円盤状、テープ状
、あるいはシート状等、任意の形状とすることができ、
また情報記録媒体は予め定められた移送の態様で移送で
きるようになされていてもよい。 第1図及び第6図に示されているWHは、それぞれ書込
みヘッドであり、第1図中に示されている書込みヘッド
WHは透明電極Etlと光導電層部材とが積層された構
成態様のものとして構成されており1、また第6図中に
示されている書込みヘッドWHは透明基板BPIと色分
解フィルタFと透明電極Etlと光導電層部材PCLと
が積層された構成態様のものとして構成されている。 第1図及び第2!i!!lに示されている実施例におい
て、被写体Oの光学像は撮像レンズTLにより透明電極
Etlを介して光導電層部材PCLに結像され、また、
第3図乃至第6図に示されている実施例では、撮像レン
ズTLによって結像される被写体Oの光学像が色分解系
によって色分解された状態で光導電層部材PCLに結像
される。 第3図中に示されている3色分解光学系C8Aにおいて
、DPはダイクロイックプリズム、M r 。 Mbは全反射面、Pr、Pbは光路補正用プリズムであ
り、ダイクロイックプリズムDpに入射した被写体の光
の内で緑色光はダイクロイックプリズムDpを直進透過
して光導電層部材に被写体の緑色光による光学像を結像
する。 また、ダイクロイックプリズムDPに入射した被写体の
光の内で赤色光はダイクロイックプリズムDpで光路補
正用プリズムPrの方に反射し。 次いで全反射面Mrで全反射して光路補正用プリズムP
r中を透過して光導電層部材に被写体の赤色光による光
学像を結像し、さらに、ダイクロイックプリズムDpに
入射した被写体の光の内で青色光はダイクロイックプリ
ズムDpで光路補正用プリズムpbの方に反射し、次い
で全反射面Mbで全反射して光路補正用プリズムpb中
を透過して光導電層部材に被写体の青色光による光学像
を結像する。 そして、前記のようにして光導電層部材に結像された被
写体の緑色光による光学像の結像面と、被写体の赤色光
による光学像の結像面と、被写体の青色光による光学像
の結像面とは、光導電層部材に隣接並置された状態に形
成されるのである。 また、第4図乃至第6図に示されている実施例において
使用されている情報記録媒体RMは、情報記録媒体RM
自体に色分解手段として色分解フィルタFを備えている
構成態様のものである。 前記のように情報記録媒体RMの構成部材として使用さ
れる色分解フィルタF、及び、第6図中に示されている
書込みヘッドWHの構成部材として使用される色分解フ
ィルタFとしては、各色の細条(例えば、赤色、緑色、
青色、またはマゼンタ色、シアン色、黄色、などの色の
細条)を所定の繰返し順序で配列して構成させたもの他
に、各色のフィルタ片が島状に所定の繰返し順序で配列
されている構成態様のもの、その他任意の構成形態のも
のが使用されてもよい。 なお、第6図の実施例では書込みヘッドWHの方にも、
情報記録媒体RMにおける色分解フィルタFと対応する
色分解フィルタFが構成部分として用いられている。 さて、第1図乃至第6図にそれぞれ示されている実施例
において、透明電極Etlと電極Et2との間に電gE
から所定の電圧(情報記録媒体RMの記録層部材CML
に対して、記録対象にされている情報の記録が良好に行
なわれるのに必要とされる電界を透明電極Etlと電極
Et2との間に生じさせるための閾値の電圧値)が印加
されている状態において、前記した光導電層部材PCL
に結像された被写体の光学像と対応する記録が情報記録
媒体RMにおける記録層部材CMLに対して行なわれる
。 すなわち、第1図及び第2図に示されている各実施例に
おいて、撮像レンズTLを介して被写体からの光束が透
明電極Etlを透過して光導電層部材PCLに入射して
結像すると、光導電層部材PCLの電気抵抗値はそれに
入射して結像した光束の光量に応じて変化して、光導電
層部材PCLの各部の電気抵抗値は被写体の各部の光量
と対応して変化している状態になされる。 また、第3図示の実施例において撮像レンズTLと3色
