JPH03294871A - 電子写真平版印刷版の製版方法 - Google Patents

電子写真平版印刷版の製版方法

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JPH03294871A
JPH03294871A JP9866090A JP9866090A JPH03294871A JP H03294871 A JPH03294871 A JP H03294871A JP 9866090 A JP9866090 A JP 9866090A JP 9866090 A JP9866090 A JP 9866090A JP H03294871 A JPH03294871 A JP H03294871A
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JP
Japan
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acid
liquid
weight
plate
printing plate
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Application number
JP9866090A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Aizawa
泰洋 相澤
Takao Chiga
孝雄 千賀
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、電子写真方式で描画された電子写真平版印刷
版の製版方法に関し、更に詳しくは自動溶出機を用いて
、平版印刷版を溶出液と接触させた後、水洗処理及びそ
れに続きリンス処理を行なう電子写真平版印刷版の製版
方法に関する。
【従来技術及びその問題点】
従来、平版オフセット印刷版としては、ジアゾ化合物及
びフェノール樹脂を主成分とするポジ型感光剤や、アク
リル系モノマやプレポリマを主成分とするネガ型感光剤
を用いた28版等が実用化されているが、これらは全て
低感度であり、予め画像記録された銀塩写真フィルム原
版を密着露光して製版を行なっている。一方、コンピュ
ータ画像処理、大容量データの保存及びデータ通信技術
の発展によって、近年では原稿入力・補正・編集・割付
けから頁組までが一貫してコンピュータ制御され、高速
通信網や衛星通信により即時に遠隔地の末端プロッタに
出力出来る電子編集システムが実用化されている。特に
、即時性の要求される新聞印刷分野に於て、この電子編
集システムの要求度は高い。また、オリジナルが原版フ
ィルムの形で保存され、これをもとに必要に応じて印刷
版が複製されている分野に於ても、光ディスク等の超大
容量記録メディアの発達に伴い、オリジナルがこれらの
記録メディアにデジタルデータとして保存される様にな
ることが考えられる。 しかしながら、末端プロッタの出力から直接印刷版を作
製する直接型印刷版は殆ど実用化されておらず、電子編
集システムの稼働している所でも出力は銀塩写真フィル
ムに行なわれ、これをもとに間接的にPS版へ密着露光
により印刷版が作成されているのが実状である。これは
、出力プロ・ツタの光源(例えば、I(e−Neし〜ザ
、半導体レザ等)により実用的な時間内に印刷版を作成
出来るだけの高い感度を有する直接型印刷版の開発が困
難であることによる。 さて、直接型印刷版を提供し得る高い光感度を有する感
光材料として電子写真感光体が考えられる。従来、電子
写真を利用した印刷版材料(印刷用原版)として、例え
ば特公昭47−47610号、同48−18325号、
同48−40002号、同51−15766号公報等に
記載の光導電性酸化亜鉛・樹脂分散系オフセット印刷版
材料が知られているが、これは電子写真法によるトナー
画像形成後その非画像部を不感脂性にするために不感脂
化処理液(例えば、ヘキサシアノ鉄塩やイノジットヘキ
サリン酸塩を含有する酸性水溶液)で湿潤させた後、印
刷に供される。しかしながら、この様な処理をしたオフ
セット印刷版は耐刷枚数が多くとも1万枚程度であり、
良好な印刷画像再現性の点でこれ以上の印刷には適さず
、また不感脂化を強化した組成にすると、画質が悪化す
るなどの欠点を有する。 一方、特公昭37−17162号、同38−7758号
、同41−2426号、同46−39405号、特開昭
50−19509号、同52−2437号、同54−1
34632号、同54−145538号、同55−15
3948号、同57147656号、同57−1618
63号公報等に記載されている様な有機光導電性化合物
・アルカリ可溶性結着樹脂系印刷版材料も知られている
。これらの電子写真感光体は総じてアルミニウム基板上
に設けられており、アルミ板と光導電層(結着剤)とが
強固に接着していれば、本質的にPS版と同等の耐刷性
を有する。 これらアルカリ可溶性電子写真平版印刷版に於ける一般
的な製版方法は、光導電性化合物を用いた電子写真平版
印刷原版を公知の電子写真画像形成法によってトナー画
像を形成せしめた後、トナー画像部以外の非画像部をア
ルカリ剤等を含有する溶液で処理することにより、版上
より非画像部光導電層を溶解(所謂溶出)し、更に一般
的には余分の溶出液と可溶化した光導電層とを中性以上
の液pHを有する水洗液にて版上から除去し、続いて酸
性のリンス液にて版面表面の見掛は上のpHを調整し、
必要に応じ版面保護液(保護ガム液)を塗布して製版さ
れる。 このアルカリ可溶性電子写真平版印刷版に用いられるア
ルカリ可溶性結着樹脂は、可溶化状態に於て水性溶液に
対して恒久的溶解性を示す訳ではなく、その多くが強酸
性雰囲気下で再不溶化する。 従って、水洗水と共にこの可溶化した結着樹脂が酸性の
リンス液に流入すると、リンス液のpHによっては結着
樹脂が析出してしまう。特に、自動溶出機等でリンス液
を循環再使用する方法に於ては、リンス液中に生じたこ
の析出物がスプレーノズルを詰まらせたり、パイプや液
槽に付着して液循環に不都合を生じたり、更にほこの析
出物が印刷版非画像部に付着することにより、印刷下6
を誘引することがあった。
【発明の目的】
本発明の目的は、電子写真方式で描画された電子写真平
版印刷版を溶出液と接触させた後、水洗処理及びそれに
続きリンス処理を行なって電子写真平版印刷版の製版す
るに際し、リンス浴に於て不都合な不溶物やゲルが発生
せず、長期間にわたり多量の印刷版をより安定して製造
出来る製版方法を提供することであり、更には液交換の
頻度を減少させる電子写真平版印刷版の製版方法を提供
することである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、導電性支持体上に少なくとも光導電性化合物
と結着樹脂とからなる光導電層を有する電子写真平版印
刷版に、電子写真方式によりトナ画像を形成させ、次い
で自動溶出機を用いてアルカリ性溶出液と接触させて非
画像部を可溶化させた後に、水洗処理及びそれに続きリ
ンス処理を行なう電子写真平版印刷版の製版方法に於て
、該結着樹脂を構成する単量体に少なくともカルボキシ
ル基を有する単量体を含み、且つカルボキシル基を有す
る単量体の酸解離定数(p Km )の最高値以上に液
pHが調整されたリンス液を用いて製版することにより
達成される。 本発明に係わる光導電層中の結着樹脂を含む電子写真平
版印刷版の構成等の詳細は後述するが、電子写真平版印
刷版光導電層中の結着樹脂を構成する本発明に係わるカ
ルボキシル基を有する単量体(括弧内にその酸解離定数
:PKlを示す)としては、アクリル酸(4,26)、
メタクリル酸(4,66)、及びクロトン酸(4,69
)等の一塩基酸、イタコン酸(3,85,5,45)、
マレイン酸(1,75,5,38)、及びフマル酸(2
t85.4.10)等の二塩基酸及びそのハーフエステ
ル等が挙げられる。 本発明に係わるリンス液は、製版処理される電子写真平
版印刷版光導電層中の結着樹脂を構成するカルボキシル
基を有する単量体に於ける酸解離定数(p Ka )の
最高値以上に液pHが調整されたものである。則ち、リ
