JPH03290972A - 薄膜トランジスタメモリ - Google Patents

薄膜トランジスタメモリ

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JPH03290972A
JPH03290972A JP2092023A JP9202390A JPH03290972A JP H03290972 A JPH03290972 A JP H03290972A JP 2092023 A JP2092023 A JP 2092023A JP 9202390 A JP9202390 A JP 9202390A JP H03290972 A JPH03290972 A JP H03290972A
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JP
Japan
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gate electrode
memory
insulating film
transistor
lower gate
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Application number
JP2092023A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
広 松本
Hideo Naito
内藤 英雄
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薄膜トランジスタメモリに関するものである。
〔従来の技術〕
最近、電気的に書込み、消去、読出しが可能なE2FR
OM等のメモリとして、メモリ用トランジスタと選択用
トランジスタとを薄膜トランジスタで構成した薄膜トラ
ンジスタメモリが考えられている。
この薄膜トランジスタメモリとしては、従来、ガラス等
からなる絶縁性基板の上に、メモリ用の薄膜トランジス
タ(以下メモリトランジスタという)と選択用の薄膜ト
ランジスタ(以下選択トランジスタという)とを隣接さ
せて形成し、このメモリトランジスタと選択トランジス
タとを、その一方のソース電極と他方のドレイン電極と
を接続する接続配線を介して直列に接続してトランジス
タメモリを構成したものが知られている。なお、メモリ
トランジスタと選択トランジスタとはそれぞれ、ゲート
電極と、ゲート絶縁膜と、i型半導体層と、ソース、ド
レインN極とを積層して構成されており、メモリトラン
ジスタのゲート絶縁膜は電荷蓄積機能をもつ絶縁膜で形
成され、選択トランジスタのゲート絶縁膜は電荷蓄積機
能のない絶縁膜で形成されている。
第14図は前記従来の薄膜トランジスタメモリの等価回
路図であり、ここでは、1つのメモリトランジスタに対
して2つの選択トランジスタを備えた薄膜トランジスタ
メモリの等価回路を示している。
第14図において、T1はメモリトランジスタ、T2は
メモリトランジスタT1の両側に配置された2つの選択
トランジスタであり、メモリトランジスタT、のソース
電極S1は一方の選択トランジスタT2のドレイン電極
D2に接続され、メモリトランジスタT1のドレイン電
極り、は他方の選択トランジスタT2のソース電極S2
に接続されている。そして、前記一方の選択トランジス
タT2のソース電極S2はトランジスタメモリのソース
電極S。とぎれ、他方の選択トランジスタT2のドレイ
ン電極D2はトランジスタメモリのドレイン電極り。と
されており、前記ソース電極Soは図示しないソースラ
インに接続され、前記ドレイン電極り。は図示しないド
レインラインに接続されている。またメモリトランジス
タT1のゲート電極G1は図示しない第1のゲートライ
ンに接続され、2つの選択トランジスタT2のゲート電
極G2は図示しない第2のゲートラインに共通接続され
ている。なお、前記第1および第2のゲートラインは多
数本平行に配線され、ソースラインおよびドレインライ
ンはゲートラインと直交させて多数本配線されており、
メモリトランジスタT1と選択トランジスタT2とによ
って構成される薄膜トランジスタメモリは、第1.第2
ゲートラインとソース、ドレインラインとの交差部にそ
れぞれ形成されている。
この薄膜トランジスタメモリの書込み、消去。
読出しは次のようにして行なわれる。
第14図において、(a)は書込み時、(b)は消去時
、(c)は読出し時の電圧印加状態を示している。
まず書込みについて説明すると、書込み時は、第14図
(a)に示すように、ソース電極Soおよびドレイン電
極り。を接地(GND)するとともに、選択トランジス
タT2のゲート電極G2にON電圧■。Nを印加し、メ
モリトランジスタT1のゲート電極G1に書込み電圧+
VPを印加する。
このような電圧を印加すると、選択トランジスタT2か
オンし、メモリトランジスタT1のゲート電極G、とソ
ース、ドレイン電極S、、D、との間に書込み電圧+V
Pがかかって、メモリトランジスタT、が書込み状!!
(OFF状!りとなる。
また消去時は、第14図(b)に示すように、ソース電
極S。およびドレイン電極り。を接地(GND)すると
ともに、選択トランジスタT2のゲート電極C2にON
電圧V。Nを印加し、メモリトランジスタT、のゲート
電極G、に、書込み電圧子V、とは逆電位の消去電圧−
■、を印加する。このような電圧を印加すると、選択ト
ランジスタT2がオンし、メモリトランジスタT1のゲ
ート電極G、とソース、ドレイン電極S、、D。
との間に書込み電圧子VPと逆電位の電位差(−VP)
が生じて、メモリトランジスタT1が消去状態(ON状
!りとなる。
一方、読出し時は、第14図(C)に示すように、メモ
リトランジスタT1のゲート電極G1とソース電極S。
を接地(GND)するとともに、選択トランジスタT2
のゲート電極G2にON電圧V。Nを印加し、ドレイン
電極り。に読出し電圧VDを印加する。このような電圧
を印加すると、メモリトランジスタT1が消去状態(O
N状態)であればドレイン電極り。からソース電極S。