分解光学系C3Aとを介して被写体からの光束が透明電
極Etlを透過して光導電層部材PCLに入射して結像
すると、光導電層部材PCLの電気抵抗値はそれに入射
して結像した光束の光量に応じて変化して、光導電層部
材PCLの各部の電気抵抗値は被写体の各部の光量と対
応して変化している状態になされる。 さらに、第4図示の実施例において、撮像レンズTLと
透明基板BPと透明電極Etlと色分解フィルタFとを
介して被写体からの光束が光導電層部材PCLに入射し
て結像すると、光導電層部材PCLの電気抵抗値はそれ
に入射して結像した光束の光量に応じて変化して、光導
電層部材PCLの各部の電気抵抗値は被写体の各部の光
量と対応して変化している状態になされる。 さらにまた、第5図示の実施例において、撮像レンズT
Lと電極Et2と記録層部材CMLと色分解フィルタF
とを介して被写体からの光束が光導電層部材PCLに入
射すると、光導電層部材PCLの電気抵抗値はそれに入
射して結像した光束の光量に応じて変化して、光導電層
部材PCLの各部の電気抵抗値は被写体の各部の光量と
対応して変化している状態になされ、また、第6図示の
実施例において、撮像レンズTLと透明基板BPIと色
分解フィルタFと透明電極Etlとを介して被写体から
の光束が光導電層部材PCLに入射して結像すると、光
導電層部材PCLの電気抵抗値はそれに入射して結像し
た光束の光量に応じて変化して、光導電層部材PCLの
各部の電気抵抗値は被写体の各部の光量と対応して変化
している状態になされる。 それで、前記した透明電極Etlと電極Et2との間に
、所定の電圧(情報記録媒体RMの記録層部材CMLに
対して、記録対象にされている情報の記録が良好に行な
われるのに必要とされる電界を透明電極Etlと電極E
t2との間に生じさせるための閾値の電圧値)所定の電
圧値の電圧が印加されていた場合には、前記した光導電
層部材PCLにおける電気抵抗値の変化の状態と対応し
て生じた電荷像による電界によって、情報記録媒体RM
における記録層部材CMLには被写体の光学像と対応し
た状態の変化が発生して、その状態の変化が記憶される
。 前記の点を、情報記録媒体RMにおける記録層部材CM
Lとして光散乱効果とメモリ効果とを有するPLZTや
、高分子一液晶複合膜が使用された場合の内で、情報記
録媒体RMの記録層部材CMLとして光散乱効果とメモ
リ効果とを有する高分子一液晶複合膜が使用された場合
を例にとって説明すると次のとおりである。 前記した高分子一液晶複合膜による記録層部材CMLは
1例えば、高分子材料に高抵抗液晶を分散させたW或の
ものであり、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、塩化ビニール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、
シリコン樹脂のような体積抵抗率が1014ΩO以上の
高分子材料中に、室温において液晶相を示し、かつ、高
い体積抵抗率を有するネマティック液晶またはスメクテ
ィック液晶を分散させて構成される。 さて、散乱モードで動作する高分子一液晶複合膜による
記録層部材CMLに電荷像の電荷分布に応じた強度分布
の電界が加わると、記録層部材CMLとして用いられて
いる高分子一液晶複合膜では、それに印加される電荷像
による電界と対応した液晶の配向状態の変化像が生じる
。 そして、記録層部材CMLとして用いられている高分子
一液晶複合膜に電荷像と対応して生じた液晶の配向状態
の変化像は、前記した電荷像が存在している限りそのま
まの状態に保持されているが、高分子一液晶複合膜中に
分散されている細孔の大きさが大きなものの場合には、
電荷像が除去されると記録層部材CMLとして用いられ
ている高分子一液晶複合膜に与えられる電界がなくなる
ために高分子一液晶複合膜中の液晶が等方性相になって
消去が行われる。 しかし、記録層部材CMLとして用いられている高分子
一液晶複合膜中に分散されている細孔の大きさが例えば
0.5ミクロン程度以下の径の小さなものの場合には、
