JPH03126582A - 熱転写受像材料 - Google Patents

熱転写受像材料

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JPH03126582A
JPH03126582A JP1264778A JP26477889A JPH03126582A JP H03126582 A JPH03126582 A JP H03126582A JP 1264778 A JP1264778 A JP 1264778A JP 26477889 A JP26477889 A JP 26477889A JP H03126582 A JPH03126582 A JP H03126582A
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JP1264778A
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English (en)
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Takeo Sakai
坂井 武男
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱転写記録用の熱転写受像材料に関するもので
あり、特に画像濃度が高く、画像保存安定性に優れた熱
転写受像材料に関するものである。
(従来の技術) 近年、情報産業の急速な発展に伴い、種々の情報処理シ
ステムが開発され、またそれぞれの情報処理システムに
適した記録方法および装置も開発、採用されている。こ
のような記録方法の一つとして熱転写記録方法は、使用
する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく、操作性、
保守性にも優れており、カラー化も容易であり、最近広
く使用されている。この熱転写記録方法には大きく分け
て熱)8融型と熱移行型の2種類がある。後者の方法は
支持体上にバインダーと熱移行性色素を含有する色素供
与層を有する熱転写色素供与材料を熱転写受像材料と重
ね合わせて、色素供与材料の支持体側から熱印加し、熱
印加したパターン状に熱移行性色素を記録媒体(熱転写
受像材ff4)に転写させて転写像を得る方法である。
なお、ここで熱移行性の色素とは、昇華または媒体中で
の拡散により熱転写色素供与材料から熱転写受像材料へ
転写しうる色素をいう。
(本発明が解決しようとする課題) この熱移行型の熱転写記録方法に用いられる熱転写受像
材料には、通常有機溶剤可溶性ポリマーが用いられてい
る。しかし有機溶剤を使用することは、製造コストが高
くなる上に有機溶剤を取り扱う作業者の健康管理上から
も好ましくない、このため水分散ポリマーを受像材料に
使用することが試みられていたが、染料の染着性が充分
でなく、高濃度の転写画像を得ようとすると、転写時に
過大な熱量を必要とし、サーマルヘッドの耐久性が劣化
する欠点があった。
高い転写濃度を得るために、飽和ポリエステルにポリビ
ニルピロリドンやヒドロキシエチルセルロース等のポリ
マーを添加する方法(特開昭57107885、特開昭
57−137191)が提案されている。しかしこれら
の方法で製造された受像材料は、転写画像の光照射下に
おける保存性(耐光性)に対して考慮されていない、す
なわち転写画像を室内の蛍光灯下に長期間放置したり、
太陽光にさらされたりしたとき、画像濃度が大きく低下
したり、画像の色が著しく変色したりすることが多い。
耐光性を改良するために、紫外線吸収剤を受像材料に含
有させることが従来から知られているが(例えば特開昭
59−158289、特開昭60−101090、特開
昭6l−229594)、紫外線吸収剤を華に受像材料
に添加すると、紫外線吸収剤が受像層全体に拡散する。
転写された染料は主に受像層の表面に存在するので、添
加された紫外線吸収剤はその効果を十分に発揮すること
ができない。耐光性を良化するために、多量の紫外線吸
収剤を受像層に添加すると、染着された染料が拡散しや
すくなり、画像にじみを生じたり、インクシートとの熱
融着が発生したりする。
本発明は熱転写受像材料を製造する際、有機溶剤の使用
を削減することにより、製造コストと安全上の問題を解
決するとともに、高い転写濃度を得ることのできる熱転
写受像材料を提供し、さらには画像にじみやインクシー
トとの熱融着等の弊害を生ずることなく、良好な耐光性
を有する熱転写受像材料を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記目的は支持体上に、加熱された際に熱転写
色素供与材料から移行してくる色素を受容して画像を形
成するための受像層を少なくとも一層設けた熱転写受像
材料において、該受像層が色素受容性物質を水溶性バイ
ンダー中に分散した組成物よりなり、且つ該受像材料の
受像面構成層の最上層に紫外線吸収剤および〔有機性/
無機性〕値が1.5以上の可塑側の共分散物を含有する
ことを特徴とする熱転写受像材料によって達成されるこ
とが見い出された。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の熱転写受像材料には色素の受像層が設けられる
。この受像層は、印字の際に熱転写色素供与材料から移
行してくる熱移行性色素を受は入れ、熱移行性色素が染
着する働きを有している熱移行性色素を受容しうる物質
を水溶性バインダー中に分散して担持しているものであ
る。
熱移行性色素を受容しうる物質の代表例であるポリマー
としては次のような樹脂が挙げられる。
(イ)エステル結合を有するもの テレフタル酸、イソフタル酸、コハク酸などのジカルボ
ン酸成分(これらのジカルボン酸成分にはスルホン基、
カルボキシル基などが置換していてもよい)と、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールAな
どの縮合により得られるポリエステル樹脂:ポリメチル
メタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリメチ
ルアクリレート、ポリブチルアクリレートなどのポリア
クリル酸エステル樹脂またはポリメタクリル酸エステル
