JPH03277673A - 白色化無溶剤型塗料組成物を上塗りした塗膜構造 - Google Patents
白色化無溶剤型塗料組成物を上塗りした塗膜構造Info
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- JPH03277673A JPH03277673A JP7559490A JP7559490A JPH03277673A JP H03277673 A JPH03277673 A JP H03277673A JP 7559490 A JP7559490 A JP 7559490A JP 7559490 A JP7559490 A JP 7559490A JP H03277673 A JPH03277673 A JP H03277673A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無溶剤型塗料組成物および塗膜構造に関わり
、詳しくは、鋼製構造物の上に塗装することにより、安
全衛生上の問題がなく白色化を図ると同時に、タールエ
ポキシ樹脂塗膜の上に塗装した場合でも、薄膜条件下で
タール分のブリード現象を抑制し、かつ良好な防食性能
及び長期に渡り白色化を維持する無溶剤型塗料組成物及
び塗膜構造に関するものである。
、詳しくは、鋼製構造物の上に塗装することにより、安
全衛生上の問題がなく白色化を図ると同時に、タールエ
ポキシ樹脂塗膜の上に塗装した場合でも、薄膜条件下で
タール分のブリード現象を抑制し、かつ良好な防食性能
及び長期に渡り白色化を維持する無溶剤型塗料組成物及
び塗膜構造に関するものである。
従来、防食用のエポキシ塗料としては、クールエポキシ
塗料が長年にわたり使用されその防食性能が評価されて
きたが、溶剤を含有することから密閉された環境で塗装
することは作業者の衛生上の点からあまり好ましくない
。従って、タールエポキシ塗膜の補修には、溶剤を含有
しない無溶剤型タールエポキシ樹脂塗料が使用されてき
た。
塗料が長年にわたり使用されその防食性能が評価されて
きたが、溶剤を含有することから密閉された環境で塗装
することは作業者の衛生上の点からあまり好ましくない
。従って、タールエポキシ塗膜の補修には、溶剤を含有
しない無溶剤型タールエポキシ樹脂塗料が使用されてき
た。
しかしながら、従来の塗料はタールを含有することから
、衛生上の問題がやや懸念されると同時に、黒色である
ことから維持管理がしにくい、あるいは密閉状態の場合
は暗所であることから、転倒等の事故の危険性があった
。そのため、溶剤を含有しない無溶剤型塗料でタールエ
ポキシ樹脂塗膜に塗装しても薄膜条件下でタール分がブ
リードしない塗料あるいは塗膜構造をもち、かつ、白色
化が長期に渡り維持できることが要望されて来た。
、衛生上の問題がやや懸念されると同時に、黒色である
ことから維持管理がしにくい、あるいは密閉状態の場合
は暗所であることから、転倒等の事故の危険性があった
。そのため、溶剤を含有しない無溶剤型塗料でタールエ
ポキシ樹脂塗膜に塗装しても薄膜条件下でタール分がブ
リードしない塗料あるいは塗膜構造をもち、かつ、白色
化が長期に渡り維持できることが要望されて来た。
これに鑑み、本発明者らは、既に、特願平1−3328
9号にて、無溶剤型塗料組成物中に液状クマロン樹脂を
添加すること及び二層系塗膜構造を構成することにより
、タールブリードを防止することを可能とした塗膜構造
を提案している。
9号にて、無溶剤型塗料組成物中に液状クマロン樹脂を
添加すること及び二層系塗膜構造を構成することにより
、タールブリードを防止することを可能とした塗膜構造
を提案している。
しかしながら、その後以下のことが判明した。
すなわち上記の塗膜構造によればタールブリードは充分
防止することができるが、塗膜自身が黄変することで白
色化を長期に渡って維持するには、不充分である。その
原因としては、塗料組成物中に液状クマロン樹脂を添加
することにあった。すなわち、クマロン樹脂のその化学
構造における臭素と付加する二重結合が空気との酸化反
応により、発色することに起因しているものと考えられ
、従って、これらの点を改良した塗料組成物の開発が更
に望まれている。
防止することができるが、塗膜自身が黄変することで白
色化を長期に渡って維持するには、不充分である。その