電荷像が除去されて記録層部材CM Lとして用いられ
ている高分子一液晶複合膜に与えられる電界がなくなっ
ても、高分子一液晶複合膜中の液晶に電荷像と対応して
生じていた液晶の配向状態の変化像がそのままの状態で
保持されるようなメモリ機能が生じる。 すなわち、高分子一液晶メモリ膜P M Lの構成要素
の一つとして用いられている液晶は、高分子一液晶メモ
リ膜の他の構成要素として用いられている多孔質の高分
子材料膜中にランダムに分布している状態で形成されて
いる無数の微小な細孔中に封入された状態になされてい
るが、液晶が閉じ込められている高分子材料中の細孔の
大きさを小さくして、高分子材料中の液晶に加えられる
細孔の壁の力が大きくなるようにされると、前記した高
分子一液晶メモリ膜中の液晶に電界が印加されて高分子
一液晶メモリ膜が透明な状態になるような傾向で液晶に
生じた配向状態が前記した印加電界の除去後においても
保持され続けるようになるが、前記したメモリ機能につ
いて補足説明を行うと次の通りである。 細孔中に封入されている液晶分子は、細孔壁表面の力を
受けている状態で微小な細孔中にネマティック相の状態
で封入された状態になされている(細孔中に封入されて
いる液晶分子は細孔壁の表面の力を受けるが、細孔壁に
近い液晶分子になる程前記の力は大きく加わる。したが
って径の小さな細孔になる程、細孔中に封入されている
液晶分子に加わる細孔壁の表面の力の影響が大シこなる
)が、前記のように細孔壁の表面の力を受けている状態
で細孔中に封入されている液晶に対して、ある閾値以上
の電界強度の電界が印加された場合には、細孔壁の表面
からの力を受けている状態で細孔中にネマティック相の
状態で封入されている液晶分子は、前記した細孔壁の表
面から加えられている力に抗して電界の方向に配向する
ように変位する。 そして電界の印加に対応して液晶分子に生じる変位の態
様は、印加される電界の強度に応じて変化し、液晶に印
加される電界が弱い状態のときは細孔壁の表面から加え
られている力が弱い液晶分子、すなわち、主として細孔
の中心部付近に位置する液晶分子だけが印加された電界
の方向に向くような傾向で変位し、液晶に印加される電
界の強度が次第に強くなるのにつれて、細孔壁の表面か
ら加えられている力が強い液晶分子、すなわち、細孔壁
に近くに位置する液晶分子も印加された電界の方向に液
晶の分子軸の方向が向くような傾向で変位するという変
位の態様で液晶分子が配向する。 それで、高分子一液晶メモリ膜における多孔質の高分子
材料膜中にランダムに分布して形成されている無数の微
小な細孔中にネマティック相の状態で封入されている液
晶分子は、電界の印加時に前記した細孔壁の表面から加
えられている力に抗して液晶の分子軸の方向が電界の方
向に向くような傾向で変位するような変位の態様で配向
されるが、前記のように印加された電界によって配向さ
れた液晶の分子は既述した細孔壁の表面の力によって、
そのままの姿態に保持されるから、前記のように電界の
印加によって変化された液晶の配向の状態は印加された
電界が除去された後においても、そのままの状態に保持
されるためにメモリ機能を示すのである。 そして、液晶の配向の状態による情報の記憶状態を消去
するのには、記録層部材CMLとして使用されている高
分子一液晶メモリ膜中の液晶をそれの融点の温度と高分
子材料の融点との間の温度にまで昇温しで、液晶を溶融
させて等方性相とすることによって行うことが必要とさ
れ、前記のようにして溶融状態になされて等方性相にな
っていた液晶は1時間の経過により冷却してネマティッ
ク相になり、その部分が不透明な状態に変化して消去さ
れる。消去動作は例えば情報記録媒体RMに加熱層を設
けておき、消去動作時に前記の加熱層に消去用電力が供
給されるようにすればよい。 被写体の光学像と対応して生じた光導電層部材PCLの
電気抵抗値の変化パターンに従って生じた電荷像による
電界が情報記録媒体RMにおける記録層部材CMLとし
て用いられている高分子一液晶複合膜に加わると、高分
子一液晶複合膜には前記した電荷像による電界と対応し