樹脂:ポリカーボネート樹脂:ボリ酢酸ビニル樹脂:ス
チレンアクリレート樹脂:ビニルトルエンアクリレート
樹脂など。具体的には特開昭57−21462、同59
−101395号、同62−238790、同63−7
971号、同63−7972号、同63−7973号、
同60−294862号に記載のものを挙げることがで
きる。また、市販品としては東洋紡製のバイロン290
、バイロン200、バイロン280、バイロン300、
バイロン103、バイロンGK−140、バイロンGK
−13111’−,パイロナールMD−1200、花王
製のATR−2009、ATR−2010などが使用で
きる。
(ロ)ウレタン結合を有するもの ポリウレタン樹脂など。
(ハ)アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂など。
(ニ)尿素結合を有するもの 尿素樹脂など。
(ホ)スルホン結合を有するもの ポリスルホン樹脂など。
(へ)その他極性の高い結合を有するものポリカプロラ
クトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂など。
上記のような合成樹脂に加えて、これらの混合物あるい
は共重合体なども使用できる。
本発明の水溶性バインダーは、公知の種々の水溶性ポリ
マーを使用することができ、なかでも硬膜剤により架橋
反応しうる基を有する水溶性のポリマーが好ましい。
本発明に使用できる水溶性ポリマーとしては、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピリジニウム、カチオン性変
性ポリビニルアルコール等のビニルポリマーおよびその
誘導体(特開昭60−145879号、同60−220
750号、同61−143177号、同61−2351
82号、同61−245183号、同61−23768
1号、同61−261089号参照)、 ポリアクリルアミド、ポリジメチルアクリルアミド、ポ
リジメチルアミノアクリレート、ポリアクリル酸または
その塩、アクリル酸−メタクリル酸共重合体またはその
塩、ポリメタクリル酸またはその塩、アクリル酸−ビニ
ルアルコール共重合体またはその塩等のアクリル基を含
むポリマー(特開昭60−168651号、同62−9
988号参照)、 でんぷん、酸化でんぷん、酢酸でんぷん、アミンでんぷ
ん、カルボキシルでんぷん、ジアルデヒドでんぷん、カ
チオンでんぷん、デキストリン、アルギン酸ソーダ、ゼ
ラチン、アラビアゴム、カゼイン、プルラン、デキスト
ラン、メチルセルロース、エチルセルロース、カル、ボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロースなどの天然ポリマーまた
はその誘導体(特開昭59−174382号、同60−
262685号、同61−143177号、同61−1
81679号、同61−193879号、同61−28
7782号参照)、 ポリビニルメチルエーテル、マレイン酸−酢酸ビニル共
重合体、マレイン酸−N−ビニルピロリドン共重合体、
マレイン酸−アルキルビニルエーテル共重合体、ポリエ
チレンイミンなどの合成ポリマー(特開昭61−327
87号、同61−237680号、同61−27748
3号参照)および 特開昭56−58869号に記載の水溶性ポリマーなど
を挙げることができる。
また、SO,−基、C0〇−基、So!−基等を含むモ
ノマー成分により水可溶化された種々の共重合体も使用
できる。
水溶性バインダーにゼラチンを使用することばセント乾
燥できるため乾燥負荷が少なく、また同時重層塗布が容
易にできるために特に好ましい。
ゼラチンは下記のような種々のゼラチンおよびゼラチン
誘導体が使用できる。具体的には、石灰処理ゼラチン、
脱カルシウム処理した石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン、フタル化ゼラチン、アセチル化ゼラチン、コハク化
ゼラチンなどのゼラチンおよびその誘導体、Bull、
 Soc、 Phot、 Japan。
Na16.P2O(1966)に記載されているような
酵素処理ゼラチン、ゼラチンの加水分解物や酵素分解物
を挙げることができる。
水溶性バインダーとして2種以上の水溶性ポリマーを用
いるときには、予め両者を混合して上記水溶性バインダ
ーとして用いることができる。あるいは、1mのポリマ
ーを含有する水溶液(例えばゼラチン水溶液)で分散液
をつくり、後に他のポリマーを含む水溶液を混合しても
よい。
水溶性バインダーと受容性物質は、重量比で受容性物質
/水溶性バインダー−1〜20、好ましくは2〜10、
特に好ましくは2.5〜7の範囲で使用する。
受容性物質を水溶性バインダー中に分散する方法として
は、疎水性物質を水溶性ポリマーに分散する際の公知の
分散方法のいずれもが使用できる。
代表的には、受容性物質を水と非混和性の有R溶剤に溶
解した液を水溶性バインダーの水溶液と混合して乳化分
散する方法、受容性物質(ポリマー)のラテックスを水
溶性バインダーの水l8液と混合する方法などがある。
本発明の受容層に用いることのできる紫外線吸収剤とし
ては例えば、アリール基で置換されたベンゾトリアゾー
ル化合物(例えば米国特許第3゜533.794号に記
載のもの)、4−チアゾリドン化合物(例えば米国特許
第3.344,794号、同3.352,681号に記
載のもの)、ヘンシフエノン化合物(例えば特開昭46
−2784号に記載のもの)、ケイヒ酸エステル化合物
(例えば米国特許第3,705,805号、同3゜70
7.375号に記載のもの)、ブタジェン化合物(例え
ば米国特許第4,045,229号に記載のもの)、あ
るいは、ヘンジオキサゾール化合物(例えば米国特許第
3,700.455号に記載のもの)を用いることがで
きる。さらに、米国特許第3,499.762号、特開
昭54−48535号に記載のものも用いることができ
る。
また、紫外線吸収性のポリマーなどを用いてもよい。
本発明において用いるに適した紫外線吸収剤は下記一般
式(U−1)〜(U−IV)で表わされる化合物である
一般式 (1)−I ) 11 一般式(U−11) 一般式(U−[11) 一般式 (U−IVン 上記一般式(U−1)〜(U−IV)において、R,−
R,は、同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロ
ゲン原子、アシルオキシ基、脂肪族基、芳香族基、R1
,0−またはR,ff5Ot−を表わし、R6−R1は
同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子
、ヒドロキシ基、脂肪族基、芳香族基、カルボンアミド
基、スルホンアミド基、スルホ基、カルボキシ基、また
はR+?O−を表し、R3゜及びRl lは同じでも異
なっていてもよく水素原子、脂肪族基、ハロゲン原子ま
たはR1?〇−を表わし、R1□、R1及びRI&は同
じでも異なっていてもよく水素原子、脂肪族基または芳
香族基を表わしくただR+sとR16は同時に水素原子
であることはない。)、RI2及びR14は同じでも異
なっていてもよくシアノ基、カルバモイル基、スルファ
モイル基、フォルミル基、−COR,、、SOR+q、
−5OtR+t 、−5OzOR+t、または−COO
R+ ?を表わす、R,、は脂肪族基または芳香族基を
表わす。
ここで脂肪族基とは置換もしくは無置換の直鎖状、分岐
鎖状または環状のアルキル基を示し、芳香族基とは置換
もしくは無置換の単環または縮合環のベンゼン環よりな
る基を示す。
次に、本発明に用いられる一般式(U−1)、(tJ−
It)、(U−111)および(U−rV)で表わされ
る紫外線吸収剤について説明する。
一般式(U−1)〜(U−IV)で示される化合物にお
いて用いられる置換基R1〜R1?の例を以下に示す。
すなわち、ハロゲン原子(フン素、塩素、臭素等)、脂
肪族基(メチル、エチル、n−プロピル、I−プロピル
、5ec−ブチル、t−ブチル、tアミル、t−ヘキシ
ル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、t−オクチル
、ドデシル、ヘキサデシル、トリフルオロアセチル、ベ
ンジル等)、芳香族基(フェニル、トリル、4−メトキ
シフェニル、ナフチル等)、アシルオキシ基(アセチル
オキシ、ヘンジイルオキシ、p−クロロベンゾイルオキ
シ等)、カルボンアミド基(アセトアミド、ベンズアミ
ド、トリフルオロアセトアミド等)、スルホンアミド基
(メタンスルホンアミド、ヘンゼンスルホンアミド、ト
ルエンスルホンアミド等)、カルバモイル基(カルバモ
イル、ジメチルカルバモイル、ドデシルカルバモイル等
)、スルファモイル基(スルファモイル、ジメチルスル
ファモイル、フェニルスルファモイル等)である。
一般式(U−1)〜(U−r’/)で示される化合物は
置換Z Rl−Rltのいずれかにおいて互いに結合し
て二量体あるいはそれ以上の多量体を形成してもよく、
またR1〜R1?のいずれかにおいて高分子主鎖に結合
して高分子状の化合物を形成してもよい。
一般式(U−1)〜(U で示される化合 物の具体例を以下に示すがこれらに限定されることはな
い。
v V−2 U■ (t)CJq V V 0!1 V−5 V−9 11 V−6 0■ (t)CJv y−7; (重量比) UVII U■ 5 V−12 V 3 CIls              C113(−C
Il、−C、CIl□−Ch C−OCOOCH3 x:y=80:20 (N量比) 本発明に於て紫外線吸収剤と共に使用される可塑剤は、
(有機性/無機性)値が1.5以上の化合物であり、沸
点180℃以上の高沸点有機溶剤または融点が35℃〜
250℃を有し、常温で固体であるが、転写時サーマル
ヘッドによって加熱されたとき融解するような化合物(
以下、熱溶剤と称する)が好ましい。ここで有機性、無
機性とは化合物の性状を予測するための概念であり、詳
細は例えば[化学の領域Jll、719頁(1957)
に記載されている。
高沸点有機溶剤および熱溶剤の具体例としては、特開昭
59−83154号、同59−178451号、同59
−178452号、同59−178453号、同59−
178454号、同59−178455号、同59−1
78457号、同62174754号、同62−245
253号、同61−209444号、同61−2005
38号、同62−8145号、同62−9348号、同
62−30247号、同62−136646号等に記載
されているようなエステル類(例えばフタル酸エステル
類、リン酸エステル類、脂肪酸エステル類)、アミド類
(例えば脂肪酸アミド類、スルホアミド類)、エーテル
類、アルコール類、パラフィン類などの化合物が挙げら
れる。
本発明に使用できる高沸点を機溶剤および熱溶剤の好ま
しい具体例を以下に挙げるが、これらに限定されるもの
ではない。尚()の値はく有機性/無機性)値である。
S−1 5−2 (n−C+JItJ”’)T p=。
(13,5) S−3 S 4 S S 1 S 2 5−13 113 C1l。
(3゜ 41) CB。
CHl (2゜ 53) S S HS −9 S 0 S 4 S 5 (’J S 6 n   C+JisCOOCH3 S 7 CIlz  C00C+ zllzs (Jlz  C00C+211□。
(2゜ 27) (6゜ 33) (4゜ 67) H3−22 C+、th+C00C b 1131 S 7 CH20COC。
11zz(n) 11 OCOC+ 11zs(n) CIl□ococ。
11□3(n) S−28 CH20COC tllzs(n) +10 C112 CH20COC ,11is(n) ozou (10゜ 67) (4゜ 33) (2゜ 56) (3゜ 29) (4゜ 00) 5−23  S 5 S 6 CHzOCOC+Jss(n) S 1 S 2 (C+JzsOす−yP=0 S 3 S−35 (5゜ 69) 1(S−36 H3−37 上記紫外線吸収剤および可塑剤は以下に述べるような水
を主体とする溶媒に分散しうる形の共分散物として受像
層の最上層に使用する。ここで共分散物とは、紫外線吸
収剤および可塑剤の両者が分散粒子中に混在して含有し
ている分散物であり、例えば紫外線吸収剤と可塑剤を共
X11!溶剤に熔解した液を水溶性バインダーの水溶液
と混合、乳化分散することにより調製される。乳化分散
の際、アニオン、ノニオン、カチオンまたは両性界面活
性剤を適宜使用することができる。
紫外線吸収剤と可塑剤は、重量比で紫外線吸収剤/可塑
剤=0.02〜1.0、好ましくは0゜05〜0.75
の範囲で使用する。紫外線吸収剤と可塑剤の共分散物は