に電流が流れ、メモリトランジスタT、が書込み状態(
OFF状態)であれば前記電流は流れないため、ソース
電極S。からソースラインに流れる電流の有無に応じた
読出しデータが出力される。
なお、ここでは1つのメモリトランジスタT1に対して
2つの選択トランジスタT2を備えた薄膜トランジスタ
メモリについて説明したが、薄膜トランジスタメモリに
は、1つのメモリトランジスタに対して1つの選択トラ
ンジスタを備えているものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の薄膜トランジスタメモリは、
基板上にメモリ用の薄膜トランジスタと選択用の薄膜ト
ランジスタとを隣接させて形成して、このメモリトラン
ジスタと選択トランジスタとを接続配線により直列に接
続したものであるため、1つのトランジスタメモリの素
子面積(平面積)が大きく、シたがってトランジスタメ
モリを縦横に配列して構成されるメモリマトリ1./ク
スの集積度を上げることが難しいという問題をもってい
た。しかも、従来の薄膜トランジスタメモリは、メモリ
用薄膜トランジスタのゲート絶縁膜を電荷蓄積機能をも
つ絶縁膜とし、選択用薄膜トランジスタのゲート絶縁膜
を電荷蓄積機能のない絶縁膜としたものであるため、メ
モリ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタとを
それぞれ別工程で製造しなければならず、したがって薄
膜トランジスタメモリの製造に多くの工程数を要すると
いう問題ももっていた。
本発明は前記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、メモリ用薄膜トラン
ジスタと選択用薄膜トランジスタとで構成されるトラン
ジスタメモリの素子面積を小さくして集積度を上げるこ
とができるとともに、少ない工程数で容易に製造するこ
とができる薄膜トランジスタメモリを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の薄膜トランジスタメモリは、絶縁性基板上に形
成された下部ゲート電極と、この下部ゲト電極を覆って
前記基板上に形成された電荷蓄積機能をもつ下部ゲート
絶縁膜と、この下部ゲート絶縁膜の上に形成された半導
体層と、この半導体層の両側部の上に形成されたソース
、ドレイン電極と、前記半導体層およびソース、ドレイ
ン電極の上に形成された電荷蓄積機能のない上部ゲート
絶縁膜と、この上部ゲート絶縁膜の上に形成された上部
ゲート電極とを備え、前記下部ゲート電極と下部ゲート
絶縁膜と半導体層およびソース。
ドレイン電極とでメモリ用薄膜トランジスタを構成し、
前記半導体層およびソース、ドレイン電極と上部ゲート
絶縁膜と上部ゲート電極とで選択用薄膜トランジスタを
構成するとともに、前記下部ゲート電極は、前記基板上
に形成した下部ゲートラインの上に前記半導体層の一部
分に対向させて突出形成して、前記下部ゲート絶縁膜の
前記下部ゲート電極と対向する部分をメモリ領域とし、
前記下部ゲート絶縁膜は、前記基板上に前記下部ゲート
ラインを覆いかつ前記下部ゲート電極の上面を露出させ
る厚さに形成した平坦化絶縁膜の上に形成し、かつ前記
上部ゲート電極は前記半導体層の全体に対向させて形成
するとともに、この上部ゲート電極を、前記上部ゲート
絶縁膜の上に形成されかつ前記メモリ領域に対応する部
分を選択的に酸化させてこの部分を酸化絶縁膜とした下
層金属膜と、この下層金属膜の上にその全面にわたって
形成した上層金属膜とからなる二層電極としたものであ
る。
〔作用〕
すなわち、本発明の薄膜トランジスタメモリは、下部ゲ
ート電極と電荷蓄積機能をもつ下部ゲート絶縁膜と半導
体層およびソース、ドレイン電極とを積層して構成した
メモリ用薄膜トランジスタの上に、電荷蓄積機能のない
上部ゲート絶縁膜と上部ゲート電極とを積層して、前記
半導体層およびソース、ドレイン電極をメモリ用薄膜ト
ランジスタと共用する選択用薄膜トランジスタを構成し
たものである。この薄膜トランジスタメモリは、メモリ
用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタとを積層
して構成したものであるから、メモリ用薄膜トランジス
タと選択用薄膜トランジスタとで構成されるトランジス
タメモリの素子面積を小さくして集積度を上げることが
できるし、また前記半導体層およびソース、ドレイン電
極をメモリ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジス
タとに共用しているため、少ない工程数で容易に製造す
ることができる。そして、この薄膜トランジスタメモリ
においては、下部ゲート電極を、基板上に形成した下部
ゲートラインの上に半導体層の一部分に対向させて突出
形成して、下部ゲート絶縁膜の下部ゲート電極と対向す
る部分をメモリ領域とするとともに、下部ゲートライン
の上に下部ゲート電極の上面を露出させる厚さに平坦化
絶縁膜を形成して、この平坦化絶縁膜の上に下部ゲート
絶縁膜を形成することにより、半導体層のメモリ領域対
応部分以外の部分と下部ゲートラインとの間の絶縁層を
、平坦化絶縁膜と下部ゲート絶縁膜とからなる厚膜とし
、さらに、上部ゲート電極を、メモリ領域に対応する部
分を酸化絶縁膜とした下層金属膜と、この下層金属膜の
上にその全面にわたって形成した上層金属膜とからなる
二層電極とすることにより、この上部ゲート電極と半導
体層との間の絶縁層を上部ゲート絶縁膜と前記下層金属
膜の酸化絶縁膜とで形成して、この絶縁層の層厚を前記
メモリ領域対応部分の上において厚くしているため、半
導体層の選択用薄膜トランジスタ領域(下部ゲート絶縁
膜のメモリ領域以外の領域に対応する部分)とメモリ用
薄膜トランジスタのゲート電極である下部ゲート電極と
の間(下部ゲートラインとの間)、および半導体層のメ
モリ用薄膜トランジスタ領域(下部ゲート絶縁膜のメモ
リ領域に対応する部分)と選択用薄膜トランジスタのゲ
ート電極である上部ゲート電極との間をそれぞれ確実に