ンス液のpHが最低限、電子写真平版印刷版の光導電層
に用いた1種以上の結着樹脂を構成するカルボキシル基
を有する単量体群の個々の酸解離定数(p Ka )に
於ける最高値以上であれば、少なくとも液循環通販中に
は中性以上の液pHを有する水洗液と共に流入する結着
樹脂は可溶化状態を保持し、従って結着樹脂の再不溶化
による上記トラブルを防止出来る。しかしながら、リン
ス液は僅かながらでもこの後通常行なわれる版面保護処
理用の保護ガム液に流入するため、リンス液のpHが高
ければ、保護ガム液のpHも必然的に早期に上昇し、版
面保護効果も減衰するため、リンス液のpHは7以下に
保持することが望ましい。 本発明に係わるリンス液には、液pHを調整するために
種々の試材を添加することが出来る。特に自動溶出機等
で多数枚の電子写真平版印刷版をより安定的に処理する
ためには、少なくともリンス液に於ても多数枚製版中に
液pHが変動しないことが望ましいから、酸及び緩衝剤
としての水溶性塩の少なくとも何れかを含有させておく
ことが望ましい。これにより、本発明に係わるリンス液
を電子写真平版印刷版に施した場合に、版上に残留する
溶出液等に起因する塩基性成分が中和され、非画像部が
より親水性となる。かかる緩衝剤の詳細は、例えば「化
学便覧、基礎編■」日本化学会編、昭和47年2月20
日第5刷、丸善株式会社発行、1312〜1320頁に
記載されており、これらはそのまま適用出来る。また、
好適な酸及び水溶性塩としては、モリブデン酸、ホウ酸
、硝酸、硫酸、リン酸、及びボIJ IJン酸等の無機
酸、酢酸、安息香酸、グリコール酸、乳酸、プロピオン
酸、しゅう酸、酒石酸、こは(酸、マレイン酸、フマル
酸、マロン酸、フタル酸、りんご酸、グルタル酸、ピメ
リン酸、アジピン酸、くえん酸、トリメリット酸、トリ
メシン酸、p−トルエンスルホン酸等の水溶性有機酸等
の酸及びその塩が挙げられる。塩形態では水溶性アルカ
リ金属塩及びアンモニウム塩が好ましい。これらの内、
より好ましい酸及び/または水溶性塩は、モリブデン酸
、ホウ酸、リン酸、及びポリリン酸、しゅう酸、酒石酸
、こはく酸、マレイン酸、フマル酸、マロン酸、フタル
酸、りんご酸、グルタル酸、ピメリン酸、アジピン酸、
くえん酸等の多塩基酸及びそのアルカリ金属或はアンモ
ニウム塩で、更に好ましくは上記酸のうち少なくとも4
.5〜6.0に酸解離定数(11Kl )を有するもの
が本発明に係わるリンス液に好適に利用出来る。少なく
とも4.5〜6.0に酸解離定数(p Ka )を有す
る多塩基酸の例としては、アジピン酸、クエン酸、グル
タル酸、こはく酸、ピメリン酸、マレイン酸、マロン酸
、りんご酸等が挙げられる。かかる酸及び/または水溶
性塩は夫々単独または二種以上を組合わせて使用出来る
し、所望により適当な酸またはアルカリ剤を添加して液
pHを調整することが出来る。これらの添加量は特に限
定されないが、酸と水溶性塩との総量で0.01〜10
重量%、より好ましくは0.05〜5重量%の範囲で使
用するのが良い。 本発明に係わるリンス液には更に、
洗浄性の向上、印刷版の保護等の目的で界面活性剤を含
有させておくことが好ましい。 かかる界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレン
アルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリスチリルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、アセチレンジオール、
ポリオキシエチレン付加アセチレンジオール等の非イオ
ン系界面活性剤、脂肪酸塩類、アビエチン酸塩類、アル
カンスルホン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩
類、ジアルキルスルホこはく酸塩類、アルキルベンゼン
スルホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、
アルキルフェノキシポリオキシエチレンプロピルスルホ
ン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルスルホフェニル
エーテル塩類、N−アルキルスルホこはく酸モノアミド
塩類、石油スルホン酸塩類、脂肪酸アルキルエステルの
硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル
塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、アルキ
ルリン酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルリン酸エステル塩類、スチレン/無
水マレイン酸共重合体部分ケン化物類、オレフィン/無
水マレイン酸共重合体部分ケン化物類、ナフタレンスル
ホン酸塩ホルマリン縮合物類等のアニオン系界面活性剤
、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルアミン塩類、ポリオキシエチレ
ンポリアミン誘導体等のカチオン系界面活性剤、カルボ
キシベタイン類、アミノカルボン酸類、スルホベタイン
類、アミノ硫酸エステル類、イミダシリン類等の両性界
面活性剤が挙げられる。以上挙げた界面活性剤の中でポ
リオキシエチレンとあるものは、ポリオキシメチレン、
ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレン等のポリオ
キシアルキレンに差替えることも出来、それらの界面活
性剤もまた包含される。 上記界面活性剤は、単独或は2種以上を組合わせて使用
でき、リンス液中に0.001〜10重量%、より好ま
しくは0.01〜5重量%の範囲で使用される。 本発明に係わるリンス液には、印刷版画像部の感脂性を
向上させ、印刷初期のインキ盛りを早めるために、親油
性物質を含有させておくことが好ましい。親油性物質と
しては、オレイン酸、ラウリン酸、吉草酸、ノニル酸、
カプリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等の炭素数が
5〜25の有機カルボン酸、ヒマシ油等が良い。これら
の親油性物質は単独或は2種以上を組合わせて使用でき
、リンス液中に0.005〜10重量%、より好ましく
は0.05〜5重量%の範囲で使用される。 本発明に係わる水洗液には防腐剤及び/または殺菌剤を
含有させることが望ましい。防腐剤及び殺菌剤の例とし
ては、フェノール、クレゾール、0−フェニルフェノー
ル、p−クロロ−m−キシレノ−Jl/、2’、4’ 
 5−トリクロロ−2−フエノキシフェノル等のフェノ
ール系化合物、アルキルビス(アミノエチル)グリシン
、ビス(アルキルアミノエチル)グリシン等のグリシン
系化合物、ポリへキサメチレンビグアニジン等のグアニ
ジン系化合物、デヒドロ酢酸、安息香酸エステル等のカ
ルボン酸、エステル、及びその塩、ヘキサヒドロ−1,
3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリア
ジン、ヘキサヒドロ−135−トリエチル−s−トリア
ジン等のトリアジン系化合物、ベンズイソチアゾロン、
イソチアゾロン等、及びその誘導体等のイソチアゾロン
系化合物、2−(チオシアノメチルチオ)ベンズイミダ
ゾール、4,5.6.7−テトラクロロ−2−トリフル
オロメチルベンズイミダゾール、パーベンタゾール等の
イミダゾール系化合物、2.3.5.6−テトラクロロ
−4−メチルスルホニルピリジン等のピリジン系化合物
、ジチオビス(ベンズメチルアミド)等のアミド系化合
物、その他N、  N−ジメチル−N′−フェニル−N
’−(フルオロジクロロメチルチオ)−スルファミド等
が挙げられるが、特にイソチアゾロン系、酸エステル系
、及びフェノール系化合物が好適である。これらの防腐
・殺菌剤は1種でも、また2種以上を併用して使用出来
る。水洗液への添加に際しては、水及び適当な有機溶剤
に予め溶解させておくことが好ましい。また、これらは