受像層を構成する最上層に含有されていることが必須で
あるが、これに加えて、中間に位置する層に使用しても
よい。また最上層以外の層に、更に紫外線吸収剤または
可塑剤の各分散物を別々に添加することもできる。紫外
線吸収剤は、最上層の色素受容性物質100重景部に対
して0.5〜20重量部、特に1〜15重量部であるこ
とが好ましい。可塑剤は、最上層の色素受容性物質10
0重量部に対して5〜40、特に7.5〜30重量部で
あることが好ましい。
受像層の厚さは全体で1〜50μm、特に3〜30μm
の範囲が好ましい。2層以上の構成の場合、最外層は0
.1〜10.crm、特に0.2〜6μmの範囲にする
のが好ましい。
本発明の熱転写受像材料に用いる支持体には特に制限は
なく、知られている支持体のいずれもが使用できる。本
発明の下では熱移行性色素に対する拡散性が高い材料も
支持体として使用できる。
一般的な具体例を下記に挙げる。
■合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系などの合
成紙)、■上質紙、アート紙、コート紙、キャストコー
ト祇、壁紙、裏打用紙、合成樹脂またはエマルジョン含
浸紙、合成ゴムラテンクス含浸祇、合成樹脂内添紙、板
紙、セルロース繊維紙、ポリオレフィンコート紙(特に
ポリエチレンで両側を被覆した紙)などの紙支持体、■
ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリスチレン、メタクリレート、ポリカーボ
ネート等の各種のプラスチックフィルムまたはシートと
このプラスチックに白色反射性を与える処理をしたフィ
ルムまたはシートなど。
また、上記■〜■の任意の組合せによる積層体も使用で
きる。
この中でもポリオレフィンコート紙は熱転写時の加熱に
よる凹状の変形を起こさないこと、白色度に優れること
、カールが少ないことなどの特長を有しているので好ま
しい。
ポリオレフィンコート紙については、例えば日本写真学
会線[写真工学の基礎(銀塩写真用)」(コロナ社発行
、1979)223〜240頁に記述されている。この
ポリオレフィンコート紙は基本的には支持シートとその
表面にコートされたポリオレフィン層からなるものであ
る。支持シートは合成樹脂以外のものからなり、一般的
には上質紙が用いられる。ポリオレフィンコートは支持
シートの表面にポリオレフィン層が密着すればどんな方
法で設けられてもよいが、通常はエクストルージョン法
によって塗設される。ポリオレフィンコート層は支持シ
ートの受容層を設ける側の表面にだけ設けてもよいが、
表裏両面に設けてもよい。使用されるポリオレフィンと
しては高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどがあるが、いずれを用いてもかまわない
但し、転写時の断熱効果から考えて、受容層を設ける側
はより熱伝導性の低い低密度ポリエチレンを用いるのが
好ましい。
ポリオレフィンコートの厚みは特に制限はないが、通常
は片面で5〜1100pが好ましい。但し、より高い転
写7店度を得るためには受容層側のポリオレフィンコー
トの厚みは薄い方が好ましい。
ポリオレフィンコートには白色度を増すための酸化チタ
ンや群青などの顔料や充填剤を加えてもよい。またポリ
オレフィンコート祇はその表面(受容層を設ける側およ
び/またはその裏面)に0゜05〜0.4g/rd程度
の薄いゼラチン層を設けたものでもよい。
本発明の熱転写受像材料は、支持体と受像層の間に中間
層を有してもよい。
中間層は構成する材質により、クツション層、多孔層、
熱移行性色素の拡散防止層のいずれか又はこれらの2つ
以上の機能を備えた層であり、場合によっては接着剤の
役目も兼ねている。
熱移行性色素の拡散防止層は、熱移行性色素が支持体に
拡散するのを防止する役目を果たすものである。この拡
散防止層を構成するバインダーとしては、水溶性でも有
機溶剤可溶性でもよいが、水溶性のバインダーが好まし
く、その例としては前述の受容層のバインダーとして挙
げた水溶性バインダー、特にゼラチンが好ましい。
多孔層は、熱転写時に印加した熱が受容層から支持体へ
拡散するのを防止し、印加された熱を有効に利用する役
目を果たす層である。
多孔層のバインダーとして水溶性ポリマーを用いる場合
には、1)水溶性ポリマーに多孔質の微粒子を分散させ
塗布乾燥する、2)機械的な攪はんにより気泡を発生さ
せた水溶性ポリマーの液を塗布乾燥する、3)発泡剤を
加えた水溶性ポリマーの液を塗布前に発泡させて塗布す
るかまたは塗布乾燥過程で発泡させる、4)水溶性ポリ
マー溶液中に有機溶剤(好ましくは水より沸点の高い溶
剤)を乳化分散し、塗布乾燥する過程でミクロボイドを
形成する等の方法で形成することができる。
多孔層として有機溶剤可溶性のバインダーを用いる場合
には、l)ポリウレタン等の合成樹脂エマルジョン、メ
チルメタクリレート−ブタジェン系等の合成ゴムラテ・
ノクスを機械的に攪はんして気泡を発生させた液を支持
体上に塗布し乾燥させる、2)上記合成樹脂エマルジョ
ンまたは合成ゴムラテフクスに発泡剤を混合した液を支
持体上に塗布し乾燥させる、3)塩ビブラスチゾル、ポ
リウレタン等の合成樹脂またはスチレン−ブタジェン系
等の合成ゴムに発泡剤を混合した液を支持体上に塗布し
加熱することにより発泡させる、4)熱可塑性樹脂また
は合成ゴムを有機溶剤に溶解した溶液と該有機溶剤に比
べ蒸発しにくく該有機溶剤に対し相溶性を有しかつ熱可
塑性樹脂または合成ゴムに対して熔解性を有しない非溶
剤(水を主成分とするものを含む)との混合液を支持体
上に塗布し乾燥させミクロポーラス層を形成するなどの
方法を用いることができる。
中間層は、受容層が支持体の両側にある場合は両面に設
けてもよいし、片面のみに設けてもよい。
中間層の厚みは0.5〜50μ、特にX〜20μが好ま
しい。
本発明においては、受像層又は中間層にシリコーン化合
物を含ませることができる。
シリコーン化合物は、分子内にシロキサン結合(−3i
 −0−5i−)を有する化合物であり、特にシリコー
ンオイルが好ましい、シリコーンオイルとしては、無変
性シリコーンオイル以外にオレフィン変性、ポリエーテ
ル変性、アルコール変性、フルオロアルキル変性、アミ
ン変性、カルボキシ変性、エポキシ変性、メルカプト変