絶縁分離することができる。したがって、この薄膜トラ
ンジスタメモリによれば、選択用薄膜トランジスタがメ
モリ用薄膜トランジスタのゲート電極(下部ゲート電極
)に印加するゲート電圧の影響で誤動作することはなく
、また、メモリ用薄膜トランジスタが選択用薄膜トラン
ジスタのゲート電極(上部ゲート電極)に印加するゲー
ト電圧の影響で誤動作することもないから、半導体層お
よびソース、ドレイン電極を共用するメモリ用薄膜トラ
ンジスタと選択用薄膜トランジスタとを積層して構成し
たものでありながら、メモリ用薄膜トランジスタと選択
用薄膜トランジスタとをそれぞれ正常に動作させて安定
した書込み。
消去、読出しを行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第10図は本発明の第1の実施例を示したもの
で、第1図および第2図は薄膜トランジスタメモリの断
面図および平面図である。
この薄膜トランジスタメモリの構造を説明すると、図中
11はガラス等からなる絶縁性基板であり、この基板1
1上には下部ゲート電極G1oが形成されている。この
下部ゲート電極GIOは、基板1〕上に形成した下部ゲ
ートラインGL、oの上に局部的に突出形成されており
、この下部ゲート電極GIOは、下部ゲートラインG 
L 、oと同じ幅に、3000人の厚さに形成されてい
る。また、前記基板11上には、下部ゲート電極GIG
の上面を除いて下部ゲートラインGL1o全体を覆う平
坦化絶縁膜12が形成されている。この平坦化絶縁膜1
2は電荷蓄積機能のない絶縁膜からなっており、この平
坦化絶縁膜12は、その上面が下部ゲート電極GIOの
上面とほぼ而−になる膜厚に形成されている。そして、
この平坦化絶縁膜12の上には、前記下部ゲート電極G
loを覆う下部ゲート絶縁膜13が、基板11のほぼ全
面にわたって形成されている。この下部ゲート絶縁膜1
3はその上層部の全域に電荷蓄積機能をもたせたもので
、この下部ゲート絶縁膜13は、電荷蓄積機能のないS
i N (窒化シリコン)からなる下層絶縁膜13aの
上に、Sl (シリコン)の組成比を多くして電荷蓄積
機能をもたせたSiNからなるメモリ性絶縁膜13bを
積層した二層膜となっている。
なお、前記下層絶縁膜13aの膜厚は1900人、メモ
リ性絶縁膜13bの膜厚は 100人である。
この下部ゲート絶縁膜13の上(メモリ性絶縁膜13b
の上)には、アモルファスシリコンまたはポリシリコン
からなるi型の半導体層14がトランジスタメモリの素
子形状に対応するパターンに形成されており、この半導
体層14の両側部の上には、n型半導体(n型不純物を
ドープしたアモルファスシリコンまたはポリシリコン)
からなるオーミックコンタクト層15を介して、ソース
電極Sとドレイン電極りが形成されている。このソース
電極Sおよびドレイン電極りはそれぞれ、下部ゲート絶
縁膜13の上に前記下部ゲートラインGLroと直交さ
せて配線したソースラインSLおよびドレインラインD
Lにつながっている。そして、前記半導体層14および
ソース、ドレイン電極S、Dの上には、基板11のほぼ
全面にわたりて、電荷蓄積機能のない窒化シリコンから
なる上部ゲート絶縁膜16が形成されている。この上部
ゲート絶縁膜16の上には、上部ゲートラインGL20
が下部ゲートラインG L 、Oと平行に配線されてお
り、この上部ゲートラインGL2oのうちの半導体層1
4上の部分は上部ゲート電極G20とされている。
そして、前記下部ゲート電極GIOと、電荷蓄積機能を
もつ下部ゲート絶縁膜13と、半導体層14およびソー
ス、ドレイン電極S、Dとは、逆スタガー型のメモリ用
薄膜トランジスタ(以下、メモリトランジスタという)
Tooを構成している。
また、このメモリトランジスタT1oのゲート電極であ
る下部ゲート電極GIOは、半導体層14のチャンネル
長方向の中央部(ソース、ドレイン電極S、D間の中央
部)に対向させて、半導体層14のチャンネル長方向幅
のほぼ1/3の幅に形成されており、したがって下部ゲ
ート絶縁膜13は、下部ゲート電極G、。と対向する中
央部分だけがメモリ領域となっている。
一方、前記上部ゲート電極G20は、半導体層14の全
体に対向する電極とされており、この上部ゲート電極G
2゜は、上部ゲート絶縁膜16の上に形成された下層金
属膜17と、この下層金属膜17の上にその全面にわた
って形成された上層金属膜18とからなる二層電極とさ
れている。この下層金属膜17と上層金属膜18は、例
えばAn)(アルミニウム)からなっており、また下層
金属膜17は、前記下部ゲート絶縁膜13のメモリ領域
(下部ゲート電極G、。の対同部分)に対応する部分と
、ソース、ドレイン電極S、Dのほぼ中央に対向する位
置から外側の部分のとを選択的に酸化させてこの部分を
酸化絶縁膜17aとしたものとされている。なお、この
下層金属膜17の酸化絶縁膜17gは上部ゲートライン
GL2oの全長にわたっており、したがって上部ゲート
ラインGL2゜は上層金属膜18によって形成されてい
る。
すなわち、前記上部ゲート電極G20は、実質的には、
半導体層14の全体に対向する上層金属膜18の下面(
半導体層14との対向面)に、前記メモリ領域とソース
電極Sとの間、およびメモリ領域とドレイン電極りとの
間の領域に対応させて下層金属膜17の非酸化部分から
なる突出部を形成したもので、この上部ゲート電極G2
0と半導体層】4との間を絶縁する絶縁層は、前記上部
ゲート電極G2tlの下層金属膜17に選択的に形成し
た酸化絶縁膜17aと、上部ゲート絶縁W!16とによ
って形成されている。また、前記下層金属膜17は、そ
の酸化絶縁膜17a部分を含む全体にわたって3000
人の膜厚に形成され、上部ゲート絶縁膜16はその全体
にわたって2000人の膜厚に形成されており、前記下
層金属膜17の酸化絶縁膜17aと上部ゲート絶縁膜1
6とからなる絶縁層の層厚は、半導体層14のメモリ領
域対応部分に上部ゲート電極G20の上層金属膜18か
らトランジスタをONさせるゲート電圧が印加されるの