て液晶の配向の状態の変化が生じ、その状態が保持され
る。 それで、情報記録媒体RMの記録層部材CMLとして用
いられている高分子一液晶複合膜に、前記のようにして
被写体の光学像に対応する情報が記録された状態の記録
済み情報記録媒体RMに、第7図に示されているように
一定の光強度の読取す光(再生光)RLを照射すると、
記録済み情報記録媒体RMの記録層部材CMLとして用
いられている光散乱効果とメモリ効果とを有する高分子
一液晶複合膜からの透過光または反射光は記録内容が光
の強弱として目視できることになり、記録済み記録媒体
RM自体がハードコピーとして用いられることになる。 それで、第4図乃至第6図示の実施例のように、情報記
録媒体RM自体に色分解フィルタを備えている情報記録
媒体RMの場合には、記録済み記録媒体RMに一定の光
強度の白色の読取り光(再生光)RLを照射すると記録
済み記録媒体RMからはカラー画像が目視できることに
なる。 すなわち、本発明の電子スチルカメラ方式によれば、従
来の光学カメラのように撮影した後に現像処理が必要と
することもなく、また、従来の電子スチルカメラのよう
にプリンタを用いることもなく、撮像した直後に高解像
度の画像が記録されている状態のハードコピーが得られ
るのである。 次に、第8図以降−の各図を参照して記録済み記録媒体
RMに記録されている情報を別の記録媒体に記録してハ
ードコピーを得る場合の構成例について説明する。 第8図においてLSは再生光の光源であり、再生光の光
源LSから放射された再生光が、光偏向器PDEFによ
って所定の偏向の態様(例えば水平方向と垂直方向)で
偏向された後にレンズL1を介して記録済み記録媒体R
Mを走査する。 記録済み記録媒体RMを透過した再生光は、記録済み記
録媒体RMにおける記録内容と対応して強度変調された
状態で記録済み記録媒体RMを出射して集光レンズL2
によって光電変換器PDに与えられる。 光電変換器FDから出力された画像信号は、信号処理回
路1において所定の信号処理が行なわれた後にインター
フェース2を介してプリンタ3に供給され、プリンタ3
からは前記した画像信号が記録紙に記録された状態のハ
ードコピーが出力される。 次に第9図に示されている実施例においては、再生光の
光+1Lsから放射された再生光によって記録済み記録
媒体RMの全面が照射される状態になるようにレンズL
1を介して再生光を記録済み記録媒体RMに与える。 記録済み記録媒体RMは図中のX方向に移動されるよう
になされている。記録済み記録媒体RMを透過した再生
光は、記録済み記録媒体RMにおける記録内容と対応し
て強度変調された状態で記録済み記録媒体RMを出射し
た光は、集光レンズL2によってラインイメージセンサ
LISに集光される。 前記のラインイメージセンサLISは、前記した記録済
み記録媒体RMの移動方向Xに対して直交する方向に主
走査を行なって1画像信号を出力する。前記のラインイ
メージセンサLISから出力された画像信号は、信号処
理回路lにおいて所定の信号処理が行なわれた後にイン
ターフェース2を介してプリンタ3に供給され、プリン
タ3からは前記した画像信号が記録紙に記録された状態
のハードコピーが出力される。 第10図記録済み記録媒体RMに記録されている画像内
容を転写型の電子複写機を用いてハードコピーを得るよ
うにした場合の実施例であり、再生光の光源LSから放
射された再生光は、光偏向器PDEFによって所定の偏
向の態様(例え1f水平方向と垂直方向)で偏向された
後にレンズL1を介して記録済み記録媒体RMを走査す
る。 記録済み記録媒体RMを透過した再生光は、記録済み記
録媒体RMにおける記録内容と対応して強度変調された
状態で記録済み記録媒体RMを出射して集光レンズL2
によって感光体ドラム4に結像する。 感光体ドラム4には帯電器8からのコロナ放電によって
感光性が与えられているから、周知の電子写真プロセス
により感光体ドラム4にはそれに与えられた光学像と対
応した静電潜像が形成され、それが現像部5においてト