原因としては、塗料組成物中に液状クマロン樹脂を添加
することにあった。すなわち、クマロン樹脂のその化学
構造における臭素と付加する二重結合が空気との酸化反
応により、発色することに起因しているものと考えられ
、従って、これらの点を改良した塗料組成物の開発が更
に望まれている。
本発明は、鋼製構造物の上に塗装することにより安全衛
生上の問題がなく、かつ、タールエポキシ樹脂塗膜の上
に塗装した場合でも、薄膜条件下でのタール分のブリー
ド現象を抑制しながら、白色化を図ることができ、かつ
、長期間に渡り白色化を維持できる密着性と防食性に優
れた無溶剤型塗料組成物及び塗膜構造を提供することを
目的とするものである。
生上の問題がなく、かつ、タールエポキシ樹脂塗膜の上
に塗装した場合でも、薄膜条件下でのタール分のブリー
ド現象を抑制しながら、白色化を図ることができ、かつ
、長期間に渡り白色化を維持できる密着性と防食性に優
れた無溶剤型塗料組成物及び塗膜構造を提供することを
目的とするものである。
本発明者らは上記のような課題を解決するため、鋭意研
究を行った結果、以下に述べる手段を用いることが最も
有効な解決方法であることを見出し、本発明を完成する
に至った。
究を行った結果、以下に述べる手段を用いることが最も
有効な解決方法であることを見出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち本発明は、
(1) ビヒクルと顔料を主成分とする無溶剤型塗料
組成物であって、1分子中に2個以上のエポキシ・基を
もつエポキシ当量が250未満のビスフェノール型エポ
キシ樹脂100ffi量部に対し、トルエン樹脂5〜6
0重量部からなる成分を必須とし、その他通常の各種顔
料、体質顔料、添加剤を含むエポキシ系主剤とアミン系
硬化剤との2液からなる無溶剤型塗料組成物。
組成物であって、1分子中に2個以上のエポキシ・基を
もつエポキシ当量が250未満のビスフェノール型エポ
キシ樹脂100ffi量部に対し、トルエン樹脂5〜6
0重量部からなる成分を必須とし、その他通常の各種顔
料、体質顔料、添加剤を含むエポキシ系主剤とアミン系
硬化剤との2液からなる無溶剤型塗料組成物。
(2) トルエン樹脂の数平均分子量が150〜50
0であり、かつガードナー色数5以下である前記(1)
記載の無溶剤型塗料組成物。
0であり、かつガードナー色数5以下である前記(1)
記載の無溶剤型塗料組成物。
(3) 1分子中に2個以上のエポキシ基をもつエポキ
シ当量が250未満のビスフェノール型エポキシ樹脂1
00重量部に対し、数平均分子量が150〜500であ
りかつガードナー色数5以下であるトルエン樹脂5〜6
0ff11部からなる成分を必須とし、その他通常の各
種顔料、体質顔料、添加剤を含むエポキシ系主剤とアミ
ン系硬化剤との2液からなる無溶剤型塗料組成物を下塗
りとしたあと、酸化チタン等の着色顔料により白色化し
た上記の塗料組成物を上塗りするところの下塗膜厚80
〜150μm及び上塗り膜厚8(]〜15〔〕μmの二
層構造からなる塗膜構造。
シ当量が250未満のビスフェノール型エポキシ樹脂1
00重量部に対し、数平均分子量が150〜500であ
りかつガードナー色数5以下であるトルエン樹脂5〜6
0ff11部からなる成分を必須とし、その他通常の各
種顔料、体質顔料、添加剤を含むエポキシ系主剤とアミ
ン系硬化剤との2液からなる無溶剤型塗料組成物を下塗
りとしたあと、酸化チタン等の着色顔料により白色化し
た上記の塗料組成物を上塗りするところの下塗膜厚80
〜150μm及び上塗り膜厚8(]〜15〔〕μmの二
層構造からなる塗膜構造。
である。
以下本発明の詳細な説明する。
まず、本発明に使用するエポキシ樹脂は、架橋塗膜を形
成することが可能な2個以上のエポキシ基をもつエポキ
シ当量が250未満のビスフェノール型エポキシ樹脂で
ある。エポキシ当量が250以上になると粘度が著しく
高くなり、塗装作業に支障を来す。好ましくは、200
以下である。この様な特性を有するエポキシ樹脂として
はビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノ
ールFジグリシジルエーテル、ビスフェノールADジグ
シリルエーテル等がある。これらのエポキシ樹脂をビヒ