を防ぐのに十分な厚さ(5000人)とされている。ま
た、上部ゲート電極G20の突出部(下層金属膜17の
非酸化部分)と半導体層14との間は上部ゲート絶縁膜
16のみで形成されており、この上部ゲート絶縁膜16
の膜厚は2000人であるため、上部ゲート電極G2゜
の突出部からは半導体層14に十分なゲート電圧を印加
できるようになっている。
そして、前記メモリトランジスタT1oの上には、前記
半導体層14およびソース、ドレイン電極S。
DをメモリトランジスタTIOと共用する2つの選択用
薄膜トランジスタ(以下、選択トランジスタという) 
T 20. T 20か形成されている。この2つの選
択トランジスタT 2.、 T 2oは、前記半導体層
14およびソース、ドレイン電極S、Dと、電荷蓄積機
能のない上部ゲート絶縁膜16と、上部ゲート電極G2
0とで構成されたコブラナー型薄膜トランジスタであり
、一方の選択トランジスタT2゜は、半導体層14およ
びソース、ドレイン電極S。
Dと、上部ゲート絶縁IN!16と、上部ゲート電極C
ZOの一方の突出部とで構成され、他方の選択トランジ
スタT2oは、前記半導体層14およびソース、ドレイ
ン電極S、Dと、上部ゲート絶縁膜16と、上部ゲート
電極G20の他方の突出部とで構成されている。
この2つの選択トランジスタT 、、、 T 2oは、
そのゲート電極(上部ゲート電極)G20の下層金属膜
17はこれに形成した酸化絶縁膜17a部分で電気的に
分離されているが、上層金属膜18が半導体層14の全
体に対向する全面電極であるために、ゲート側で共通接
続されており、またこの両選択トランジスタT20.T
2゜は、そのソース、ドレイン電極S、Dをメモリトラ
ンジスタT、oと共用したことによって、メモリトラン
ジスタTIOと直列に接続されている。
さらに、前記上部ゲート電極G20の選択トランジスタ
T20. T0nを構成する2箇所の突出部(下層金属
膜17の非酸化部分)はそれぞれ、下層金属膜17のメ
モリ領域上の酸化絶縁膜17aのチャンネル長方向の幅
を下部ゲート電極GIOのチャンネル長方向幅より小さ
くすることによって、下部ゲート電極GIOの両側部に
ラップさせである。
このようにしているのは、メモリトランジスタT1oと
両選択トランジスタT2o、T2゜との電気的な接続を
確保するためであり、上部ゲート電極G20の選択トラ
ンジスタT 2.、 T 2.を構成する突出部を薄膜
(2000人)の上部ゲート絶縁膜16を介して下部ゲ
ート電極G、。にラップさせておけば、半導体層14の
メモリトランジスタT1o領域と選択トランジスタT2
o領域との境界部(下部ゲート絶縁膜13のメモリ領域
に対応する部分の両側部)に、メモリトランジスタT、
。のゲート電極(下部ゲート電極)G+。からも選択ト
ランジスタT 2n。
T0nのゲート電極(上部ゲート電極)G2nからもゲ
ート電圧を印加することができるから、メモリトランジ
スタT、。と選択トランジスタT2o、T2゜との両方
をONさせたときに、半導体層14を介してドレイン電
極りからソース電極Sに電流が流れる。なお、この実施
例では、上部ゲート絶縁膜16のメモリ領域上の膜厚部
分の幅を、下部ゲート電極G、。の幅のほぼ1/2とし
ているが、この膜厚部分の幅は、下部ゲート電極GIO
の幅量下であれば任意の幅でよく、要は、上部ゲート絶
縁膜16の薄膜部分が下部ゲート電極G、。の少なくと
も側縁に対向していればよい。
第3図は前記薄膜トランジスタメモリの製造方法を示し
たもので、この薄膜トランジスタメモリは次のような工
程で製造される。
まず、第3図(a)に示すように、基板11上にゲート
ラインG L 、、となる金属膜30を500人の厚さ
に堆積させ、その上に下部ゲート電極GIOとなる金属
膜31を3000人の厚さに堆積させる。
なお、下部ゲート電極G、。となる上層の金属膜31は
Ta  (タンタル)等で形成し、ゲートラインG L
 、oとなる下層の金属膜30は、前記上層の金属M3
1とエツチングレートの異なる金属、例えばCr  (
クロム)等で形成する。
次に、第3図(b)に示すように、前記上層の金属膜3
1をフォトリソグラフィ法によりバターニングして下部
ゲート電極G、。を形成し、次いで前記下層の金属膜3
0をフォトリングラフィ法によりバターニングしてゲー
トラインG L r oを形成する。
次に、第3図(c)に示すように、基板11上の全面に
SINまたはSOG (スピン・オン・ガラス)等から
なる平坦化絶縁膜12を下部ゲート電極G、Oの膜厚(
3000人)より十分厚く(膜面がほぼ甲垣になる厚さ
)に堆積または塗布する。
次に、第3図(d)に示すように、この平坦化絶縁膜1
2をドライエツチングにより下部ゲート電極GIOの上
面が露出するまでエツチングバックし、下部ゲート電極
G、。の上面を除いて下部ゲートラインG L 、、全
体を覆う平坦化絶縁膜12を形成する。
次に、第3図(e)に示すように、前記平坦化絶縁膜1
2および下部ゲート電極GIOの上に、下部ゲート絶縁
膜13の下層絶縁膜(@荷蓄積機能のないSiN膜)1
3aと、電荷蓄積機能をもつメモリ性絶縁膜(Slの組
成比を多くしたSiN膜)13bとを、1900人、1
00人の厚さに連続して順次堆積させて、この下層絶縁
膜13aとメモリ性絶縁膜13bとからなる二層の下部
ゲート絶縁膜13を形成し、その上に、i型アモルファ
スシリコンまたはi型ポリシリコンからなる半導体層1
4と、n型半導体(n型アモルファスシリコンまたはn
型ポリシリコン)からなるオーミックコンタクト層15
とを、1000人、250人の厚さに連続して順次堆積
させ、さらにその上に、Cr等からなるソース、ドレイ
ン電極用金属膜40を500人の厚さに堆積させる。
次に、前記ソース、ドレイン電極用金属膜40をフォト
リソグラフィ法によりバターニングして、第3図(f)
に示すように、前記ソース、ドレイン電極用金属膜40
からなるソース、ドレイン電極S、Dおよびソース、ド
レインラインSL。
DLを形成し、次いでオーミックコンタクト層15をソ
ース、ドレイン電極S、Dおよびソース。