性等の変性シリコーンオイルを用いることができる。具
体的な例としては、信越シリコーン−発行の[変性シリ
コーンオイル」技術資料の6〜18B頁に記載の各種変
性シリコーンオイルを挙げることができる。これらのシ
リコーンオイルのうち、本発明には、ポリエーテル変性
シリコーンオイルおよびエポキシ変性シリコーンオイル
が特に好ましい結果を与える。
本発明の熱転写受像材料の少なくとも一方の面の受像層
中または受像層の表面には帯電防止剤を含有させること
もできる。帯電防止剤としては界面活性剤、例えば陽イ
オン型界面活性剤(第4級アンモニウム塩、ポリアミン
誘導体など)、陰イオン型界面活性剤(アルキルフォス
フェートなど)、両性イオン型界面活性剤もしくは非イ
オン型界面活性剤の他に、酸化アルミニウム、酸化スズ
等の金属酸化物などが挙げられる。受像層が片面にのみ
設けられる構成においては、受像層が設けられた面とは
反対の面にも帯電防止剤を使用してもよい。
本発明の熱転写受像材料の受像層、中間層、保護層、バ
ンク層等の構成層には、例えばシリカ、クレー、タルク
、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸
バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライト、酸化
亜鉛、リトポン、酸化チタンなどの微粉末を加えてもよ
い。
受像層、特に最外層の水溶性バインダーにシリカの微粉
末を含有させることが好ましい。ここでシリカとは、二
酸化ケイ素または二酸化ケイ素を主成分とする物質をい
う。受像層中に含有させる微粉末シリカとしては、平均
粒径10〜100mμ、比表面積250rd/g未満の
もの、より好ましくは平均粒径10〜50mμ、比表面
積20〜20Or//gのものが用いられる。また微粉
末シリカの含有量は、これを含有させる層の全重量に対
して、5〜90重量%、好ましくは10〜60重量%の
範囲である。
本発明においては、上述した受像層に更に退色防止剤を
含ませることができる。油溶性の退色防止剤は熱移行性
色素の受容物質と共にを機溶剤に溶解し水溶性バインダ
ー中に乳化分散して受像層中に含有させるのが好ましい
退色防止剤としては、例えば酸化防止剤、あるいはある
種の金属錯体がある。酸化防止剤としては、例えばクロ
マン系化合物、クマラン系化合物、フェノール系化合物
(ヒンダードフェノール類など)、ハイドロキノン誘導
体、ヒンダードアミン誘導体、スピロインダン系化合物
などがある。また、特開昭61−1593644号記載
の化合物も有効である。
金属錯体としては、米国特許第4241155号、同第
4245018号第3〜36fiI、同第425419
5号第3〜8欄、特開昭62−174741号、同第6
1−88256 (27)〜(29)頁、特願昭62−
234106号、同6231096号、同62−230
596号等に記載されている化合物がある。
有用な退色防止剤の例は特開昭62−215272号(
125)〜(137)頁に記載されている。
上記の酸化防止剤、金属錯体はこれら同士を組み合わせ
て使用してもよい。
更に本発明においては、上述した受像層又は中間層に蛍
光増白剤を含ませることができる。蛍光増白剤の例とし
ては、K、 VeenkataramanW rThe
Chemistry of 5ynthetic Dy
es J第5巻第8章、特開昭61−143752号な
どに記載されている化合物を挙げることができる。より
具体的にはスチルベン系化合物、クマリン系化合物、ビ
フェニル系化合物、ベンゾオキサシリル系化合物、ナフ
タルイミド系化合物、ピラゾリン系化合物、カルボスチ
リル系化合物、2,5−ジベンゾオキサゾールチオフェ
ン系化合物などが挙げられる。蛍光増白剤は退色防止剤
と組み合わせて使用することができる。
本発明の熱転写受像材料の受像層、中間層、バンク層等
の構成層には硬膜剤を含有させることができる。
本発明に用いることの出来る該硬膜剤としては、例えば
アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキサール、ゲ
ルタールアルデヒドなど)、N−メチロール化合物(ジ
メチロール尿素、メチロールジメチルヒダントインなど
)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシジオキサ
ンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−)リアクリ
ロイル−へキサヒドロ−5−)リアジン、ビス(ビニル
スルホニル)メチルエーテル、N、N’−エチレンビス
(ビニルスルホニルアセタミド)、N、N’トリメチレ
ン−ビス(ビニルスルホニルアセタミド)など〕、活性
ハロゲン化合物(2,4−ジり〔1ルー6−ヒドロキン
−5−1−リアジンなど)、ムコハロゲン酸類(ムコク
ロル酸、ムコフェノキシクロル酸など)、エポキシ系化
合物、イソオキサゾール類、ジアルデヒドでん粉、1−
クロル6−ヒドロキシトリアジニル化ゼラチンなどを挙
げることが出来る。その具体例は、米国特許1゜870
.354号、同2,080,019号、同2.726.
162号、同2,870,013号、同2,983.6
11号、同2,992.109号、同3.047,39
4号、同3. 057. 723号、同3,103.4
37号、同3.321313号、同3,325.287
号、同3,362.827号、同3.490,911号
、同3539.644号、同3,543.292号、英
国特許676.628号、同825.544号、同1,
270.578号、ドイツ特許872.153号、同1
,090.427号、同2.749260号、特公昭3
4−7133号、同46−1872号などに記載がある
これらのゼラチン硬膜剤のうち、特にアルデヒド類、活
性ビニル化合物、活性ハロゲン化合物が好ましい。
本発明の熱転写受像材料は熱転写色素供与材料と組合せ
て使用される。
熱転写色素供与材料は、基本的には支持体上に熱移行性
の色素とバインダーを含有する熱転写層を有するもので
ある。熱転写色素供与材料は、従来公知の熱移行性色素
になる染料とバインダー樹脂とを適当な溶剤中に溶解ま
たは分散させて塗工液を調製し、これを従来公知の熱転
写色素供与材料用の支持体の一方の面に、例えば約0.