クルとし顔料、体質顔料、添加剤等の成分を添加するに
は、限度があり塗膜の隠蔽力や色安定性を保持すること
は難しい。又顔料を多く入れることで相当の粘度増加を
きたし、塗装作業効率に大きな支障をおこす。そこで、
本発明においては、前記エポキシ樹脂100重量部に対
しトルエン樹脂を5〜60重量部添加することを重要な
骨子の一つとするものであり、このことにより塗料組成
物を低粘度に希釈でき、顔料濃度の高い、かつ塗膜硬化
物としての特性に従来みることができないものを得るこ
とができる。すなわち、トルエン樹脂を添加することの
最大なる利点は、その他の液状の改質剤、例えばキシレ
ン樹脂、脂肪族系石油樹脂、石炭系樹脂、ジシクロペン
タジェンを重合させた脂環族系石油樹脂などに比べ、は
るかに低粘度であることと樹脂自身の加熱残分ち高く、
化学安定性もよいため樹脂添加により粘度の低い無溶剤
型塗料を提供できることにある。
成することが可能な2個以上のエポキシ基をもつエポキ
シ当量が250未満のビスフェノール型エポキシ樹脂で
ある。エポキシ当量が250以上になると粘度が著しく
高くなり、塗装作業に支障を来す。好ましくは、200
以下である。この様な特性を有するエポキシ樹脂として
はビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノ
ールFジグリシジルエーテル、ビスフェノールADジグ
シリルエーテル等がある。これらのエポキシ樹脂をビヒ
クルとし顔料、体質顔料、添加剤等の成分を添加するに
は、限度があり塗膜の隠蔽力や色安定性を保持すること
は難しい。又顔料を多く入れることで相当の粘度増加を
きたし、塗装作業効率に大きな支障をおこす。そこで、
本発明においては、前記エポキシ樹脂100重量部に対
しトルエン樹脂を5〜60重量部添加することを重要な
骨子の一つとするものであり、このことにより塗料組成
物を低粘度に希釈でき、顔料濃度の高い、かつ塗膜硬化
物としての特性に従来みることができないものを得るこ
とができる。すなわち、トルエン樹脂を添加することの
最大なる利点は、その他の液状の改質剤、例えばキシレ
ン樹脂、脂肪族系石油樹脂、石炭系樹脂、ジシクロペン
タジェンを重合させた脂環族系石油樹脂などに比べ、は
るかに低粘度であることと樹脂自身の加熱残分ち高く、
化学安定性もよいため樹脂添加により粘度の低い無溶剤
型塗料を提供できることにある。
又、顔料濃度を高くすることも可能なことより塗膜にお
ける色安定性を向上させることができる。
ける色安定性を向上させることができる。
そしてエポキシ樹脂との相溶性もよいことから優れた耐
食性を示すことができる。ここで述べるトルエン樹脂と
は、トルエンを原料とし、バラホルムアルデヒドの様な
ホルムアルデヒド重合物を酸触媒下で反応させた縮合生
成物を指す。このトルエン樹脂が5重量部よりも少ない
場合は、その効果が顕著ではなく60重量部よりも多い
場合は塗膜が柔かすぎる傾向や、耐食性を落としたりす
る。
食性を示すことができる。ここで述べるトルエン樹脂と
は、トルエンを原料とし、バラホルムアルデヒドの様な
ホルムアルデヒド重合物を酸触媒下で反応させた縮合生
成物を指す。このトルエン樹脂が5重量部よりも少ない
場合は、その効果が顕著ではなく60重量部よりも多い
場合は塗膜が柔かすぎる傾向や、耐食性を落としたりす
る。
尚、この場合のトルエン樹脂の数平均分子量は、150
〜500であることが望ましく150未満の場合はター
ルのブリードを促進したりする。又、500超の場合は
、塗料粘度が増大し、無溶剤塗料化が困難である。
〜500であることが望ましく150未満の場合はター
ルのブリードを促進したりする。又、500超の場合は
、塗料粘度が増大し、無溶剤塗料化が困難である。
次にガードナー色数が5超の場合は、白色系に着色する
に、多くの白色顔料等を要し、塗装適性粘度を超えやす
い。従って、色相は5以下がよく、望ましくは、4以下
がよい。
に、多くの白色顔料等を要し、塗装適性粘度を超えやす
い。従って、色相は5以下がよく、望ましくは、4以下
がよい。
なお、本発明の無溶剤型塗料組成物としては、その他の
塗膜形成成分として、ビヒクル形成成分としては別に反
応性希釈剤を添加することもできる。例えば、ブチルグ
リシジルエーテル等の一官能エボキシ、ネオペンチルグ