製版に先だって添加しておいても良いし、所望の時期に
1回或は数回に分けて添加しても良い。水洗液への添加
量は、使用する化合物の種類(殺菌力)や水洗液に混入
する菌種及びその量により調整する必要があるが、通常
1〜30000ppmの範囲で、より好ましくは10〜
110000ppの範囲で使用するのが良い。 次に本発明に係わるその他の処理液等について説明する
。 本発明に係わる溶出液としては、アルカリ剤を含有し緩
衝能を有するものが望ましい。アルカリ剤としては、−
数式S i O2/ M20 (M二N a 。 K)で表現される珪酸塩、アルカリ金属水酸化物、リン
酸及び炭酸のアルカリ金属及びアンモニウム塩等の無機
アルカリ剤、エタノールアミン、プロパンジアミン等の
アミン類を代表とする有機アルカリ剤、及びこれらの混
合物が挙げられるが、特に上記珪酸塩は強い緩衝能を示
すため、有利に用いられる。処方上はこれにアルカリ金
属水酸化物を添加したものが望ましい。 本発明に係わる溶出液には、溶出液の光導電層表面への
湿潤性の向上と、それに伴う溶出能の向上、溶出処理条
件の拡大化のため、界面活性剤を含有するのが好ましい
。好ましい界面活性剤の例としては、アルキルベンゼン
スルホン酸塩類(該アルキル基の炭素数は8〜18、よ
り好ましくは12〜16)、アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩類(該アルキル基の炭素数は3〜10)ナフタレ
ンスルホン酸のホルマリン縮合物、ジアルキルスルホこ
はく酸塩類(該アルキル基の炭素数は2〜18)、ジア
ルキルアミドスルホン酸塩類(該アルキル基の炭素数は
11〜17)等のアニオン系界面活性剤、イミダシリン
誘導体、カルボキシベタイン類、アミノカルボン酸類、
スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル類、イミダシリ
ン類等の両性界面活性剤が挙げられる。 溶出液には更に特開昭55−25100号公報記載のイ
オン性化合物、特開昭55−95946号公報記載の水
溶性カチオニックボリマ、特開昭56−142528号
公報記載の水溶性両性高分子電解質、特開昭58−75
152号公報記載の中性塩、特開昭58−190952
号公報記載のキレート剤、特開平1−177541号公
報記載の液粘度調整剤、特開昭63−226657号公
報記載の防腐剤や殺菌剤、米国特許第3250727号
、同3545970号、英国特許第1382901号、
同1387713号明細書等に記載の消泡剤、及び天然
及び合成水溶性ポリマ等の公知の成分を必要に応し含有
させることが出来る。 溶出液に於ける溶媒は、上記成分を安定して分散溶解し
得るものであれば特に限定されないが、水が、更に好ま
しくはイオン交換した水が有利に用いられる。また、上
記成分をより安定化するため、少量の有機溶剤を含有し
ても良い。 アルカリ剤に於て特に上記珪酸塩を用いる際には、Si
 02 /M20=0.5〜8.5(モル換算)が好ま
しい。溶出液のpHは11.5〜14゜0が、より好ま
しくは12.0〜13.5が良く、多数枚通販や液経時
に於けるpH変動に際しては、所望の補充液を適時添加
して溶出活性度の向上を図ることが望ましい。 本発明に係わる水洗液には、少なくとも7.0〜10.
5に酸解離指数(pKa)を有する有機化合物を最終的
に含有させて、そのpHを10.5以下に保持する。こ
の有機化合物(以下、特に断わらない限り、本発明に係
わる少なくとも7.0〜10.5に酸解離指数(pKa
)を有する有機化合物を単に有機化合物と記載し、その
他の有機化合物は有機物と記載して区別する。)は、少
なくとも有機化合物を含有しない水であっても最初のう
ちは充分に水洗処理が行なえるため、水洗液として最初
は有機化合物を含有しない液を用い、後添加して「最終
的に」水洗液に含有させても良いし、製版に先立って水
洗液に添加しておいても良い。 前者(後添加)の場合、添加開始は水洗液のpHが8.
5〜10.5、より好ましくは9.5〜10.0の範囲
が望ましい。また、特に版サイズが一定であれば、非画
像部(被溶出部)面積が大きく異ならないかぎり、水洗
液のpH上昇は通販量(枚数)にほぼ比例するため、一
定紋数毎に本発明に係わる有機化合物を添加することが
出来る。 後者(先添加)の場合に於ても、多数枚通販中に水洗液
のpH上昇に応じて更に添加出来る。また、製版に先だ
って本発明に係わる有機化合物を添加しておく時は、有
機化合物単独で添加しても良いし、予め水に分散或は溶
解させたものを用いても良い。水溶液とする際には、少
量の有機溶剤をもって溶解を促進させても良い。特に有
機化合物が水溶性の固体であればそれを水洗槽中に浸漬
させておき、逆版中の液流動やpH変動によって漸次溶
解する様にしておいても良い。本発明に係わる水洗液の
pHは、常に10.5以下にしておく必要があるが、少
なくとも有機化合物含有水洗液に於ては7.5〜10.
5の範囲、より好ましくは8.0〜10.0の範囲に保
持することが望ましい。 本発明に係わる有機化合物は、7.0〜10゜5に酸解
離指数(pKa)を有するもので、化合物により複数の
解離段を有するものに於ては、少なくとも酸解離指数(
pKa)の一つが7.0〜10.5に有れば良い。7.
0〜10.5に酸解離指数(pKa)を有する有機化合
物の例としては、アスパラギン、アスパラギン酸、アセ
チルアセトン、アデニン、2−アミノエタノール、2−
アミノエタンチオール、0−アミノフェノール、L−ア
ラニル−L−アラニン、L−アラニルグリシン、β−ア
ラニルグリシン、アラニン、β−アラニン、β−アラニ
ンアミド、アルギニン、イソロイシン、イノシン、ウラ
シル、エチレンジアミン、8−キノリツール、グアニン
、グリシル−L−アラニン、グリシン−、グリシンアミ
ド、グルタミン、グルタミン酸、クレゾール、クロロフ
ェノール、サリチルアルデヒド、サルコシン、ジェタノ
ールアミン、ジエチレントリアミン、シスチン、システ
ィン、シトルリン、34−ジヒドロキシフェニルアラニ
ン、N N’−ジメチルエチレンジアミン、N、N’−
ジメチルグリシン、セリン、タウリン、チロシン、トリ
エタノールアミン、トリエチレンテトラミン、トリス(
ヒドロキシメチル)メチルアミン、トリプトファン、ト
リメチルアミン、1−ナフトール、2−ナフトール、1
−ニトロソ−2−ナフトール、m−ニトロソフェ/−ル
、ノルロイシン、バリン、ヒスチジン、m−ヒドロキシ
安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシプ
ロリン、ピペラジン、ヒボキサンチン、ピリドキサール
、ピロガロール、フェニルアラニン、フェノール、p−
フェノールスルホン酸、フルオロフェノール、1,2−
プロパンジアミン、13−プロパンジアミン、0−ブロ
モフェノール、1.6−’\キサンジアミン、ベンジル
アミン、ベンゾイルアセトン、メチオニン、2−メルカ
プトエタノール、メルカプト酢酸、モルホリン、リシン
、リボフラビン、レゾルシノール、ロイシン等が挙げら
れる。 本発明に係わる有機化合物の更なる例は、例えば「化学
便覧、基礎編■」日本化学会綿、昭和59年改訂3版、
丸善株式会社発行、n−339〜■342頁に記載され
ており、これらのうち本発明に規定されるpKaを有す
る有機物は全て使用出来る。また本発明に於ては、これ
らのうち特にアスパラギン酸、β−アラニン、グリシン
、グルタミン酸等のアミノ酸及びそれらの塩が好適であ
る。 これら本発明に係わる有機化合物は2種以上を混合して
添加しても良いし、先添加と後添加で異なる有機化合物
を用いても良い。また、これらの有機化合物は適当な酸
或は塩基性化合物との混合物(塩)を用いても良いし、
pH調整や溶解促進のため、水溶液(水分散液)にする
に当たって、適当な酸或は塩基性化合物を併用しても良
い。特に本発明の有機化合物含有溶液を後添加する場合
は、そのpHを6.0〜9.5、より好ましくは7゜0
〜8.0に調整して添加することが望ましい。 本発明に係わる有機化合物の水洗液への添加量は、0.
040〜10重量%が、より好ましくは0.10〜5.