2〜5μ、好ましくは0.4〜2μの乾燥膜厚になる塗
布量で塗布乾燥して熱転写層を形成することにより得ら
れる。
また、必要に応じて例えばEP194106A等に記載
の帯電防止層や特開昭62−51490号等に記載の滑
性層を設けてもよい。
このような熱転写層の形成に有用である色素としては、
従来熱転写色素供与材料に使用されている色素はいずれ
も使用できるが、本発明で特に好ましいものは、約15
0〜800程度の小さい分子量を有するものであり、転
写温度、色相、耐光性、インキおよびバインダー樹脂中
での熔解性、分散性などを考慮して選択される。
具体的には、例えば分散染料、塩基性染料、油溶性染料
などが挙げられるが、とりわけ、スミカロンイエローE
 4 G L 、ダイアニクスイエローH2G−FS、
ミケトンポリエルテルイエロー3GSL、カヤツセトイ
エロー937、スミカロンレッドEFBL、ダイアニク
スレソドACE、ミケトンポリエルテルレッドFB、カ
ヤツセトレンド126、ミケトンファストブリリアント
ブルーB、カヤセットブルー136などが好適に用いら
れる。
また特開昭59−78895号、同60−28451号
、同60−28453号、同60−53564号、同6
1−148096号、同60−239290号、同60
−31565号、同6030393号、同60−535
65号、同60−27594号、同61−262191
号、同60−152563号、同61−244595号
、同62、−196186号、同63−142062号
、同63−39380号、同62−290583号、同
63−111094号、同63−111095号、同6
3−122.594号、同63−71392号、同63
−74685号、同63−74688号、特願昭61−
41285号(下記の一般式で表わされる色素を記載。
R1 2 式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、アルコキシカルボニル基、シアノ基、または
カルバモイル基を表し、R2は水素原子、アルキル基ま
たはアリール基を表し、R3はアリール基またはヘテリ
ル基を表し、R4、R2は同じでも異なってもよく、各
々水素原子またはアルキル基を表す。上記の置換基は更
に置換されていてもよい)等に記載のイエロー色素、特
開昭60−2238[i2号、同62−28452号、
同6O−315(i3号、同59−78896号、同6
0−31564号、同60−303391号、同61−
227092号、同61−227091号、同60−3
0392号、同6030694号、同60−13129
3号、同61−227093号、同60 15’909
1号、同61−262190号、同62−33688号
、同63−5992号、同61−12392号、同62
−55194号、同62−297593号、同63−7
4685号、同63−74688号、同62−9788
6号、同62−132685号、同61−163895
号、同62−211190号、同62−99195号、
特願昭62−220793号(下記一般式の色素を記載
\  / −4 式中、R+ 、Rzは水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリール基、
アリールオキシ基、アラルキル基、シアノ基、アシルア
ミノ基、スルホニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチ
オ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カル
バモイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アシル
基、アミン基を表し、R3、R4はアルキル基、シクロ
アルキル基、アラルキル基、アリール基を表す。R3と
R1は互いに結合して環を形成してもよく、またR2と
Rz 、RzとR4が結合して環を形成してもよい。n
はO〜3の整数を表す、X、Yおよ5 びZは−C=または窒素原子を表す(ここでR2は水素
原子、アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、
アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ
基を表す)、またXとYが、5 あるいはy(!:zが−C=の時、互いに結合して飽和
ないし不飽和炭素環を形成してもよい。上記の置換基は
さらに置換されていてもよい)等に記載のマゼンタ色素
、 特開昭5!178894号、同59−227490号、
同60−151098号、同59−227493号、同
61−244594号、同59227948号、同60
°−131292号、同60−172591号、同60
−151097号、同60−131294号、同60−
217266号、同60−31559号、同60−53
563号、同61−255897号、同60−2392
89号、同61−22993号、同61−19396号
、同61−368493号、同61−35994号、同
61−31467号、同61−148269号、同6m
−49893号、同61−57651号、同60−23
9291号、同60239292号、同61−2844
89号、同62−191191号、同62−13829
1号、同62−288656号、同63−57293号
、同63−15853号、同63−144089号、同
63−15790号、同62−311190号、同63
−74685号、同63−74688号、同62−13
2684号、同62−87393号、同62−2551
87号、特願昭62−176625号(下記一般式の色
素を記載。
R+ \ 式中、Q、は少なくとも1個の窒素原子を含み、結合す
る炭素原子と共に5員環以上の含窒素複素環を形成する
に必要な原子群を表し、R3はアシル基またはスルホニ
ル基を表し、R2は水素原子または炭素数1〜6の脂肪
族基を表し、R3は水素原子またはハロゲン原子、アル
コキシ基または炭素数1〜6の脂肪族基を表し、R4は
ハロゲン原子、アルコキシ基または炭素数1〜6の脂肪
族基を表し、nはO〜4の整数を表す。R3はR3もし
くはR2またはR4と結合して環を形成してもよい。R
2およびR6は水素原子、炭素数1〜6の脂肪族基また
は芳香族基を表す。Rs、Raは互いに結合して環を形
成してもよい。またR3および/またはR6はR4と結
合して環を形成してもよい)等に記載のシアン色素も好
適に用いられる。
また、上記の色素と共に用いるバインダー樹脂としては
、このような目的に従来公知であるバインダー樹脂のい
ずれも使用することができ、通常耐熱性が高く、しかも
加熱された場合に色素の移行を妨げないものが選択され
る。例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート、ポリアクリル
アミド、ポリスチレン−2−アクリロニトリル)、ポリ
ビニルピロリドンを始めとするビニル系樹脂、ポリ塩化
ビニル系樹脂(例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
)、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン、ポリフェ