リコールジグリシジルエーテル等の三官能エポキシ、ト
リメチロールプロパントリグリシジルエーテル等の三官
能エポキシ、更に多官能の反応性希釈剤やこれらの混合
物を添加してもよい。しかしながら、これらを多量に添
加することはエポキシ樹脂本来の性能を低下させること
から、最高でエポキシ樹脂100重量部に対し90重量
部までの範囲が適性である。
塗膜形成成分として、ビヒクル形成成分としては別に反
応性希釈剤を添加することもできる。例えば、ブチルグ
リシジルエーテル等の一官能エボキシ、ネオペンチルグ
リコールジグリシジルエーテル等の三官能エポキシ、ト
リメチロールプロパントリグリシジルエーテル等の三官
能エポキシ、更に多官能の反応性希釈剤やこれらの混合
物を添加してもよい。しかしながら、これらを多量に添
加することはエポキシ樹脂本来の性能を低下させること
から、最高でエポキシ樹脂100重量部に対し90重量
部までの範囲が適性である。
その地塗膜形成成分としては、塗膜硬度、耐食性、耐水
性、色安定性、等を付与するために、白色系顔料である
酸化チタンをはじめベンガラ、カーボンブラック等の着
色顔料を添加することができる。
性、色安定性、等を付与するために、白色系顔料である
酸化チタンをはじめベンガラ、カーボンブラック等の着
色顔料を添加することができる。
又炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー等の体質顔料
、リン酸亜鉛等の防錆顔料を、又、チクソトロピー性付
与剤、レベリング剤等の添加剤類を添加してもよい。
、リン酸亜鉛等の防錆顔料を、又、チクソトロピー性付
与剤、レベリング剤等の添加剤類を添加してもよい。
本発明の塗料組成物は、以上記載したようにビヒクルと
、顔料を主成分とする無溶剤型塗料組成物であって、1
分子中に2個以上のエポキシ基をもつエポキシ当量が2
50未満のビスフェノール型エポキシ樹脂100重量部
に対し、トルエン樹脂5〜60重量部からなる成分を必
須とし、その他通常の各種顔料、体質顔料、添加剤を含
むエポキシ系主剤とアミン系硬化剤との2液からなる無
溶剤型塗料組成物であるが、アミン系硬化剤としては、
通常エポキシ樹脂硬化剤として利用されている化合物を
用いることができる。例えば、脂肪族ポリアミン、変性
脂肪族ポリアミン、ポリアミドアミン、脂環族ポリアミ
ン、変性脂環族ポリアミン、芳香族ポリアミン、変性芳
香族ポリアミン等があげられ、これらから選ばれた1種
または2種以上を混合して使用してもよい。
、顔料を主成分とする無溶剤型塗料組成物であって、1
分子中に2個以上のエポキシ基をもつエポキシ当量が2
50未満のビスフェノール型エポキシ樹脂100重量部
に対し、トルエン樹脂5〜60重量部からなる成分を必
須とし、その他通常の各種顔料、体質顔料、添加剤を含
むエポキシ系主剤とアミン系硬化剤との2液からなる無
溶剤型塗料組成物であるが、アミン系硬化剤としては、
通常エポキシ樹脂硬化剤として利用されている化合物を
用いることができる。例えば、脂肪族ポリアミン、変性
脂肪族ポリアミン、ポリアミドアミン、脂環族ポリアミ
ン、変性脂環族ポリアミン、芳香族ポリアミン、変性芳
香族ポリアミン等があげられ、これらから選ばれた1種
または2種以上を混合して使用してもよい。
また、本発明は、本発明の無溶剤型塗料組成物を下塗り
としたあと、酸化チタン等の着色顔料により白色化した
前記の無溶剤型塗料組成物を上塗りとするところの下塗
り膜厚80〜150μ及び上塗り膜厚80〜150μの
二層構造からなる塗膜構造も、その要旨の一つとするも
のである。本発明の塗料組成物は一層でも十分耐食性、
その他の性能にすぐれているが、タールエポキシ樹脂塗
膜の上に塗装する場合、薄膜条件下で白色化と同時にタ
ール分のブリードを抑えることは困難である。即ち、本
発明塗料組成物を1回塗りで160〜300μ塗装した
場合は、早い時期にタール分がブリードするのに対し、
本発明塗料組成物を下塗りとして80〜150μを塗装
し、養生期間を少なくとも塗膜が半硬化状態以上に硬化
が進んだ後に、上塗りを80〜150μ塗装すればター
ル分が全くブリードしないもので、更にその白色化が長
期に渡り維持されるものである。
としたあと、酸化チタン等の着色顔料により白色化した