ドレインラインSL、DLの形状にパターニングする。
次に、第3図(g)に示すように、前記半導体層14を
フォトリソグラフィ法によりトランジスタメモリの素子
形状にバターニングして、メモリトランジスタT、。を
構成する。なお、この半導体層14は、ソースラインS
LおよびドレインラインDLの下にもその全長にわたっ
て残る。
次に、第3図(h)に示すように、基板11上の全面に
、上部ゲート絶縁膜(電荷蓄積機能のないSiN膜)1
6を2000人の厚さに堆積させ、さらにその上に、A
11を3000人の厚さに堆積させて上部ゲート電極C
ZOの下層金属膜17を形成する。
次に、第3図(i)に示すように、前記下層金属膜17
のうち、下部ゲート絶縁膜13のメモリ領域(下部ゲー
ト電極GIOの対向部分)とソース電極Sとの間および
前記メモリ領域とドレイン電極りとの間の部分をフォト
レジスト(図示せず)でマスクし、この下層金属膜17
の他の部分の全域をその全厚にわたって陽極酸化して、
この下層金属膜17の前記メモリ領域に対応する部分と
、ソース、ドレイン電極SDのほぼ中央に対向する位置
から外側の部分とを、酸化絶縁膜(Al)20を膜)1
7aとする。
次に、第3図(j)に示すように、前記下層金属膜17
の上の全面にA、77を4000人の厚さに堆積させて
上部ゲート電極G2oの上層金属膜18を形成する。そ
してこの後は、この上層金属膜18と前記下層金属膜1
7をフォトリソグラフィ法によりパターニングして上部
ゲート電極G20および上部ゲートラインGL2oを形
成し、これにより2つの選択トランジスタT2o、T2
oを構成して、薄膜トランジスタメモリを完成する。
なお、この製造方法では、下部ゲート電極G、。
と平坦化絶縁膜12を第3図の(a)〜(d)に示した
工程で形成しているが、この下部ゲート電極GIUと平
坦化絶縁膜12は他の方法で形成することもできる。
すなわち、第4図〜第9図は前記下部ゲート電極GIO
と平坦化絶縁膜12を形成する他の方法を示している。
第4図に示す方法は、下部ゲート電極G、。および下部
ゲートラインG L 、oを第4図(a)、(b)に示
すように前述した方法で形成し、この後、第4図(c)
に示すように、基板11上の全面に、SiN等からなる
平坦化絶縁膜12を下部ゲート電極Gl(+と同じ膜厚
(3000人)に堆積させ、次いで第4図(d)に示す
ように、この平坦化絶縁膜12の下部ゲート電極G、。
を覆う部分をフォトリソグラフィ法によりエツチング除
去して、下部ゲート電極G、。の上面を除いて下部ゲー
トラインGL+o全体を覆う平坦化絶縁[12を形成す
る方法である。
また、第5図に示す方法は、まず第5図(a)に示すよ
うに、基板11上に、ゲートラインG L 、、となる
C「等の金属膜30と、下部ゲート電極G、。となるT
a等の金属膜31とを500人。
3000人の厚さに堆積させ、この後、下層の金属膜3
0をフォトリソグラフィ法によりパターニングしてゲー
トラインGL、oを形成してから、上層の金属膜31を
フォトリソグラフィ法により第5図(b)に示すように
パターニングして下部ゲート電極GIGを形成し、次い
でこの下部ゲート電極GIDの上のフォトレジスト(金
属膜31のパターニングに使用したエツチングマスク)
50を残したまま基板11上の全面にSIN等からなる
平坦化絶縁膜12を第5図(c)に示すように下部ゲー
ト電極G、。と同じ膜厚(3000人)に堆積させ、こ
の後に前記フォトレジスト50を剥離することにより、
このフォトレジスト50の上に堆積した絶縁膜12をリ
フト・オフ除去して、第5図(d)に示すような平坦化
絶縁膜12を形成する方法である。
さらに、第6図に示す方法は、まず第6図(a)に示す
ように、基板11上にゲートラインGL、。
となるCr等の金属膜を500人の厚さに堆積させ、こ
の金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングし
てゲートラインGL、oを形成した後、話板11上の全
面に、SIN等からなる平坦化絶縁膜12を、形成する
下部ゲート電極G1oの厚さ(3000人)に堆積させ
、この後、この平坦化絶縁膜12のド部ゲート電極形成
領域に対応する部分をフォトリソグラフィ法により第6
図(b)に示すようにエツチング除去し、次いでこの平
坦化絶縁膜12の上のフォトレジスト51を残したまま
、第6図(c)に示すように下部ゲート電極GIOとな
るTa等の金属膜31を3000人の厚さに堆積させて
、平坦化絶縁膜12のエツチング除去部分に露出してい
るゲートラインG L 、、の上に堆積した金属膜31
で下部ゲート電極G、。を形成し、この後、前記フォト
レジスト51を剥離することにより、このフォトレジス
ト51の上に堆積した金属膜31をリフト・オフ除去し
て、第6図(d)に示すようにド部ゲート電極GIGを
完成する方法である。
また、第7図に示す方法は、下部ゲート電極GIoを二
層の金属膜で形成する方法であり、下部ゲート電極CI
L+と平坦化絶縁膜12は次のようにして形成する。ま
ず第7図(a)に示すように、基板11上にゲートライ
ンGL、oとなるCr等の金属膜30を500人の厚さ
に堆積させ、その上に下部ゲート電極GIOの下層部を
構成する”ra等の第1の金属膜を2000人の厚さに
堆積させる。次に第7図(b)に示すように、この第1
金属膜31Bをフォトリソグラフィ法により下部ゲート
電極G、。の形状にパターニングし、次いでその下の金
属膜30をフォトリソグラフィ法によりパタニングして
ゲートラインG L + oを形成する。次に第7図(
c)に示すように、基板11上の全面に、SiN等から
なる平坦化絶縁膜12を、形成する下部ゲート電極GI
Oの総局(3000人)と同じW!JVに堆積させる。
次に、この平坦化絶縁膜12の下部ゲート電極形成領域
に対応する部分をフォトリソグラフィ法により第7図(
d)に示すようにエツチング除去し、次いでこの平坦化
絶縁膜12の上のフォトレジスト52を残したまま、第
7図(e)に示すように下部ゲート電極GIOの上層部