ニレンオキサイド、セルロース系樹脂(例えばメチルセ
ルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、セルロースアセテート水素フタレート、酢酸セル
ロース、セルロースアセテートプロピオネート、セルロ
ースアセテートブチレート、セルローストリアセテート
)、ポリビニルアルコール系樹脂(例えばポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラールなどの部分ケン化ポリ
ビニルアルコール)、石油系樹脂、ロジン誘m体、クマ
ロン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン)などが
用いられる。
このようなバインダー樹脂は、例えば色素100重量部
当たり約80〜600重量部の割合で使用するのが好ま
しい。
本発明において、上記の色素およびバインダー樹脂を溶
解または分散するためのインキ溶剤としては、従来公知
のインキ溶剤が自由に使用でき、具体的にはアルコール
系としてメタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール、ブタノール、イソブクノール等、ケトン系として
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン等、芳香族系としてトルエン、キシレン等、
ハロゲン系としてジクロルメタン、トリクロロエタン等
、ジオキサン、テトラヒドロフラン等およびこれらの混
合物が挙げられる。これらの溶剤は使用する色素を所定
濃度以上に、かつバインダー樹脂を十分に溶解または分
散するものとして選択して使用することが重要である。
例えば、色素とバインダー樹脂との合計重量の約9〜2
0倍の量の溶剤を使用するのが好ましい。
以上の如くして得られる熱転写色素供与材料は、本発明
の熱転写受像材料と重ね合わせ、いずれかの面から、好
ましくは熱転写色素供与材料の裏面から、例えばサーマ
ルヘッド等の加熱手段により画像信号に従って加熱され
る。これにより熱転写層中の色素を比較的低エネルギー
で容易に熱転写受像材料の受容層に、加熱エネルギーの
大小に応じて移行転写することができ、優れた鮮明性、
解像性の階調のあるカラー画像を得ることができる。
熱転写色素供与材料用の支持体としては、従来公知のも
のがいずれも使用できる0例えばポリエステル(ポリエ
チレンテレフタレートなど)、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、クラシン紙、コンデンt−i、セルロースエス
テル、化11Jマーポリエーテル、ポリアセタール、ポ
リオレフィン、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリプロピレン、ポリスルホン、セロファン、ポリ
アミド等が挙げられる。
熱転写色素供与材料用支持体と一般に厚みが2〜30μ
である。これはまた必要に応じて下塗り層で被覆しても
よい。また、裏面に、サーマルヘッドが基材色素供与材
料に粘着するのを防止するためのスリッピング層を被覆
してもよい。そのようなスリッピング層は、ポリマーバ
インダーを含有するあるいは含有しない潤滑物質、例え
ば界面活性剤、液体潤滑剤、固体潤滑剤またはこれらの
混合物よりなる。
本発明においては、熱転写色素供与材料を熱転写受像材
料と重ね合わせ、いずれかの面から、好ましくは熱転写
色素供与材料の裏面から、例えばサーマルヘッド等の加
熱手段により画像情報に応じた熱エネルギーを与えるこ
とにより、色素供与層の色素を熱転写受像材料に加熱エ
ネルギーの大小に応じて転写することができ、優れた鮮
明性、解像性の階調のあるカラー画像を得ることができ
る。
加熱手段はサーマルヘッドに限らず、レーザー光(例え
ば半導体レーザー)、赤外線フラッシュ、熱ペンなどの
公知のものが使用できる。
本発明において、熱転写色素供与材料は熱転写受像材料
と組合せることにより、熱印字方式の各種プリンターを
用いた印字、ファクシミリ、あるいは磁気記録方式、光
磁気記録方式、光記録方式等による画像のプリント作成
、テレビジョン、CR7画面からのプリント作成等に利
用できる。
熱転写記録方法の詳細については、特開昭603489
5号の記載を参照できる。
以下に実施例を示し、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 (熱転写色素供与材料(A)の作製) 片面に熱硬化アクリル樹脂からなる耐熱滑性層を設けた
厚さ5.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(ルミラー:東し製)を支持体とし、この支持体の耐熱
滑性層を設けた側とは反対の側に下記組成の熱転写色素
供与層形成用塗料組成物(A)をワイヤーバーコーティ
ングにより、乾燥後の塗布量がl g/rdとなるよう
に塗布形成して熱転写色素供与材料(A)を得た。
休   色          除      (λ)
シアン分散染料(a)(下記)        4部ポ
リビニルブチラール樹脂     4.5部(エスレソ
クBX−1:清水化学製) メチルエチルケトン         45部トルエン
              45部ポリイソシアネー
ト        0.2部(タケネートDIION:
武田薬品製)シアン分散染料(at 第2層: パイロナールMD−1200100g 40%液(飽和ポリエステル水分散液 東洋紡n) 分散液−1 熱転写受像材料(101〜109)の作製)厚み200
μmの写真用のポリエチレンコート祇(原紙が150μ
m、表側に27μm、裏側に23μmのポリエチレンを
ラミネート、表側にはゼラチンの下塗り)を用い、表面
に下記組成の受像層用塗布液(支持体側より第−層、第
二層とする)をギーサー塗布によって、ドライ膜厚がそ
れぞれ1μm、7.5μmになるように塗布、乾燥して
受像材料(101〜107)を作製した。
第1層: lO%ゼラチン水?容ン(tE         10
0g水                      
 40d硬膜剤t1)14%水溶液        6
0+dポリエーテル変性シリコーンオイル   3gK
F−615A (信越化学工業側) 界面活性剤12+”” 5%水溶液     20M1
水                      34
5m上記において紫外線吸収剤+11と可塑剤fl)は
表1に示したものを用いた。
注−1)1 硬膜剤(11:1,2−ビス(ビニルスル
ホニウムアセトアミド)エタン O界面活性剤(1):ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ 中0界面活性剤(21: CI+117SO2NCII
□CIl□C00KCz II q 注−2)分散液−1の調製法 紫外線吸収剤および可塑剤を酢酸エチルに溶解する。こ
の液に攪拌しながら10%ゼラチン水溶液と界面活性剤
および水の混合溶液を添加し、ホモジナイザーを用いて
15000rpmで9分間乳化分散を行なう。
次に第2層として下記の塗布液を使用し、その他は上記
と同様にして、紫外線吸収剤を従来の方法で受像層に添
加した受像材料(108と109)を作製した。