前記の無溶剤型塗料組成物を上塗りとするところの下塗
り膜厚80〜150μ及び上塗り膜厚80〜150μの
二層構造からなる塗膜構造も、その要旨の一つとするも
のである。本発明の塗料組成物は一層でも十分耐食性、
その他の性能にすぐれているが、タールエポキシ樹脂塗
膜の上に塗装する場合、薄膜条件下で白色化と同時にタ
ール分のブリードを抑えることは困難である。即ち、本
発明塗料組成物を1回塗りで160〜300μ塗装した
場合は、早い時期にタール分がブリードするのに対し、
本発明塗料組成物を下塗りとして80〜150μを塗装
し、養生期間を少なくとも塗膜が半硬化状態以上に硬化
が進んだ後に、上塗りを80〜150μ塗装すればター
ル分が全くブリードしないもので、更にその白色化が長
期に渡り維持されるものである。
タール成分のブリード現象は、先ず、塗料中のビヒクル
成分(溶剤型塗料であれば、溶剤も含む)がタールエポ
キシ塗膜を溶解、浸透すると同時にタール成分をも溶解
し、そのタール成分が逆に塗料表面上に拡散する現象で
あると考えられる。従って、ブリードを抑えるためには
、タール成分を溶解しないビヒクルを用いるか、何らか
の方法で浸透速度を遅延させるか、あるいはタール成分
を吸着させるかの方法が考えられるがいずれも極めて困
難であった。本発明は、薄膜条件化でブリ−ドを抑える
塗膜構造を提供可能としたものであって、下塗りを1回
塗装後、通常の養生条件下で塗膜が半硬化の状態を過ぎ
た後に、上塗りを1回塗装すればタール成分のブリード
が抑えられるものである。ここで、半硬化状態とは、J
IS K5400で規定される状態であり、塗料成分
の架橋がかなり進行した状態をさしている。1回塗装を
2回塗装とすることによる効果は、1回塗装の場合は1
層中でタール成分の拡散と硬化の進行による拡散の遅延
効果の競争になるが、塗料が液状であることから拡散の
法が優位となり、表面にブリードするのに対し、2回塗
装の場合、最初の塗装での塗膜中にタール成分がいわば
封じ込められ、表面層にはタール塗膜中と較べた場合極
めて低濃度のタール成分しか存在しないことになる。従
って、2回目の塗装の際には同様な現象は生じるものの
、表面層まで拡散しないうちに硬化が進行してブリード
が生じないと考えられる。
成分(溶剤型塗料であれば、溶剤も含む)がタールエポ
キシ塗膜を溶解、浸透すると同時にタール成分をも溶解
し、そのタール成分が逆に塗料表面上に拡散する現象で
あると考えられる。従って、ブリードを抑えるためには
、タール成分を溶解しないビヒクルを用いるか、何らか
の方法で浸透速度を遅延させるか、あるいはタール成分
を吸着させるかの方法が考えられるがいずれも極めて困
難であった。本発明は、薄膜条件化でブリ−ドを抑える
塗膜構造を提供可能としたものであって、下塗りを1回
塗装後、通常の養生条件下で塗膜が半硬化の状態を過ぎ
た後に、上塗りを1回塗装すればタール成分のブリード
が抑えられるものである。ここで、半硬化状態とは、J
IS K5400で規定される状態であり、塗料成分
の架橋がかなり進行した状態をさしている。1回塗装を
2回塗装とすることによる効果は、1回塗装の場合は1
層中でタール成分の拡散と硬化の進行による拡散の遅延
効果の競争になるが、塗料が液状であることから拡散の
法が優位となり、表面にブリードするのに対し、2回塗
装の場合、最初の塗装での塗膜中にタール成分がいわば
封じ込められ、表面層にはタール塗膜中と較べた場合極
めて低濃度のタール成分しか存在しないことになる。従
って、2回目の塗装の際には同様な現象は生じるものの
、表面層まで拡散しないうちに硬化が進行してブリード
が生じないと考えられる。
又、本発明においてトルエン樹脂の添加が白色化を長期
に維持できる理由としては、前述の如くトルエン樹脂自
身が粘度が低く、エポキシ樹脂、アミン系硬化剤との相
溶性がきわめて良いことと、化学的に不活性であること
、更に、白色系顔料濃度を上げることが可能であること
に起因している。
に維持できる理由としては、前述の如くトルエン樹脂自
身が粘度が低く、エポキシ樹脂、アミン系硬化剤との相
溶性がきわめて良いことと、化学的に不活性であること
、更に、白色系顔料濃度を上げることが可能であること
に起因している。
なお、塗膜構造は下塗り、上塗りとも80〜150μが
必要であり、その理由は、膜厚が80μより小さくては