0重量%が好適である。 本発明に係わる水洗液には防腐剤及び/または殺菌剤を
含有させることが望ましい。防腐剤及び殺菌剤のとして
は、本発明に係わるリンス液に利用出来るものは全て使
用出来る。水洗液への添加量は、使用する化合物の種類
(殺菌力)や水洗液に混入する菌種及びその量により調
整する必要があるが、通常1〜30000ppmの範囲
で、より好ましくは10〜110000ppの範囲で使
用するのが良い。 本発明に係わる水洗液には他に、有機化合物と凝集を起
こさない様な公知の添加剤を混合することが出来る。そ
の例としては、 1)特公昭62−62341号公報記載の酸化チタン、
酸化珪素等の金属酸化物微粒子、及びそれらの表面をア
ルミナ等の無機物、低分子ポリオール、キレート剤、界
面活性剤等の有機物で被覆して分散性等を改良した金属
酸化物、 2)特公昭61−45554号公報記載のフェノールホ
ルムアルデヒド樹脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂
、キシレン樹脂、ポリヒドロキシスチレン樹脂等のアル
カリ可溶性樹脂、 3)特開昭50−51324号、同51−58101号
、同61−261095号、同62−143055号、
特公昭64−8819号公報等に記載のノニオン及びア
ニオン性界面活性剤、4)特開昭59−75255号公
報記載の有機金属界面活性剤、 5)特開昭60−225798号、同61−18999
6号、同61−261095号公報等に記載の無機及び
有機リン酸化合物、及びホスホン酸化合物、 6)特開昭63−158552号公報等に記載の液表面
張力調整剤、 7)特開昭62−143055号公報等に記載の酸また
は緩衝剤、 8)特開昭62−275782号、同63−19169
3号、特開平1−125292号、同1−177541
号公報等に記載の天然及び合成水溶性ポリマ、 9)特開昭62〜73270号公報記載の消泡剤、その
他、キレート剤等が挙げられる。これらの添加剤は、予
め水洗液に添加しておいても良いし、有機化合物を含有
する液と共に後添加しても良い。 水洗部では、水洗液を版上に供給して速やかに可溶化し
た光導電層と溶出液とを完全に除去し得る機構でなけれ
ばならない。液は飛散が抑制出来る機構であれば版上に
直接供給しても良いし、特開昭60−76395号公報
記載の溶出促進部材を水洗機構に応用しても良い。 本発明に係わる保護ガム液には、高分子化合物、親油性
物質、界面活性剤、及び水等を含む。 高分子化合物中天然高分子としては、甘藷澱粉、馬#薯
澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、及びコンスターチ等の
澱粉類、カラーギーナン、ラミナラン、海藻マンナン、
ふのり、アイリッシュモス、寒天、及びアルギン酸塩等
の藻類から得られるもの、とろろあおい、やまいも、マ
ンナン、クインスシード、ペクチン、トラガントガム、
カラヤガム、牛サンチンガム、グアーガム、ローカスト
ビンガム、タマリンドシードガム、アラビアガム、キャ
ロブガム、及びベンゾインガム等の植物性粘質物、デキ
ストラン、グルカン、キサンタンガム、及びレバン等の
ホモ多糖類、並びにサクシノグルカン、プルラン、カー
ドラン、及びザンタンガム等のへテロ糖類等の微生物粘
質物、にかわ、ゼラチン、カゼイン、及びコラーゲン等
のタンパク質等が挙げられる。 半天然物(半合成品)としては、アルギン酸プロピレン
グリコールエステルの他に、ビスコース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、メチルエチルセルロTス、ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロ
ース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、
及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート等
の繊維素誘導体、変性ガム、並びに加工澱粉等が挙げら
れる。変性ガムにはカルボキシメチルグアーガム、ヒド
ロキシプロピルグアーガム、及びヒドロキシエチルグア
ーガム等が挙げられる。 加工澱粉には白色デキストリン、黄色デキストリン、及
びプリデイシュガム等の焙焼澱粉、酵素デキストリン及
びシャーデインガーデキストリン等の酵素変性デキスト
リン、可溶化澱粉の様な酸分解澱粉、ジアルデヒドスタ
ーチの様な酸化澱粉、変性アルファー化澱粉及び無変性
アルファー化澱粉等のアルファー化澱粉、リン酸澱粉、
脂肪酸澱粉、硫酸澱粉、硝酸澱粉、キサントゲン酸澱粉
、及びカルバミン酸澱粉等のエステル化澱粉、ヒドロキ
シアルキル澱粉、カルボキシアルキル澱粉、スルホアル
キル澱粉、シアノエチル澱粉、アリル澱粉、ベンジル澱
粉、カルバミルエチル澱粉、及びジアルキルアミノ澱粉
等のエーテル化澱粉、メチロール架橋澱粉、ヒドロキキ
シアルキル架橋澱粉、リン酸架橋澱粉、及びジカルボン
酸架橋澱粉等の架橋澱粉、澱粉ポリアクリルアミド共重
合体、澱粉ポリアクリロニトリル共重合体、カチオン性
澱粉ポリアクリル酸エステル共重合体、カチオン性澱粉
ビニルポリマ共重合体、澱粉ポリスチレンマレイン酸共
重合体、及び澱粉ポリエチレンオキサイド共重合体等の
澱粉グラフト共重合体等が挙げられる。 合成品には、ポリビニルアルコールの他部分アセタール
化ポリビニルアルコール、アリル変性ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチルエ
ーテル、ポリビニルイソブチルエーテル等の変性ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸エ
ステル部分けん化物、ポリメタクリル酸塩、及びポリア
クリルアマイド等のポリアクリル酸誘導体及びポリメタ
クリル酸誘導体、ポリエチレングリコール、ポリエチレ
ンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリド
ン/酢酸ビニル共重合物、カルボキシビニル重合物、ス
チレン/マレイン酸共重合物、スチレン/クロトン酸共
重合物等が挙げられる。 これらの内、藻類から得られるもの、植物性粘質物、繊
維素誘導体、加工澱粉、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル、及び合成品は印刷版上の皮膜形成性が良好
なため好適に用いられる。 親油性物質としては、可塑剤、脂肪酸、脂肪油、−価ア
ルコール、ワックスの他に平版印刷用インクのビヒクル
として使用される親油性樹脂がある。 好ましい親油性樹脂としては、フェノールホルムアルデ
ヒド樹脂、1−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂
等のノボラック型フェノール樹脂、フェノールとキシレ
ンとをホルムアルデヒドで縮合させたキシレン樹脂、フ
ェノールとメシチレンとをホルムアルデヒドで縮合させ
た樹脂、ポリヒドロキシスチレン、ブロム化ポリヒドロ
キシスチレン、カシュー樹脂、スチレン/無水マレイン
酸共重合体の部分エステル化物、メラミン樹脂、アルキ
ッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、
水添ロジン、及びロジンエステル等の変性ロジン、ギル
ツナイト等の石油樹脂等を挙げることが出来る。 好ましい可塑剤には、例えばジブチルフタレート、ジ−
n−オクチルフタレート、ジー (2−エチルヘキシル
)フタレート、ジノニルフタレート、ジデシルフタレー
ト、ジラウリルフタレート、ブチルベンジルフタレート
等のフタル酸ジエステル類、例えばジオクチルアゼレー
ト、ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート、ジー
 (2−エチルヘキシル)セバケート、ジオクチルセバ
ケート等の脂肪族二塩基酸エステル類、例えばエポキシ
化大豆油等のエポキシ化トリグリセリド類、例えばトリ
クレジルホスフェート、トリスクロルエチルホスフェー
ト等のリン酸エステル類、例えば安息香酸ベンジル等の
安息香酸エステル類等が含まれる。 好ましい脂肪酸としては、カプロン酸、エナント酸、カ
プリル酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、
ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタ
デシル酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、
ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、ヘプタコサン
酸、モンタン酸、タリリン酸、ラフセル酸、イソ吉草酸
等の飽和脂肪酸、及びアクリル酸、クロトン酸、イソク
ロトン酸、ウンデシル酸、オレイン酸、エライジン酸、
セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソルビン酸、
リノール酸、リルン酸、アラキドン酸、プロピオール酸
、ステアロール酸、イワシ酸、タリリン酸、リカン酸等
の不飽和脂肪酸が挙げられる。 一価アルコールには、脂肪族飽和−価アルコール、脂肪
族不飽和−価アルコール、芳香族アルコール、脂環式ア
ルコール、複素環式アルコール等に分類される。また、
−価アルコールには置換基を有しても良く、該置換基と
しては、クロル、ブロムの如きハロゲン原子、メトキシ
、プロポキシの如きアルコキシ基、フェノキシの如きア
リールオキシ基等が挙げられる。 本発明に係わる保護ガム液は、含有させる界面活性剤や
親油性物質等を適宜選択することによって、エマルショ
ン型、サスペンション型、非エマルション非サスペンシ
ョン型等如何様にも製造可能であるが、エマルション型
及びサスペンション型保護ガム液は平版印刷版の画像部
の感脂性の低下を抑制するため、好適に用いられる。更
に、エマルション型保護ガム液は、本発明による製版方
法に於て、懸濁物の発生が強く抑えられ、不溶物の発生
が少ないので好ましい。 本発明に係わる自動溶出機としては、電子写真平版印刷
版を搬送する方式のもので、溶出部、水洗部、リンス部
、保護ガム塗布部及び乾燥部を有するものが好適に用い
られるが、その他従来PS版のアルカリ現像処理に於て
公知の自動現像機等も使用可能である。 本発明に係わる電子写真平版印刷版は、導電性支持体上
に少なくとも有機光導電性化合物及び結着樹脂を含有し
、通常の電子写真現像方式によりトナー画像を形成し得
るものである。 本発明に用いられる導電性支持体としては、導電性表面
を有するプラスチックシート、不透過性及び導電性にし
た紙、またはアルミニウム、亜鉛、銅−アルミニウム、
銅−ステンレス、クロム−銅等のバイメタル、クロム−
銅−アルミニウム、クロム−鉛−鉄、クロム−銅−ステ
ンレス等のトライメタル等の金属板等の親水性処理表面
を有する導電性支持体が挙げられる。それらの厚みは0
゜07〜2mm、より好ましくは0.1〜0.5mmが
良い。これらの支持体の中でもアルミニウム板が好適に
使用される。このアルミニウム板は、アルミニウムを主
成分とし微量の異元素を含有しても良く、従来公知・公
用の素材を適宜使用することが出来る。また、これは公
知の方法で砂目立て、陽極酸化して用いることが出来る
。砂目立て処理に先立って、所望により界面活性剤また
はアルカリ水溶液による脱脂処理する。砂目立て処理方
法には、機械的粗面化法、電気化学的粗面化法、化学的
表面選択溶解法等がある。機械的粗面化法には、ボール
研磨法、ブラシ研磨法、ブラスト研磨法、パフ研磨法等
の公知の方法を用いることが出来る。また電気化学的粗
面化法には、塩酸或は硝酸電解液中で、交流か直流によ
り行なう方法がある。また、特開昭54−63902号
公報に開示の如く、両者を組合わせた方法等も利用出来
る。 この様に粗面化されたアルミニウム板は、必要に応じて
アルカリエツチング処理及び中和処理して用いる。 上記処理を施されたアルミニウム板は、陽極酸化処理さ
れる。陽極酸化処理に用いられる電解質としては、硫酸
、リン酸、しゅう酸等、或はそれらの混酸が用いられ、
それらの電解質やその濃度は電解質の種類によって適宜
決定される。陽極酸化処理条件は、用いる電解質により
大幅に変化するため一概に特定し得ないが、一般的に電
解質濃度は1.0〜80重量%、液温は5.0〜70℃
、電流密度は5.0〜60A/drrr、電圧はJo、
0〜l00V、電解時間は10〜3000秒の範囲にあ
れば良い。この様にして得られた陽極酸化皮膜量は0.
10〜Log/rrlが良く、更には1゜0〜6.0g
/rrfの範囲が好適である。 更に、特公昭47−5125号公報に記載の如く、陽極
酸化処理後にアルカリ金属珪酸塩水溶液で処理したもの
も好適である。また、米国特許第3658662号明細
書に記載のシリケート電着も有効である。西独公開特許
第1621478号公報記載のポリビニルスルホン酸に
よる処理も適当である。 導電性支持体と光導電層との間には、密着性や電子写真
特性等の向上のため、必要に応じカゼイン、ポリビニル
アルコール、エチルセルロース、フェノール樹脂、スチ
レン/無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸等から
成るアルカリ可溶性の中間層を設けても良い。 この様にして得られた導電性支持体上に公知の電子写真
光導電層を設けて、電子写真感光体を得ることが出来る
。 光導電層に用いる光導電性材料としては、公知の有機物
或は無機化合物を使用出来る。 無機光導電性材料としては、硫化カドミウム、酸化亜鉛
等を挙げることが出来る。 また、有機光導電性材料としては、 a)米国特許第3112197号明細書等に記載のトリ
アゾール誘導体、 b)米国特許第3189447号明細書等に記載のオキ
サジアゾール誘導体、 C)特公昭37−16096号公報等に記載のイミダゾ
ール誘導体、 d)米国特許第3542544号、同3615402号
、同3820989号明細書、特公昭45−555号、
同51−10983号、特開昭5193224号、同5
5−108667号、同55−156953号、同56
−36636号公報等に記載のボリアリールアルカン誘
導体、e)米国特許第3180729号、同42787
46号明細書、特開昭55−88064号、同55−8
8065号、同49−105537号、同55−510
86号、同56−80051号、同56−88141号
、同57−45545号、同54−112637号、同
55〜74546号公報等に記載のピラゾリン誘導体及
びピラゾロン誘導体、 f)米国特許第3615404号明細書、特公昭51−
10105号、同46−3712号、同47−2833
6号、特開昭54−83435号、同54−11083
6号、同54−119925号公報等に記載のフコニレ
ンジアミン誘導体、g)米国特許第3567450号、
同3180703号、同3240597号、同3658
520号、同42321.03号、同4175961号
、同4012376号、西独国特許(DAS)1110
518号明細書、特公昭49−35702号、同39−
27577号、特開昭55−144250号、同56−
119132号、同56−22437号公報等に記載の
アリールアミン誘導体、h)米国特許第3526501
号明細書記載のアミノ置換カルコン誘導体、 i)米国特許第3542546号明細書等に記載のNN
−ビカルバジル誘導体、 j)米国特許第3257203号明細書等に記載のオキ
サゾール誘導体、 k)特開昭56−46234号公報等に記載のスチリル
アントラセン誘導体、 l)特開昭54−110837号公報等に記載のフルオ
レノン誘導体、 m)米国特許第3717462号明細書、特開昭54−
59143号(米国特許第4150987号に対応)、
同55−52063号、同55−52064号、同55
−46760号、同55−85495号、同57−11
350号、同57−148749号、同57−1041
44号公報等に記載のヒドラゾン誘導体、 n)米国特許第4047948号、同4047949号
、同4265990号、同4273846号、同429
9897号、同4306008号明細書等に記載のベン
ジジン誘導体、 0)特開昭58−190953号、同59−95540
号、同59−97148号、同59−195658号、
同62−36674号公報等に記載のスチルベン誘導体
、 p)特公昭34−10966号公報に記載のポリビニル
カルバゾール及びその誘導体、 q)特公昭43−18674号、同43−19192号
公報に記載のポリビニルピレン、ポリビニルアントラセ
ン、ポリ−2−ビニル−4−(4’−ジメチルアミノフ
ェニル)−5−フェニルオキサゾール、ポリ−3−ビニ