受像材料108用塗布液(第2層用) パイロナールMD−120040%液 ong 受像材料103川分散液      202g(表−1
参照) ポリエーテル変性シリコーンオイル   3gKF−6
15A 紫外線吸収剤UV−610%液   25−界面活性剤
(2)5%水溶液      20−水       
                32〇−受像材料1
09用塗布液(第2層用) パイロナールMD−120040%液 00g 受像材料103用分子l’t、/&、202g(表〜1
参照) ポリエーテル変性シリコーンオイル   3gKF−6
15A 紫外線吸収剤UV−610%液   50d界面活性剤
(2)5%水溶液      20耐水       
              295−上記のようにし
て得られた熱転写色素供与材料と熱転写受像材料とを色
素供与層と受像層が接するようにして重ね合わせ、熱転
写色素供与材料の支持体側からサーマルへラドを使用し
、サーマルヘッドの出力0.25W/ドツト、パルス巾
0゜15〜15 m5ec、  ドツト密度6ドノト/
mmの条件で印字を行い、熱転写受像材料の受像層にシ
アン染料を像様に染着させた。
(性能評価) l轟1皮: 得られた記録ずみの熱転写受像材料の濃度が飽和してい
る部分(Dsax )をステータスAフィルターを用い
て反射濃度を測定した。
貞圭■拉旦ム工 得られた記録ずみの熱転写受像材料を60℃のインキュ
ベーターに1ケ月間保存し、色像のにじみを観察した。
にじみの評価基準は以下のとおりである。
×:著しくにじんでいる。
Δ:わずかににじんでいる。
O:にじみが認められない。
負朱支足作工 得られた記録済みの熱転写受像材料を7日間15.00
0ルツクスの蛍光灯に照射し、色像の安定性を調べた。
照射の前後でステータスA反射濃度を測定し、その比で
安定度を評価した。
結果を表−1に示した。
表−1から明らかなごとく、本発明によって作製した受
像ソートは、転写4度が高く、且つ色像安定性も良好で
あり、画像のにしみも認められなかった。これに較べ、
紫外線吸収剤を従来の方法により、塗布液に直接添加し
た受像シート(108,109)は、色像安定性が劣り
、画像のにしみも認められた。
実施例−2 (ポリエステル水分散液への調製) ■/&: 10%ゼラチン水溶液        50g界面活性
剤(2)5%水溶液       501#1水   
                     4〇−■
′4.: ポリエステル樹脂(1)          40 g
トルエン              60gメチルエ
チルケトン         60g■液を溶解後1液
を撹拌しながらその中に■液を添加し、ホモジナイザー
を用いて、15000rmpで9分間乳化分散してポリ
エステル水分散液Aを調製した。
ポリエステル樹脂(1rのモノマー組成(モル%)TP
A   IPA   5IPA   BTS−A−BD
   BG25  25  1    24.5   
24.5分子量約20,000 なおここで TPA−テレフタル酸 IPA−イソフタル酸 0Ja CH。
BG=エチレングリコール である。
(熱転写受像材料(201〜203)の作製)実施例−
1で使用したのと同じ支持体上に、下記組成の受像層用
塗布液(第二層用、第−層は実施例−1と同じ)をギー
サー塗布によって、ドライ膜j1が第−層1μm、第二
層7.5μmになるように塗布、乾燥して受像材料(2
01〜2o3)を作製した。
受像材料(201)用塗布液(第2層用)ポリエステル
水分散液A       300g実施例−1の磁10
4用分散液   205gポリエーテル変性シリコーン
オイル   3gKF−615A 界面活性剤(2)5%水溶液       20ad水
                     140−
受像材料(202)用塗布液(第2層用)ポリエステル
水分散液A       300g実施例−1の隘10
6用分散液   205gポリエーテル変性シリコーン
オイル   3gKF−615A 界面活性剤(2)5%水溶液       201R1
水                      14
0d受像材料(203)用塗布液(第2層用)ポリエス
テル水分散液A       300g実施例−1の階
103用分散液   205gポリエーテル変性シリコ
ーンオイル   3gKF−615A 紫外線吸収剤UV−610%液   25−界面活性剤
(2)5%水溶液       2〇−水      
               115−受像材料(2
01〜203)について、実施例−1と同様に熱転写色
素供与材料(A)と重ね合わせ、サーマルへラドを使用
して印字を行い、シアン染着画像を得た。得られた転写
画像について実施例−1と同様にして最高濃度、画像の
にじみ、色像安定性の評価を行なった。結果を表−2に
示す。
表−2から明らかなごとく、本発明によって作成した受
像シートは転写濃度、画像のにじみ、色像安定性のいず
れも良好であった。
実施例−3 (熱転写色素供与材料(B、C)の作製)実施例−1の
熱転写色素供与材料(A)のシアン分散染料falの替
りに、下記のマゼンタ分散染料fbl、またはイエロー
分散染料(e)を使用し、その他は実施例−1と同様に
して、マゼンタ熱転写色素供与材料(B)およびイエロ
ー熱転写色素供与材料(C)を作製した。
マゼンタ分散染料(bl 受像材料(302)用塗布液(比較例)受像材料(30
3)用塗布液(比較例)(熱転写受像材料(301〜3
03)の作製)厚み150μの合成紙(正字油化製:y
upo−FGP−150)を用い、表面に下記組成の受
像層用塗布液(支持体側より第−層、第二層、第三層と
する)をギーサー塗布によって、ドライ膜厚がそれぞれ
1μms4μm、3.5mμになるように塗布、乾燥し
て受像材料(101〜103)を作製した。
受像材料(301)用塗布1(本発明)これらの受像材
料について熱転写色素供与材料(A>、(B)および(
C)とそれぞれ重ね合わせ、実施例−1と同様にサーマ
ルヘッドを使用して印字を行い、それぞれシアン、マゼ
ンタ、イエローの染着画像を得た。得られた転写画像に
ついて実施例−1と同様にして最高濃度、画像のにじみ
、色像安定性の評価を行なった。結果を表−3に示す。
手続補正書 事件の表示 平成1 手持願第26μ771、 発明の名称 熱転写受像材料 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に、加熱された際に熱転写色素供与材料から移
    行してくる色素を受容して画像を形成するための受像層
    を少なくとも一層設けた熱転写受像材料において、該受
    像層が色素受容性物質を水溶性バインダー中に分散した
    組成物よりなり、且つ該受像材料の受像面構成層の最上
    層に紫外線吸収剤および〔有機性/無機性〕値が1.5
    以上の可塑剤の共分散物を含有することを特徴とする熱
    転写受像材料。
JP1264778A 1989-09-14 1989-10-11 熱転写受像材料 Pending JPH03126582A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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