を構成するTI  (チタン)等の第2の金属膜31b
を1000人の厚さに堆積させて、平坦化絶縁膜12の
エツチング除去部分に堆積した第2金属膜31bとその
ドの前記第2金属膜31aとにより総厚さ3000人の
ド部ゲート電極GIOを形成する。
この後は、前記フォトレジスト52を剥離することによ
り、このフォトレジスト52の上に堆積した第2金属膜
31bをリフト・オフ除去して、第7図(f)に示すよ
うに下部ゲート電極Gloを完成する。
また、第8図に示す方法は、まず第8図(a)に示すよ
うに、基板11上にゲートラインGL、。
となるCr’lの金属膜を500人の厚さに堆積させ、
この金属膜をフォトリングラフィ法によりバターニング
してゲートラインG L + oを形成した後、基板1
1上の全面にSIN等からなる平坦化絶縁膜12を下部
ゲート電極Gooの厚さ(3000人)に堆積させて、
この平坦化絶縁膜12の下部ゲート電極形成領域に対応
する部分をフォトリソグラフィ法により第8図(b)に
示すようにエツチング除去し、この後、無電界メツキ法
または電解メツキ法により、平坦化絶縁膜12のエツチ
ング除去部分に露出しているゲートラインG L r 
oの上に金属(例えば無電界メツキの場合はNi’:J
)を3000人の厚さに析出させて、第8図(c)に示
すように下部ゲート電極G、。を形成する方法である。
一方、第9図に示す方法は、平坦化絶縁膜12を金属酸
化物で形成する方法であり、下部ゲート電極GIOと平
坦化絶縁膜12は次のようにして形成する。まず第9図
(a)に示すように、基板11上に、ゲートラインG 
L + oとなるCr等の金属膜30と、下部ゲート電
極GIOとなるTa等の金属膜31とを500人、 3
000人の厚さに堆積させ、この両金属膜30.31を
フォトリングラフィ法によりゲートラインGL1oの形
状にパターニングする。次に、第9図(b)に示すよう
に、上層の金属膜31の下部ゲート電極G1oとなる部
分の上をフォトレジスト53でマスクし、この状態で上
層の金属膜3]を陽極酸化して、この金属膜31の下部
ゲート電極GIGとなる部分以外の全域を、金属酸化物
(金属膜31がTaの場合は’ra :i o、 )か
らなる平坦化絶縁膜12とし、この後フォトレジスト5
3を剥離して、第9図(C)に示すように下部ゲート電
極G1oと平坦化絶縁膜12とを完成する。
なお、これら第4図〜第9図の方法で下部ゲート電極G
、。と平坦化絶縁膜12を形成する場合も、これ以後は
、第3図の(e)〜(j)に示した工程で薄膜トランジ
スタメモリを製造する。
第10図は前記薄膜トランジスタメモリの等価回路図で
あり、この薄膜トランジスタメモリは、1つの薄膜トラ
ンジスタの中に、メモリトランジスタT1oと2つの選
択トランジスタT 、、、  T 2oとを積層して形
成した構成となっている。なお、第10図では1つの薄
膜トランジスタメモリの等価回路を示しているが、この
薄膜トランジスタメモリは、下部ゲートラインGIOお
よび上部ゲートラインG20とソース、ドレインライン
SL、DLとの交差部にそれぞれ形成されている。
この薄膜トランジスタメモリの書込み、消去。
読出しは次のようにして行なわれる。
第10図において、(a)は書込み時、(b)は消去時
、(c)は読出し時の電圧印加状態を示している。
まず書込みについて説明すると、書込み時は、第10図
(a)に示すように、ソース電極Sおよびドレイン電極
りを接地(GND)するとともに、選択トランジスタT
2゜、T2.のゲート電極G20にON電圧V。Nを印
加し、メモリトランジスタT1゜のゲート電極G、。に
書込み電圧+V、を印加する。
このような電圧を印加すると、2つの選択トランジスタ
T ro、  T 20がオンし、メモリトランジスタ
T、11のゲート電極GILIとソース、ドレイン電極
S。
Dとの間に書込み電圧十V、がかかって下部ゲト絶縁膜
〕3のメモリ領域(メモリ性絶縁膜13bのゲート電極
GIO対向部)に電荷がトラップされ、メモリトランジ
スタT1゜が書込み状態(OFF状!3)となる。
また消去時は、第10図(b)に示すように、ソース電
極Sおよびドレイン電極りを接地(GND)するととも
に、選択トランジスタT2゜のゲート電極G20にON
電圧VONを印加し、メモリトランジスタT1oのゲー
ト電極GIOに、書込み電圧+■、とは逆電位の消去電
圧−■、を印加する。このような電圧を印加すると、選
択トランジスタT20+  T2Oがオンし、メモリト
ランジスタTIOのゲート電極GIGとソース、ドレイ
ン電極S。
Dとの間に書込み電圧+v1と逆電位の電位差(Vr)
が生じて下部ゲート絶縁膜13のメモリ領域にトラップ
されている電荷が放出され、メモリトランジスタTIO
が消去状態(ON状B)となる。
一方、読出し時は、第10図(C)に示すように、メモ
リトランジスタT、。のゲート電極GIOとソース電極
Sを接地(GND)するとともに、選択トランジスタ”
 20+ T 20のゲート電極G2oにON[圧V。
Nを印加し、ドレイン電極りに読出し電圧VDを印加す
る。このような電圧を印加すると、メモリトランジスタ
T、oが消去状態(ON状態)であればドレイン電極り
からソース電極Sに電流が流れ、メモリトランジスタT
1oが書込み状態(OFF状態)であれば前記電流は流
れないため、ソース電極Sからソースラインに流れる電
流の有無に応じた読出しデータが出力される。
すなわち、前記薄膜トランジスタメモリは、下部ゲート
電極GIOと電荷蓄積機能をもつ下部ゲート絶縁膜13
と半導体層14およびソース、ドレイン電極S、Dとを
積層して構成したメモリトランジスタTloの上に、電
荷蓄積機能のない上部ゲート絶縁膜16と上部ゲート電
極G20とを積層して、前記半導体層14およびソース
、ドレイン電極S、DをメモリトランジスタT1oと共
用する2つの選択トランジスタT20.T2゜を構成し
たものである。
そして、この薄膜トランジスタメモリは、メモリトラン
ジスタT1oと選択用薄膜トランジスタT2.. T2
.とを積層して構成したものであるから、メモリトラン