塗膜の耐食性の点で不足となることや、ブリード現象も
生じ易くなるからであり、150μより大きくては性能
的には問題はないが、過剰段=1になるためである。
必要であり、その理由は、膜厚が80μより小さくては
塗膜の耐食性の点で不足となることや、ブリード現象も
生じ易くなるからであり、150μより大きくては性能
的には問題はないが、過剰段=1になるためである。
以下実施例により本発明の効果を具体的に説明する。
第1表中の発明例随1〜魔3は、本発明塗料組成物の性
状を示すものである。尚、比較例阻1〜嵐7は本発明の
範囲をはずれた例を示す。
状を示すものである。尚、比較例阻1〜嵐7は本発明の
範囲をはずれた例を示す。
(注1) 第1表中の塗料化組成物は以下のものである
。
。
*1 大1−1本インキ化学−■−業■製 エピクロ
ン830(エポキシ当!Sl 175) *6 新 II fi化学仲製 *7 三菱ガス化学製 本8チタン工業蛛製 *9 j39化学工業■製 *10大部産業■製 ニスクロンし−20 (分子量 二カノールLLL (分子量 酸化チタンKR−380 硫酸バリウムBA MXDA系変性アミン (活性水素当量 250) 340) 95) (注2) 第1表中の性状評価方法の判定基準は以下に
よる。
ン830(エポキシ当!Sl 175) *6 新 II fi化学仲製 *7 三菱ガス化学製 本8チタン工業蛛製 *9 j39化学工業■製 *10大部産業■製 ニスクロンし−20 (分子量 二カノールLLL (分子量 酸化チタンKR−380 硫酸バリウムBA MXDA系変性アミン (活性水素当量 250) 340) 95) (注2) 第1表中の性状評価方法の判定基準は以下に
よる。
塗装作業性; ハケ塗りで作業性を評価。
O;良好 △;やや良好 ×;不良
耐 食 性; 塗膜厚150μ 乾燥条件20℃/7日
養生J I S−に5400 塩水噴霧試験300時
間で判定。クロスカット部からのふくれ、錆、ハガレで
判定。
養生J I S−に5400 塩水噴霧試験300時
間で判定。クロスカット部からのふくれ、錆、ハガレで
判定。
0;良好 △;やや良好 ×;不良
耐ブリード性;タールエポキシ樹脂塗膜作成後、無溶剤
型塗料組成物を2回塗装(120μ×2)後 20℃/
7日養生し、40℃のオーブン中に3週間入れ、ブリー
ドの有無を観察した。
型塗料組成物を2回塗装(120μ×2)後 20℃/
7日養生し、40℃のオーブン中に3週間入れ、ブリー
ドの有無を観察した。
評価は
0; 良好 △;やや劣る X;劣る
尚、タールエポキシ樹脂塗膜の作成は、以下の方法によ
る。
る。
150X70m+、厚み1■■の鋼板に、タールエポキ
シ樹脂塗料(関西ペイント■製 エボシールNQ、20
0)を、乾燥膜厚300μとなるようにスプレー塗装を
行い、20℃で1週間養生後、40℃で511間義生し
たものを作成しブリード試験に使用した。
シ樹脂塗料(関西ペイント■製 エボシールNQ、20
0)を、乾燥膜厚300μとなるようにスプレー塗装を
行い、20℃で1週間養生後、40℃で511間義生し
たものを作成しブリード試験に使用した。
自己安定性; 耐ブリード性試験に供した塗膜を70℃
オーブン中に更に2週間投入後のものを、サンプル板と
し、標準板との差異を評価した。
オーブン中に更に2週間投入後のものを、サンプル板と
し、標準板との差異を評価した。
尚、標準板は、鋼板上に無溶剤型塗料組成物を2回塗装
(120μ×2)後 20℃/7【]養生したものを用
いた。
(120μ×2)後 20℃/7【]養生したものを用
いた。
評価は ○: 標準板と同じ
△; やや変色
×; 変色
次に第2表は本発明による塗膜構造の発明効果の実施例
である。発明例隘4〜N096は第1表中の発明例に2
に示す無溶剤型塗料組成物を、膜厚別に塗装し、耐ブリ
ード性、白色安定性を評価したものである。
である。発明例隘4〜N096は第1表中の発明例に2
に示す無溶剤型塗料組成物を、膜厚別に塗装し、耐ブリ
ード性、白色安定性を評価したものである。
なお評価基準は第1表の場合と同じである。
第
表
〔発明の効果〕
本発明は、鋼製構造物の上に塗装することにより安全衛
生上の問題がなく、かつ、タールエポキシ樹脂塗膜の上
に塗装した場合でも、薄膜条件下でのタール分のブリー