ナーにより顕像化された後に転写部6で記録紙7に転写
される。 転写部6においてトナー像が転写された状態の記録紙7
は図示されていない定着部において、例えば加熱定着な
どの手段によって定着されてからハードコピーとして排
出される。 なお、第10図中には感光体ドラム4に高電圧を供給す
るための高圧発生部、感光体ドラム4上のトナーを除去
するクリーニング部、記録紙の供給部、排紙部等の図示
は省略されている。 次に第11図示の実施例は、透明電極Etaと光導電層
部材PCLと誘電体ミラーD M Lと光変調材層部材
PMLと透明電極Etbとを積層して構成した光−光変
換素子PPCAを用いて、記録済み記録媒体RMの記録
内容を光−光変換した後に光並列処理部9において光情
報の状態で信号処理を行なって出力するようになされて
いる場合の例である。 前記した光−光変換素子PPCAの具体的な構成や動作
については、例えば特開平1−213619号公報の記
載事項を参照されるとよい。また、光並列処理部9とし
ては、例えば特願平1−89423号明細書に記載され
ているように光−光変換素子などを用いて構成されたも
のが使用できる。 第11図において再生光の光源LSaから放射された再
生光がレンズL3を介して記録済み記録媒体RMを照射
することにより、記録済み記録媒体RMの記録内容によ
って強度変調された状態の光が光−光変換素子PPCA
に書込み光として入射される。 前記した光−光変換素子PPCAの光導電層部材PCL
の電気抵抗値が、前記した書込み光の強度分布に従って
変化しており、また透明電極Eta。 Etbには電源Epから電圧が供給されているから、光
−光変換素子PPCAにおける光導電層部材PCLと誘
電体ミラーDMLとの境界には、前記した書込み光の強
度分布と対応した電荷像が形成される。 一方、再生光の光源LSbから放射されてレンズL4を
介して偏光ビームスプリッタBSに与えられた再生用の
レーザ光は、ビームスプリッタBSによって反射されて
光−光変換素子PPCAの透明電極Etb側から読出し
光として入射されるが、この読出し光は光−光変換素子
PPCAにおける光変調材層部材PMLを通過して誘電
体ミラーDMLに達し、そこで反射して再び光変調材層
部材PMLを通過して光−光変換素子PPCAの透明i
1極Etbから出射してビームスプリッタBSを透過し
た光並列処理部9に供給される。 光−光変換素子PPCAにおける光変調材層部材PML
(例えばニオブ酸リチウムの層)には、前記した電荷像
から生じている電界が印加されているから、前記のよう
に光変調材層部材PMLを往復するレーザ光はそれの偏
光面が光変調材層部材PMLに印加される電界強度に応
じて変化している状態で記録済み記録媒体RMの記録内
容を保有している。 前記のように光−光変換素子PPCAから出射した光の
内で偏光ビームスプリッタBSを透過した光が光並列処
理部9に供給されると、光並列処理部9ではそれに供給
さtた光に対して光の状態で所定の信号処理(例えば、
ゲイン調整、ガンマ処理、マトリクス処理、その他の処
理)を施した後に出力する。 光並列処理部9からの出力光は、例えば光電変換された
後にプリンタに供給されてプリンタからハードコピーが
出力されたり、あるいは前記の光並列処理部9からの光
出力を電子複写機に与えて電子複写機からハードコピー
が得られるようにする。 なお、記録済み記録媒体RMからの記録内容の読出しに
際して適用されるべき再生光の態様は。 面照射、直線走査、2次元的な走査、等が用いられてよ
い、また、それに応じて使用される光電変換装置の構成
形態も、光電変換器、ラインイメージセンサ、2次元イ
メージセンサ等が選択使用される。さらに本発明の実施
に当っては記録系と再生系とが別体に構成されても、あ
るいは記録系と再生系とが一体的に構成されてもよいこ
とは勿論である。
【発明の効果】
以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の電子スチルカメラ方式は被写体の光学像を、光導電
層部材を含んで構成されている光電変換手段により電荷