ジスタTIOと選択トランジスタT 20+T2oとで
構成されるトランジスタメモリの素子面積を小さくして
集積度を上げることができる。またこの薄膜トランジス
タメモリでは、前記半導体層14およびソース、ドレイ
ン電極S、DをメモリトランジスタT、。と選択トラン
ジスタT 2o。
T2Oとに共用しているため、前述したような少ない工
程数で容易に製造することができる。
そして、この薄膜トランジスタメモリにおいては、下部
ゲート電極GIOを、基板ll上に形成した下部ゲート
ラインG L 、oの上に半導体層14の一部分に対向
させて突出形成して、下部ゲート絶縁膜13の下部ゲー
ト電極GIOと対向する部分をメモリ領域とするととも
に、下部ゲートラインGL+oの上に下部ゲート電極G
、。の上面を露出させる厚さに平坦化絶縁膜12を形成
して、この平坦化絶縁膜12の上に下部ゲート絶縁膜1
3を形成することにより、半導体層14のメモリ領域対
応部分以外の部分と下部ゲートラインG L 、oとの
間の絶縁層を、平坦化絶縁膜12と下部ゲート絶縁膜1
3とからなる厚膜とし、さらに、上部ゲート電極G20
を、前記メモリ領域に対応する部分を酸化絶縁膜17a
とした下層金属膜17とこの下層金属膜17の上にその
全面にわたって形成した上層金属膜18とからなる二層
電極とすることにより、この上部ゲート電極G2゜と半
導体層14との間の絶縁層を上部ゲート絶縁膜16と前
記下層金属膜17の酸化絶縁膜17aとで形成して、こ
の絶縁層の層厚を半導体層14のメモリ領域対応部分の
上において厚くしているため、半導体層14の選択トラ
ンジスタToo領域とメモリトランジスタTIOのゲー
ト電極である下部ゲート電極G1oとの間(下部ゲート
ラインG L 、oとの間)、および半導体層14のメ
モリトランジスタT1o領域(下部ゲート絶縁膜13の
メモリ領域に対応する部分)と選択トランジスタT 2
(1+  T 2oのゲート電極である上部ゲート電極
G20との間をそれぞれ確実に絶縁分離することができ
る。したがって、この薄膜トランジスタメモリによれば
、選択トランジスタT1oがメモリトランジスタT1o
のゲート電極(下部ゲート電極)G、。に印加するゲー
ト電圧の影響で誤動作することはなく、また、メモリト
ランジスタTIOか選択トランジスタT zo、  T
 2゜のゲート電極(上部ゲート電極)G2.に印加す
るゲート電圧の影響で誤動作することもないから、半導
体層14およびソース、ドレイン電極SDを共用するメ
モリトランジスタT1oと選択トランジスタT 20+
 T 2oとを積層して構成したものでありながら、メ
モリトランジスタT、oと選択トランジスタT2o、 
T2Oとをそれぞれ正常に動作させて安定した書込み、
消去、読出しを行なうことができる。
また、この薄膜トランジスタメモリでは、上部ゲート電
極G20の下層金属膜17を、ソース、ドレイン電極S
、Dのほぼ中央に対向する位置から外側の部分において
も酸化させてこの部分も酸化絶縁l 17 aとしてい
るため、上部ゲート電極G20とソース、ドレイン電極
S、Dとの間の絶縁層も下層金属膜17の酸化絶縁膜1
7aと上部ゲート絶縁膜16とからなる厚膜であり、し
たがって、上部ゲート電極G20とソース、ドレイン電
極S、Dとの間の絶縁耐圧も十分である。
なお、前記実施例の薄膜トランジスタメモリは、1つの
メモリトランジスタT1oに対して2つの選択トランジ
スタT2oを備えたものであるが、本発明は、1つのメ
モリトランジスタに対して1つの選択トランジスタを備
えた薄膜トランジスタメモリにも適用できる。
第11図〜第13図は本発明の第2の実施例を示してい
る。この実施例の薄膜トランジスタメモリは、1つのメ
モリトランジスタTIOに対して1つの選択トランジス
タT20を備えたもので、第11図および第12図は薄
膜トランジスタメモリの断面図および平面図であり、第
13図は薄膜トランジスタメモリの等価回路図である。
この実施例の薄膜トランジスタメモリは、メモリトラン
ジスタTIOのゲート電極である下部ゲート電極GIO
を、基板11上に形成した下部ゲートラインGL、oの
上に〒導体層14の一部分に対向させて突出形成して、
下部ゲート絶縁膜13の下部ゲート電極Gooと対向す
る部分をメモリ領域とし、下部ゲート絶縁膜13は、基
板1コ上に下部ゲートラインGL1oを覆いかつ下部ゲ
ート電極G1oの上面を露出させる厚さに形成した平坦
化絶縁膜12の上に形成し、かつ選択トランジスタT2
oのゲート電極である上部ゲート電極G2oは半導体層
14の全体に対向させて形成するとともに、この上部ゲ
ート電極G20を、上部ゲート絶縁膜]6の上に形成さ
れかつ前記メモリ領域に対応する部分を選択的に酸化さ
せてこの部分を酸化絶縁膜17aとした下層金属膜17
と、この下層金属膜17の上にその全面にわたって形成
した上層金属膜18とからなる二層電極としたもので、
メモリトランジスタT1oは、下部ゲート電極GIOと
、下部ゲート絶縁膜13と、半導体層14およびソース
、ドレイン電極S、Dとによって構成され、選択トラン
ジスタT2oは、前記半導体層14およびソース、ドレ
イン電極S、Dと、上部ゲート絶縁膜16と、上部ゲー
ト電極G20とによって構成されている。
なお、この実施例の薄膜トランジスタメモリは、選択ト
ランジスタT2(lを1つとしたたけて、基本的な構成
は前記第1の実施例と変わらないから、詳細な構造の説
明は図に同符号を付して省略する。
また、この実施例の薄膜トランジスタメモリの書込み、
消去、読出しは、第1の実施例の薄膜トランジスタメモ
リと同様にして行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明の薄膜トランジスタメモリは、下部ゲート電極と
電荷蓄積機能をもつ下部ゲート絶縁膜と半導体層および
ソース、ドレイン電極とを積層して構成したメモリ用薄
膜トランジスタの上に、電荷蓄積機能のない上部ゲート
絶縁膜と上部ゲート電極とを積層して、前記半導体層お
よびソース。
ドレイン電極をメモリ用薄膜トランジスタと共用する選