ル−N−エチルカルバゾール等のビニル重合体、 r)特公昭43−19193号公報に記載のポリアセナ
フチレン、ポリインデン、アセナフチレン/スチレン共
重合体等の重合体、 S)特公昭56−13940号公報等に記載のピレン/
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルムア
ルデヒド樹脂等の縮合樹脂、t)特開昭56−9088
3号、同56−161550号公報等に記載の各種トリ
フェニルメタンポリマ、 U)米国特許第3397086号、同4666802号
明細書、特開昭51−90827号、同52−6556
43号、同64−2061号、同64−4389号公報
等に記載の無金属或は金属(酸化物)フタロシアニン及
びナフタロシアニン、及びその誘導体等がある。 尚、本発明に係わる有機光導電性化合物は、a)〜U)
に挙げられた化合物に限定されず、これまで公知の有機
光導電性化合物を用いることが出来る。これらの有機光
導電性化合物は、所望により2種類以上を併用すること
が可能である。 また、光導電体の感度の向上や所望の波長域に感度を持
たせるためなどの目的で、各種の顔料、染料等を併用す
ることが出来る。 これらの例としては、 1)米国特許第4436800号、同4439506号
明細書、特開昭47−37543号、同58−1235
41号、同58−192042号、同58−21926
3号、同59−78356号、同60−179746号
、同61−148453号、同61−238063号、
特公昭60−5941号、同60−45664号公報等
に記載のモノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ顔料、 2)米国特許第3397086号、同4666802号
明細書等に記載の金属フタロシアニン或は無金属フタロ
シアニン等のフタロシアニン顔料、3)米国特許第33
71884号明細書等に記載のペリレン系顔料、 4)英国特許第2237680号明細書等に記載のイン
ジゴ、チオインジゴ誘導体、 5)英国特許第2237679号明細書等に記載のキナ
クリドン系顔料、 6)英国特許第2237678号明細書、特開昭59−
184348号、同62−28738号公報等に記載の
多環キノン系顔料、 7)特開昭47−30331号公報等に記載のビスベン
ズイミダゾール系顔料、 8)米国特許第4396610号、同4644082号
明細書等に記載のスクアリウム環系顔料、9)特開昭5
9−53850号、同61−212542号公報等に記
載のアズレニウム塩系顔料。 また、増感染料としては、「電子写真」129  (1
973)、「有機合成化学」 24 No、11 10
1.0  (1966)等に記載の公知の化合物を使用
することが出来る。 その例としては、 10)^pplied 0ptics Supplem
ent 3 50(1969)、特開昭50−3954
8号公報等に記載のトリアリールメタン系染料、 11)米国特許第3597196号明細書等に記載のシ
アニン系染料、 12)特開昭59−164588号、60−16304
7号、同60−252517号公報等に記載のスチリル
系染料等である。 これらの増感色素は1種でも、また2種以上を併用して
も良い。 本発明に係わる光導電層には感度向上等のため、トリニ
トロフルオレノン、クロラニル、テトラシアノエチレン
等の化合物、特開昭58−65439号、同58−10
2239号、同58−129439号、同60−719
65号公報等に記載の化合物等を併用することが出来る
。 本発明に係わる電子写真印刷版用光導電層に於ては、少
なくとも光導電性化合物と結着樹脂とから成る。この電
子写真光導電層は、最終的に非画像部の光導電層を除去
する必要があり、この工程は光導電層の溶出液に対する
溶解性とトナー画像の溶出液に対するレジスト性との相
対的関係によって決定されるため一概に表現出来ないが
、本発明に於ては結着樹脂を構成する単量体に少なくと
もカルボキシル基を有する単量体を含む様な結着樹脂を
少なくとも1種含み、前述の溶出液に可溶或は分散可能
な高分子化合物である。 本発明に係わる、カルボキシル基を有する単量体を含む
結着樹脂の具体例としては、スチレン/マレイン酸モノ
アルキルエステル共重合体、メタクリル酸/メタクリル
酸エステル共重合体、スチレン/メタクリル酸/メタク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸/メタクリル酸エ
ステル共重合体、スチレン/アクリル酸/メタクリル酸
エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、
酢酸ビニル/クロトン酸/メタクリル酸エステル共重合
体等のスチレン、メタクリル酸エステル、アクリル酸エ
ステル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等とアクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマル酸等のカルボキシル基含有単量体或は二塩基酸モ
ノエステル単量体との共重合体や、更にメタクリル酸ア
ミド、ビニルピロリドン、フェノール性水酸基、スルホ
ン酸基、スルホンアミド基、スルホンイミド基を有する
単量体との共重合体等を挙げることが出来る。 これらの内特に好ましいカルボキシル基を有する単量体
含有共重合体としては、スチレンとマレイン酸モノエス
テルとの共重合体、アクリル酸或はメタクリル酸とそれ
らのアルキルエステル、アリールエステルまたはアラル
キルエステルとの2元以上の共重合体が好ましい。また
、酢酸ビニルとクロトン酸も良い。結着樹脂はその構成
単量体に少なくともカルボキシル基含有単量体を含有し
ていれば単独でも、或は2種以上を混合して用いても良
い。2種以上を混合して用いる場合は、構成単量体が全
てカルボキシル基を含有しないタイプの結着樹脂とカル
ボキシル基含有結着樹脂とを混合しても良い。 上記カルボキシル基を含有しないタイプの結着樹脂とし
ては、スチレン/無水マレイン酸共重合体、メタクリル
酸アミド、ビニルピロリドン、フェノール性水酸基、ス
ルホン酸基、スルホンアミド基、スルホンイミド基を有
する単量体とカルボ・キシル基を含有しない単量体との
共重合体、フェノール樹脂、部分ケン化酢酸ビニル樹脂
、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール等のビニルアセ
タール樹脂等を挙げることが出来る。 光導電性化合物と結着樹脂とを用いる場合には、光導電
性化合物の含有量が少ないと低感度となるため、結着樹
脂100重量部に対してそれが5重量部以上、より好ま
しくは15重量部以上を混合して使用することが好適で
ある。また光導電層膜厚は、薄いとトナー現像に必要な
電荷が帯電出来ず、逆に厚いと溶出液の劣化を促進する
ばかりか溶出の際にサイドエッチを誘引して良好な画象
が得られないため、0.1〜30μmが、より好ましく
は0. 5〜10μmが良い。 本発明に係わる電子写真平版印刷版は、常法に従って光
導電層を導電性支持体上に塗布して得られる。光導電層
の作成に当たっては、光導電層を構成する成分を同一層
中に含有させる方法、或は二層以上の層に分離して含有
させる方法、例えば電荷担体発生物質と電荷担体輸送物
質を異なる層に分離して用いる方法等が知られており、
何れの方法にても作成することが出来る。塗布液は、光
導電層を構成する各成分を適当な溶媒に溶解して作成す
るが、顔料等の溶媒に不溶な成分を用いる時は、ボール
ミル、ペイントシェイカー、ダイノミル、アトライター
等の分散機により平均粒径0゜01〜5μmに分散して
用いる。光導電層に使用する結着樹脂、その他の添加剤
は顔料等の分散時或は分散後に添加することが出来る。 この様にして作成した塗布液を回転塗布、ブレード塗布
、ナイフ塗布、リバースロール塗布、デイツプ塗布、ロ
ッドバー塗布、スプレー塗布の様な公知の方法で支持体
上に塗布乾燥して電子写真平版印刷版を得ることが出来
る。塗布液の溶媒としては、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、メタ
ノール、エタノール、2−プロパツール、1−ブタノー
ル等のアルコル類、アセトン、2−ブタノン、シクロヘ
キサノン等のケトン類、エチレングリコールモノメチル
エーテル、2−メトキシエチルアセテート等のグリコー
ルエーテル類、オキソラン、オキサン、ジオキサン等の
環状エーテル類、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエステ
ル類等が挙げられる。光導電層には必要に応じ、光導電
性化合物及び結着樹脂の他に光導電層の柔軟性、塗布面
状等の膜物性を改良する目的で、可塑剤、界面活性剤、
その他の添加物を添加できる。可塑剤としては、ビフェ
ニル、塩化ビフェニル、0−テルフェニル、p−テルフ
ェニル、ジブチルフタレート、ジメチルグリコルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、トリフェニルリン酸等が
挙げられる。 本発明に於て使用する電子写真平版印刷版は、前述の電
子写真感光体を用いて公知の操作によって作成すること
が出来る。則ち、暗所で実質的に一様に帯電し、画像露
光により静電潜像を形成する。露光方法としては、キセ
ノンランプ、タングステンランプ、蛍光灯等を光源とし
て反射画像露光、透明陽画フィルムを通した密着露光や
、レザ光、発光ダイオード等による走査露光が挙げられ
る。走査露光を行なう場合は、He−Neレザ、He−
Cdレーザ、アルゴンイオンレーザ、クリプトンイオン
レーザ、ルビーレーザ、YAGレーザ、窒素レーザ、色
素レーザ、エキサイマレーザ、GaAs/GaAlAs
、InGaAsPの様な半導体レーザ、アレキサンドラ
イトレザ、銅蒸気レーザ等のレーザ光源による走査露光
、或は発光ダイオード、液晶シャッタを利用した走査露
光(発光ダイオードアレイ、液晶シャッニ′7アレイ等
を用いたラインプリンタ型の光源も含む)によって露光
することが出来る。 次に、上記静電潜像をトナーによって現像する。 現像方法としては、乾式現像法(カスケード現像、磁気
ブラシ現像、パウダクラウド現像)、液体現像の何れも
使用出来る。殊に液体現像法はトナ微細な画像を形成出
来、再現性良い印刷版を作成するのに好適である。更に
、正現像によるポジ/ポジ現像や、適当なバイアス電圧
の印加の下反転現像によるネガ/ポジ現像も可能である
。形成されたトナー画像は公知の定着法、例えば加熱定
着、圧力定着、溶剤定着等により定着出来る。この様に
形成したトナー画像をレジストとして、非画像部感光層
を溶出液により除去して印刷版が作成出来る。 本発明に係わるトナーは、前記溶出液に対してレジスト
性を有する樹脂成分を含有していることが必要である。 樹脂成分としては、例えばメタクリル酸、メタクリル酸
エステル等から成るアクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、酢
酸ビニルとエチレンまたは塩化ビニル等との共重合体、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルブチ
ラールの様なビニルアセタール樹脂、ポリスチレン、ス
チレンとブタジェン、メタクリル酸エステル等との共重
合物、ポリエチレン、ポリプロピレン及びその塩化物、
ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンイソフタレ
ート等のポリエステル樹脂、ポリカプラミドやポリへキ
サメチレンアジボアミド等のポリアミド樹脂、フェノー
ル樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、ビニル変性ア
ルキッド樹脂、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース
等のセルロースエステル誘導体、その他ワックス、蝋等
が挙げられる。 また、トナーには現像・定着等に悪影響を及ぼさない範
囲で、色素や電荷制御剤を含有させることも出来る。
【実施例】
本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明
はその主旨を越えない限り、下記の実施例に限定される
ものではない。 実施例I J l51050アルミニウムシートを60℃、10%
NaOH水溶液に浸漬し、アルミニウム溶解量が6 g
/rrrになる様にエツチングした。水洗後、30%硝
酸水溶液に1分間浸漬して中和し、充分水洗した。その
後、0,7%硝酸水溶液中で、20秒間電電解面化を行
ない、50℃、20%硫酸水溶液中に浸漬して表面を洗
浄した後、水洗した。更に、20%硫酸水溶液中で陽極
酸化処理を施して、水洗、乾燥することにより、印刷版
用支持体を作成した。 この支持体表面処理面に、ペイントシエイカにて1時間
分散させた下記の光導電層組成物をバコーターで塗布後
、90°05分間乾燥して電子写真平版印刷版を作成し
た。この時、光導電層の塗布量は4.5g/イであった
。 光導電層塗液1組成 ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(メタク
リル酸40モル%)   18重量部無金金属タロシア
ニン        4重量部酢酸ブチル      
      60重量部2−プロパツール      
   18重量部註)メタクリル酸のpKiは4.66
である。 得られた印刷版原版を暗所にてコロナ放電を与えて表面
電位(VO)が約+300■となる様に帯電させた後、
半導体レーザ(780nm)を用いて走査画像露光し、
直ちに正電荷トナー(三菱製紙■製、LOM−EDI[
I)で液体反転現像を行ない、トナーを熱定着して光導
電層上にトナー画像を得た。 次に、下記に示す様な自動溶出機、溶出液、水洗液、及
びリンス液により製版処理を行なった。 1)自動溶出機 溶出槽とそれに続く水洗槽、リンス槽とを有し、トナー
現像済みの電子写真平版印刷版を搬送する駆動装置と、
各処理槽の処理液を貯溜槽→ポンプ→スプレーノズル→
貯溜槽のサイクルで循環させる装置、及び各処理槽への
補充装置を有する自動機を用いた。 2)溶出液1組成 珪酸ナトリウム水溶液(Si 02分30重量%、Si
 02 /Na2Oモル比2.5)20重量部水酸化カ
リウム           1重量部純水     
          79重量部3)水洗液1組成 ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム0.1重量%水溶
液(20+lm3)を水洗槽に仕込み、A2サイズ印刷
版10版処理する毎に5重量%アラニン水溶液40m1
を添加した。 4)リンス液1組成(20+Im’) くえん酸           0.8  重量部リン
酸(85%水溶液)0.5  重量部デカグリセリルモ
ノラウレート 0,05重量部これに水酸化ナトリウム
を添加して液pHを5゜0とした後、純水で100重量
部とした。 以上の条件で連続200版通版しても、リンス槽に異常
なカスやゲルを生ずることなく、また製版した全ての印
刷版に於て非画像部汚れ等の故障は観られなかった。 比較例1 実施例1のリンス液1の代わりに同様の酸組成にて水酸
化ナトリウムを添加して液pHを3.5とした液(リン
ス液2)を用いた他は全て実施例1と同条件で処理した
ところ、40版を越えた当たりからリンス液2に不溶物
が浮遊しはじめ、50版目には印刷版非画像部にこの不
溶物が付着して、印刷汚れが発生した。この不溶物は、
リンス液2の温度を上昇させても、また数日間放置して
おいても消滅することはなかった。 実施例2 実施例1に於て用いたリンス液1の代わりに下記の組成
の液(リンス液3)を用いた他は全て実施例1と同条件
で処理した。 リンス液3組成(20dm3) こはく酸           0,5  重量部りん
ご酸           0,4  重量部リン酸二
水素カリウム     0.5  重量部ソルビタンモ
ノラウレート   0.05重量部これに水酸化ナトリ
ウムを添加して液pHを4゜8とした後、純水で100
重量部とした。 以上の条件で連続200版通版しても、実施例1と同様
にリンス槽に異常なカスやゲルを生ずることなく、また
製版した全ての印刷版に於て満足行く印刷物が得られた
。 実施例3 実施例1で作製した印刷版用支持体表面処理面に、下記
の光導電層組成物を実施例1と同条件塗布して電子写真
平版印刷版を作成した。 光導電層塗液2組成 酢酸ビニル/クロトン酸共重合体 (クロトン酸3モル%)    18重量部無金金属タ
ロシアニン        4重量部酢酸ブチル   
         60重量部2−プロパツール   
      18重量部註)クロトン酸のpKaは4.