像に変換し、その電荷像による電界によって、光が与え
られたときに電荷像に対応して前記の光の光強度に変化
を生じさせうるような状態で情報記録媒体に記録するこ
とにより、記録済み情報記録媒体に光を照射するだけで
記録済み情報記録媒体に記録されている画像情報を目視
しうる状態でも再現できるから、前記の記録済み情報記
録媒体はそれ自体がハードコピーとして利用でき、また
、情報記録媒体に光を照射して再現された画像情報を別
の媒体を用いてハードコピーとすることも容易であり、
さらに記録済み情報記録媒体に記録されている情報を読
出した後に、その情報に対して処理を施してからハード
コピーを得ることも容易であり、前記したハードコピー
を別の記録媒体を用いて作る場合でも、従来のように電
荷像の読取りヘッドを用いないから、従来法のように電
荷像の読取りヘッドを用いた場合に問題になった点、す
なわち電荷像の読取りヘッドと記録媒体との間に存在す
る間隙によって電荷像からの電界が拡大された状態で読
出されたり、あるいは読取りヘッドの構成部材の厚みに
よって電荷像からの電界が拡大された状態のものとして
読出されたりすることにより読出された状態の画像が、
どうしても電荷像の状態における解像度よりも低下した
解像度の画像となってしまうという問題点は生じること
がなく1本発明によれば高解像度が要求されるスチル画
像のハードコピーを容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至11図は本発明の電子スチルカメラ方式の実
施例のブロック図である。 ○・・・被写体、TL・・・撮像レンズ、RM・・・情
報記録媒体、B P、B Pi・・・透明基板、BF2
・・・基板、E tl、 E ta、 E tb−透明
電極、Et2−=電極、PCL・・・光導電層部材、C
M L・・・情報記録媒体における記録層部材、E、E
c、Ep・・・電源、C8A・・・3色分解光学系、R
M・・・情報記録媒体、WH・・・書込みヘッド、DP
・・・ダイクロイックプリズム−Mr。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被写体の光学像によって露光される光導電層部材を
    含んでいて被写体の光学像を電荷像に変換させる光電変
    換手段と、与えられた光に対して被写体の光学像による
    電荷像に対応する光強度の変化を生じさせうる状態で情
    報の記録を行なう情報記録媒体と、前記した光電変換手
    段によって得た電荷像に対応する情報を情報記録媒体に
    記録する手段と、記録済み情報記録媒体を用いてハード
    コピーを得る手段とからなる電子スチルカメラ方式 2、記録済み情報記録媒体自体をハードコピーとして用
    いる請求項1に記載の電子スチルカメラ方式 3、記録済み情報記録媒体に記録されている情報を読出
    した後にハードコピーを得る請求項1に記載の電子スチ
    ルカメラ方式 4、記録済み情報記録媒体に記録されている情報を読出
    した後に、その情報に対して処理を施してからハードコ
    ピーを得る請求項1または請求項3に記載の電子スチル
    カメラ方式
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647022A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Idemitsu Kosan Co Liquid crystal element
JPS647072A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Toshiba Corp Image forming device
JPH0229081A (ja) * 1988-01-25 1990-01-31 Victor Co Of Japan Ltd 撮像装置

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