ド現象を抑制しながら、白色化を図ることができ、かつ
、長期間に渡り、白色化を維持できる、密着性と防食性
に優れた無溶剤型塗料組成物及び塗膜構造を提供するこ
とができる。
生上の問題がなく、かつ、タールエポキシ樹脂塗膜の上
に塗装した場合でも、薄膜条件下でのタール分のブリー
ド現象を抑制しながら、白色化を図ることができ、かつ
、長期間に渡り、白色化を維持できる、密着性と防食性
に優れた無溶剤型塗料組成物及び塗膜構造を提供するこ
とができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ビヒクルと顔料を主成分とする無溶剤型塗料組成物
であって、1分子中に2個以上のエポキシ基をもつエポ
キシ当量が250未満のビスフェノール型エポキシ樹脂
100重量部に対し、トルエン樹脂5〜60重量部から
なる成分を必須とし、その他通常の各種顔料、体質顔料
、添加剤を含むエポキシ系主剤とアミン系硬化剤との2
液からなる無溶剤型塗料組成物。 2、トルエン樹脂の数平均分子量が150〜500であ
り、かつガードナー色数5以下である請求項1記載の無
溶剤型塗料組成物。 3、1分子中に2個以上のエポキシ基をもつエポキシ当
量が250未満のビスフェノール型エポキシ樹脂100
重量部に対し、数平均分子量が150〜500でありか
つガードナー色数5以下であるトルエン樹脂5〜60重
量部からなる成分を必須とし、その他通常の各種顔料、
体質顔料、添加剤を含むエポキシ系主剤とアミン系硬化
剤との2液からなる無溶剤型塗料組成物を下塗りとした
あと、酸化チタン等の着色顔料により白色化した上記の
塗料組成物を上塗りするところの下塗膜厚80〜150
μm及び上塗り膜厚80〜150μmの二層構造からな
る塗膜構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2075594A JPH0662912B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 白色化無溶剤型塗料組成物を上塗りした塗膜構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2075594A JPH0662912B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 白色化無溶剤型塗料組成物を上塗りした塗膜構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03277673A true JPH03277673A (ja) | 1991-12-09 |
| JPH0662912B2 JPH0662912B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=13580681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2075594A Expired - Fee Related JPH0662912B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 白色化無溶剤型塗料組成物を上塗りした塗膜構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662912B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49110800A (ja) * | 1973-02-01 | 1974-10-22 |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP2075594A patent/JPH0662912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49110800A (ja) * | 1973-02-01 | 1974-10-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0662912B2 (ja) | 1994-08-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |