JPH03295688A - 熱転写色素供与材料 - Google Patents

熱転写色素供与材料

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JPH03295688A
JPH03295688A JP2096289A JP9628990A JPH03295688A JP H03295688 A JPH03295688 A JP H03295688A JP 2096289 A JP2096289 A JP 2096289A JP 9628990 A JP9628990 A JP 9628990A JP H03295688 A JPH03295688 A JP H03295688A
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JP
Japan
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dye
layer
thermal transfer
color
water
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JP2096289A
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Toshiaki Aono
俊明 青野
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱移行性色素を用いた熱転写法に用いる熱転写
色素供与材料に関するものであり、特に多数回の転写記
録に好適な熱転写色素供与材料に関するものである。
(従来の技術) 近年、情報産業の急速な発展に伴い、種々の情報処理シ
ステムが開発され、またそれぞれの情報処理システムに
適した記録方法および装置も開発、採用されている。こ
のような記録方法の一つとして熱転写記録方法は、使用
する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく、操作性、
保守性にも優れており、カラー化も容易であり、最近広
く使用されている。この熱転写記録方法には大きく分け
て熱溶融型と熱移行型の2種類がある。後者の方法は支
持体上にバインダーと熱移行性色素を含有する色素供与
層を有する熱転写色素供与材料を熱転写受像材料と重ね
合わせて、色素供与材料の支持体側から熱印加し、熱印
加したパターン状に熱移行性色素を記録媒体(熱転写受
像材料)に転写させて転写像を得る方法である。
なお、ここで熱移行性の色素とは、昇華または媒体中で
の拡散により熱転写色素供与材料から熱転写受像材料へ
転写しうる色素をいう。
上記の熱移行型熱転写法に用いられる色素供与材料にお
いて、支持体上に設けられるインク層を、熱転写する機
能を有する比較的薄い表面層(転写寄与層としてのイン
ク層)と該表面層に色素を拡散供給する機能を有する層
(色素供給層としてのインク層)とに機能分離させた二
層以上の複数構成とすることにより、多数回転写可能な
熱転写色素供与材料を得る技術が、特開平1−1101
94号、同1−263084号、同1−272488号
等に記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この熱移行型の熱転写記録方法に用いられる複
数インク層構成の熱転写色素供与材料には次のような課
題がある。
■上記の機能分離した二層以上のインク層のそれぞれの
機能をより良好に発現するためには、色素供給層として
のインク層(以下Fb1層という)の色素濃度が転写寄
与層としてのインク層(以下ra1層という)の色素濃
度よりも高い程好ましい。
何故ならば、多数回転写を行っても常に一定の転写濃度
を有しているためには、(a)層の色素濃度を常に一定
にしとおくことか好ましい、そのためには転写によって
減少した(a)層の色素が〔51層より補給される必要
があるからである。
該インク層の塗布液は有機溶剤系の場合、積層して設け
る際に該色素濃度差のあるインク層間で色素の拡散が起
こり易く、十分な濃度差をつけにくいという課題があっ
た。従っ、て多数回転写により転写濃度が低下してくる
という問題があった。
■上記複数層構成の熱移行性色素供与材料において用い
られる色素は有機溶剤可溶性であり、供与層の塗布液も
有機溶剤系である。また、製造に使用した装置、容器な
どの洗浄も有機溶剤で行う必要がある。従って、塗布液
調製装置、塗布装置等には防爆設備が必要であり、また
有機溶剤は水に比べて高価であるため、製造コストが大
きくなるという課題の他に、作業者の健康管理上にも問
題がある。
゛このように、従来の有機溶剤系の複数層構成の熱転写
色素供与材料は製造適性の点で種々の問題がある。
従って、多数回転写しても転写濃度が高く、かつ製造適
性の改良された熱転写色素供与材料の開発が強く望まれ
ていた。
(課題を解決するための手段) 上記の諸課題は、支持体上に、熱移行性色素を含有する
色素供与層を少なくとも二層設けた熱転写色素供与材料
において、該色素供与層のうちの少なくとも一層が熱移
行性色素を含む熱可塑性樹脂を水溶性バインダー中に分
散した層であることを特徴とする熱転写色素供与材によ
って解決された。
本発明では、従来のように熱移行性色素を有機溶剤塗布
するのではなく、複数の色素供与層のうちの少なくとも
一層において、好ましくは全層において、熱移行性色素
を含む熱可塑性樹脂を水溶性バインダーの中に分散させ
て塗布するため、支持体上に積層した色素供与層間での
色素の拡散がおこりにくくなり、色素供与層間で色素の
濃度差をつけやすくなり、多数回転写しても充分に良好
な転写濃度を達成できることが判った。
また、熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂を水溶性バイン
ダーの中に分散させて塗布するため、水を溶剤とした塗
布ができ、爆発の危険性がなく、製造コストが格段に低
下し、かつ作業者の健康に及ぼす悪影響も非常に低くな
る。しかも本発明のように熱可塑性樹脂中に溶解され、
更にそれを水溶性バインダー中に分散して担持された熱
移行性色素は、熱転写により充分に拡散し転写濃度の特
に高い画像を形成できるということは全く予想外のこと
であった。しかも、本発明の熱転写色素供与材料を用い
ると熱融着を起こしにくいことも判った。
また、2層以上の色素供与層を全て上記の如く水溶性バ
インダーに分散させた層とすると、従来の有機溶側塗布
液では塗布−乾燥工程を多数回くり返さなければならな
かったが、本発明の熱移行性色素塗布液は水溶性バイン
ダー溶液であり、同時重層塗布が可能となり、製造工程
の短縮と製造コストの低下という更なる利点を有するこ
ととなる。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の熱転写色素供与材料は、支持体上に熱移行性の
色素を含有する色素供与層を少な(とも二層有する熱転
写色素供与材料であって、熱印加したパターン状に色素
を熱転写受像材料の受像層に移行させて記録を行うため
の転写寄与層としての色素供与層([81層)と、更に
核層に熱移行性色素を拡散供給するための色素供給層と
しての色素供与層([b1層)とを少なくとも有するも
のである。
本発明の熱転写色素供与材料は、上記少なくとも二層の
色素供与層のうちの少なくとも一層が熱移行性色素を含
む熱可塑性樹脂を水溶性バインダー中に分散して担持し
ていることを特徴とする。
色素供与層が三層以上存在する場合にも、そのうちの少
なくとも一層(例えば三層構成のうちの中間層)に上記
水溶性バインダーを適用することにより、上記目的が達
成される。また、全色素供与層に水溶性バインダーを適
用することにより、前記の如く同時多層塗布が可能にな
る。
本発明に従う上記複数層構成の熱転写層の形成に有用で
ある色素としては、従来熱転写色素供与材料に使用され
ている色素はいずれも使用できるが、本発明で特に好ま
しいものは、約150〜800程度の小さい分子量を有
するものであり、転写温度、色相、耐光性、低沸点有機
溶媒への溶解性、水溶性バインダー中での分散性などを
考慮して選択される。
具体的には、例えば分散染料、塩基性染料、油溶性染料
などが挙げられるが、とりわけ、スミカロンイエローE
4GL、ダイアニクスイエローH2G−FS。
ミケトンポリエステルイエロー3GSL、カヤンセトイ
エロー937、スミカロンレッドEFBL、ダイアニク
スレッドACE 、  ミケトンポリエステルレッドF
B、カヤセットレッド126、ミケトンファストブリリ
アントブルーB、カヤセットブルー136などが好適に
用いられる。その他にも公知の熱移行性色素を用いるこ
とができる。
また特開昭59−78895号、同60−28451号
、同60−28453号、同60−53564号、同6
1−148096号、60−239290号、同60−
31565号、同60−30393号、同60−535
65号、同60−27594号、同61−262191
号、同60−152563号、同61−244595号
、62−196186号、同63142062号、63
−39380号、同62−290583号、同6311
1094号、同63−111095号、同63−122
594号、同63−71392号、同63−74685
号、同63−74688号、特願昭63−51285号
(下記の一般式で表わされる色素を記載。
2 式中、R3は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、アルコキシカルボニル基、シアノ基またはカ
ルバモイル基を表し、R2は水素原子、アルキル基また
はアリール基を表し、R1はアリール基またはヘテリル
基を表し、R4及び6は、同じでも異なってもよく、各
々水素原子またはアルキル基を表す。上記の置換基は更
に置換されていてもよい。)等に記載のイエロー色素、 特開昭60−223862号、同60−28452号、
同60−31563号、同59〜78896号、同60
−31564号、同60−303391号、同61−2
27092号、同61−227091号、同60303
92号、同60−30694号、同60−131293
号、同61−227093号、同60−159091号
、同61−262190号、同62−33688号、同
63−5992号、同61−12392号、同62−5
5194号、同62−297593号、同63−746
85号、同6374688号、同62−97886号、
同62−132685号、同61−163895号、同
62−211190号、同62−99195号、特願昭
62−220793号(下記の一般式で表わされる色素
を記載。
ウレイド基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコ
キシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基
、スルホニル基、アシル基またはアミノ基を表し、R3
及びR4は各々、アルキル基、シクロアルキル基、アラ
ルキル基またはアリール基を表す、 RffとR1は互
いに結合して環を形成してもよく、またR2とR1、R
2とR4が結合して環を形成してもよい。nは0〜3の
整数を表す。X、Yおよs びZは一占=または窒素原子を表す(R5は水素原子、
アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはアミノ基
を表す)。またXとYが、あるR1 式中、R+及びR2は各々、水素原子、ハロゲン原子、
アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリー
ル基、アリールオキシ基、アラルキル基、シアノ基、ア
シルアミノ基、スルホニルアミノ基、いし不飽和炭素環
を形成してもよい、上記の置換基はさらに置換されてい
てもよい。)等に記載のマゼンタ色素、 特開昭59−78894号、同60−31559号、同
60−53563号、同61−19396号、同61−
22993号、同61−31467号、同61−359
94号、同61−49893号、同61−57651号
、同62−87393号、同63−15790号、同6
3−15853号、同6357293号、同63−74
685号、同63−74688号、同59227490
号、同59−227493号、同59−227948号
、同60−131292号、同60−131294号、
同60−151097号、同60−151098号、同
60−172591号、同60−217266号、同6
0−239289号、陶60−239291号、同60
−239292号、同61−148269号、同61−
244594号、同61−255897号、同61−2
84489号、同61−368493号、同62−13
2684号、同62−138291号、同62−191
191号、同62−255187号、同62−2886
56号、同62−311190号、同63−14408
9号、特願昭62−176625号(下記の一般式で表
わされる色素を記載。
式中、Q、は少なくとも1個の窒素原子を含み、結合す
る炭素原子と共に5員環以上の含窒素複素環を形成する
に必要な原子群を表し、R1はアシル基またはスルホニ
ル基を表し、R2は水素原子または炭素数1〜6の脂肪
族基を表し、R3は水素原子、ハロゲン原子、アルコキ
シ基または炭素数1〜6の脂肪族基を表し、R4はハロ
ゲン原子、アルコキシ基または炭素数1〜6の脂肪族基
を表し、nはθ〜4の整数を表す。R8はR1もしくは
R2またはR4と結合して環を形成してもよい。R2お
よびR4は水素原子、炭素数1〜6の脂肪族基または芳
香族基を表す。R6とR8は互いに結合して環を形成し
てもよい、またR2および/またはR6はR4と結合し
て環を形成してもよい、)等に記載のシアン色素も好適
に用いられる。
熱転写色素供与材料の色素供与層中、特にrb1層中に
は、色素の拡散助剤あるいは溶解助剤として高沸点有機
溶剤または熱溶剤を含有させることができる。
高沸点有機溶剤としては、特開昭59−83154号、
同59−178451号、同59−178452号、同
59−178453号、同59−178454号、同5
9−178455号、同59−178457号等に記載
されているような、エステル類(例えばフタル酸エステ
ル薯、リン酸エステル類、脂肪酸エステル類)、アミド
I(例えば脂肪酸アミド類、スルホアミド類)、エーテ
ル類、アルコール類、パラフィン類、シリコーンオイル
類などの化合物が挙げられる。
熱溶剤としては、■色素と相溶性があること、■常温で
は固体であるが、転写時サーマルヘッドによって加熱さ
れたときに融解(他の成分との混合融解でもよい)する
こと、■サールマルヘッドによる加熱によって分解しな
いこと、といった諸性質を有する化合物が用いられる。
好ましくは35〜250°C2特に35〜200℃の融
点を示し、(無機性/有機性)値〈1.5である化合物
が好ましい。
ここで無機性、有機性とは化合物の性状を予測するため
の概念であり、詳細は例えば「化学の領域」■、719
頁(1957)に記載されている。
高沸点有機溶剤および熱溶剤の具体例としては、特開昭
62−174754号、同62−245253号、同6
1−209444号、同61−200538号、同62
−8145号、同629348号、同62−30247
号、同62−136646号に記載の化合物を挙げるこ
とができる。
高沸点有機溶媒および/または熱溶剤は色素供与層中に
ミクロに溶解または分散された形態で単独で用いること
もできるが、熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂と混合し
て用いることもできる。
また、上記の高沸点有機溶剤は、スヘリ性、剥離性、カ
ールバランス等の改良の目的で使用してもよい。
本発明の熱転写色素供与材料の少なくとも一つの色素供
与層は、熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂を水溶性バイ
ンダーに分散して担持する構成をとっている。この場合
に用いられる水溶性バインダーとしては公知の種々の水
溶性ポリマーを使用しうるが、硬膜剤により架橋反応し
うる基を有する水溶性のポリマーが好ましい。
本発明に用いられる水溶性ポリマーとしては、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、変性ポリビニル
アルコール等のビニルポリマーおよびその誘導体(特開
昭60−145879号、同60−220750号、同
61−143177号、同61−235182号、同6
1245183号、同61−237681号、同61−
261089号参照); ポリアクリルアミド、ポリジメチルアクリルアミド、ポ
リジメチルアミノアクリレート、ポリアクリル酸または
その塩、アクリル酸−メタクリル酸共重合体またはその
塩、ポリメタクリル酸またはその塩、アクリル酸−ビニ
ルアルコール共重合体またはその塩等のアクリル基を含
むポリマー(特開昭60−168651号、同62−9
988号参照);でんぷん、酸化でんぷん、酢酸でんぷ
ん、アミンでんぷん、カルボキシルでんぷん、ジアルデ
ヒドでんぷん、カチオンでんぷん、デキストリン、アル
ギン酸ソーダ、ゼラチン、アラビアゴム、カゼイン、プ
ルラン、デキストラン、メチルセルロース、エチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの天
然ポリマーまたはその誘導体(特開昭59−17438
2号、同60−262685号、同61−143177
号、同61−181679号、同61−193879号
、同61−287782号参照);ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルメチルエ
ーテル、マレイン酸酢酸ビニル共重合体、マレイン酸−
N−ビニルピロリドン共重合体、マレイン酸−アルキル
ビニルエーテル共重合体、ポリエチレンイミンなどの合
成ポリマー(特開昭61−32787号、同61−23
7680号、同61−277483号参照);および特
開昭56−58869号に記載の水溶性ポリマーなどを
挙げることができる。
また、so:le基、coo e基、SO□θ基等ヲ含
ムモノマー成分により水可溶化された種々の共重合体も
使用できる。
水溶性バインダーにゼラチンを使用することはセット乾
燥できるため乾燥負荷が格段に少ないので特に好ましい
。具体的には、石灰処理ゼラチン、脱カルシウム処理し
た石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、フタル化ゼラチ
ン、アセチル化ゼラチン、コハク化ゼラチンなどのゼラ
チンおよびその誘導体、Bull、 Soc、 Pho
t、 Japan、 No、16. p30(1966
)に記載されているような酵素処理ゼラチン、ゼラチン
の加水分解物や酵素分解物を挙げることができる。
これらの水溶性ポリマーは1種のみを用いてもよいし、
2種以上組み合わせて使用してもよい。
熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂を水溶性バインダー中
に分散する方法としては、疎水性物質を水溶性ポリマー
に分散する際の公知の分散方法のいずれもが使用できる
0代表的には、熱可塑性樹脂を水と非混和性の低沸点有
機溶剤に溶解した液に熱移行性色素を溶解し、これを水
溶性バインダーの水溶液と混合して乳化分散する方法が
ある。
該低沸点有機溶媒としては、酢酸エチル、酢酸n−フロ
ビル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル
、トルエン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、ジエチルケトン、プロピオン酸エチル、β−エト
キシエチルアセテート、メチルセロソルブアセテート、
シクロヘキサノン等が挙げられる。
各色素供与層で用いる熱移行性色素/熱可塑性樹脂の使
用量(重量比)は、通常0.1〜20、好ましくは0.
3〜10、特に好ましくは0.5〜6であり、(色素+
熱可塑性樹脂)/水溶性バインダーの使用量(重量比)
は通常0.5〜20、好ましくは1〜10、特に好まし
くは2〜6である。
(b)層における色素/および熱可塑性樹脂の比及び(
色素+熱可塑性樹脂)/水溶性バインダーの比は(a)
層におけるそれよりも大きく、好ましくは2倍以上特に
好ましくは3倍以上にするとよい。
また(b)層の色素の塗布量は(a)層の2倍以上好ま
しくは5倍以上であり、また(b)層の塗布膜厚(乾膜
)は(a)層より厚く、好ましくは2倍以上である。
本発明の色素供与材料において各色素供与層の厚みは上
記(a)層は0.1〜0.3u、とくに0.2〜2μ、
上記(b)層は0.5〜20μ、更に1〜10μ、とく
に1〜5μであることが好ましい。
このようにして得られた分散液を支持体の一方に、又は
既に塗布された色素供与層上に、塗布(場合により重層
塗布)することにより、本発明に従う色素供与層を得る
ことができる。
また、上記の熱溶剤もrb1層に適用すると、 [bj
層に含有させるべき色素濃度を高めることができ、また
加熱時に[a1層への色素拡散を容易にできるため、好
ましい。
本発明の熱転写色素供与材料は、従来の如き、バインダ
ー樹脂として熱移行性色素に対して溶解性及び/又は拡
散性を有するポリマーを色素とともに含有する色素供与
層を含有していてもよい。
かかる色素供与層は、前記熱色素供与層とバインダー樹
脂とを適当な溶剤中に溶解又は分散させて塗布液を調製
し、これを従来公知の熱転写色素供与材料用の支持体の
一方の面に、又は既に塗布した色素供与層の上に塗布乾
燥して得ることができる。
一方、上記の色素と共に用いるバインダー樹脂としては
、このような目的に従来公知であるバインダー樹脂のい
ずれも使用することができ、通常耐熱性が高く、しかも
加熱された場合に色素の移行を妨げないものが選択され
る。例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート、ポリアクリル
アミド、ポリスチレン−アクリロニトリル)、ポリビニ
ルピロリドンを始めとするビニル系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂(例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体)、
ポリカーボネート系IIA脂、ポリスチレン、ポリフェ
ニレンオキサイド、セルロース系樹脂(例えばメチルセ
ルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、セルロースアセテート水素フタレート、酢酸セル
ロース、セルロースアセテートプロピオネート、セルロ
ースアセテートブチレート、セルローストリアセテート
)、ポリビニルアルコール系樹脂(例えばポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラールなどの部分ケン化ポリ
ビニルアルコール)、石油系樹脂、ロジン誘導体、クマ
ロン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン)などが
用いられる。
このようなバインダー樹脂は、例えば色素100重量部
当たり約80〜600重量部の割合で使用するのが好ま
しい。
本発明において、上記の色素およびバインダー樹脂を溶
解または分散するためのインキ溶剤としては、従来公知
のインキ溶剤が自由に使用できる。
熱転写色素供与材料の支持体としては従来公知のものが
いずれも使用できる0例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリカーボネート、グラシン紙、コン
デンサー紙、セルロースエステル、弗素ポリマー、ポリ
エーテル、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリイミ
ド、ポリフェニレンサルファイド、ポリプロピレン、ポ
リスルフォン、セロファン等が挙げられる。
熱転写色素供与材料の支持体の厚みは、一般に2〜30
−である。必要に応じて下塗り層を付与してもよい。ま
た、親水性のポリマーよりなる色素の拡散防止層を支持
体と色素供与層の中間に設けてもよい。これによって転
写濃度が一層向上する。
親水性のポリマーとしては、前記した水溶性ポリマーを
用いることができる。
また、サーマルヘッドが色素供与材料に粘着するのを防
止するためにスリッピング層を設けてもよい、このスリ
ッピング層はポリマーバインダーを含有したあるいは含
有しない潤滑物質、例えば界面活性剤、固体あるいは液
体潤滑剤またはこれらの混合物から構成される。
色素供与層は、印字したときに所望の色相を転写できる
ように色素を選択し、必要に応じて、色素の異なる2層
以上の色素供与層を一つの熱転写色素供与材料に並べて
形成されていてもよい0例えば、分色信号に応じて各色
の印字を繰り返してカラー写真のような画像を形成する
ときは、印字したときの色相がシアン、マゼンタ、イエ
ローの各色であることが望ましく、このような色相を与
える色素を含有する3つの色素供与層を並べる。
あるいは、シアン、マゼンタ、イエローに加えて更にブ
ラックの色相を与える色素を含有する色素供与層を追加
してもよい。なお、これら色素供与層の形成の際にいず
れかの色素供与層の形成と同時に位置検出用のマークを
設けると、色素供与層形成とは別のインキや印刷工程を
要しないので好ましい。
一方、熱転写受像材料には色素の受像層が設けられる。
この受像層は、転写の際に熱転写色素供与材料から移行
してくる熱移行性色素を受は入れ、熱移行性色素が染着
する働きを有している色素受容性物質よりなる層又は該
色素受容性物質を水溶性バインダー中に分散して担持し
ているものである。
色素受容性物質の代表例である色素受容性ポリマーとし
ては次のような樹脂が挙げられる。
(イ)エステル結合を有するもの テレフタル酸、イソフタル酸、コハク酸などのジカルボ
ン酸成分(これらのジカルボン酸成分にはスルホン基、
カルボキシル基などが置換していてもよい)と、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールAな
どとの縮合により得られるポリエステル樹脂;ポリメチ
ルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリメ
チルアクリレート、ポリブチルアクリレートなどのポリ
アクリル酸エステル樹脂またはボリメタクリル酸エステ
ル樹脂;ボリカーボネー1−樹脂;ポリ酢酸ビニル樹脂
;スチレンアクリレート樹脂;ビニルトルエンアクリレ
ート樹脂など、具体的には特開昭59−101395号
、同63−7971号、同63−7972号、同63−
7973号、同60−294862号に記載のものを挙
げることができる。また、市販品としては東洋紡製のバ
イロン290、バイロン200、バイロン2801バイ
ロン300、バイロン103、バイロンGK−140、
バイロンGK−130、花王製のATR−2009、A
TR−2010、互応化学製のプラスコートZ−466
、Z−448、Z−455、Z−461、Z−767、
Z−771、高松油脂型のペスレジンA−1243、^
−2141、A〜2151、大日本インキ製のファイン
チック久ES−611,ES−650、ES−670、
ES−675、ES−850等が使用できる。
(ロ)ウレタン結合を有するもの ポリウレタン樹脂など。
(ハ)アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂など。
(ニ)尿素結合を有するもの 尿素樹脂など。
(ホ)スルホン結合を有するもの ポリスルホン樹脂など。
(へ)その他極性の高い結合を有するものポリカプロラ
クトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂など。
上記のような合成樹脂に加えて、これらの混合物あるい
は共重合体なども使用できる。
熱転写受像材料の受像層において、色素受容性物質をバ
インダーに分散して担持する構成の場合に用いられる水
溶性バインダーとしては、前記色素供与層に用いること
ができる水溶性バインダー及びバインダー樹脂を挙げる
ことができる。
熱転写受像材料中、特に受像層中には、色素受容性物質
として、または色素の拡散助剤として高沸点有機溶剤ま
たは熱溶剤を含有させることができる。
受像層は1層でもよいが、2層以上設けてもよい。受像
層を2層以上の層で構成する場合、支持体に近い方の受
像層にはガラス転位点の低い合成樹脂を用いたり、高沸
点有機溶剤や熱溶剤を用いて色素に対する染着性を高め
た構成にし、最外層にはガラス転位点のより高い合成樹
脂を用いたり、含フツ素化合物を用いたり、高沸点有機
溶剤や熱溶剤の使用量を必要最小限にするかもしくは使
用しないで表面のヘタツキ、他の物質との接着、転写後
の色素の他物質への再転写、熱転写色素供与材料とのブ
ロッキング等の故障を防止する構成にすることが望まし
い、また最外層には後述する離型剤を使用することも望
ましい。
受像層の厚さは全体で0.5〜50−1特に3〜30μ
の範囲が好ましい。2層以上の構成の場合、最外層は0
.1〜3−1特に0.2〜1.5−の範囲にするのが好
ましい。
本発明の熱転写受像材料に用いる支持体には特に制限は
なく、知られている支持体のいずれもが使用できる。本
発明においては熱移行性色素に対する拡散性が高い材料
も支持体として使用できる。
支持体の一般的な具体例を下記に挙げる。
■合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系などの合
成紙)、■上質紙、アート紙、コート紙、キャストコー
ト紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂またはエマルジョン含
浸紙、合成ゴムラテンクス含浸祇、合成樹脂内添紙、板
紙、セルロース繊維紙、ポリオレフィンコート紙(特に
ポリエチレンで両側を被覆した祇)などの紙支持体、■
ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリスチレン、メタクリレート、ポリカーボ
ネート等の各種のプラスチックフィルムまたはシートと
このプラスチックに白色反射性を与える処理をしたフィ
ルムまたはシートなど。
また、上記■〜■の任意の組合せによる積層体も使用で
きる。
この中でもポリオレフィンコート紙は熱転写時の加熱に
よる凹状の変形を起こさないこと、白色度に優れること
、カールが少ないことなどの特長を有しているので好ま
しい。
ポリオレフィンコート紙については、例えば日本写真学
会績「写真工学の基礎(銀塩写真線)」(コロナ社発行
、1979)  223〜240頁に記述されている、
このポリオレフィンコート紙は基本的には支持シートと
その表面にコートされたポリオレフィン層からなるもの
である。支持シートは合成樹脂以外のものからなり、−
船釣には上質紙が用いられる。ポリオレフィンコートは
支持シートの表面にポリオレフィン層が密着すればどん
な方法で設けられてもよいが、通常はエクストルージョ
ン法によって塗設される。ポリオレフィンコート層は支
持シートの受像層を設ける側の表面にだけ設けてもよい
が、表裏両面に設けてもよい。使用されるポリオレフィ
ンとしては高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、
ポリプロピレンなどがあるが、いずれを用いてもかまわ
ない。但し、転写時の断熱効果から考えて、受像層を設
ける側はより熱伝導性の低い低密度ポリエチレンを用い
るのが好ましい。
ポリオレフィンコートの厚みは特に制限はないが、通常
は片面で5〜100−が好ましい。但し、より高い転写
濃度を得るためには受像層側のポリオレフィンコートの
厚みは薄い方が好ましい。
ポリオレフィンコートには白色度を増すための酸化チタ
ンや群青などの顔料や充填剤を加えてもよい。またポリ
オレフィンコート紙はその表面(受像層を設ける側およ
び/またはその裏面)に0.05〜G、4g/n(程度
の薄いゼラチン層を設けたものでもよい。
本発明の熱転写受像材料は、支持体と受像層との間に水
溶性バインダーを含有したあるいは含有しない中間層を
有してもよい。
中間層は構成する材質により、クツション層、多孔層、
色素の拡散防止層のいずれか又はこれらの2つ以上の機
能を備えた層であり、場合によっては接着剤の役目も兼
ねている。
色素の拡散防止層は、特に熱移行性色素が支持体に拡散
するのを防止する役目を果たすものである。この拡散防
止層を構成するバインダーとしては、水溶性でも有機溶
剤可溶性でもよいが、水溶性のバインダーが好ましく、
その例としては前述の受像層のバインダーとして挙げた
水溶性バインダー、特にゼラチンが好ましい。
多孔層は、熱転写時に印加した熱が受像層から支持体へ
拡散するのを防止し、印加された熱を有効に利用する役
目を果す層である。
多孔層のバインダーとして水溶性ポリマーを用いる場合
には、■水溶性ポリマーに多孔質の微粒子を分散させ塗
布乾燥する、■機械的な撹はんにより気泡を発生させた
水溶性ポリマーの液を塗布乾燥する、■発泡剤を加えた
水溶性ポリマーの液を塗布前に発泡させて塗布するかま
たは塗布乾燥過程で発泡させる、■水溶性ポリマー溶液
中に有機溶剤(好ましくは水より沸点の高い溶剤)を乳
化分散し、塗布乾燥する過程でミクロボイドを形成する
等の方法で形成することができる。
多孔層として有機溶剤可溶性のバインダーを用いる場合
には、■ポリウレタン等の合成樹脂エマルジョン、メチ
ルメタクリレート−ブタジェン系等の合成ゴムラテック
スを機械的に撹はんして気泡を発生させた液を支持体上
に塗布し乾燥させる、■上記合成樹脂エマルジョンまた
は合成ゴムラテックスに発泡剤を混合した液を支持体上
に塗布し乾燥させる、■塩ビプラスチゾル、ポリウレタ
ン等の合成樹脂またはスチレン−ブタジェン系等の合成
ゴムに発泡剤を混合した液を支持体上に塗布し加熱する
ことにより発泡させる、■熱可塑性樹脂または合成ゴム
を有機溶剤に溶解した溶液と該有機溶剤に比べ蒸発しに
くく該有機溶剤に対し相溶性含有しかつ熱可塑性樹脂ま
たは合成ゴムに対して溶解性を有しない非溶剤(水を主
成分とするものを含む)との混合液を支持体上に塗布し
乾燥させミクロポーラス層を形成するなどの方法を用い
ることができる。
中間層は、受像層が支持体の両面にある場合は両面に設
けてもよいし、片面のみに設けてもよい。
中間層の厚みは0.5〜50n、特に1〜20虜が好ま
しい。
本発明の熱転写受像材料を構成する受像層、クツション
層、多孔層、拡散防止層、接着層等には、シリカ、クレ
ー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオラ
イト、酸化亜鉛、リトボン、酸化チタン、アルミナ等の
微粉末を含有させてもよい。
熱転写受像材料には蛍光増白剤を用いてもよい。
その例としては、K、Veenkataraman 1
3 rTheChemistry of 5ynthe
tic Dyes」第5巻第8章、特開昭61−143
752号などに記載されている化合物を挙げることがで
きる。より具体的には、スチルベンゼン系化合物、クマ
リン系化合物、ビフェニル系化合物、ベンゾオキサシリ
ル系化合物、ナフタルイミド系化合物、ピラゾリン系化
合物、カルボスチリル系化合物、2.5−ジベンゾオキ
サゾールチオフェン系化合物などが挙げられる。
蛍光増白剤は退色防止剤と組み合わせて用いることがで
きる。
本発明において、熱転写色素供与材料と熱転写受像材料
との離型性を向上させるために、色素供与材料および/
または受像材料を構成する層中、特に好ましくは両方の
材料が接触する面に当たる最外層に離型剤を含有させる
のが好ましい。
離型剤としては、ポリエチレンワックス、アミドワンク
ス等の固形あるいはワンクス状物質;リン酸エステル系
等の界面活性剤;パラフィン系、フッ素系及びシリコー
ン系のオイル類または固形微粒子等、従来公知の離型剤
がいずれも使用できるが、特にシリコーンオイルが好ま
しい。
シリコーンオイルとしては、無変性のもの以外にカルボ
キシ変性、アミノ変性、ポリエーテル変性、アルキル変
性、エポキシ変性等の変性シリコーンオイルを用いるこ
とができる。その例としては、信越シリコーン■発行の
「変性シリコーンオイル」技術資料の6〜18B頁に記
載の各種変性シリコーンオイルを挙げることができる。
本発明に用いる熱転写色素供与材料および熱転写受像材
料を構成する層は硬膜剤によって硬化されていてもよい
有機溶剤系のポリマーを硬化する場合には、特開昭61
−199997号、同58−2153.98号等に記載
されている硬膜剤が使用できる。ポリエステル樹脂に対
しては特にイソシアネート系の硬膜剤の使用が好ましい
水溶性ポリマーの硬化には、米国特許第4,678゜7
39号第41欄、特開昭59−116655号、同62
−245261号、同61−18942号等に記載の硬
膜剤が使用に適している。
より具体的には、アルデヒド系硬膜剤(ホルムアルデヒ
ドなど)、アジリジン系硬膜剤、エボキなど)、ビニル
スルホン系硬膜剤(N、N’−エチレン−ビス(ビニル
スルホニルアセタミド)エタンなど)、N−メチロール
系硬膜剤(ジメチロール尿素など)、あるいは高分子硬
膜剤(特開昭62−234157号などに記載の化合物
)が挙げられる。
熱転写色素供与材料や熱転写受像材料には退色防止剤を
用いてもよい。退色防止剤としては、例えば酸化防止剤
、紫外線吸収剤、あるいはある種の金属錯体がある。
酸化防止剤としては、例えばクロマン系化合物、クマラ
ン系化合物、フェノール系化合物(例えばヒンダードフ
ェノール類)、ハイドロキノンfb’L体、ヒンダード
アミン誘導体、スピロインタン系化合物がある。また、
特開昭61−159644号記載の化合物も有効である
紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系化合物(
米国特許第3,533,794号など)、4−チアゾリ
ドン系化合物(米国特許第3,352,681号など)
、ヘンシフエノン系化合物(特開昭56−2784号な
ど)、その他特開昭54−48535号、同62−13
6641号、同61−88256号等に記載の化合物が
ある。また、特開昭62−260152号記載の紫外線
吸収性求すマーも有効である。
金属錯体としては、米国特許第4,241,155号、
同第4,245,018号第3〜36欄、同第4.25
4,195号第3〜8欄、特開昭62−174741号
、同61−88256号(27)〜(29)頁、特願昭
62−234103号、同62−31096号、同62
−230596号等に記載されている化合物がある。
有用な退色防止剤の例は特開昭62−215272号(
125)〜(137)頁に記載されている。
受像材料に転写された色素の退色を防止するための退色
防止剤は予め受像材料に含有させておいてもよいし、色
素供与材料から転写させるなどの方法で外部から受像材
料に供給するようにしてもよい。
上記の酸化防止側、紫外線吸収剤、金属錯体はこれら同
士を組み合わせて使用してもよい。
熱転写色素供与材料や熱転写受像材料にはマット剤を用
いることができる。マット剤としては二酸化ケイ素、ポ
リオレフィンまたはポリメタクリレートなどの特開昭6
1−88256号(29)頁記載の化合物の他に、ベン
ゾグアナミン樹脂ビーズ、ポリカーボネート樹脂ビーズ
、AS樹脂ビーズなどの特開昭63−274944号、
同63−274952号記載の化合物がある。
熱転写色素供与材料や熱転写受像材料の構成層には塗布
助剤、剥離性改良、スベリ性改良、帯電防止等の目的で
種々の界面活性剤を使用することができる。
例えば、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤
、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤等を用いるこ
とができる。これらの具体例は特開昭62−17346
3号、同62−183457号等に記載されている。
本発明においては、熱転写色素供与材料を熱転写受像材
料と重ね合わせ、いずれかの面から、好ましくは熱転写
色素供与材料の裏面から、例えばサーマルヘッド等の加
熱手段により画像情報に応した熱エネルギーを与えるこ
とにより、色素供与層の色素を熱転写受像材料に加熱エ
ネルギーの大小に応じて転写することができ、優れた鮮
明性、解像性の階調のあるカラー画像を得ることができ
る。
加熱手段はサーマルヘッドに限らず、レーザー光(例え
ば半導体レーザー)、赤外線フラッシュ、熱ペンなどの
公知のものが使用できる。
本発明において、熱転写色素供与材料は熱転写受像材料
と組合せることにより、熱転写方式の各種プリンターを
用いた印字、ファクシミリ、あるいは磁気記録方式、光
磁気記録方式、光記録方式等による画像のプリント作成
、テレビジョン、CRT画面からのプリント作成等に利
用できる。
熱転写記録方法の詳細については、特開昭60−348
95号の記載を参照できる。
(実施例) 以下実施例により本発明を例証する。
実施例1 (熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂の分散物Aの調製) ■液組成 10−t%ゼラチン水溶液        5gドデシ
ルヘンゼンスルホン酸ソーダ  5d(5−1%水溶液
) 水 ■e、組成 ポリビニルブチラール5000A (電気化学型) トルエン メチルエチルケトン 熱移行性色素D−1本(1) アミノ変性シリコーンオイル (信越シリコーン製、 KF857) 熱移行性色素D−1傘(1) 0d 0.5g 0  d 0  d 0.5g 0.2g ホモジナイザーを用いてI液中にH液を乳化分散して熱
移行性色素を含む熱可塑性樹脂の分散物Aを調製した。
(熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂の分散物Bの調製) I液組成 二 分散物Aの場合と同じ ■液組成 ポリビニルブチラール       0.5g(デンカ
ブチラール5000A、電気化字型)トルエン    
         10  mメチルエチルケトン  
      10  d熱移行性色素D−1本(1) 
      2  gジフェニルフタレート     
   0.5gアミノ変性シリコーンオイル     
0.2gホモジナイザーを用いてI液中に■液を乳化分
散して、熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂の分散物Bを
調製した。
〔熱転写色素供与材料101の作製1 片面に熱硬化アクリル樹脂からなる耐熱滑性層を設けた
厚さ4.5−のポリエチレンテレフタレートフィルム(
ルミラー二東し製)を支持体とし、この支持体の耐熱滑
性層を設けた側とは反対の側に下記組成の熱転写色素供
与層、[b]層及び[al形成用塗料組成物(B)及び
(A)を乾膜厚がそれぞれ8p及び2μmとなるように
塗布形成した。支持体の裏面側に、ポリビニルブチラー
ル(ブトベール76;モノサンド製)0.45g/nf
、ポリ(ステアリン酸ビニル)0.3g/rdのスリッ
ピング層をテトラヒドロフラン溶液から被覆して、熱転
写色素供与材料101を作製した。
b                 8分散物8  
           50  g架橋wi*(2) 
(4wt%t%水溶液     0.5d!架[’J寧
(2)  1.2〜ビス(ビニルスルフォニルアセトア
ミド)エタン 軌           a            
   A分散物A              50 
 gフン素糸界面活性剤*(311d (5−t%水溶液) 架橋刑事(2)             0.5ai
!フッ素系界面活性剤傘(2): C+Pt c、F 、 tsOzN −(CH,CJO)−r−(
CHzh−5OaNa(熱転写色素供与材料102の作
製) 熱転写色素供与材料101において、熱転写色素[al
、[b1層形成用塗布組成物(A)及び(B)の代りに
、該塗布組成物(A)のみを乾燥膜厚17pとCるよう
に塗布する以外同様にして熱転写色素供与材料102を
作製した。
(熱転写色素供与材料103の作製) 熱転写色素供与材料101において、熱転写色素供与層
[al、[b1層形成用塗布組成物(A)及び(B)の
代りに該塗布組成物(B)にフッ素系界面活性剤車(3
ン5 ft1%水溶液1dを加え、乾燥膜厚9,2μと
なるように塗布する以外同様にして、熱転写色素供与材
料103を作製した。
(熱転写色素供与材料104の作製) 片面に熱硬化アクリル樹脂からなる耐熱滑性層を設けた
厚さ4,5−のポリエチレンテレフタレートフィルム(
ルミラー;東し製)を支持体とし、この支持体の耐熱滑
性層を設けた側とは反対の側に下記組成の熱転写色素供
与層形成用塗料組成物(A)“をワイヤーバーコーティ
ングにより、乾燥後の厚みが9.4pなるように塗布形
成し、支持体の裏側に、ポリビニルブチラ一ル(ブトバ
ール76:モノサンド製)0.45g/TTf、ポリ(
ステアリン酸ビニル)0.3g/+tfのスリンピング
層をテトラヒドロフラン溶液から被覆して、熱転写色素
供与材料104を得た。
熱移行性色素D−1廖(1)        4gポリ
ビニルブチラール樹脂(デンカ ブチラール5000A :電気化字型)     4g
メチルエチルケトン         40dトルエン
              40dポリイソシアネ−
1・(タケネート [111ON :底円薬品製)        0.2
m(色素受容性ポリマー乳化物Aの調製)土撒組威 ゼラチン水溶液(10重量%)      100gド
デシルベンゼンスルホン酸ソータ50m1(5重量%水
溶液) 水                       5
0m1−Li岨裟 ポリエステル樹脂(ポリエスタ−TP220日本合成化
学■製)30g トルエン             60gメチルエチ
ルケトン         60g熱溶媒(1)”  
             9gH液を調製後、I液を
攪拌しながらその中に■液を添加し、ホモジナイザーを
用いて、15000rpIIで9分間乳化分散して、色
素受容性ポリマー乳化物Aを調製した。
上記において、熱溶媒(1)0としてはジフェニルフタ
レートCDI’P)を第1表に示したように用いた。
(色素受容性ポリマー乳化物Bの調製)土丘組底 水溶製バインダー(1]”         100g
ドデシルベンゼンスルホン酸ソー9’   5(ld(
5重量%水溶液) 水                       5
0m1!m肢 ポリエステル樹脂 (ポリエスタ−TP−220)       30 g
トルエン             60gメチルエチ
ルケトン         60g熱溶媒(1)′″ 
            4.5g熱溶媒(2)”  
            4.5gエポキシ変性シリコ
ーンオイル (KF−100T:信越シリコーン製)     4.
5g上記において、水溶性バインダー(1)*としては
ポリビニルアルコール(PVA:ケン化度98%、重合
度2000 )の10重量%水溶液を、また架橋剤(1
)9としてはポリイソシアネート(KP−90:大日本
インキ■製)を用いた。
■液、■液を十分溶解後、■液をI!!拌しながらその
中に■液を添加し、ホモジナイザーを用いで、1500
0 rpmで9分間乳化分散して、色素受容性ポリマー
乳化物Bを調製した。
(熱転写受像材料塗布液の調製) 第1層: ゼラチン(10重量%水溶液)      100 g
水                      40
g硬膜剤(4重量%水溶液) 〔112−ビス(ビニルスルホニル アセトアミド)エタン]       60d第2N: 色素受容性ポリマー乳化物A     100 g水 
                     50sd
!第3層(最外層): 色素受容性ポリマー乳化物B     l00g水  
                     5011
1界面活性剤(1)”5%溶液       6−(水
/メタノールー1/1容量比) 界面活性側(1)9 (熱転写受像材料R−1及びR−2の作製)厚さ180
g/nfO紙を酸化チタンを分散したポリエチレンで両
面ラミネート(PE厚さ:30−)した支持体上に、上
記第1層〜第3層をそれぞれウェント膜厚が20.60
及び15d/ポに塗布し、乾燥して、第1表の如き熱転
写受像材料R−1を作製した。
更に上記熱転写受像材料R−1と同じ支持体上に、下記
塗布液組成物Aを乾燥時の厚みでlOρとなるように塗
布し、80°Cで5分間、100°Cで30分間乾燥し
て熱転写受像材料R−2を作製した。
塗布液組成物A ポリエステル樹脂          20g(ポリエ
スタ−TP−220) トルエン             100111メチ
ルエチルケトン         100dアミノ変性
シリコーンオイル      3g(KF−857:信
越シリコーン製) 架橋剤(1)”               3g上
記のようにして得られた熱転写色素供与材料と熱転写受
像材料とを色素供与層と受像層が接するようにして重ね
合わせ、熱転写色素供与材料の支持体側からサーマルヘ
ッドを使用し、サーマルヘッドの出力0.25W/ドツ
ト、パルス巾0.15〜15ssec、ドツト密度6ド
ツト/■の条件で熱転写を行い、熱転写受像材料の受像
層にマゼンタの染料を像様に染着させた。更に、同じ熱
転写色素供与材料と、親しい受像材料を用いて、同様な
熱転写をくり返し行い、転写濃度の転写回数依存性を調
べた。そ結果を表−1に示した。
表 上記結果から明らかなように、本発明の色素供与材料は
くり返し熱転写を行っても転写濃度の低下が極めて小さ
いことが分かる。
実施例−2 実施例−1の熱転写色素供与材料101に於いて熱移行
性色素を溶解する熱可塑性樹脂であるポリビニルブチラ
ールをエチルセルロースにかえ、熱移行性色素D−1を
D−2”(2)にかえる以外全く同様にして熱転写色素
供与材料201を作製した。
実施例−1で作製した熱転写受像材料R−2を組み合せ
て、実施例−1と同様にくり返し熱転写を行った。1回
目から3回目までの転写濃度はそれぞれ、2.88.2
.85.2.83とほとんど低下していないことを確か
めた。
(発明の効果) 本発明によれば、多数回転写しても転写濃度が高く、か
つ製造適性の優れた熱転写色素供与材料を得ることがで
きる。
手続補正書

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、熱移行性色素を含有する色素供与層
    を少なくとも二層設けた熱転写色素供与材料において、
    該色素供与層のうちの少なくとも一層が熱移行性色素を
    含む熱可塑性樹脂を水溶性バインダー中に分散した層で
    あることを特徴とする熱転写色素供与材料。
  2. (2)支持体上に、熱移行性色素を含有する色素供与層
    を少なくとも二層設けた熱転写色素供与材料において、
    該色素供与層全てが熱移行性色素を含む熱可塑性樹脂を
    水溶性バインダー中に分散した層であることを特徴とす
    る熱転写色素供与材料。
  3. (3)少なくとも二層以上設けた該色素供与層のうち少
    なくとも支持体に近い方の層が、熱移行性色素及び色素
    溶解剤を含む熱可塑性樹脂を水溶性バインダー中に分散
    した層である請求項(1)又は(2)記載の熱転写色素
    供与材料。
  4. (4)該色素供与層のうち、支持体に近い方の層程、単
    位体積当りの該熱移行性色素の含有率が高いことを特徴
    とする請求項(1)〜(3)のいずれかに記載の熱転写
    色素供与材料。
JP2096289A 1990-04-13 1990-04-13 熱転写色素供与材料 Pending JPH03295688A (ja)

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JP2096289A JPH03295688A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 熱転写色素供与材料
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206384A (ja) * 1992-11-24 1994-07-26 Eastman Kodak Co 感熱色素転写用色素供与体素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06206384A (ja) * 1992-11-24 1994-07-26 Eastman Kodak Co 感熱色素転写用色素供与体素子

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