択用薄膜トランジスタを構成したものである。この薄膜
トランジスタメモリは、メモリ用薄膜トランジスタと選
択用薄膜トランジスタとを積層して構成したものである
から、メモリ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジ
スタとで構成されるトランジスタメモリの素子面積を小
さくして集積度を上げることができるし、また前記半導
体層およびソース1 ドレイン電極をメモリ用薄膜トラ
ンジスタと選択用薄膜トランジスタとに共用しているた
め、少ない工程数で容易に製造することができる。そし
て、この薄膜トランジスタメモリにおいては、下部ゲー
ト電極を、基板上に形成した下部ゲートラインの上に半
導体層の一部分に対向させて突出形成して、下部ゲート
絶縁膜の下部ゲート電極と対向する部分をメモリ領域と
するとともに、下部ゲートラインの上に下部ゲート電極
の上面を露出させる厚さに平坦化絶縁膜を形成して、こ
の平坦化絶縁膜の上に下部ゲート絶縁膜を形成すること
により、半導体層のメモリ領域対応部分以外の部分と下
部ゲートラインとの間の絶縁層を、十坦化絶縁膜と一ド
部ゲート絶縁膜とからなる厚膜とし、さらに、上部ゲー
ト電極は半導体層の全体に対向させて形成するとともに
、この上部ゲート電極を、上部ゲート絶縁膜の上に形成
されかつ前記メモリ領域に対応する部分を選択的に酸化
させてこの部分を酸化絶縁膜とした下層金属膜と、この
下層金属膜の上にその全面にわたって形成した上層金属
膜とからなる二層電極とすることにより、この上部ゲー
ト電極と半導体層との間の絶縁層を上部ゲート絶縁膜と
前記下層金属膜の酸化絶縁層とで形成して、この絶縁層
の層厚を前記メモリ領域対応部分の上において厚くして
いるため、半導体層の選択用薄膜トランジスタ領域(下
部ゲート絶縁膜のメモリ領域以外の領域に対応する部分
)とメモリ用薄膜トランジスタのゲート電極である上部
ゲート電極との間(下部ゲートラインとの間)、および
半導体層のメモリ用薄膜トランジスタ領域(下部ゲート
絶縁膜のメモリ領域に対応する部分)と選択用薄膜トラ
ンジスタのゲート電極である上部ゲート電極との間をそ
れぞれ確実に絶縁分離することができる。したがって、
この薄膜トランジスタメモリによれば、選択用薄膜トラ
ンジスタがメモリ用薄膜トランジスタのゲート電極(下
部ゲート電極)に印加するゲート電圧の影響で誤動作す
ることはなく、また、メモリ用薄膜トランジスタが選択
用薄膜トランジスタのゲート電極(上部ゲート電極)に
印加するゲート電圧の影響で誤動作することもないから
、1導体層およびソース、ドレイン電極を共用するメモ
リ用薄膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタとを積
層して構成したものでありながら、メモリ用薄膜トラン
ジスタと選択用薄膜トランジスタとをそれぞれ正常に動
作させて安定した書込み、消去。
読出しを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の第1の実施例を示したもの
で、第1図および第2図は薄膜トランジスタメモリの断
面図および平面図、第3図は薄膜成力法をホす工程図、
第10図は薄膜トランジスタメモリの等価回路図である
。第11図〜第13図は本発明の第2の実施例を示した
もので、第11図および第12図は薄膜トランジスタメ
モリの断面図および平面図、第13図は薄膜トランジス
タメモリの等価回路図である。第14図は従来の薄膜ト
ランジスタメモリの等価回路図である。 11・・・基板、T10・・・メモリ用薄膜トランジス
タ、T2o・・・選択用薄膜トランジスタ、G L 、
。・・・下部ゲートライン、GIO・・・下部ゲート電
極、12・・・平坦化絶縁膜、13・・・下部ゲート絶
縁膜、14・・・半導体層、15・・・オーミックコン
タクト層、S・・・ソース電極、D・・・ドレイン電極
、16・・・上部ゲート絶縁膜、G20・・・上部ゲー
ト電極、17・・・下層金属膜、17a・・・酸化絶縁
膜、18・・・上層金属膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁性基板上に形成された下部ゲート電極と、この下部
    ゲート電極を覆って前記基板上に形成された電荷蓄積機
    能をもつ下部ゲート絶縁膜と、この下部ゲート絶縁膜の
    上に形成された半導体層と、この半導体層の両側部の上
    に形成されたソース、ドレイン電極と、前記半導体層お
    よびソース、ドレイン電極の上に形成された電荷蓄積機
    能のない上部ゲート絶縁膜と、この上部ゲート絶縁膜の
    上に形成された上部ゲート電極とを備え、前記下部ゲー
    ト電極と下部ゲート絶縁膜と半導体層およびソース、ド
    レイン電極とでメモリ用薄膜トランジスタを構成し、前
    記半導体層およびソース、ドレイン電極と上部ゲート絶
    縁膜と上部ゲート電極とで選択用薄膜トランジスタを構
    成するとともに、前記下部ゲート電極は、前記基板上に
    形成した下部ゲートラインの上に前記半導体層の一部分
    に対向させて突出形成して、前記下部ゲート絶縁膜の前
    記下部ゲート電極と対向する部分をメモリ領域とし、前
    記下部ゲート絶縁膜は、前記基板上に前記下部ゲートラ
    インを覆いかつ前記下部ゲート電極の上面を露出させる
    厚さに形成した平坦化絶縁膜の上に形成し、かつ前記上
    部ゲート電極は前記半導体層の全体に対向させて形成す
    るとともに、この上部ゲート電極を、前記上部ゲート絶
    縁膜の上に形成されかつ前記メモリ領域に対応する部分
    を選択的に酸化させてこの部分を酸化絶縁膜とした下層
    金属膜と、この下層金属膜の上にその全面にわたって形
    成した上層金属膜とからなる二層電極としたことを特徴
    とする薄膜トランジスタメモリ。
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