69である。 リンス液として実施例2で用いたリンス液3を使用した
他は、実施例1と同様の処理液及び製版条件で連続20
0版通版しても、実施例1と同様にリンス槽に異常なカ
スやゲルを生ずることなく、また製版した全ての印刷版
に於て満足行く印刷物が得られた。 実施例4 実施例1で作製した印刷版用支持体表面処理面に、下記
の光導電層組成物を実施例1と同条件塗布して電子写真
平版印刷版を作成した。 光導電層塗液3組成 スチレン/ブチルアクリレート/アクリル酸共重合体 
(モル比50:15:35)  18重量部無金金属タ
ロシアニン        4重量部キシレン    
         60重量部2−プロパツール   
      18重量部註)アクリル酸のpKaは4.
26である。 次に、下記に示す様な溶出液、水洗液、及びリンス液に
より製版処理を行なった。 2)溶出液2組成 モノエタノールアミン      0.5 重量部トリ
エタノールアミン     6   重量部ベンジルア
ルコール      1.5  重量部EDTA−4F
4        0.4  重量部水酸化カリウム 
       2   重量部純水         
   89.6 重量部3)水洗液2組成 ポリオキシエチレン(6)モノオレエート0.15重量
%水溶液(20dm3)を水洗槽に仕込み、A2サイズ
印刷版10版処理する毎に5重量%グリシン水溶液40
m1を添加した。 4)リンス液4組成(20dm3) くえん酸           0.6  重量部アジ
ピン酸          0.2  重量部リン酸(
85%水溶液)0.5  重量部ソルビタンモノラウレ
ート   0.05重量部これに水酸化ナトリウムを添
加して液pHを4゜5とした後、純水で100重量部と
した。 以上の条件で連続200版通版しても、実施例1と同様
にリンス槽に異常なカスやゲルを生ずることなく、また
製版した全ての印刷版に於て非画像部汚れ等の故障は観
られなかった。 実施例5 実施例1で作製した印刷版用支持体表面処理面に、下記
の光導電層組成物を実施例1と同条件塗布して電子写真
平版印刷版を作成した。 光導電層塗液4組成 スチレン/マレイン酸モノオクチルエステル共重合体 
(モル比60:40)   −18重量部無金金属タロ
シアニン        4重量部キシレン     
        40重量部オキソラン       
     20重量部2−プロパツール       
  18重量部註)マレイン酸のpKaは5.38であ
る。 次に、下記に示す様な溶出液、水洗液、及びリンス液に
より製版処理を行なった。 2)溶出液3組成 モノエタノールアミン トリエタノールアミン ベンジルアルコール ED、TA−48 水酸化カリウム 純水 3)水洗液31FB成 ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム0.15重量%水
溶液(20dm3)を水洗槽に仕込み、A2サイズ印刷
版10版処理する毎に5重量%アラニ重量部 重量部 重量部 3重量部 重量部 7重量部 ン水溶液401を添加した。 4)リンス液5組成(20dm”) こはく酸           0.5  重量部くえ
ん酸           0.4  重量部リン酸二
水素カリウム     0.5   重量部ソルビタン
モノラウレート  0.05重量部これに水酸化ナトリ
ウムを添加して液pt−iを5゜8とした後、純水で1
00重量部とした。 以上の条件で連続200版通版しても、実施例1と同様
にリンス槽に異常なカスやゲルを生ずることなかった。 比較例2 実施例5で用いたリンス液5の代わりに同様の酸組成に
て水酸化ナトリウムを添加して液pHを4.0とした液
(リンス液6)を用いた他は全て実施例5と同条件で処
理したところ、40版を越えた当たりからリンス液に不
溶物が浮遊しはじめ、遅くとも50版目には印刷版非画
像部にこの不溶物が付着して、その部分に印刷汚れが発
生した。 実施例6 実施例1で作製した印刷版用支持体表面処理面に、下記
の光導電層組成物を実施例1と同条件塗布して電子写真
平版印刷版を作成した。 光導電層塗液5組成 ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(モル
比70:30)    18重量部無金金属タロシアニ
ン        4重量部メチルセロソルブアセテー
ト    60重量部2−プロパツール       
  18重量部註)メタクリル酸のpKaは4.66で
ある。 次に、下記に示す様な溶出液、水洗液、及びリンス液に
より製版処理を行なった。 2)溶出液4組成 珪酸カリウム            4重量部エタノ
ール            10重量部水酸化カリウ
ム           1重量部純水       
        85重量部3)水洗液3組成 ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム0.15重量%水
溶液(20dm3)を水洗槽に仕込み、A2サイズ印刷
版10版処理する毎に5重量%グリシン水溶液40m1
を添加した。 4)リンス液7組成(20dm”) くえん酸           0. 8  重量部リ
ン酸二水素アンモニウム   0.5  重量部ソルビ
タンモノラウレート   0.05重量部これに水酸化
カリウムを添加して液pHを5. 0とした後、純水で
100重量部とした。 以上の条件で連続200版通版しても、実施例1と同様
にリンス槽に異常なカスやゲルを生ずることなく、また
製版した全ての印刷版に於て非画像部汚れ等の故障は発
生しなかった。 比較例3 実施例6で用いたリンス液7の代わりに同様の酸組成に
て水酸化カリウムを添加して液pHを3゜5とした液(
リンス液8)を用いた他は全て実施例6と同条件で処理
したところ、30版を越えた当たりからリンス液に不溶
物が浮遊しはじめ、遅くとも50版目には印刷版非画像
部にこの不溶物が付着して、印刷汚れが発生した。
【発明の効果】
本発明の方法により、リンス液中に不溶解物を発生させ
ることなく、それにより長期間安定した処理を行なえる
様になった。このため、本発明により得られた電子写真
平版印刷版を用いると、印刷汚れ等の不都合を生じるこ
となく、多数枚の印刷が可能となった。 手続補正書(師) 平成 2年 8月23日 1、事件の表示平成 2年特許願第 98660号2、
発明の名称 電子写真平版印刷版の製版方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の白玉丁目4番2号連
絡先 〒125東京都葛飾区東金町−丁目4番1号三菱
製紙株式会社 特許部 (1)明細書の第10頁、第17行。 「リン酸、及びポリリン酸、」を 「リン酸、ポリリン酸」に訂正。 (2)同、第14頁、第13行。第15頁第20行。及
び第16頁、第4.5行。 「水洗液」を「リンス液」に訂正。 (3)同、第26頁、第19行。 「ヘテロ糖類等」を 「ヘテロ多糖類等」に訂正。 (4)同、第59頁、第5行。 「0.5 重量」を「0.5重量部」に訂正。 (5)同、第59頁、第6行。 「部ソルビタンモノラウレート」を 「ソルビタンモノラウレート」に訂正。 (6)同、第60頁、第19行。 「3)水洗液3組成」を 「3)水洗液4組成」に訂正。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性支持体上に少なくとも光導電性化合物と結着
    樹脂とからなる光導電層を有する電子写真平版印刷版に
    、電子写真方式によりトナー画像を形成させ、次いで自
    動溶出機を用いてアルカリ性溶出液と接触させて非画像
    部を可溶化させた後に、水洗処理及びそれに続きリンス
    処理を行なう電子写真平版印刷版の製版方法に於て、該
    結着樹脂を構成する単量体に少なくともカルボキシル基
    を有する単量体を含み、且つカルボキシル基を有する単
    量体の酸解離定数(pKa)の最高値以上に液pHが調
    整されたリンス液を用いて製版することを特徴とする電
    子写真平版印刷版の製版方法。 2、該リンス液が多塩基酸を含有し、且つ液のpHが7
    以下である請求項1記載の電子写真平版印刷版の製版方
    法。 3、該多塩基酸が、少なくとも4.5〜6.0に酸解離
    定数(pKa)を有する請求項2記載の電子写真平版印
    刷版の製版方法。 4、該リンス液が更に、イソチアゾロン系、酸エステル
    系、及びフェノール系から選ばれた防腐剤及び殺菌剤の
    少なくとも1種を含有する請求項12、又は3記載の電
    子写真平版印刷版の製版方法。
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